JP2007271390A - Tapコントローラ装置及びtapコントローラ制御方法 - Google Patents

Tapコントローラ装置及びtapコントローラ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部端子を増やさずに複数のTAPコントローラを切り換えられるようにすることである。
【解決手段】子のTAPコントローラ13を用いてテストを行う場合には、親のTAPコントローラ12がフリップフロップ15の出力を「1」に、フリップフロップ16の出力を「0」する信号を出力する。フリップフロップ15の出力が「1」になると、TDI、TCK等の信号が子のTAPコントローラ13に入力し、子のTAPコントローラ13が有効となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路ブロックの試験に用いられる複数のTAPコントローラからなるTAPコントローラ装置及びその制御方法に関する。
半導体集積回路の設計では、階層単位、機能単位などで複数のブロックに分けて設計が行われる。半導体集積回路の動作試験は試験用コントローラを用いて回路ブロック単位で行われる。
特許文献1には、回路ボード試験システムにおいて、境界走査マスタ仮想機械が、試験・診断ホストプロセッサから出力されるコマンドに従って複数の回路ボードに対して試験プログラムを実行させることが記載されている。
特許文献2には、マルチプロセッサシステムにおいて、2個のTAPコントローラを切り換えて2個のCPUのデバッグを行うことが記載されている。
特許文献3には、テストアクセスポートを有する最上位レベル試験制御装置とその最上位レベル試験制御装置と接続される複数の下位レベル試験制御回路とを備える集積回路において、回路ブロックの試験動作を下位レベルから上位レベルまたはその反対に行うことが記載されている。
ところで、半導体集積回路の動作試験では、回路を複数のブロックに分け、各ブロック単位の試験が複数のTAP(Test Access Port)コントローラを用いて行われる。TAPコントローラには外部からテストデータ、テストクロック信号等を供給するためのTAP端子(外部端子)が必要となるが、そのTAP端子はテスト専用端子となるのでTAP端子の数を増やすことは望ましくない。
そのため、従来、以下の2つの方法が採用されていた。
(1)上位のTAPコントローラと下位のTAPコントローラを設け、外部端子から上位のTAPコントローラに所定のインストラクションを与え、その上位のTAPコントローラから下位のTAPコントローラにインストラクションを与えて各ブロックのテストを行う。
(2)複数のTAPコントローラのテストデータ端子、テストクロック端子等をセレクタを介して外部端子に接続し、セレクタにより選択したTAPコントローラにブロックの試験を行わせる。
しかしながら上記(1)の方法は、下位のTAPコントローラに上位のTAPコントローラから与えられるインストラクションを解釈する機能が必要となるので、下位のTAPコントローラの回路規模が大きくなるという問題点があった、
また、上記(2)の方法は、セレクタにどのTAPコントローラを選択させるかを切り換える制御信号を供給するための外部端子が必要となる。従って、TAPコントローラの数が増えると、外部端子の数もそれに応じて増やす必要があり、半導体集積回路を小型化する上で問題となる。
特開平7−181231号公報 特開2004−164367号公報 特表2004−500712号公報
本発明の課題は、外部端子を増やさずに複数のTAPコントローラを切り換えられるようにすることである。
本発明は、回路ブロックの試験を行うための複数のTAPコントローラを有するTAPコントローラ装置において、テスト信号が入力する親のTAPコントローラと、テスト信号が入力する複数の子のTAPコントローラと、入出力端子がチェイン状に接続され、それぞれの出力信号により前記親のTAPコントローラと前記複数の子のTAPコントローラの動作を有効または無効にする複数のラッチ回路とを有し、前記親のTAPコントローラは、前記複数のラッチ回路の内の特定のラッチ回路の出力信号を所望の値に設定する信号を出力して前記複数の子のTAPコントローラの中の特定の子のTAPコントローラを有効にする。
この発明によれば、親のTAPコントローラが複数の子のTAPコントローラの内の特定の子のTAPコントローラの動作を有効にして、回路ブロックのテストに用いるTAPコントローラを切り換えることができる。これにより、TAPコントローラを切り換えるための切り換え信号を入力する外部端子が不要となる。
本発明のTAPコントローラ装置において、前記親のTAPコントローラは、前記複数のラッチ回路の先頭のラッチ回路に特定のラッチ回路の出力を所望の値に設定する信号を出力し、該信号をクロック信号に同期したタイミングで順次シフトさせて特定のラッチ回路に保持させる。
このように構成することで特定のラッチ回路の出力を所望の値に設定して特定の子のTAPコントローラを有効にすることができる。
本発明のTAPコントローラ装置において、前記複数の子のTAPコントローラは、少なくとも第1及び第2の子のTAPコントローラからなり、前記第1の子のTAPコントローラの出力側と前記第2の子のTAPコントローラの入力側との間に接続される第1のセレクタと、前記第2の子のTAPコントローラの出力側に接続される第2のセレクタとを有する。
このように構成することで、第1の子のTAPコントローラが有効な場合には、その第1の子のTAPコントローラのテスト信号が第2のセレクタを介してテスト端子に出力されるので、複数の子のTAPコントローラのテスト信号を出力する回路の構成を簡素にできる。
本発明のTAPコントローラ装置において、前記複数のラッチ回路のリセット端子に、テスト信号として与えられるテストデータ入力信号と、親のTAPコントローラから出力されるリセット信号との論理積を取った信号を出力する回路を有する。
このように構成することで、テストデータ入力信号とリセット信号の両方が有効とならないと回路がリセットされないので、不要なリセットが動作を防止できる。
本発明によれば、外部端子を増やさずに複数のTAPコントローラを切り換えて回路ブロックの試験を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態のTAPコントローラ装置11の回路図である。
この第1の実施の形態のTAPコントローラ装置11は複数のTAPコントローラ12〜15からなり、バイポーラトランジスタまたはMOSトランジスタ等からなる半導体集積回路(LSI)上に形成される。TAPコントローラ12〜15は半導体集積回路の回路ブロックのテストを行うためのものである。
TAPコントローラ装置11は、親のTAPコントローラ12と、複数の子のTAPコントローラ13,14と、子のTAPコントローラ13,14をイネーブルまたはディセーブルにするフリップフロップ15,16と、子のTAPコントローラ13,14の出力と入力の一方を選択するセレクタ18,19と、親のTAPコントローラ12の出力とセレクタ19の出力の一方を選択してテストデータ出力端子TDOに出力するセレクタ20等からなる。
TAPコントローラ装置11が実装される半導体集積回路には、回路ブロックのテストに使用されるテスト信号を入出力するための外部端子(TAP端子)が設けられている。TAP端子には、例えば、バウンダリスキャンで使用されるテストデータ入力信号TDI(Test Data In)、テストクロック信号TCK(Test Clock)、テストモード選択信号TMS(Test Mode Select)、テストリセット信号TRST(Test Reset)が入力する。
親のTAPコントローラ12の入力端子は、それらの外部入力端子と接続されており、テストデータ入力信号TDIと、テストクロック信号TCKと、テストモード選択信号TMSと、テストリセット信号TRSTが入力する。なお、テストクロック信号TCKはANDゲートAND9を介して入力する。
フリップフロップ15とフリップフロップ16とフリップフロップ17は、それぞれ出力端子と入力端子がチェイン状に接続されている。フリップフロップ15のデータ入力端子Dには、親のTAPコントローラ12から出力されるイネーブル信号FF用Scan Chain信号が入力する。各フリップフロップ15〜17のクロック端子CKには、親のTAPコントローラ12から出力されるイネーブル信号FF用クロック信号が入力し、リセット端子にはテストリセット信号TRSTが入力する。
フリップフロップ15,16は2個の出力端子を有しているが、この2個の出力端子には同じ信号が出力される。各フリップフロップに2系統の出力信号線を設けることで、出力側の負荷に応じて信号線毎にバッファを挿入することができる。
フリップフロップ16のデータ入力端子には、チェイン接続された前段のフリップフロップ15の出力信号が入力し、クロック端子CKには、親のTAPコントローラ12から出力されるイネーブル信号FF用クロック信号が入力する。
親のTAPコントローラ12に入力するテストデータ入力信号TDI、テストクロック信号TCK、テストモード選択信号TMS、テストリセット信号TRSTは、それぞれANDゲートAND1〜4とANDゲートAND5〜8の入力端子に入力している。
ANDゲートAND1〜4の他方の入力端子には、フリップフロップ15の出力信号が入力し、ANDゲートAND1〜4の出力は、子のTAPコントローラ13の4個の入力端子に入力する。
従って、フリップフロップ15の出力信号が「1」のときには、テストデータ入力信号TDIと、テストクロック信号TCKと、テストモード選択信号TMSと、テストリセット信号TRSTが子のTAPコントローラ13に入力される。
子のTAPコントローラ13の出力信号は、セレクタ18の一方の入力端子(0側入力)に入力している。セレクタ18の他方の入力端子(1側入力)にはテストデータ入力信号TDIが入力している。
セレクタ18の制御端子には、セレクタ18の選択動作を制御する制御信号がフリップフロップ15から入力している。セレクタ18は、制御信号が「0」のとき、0側入力を選択して出力し、制御信号が「1」のとき、つまりフリップフロップ15の出力信号が「1」のとき、1側入力の子のTAPコントローラ13の出力信号を選択してANDゲートAND5に出力する。
ANDゲートAND5の他方の入力端子には上記のセレクタ18の出力信号が入力し、ANDゲート5の入力端子にはテストクロック信号TCKが、ANDゲートAND7の入力端子にはテストモード選択信号TMSが、ANDゲートAND8の入力端子にはテストリセット信号TRSTが入力する。
ANDゲート5〜8の他方の入力端子には、フリップフロップ16の出力信号が入力し、ANDゲートAND5〜8の出力は、子のTAPコントローラ14の4個の入力端子に入力する。
従って、フリップフロップ16の出力信号が「1」のときには、セレクタ18の出力信号と、テストクロック信号TCKと、テストモード選択信号TMSと、テストリセット信号TRSTが子のTAPコントローラ14に入力される。
子のTAPコントローラ14の出力信号は、セレクタ18の一方の入力端子(0側入力)に入力している。セレクタ18の他方の入力端子(1側入力)にはテストデータ入力信号TDIが入力している。
セレクタ19の制御端子には、セレクタ19の選択動作を制御する制御信号がフリップフロップ16から入力している。セレクタ19は、制御信号が「0」のとき、0側入力を選択して出力し、制御信号が「1」のとき、つまりフリップフロップ16の出力信号が「1」のとき、1側入力の子のTAPコントローラ14の出力信号を選択してセレクタ20に出力する。
フリップフロップ17のデータ入力端子Dには、フリップフロップ16の出力信号が入力し、クロック端子CKにはイネーブル信号FF用クロック信号が入力している。フリップフロップ17の出力信号はセレクタ20の制御端子に入力し、その出力信号の反転信号がANDゲートAND9に入力している。ANDゲートAND9の他方の入力端子にはテストクロック信号TCKが入力する。
親のTAPコントローラ12は、フリップフロップ17の出力信号が「0」のときイネーブルとなり、「1」のときTCKが「0」になり状態が固定される。フリップフロップ17は、テストリセット信号TRSTがイネーブルとなったとき出力信号が「0」となり、このとき親のTAPコントローラ12が有効となる。
セレクタ20の0側入力には親のTAPコントローラ12の出力信号が入力し、1側入力には、セレクタ19の出力信号が入力する。セレクタ20の選択動作を制御する制御端子にはフリップフロップ17の出力信号が供給されている。
フリップフロップ15,16,17の出力状態は、親のTAPコントローラ12から出力されるイネーブル信号FF用Scan Chain信号と、イネーブル信号FF用クロック信号により決定される。すなわち、イネーブル信号FF用Scan Chain信号として特定のタイミングでハイレベルの信号を出力し、そのハイレベルの信号をクロック信号に同期したタイミングで各フリップフロップを順にシフトさせる。そして、特定のフリップフロップの出力をハイレベルに設定して特定の子のTAPコントローラの動作を有効にする。さらに、最終段のフリップフロップ17の出力をハイレベルにして親のTAPコントローラ12を無効にする。これにより、任意の子のTAPコントローラをイネーブルにして所望の回路ブロックのテストを行うことができる。
また、例えば、子のTAPコントローラ13が有効なときには、セレクタ18は1側入力の子のTAPコントローラ13から出力されるテストデータ入力信号TDIを選択してセレクタ19に出力する。セレクタ19は、子のTAPコントローラ14が無効のとき、0側入力のセレクタ18の出力信号を選択してセレクタ20に出力する。セレクタ20は、このときフリップフロップ17の出力信号が「1」となっているので、1側入力、つまりセレクタ19の出力信号を選択してテストデータ出力端子TDOに出力する。
従って、子のTAPコントローラ13が有効なときには、子のTAPコントローラ13から出力されるテストデータ入力信号TDIが、セレクタ18〜20を介してテスト出力端子TDOに出力され、回路ブロックのテストが行われる。このように複数の子のTAPコントローラ13,14と親のTAPコントローラ12の出力をセレクタで選択して出力することでテストデータをテストデータ出力端子TDOに出力する回路の構成を簡素にできる。
ここで、図2を参照してTAPコントローラ装置11の動作を説明する。図2の縦軸は信号のレベルを示し、横軸は時間を示している。時間軸は矢印tで示す方向(水平左方向)に時間が経過することを表している。また、図2の縦軸のTAP(子1)用イネーブル信号FFとは、フリップフロップ15の出力信号を示し、TAP(子2)用イネーブル信号FFとは、フリップフロップ16の出力信号を示し、TAP(親)用イネーブル信号FFとは、フリップフロップ17の出力信号を示す。
最初に各TAPコントローラを初期化する初期化フェイズを実行する。この初期化フェイズでは、外部入力端子のTAP端子からイネーブル信号を入力し、所定のインストラクションを与えて動作モードを設定する。このとき、どの子のTAPコントローラをイネーブルにするかを指定するコマンドをテストデータ入力信号TDIとして外部から親のTAPコントローラ12に入力し、さらに特定の子のTAPコントローラをイネーブルにするためのテストデータ入力信号TDIを入力する。親のTAPコントローラ12は、外部から与えられるコマンドを解析し、さらにテストデータ入力信号TDIに基づいて特定の子のTAPコントローラをイネーブルにするイネーブル信号FF用Scan Chain信号と、イネーブル信号FF用クロック信号を生成して出力する。
ハイレベルのイネーブル信号FF用Scan Chain信号はイネーブル信号FF用クロック信号の立ち上がり(図2の時刻t1)に同期してフリップフロップ15にラッチされる。その結果、図2の時刻t1で、TAP(子1)用イネーブル信号FFがハイレベルになる。このTAP(子1)用イネーブル信号FFは、フリップフロップ15の出力信号であるので、ANDゲートAND1〜4の一方の入力が全て「1」となり、他方の入力端子に入力するTDI信号、TCK信号、TMS信号、TRST信号が子のTAPコントローラ13に入力する。
このとき、フリップフロップ16の出力信号(図2の時刻t1におけるTAP(子2)用イネーブル信号FF)とフリップフロップ16の出力信号(図2の時刻t1におけるTAP(親)用イネーブル信号FF)は両方ともローレベルとなっている。
従って、時刻t1においては、子のTAPコントローラ13はイネーブル、子のTAPコントローラ14はディセーブル、親のTAPコントローラ12はイネーブルになっている。
次のイネーブル信号FF用クロック信号の1周期で、イネーブル信号FF用Scan Chain信号がローレベルに変化すると、そのローレベルの信号がイネーブル信号FF用クロック信号の立ち上がり(図2の時刻t2)でフリップフロップ15にラッチされ、フリップフロップ15の出力信号がローレベルに変化する。
時刻t2の前の時点では、フリップフロップ15の出力信号はハイレベルであったので、時刻t2のタイミングでフリップフロップ16の出力信号(図2のTAP(子2)用イネーブル信号FF)は、ローレベルからハイレベルに変化する。このとき、フリップフロップ17の出力信号(図2のTAP(親)イネーブル信号FF)はローベルの状態を維持する。
従って、時刻t2において、子のTAPコントローラ13はディセーブル、子のTAPコントローラ14はイネーブル、親のTAPコントローラ12はイネーブルになる。
次のイネーブル信号FF用クロック信号の1周期の間で、イネーブル信号FF用Scan Chain信号がハイレベルに変化すると、そのハイレベルの信号がイネーブル信号FF用クロック信号の立ち上がり(図2の時刻t3)でフリップフロップ15にラッチされ、フリップフロップ15の出力がハイレベルに変化する。
時刻t3の前の時点では、フリップフロップ15の出力信号はローレベルであったので、時刻t3のタイミングでフリップフロップ16の出力信号(図2のTAP(子2)用イネーブル信号FF)はローレベルに変化する。
また、時刻t3の前の時点では、フリップフロップ16の出力信号はハイレベルであったので、時刻t3のタイミングでフリップフロップ17の出力信号(図2のTAP(親)用イネーブル信号FF)がハイレベルに変化する。
上記のようにして子のTAPコントローラ13をイネーブルに設定し、さらに親のTAPコントローラ12をディセーブルに設定することで、動作するTAPコントローラを子のTAPコントローラ13に切り換え、その子のTAPコントローラ13にテストデータを供給して所望の回路ブロックのテストを行うことができる。
上記の説明は、子のTAPコントローラ13をイネーブルにするときの設定手順について説明したが、子のTAPコントローラ14をイネーブルにするときの手順も同様である。また、テストリセット信号TRSTをイネーブルにすれば、フリップフロップ17の出力をローレベルにして親のTAPコントローラ12をイネーブルにすることができる。
上述した第1の実施の形態によれば、LSIに複数のTAPコントローラが実装されている場合に、複数のTAPコントローラを切り換えるためのセレクタ回路の切り換え信号を外部から入力するための外部端子を設ける必要がなくなる。これにより回路テスト用の外部端子の数を減らし、その外部端子を他の信号に割当ることが可能となる。また、親のTAPコントローラから子のTAPコントローラに命令を与えてTAPコントローラを切り換える方法のように子のTAPコントローラに親からの命令を解析する機能を設ける必要が無いので子TAPコントローラの回路を簡素にできる。
上記の実施の形態は、LSIの内部の回路ブロックのテストのためのTAPコントローラの例について説明したが、回路基板上の回路ブロックをテストするTAPコントローラにも適用できる。子のTAPコントローラは、2個に限らず何個でも良い。
(付記1) 回路ブロックの試験を行うための複数のTAPコントローラを有するTAPコントローラ装置において、
テスト信号が入力される親のTAPコントローラと、
テスト信号が入力される複数の子のTAPコントローラと、
入出力端子がチェイン状に接続され、それぞれの出力信号により前記親のTAPコントローラと前記複数の子のTAPコントローラの動作を有効または無効にする複数のラッチ回路とを有し、
前記親のTAPコントローラは、前記複数のラッチ回路の内の特定のラッチ回路の出力信号を所望の値に設定する信号を出力して前記複数のTAPコントローラの中の特定の子のTAPコントローラを有効にするTAPコントローラ装置。
(付記2) 前記親のTAPコントローラは、前記特定のラッチ回路の出力を所望の値に設定する信号を先頭のラッチ回路に出力し、該信号をクロック信号に同期したタイミングで順次シフトさせて前記特定のラッチ回路に保持させる付記1記載のTAPコントローラ装置。
(付記3) 前記複数の子のTAPコントローラは、少なくとも第1及び第2の子のTAPコントローラからなり、前記第1の子のTAPコントローラの出力側と前記第2の子のTAPコントローラの入力側との間に接続される第1のセレクタと、
前記第2の子のTAPコントローラの出力側に接続される第2のセレクタとを有する付記1記載のTAPコントローラ装置。
(付記4) 前記第1のセレクタは、前記第1の子のTAPコントローラが有効なとき、前記第1の子のTAPコントローラから出力されるテスト信号を選択して前記第2の子のTAPコントローラに出力し、前記第2のセレクタは、前記第2の子のTAPコントローラが無効なときは、前記第1のセレクタから出力されるテスト信号を選択して出力し、前記第2の子のTAPコントローラが有効なときには、前記第2の子のTAPコントローラから出力されるテスト信号を選択して出力する付記3記載のTAPコントローラ装置。
(付記5) 前記複数の子のTAPコントローラは、少なくとも第1及び第2の子のTAPコントローラからなり、前記第1の子のTAPコントローラの出力側と前記第2の子のTAPコントローラの入力側との間に接続される第1のセレクタと、
前記第2の子のTAPコントローラの出力側に接続される第2のセレクタと、
前記親のTAPコントローラの出力と前記第2のセレクタの出力とが入力され、一方の入力を選択してテスト端子に出力する第3のセレクタとを有する付記1記載のTAPコントローラ装置。
(付記6) 前記第1のセレクタは、前記第1の子のTAPコントローラが有効のとき、前記第1の子のTAPコントローラから出力されるテスト信号を選択して前記第2の子のTAPコントローラに出力し、前記第2のセレクタは、前記第2の子のTAPコントローラが無効なときは、前記第1のセレクタから出力されるテスト信号を選択して前記第3のセレクタに出力し、前記第2の子のTAPコントローラが有効なときには、前記第2の子のTAPコントローラから出力されるテスト信号を選択して前記第3のセレクタに出力し、前記第3のセレクタは、前記親のTAPコントローラが無効なときには、前記第2のセレクタの出力を選択してテスト端子に出力し、前記親のTAPコントローラが有効なときには、前記親のTAPコントローラから出力されるテスト信号を前記テスト端子に出力する付記5記載のTAPコントローラ装置。
(付記7) 回路ブロックの試験を行うための複数のTAPコントローラを制御するTAPコントローラ制御方法であって、
入出力端子がチェイン状に接続され、それぞれの出力信号により前記親のTAPコントローラと前記複数の子のTAPコントローラを有効または無効にする複数のラッチ回路を有し、
前記複数のラッチ回路の内の特定のラッチ回路の出力信号を所望の値に設定する信号を親のTAPコントローラから出力して、前記複数の子のTAPコントローラの中の特定の子のTAPコントローラを有効にするTAPコントローラ制御方法。
(付記8) 前記親のTAPコントローラは、前記特定のラッチ回路の出力を所望の値に設定する信号を先頭のラッチ回路に入力し、該信号を順次シフトさせて前記特定のラッチ回路に保持させる付記7記載のTAPコントローラ制御方法。
(付記9) 前記複数の子のTAPコントローラは、少なくとも第1及び第2の子のTAPコントローラからなり、前記第1の子のTAPコントローラの出力側と前記第2の子のTAPコントローラの入力側との間に第1のセレクタを接続し、前記第2の子のTAPコントローラの出力側に第2のセレクタを接続した付記7記載のTAPコントローラ制御方法。
第1の実施の形態のTAPコントローラ装置の回路図である。 TAPコントローラ装置の動作タイミングを示す図である。
符号の説明
11 TAPコントローラ装置
12 親のTAPコントローラ
13,14 子のTAPコントローラ
15〜17 フリップフロップ
18〜20 セレクタ

Claims (5)

  1. 回路ブロックの試験を行うための複数のTAPコントローラを有するTAPコントローラ装置において、
    テスト信号が入力される親のTAPコントローラと、
    テスト信号が入力される複数の子のTAPコントローラと、
    入出力端子がチェイン状に接続され、それぞれの出力信号により前記親のTAPコントローラと前記複数の子のTAPコントローラの動作を有効または無効にする複数のラッチ回路とを有し、
    前記親のTAPコントローラは、前記複数のラッチ回路の内の特定のラッチ回路の出力信号を所望の値に設定する信号を出力して前記複数の子のTAPコントローラの内の特定の子のTAPコントローラを有効にするTAPコントローラ装置。
  2. 前記親のTAPコントローラは、前記特定のラッチ回路の出力信号を所望の値に設定する信号を先頭のラッチ回路に出力し、該信号をクロック信号に同期したタイミングで順次シフトさせて前記特定のラッチ回路に保持させる請求項1記載のTAPコントローラ装置。
  3. 前記複数の子のTAPコントローラは、少なくとも第1及び第2の子のTAPコントローラからなり、前記第1の子のTAPコントローラの出力側と前記第2の子のTAPコントローラの入力側との間に接続される第1のセレクタと、
    前記第2の子のTAPコントローラの出力側に接続される第2のセレクタとを有する請求項1記載のTAPコントローラ装置。
  4. 前記複数の子のTAPコントローラは、少なくとも第1及び第2の子のTAPコントローラからなり、前記第1の子のTAPコントローラの出力側と前記第2の子のTAPコントローラの入力側との間に接続される第1のセレクタと、
    前記第2の子のTAPコントローラの出力側に接続される第2のセレクタと、
    前記親のTAPコントローラの出力と前記第2のセレクタの出力とが入力され、一方の入力を選択してテスト端子に出力する第3のセレクタとを有する請求項1記載のTAPコントローラ装置。
  5. 回路ブロックの試験を行うための複数のTAPコントローラを制御するTAPコントローラ制御方法であって、
    入出力端子がチェイン状に接続され、それぞれの出力信号により前記親のTAPコントローラと前記複数の子のTAPコントローラを有効または無効にする複数のラッチ回路を有し、
    前記複数のラッチ回路の内の特定のラッチ回路の出力信号を所望の値に設定する信号を親のTAPコントローラから出力して、前記複数の子のTAPコントローラの中の特定の子のTAPコントローラを有効にするTAPコントローラ制御方法。
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