JP2007269760A - 油性メイクアップ化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】次の成分(a)および(b);(a)ダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物、(b)長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、寒天を配合することにより、使用感においては、のびが軽くベタツキの無いもので、塗布膜が厚く均一になることによりツヤやツヤ感の持続性が向上し、塗布部位との密着感(付着性)が得られるため二次付着防止効果と乾燥感のなさに優れることを特徴とする油性メイクアップ化粧料に関する。
【選択図】なし
Description
また、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンを配合し、塗布膜中において水分により高粘度化し顔料を落ちにくくする技術(例えば特許文献6)や、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンと、パーフルオロアルキル基を含有する液状油剤又は、分岐エステル油及び(半)固体脂とを組み合わせることにより、化粧持ちに加え使用感を向上させた技術(例えば特許文献7、8)等が検討されていた。
また、特許文献6〜8記載の技術では、ツヤ感の減少は少ないものの、塗布後に経時で乾燥を感じるといった問題が残されている。すなわち、ポリオキシアルキレン変性シリコーンを配合した場合の二次付着防止効果の発現は、該成分が水分を吸収することによって塗付膜を増粘し、顔料等の付着性を向上するというメカニズムに起因するものであるが、塗布膜の均一性が得られないため、塗付膜が薄い場合は乾燥感があり、塗布膜を厚くすると負担感を引き起こす場合があった。
そこで、使用感(のびの軽さとベタツキの無さ)に優れ、化粧膜のツヤ及びツヤ感の持続性、二次付着防止効果、保湿感(乾燥感のなさ)に優れた油性メイクアップ化粧料が求められていた。
これは、肌や口唇に塗布後、経時で化粧膜が吸水し、その結果、化粧膜が増粘し、肌や口唇への付着力が向上することにより二次付着防止効果が得られるメカニズムは二次付着防止剤のメカニズムと同様であるが、二次付着防止剤のみが吸水するのではなく、油剤であるエステル化合物も保水することにより、均一な化粧膜を保ちながら増粘し、肌や口唇との付着力があがり、二次付着防止効果を高めることができた。また、二次付着防止剤のみが吸水する場合は、一般的には、化粧膜に厚みや均一性、透明感が得られにくいため、ツヤ感、保湿感を高めることができなかったが、本発明においては、化粧膜に厚みや均一性、透明感が得られるため、結果として、ツヤ感、保湿感のある化粧膜を得ることができた。
(a)下記化学式(1)に示すダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物
R3OCO−R1−(−COO−R2−OCO−R1−)n−COOR3 ・・・(1)
(式中、R1はダイマー酸残基を、R2はダイマージオール残基を、R3はイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
(b)長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、寒天から選ばれる1種または2種以上の二次付着防止剤
を配合する油性メイクアップ化粧料を提供するものである。
本発明に用いられる成分(a)のダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物(以下、単に「エステル化合物」と表す場合がある)は、下記一般式(1)で表すことができる。
R3OCO−R1−(−COO−R2−OCO−R1−)n−COOR3 ・・・(1)
(式中、R1はダイマー酸残基を、R2はダイマージオール残基を、R3はイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
出発物質である、ダイマー酸は、不飽和脂肪酸の分子間重合反応によって得られるが、炭素数が11〜22の不飽和脂肪酸を2量化して得られ、炭素数36程度の二塩基酸が主成分である。CAS番号で、61788−89−4が該当する。また、ダイマー化反応において、二重結合を水素化した、水素添加ダイマー酸が好ましい。市販品としては、例えばPRIPOL1006、同1009、同1015、同1025等(ユニケマ社製)が挙げられる。
ダイマージオールは、前記ダイマー酸及び/又はその低級アルコールエステルを触媒存在下で水素添加して、ダイマー酸のカルボン酸部分をアルコールとした炭素数36程度のジオールを主成分としたものである。市販品としては、例えばPRIPOL2033等(ユニケマ社製)が挙げられる。
イソステアリルアルコールは、ダイマー酸の副産物から得られた脂肪酸を還元して得られるものや、ガーベット法により得られるもの、アルドール縮合法により得られるもの等が挙げられるが、特に限定されずいずれのものを使用することもできる。市販品としては、例えばSpeziol C18 ISOC(コグニス社製)等が挙げられる。
成分(a)の製造において、中間体としてオリゴマーエステルを得る場合、中間体であるダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルは、それぞれの仕込み比を変えることにより、得られるエステルの平均エステル化度や平均分子量を調整することができる。その仕込み比の範囲は、ダイマー酸1モル当量に対してダイマージオールを0.4〜0.9モル当量であることが好ましい。更に、イソステアリルアルコールでエステル化する場合、残存するカルボキシル基に対し0.8〜1.5モルであることが好ましい。
本発明において、二次付着防止剤とは、吸水力を有する化合物で、特に化粧膜を形成後、経時で化粧膜が吸水し、その結果、化粧膜が増粘することにより、塗布部位への付着力が向上し二次付着防止の作用が生じるものである。
これらの市販品として、例えば長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンとしてABIL EM90(ゴールドシュミット社製)、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンとしてKF―6015、KF−6017、KF−6028(信越化学工業社製)、カルボキシビニルポリマーとしてカーボポール940(グッドリッチケミカル社製)、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとしてペミュレンTR−1、TR−2(NOVEON社製)、カーボポール1342(グッドリッチケミカル社製)等が挙げられる。また、寒天は通常公知の寒天を用いることができ、特開平5−317008号公報に開示されている酸処理等を施して分子を切断させた、低強度寒天等が挙げられる。
これら成分は、何れも必要に応じて1種又は2種以上を用いることができる。
更にまた、水性成分はモイスチャー効果を付与する目的で用いることができ、水及び水に可溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。
また更に、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等が、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等が、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等がそれぞれ挙げられる。
(合成例1)
「ダイマー酸ダイマージオールオリゴマーエステルイソステアリルアルコールエステル化合物」
水素添加ダイマー酸(PRIPOL1006:ユニケマ社製)200g(0.348モル)及びダイマージオール(PRIPOL2033:ユニケマ社製)132g(0.243モル)を反応器に仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら5時間エステル化反応を行い、中間体であるダイマー酸ダイマージオールオリゴマーエステル(ダイマー酸:ダイマージオール=1:0.7)323gを得た。さらに、当該オリゴマーエステル307gとイソステアリルアルコール(Speziol C18 ISOC:コグニス社製)59g(0.217モル)を反応器に仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら10時間エステル化反応を行い、目的のエステル化合物351gを得た。得られたエステル化合物は、色相ガードナー2、酸価5.2、ケン化価111、粘度15,000mPa・s、屈折率1.48であった。
表1に示す処方及び下記に示す製造方法により、スティック状口紅を製造した。得られた各スティック状口紅について、光沢計の測定値にてツヤを評価した。また、官能評価により、使用感(のびの軽さとベタツキの無さ)、密着感、塗布膜の均一性、ツヤ感の持続性、二次付着防止効果、保湿感(乾燥感のなさ)を評価した。その結果を表1にあわせて示す。
*2:合成例1のエステル化合物
*3:ポリブテン100R(出光興産社製)
*4:ペミュレン TR−2(グッドリッチケミカル社製)
*5:KF−6028(信越化学工業社製)
*6:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
*7:5%パーフルオロアルキルリン酸ジエタノールアミン処理
*8:3%(ジメチコン/メチコン)コポリマー処理
(製造方法)
A:成分1〜12を110〜120℃にて加熱溶解後、成分13〜19を加えて、均一混合する。
B:Aに成分20〜23を加えて均一に混合する。
C:Bに成分24を加えて加熱し、脱泡後、金型に流し込み充填し、冷却して成型する。
1.(ニ)ツヤ
各スティック状口紅を三本ローラーで2回処理を行いペースト状にし、ガラス板上に膜厚10μmのアプリケーターで皮膜を形成させ、測定サンプルとする。これを光沢計VG−1D(日本電色工業社製)にて、光沢度を測定した。その測定値を下記の基準により判断し、◎〜××の5段階にて判定した。
(光沢度) :(判定)
45.0以上 :非常に良好:◎
40.0以上45.0未満:良好 :○
35.0以上40.0未満:やや良好 :△
30.0以上35.0未満:不良 :×
30.0未満 :非常に不良:××
(イ)ののびの軽さとベタツキの無さ、(ロ)の密着感、(ハ)の塗布膜の均一性、(ホ)のツヤ感の持続性、(ヘ)の二次付着防止効果(ト)の乾燥感のなさについて、専門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し評点を付け、試料毎にパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
なお、(ホ)のツヤ感の持続性と(ト)の乾燥感のなさについては、各試料を唇に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、3時間後のツヤ感及び乾燥感のなさについて評価した。
また、(ヘ)の二次付着防止効果については、各試料を唇に塗布し、一時間後ティッシュペーパーを唇にあて、ティッシュペーパーへの転写のなさの程度を評価した。
(絶対評価)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(判定基準)
(評点平均値) :(判定)
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
2点を超えて3点以下:やや不良 :△
2点以下 :不良 :×
これに対して成分(a)が配合されていない比較例1では、特に密着感、ツヤとツヤ感の持続性、乾燥感のなさの点で良いものが得られなかった。成分(a)の替わりに、ツヤの向上が期待できるポリブテンを配合した比較例2では、特に、のびが軽くベタツキが無さ、二次付着防止効果の点で良いものが得られなかった。成分(b)を配合していない比較例3では、特に二次付着防止の点で良いものが得られなかった。成分(b)の替わりにアルギン酸ナトリウムを含有した比較例4では、特にツヤとツヤ感の持続性、二次付着防止効果、乾燥感のなさの点で良いものが得られなかった。
(成分) (%)
1.セレシンワックス 6
2.ポリエチレンワックス *9 2
3.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
4.ポリイソブチレン 10
5.流動パラフィン 15
6.エステル化合物 *2 10
7.ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン *10 5
8.煙霧状シリカ *11 3
9.フッ素化合物処理雲母チタン *7 5
10.赤色202号 0.1
11.黄色4号 1.5
12.酸化チタン 2
13.黒酸化鉄 0.2
14.赤色104号アルミニウムレーキ 1.5
15.ビタミンE 0.5
16.香料 適量
*9:Performaren 655(ニューフェーズテクノロジー社製)
*10:KF−6015(信越化学工業社製)
*11:AEROSIL 300(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分1〜7を100℃にて均一溶解する。
B:Aに成分8〜16を加え均一に分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して固形状口紅を得た。
実施例6は、使用感においては、のびが軽くベタツキの無いもので、塗布膜が厚く均一になることによりツヤやツヤ感の持続性が向上し、唇との密着感(付着性)が得られるため二次付着防止効果と乾燥感のなさに優れた固形状口紅であった。
(成分) (%)
1.デキストリン脂肪酸エステル *12 6
2.エステル化合物 *2 30
3.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
4.ポリイソブチレン 10
5.流動パラフィン 10
6.重質流動イソパラフィン 15
7.長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン
変性オルガノポリシロキサン *13 10
8.煙霧状シリカ *14 3
9.フッ素化合物処理雲母チタン *7 5
10.赤色202号 0.1
11.黄色4号 0.6
12.酸化チタン 0.5
13.黒酸化鉄 0.1
14.赤色104号アルミニウムレーキ 0.5
15.パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 1
16.ビタミンE 0.5
17.香料 適量
*12:レオパールKL(千葉製粉社製)
*13:ABIL EM90(ゴールドシュミット社製)
*14:AEROSIL 380S(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分1〜7を90℃にて均一溶解する。
B:Aに成分8〜16を加え均一に分散する。
C:容器に充填して油性ゲル状口紅を得た。
実施例7は、使用感においては、のびが軽くベタツキの無いもので、塗布膜が厚く均一になることによりツヤやツヤ感の持続性が向上し、唇との密着感(付着性)が得られるため二次付着防止効果と乾燥感のなさに優れた油性ゲル状口紅であった。
(成分) (%)
1.エチレンプロピレンコポリマー *1 7
2.セレシン 7
3.ミツロウ 5
4.ワセリン 10
5.エステル化合物 *2 20
6.ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン *5 5
7.トリイソステアリン酸ジグリセリル 残量
8.2−エチルヘキサン酸セチル 20
9.酢酸トコフェロール 0.5
10.N−ラウロイル−グルタミン酸ジ(オクチルドデシル
/フィトステリル/ベヘニル) *15 10
11.ビタミンE 0.5
12.香料 適量
*15:エルデュウ PS−304(味の素社製)
(製造方法)
A:成分1〜10を110〜120℃にて加熱溶解する。
B:Aに成分11〜12を加えて均一に混合する。
C:Bを脱泡後、型に流し込み充填し、冷却して成型する。
実施例8は、使用感においては、のびが軽くベタツキの無いもので、塗布膜が厚く均一になることによりツヤやツヤ感の持続性が向上し、唇との密着感(付着性)が得られるため二次付着防止効果と乾燥感のなさに優れたスティック状リップクリームであった。
(成分) (%)
1.キャンデリラワックス 5
2.マイクロクリスタリンワックス 10
3.ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン *5 2
4.ポリエチレンワックス *16 0.5
5.トリイソステアリン酸ポリグリセリル 10
6.エステル化合物 *2 5
7.トリ(カプリル・カプリン酸)グリセライド 残量
8.煙霧状シリカ *6 0.1
9.微粒子酸化チタン 1
10.微粒子酸化亜鉛 1
11.酸化チタン 8
12.硫酸バリウム 2
13.セリサイト 15
14.ベンガラ 1
15.黄酸化鉄 2
16.黒酸化鉄 0.5
17.カルボキシビニルポリマー *17 0.1
18.1,3−ブチレングリコール 0.5
19.アロエエキス 適量
20.香料 適量
*16:Performalene 500(ニューフェーズテクノロジー社製)
*17:カーボポール940(グッドリッチケミカル社製)
(製造方法)
A:1〜7を100℃にて均一溶解する。
B:Aに8〜20を加え均一に分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して油性ファンデーションを得た。
実施例9は、使用感においては、のびが軽くベタツキの無いもので、塗布膜が均一で、肌との密着感(付着性)が得られるため二次付着防止効果と乾燥感のなさに優れた油性ファンデーションであった。
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 5
2.セレシンワックス 10
3.トリイソステアリン酸ポリグリセリル 4
4.α−オレフィンオリゴマー *18 2
5.長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン
変性オルガノポリシロキサン *13 10
6.エステル化合物 *2 10
7.スクワラン 残量
8.ジカプリン酸プロピレングリコール 15
9.ステアリル変性アクリレートシリコーン *19 15
10.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
11.モノオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 0.8
12.寒天 *20 0.1
13.球状ナイロン粉末 5
14.シリコーン処理タルク *8 10
15.赤色202号 0.5
16.青色404号 1
17.シリコーン処理酸化チタン *8 2
18.煙霧状シリカ *12 1
19.コラーゲン水溶液 適量
20.香料 適量
*18:ノムコートHPD−C(日清オイリオ社製)
*19:KP−561(信越化学工業社製)
*20:伊那寒天 UP−37CS(伊那食品工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜11を100℃にて均一溶解する。
B:Aに成分12〜20を加え、均一に混合分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して油性アイカラーを得た。
実施例10は使用感においては、のびが軽くベタツキの無いもので、塗布膜が均一になることによりツヤやツヤ感の持続性が向上し、肌との密着感(付着性)が得られるため二次付着防止効果と乾燥感のなさに優れた油性アイカラーであった。
Claims (3)
- 次の成分(a)および(b);
(a)下記一般式(1)に示すダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物
R3OCO−R1−(−COO−R2−OCO−R1−)n−COOR3 ・・・(1)
(式中、R1はダイマー酸残基を、R2はダイマージオール残基を、R3はイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
(b)長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、寒天から選ばれる1種または2種以上の二次付着防止剤
を配合することを特徴とする油性メイクアップ化粧料。 - 前記成分(b)の配合量が0.1〜15質量%であることを特徴とする請求項1記載の油性化粧料。
- 前記の油性メイクアップ化粧料が口唇化粧料であることを特徴とする請求項1または2記載の油性メイクアップ化粧料。
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