JP2007267308A - 画像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【構成】 CPU24は、記録媒体50に記録された複数の画像を順次指定し、指定された画像を再生する。このような複数の画像の順次再生(スライドショー再生)を行うに当たって、CPU24は、指定される画像の総数を検出し、再生される画像の更新周期を検出結果に応じて異なる周期に設定する。したがって、画像の総数に応じた周期で画像が更新される。
【効果】 効率的に画像を確認できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像再生装置に関し、特にたとえば、複数の画像の順次再生(スライドショー再生)を行う、画像再生装置に関する。
従来この種の装置としては、特許文献1に開示されたものが知られている。この従来技術は、画像の状態(例えばファイルサイズ,コントラストの大小など)を判別し、判別結果に応じて画像の表示時間を変更する。これによって、画像の状態に合ったスライドショー再生が可能となる。
また、特許文献2に開示されたものも知られている。この従来技術は、各画像から日時情報を抽出し、抽出された日時情報に関連する楽曲を選択し、そして選択された楽曲の音声をスライドショー再生の際に出力する。これにより、画像と楽曲とを一体的に楽しめる。
特開2004−320379号公報〔H04N 5/93,5/225,5/91〕 特開2004−104674号公報〔H04N 5/91,G06F 17/30,G06K 9/00,G06T 1/00,H04N 1/387〕
しかし、特許文献1の従来技術では、スライドショー再生の対象となる画像の数や状態によっては、画像の確認に長い時間がかかる場合がある。
特許文献2の従来技術では、画像の撮影日時に関連する楽曲を出力するだけなので、演出効果に乏しい。また、楽曲はスラードショー再生毎に選択されるので、すなわち画像毎に楽曲を選択するわけではないので、画像によっては楽曲との関連性が薄く、楽しめないときがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、効率的に画像を確認できる、画像再生装置を提供することである。
この発明の他の目的は、娯楽性を向上させることができる、画像再生装置を提供することである。
請求項1の発明に従う画像再生装置(10)は、記録手段(S13)によって記録された複数の画像を順次指定する指定手段(S21)、指定手段によって指定された画像を再生する再生手段(S63)、指定手段によって指定される画像の総数を判別する総数判別手段(S23)、および再生手段によって再生される画像の更新周期を総数判別手段の判別結果に応じて異なる周期に設定する設定手段(S27〜S35)を備える。
指定手段は、記録手段によって記録された複数の画像を順次指定する。指定手段によって指定された画像は、再生手段によって再生される。指定手段によって指定される画像の総数は、総数判別手段によって判別される。設定手段は、再生手段によって再生される画像の更新周期を、総数判別手段の判別結果に応じて異なる周期に設定する。
したがって、画像の総数に応じた周期で画像が更新されるので、効率的に画像を確認できる。
請求項2の発明に従う画像再生装置は、請求項1に従属し、指定手段によって指定された画像の属性情報を検出する情報検出手段(S71)、および再生手段によって再生される画像の更新動作に関連して情報検出手段によって検出された属性情報に対応する第1特殊効果処理を実行する第1処理手段(S73)をさらに備える。
指定手段によって指定された画像の属性情報は、情報検出手段によって検出される。第1処理手段は、再生手段によって再生される画像の更新動作に関連して、情報検出手段によって検出された属性情報に対応する第1特殊効果処理を実行する。
したがって、各画像の属性に応じた第1特殊効果処理が実行されるので、娯楽性が高まる。
請求項3の発明に従う画像再生装置は、請求項2に従属し、検出手段によって検出される属性情報は画像を撮影したときのモード情報を含む。これにより、各画像を撮影したときの状況の推定が可能となる。
請求項4の発明に従う画像再生装置は、請求項2または3に従属し、第1特殊効果処理は画像および音声の一方に特殊効果を施す処理である。
請求項5の発明に従う画像再生装置は、請求項1ないし4のいずれかに従属し、再生手段によって再生された画像に現れる人物の数を判別する人数判別手段(S77)、および再生手段によって再生される画像の更新動作に関連して人数判別手段の判別結果に対応する第2特殊効果処理を実行する第2処理手段(S91〜S99)をさらに備える。
再生手段によって再生された画像に現れる人物の数は、人数判別手段によって判別される。第2処理手段は、再生手段によって再生される画像の更新動作に関連して、人数判別手段の判別結果に対応する第2特殊効果処理を実行する。
したがって、各画像に現れる人物の数に応じた第2特殊効果処理が実行されるので、娯楽性が高まる。
請求項6の発明に従う画像再生装置は、請求項5に従属し、第2特殊効果処理は画像および音声の他方に特殊効果を施す処理である。
請求項7の発明に従う画像再生装置は、請求項1ないし6のいずれかに従属し、被写界を捉えるイメージセンサ(14)をさらに備え、記録手段はイメージセンサによって捉えられた被写界の画像を記録媒体(50)に記録する。
被写界はイメージセンサによって捉えられ、記録手段はイメージセンサによって捉えられた被写界の画像を記録媒体に記録する。
請求項8の発明に従う再生制御プログラムは、画像再生装置(10)のプロセサ(24)に、記録媒体(50)に記録された複数の画像を順次指定する指定ステップ(S21)、指定ステップによって指定された画像を再生する再生ステップ(S63)、指定ステップによって指定される画像の総数を判別する総数判別ステップ(S23)、および再生ステップによって再生される画像の更新周期を総数判別ステップの判別結果に応じて異なる周期に設定する設定ステップ(S27〜S35)を実行させる。
請求項9の発明に従う再生制御方法は、画像再生装置(10)によって実行される方法であって、記録媒体(50)に記録された複数の画像を順次指定する指定ステップ(S21)、指定ステップによって指定された画像を再生する再生ステップ(S63)、指定ステップによって指定される画像の総数を判別する総数判別ステップ(S23)、および再生ステップによって再生される画像の更新周期を総数判別ステップの判別結果に応じて異なる周期に設定する設定ステップ(S27〜S35)を備える。
この発明によれば、効率的に画像を確認することができる。また、娯楽性を向上させることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、光学レンズ12を含む。被写界の光学像は、光学レンズ12を通してイメージセンサ14に照射され、光電変換を施される。これによって、被写界を表す電荷つまり生画像信号が生成される。
電源が投入されると、CPU24は、スルー画像処理を実行するべく、プリ露光および間引き読み出しの繰り返しをTG/SG22に命令する。TG/SG22は、イメージセンサ14のプリ露光と、これによって得られた電荷の間引き読み出しとを実行するべく、複数のタイミング信号をイメージセンサ14に与える。イメージセンサ14で生成された生画像信号は、1/30秒に1回の割合で発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、ラスタ走査に従う順序で読み出される。
イメージセンサ14から出力された生画像信号は、CDS/AGC/AD回路16によって相関2重サンプリング,自動ゲイン調整およびA/D変換の一連の処理を施される。信号処理回路18は、CDS/AGC/AD回路16から出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施し、YUV形式の画像データをメモリ制御回路34を通してSDRAM36に書き込む。
ビデオエンコーダ38は、SDRAM36に格納された画像データをメモリ制御回路34を通して1/30秒毎に読み出し、読み出された画像データをコンポジットビデオ信号に変換する。この結果、被写界を表すリアルタイム動画像(スルー画像)がLCDモニタ40に表示される。
AE/AF評価回路20は、信号処理回路18から出力された画像データに基づいて、被写界の明るさを示す輝度評価値と被写界の合焦度を示すフォーカス評価値とを作成する。作成された輝度評価値およびフォーカス評価値は、CPU24に与えられる。
キー入力装置28に設けられたシャッタボタン28sが操作されていないとき、CPU24は、スルー画像用AE処理を実行する。TG/SG22に設定されたプリ露光時間は、AE/AF評価回路20からの輝度評価値に基づいて制御される。これによって、スルー画像の明るさが適度に調整される。
シャッタボタン28sが半押しされると、CPU24は、AF処理およびAE処理を実行する。AF処理の結果、光学レンズ12はドライバ26によって合焦位置に設定される。また、AE処理の結果、TG/SG22に設定された露光時間は最適値に設定される。
なお、ディジタルカメラ10には複数の撮影モード(例えば“フルオート”,“スポーツ”,“風景”,“花火”など)が準備されており、AE処理は、選択された撮影モードによって異なるアルゴリズムに従って実行される。
シャッタボタン28sが全押しされると、CPU24は、記録処理を実行するべく、本露光および全画素読み出しをTG/SG22に命令し、JPEG圧縮をJPEGコーデック32に命令する。
TG/SG22は、イメージセンサ14の本露光と、これによって得られた全ての電荷の読み出しとを実行するべく、複数のタイミング信号をイメージセンサ14に与える。イメージセンサ14で生成された生画像信号は、ラスタ走査に従う順序で読み出される。イメージセンサ14から出力された生画像信号は、上述と同様の処理によってYUV形式の画像データに変換される。変換された画像データは、メモリ制御回路34を通してSDRAM36に書き込まれる。
JPEGコーデック32は、SDRAM36に格納された画像データをメモリ制御回路34を通して読み出し、読み出された画像データをJPEG方式で圧縮し、そして圧縮画像データつまりJPEGデータをメモリ制御回路34を通してSDRAM36に書き込む。こうして得られたJPEGデータはその後、CPU24によって読み出され、I/F48を経てファイル形式で記録媒体50に記録される。記録されるJPEGデータには、現時点で選択されていた撮影モードを識別する識別子(後述)が添付される。
キー入力装置28によって再生モードが選択されると、所望のJPEGファイルの再生処理が実行される。CPU24は、I/F48を通して記録媒体50にアクセスし、所望のJPEGファイルに格納されたJPEGデータを読み出す。読み出されたJPEGデータは、メモリ制御回路34を通してSDRAM36に書き込まれる。
JPEGコーデック32は、メモリ制御回路34を通してSDRAM36からJPEGデータを読み出し、読み出されたJPEGデータを伸長し、そして伸長された画像データをメモリ制御回路34を通してSDRAM36に書き込む。
ビデオエンコーダ38は、SDRAM36に格納された画像データをメモリ制御回路34を通して読み出し、読み出された画像データをNTSC方式のコンポジットビデオ信号に変換し、そして変換されたコンポジットビデオ信号をLCDモニタ40に出力する。この結果、再生画像がモニタ画面に表示される。
キー入力装置28によって更新操作が行われると、別のJPEGファイルについて再生処理が実行される。これによって、モニタ画面に表示される再生画像が別の再生画像によって更新される。
キー入力装置28によってスライドショーモードが選択されると、複数のJPEGファイルのスライドショー再生処理が実行される。なお、モード選択操作は、LCDモニタ40に表示されるメニュー画面(図示せず)を利用して行われる。メニュー画面は、キャラクタジェネレータ44によって生成される。
以下には、スライドショー再生処理について説明する。スライドショー再生処理では、最初、CPU24は、キー入力装置28による選択操作に従って再生対象ファイルを選択し、図2に示すような対象ファイルリスト30Lをフラッシュメモリ30内に生成する。対象ファイルリスト30Lにはn個(nは2以上の整数)のJPEGファイルが登録され、登録されたn個のJPEGファイルには番号1〜nがそれぞれ付与される。
次に、CPU24は、ファイル数nに基づいて更新周期Tを決定する。具体的には、ファイル数nが50未満であれば更新周期Tを5秒とし、更新周期nが50以上100未満であれば更新周期Tを4秒とし、そしてファイル数nが100以上であれば更新周期Tを3秒とする。
次に、番号1のJPEGファイルの再生処理を実行する。この結果、番号1のJPEGファイルの再生画像がモニタ画面に表示される。この後、更新周期Tに等しい時間が経過すると、番号2のJPEGファイルの再生処理を実行する。この結果、モニタ画面に表示される再生画像が番号2のJPEGファイルの再生画像によって更新される。以降、対象の番号がnに達するまで同様の処理を繰り返す。
この結果、n個のJPEGファイルの再生画像が順次表示される。表示画像の更新周期Tは、ファイル数nに基づいて決められるので、効率的に画像を確認することができる。
また、表示画像の更新動作に関連して、CPU24は、各画像の撮影モードに対応する効果音し、かつ各画像に現れる人物数によって異なる映像特殊効果処理を実行する。
詳しくは、フラッシュメモリ30には、図3に示すようなテーブル30Tが保持されている。テーブル30Tには、ディジタルカメラ10に準備された複数の撮影モードをそれぞれ識別する複数の撮影モード識別子(例えば“フルオート”,“スポーツ”,“風景”,“花火”など)と、これら複数の撮影モード識別子にそれぞれ対応する複数の効果音識別子(例えば“fullauto.wav”,“sports.wav”,“landscape.wav”,“fireworks.wav”など)とが登録される。なお、これら複数の効果音識別子に対応する実データもまた、フラッシュメモリ30に格納されている。また、効果音としては、撮影モードに適した音声が選ばれる。
具体例を挙げれば、“fullauto.wav”には一眼レフカメラのシャッタ音を割り当て、“sports.wav”には競技場での歓声を割り当て、“landscape.wav”には川のせせらぎ音を割り当て、そして“fireworks.wav”には打ち上げ花火の音を割り当てる。
また、テーブル30Tには、以上の効果音に加え、デフォルトとして“default.wav”がさらに登録される。“default.wav”には、例えばハープを奏でる音を割り当てる。
一方、n個のJPEGファイルの各々には上記複数の撮影モード識別子のいずれかが含まれており、CPU24は、再生対象のJPEGファイルから撮影モード識別子を抽出し、抽出された撮影モード識別子に対応する効果音識別子をテーブル30Tから検索し、そして検索結果に該当する効果音をサウンドジェネレータ44を通して出力する。
これにより、各画像の撮影モードに応じた効果音が出力されるので、娯楽性が高まる。また、出力される効果音の違いによって、各画像の撮影モードを直感的かつ的確に識別できる。
また、フラッシュメモリ30には、顔画像の特徴量を記述した辞書がさらに格納されており、CPU24は、再生画像から顔画像を検出する顔検出処理をさらに実行する。
なお、顔検出処理は、例えば次の手順に従う。まず再生画像が格納されるメモリ領域(SDRAM36内に形成された領域36aまたは領域36b)の左上に顔判別領域を配置し、そして顔判別領域に属する部分画像の特徴量を辞書の特徴量と照合する。照合処理の結果、注目する部分画像が顔画像と判別されなければ、顔判別領域をラスタ方向に既定量(=1画素)だけ移動させる。注目する部分画像が顔画像と判別されると、現時点の顔判別領域の位置が記述された顔情報を作成した後、顔判別領域を同様に移動させる。このような処理を顔判別領域が上記メモリ領域の右下に到達するまで繰り返すことで、再生画像に含まれる全ての顔の位置が記述された顔情報が得られる。
CPU24は、こうして得られる顔情報に基づいて再生画像に現れる人物の数を判別し、判別結果に対応する映像特殊効果処理を実行する。具体的には、人物数が5未満であれば、チェッカー処理を実行し、これにより表示画像は図8(A)に示す態様で更新される。人物数が5以上10未満であればワイプ処理を実行し、これにより表示画像は図8(B)に示す態様で更新される。人物数が10以上であればフェード処理を実行し、これにより表示画像は図8(C)に示す態様で更新される。
このように、表示画像に現れる人物数によって異なる映像特殊効果処理を実行することで、娯楽性が向上する。また、現れる人物数が少ないほど細かい画面分割を伴う映像特殊効果が加えられるので、視認性が向上する。
CPU24は、撮影モードでは図4に示す撮影タスクを実行し、スライドショーモードでは図5〜図7に示すスライドショータスクを実行する。なお、これらのフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ30に記憶される。
まず図4を参照して、ステップS1ではスルー画像処理を実行する。これによって、スルー画像がLCDモニタ40に表示される。ステップS3ではシャッタボタン46sが半押し状態にあるか否かを判別し、ここでNOであればステップS5でスルー画像用AE処理を実行してからステップS3に戻る。ステップS5の処理によって、スルー画像の明るさが適度に調整される。ステップS3でYESであれば、記録用AF処理および記録用AE処理をステップS7およびステップS9でそれぞれ実行した後、ステップS11の処理に移る。
ステップS11ではシャッタボタン28sが全押し状態にあるか否かを判別し、ここでYESであればステップS13に移って記録処理を実行する。ステップS13の処理によって、シャッタボタン28sが操作された時点の被写界像を表すJPEGデータがファイル形式で記録媒体50に記録される。記録されるJPEGファイルには、撮影モード識別子を含む撮影情報が含められる。記録処理の後、ステップS1に戻る。
図5を参照して、ステップS21では、対象ファイルリスト30L(図2参照)を作成する。詳しくは、キー入力装置28の操作に従い、記録媒体50に記録されたJPEGファイルの中から複数のファイルが選択される。選択された複数のJPEGファイルは、番号1,2,…を付与された後、フラッシュメモリ30内にリスト形式で登録される。
ステップS23では、対象ファイルリスト30Lに登録されたJPEGファイルの数を算出する。なお、ファイル数は、ステップS21で付与された最後の番号と一致する。ステップS25では、算出されたファイル数を変数nにセットし、そしてステップS27〜S35で、変数nに基づいて更新周期(T)を決定する。
ステップS27では変数nが50未満か否かを判別し、ステップS29では変数nが50以上100未満か否かを判別する。ステップS27およびS29の各々でNOであれば、すなわち変数nが100以上であれば、ステップS35で変数Tに“3”をセットする。ステップS27でYESであればステップS31で変数Tに“5”をセットし、ステップS29でYESであればステップS33で変数Tに“4”をセットする。
こうして更新周期(T)が決定された後、ステップS37〜S45でスライドショー再生処理を実行する。すなわち、まずステップS37で変数iに“0”をセットし、続くステップS39では変数iをインクリメントする。そしてステップS41で、変数iが変数nを超えたか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS43で番号iのJPEGファイルを再生する(後述)。そしてステップS45に移る。
ステップS45では、番号iのJPEGファイルの再生開始から変数Tに等しい時間が経過したか否かを判別する。ここでYESであればステップS39に戻る。これにより、変数iがインクリメントされ、表示画像は次のJPEGファイルの再生画像によって更新される。
最後のJPEGファイルの再生が完了すると、ステップS41でYESと判別され、ステップS3に戻る。
上記ステップS43のファイル“i”再生処理は、図6のサブルーチンに従う。図6を参照して、ステップS61では、変数mに“0”をセットする。ステップS63では、ファイル“i”を再生する。ファイル“i”再生画像は、SDRAM36に形成された2つの領域36aおよび36bの一方に保持される。2つの領域36aおよび36bの他方には、前回の再生画像つまりファイル“i−1”再生画像が保持されている。このように、再生画像の書き込みは、領域36aおよび36bに対して交互に行われる。
ステップS65では、変数mに応じた映像特殊効果処理を実行する。この処理は、図7のサブルーチンに従う。図7を参照して、ステップS91では変数mが5未満か否かを判別し、ステップS93では変数mが5以上10未満か否かを判別する。ステップS91でYESであればステップS95に移って、ファイル“i−1”再生画像およびファイル“i”再生画像に対しチェッカー処理を実行する。これにより表示画像は、図8(A)に示す態様で更新される。
ステップS93でYESであればステップS97でワイプ処理を実行し、表示画像は図8(B)のように更新される。ステップS91およびS93の各々でNOであれば、すなわち変数mが10以上であれば、ステップS99でフェード処理を実行し、表示画像は図8(C)のように更新される。実行後、上位層のルーチンに復帰する。
図6に戻って、ステップS67では、ファイル“i”に撮影モード識別子が含まれているか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS69でデフォルトの効果音つまり“default.wav”の再生をサウンドジェネレータ44に命令し、そしてステップS75に進む。
ステップS67でYESであれば、ステップS71およびS73の処理を経てステップS75に進む。ステップS71では、ファイル“i”から撮影モード識別子を取得する。ステップS73では、取得された撮影モード識別子に対応する効果音識別子をテーブル30T(図3参照)に基づいて特定し、特定された識別子に該当する効果音の出力をサウンドジェネレータ44に命令する。これによって、スピーカ46から再生画像の撮影モードに応じた効果音が出力される。
例えば、フルオートモードで撮影され画像が表示されるとシャッタ音が出力され、スポーツモードで撮影された画像が表示されると観客の歓声が出力される。また、撮影モード識別子が添付されていない画像が表示された場合や、添付されていても該当する識別子がテーブル30Tに登録されていない場合には、ハープを奏でる音が出力される。
ステップS75では、ファイル“i”再生画像を対象として顔検出処理を実行する。ステップS77では、顔検出処理によって得られた顔情報に基づいて、ファイル“i”再生画像に現れる人物の数を算出する。ステップS79では、算出結果を変数mにセットする。セット後、上位層のルーチンに復帰する。
こうして、n個のJPEGファイルの再生画像が、ファイル数nに応じた周期で順次表示される。画像更新の際には、再生画像に現れる人物数に応じた映像特殊効果処理が実行され、かつ再生画像の撮影モードに対応する効果音が出力される。
なお、再生画像の撮影モードに対応する効果音の出力に限らず、再生画像の属性に対応する音声特殊効果処理を実行してもよい。撮影モード以外の属性としては、例えば、画像サイズ,画質,白バランス,露光時間,シャッタスピード,フラッシュ点灯の有無などが挙げられる。ファイル形式としてExif(Exchangeable Image File Format)を採用すれば、この種の属性を記述した属性情報がファイル内に含められるため、これを参照すればよい。効果音出力以外の音声特殊効果処理としては、例えば、属性情報を電子音声で読み上げる処理などがある。
また、属性情報に対応する映像特殊効果処理を実行してもよい。かかる処理としては、属性情報に対応するキャラクタ(文字,記号,図形等)を画面内に挿入する処理,属性情報によって画面の明るさ,色合い,サイズ等を変化させる処理などがある。
以上から明らかなように、この実施例では、CPU24は、記録媒体50に記録された複数の画像を順次指定し(S21)、指定された画像を再生する(S63)。このような複数の画像の順次再生(スライドショー再生)を行うに当たって、CPU24は、指定される画像の数を検出し(S23)、再生される画像の更新周期を検出結果に応じて異なる周期に設定する(S27〜S35)。したがって、画像の総数に応じた周期で画像が更新されるので、効率的に画像を確認することができる。
また、CPU24は、指定された画像の属性情報を検出し(S71)、再生される画像の更新動作に関連して、検出された属性情報に対応する音声特殊効果処理を実行する(S73)。したがって、各画像の属性に応じた特殊効果が各画像の音声に施されるので、娯楽性が高まる。
さらに、CPU24は、再生された画像に現れる人物の総数を判別し(S77)、再生される画像の更新動作に関連して、判別結果に対応する映像特殊効果処理を実行する(S91〜S99)。したがって、各画像に現れる人物の総数に応じた特殊効果が各画像に施されるので、娯楽性が高まる。
なお、以上では、ディジタルカメラ10を用いて説明したが、この発明は、複数の画像の順次再生(スライドショー再生)を行う画像再生装置に適用できる。
この発明の一実施例を示すブロック図である。 図1実施例に適用される対象ファイルリストの一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるテーブルの一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるCPU動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPU動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPU動作のその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPU動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 (A)は図1実施例に適用される映像特殊効果処理の一例を示す図解図であり、(B)は図1実施例に適用される映像特殊効果処理の他の一例を示す図解図であり、(C)は図1実施例に適用される映像特殊効果処理のその他の一例を示す図解図である。
符号の説明
10 …ディジタルカメラ
14 …イメージセンサ
18 …信号処理回路
24 …CPU
28 …キー入力装置
30 …フラッシュメモリ
36 …SDRAM
40 …LCDモニタ
44 …サウンドジェネレータ
46 …スピーカ

Claims (9)

  1. 記録手段によって記録された複数の画像を順次指定する指定手段、
    前記指定手段によって指定された画像を再生する再生手段、
    前記指定手段によって指定される画像の総数を判別する総数判別手段、および
    前記再生手段によって再生される画像の更新周期を前記総数判別手段の判別結果に応じて異なる周期に設定する設定手段を備える、画像再生装置。
  2. 前記指定手段によって指定された画像の属性情報を検出する情報検出手段、および
    前記再生手段によって再生される画像の更新動作に関連して前記情報検出手段によって検出された属性情報に対応する第1特殊効果処理を実行する第1処理手段をさらに備える、請求項1記載の画像再生装置。
  3. 前記検出手段によって検出される属性情報は前記画像を撮影したときのモード情報を含む、請求項2記載の画像再生装置。
  4. 前記第1特殊効果処理は画像および音声の一方に特殊効果を施す処理である、請求項2または3記載の画像再生装置。
  5. 前記再生手段によって再生された画像に現れる人物の数を判別する人数判別手段、および
    前記再生手段によって再生される画像の更新動作に関連して前記人数判別手段の判別結果に対応する第2特殊効果処理を実行する第2処理手段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像再生装置。
  6. 前記第2特殊効果処理は画像および音声の他方に特殊効果を施す処理である、請求項5記載の画像再生装置。
  7. 被写界を捉えるイメージセンサをさらに備え、
    前記記録手段は前記イメージセンサによって捉えられた被写界の画像を記録媒体に記録する、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像再生装置。
  8. 画像再生装置のプロセサに、
    記録媒体に記録された複数の画像を順次指定する指定ステップ、
    前記指定ステップによって指定された画像を再生する再生ステップ、
    前記指定ステップによって指定される画像の総数を判別する総数判別ステップ、および
    前記再生ステップによって再生される画像の更新周期を前記総数判別ステップの判別結果に応じて異なる周期に設定する設定ステップを実行させるための、再生制御プログラム。
  9. 画像再生装置によって実行される方法であって、
    記録媒体に記録された複数の画像を順次指定する指定ステップ、
    前記指定ステップによって指定された画像を再生する再生ステップ、
    前記指定ステップによって指定される画像の総数を判別する総数判別ステップ、および
    前記再生ステップによって再生される画像の更新周期を前記総数判別ステップの判別結果に応じて異なる周期に設定する設定ステップを備える、再生制御方法。
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