JP2007267091A - デジタル信号処理装置およびデジタル信号処理プログラム - Google Patents
デジタル信号処理装置およびデジタル信号処理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ビット長変調器20が1ビット入力信号を16ビット信号に変調し、乗算器5がこの16ビットの信号と、係数発生器70からの供給される係数とを乗算した乗算信号を、時間反転部30によって時間軸上において後先を反転させて出力し、更に、シグマデルタ変調器40が時間反転部30からの出力信号にシグマデルタ変調処理を施し、時間反転部50が再シグマデルタ変調信号を時間軸上において後先を反転させて出力するので、ノイズ発生を阻止した状態でフェードイン処理を実現することが可能になる。
【選択図】 図1
Description
前記第1の時間反転手段、前記シグマデルタ変調手段、および、前記第2の時間反転手段の3手段による信号遅延時間の総和を、前記遅延処理手段が前記入力信号を遅延させる遅延時間と同一となる構成とし、
前記係数発生手段は、所定時間毎に、最小値から大きい順に最大値まで又は最大値から小さい順に最小値までの係数を出力する手段であることを特徴とするようにした。
シグマデルタ変調処理が施された所定数ビットの入力信号を所定時間だけ遅延して出力する遅延処理機能と、
前記入力信号を2ビット以上の所定数ビットの信号に変調するビット長変調機能と、
この所定数ビットの信号と係数発生機能によって順番に供給される係数とを乗算する乗算機能と、
この乗算機能により出力される乗算結果信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第1の時間反転機能と、
この第1の時間反転機能による出力信号にシグマデルタ変調処理を施すシグマデルタ変調機能と、
このシグマデルタ変調機能によって出力される再シグマデルタ変調信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第2の時間反転機能と、
前記遅延処理機能による出力信号と前記第2の時間反転機能による反転出力とを切り換え制御して出力させる制御手機能とを、
コンピュータ上に実現可能なプログラムであって、
前記第1の時間反転機能、前記シグマデルタ変調機能、および、前記第2の時間反転機能の3機能による信号遅延時間の総和を、遅延処理機能が前記入力信号を遅延させる遅延時間と同一となるようにし、
前記係数発生機能は、所定時間毎に係数を出力する機能である、ことを特徴とするコンピュータ実行可能なデジタル信号処理プログラムも提供される。
更に、本発明の他の態様によれば、コンピュータが実行可能なデジタル信号処理プログラムであって、
シグマデルタ変調処理が施された所定数ビットの入力信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第1の時間反転機能と、
この反転信号を2ビット以上の所定数ビットの信号に変調するビット長変調機能と、
この2以上の所定数ビットの信号と係数発生機能から供給される係数とを用いた演算を行う演算機能と、
この演算結果信号にシグマデルタ変調処理を施し再シグマデルタ信号を出力するシグマデルタ変調機能と、
前記第1の時間反転手段からの信号又は再シグマデルタ変調信号を選択出力する選択機能と、
選択出力信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第2の時間反転機能と、をコンピュータ上に実現可能なことを特徴とするデジタル信号処理プログラムも提供される。
図1は本発明の好適な実施形態であるデジタル信号処理装置100の構成図である。デジタル信号処理装置100は、入力端子1を介して入力された1ビットシグマデルタ変調信号を受け付け、これを所定時間遅延させて出力するディレイ器10を備えている。なお、ディレイ器10から出力される信号Saは、スイッチ3がA側にオンされた場合には出力端子2から出力可能になる一方、スイッチ3がB側にオンされた場合には出力端子2からは出力不能とされている。
今、フェードイン処理する場合の動作例を図1、図2を参照して説明する。図2(a)〜図2(f)は図面右に行くほど時間が経過するように描いている。図2(a)に示すように、オリジナルの信号が入力端子1を介して入力されるが、この入力信号はシグマデルタ変調処理が施された1ビット信号とする。更に、フェードイン開始からフードイン終了までをフェードイン区間(時間T)とし、制御部60がこのフェードイン処理の実行を指示したものとする。先ず、制御部60は、シグマデルタ変調器40を構成する各遅延器の値を「0.0」にさせると共に、係数発生器70にフェードイン処理パターンでの係数供給を行うことを指示して処理準備を行う。更に、制御部60はスイッチ3がB側にオンするように制御して、フェード区間においては信号Sbが出力端子2から出力されるようにする。
図3はデジタル信号処理装置101の構成例である。各構成要素において、図1と同じ機能を有するものについては同じ符号を付している。この装置101におけるシグマデルタ変調器40は遅延が無いものを利用しているため、ディレイ器10が不要となる点に特徴がある。なお、係数発生器71からは最大値「1.0」から最小値「0.0」となるまで順に小さな係数の供給を行うようにしている。
2 出力端子
5 乗算器
10 ディレイ器
20 ビット長変調器
30 時間反転部
40 シグマデルタ変調器
50 時間反転部
60 制御部
61 制御部
70 係数発生器
71 係数発生器
100 デジタル信号処理装置
101 デジタル信号処理装置
Claims (5)
- シグマデルタ変調処理が施された所定数ビットの入力信号を所定時間だけ遅延して出力する遅延処理手段と、前記入力信号を2ビット以上の所定数ビットの信号に変調するビット長変調手段と、この2以上の所定数ビットの信号と係数発生手段から順番に供給される係数とを乗算する乗算手段と、この乗算手段から出力される乗算結果信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第1の時間反転手段と、この第1の時間反転手段からの出力信号にシグマデルタ変調処理を施すシグマデルタ変調手段と、このシグマデルタ変調手段から出力される再シグマデルタ変調信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第2の時間反転手段と、前記遅延処理手段からの出力信号と前記第2の時間反転手段からの反転出力とを切り換え制御して出力させる制御手段とを備え、更に、
前記第1の時間反転手段、前記シグマデルタ変調手段、および、前記第2の時間反転手段の3手段による信号遅延時間の総和を、前記遅延処理手段が前記入力信号を遅延させる遅延時間と同一となる構成とし、
前記係数発生手段は、所定時間毎に係数を供給する手段であることを特徴とするデジタル信号処理装置。 - 請求項1に記載の装置において、
前記遅延処理手段は、
シグマデルタ変調処理が施された1ビット入力信号を所定時間だけ遅延して出力する手段であり、
前記ビット長変調手段は、
前記1ビット入力信号を2ビット以上の所定数ビットの信号に変調する手段である、ことを特徴とするデジタル信号処理装置。 - シグマデルタ変調処理が施された所定数ビットの入力信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第1の時間反転手段と、この反転信号を2ビット以上の所定数ビットの信号に変調するビット長変調手段と、この2以上の所定数ビットの信号と係数発生手段から供給される係数とを用いた演算を行う演算手段と、この演算結果信号にシグマデルタ変調処理を施し再シグマデルタ信号を出力するシグマデルタ変調手段と、前記第1の時間反転手段からの信号又は再シグマデルタ変調信号を適宜選択出力する選択手段と、選択出力信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第2の時間反転手段と、を備えたことを特徴とするデジタル信号処理装置。
- コンピュータが実行可能なデジタル信号処理プログラムであって、
シグマデルタ変調処理が施された所定数ビットの入力信号を所定時間だけ遅延して出力する遅延処理機能と、
前記入力信号を2ビット以上の所定数ビットの信号に変調するビット長変調機能と、
この所定数ビットの信号と係数発生機能によって順番に供給される係数とを乗算する乗算機能と、
この乗算機能により出力される乗算結果信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第1の時間反転機能と、
この第1の時間反転機能による出力信号にシグマデルタ変調処理を施すシグマデルタ変調機能と、
このシグマデルタ変調機能によって出力される再シグマデルタ変調信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第2の時間反転機能と、
前記遅延処理機能による出力信号と前記第2の時間反転機能による反転出力とを切り換え制御して出力させる制御手機能とを、
コンピュータ上に実現可能なプログラムであって、
前記第1の時間反転機能、前記シグマデルタ変調機能、および、前記第2の時間反転機能の3機能による信号遅延時間の総和を、遅延処理機能が前記入力信号を遅延させる遅延時間と同一となるようにし、
前記係数発生機能は、所定時間毎に係数を供給する機能である、ことを特徴とするコンピュータ実行可能なデジタル信号処理プログラム。 - コンピュータが実行可能なデジタル信号処理プログラムであって、
シグマデルタ変調処理が施された所定数ビットの入力信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第1の時間反転機能と、
この反転信号を2ビット以上の所定数ビットの信号に変調するビット長変調機能と、
この2以上の所定数ビットの信号と係数発生機能から供給される係数とを用いた演算を行う演算機能と、
この演算結果信号にシグマデルタ変調処理を施し再シグマデルタ信号を出力するシグマデルタ変調機能と、
前記第1の時間反転手段からの信号又は再シグマデルタ変調信号を適宜選択出力する選択機能と、
選択出力信号を時間軸上において後先を反転させて出力する第2の時間反転機能と、をコンピュータ上に実現可能なことを特徴とするデジタル信号処理プログラム。
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JPH08274644A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-18 | Sony Corp | ディジタル信号処理方法及び装置 |
JP2001237707A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-31 | Sony Corp | デジタル信号処理装置及び方法、並びにδς変調器 |
JP3318823B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2002-08-26 | ソニー株式会社 | ディジタル信号処理装置及び方法 |
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