JP2007266190A - 基板周縁部露光装置 - Google Patents

基板周縁部露光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007266190A
JP2007266190A JP2006087544A JP2006087544A JP2007266190A JP 2007266190 A JP2007266190 A JP 2007266190A JP 2006087544 A JP2006087544 A JP 2006087544A JP 2006087544 A JP2006087544 A JP 2006087544A JP 2007266190 A JP2007266190 A JP 2007266190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
peripheral edge
exposure apparatus
sensitivity
edge exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006087544A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Inagaki
幸彦 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Semiconductor Solutions Co Ltd
Original Assignee
Screen Semiconductor Solutions Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Semiconductor Solutions Co Ltd filed Critical Screen Semiconductor Solutions Co Ltd
Priority to JP2006087544A priority Critical patent/JP2007266190A/ja
Priority to US11/692,410 priority patent/US20070267582A1/en
Publication of JP2007266190A publication Critical patent/JP2007266190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure
    • G03F7/2026Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure for the removal of unwanted material, e.g. image or background correction
    • G03F7/2028Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure for the removal of unwanted material, e.g. image or background correction of an edge bead on wafers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】使用するフォトレジストの感度に柔軟に対応することができる基板周縁部露光装置を提供する。
【解決手段】周縁露光処理に先立って、半導体ウェハに塗布されたフォトレジストの種類が識別される。次に、識別されたレジスト種類情報に基づいて、半導体ウェハに塗布されたレジストの感度が判定される。その後、判定されたレジスト感度に基づいて、半導体レーザ光源からのレーザ出力が決定されるとともに、ウェハ回転部によるウェハ回転速度が決定され、その決定値に従って周縁部露光処理が実行される。レジストの感度に基づいて、レーザ出力およびウェハ回転速度の双方が決定され、それらに従って周縁部露光処理が進行することとなるため、使用するレジストの感度に柔軟に対応することができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、フォトレジスト(以下、単に「レジスト」と称する)が塗布された半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)の周縁部を露光する基板周縁部露光装置に関する。
半導体デバイスや液晶ディスプレイなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製造されている。レジスト塗布処理は、回転する基板の主面にレジスト液を滴下して、それを遠心力によって拡布し、基板主面に薄いレジスト膜を形成する処理である。このレジスト塗布処理によって基板全面にレジスト膜がほぼ均一に形成されることとなるが、基板主面の周縁部についてはパターン露光が行われないため、レジスト膜は不要である。また、基板主面の周縁部は、基板搬送時に搬送ロボットのアームが接触することとなるため、不要なレジスト膜が形成されていると発塵の原因ともなる。このため、例えば特許文献1には、水銀キセノンランプなどの光源からの光線(通常は紫外線)を光ファイバによって露光ヘッドに導き、この露光ヘッドから基板主面の周縁部に光線を照射することによって、当該周縁部のレジストを露光する技術が開示されている。
しかしながら、水銀キセノンランプはランプ寿命が比較的短いため、頻繁なランプ交換が必要となり、メンテナンス性が低いのみでなく、ランニングコストも大きくなるという問題があった。このため、例えば特許文献2には、レーザ光を使用して基板周縁部を露光する装置が開示されている。
特開平9−326358号公報 特開2003−68605号公報
ところで、近年のデザインルール微細化の進展にともなって、パターン露光に使用される光源も従来の紫外線光源(いわゆるg線光源、i線光源)からKrF光源、ArF光源、さらにはF2光源へと短波長化してきている。KrF以降の光源では、光の強度が弱いため、露光後の加熱処理を必須とする化学増幅型レジストが使用されており、レジストの種類も増加している。レジストには感度の良いものから悪いものまで様々な種類のものがあるが、従来の周縁露光装置においては、レジストの感度に応じて処理条件を自動的に調整することは行われておらず、感度の悪いレジストを使用する場合には、装置のオペレータが基板回転数を低下させるようにしていた。このようにすると、周縁露光に要する処理時間が長時間化し、レジストを使用した一連のフォトリソグラフィ処理のスループットが低下するという問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、使用するフォトレジストの感度に柔軟に対応することができる基板周縁部露光装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、フォトレジストが塗布された基板の周縁部を露光する基板周縁部露光装置において、基板を保持して略水平面内にて回転させる保持回転手段と、前記保持回転手段によって回転される基板の周縁部にレーザ光を照射する半導体レーザ光源と、前記半導体レーザ光源からのレーザ出力を制御する出力制御手段と、基板に塗布されたフォトレジストの感度に基づいて、前記半導体レーザ光源からのレーザ出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定する処理条件決定手段と、を備え、前記保持回転手段に前記処理条件決定手段によって決定された基板回転速度に従って基板を回転させるとともに、前記出力制御手段に前記処理条件決定手段によって決定されたレーザ出力に従って前記半導体レーザ光源からのレーザ出力を制御させる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板周縁部露光装置において、前記処理条件決定手段に、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するように前記半導体レーザ光源からのレーザ出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定させる。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る基板周縁部露光装置において、基板に塗布するフォトレジストの種類を識別するレジスト種類識別手段と、前記レジスト種類識別手段によって識別されたフォトレジストの種類から当該フォトレジストの感度を判定するレジスト感度判定手段と、をさらに備える。
また、請求項4の発明は、請求項2または請求項3の発明に係る基板周縁部露光装置において、前記処理条件決定手段に、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記半導体レーザ光源からのレーザ出力を高く決定させる。
また、請求項5の発明は、請求項2または請求項3の発明に係る基板周縁部露光装置において、前記処理条件決定手段に、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記保持回転手段による基板回転速度を低く決定させる。
また、請求項6の発明は、フォトレジストが塗布された基板の周縁部を露光する基板周縁部露光装置において、基板を保持して略水平面内にて回転させる保持回転手段と、前記保持回転手段によって回転される基板の周縁部に光を照射する発光ダイオード光源と、前記発光ダイオード光源からの光出力を制御する出力制御手段と、基板に塗布されたフォトレジストの感度に基づいて、前記発光ダイオード光源からの光出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定する処理条件決定手段と、を備え、前記保持回転手段に前記処理条件決定手段によって決定された基板回転速度に従って基板を回転させるとともに、前記出力制御手段に前記処理条件決定手段によって決定された光出力に従って前記発光ダイオード光源からの光出力を制御させる。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明に係る基板周縁部露光装置において、前記処理条件決定手段に、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するように前記発光ダイオード光源からの光出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定させる。
また、請求項8の発明は、請求項6または請求項7の発明に係る基板周縁部露光装置において、基板に塗布するフォトレジストの種類を識別するレジスト種類識別手段と、前記レジスト種類識別手段によって識別されたフォトレジストの種類から当該フォトレジストの感度を判定するレジスト感度判定手段と、をさらに備える。
また、請求項9の発明は、請求項7または請求項8の発明に係る基板周縁部露光装置において、前記処理条件決定手段に、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記発光ダイオード光源からの光出力を高く決定させる。
また、請求項10の発明は、請求項7または請求項8の発明に係る基板周縁部露光装置において、前記処理条件決定手段に、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記保持回転手段による基板回転速度を低く決定させる。
請求項1の発明によれば、基板に塗布されたフォトレジストの感度に基づいて、半導体レーザ光源からのレーザ出力および保持回転手段による基板回転速度を決定するため、使用するフォトレジストの感度に柔軟に対応することができる。
また、請求項2の発明によれば、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するように半導体レーザ光源からのレーザ出力および保持回転手段による基板回転速度を決定するため、スループットが従来よりも低下することが防止される。
また、請求項3の発明によれば、基板に塗布するフォトレジストの種類を識別し、その識別された種類からフォトレジストの感度を判定しているため、フォトレジストの感度を確実に判定してそれに柔軟に対応することができる。
また、請求項4の発明によれば、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、半導体レーザ光源からのレーザ出力を高く決定しているため、基板回転速度も高くして処理時間を短時間化することが可能となる。
また、請求項5の発明によれば、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、保持回転手段による基板回転速度を低く決定しているため、半導体レーザ光源からのレーザ出力を低くして、光源の寿命を延ばすことが可能となる。
また、請求項6の発明によれば、基板に塗布されたフォトレジストの感度に基づいて、発光ダイオード光源からの光出力および保持回転手段による基板回転速度を決定するため、使用するフォトレジストの感度に柔軟に対応することができる。
また、請求項7の発明によれば、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するように発光ダイオード光源からの光出力および保持回転手段による基板回転速度を決定するため、スループットが従来よりも低下することが防止される。
また、請求項8の発明によれば、基板に塗布するフォトレジストの種類を識別し、その識別された種類からフォトレジストの感度を判定しているため、フォトレジストの感度を確実に判定してそれに柔軟に対応することができる。
また、請求項9の発明によれば、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、発光ダイオード光源からの光出力を高く決定しているため、基板回転速度も高くして処理時間を短時間化することが可能となる。
また、請求項10の発明によれば、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、保持回転手段による基板回転速度を低く決定しているため、発光ダイオード光源からの光出力を低くして、光源の寿命を延ばすことが可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明に係る基板周縁部露光装置の一例を示す斜視図である。図1においては、Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を付している。以下、図1を用いてこの基板周縁部露光装置の機構的構成について説明していく。
この基板周縁部露光装置はフォトレジスト膜、取り分け化学増幅型レジスト膜がその主面上に形成された半導体ウェハWの主面周縁部の露光を行うのに好適な装置であって、基台10、ウェハ回転部20、Y軸駆動部30、X軸駆動部40、露光部50、X軸センサ60、Y軸センサ70、エッジセンサ80および制御部90を備えている。
ウェハ回転部20は、吸着チャック210により半導体ウェハWを略水平姿勢にて吸着保持し、回転モータ(θ軸モータ)220の駆動により鉛直軸(Z軸)方向を回転軸としてその周りでθ方向に半導体ウェハWを回転させる。
Y軸駆動部30は、露光部50をY軸方向に並進駆動させる駆動機構である。Y軸駆動部30は、基台10に固設されたY軸モータ310と、その回転軸に連結されたY軸ボールネジ320と、Y軸リニアガイド330と、それに摺動自在に取り付けられるとともにY軸ボールネジ320により並進駆動されるY軸ベース340とを備えている。
X軸駆動部40は、露光部50をX軸方向に並進駆動させる駆動機構である。X軸駆動部40は、Y軸駆動部30のY軸ベース340にX軸方向に沿って設けられたX軸リニアガイド410並びにX軸モータ420およびそのX軸モータ420の回動軸に掛けられるとともにX軸方向に沿って設けられたタイミングベルト430を備えるX軸方向の駆動機構である。
露光部50は、X軸駆動部40のX軸リニアガイド410に摺動自在に取り付けられた露光ベース510と、タイミングベルト430に連結されその駆動力を露光ベース510に伝える駆動力伝達部材520と、露光ベース510に設けられた露光ヘッド530とを備えており、光を半導体ウェハW上に照射してその主面周縁部を露光する。なお、第1実施形態の露光ヘッド530は、半導体レーザ素子から出射されたレーザ光を照射するものであり、その構造についてはさらに後述する。
X軸センサ60は、発光素子および受光素子が対向してY軸ベース340上に設けられたフォトセンサであり、露光部50のX軸方向における所在位置を検出する。発光素子と受光素子との間隙は露光部50の露光ベース510の下端に設けられた図示しない突起が通過可能であり、その通過状況を検知することによって露光部50(厳密には露光ベース510)のX軸方向における所在位置を検出する。
Y軸センサ70は、上記X軸センサ60と同様のフォトセンサが基台10上に設けられたものであり、露光部50のY軸方向における所在位置を検出する。Y軸センサ70は、Y軸ベース340の下面に設けられた突起を検知することによって、露光部50(厳密には、Y軸ベース340)のY軸方向における所在位置を検出する。
エッジセンサ80もX軸センサ60およびY軸センサ70と同様のフォトセンサであり、上下からウェハ回転部20の吸着チャック210上に保持された半導体ウェハWを挟むように発光素子と受光素子とを備えており、その半導体ウェハWのオリエンテーションフラットまたはノッチの検出およびウェハ回転部20の回転軸に対する半導体ウェハWの偏心量の検出を行う。
図2は、露光部50の要部構成を示す図である。露光部50の露光ヘッド530内には、半導体レーザ光源531と反射ミラー532とが設けられている。第1実施形態においては、半導体レーザ光源531に1個の半導体レーザ素子(レーザダイオード)を備えている。半導体レーザ素子は、他のタイプのレーザと比較して小型、高効率、低電圧、低消費電力、長寿命などの特質を有している。本実施形態では、半導体レーザ光源531に1個の半導体レーザ素子を内蔵しているため、半導体レーザ光源531からは1本のレーザ光が出射されることとなる。
半導体レーザ光源531から出射されたレーザ光は反射ミラー532によって反射された後、露光ヘッド530から半導体ウェハWの周縁部に照射される。レーザ光は極めて高い指向性を有していて拡がることがないため、第1実施形態の露光ヘッド530には集光のための特段のレンズ系は設けていない。
また、露光部50は、半導体レーザ素子を駆動するレーザ駆動回路535を備えている。レーザ駆動回路535は、制御部90の指令を受けて、半導体レーザ光源531からのレーザ光出射のON/OFFを制御するのみならず、そのレーザ光の出力をも制御する。なお、レーザ駆動回路535は、露光ヘッド530の内部に備えるようにしても良い。
半導体レーザ素子を内蔵した半導体レーザ光源531であれば、光伝送を行うための光ファイバを露光ヘッド530に配置することが不要となるだけでなく、レーザ光出射のON/OFFもレーザ駆動回路535からの電気制御によって可能なため従来のシャッタが不要となり、露光ヘッド530のサイズ自体を小型化して省スペースを図ることができる。
図3は、基板周縁部露光装置の制御機構を示すブロック図である。制御部90のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部90は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用アプリケーションやデータなどを記憶しておく磁気ディスク等を備えている。
処理条件決定部91およびレジスト感度判定部92は、制御部90のCPUが所定の処理プログラムを実行することによってそれぞれ実現される処理部である。処理条件決定部91およびレジスト感度判定部92の処理内容については後述する。
制御部90には、上述したX軸センサ60、Y軸センサ70、エッジセンサ80、レーザ駆動回路535の他に、X軸モータ420を駆動するX軸駆動回路425、Y軸モータ310を駆動するY軸駆動回路315および回転モータ220を駆動するθ軸駆動回路225が電気的に接続されている。制御部90は、各センサの検出結果に基づいて、各駆動回路を制御することにより、露光部50のXY平面内での移動、吸着チャック210に保持された半導体ウェハWの回転、および半導体レーザ光源531からレーザ光出射を行わせる。
また、制御部90には上位コントローラMCと通信を行うための通信インターフェイス95が接続されている。一般的には、本実施形態の基板周縁部露光装置はいわゆるコータ&デベロッパに組み込まれることが多い。コータ&デベロッパは、半導体ウェハWにレジスト塗布を行った後に、マスクを使用したパターン露光を行う露光装置(ステッパ)にレジスト膜を形成した半導体ウェハWを渡し、該露光装置から露光後の半導体ウェハWを受け取って現像処理を行う基板処理装置であり、基板周縁部露光装置の他に塗布装置(スピンコータ)や現像装置(スピンデベロッパ)等を備えて構成されている。上位コントローラMCとは、そのようなコータ&デベロッパの制御コントローラである。
制御部90は、通信インターフェイス95および上位コントローラMCを介してレジスト種類識別部99と接続されている。レジスト種類識別部99は、半導体ウェハWに塗布するレジストの種類を識別するものであり、例えばレジストを収容したボトルのバーコードラベルを読み取るバーコードリーダを用いて構成すれば良い。なお、レジスト種類識別部99は、コータ&デベロッパに設けても、基板周縁部露光装置に設けるようにしても良い。レジスト種類識別部99を基板周縁部露光装置に設ける場合には、制御部90に直接接続する。
次に、上記のような構成を有する基板周縁部露光装置における動作について説明する。図4は、基板周縁部露光装置における動作手順を示すフローチャートである。基板周縁部露光装置による基本的な処理内容は、半導体ウェハWの主面に形成されたレジスト膜のうち周縁部を露光するというものである。本実施形態では、まず、基板周縁部露光装置における周縁露光処理に先立って、半導体ウェハWに塗布されたフォトレジストの種類が識別される(ステップS1)。この処理は、レジスト種類識別部99によって実行され、レジストを収容したボトルのバーコードラベルを読み取ることによって半導体ウェハWに塗布されたレジスト種類の識別がなされる。識別されたレジスト種類についての情報は、レジスト種類識別部99から上位コントローラMCおよび通信インターフェイス95を介して制御部90に伝達される。なお、レジスト種類識別部99は、上述したコータ&デベロッパに渡されるレシピ(ウェハ処理の手順および処理条件を記述したもの)を参照することによってレジストの種類を識別するものであっても良い。
次に、レジスト種類識別部99から伝達されたレジスト種類情報に基づいて、レジスト感度判定部92が半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度を判定する(ステップS2)。この感度判定は、例えば、制御部90の磁気ディスク内にレジストの種類と感度とを対応付けたテーブルを格納しておき、レジスト感度判定部92が上記レジスト種類情報に基づいて当該テーブルを参照して半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度を判定するようにすれば良い。
次に、ステップS3,S4に進むのであるが、これは実質的に同時に行われる処理である。すなわち、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度に基づいて、処理条件決定部91が半導体レーザ光源531からのレーザ出力を決定するとともに(ステップS3)、ウェハ回転部20によるウェハ回転速度を決定する(ステップS4)。ここで、処理条件決定部91がレーザ出力およびウェハ回転速度を決定する前提条件として、基板周縁部露光装置について予め周縁部露光のための処理時間が定められている。すなわち、基板周縁部露光装置は上述したコータ&デベロッパに組み込まれていることが多く、一連のフォトリソグラフィ処理のスループット維持の観点から、周縁部露光処理に割り当てられる処理時間が予め設定されている。基板周縁部露光装置において、そのような予め設定されている周縁部露光処理時間を超えて半導体ウェハWが滞在することは許容されるものではなく、処理条件決定部91が処理条件を決定する際には、当然その予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するようにレーザ出力およびウェハ回転速度を決定しなければならない。
また、レジスト膜を露光するのに必要な光量はレジスト種類ごとに定まっており、その必要な光量は単位面積当たりの光量と露光時間との積によって得られるものである。従って、同種のレジストであれば、一般的にはウェハ回転速度が大きくなるほど単位面積当たりの露光時間が短くなるため、レーザ出力を高くする必要がある。逆に、ウェハ回転速度が小さくなるほど単位面積当たりの露光時間が長くなるため、レーザ出力が低くても良い。もっとも、レーザ出力およびウェハ回転速度のいずれについても半導体レーザ素子の規格や安全上の観点等から設定しうる範囲が定められており、処理条件決定部91はその範囲内にてレーザ出力およびウェハ回転速度を決定しなければならない。
また、レジスト膜を露光するのに必要な光量はレジストの感度が低下するにしたがって多くなる。よって、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度が低下するにしたがって、半導体レーザ光源531からのレーザ出力を高くする、または、ウェハ回転部20によるウェハ回転速度を低くする必要がある。逆に、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度が高くなるにしたがって、半導体レーザ光源531からのレーザ出力が低くて済み、また、ウェハ回転部20によるウェハ回転速度を高くしても良い。
処理条件決定部91は、上記種々の条件の下で、レジスト感度判定部92が判定した半導体ウェハWのレジスト感度に基づいて、半導体レーザ光源531からのレーザ出力およびウェハ回転部20によるウェハ回転速度を決定する。予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するのであれば、レーザ出力およびウェハ回転速度の値は任意に設定され得るが、具体的には、以下のようにすれば良い。
すなわち、本実施形態の基板周縁部露光装置または上記のコータ&デベロッパに周縁部露光処理のモードを設定入力可能なモード入力手段を設けておく。モード入力手段からは、”スループット優先モード”または”寿命優先モード”のいずれかを選択して入力することができる。”スループット優先モード”が選択された場合には、周縁部露光処理に要する時間をなるべく短くすることが優先され、基本的にはウェハ回転速度を大きくしてレーザ出力も高く設定される。この場合、処理条件決定部91は、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度が低下するにしたがって、半導体レーザ光源531からのレーザ出力を高く決定することとなる。このようにすれば、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度が低くても、ウェハ回転速度を低下させることなくレーザ出力を高く決定することによって必要な露光量を確保することができ、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて十分な周縁部露光処理を行うことができる。
一方、”寿命優先モード”が選択された場合には、半導体レーザ素子の寿命をなるべく延ばすことが優先され、基本的にはレーザ出力をなるべく低くしてウェハ回転速度も低く設定される。この場合、処理条件決定部91は、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度が低下するにしたがって、ウェハ回転部20によるウェハ回転速度を低く決定することとなる。もっとも、ウェハ回転速度の下限は、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了する限度でなければならない。このようにすれば、半導体レーザ光源531の負荷が軽くなるため、半導体レーザ素子の寿命を延ばすことが可能となる。
以上のようにしてレーザ出力およびウェハ回転速度が決定された後、その決定値に従って周縁部露光処理が実行される(ステップS5)。このときの具体的な処理手順について簡単に説明する。まず、装置外部から搬入されたレジスト塗布済みの半導体ウェハWが吸着チャック210に略水平姿勢にて吸着保持される。次に、制御部90がX軸センサ60およびY軸センサ70からの検出結果を参照しつつ、X軸駆動回路425およびY軸駆動回路315に制御信号を伝達してX軸モータ420およびY軸モータ310を駆動し、露光部50を所定の露光位置まで移動させる。所定の露光位置とは、露光ヘッド530から照射されるレーザ光が吸着チャック210に保持された半導体ウェハWの周縁部に到達する位置である。
露光部50が露光位置まで移動した後、制御部90がθ軸駆動回路225に制御信号を伝達して回転モータ220を駆動し、吸着チャック210に保持された半導体ウェハWを略水平面内にて1回転させる。このときには、半導体ウェハWを回転させつつ、エッジセンサ80からの検出信号を受けてウェハエッジ位置を記憶しておく。半導体ウェハWの回転角度とウェハエッジ位置とより、半導体ウェハWの偏心量を把握することができる。
続いて、制御部90がレーザ駆動回路535に制御信号を伝達して半導体レーザ光源531からのレーザ光照射を開始するとともに、θ軸駆動回路225にも制御信号を伝達して回転モータ220を駆動することによって半導体ウェハWの回転を開始する。このときには、ウェハ回転部20は処理条件決定部91によって決定されたウェハ回転速度に従って半導体ウェハWを回転させるとともに、レーザ駆動回路535は処理条件決定部91によって決定されたレーザ出力に従って半導体レーザ光源531からのレーザ出力を制御する。また、常に一定の露光幅が得られるように、予め把握した半導体ウェハWの偏心量に基づき、半導体ウェハWの回転に伴って制御部90が露光部50を微妙に移動させて偏心補正を行う。このようにして、周縁部露光処理が進行し、予め設定されている周縁部露光処理時間内に露光処理が完了する。周縁部露光処理が終了した後、吸着チャック210による吸着が解除され、半導体ウェハWが搬出される。
以上のようにすれば、周縁部露光処理に先立って、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度に基づいて、処理条件決定部91がレーザ出力およびウェハ回転速度の双方を決定し、それらに従って周縁部露光処理が進行することとなるため、使用するレジストの感度に柔軟に対応することができる。特に、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度が低い場合であっても、レーザ出力を高く決定してスループットを向上させたり、ウェハ回転速度を低く決定して半導体レーザ素子の寿命を延ばしたりすることが可能である。
また、長寿命の半導体レーザ素子を内蔵する半導体レーザ光源531からのレーザ光を使用して周縁部露光処理を行っているため、頻繁なランプ交換が不要となり、ランニングコストを抑制することができる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態の基板周縁部露光装置の露光部を示す図である。同図において、第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付している。第2実施形態の基板周縁部露光装置の全体構成は図1に示した第1実施形態と同様である。第2実施形態の基板周縁部露光装置が第1実施形態と異なるのは、図5に示すように、半導体レーザ光源531に代えてLED(発光ダイオード)光源536を用いている点である。
第2実施形態においては、LED光源536に1個の発光ダイオードを備えている。発光ダイオードも、第1実施形態の半導体レーザ素子と同様に小型、高効率、低消費電力、長寿命などの特質を有している。但し、発光ダイオードから出射された光は、半導体レーザ素子からのレーザ光とは異なって優れた指向性を有するものではなく、拡がる性質を有しているため、第2実施形態の露光ヘッド530にはLED光源536から出射された発光ダイオードの光を集光するレンズシステム538を備えている。LED光源536から出射された発光ダイオードの光は、レンズシステム538によって集光された後、反射ミラー532によって反射され、露光ヘッド530から半導体ウェハWの周縁部に照射される。なお、図5の例では、レンズシステム538を反射ミラー532の前段に設けているが、反射ミラー532の後段に設けるようにしても良い。
また、第2実施形態の露光部50は、LED光源536を駆動するLED駆動回路537を備えている。LED駆動回路537は、制御部90の指令を受けて、LED光源536からの光出射のON/OFFを制御するのみならず、その光の出力をも制御する。
第2実施形態の基板周縁部露光装置の残余の構成は、第1実施形態と同じである。また、第2実施形態の基板周縁部露光装置の動作内容および手順についても第1実施形態と同じである。すなわち、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度に基づいて、処理条件決定部91がLED光源536からの光出力を決定するとともに、ウェハ回転部20によるウェハ回転速度を決定する。このときの決定処理については第1実施形態と同様である。そして、決定された光出力およびウェハ回転速度に従って周縁部露光処理が実行される。
このようにしても、周縁部露光処理に先立って、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度に基づいて、処理条件決定部91がLED光源536からの光出力およびウェハ回転速度の双方を決定し、それらに従って周縁部露光処理が進行することとなるため、使用するレジストの感度に柔軟に対応することができる。特に、半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度が低い場合であっても、LED光源536からの光出力を高く決定してスループットを向上させたり、ウェハ回転速度を低く決定して発光ダイオードの寿命を延ばしたりすることが可能である。
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記各実施形態においては、レジスト種類識別部99による識別結果に基づいて、レジスト感度判定部92が半導体ウェハWに塗布されたレジストの感度を判定するようにしていたが、装置のオペレータがレジストの感度を直接基板周縁部露光装置の制御部90に入力するようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、露光部50から光を照射しつつ半導体ウェハWを回転させることによって周縁部露光処理を行うようにしていたが、半導体ウェハWを固定して光を照射する露光部50を半導体ウェハWの周縁部に沿って移動させることにより周縁部露光処理を行うようにしても良い。すなわち、露光部50を半導体ウェハWの周縁部に対して相対的に移動させるようにすれば良い。
また、本発明に係る基板周縁部露光装置によって処理対象となる基板は半導体ウェハWに限定されるものではなく、液晶表示装置用のガラス基板等であっても良い。
本発明に係る基板周縁部露光装置の一例を示す斜視図である。 露光部の要部構成を示す図である。 基板周縁部露光装置の制御機構を示すブロック図である。 基板周縁部露光装置における動作手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の基板周縁部露光装置の露光部を示す図である。
符号の説明
10 基台
20 ウェハ回転部
30 Y軸駆動部
40 X軸駆動部
50 露光部
90 制御部
91 処理条件決定部
92 レジスト感度判定部
99 レジスト種類識別部
210 吸着チャック
220 回転モータ
530 露光ヘッド
531 半導体レーザ光源
535 レーザ駆動回路
536 LED光源
537 LED駆動回路
538 レンズシステム
W 半導体ウェハ

Claims (10)

  1. フォトレジストが塗布された基板の周縁部を露光する基板周縁部露光装置であって、
    基板を保持して略水平面内にて回転させる保持回転手段と、
    前記保持回転手段によって回転される基板の周縁部にレーザ光を照射する半導体レーザ光源と、
    前記半導体レーザ光源からのレーザ出力を制御する出力制御手段と、
    基板に塗布されたフォトレジストの感度に基づいて、前記半導体レーザ光源からのレーザ出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定する処理条件決定手段と、
    を備え、
    前記保持回転手段は前記処理条件決定手段によって決定された基板回転速度に従って基板を回転させるとともに、前記出力制御手段は前記処理条件決定手段によって決定されたレーザ出力に従って前記半導体レーザ光源からのレーザ出力を制御することを特徴とする基板周縁部露光装置。
  2. 請求項1記載の基板周縁部露光装置において、
    前記処理条件決定手段は、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するように前記半導体レーザ光源からのレーザ出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定することを特徴とする基板周縁部露光装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板周縁部露光装置において、
    基板に塗布するフォトレジストの種類を識別するレジスト種類識別手段と、
    前記レジスト種類識別手段によって識別されたフォトレジストの種類から当該フォトレジストの感度を判定するレジスト感度判定手段と、
    をさらに備えることを特徴とする基板周縁部露光装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の基板周縁部露光装置において、
    前記処理条件決定手段は、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記半導体レーザ光源からのレーザ出力を高く決定することを特徴とする基板周縁部露光装置。
  5. 請求項2または請求項3に記載の基板周縁部露光装置において、
    前記処理条件決定手段は、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記保持回転手段による基板回転速度を低く決定することを特徴とする基板周縁部露光装置。
  6. フォトレジストが塗布された基板の周縁部を露光する基板周縁部露光装置であって、
    基板を保持して略水平面内にて回転させる保持回転手段と、
    前記保持回転手段によって回転される基板の周縁部に光を照射する発光ダイオード光源と、
    前記発光ダイオード光源からの光出力を制御する出力制御手段と、
    基板に塗布されたフォトレジストの感度に基づいて、前記発光ダイオード光源からの光出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定する処理条件決定手段と、
    を備え、
    前記保持回転手段は前記処理条件決定手段によって決定された基板回転速度に従って基板を回転させるとともに、前記出力制御手段は前記処理条件決定手段によって決定された光出力に従って前記発光ダイオード光源からの光出力を制御することを特徴とする基板周縁部露光装置。
  7. 請求項6記載の基板周縁部露光装置において、
    前記処理条件決定手段は、予め設定されている周縁部露光処理時間内にて処理が完了するように前記発光ダイオード光源からの光出力および前記保持回転手段による基板回転速度を決定することを特徴とする基板周縁部露光装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の基板周縁部露光装置において、
    基板に塗布するフォトレジストの種類を識別するレジスト種類識別手段と、
    前記レジスト種類識別手段によって識別されたフォトレジストの種類から当該フォトレジストの感度を判定するレジスト感度判定手段と、
    をさらに備えることを特徴とする基板周縁部露光装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の基板周縁部露光装置において、
    前記処理条件決定手段は、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記発光ダイオード光源からの光出力を高く決定することを特徴とする基板周縁部露光装置。
  10. 請求項7または請求項8に記載の基板周縁部露光装置において、
    前記処理条件決定手段は、基板に塗布するフォトレジストの感度が低下するにしたがって、前記保持回転手段による基板回転速度を低く決定することを特徴とする基板周縁部露光装置。
JP2006087544A 2006-03-28 2006-03-28 基板周縁部露光装置 Pending JP2007266190A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006087544A JP2007266190A (ja) 2006-03-28 2006-03-28 基板周縁部露光装置
US11/692,410 US20070267582A1 (en) 2006-03-28 2007-03-28 Substrate edge exposure apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006087544A JP2007266190A (ja) 2006-03-28 2006-03-28 基板周縁部露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007266190A true JP2007266190A (ja) 2007-10-11

Family

ID=38638905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006087544A Pending JP2007266190A (ja) 2006-03-28 2006-03-28 基板周縁部露光装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20070267582A1 (ja)
JP (1) JP2007266190A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067794A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Canon Inc 露光装置及びデバイス製造方法
JP2011238798A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Tokyo Electron Ltd 周縁露光装置及び周縁露光方法
CN107363413A (zh) * 2016-05-12 2017-11-21 株式会社迪思科 蓝宝石晶片的加工方法和激光加工装置
KR20190035471A (ko) * 2017-09-26 2019-04-03 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 자외선(uv) 발광 다이오드(led)를 갖는 에지 노광 툴

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018108012B4 (de) 2017-09-26 2022-08-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Kantenbelichtungswerkzeug einer ultraviolettes (uv) licht emittierenden diode (led)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5656229A (en) * 1990-02-20 1997-08-12 Nikon Corporation Method for removing a thin film layer

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067794A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Canon Inc 露光装置及びデバイス製造方法
JP2011238798A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Tokyo Electron Ltd 周縁露光装置及び周縁露光方法
CN107363413A (zh) * 2016-05-12 2017-11-21 株式会社迪思科 蓝宝石晶片的加工方法和激光加工装置
CN107363413B (zh) * 2016-05-12 2021-01-12 株式会社迪思科 蓝宝石晶片的加工方法和激光加工装置
KR20190035471A (ko) * 2017-09-26 2019-04-03 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 자외선(uv) 발광 다이오드(led)를 갖는 에지 노광 툴
KR102146404B1 (ko) * 2017-09-26 2020-08-21 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 자외선(uv) 발광 다이오드(led)를 갖는 에지 노광 툴

Also Published As

Publication number Publication date
US20070267582A1 (en) 2007-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4565270B2 (ja) 露光方法、デバイス製造方法
JP4665712B2 (ja) 基板処理方法、露光装置及びデバイス製造方法
TWI390373B (zh) 傳送基板之方法、電腦可讀媒體及傳送系統
JP2007266190A (ja) 基板周縁部露光装置
JP2012134512A (ja) 露光装置、及びその部材の洗浄方法、露光装置のメンテナンス方法、メンテナンス機器、並びにデバイス製造方法
JPWO2005124835A1 (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
JP2006165502A (ja) 露光装置、及びその部材の洗浄方法、露光装置のメンテナンス方法、メンテナンス機器、並びにデバイス製造方法
US20020030817A1 (en) A code reading device and method with light passing through the code twice, an exposure apparatus and a device manufacturing method using the code reading
JP3768440B2 (ja) 基板周縁処理装置および基板周縁処理方法
JP2007173732A (ja) 基板処理装置
JP2007005617A (ja) 進捗状況表示方法、表示プログラム、及び表示装置、並びにデバイス製造方法
JPH09162120A (ja) 半導体ウエハ上の不要レジストを除去するためのウエハ周辺露光方法および装置
TW201937544A (zh) 基板處理裝置、基板處理方法及記錄媒體
JP2000049088A (ja) 露光装置およびデバイス製造方法
JP2009121920A (ja) 透明基板の位置測定装置、該位置測定装置を備える露光装置及び基板製造方法並びにプリアライメント装置
JP5327135B2 (ja) 周縁露光装置及び周縁露光方法
JPH07249671A (ja) 搬送装置
JPH03242922A (ja) ウエハ周辺露光方法及びウエハ周辺露光装置
JP6465565B2 (ja) 露光装置、位置合わせ方法およびデバイス製造方法
KR20010077238A (ko) 웨이퍼 정렬 장치 및 이에 적합한 정렬 방법
KR100350923B1 (ko) 웨이퍼 주변노광방법 및 장치
JP3219925B2 (ja) 周辺露光装置及び周辺露光方法
JP4293343B2 (ja) 基板処理装置
JPH1184632A (ja) ペリクルの管理装置、投影露光装置および投影露光方法
JP2004134513A (ja) ノッチ付ウエハの周辺露光装置