JP2007266144A - 電気機器のケーブル引出し構造 - Google Patents

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健太郎 東
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Abstract

【課題】電気機器の筐体と一体的に設けた凹部に接着剤を充填することで、低コストで防水性を確保できるケーブル引出し部を提供する。
【解決手段】筐体1と一体的に設けた凹部の側壁のうち、筐体1と共有する壁に設けた第1の孔と、第1の孔に対向する第2の孔とは同軸上にある。よって、ケーブル7は凹部3内をケーブル7の引出し方向と平行に各穴の間を貫通させた後で、凹部3内を接着剤8で充填することによりケーブル引出し部の防水性を確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器の筐体と一体的に設けた凹部に接着剤を充填することで、低コストで防水性を確保できる電気機器のケーブル引出し構造に関するものである。
従来、電気機器のケーブル引出し構造は、例えばトンネル内に設置される火災検知器に接続される入出力用の信号ケーブルの例がある。この信号ケーブルは取付ベースの外側に露出して取り付けられたケーブルコネクタに、防水性の外部コネクタを介して火災検知器の外部と着脱されるものである。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−042265号公報(図1)
従来の電気機器のケーブル引出し構造は、火災検知器の防水性を確保するための防水コネクタなどの部品が高価であり、さらに、防水コネクタの接続部を組立する作業工数を減らすことができなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電気機器のケーブル引出し構造は防水コネクタやケーブルグランドを使用せず、電気機器の筐体内部に収納した回路基板に直接ケーブルを接続するものであり、部品代と作業工数を減らすことができる電気機器のケーブル引出し構造を提供することを目的とする。
本発明の電気機器のケーブル引出し構造は、電気機器の筐体と、筐体の外側に一体的に設けた凹部と、凹部の側壁のうち、筐体と共有する壁に設けた第1の孔と、第1の孔に対向する壁に設けた第2の孔と、各孔を貫通するケーブルと、凹部に充填する接着剤と、を備えたことを特徴とするものである。
また、第1の孔と第2の孔でケーブルの軸の方向が曲げられているものである。さらに、各孔にグロメットが圧入されるものである。
本発明の電気機器のケーブル引出し構造は、ケーブルグランドや防水コネクタを使用しないため、低コストで長期にわたりケーブル充填部の防水性を確保できる。また、ケーブルは、各孔の位置で外側から引張られる方向に対して異なる向きに曲げられているので、ケーブルに加わる引張り力は分散でき、接着強度が低い部品同士の接合部を保護できる。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態における電気機器のケーブル引出し構造の一例である火災検知器20のケーブル引出し部21の要部拡大図および要部断面図である。筐体ケース1と一体的に設けた凹部3の側壁のうち、筐体ケース1と共有する壁31に設けた第1の孔4と、対向壁32に設けた第2の孔5とは同軸上にある。ケーブル7は凹部3内をケーブル7の引出し方向と平行に各穴の間を貫通させた後で、凹部3内を接着剤8で充填する。また、凹部3の容積は、ケーブル7の周囲に十分接着剤8が充填されることによる、ケーブル引出し部21の防水性と引張り強度の要求仕様によって決定される。
各孔に圧入されたグロメット6はケーブル7が筐体ケース1の各孔の内面に直接触れないように保護するものであるが、無くてもよい。また、凹部3を貫通するケーブル7の外径と各孔の内径による隙間があっても、接着剤8は高粘度タイプを選定するために硬化中に各孔から漏れることはない。さらに、接着剤8はエポキシ系でもウレタン系でもよく、接着剤8の代わりにシリコーンゴムを充填してもよい。
図3は、本発明の第1の実施形態におけるケーブル引出し部21を有する火災検知器20の縦断面図である。道路トンネル内に設置される火災検知器20は、火災による炎のちらつきを検出する。検出素子を含む回路基板11および受光ガラス9は筐体カバー2に取付され、火災検知器20は防水性を要求される。また、本発明のケーブル引出し部21は、熱感知器や煙感知器として用いてもよい。
次に、本発明の第1の実施形態におけるケーブル引出し部21の組立方法について説明する。まず、筐体ケース1の凹部3の壁31の第1の孔4と対向壁32の第2の孔5にグロメット6を圧入する。そして、図示しない接続部を有するケーブル7を各孔の間に貫通させる。その状態で、凹部3に接着剤8を充填してから所定時間硬化させると防水性と引張り強度を確保できるケーブル引出し部21が得られる。
この筐体ケース1と別に、受光ガラス9および検出素子を含む光学系部品10を搭載する回路基板11などを筐体カバー2に取付する。最後に、ケーブル7の接続部は回路基板11に接続し、筐体カバー2を筐体ケース1に取付して完成する。
この実施形態において、電気機器の一例である火災検知器20のケーブル引出し部21は、筐体ケース1と、筐体ケース1の外側に一体的に設けた凹部3と、凹部3の側壁のうち、筐体ケース1と共有する壁31に設けた第1の孔4と、対向壁32に設けた第2の孔5と、第1の孔4と第2の孔5を貫通するケーブル7と、凹部3に充填される接着剤8と、を備えるので、ケーブルグランドや防水コネクタを使用しないため、低コストで長期にわたりケーブル7の充填部の防水性を確保できる。また、第1の孔4および第2の孔5に、それぞれグロメット6が圧入されていて、ケーブル7が直接筐体ケース1に触れないように保護される。
図4は、本発明の第2の実施形態における電気機器のケーブル引出し構造の一例である火災検知器20のケーブル引出し部22の要部断面図である。図2と異なる点は、筐体ケース1と共有する壁31に設けた第1の孔41と対向壁32に設けた第2の孔とが同軸上になく、すなわち、ケーブル7は凹部3内をケーブル7の引出し方向に対して軸が斜めに曲げられた状態で各孔の間を貫通させた後で、凹部3内を接着剤8で充填している。
第2の実施形態によると、ケーブル7の引出し方向からケーブル引出し部22に対して引張り力が加わる場合、ケーブル7と接着剤8の接合面をずらそうとする力は、ケーブル7が角度θ曲げられることによりcosθの比率だけ軽減される。さらに、凹部3内のケーブル7と接着剤8の接合面積が増加することにより接着強度は大きくなる。よって、第2の実施形態は図1と比較して、ケーブル引出し部22の引張り強度を向上できる。また、ケーブル7は凹部3内で壁面に沿うようにしてもよい。
この実施形態においては、第1の実施形態と比べて、第1の孔41と第2の孔51でケーブル7の軸が斜めに曲げられているものであり、ケーブル7は、第1の孔41および第2の孔51の位置で外側から引張られる方向に対して異なる向きに曲げられているので、ケーブル7に加わる引張り力は分散でき、接着剤との接着強度が低くても保護できる。

本発明の第1の実施形態における電気機器のケーブル引出し構造の一例である火災検知器20のケーブル引出し部21を示す要部拡大図である。 本発明の第1の実施形態における電気機器のケーブル引出し構造の一例である火災検知器20のケーブル引出し部21を示す要部断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるケーブル引出し部21を有する火災検知器20の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態における電気機器のケーブル引出し構造の一例である火災検知器20のケーブル引出し部22を示す要部断面図である。
符号の説明
1 筐体ケース
2 筐体カバー
3 凹部
4 第1の孔
5 第2の孔
6 グロメット
7 ケーブル
8 接着剤
9 受光ガラス
10 光学系部品
11 回路基板
20 火災検知器
21、22 ケーブル引出し部
31 壁
32 対向壁
41 第1の孔
51 第2の孔

Claims (3)

  1. 電気機器の筐体と、該筐体の外側に一体的に設けた凹部と、該凹部の側壁のうち、前記筐体と共有する壁に設けた第1の孔と、前記第1の孔に対向する壁に設けた第2の孔と、各孔を貫通するケーブルと、前記凹部に充填する接着剤と、を備えたことを特徴とする電気機器のケーブル引出し構造。
  2. 前記第1の孔と前記第2の孔でケーブルの軸の方向が曲げられている請求項1記載の電気機器のケーブル引出し構造。
  3. 前記各孔にグロメットが圧入される請求項1乃至2記載の電気機器のケーブル引出し構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016105445A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 文化シヤッター株式会社 制御盤の防水構造
CN110224537A (zh) * 2019-07-22 2019-09-10 杭州笑谈科技有限公司 防止引发烧毁的电动振动器及其壳体结构

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