JP2007262192A - ハードコート用組成物及び積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】硬化性樹脂(1)及び該硬化性樹脂(1)と反応できる官能基を持ち、加水分解可能な官能基を2個あるいは2個以上有するアルコキシシランを有機溶媒中で酸性加水分解して得られたシリカ前駆体(2)を混合してなることを特徴とするハードコート組成物である。
【選択図】なし
Description
本発明の硬化性樹脂(1)は、電離放射線や紫外線照射により硬化する硬化性樹脂や熱硬化性の樹脂があげられる。
具体的には、紫外線硬化型であるアクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリル酸エステル類、メタクリルアミド類等のアクリル系や、有機珪素系の樹脂、熱硬化型のポリシロキサン樹脂等が好適である。以上の樹脂が挙げられるが、この限りではない。
なお、硬化性樹脂が複数ある場合は少なくともそのうちのひとつと反応できればよい。
具体的には、クリアハードコートであれば、ヘイズ0.05〜0.5%、光線透過率85〜95%の範囲内が好ましく、後述するような防眩性を持たせたハードコートであればヘイズ5〜50%光線透過率80〜95%の範囲内が好ましい。
防汚剤としては、特に限定はしないが、フッ素及び珪素を含む化合物などを含む組成物を好適に用いることができる。
特に、パーフルオロ基を有するアルコキシシラン化合物などを挙げられる。
防眩性を持たせるためには、例えば粒径0.1〜10μm程度のアクリル樹脂粒子やシリカ粒子などを用いることができる。
また、帯電防止性を持たせるためには、酸化亜鉛系粒子、スズ−インジウム複合酸化物(ITO)粒子、酸化スズ系粒子、酸化アンチモン系粒子などの導電性粒子を用いることができる。
紫外線吸収剤、赤外線吸収剤は公知のものを用いることができる。
なお、LCDの表面に用いる反射防止材とする場合は、光学特性の点でTACフィルムを用いることが好ましい。
(シリカ前駆体の調製)
密閉ガラス容器中で、紫外線硬化型アクリル系樹脂と反応できる官能基を持ち加水分解可能基を2個以上もつ0.05mol信越化学社製シランカップリング剤KBM−5103 14.04gと1.0N塩酸0.09g及び水3.22gを混合し、2時間、70℃で攪拌し、シリカ前駆体を得た。
密閉ガラス容器中で、前記シリカ前駆体2.0gと紫外線硬化型アクリル系樹脂である荒川化学製ハードコート組成物8.0g及び溶剤メチルエチルケトン/酢酸メチル混合溶媒8.0gを混合し、1時間で攪拌してハードコート組成物を得た。該ハードコート組成物は安定であり、4週間放置しても、透明であり、沈殿物は析出しなかった。
得られたシリカ組成物をトリアセチルセルロースフィルム(TAC)基材(富士フィルム株式会社製、厚み80μm)表面に3.0ml滴下し、ワイヤーバーを用いて塗布し、成膜した。50℃で1分乾燥、紫外線照射(露光量211mJ/cm2)により硬化してハードコート層を形成し、ハードコート性積層体を得た。なお、得られたハードコート層の膜厚は8μmであった。
実施例1において、ハードコート組成物として、日本合成化学社製の紫外線硬化型樹脂UV−1700Bを用いた以外は、実施例1と同様の操作を行い、ハードコート組成物を得た。該ハードコート組成物は安定であり、4週間放置しても、透明であり、沈殿物は析出しなかった。
その後実施例1と同様の操作でTAC)基材の表面にハードコート層を形成し、ハードコート性積層体を得た。得られたハードコート層の膜厚は8μmであった。
実施例1において、荒川化学製ハードコート組成物8.0g及び溶剤メチルエチルケトン/酢酸メチル混合溶媒8.0gを混合し、1時間で攪拌してハードコート組成物を得た。TAC表面に3.0ml滴下し、ワイヤーバーを用いて塗布し、成膜した。50℃で1分乾燥、紫外線照射(露光量211mJ/cm2)により硬化してハードコート層を形成し、ハードコート性積層体を得た。なお、得られたハードコート層の膜厚は8μmであった。
実施例2において、日本合成化学社製紫外線硬化型樹脂UV−1700B 8.0g及び溶剤メチルエチルケトン/酢酸メチル混合溶媒8.0gを混合し、1時間で攪拌してハードコート組成物を得た。TAC表面に3.0ml滴下し、ワイヤーバーを用いて塗布し、成膜した。50℃で1分乾燥、紫外線照射(露光量211mJ/cm2)による硬化してハードコート層を形成層を形成し、ハードコート性積層体を得た。得られたハードコート層の膜厚は8μmであった。
実施例1、2、比較例1、2で得られたハードコート層のカール、鉛筆硬度、ヘイズ、全光透過率、初期密着性試験についての評価を行い、表1に示した。
(カール評価方法)
ハードコートフィルムを100mm×100mmの大きさに切断したサンプルを作製し、水平で平滑な台上にハードコート層を上にした状態で静置させた。台上から、ハードコートフィルム端部の浮き上がりを測定した。
(鉛筆硬度評価方法)
JISK5400規定の鉛筆引掻き試験を実施した。鉛筆引掻き試験結果(X/5)は、5回の試験の内、傷が付かなかった回数がXであることを示す。Xは4以上になった場合で合格とする。
(ヘイズ、全光透過率の評価方法)
Nippon DENSHOKU社製NDH 2000ヘイズメーターを使用して測定した。
(初期密着性試験の評価方法)
塗層面にポリカーネート基板に達する碁盤目を塗層の上から、ナイフで100個入れて、セロハン粘着テープを強く張り付け、90°方向に急速に剥し、塗層剥離の有無を調べた。
(透明なシリカ前駆体の調製)
密閉ガラス容器中で、0.05mol東京化成製メチルトリエトキシシラン 8.92g、1.0N塩酸0.09g及び水3.22gを混合し、2時間、70℃で攪拌し、透明なシリカ前駆で体を得た。
密閉ガラス容器中で、前記透明なシリカ前駆体2.0gと荒川化学製ハードコート組成物8.0g及び溶剤メチルエチルケトン/酢酸メチル混合溶媒8.0gを混合し、1時間で攪拌してハードコート組成物を得た。該ハードコート組成物は透明であるが、紫外線照射(露光量211mJ/cm2)による硬化する時に、微粒子が見られたため、クリアハードコートの塗工が困難であった。これは樹脂を重合する時に、メチルトリエトキシシラン加水分解生成物と樹脂の間で結合はないため、親和性が低く、均一に分散できなかったためと考えられる。
(透明なシリカ前駆体の調製)
密閉ガラス容器中で、0.05mol東京化成製エチルトリエトキシシラン 9.62g、1.0N塩酸0.09g及び水3.22gを混合し、2時間、70℃で攪拌し、透明なシリカ前駆体を得た。
密閉ガラス容器中で、前記透明なシリカ前駆体2.0gと日本合成社製ハードコート組成物UV−1700B 8.0g及び溶剤メチルエチルケトン/酢酸メチル混合溶媒8.0gを混合し、1時間で攪拌してハードコート組成物を得た。該ハードコート組成物は透明であるが、紫外線照射(露光量211mJ/cm2)による硬化する時に、微粒子が見られたため、クリアハードコートの塗工が困難であった。これは樹脂を重合する時に、メチルトリエトキシシラン加水分解生成物と樹脂の間で結合はないため、親和性が低く、均一に分散できなかったためと考えられる。
Claims (5)
- 硬化性樹脂(1)及び該硬化性樹脂(1)と反応できる官能基を持ち、加水分解可能な官能基を2個あるいは2個以上有するアルコキシシランを有機溶媒中で酸性加水分解して得られたシリカ前駆体(2)を混合してなることを特徴とするハードコート組成物。
- 前記硬化性樹脂(1)が、アクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリル酸エステル類、メタクリルアミド類等のアクリル系や、有機珪素系の樹脂、熱硬化型のポリシロキサン樹脂から選ばれる1種または複数の樹脂からなることを特徴とする請求項1記載のハードコート組成物。
- 前記シリカ前駆体(2)の組成割合が組成物全体に対し0.5〜50%(wt%)であることを特徴とする請求項1または2記載の塗布用ハードコート用組成物。
- 基材上に、請求項1〜3のいずれかに記載のハードコート組成物を塗布して得られるハードコート層を有することを特徴とする積層体。
- 前記ハードコート層上に機能層を有することを特徴とする請求項4記載の積層体。
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Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0593170A (ja) * | 1991-10-02 | 1993-04-16 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 被覆用組成物及び合成樹脂成形品の表面改質方法 |
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| JP2005092099A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 硬化性樹脂組成物、及び光学物品、並びにそれを用いた画像表示装置 |
-
2006
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