JP2007261870A - コンクリート再生骨材製造システム - Google Patents

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Abstract

【課題】初期設備投資および運転費用が低コストで、生産管理が容易に高品質の再生骨材製品が得られるコンクリート再生骨材製造システムを提供する。
【解決手段】コンクリート廃材原料Aの供給量を調整しながら供給するための供給量調整用可変速フィーダ21と、この可変速フィーダ21から供給された原料Aを破砕室に収納し圧縮破砕して破砕品Bを得るジョークラッシャ22と、前記ジョークラッシャ22の破砕室直下に前記破砕品Bの滞留部を形成するよう設けられ、前記破砕品Bの排出量を調整しながら排出するための排出量調整用可変速フィーダ23と、この排出量調整用可変速フィーダ23の後工程に設けられた第1の篩24とを備えて構成され、前記第1の篩24によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品B2を前記ジョークラッシャ22に再度投入するリターンフロー25を有するコンクリート再生骨材製造システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート廃材を破砕処理してコンクリート再生骨材を製造するためのコンクリート再生骨材製造システムに関し、更には、初期設備投資および運転費用が低コストで、高品質の再生骨材製品が得られるコンクリート再生骨材製造システムに関する。
コンクリート廃材原料を破砕処理してコンクリート再生骨材を製造する一次処理用設備として、従来からジョークラッシャが一般的に広く用いられている。しかしながら、この従来例に係るジョークラッシャを用いて再生された再生骨材は、再生された骨材からモルタル分が十分除去されていない等品質レベルが低く、JIS A5021−2005に規定される再生骨材の最終製品(再生粗骨材および再生細骨材)の製造に使用されることはなかった。
前記従来例に係るジョークラッシャは、上述した品質問題もさることながら、コンクリート廃材破砕における破砕荷重の調整が困難で、コンクリート廃材のモルタル分とこれに含有された骨材の剥離のみを生じさせることが難しく、再生すべき骨材まで粉砕させてしまうという問題点を有していた。このような問題点を解消し、コンクリート再生骨材を製造するシステムとして、ジョークラッシャやインパクトクラッシャ、コーンクラッシャ、ロッドミル等を併用して、原料のモルタル剥離効果を高めるような従来技術が提案されている。
係る従来例に関するコンクリート再生骨材製造システムについて、以下図5,6を参照しながら説明する。図5は従来例に係るコンクリート廃材から骨材を再生する方法の一具体例を示す全体の工程図、図6は他の従来例に係る再生骨材の製造方法を示すフローシートである。
先ず、図5において、従来例に係るコンクリート再生骨材の製造方法は、コンクリート廃材Rをジョークラッシャ43により圧縮破砕し、振動篩44によりサイズ別に選別される破砕選別工程と、中空体状の本体511aと本体511a内に設けた円筒状の磨鉱処理部材とを互いに異方向に回転させつつ、砂利砕石分を本体511aと磨鉱処理部材の長さ方向に設けた板状の突起部突起部間で磨鉱するべくなる磨鉱機51a,52aによって、付着モルタル分を剥離する磨鉱選別工程と、加圧選別機46aおよびスパイラル分級機47により、砂利砕石J、モルタル集合体M、砂N、セメントTに分離する製品分離工程とを設けたものである(特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来例に係るコンクリート再生骨材の製造方法は、ジョークラッシャの他に、磨鉱機、加圧選別機およびスパイラル分級機等の高価な設備からなる複雑な工程を必要とし、莫大な初期設備コストを要する上、前記磨鉱機等における摩耗部材の管理が煩雑である。
次に、図6における他の従来例に係る再生骨材の製造方法は、コンクリート廃材からなる原料を、第1の篩装置61に供給して篩い分けし、篩い分けされた所定粒径以下の成分を、粒子相互間の衝撃摩砕作用により破砕を行う破砕装置62に供給して破砕し、破砕された成分を分級機64により分級して微細粒子を集塵機65に回収する。
そして同時に、残りの破砕物を再生砂として回収するとともに、前記篩い分けされた所定粒径以上の成分を粒子同士のもみ合いを利用する磨鉱作用により研磨を行う研磨装置67に供給して研磨し、研磨後の成分を第2の篩装置68に供給して篩い分けして得られた所定粒径範囲の成分を再生骨材として回収するものである(特許文献2参照)。しかしながら、上記従来例に係る再生骨材の製造方法も、前記従来例と同様、破砕装置の他、分級機や集塵機、研磨装置等、初期の設備設置コストが多大なものとなり、それに伴う運転コストも高コストとなる。
また、図示はしないが、更に他の従来例に係る高品質再生骨材の製造方法によれば、コンクリート廃材をジョークラッシャで一次破砕したものを振動ミルに掛けた後、振動篩いを通すものである(特許文献3参照)。このような製造方法は、初期設備コストは上記従来例とは低コストで済むものの、前記振動ミルにはアルミナやジルコニア等からなる硬質媒体を必要とし、この硬質媒体の充填率管理や寸法管理、また摩耗による交換等生産管理上の煩わしさが伴う。
特開平08−245248号公報 特開2004−238274号公報 特開2000−72500号公報
従って、本発明の目的は、原料であるコンクリート廃材を破砕処理してコンクリート再生骨材を製造するシステムにおいて、初期設備投資および運転費用が低コストで、生産管理が容易に高品質の再生骨材製品が得られるコンクリート再生骨材製造システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るコンクリート再生骨材製造システムが採用した手段は、原料となるコンクリート廃材を圧縮破砕してコンクリート再生骨材を製造するシステムにおいて、前記原料の供給量を調整しながら供給するための供給量調整用可変速フィーダと、この可変速フィーダから供給された原料を破砕室に収納し圧縮破砕して破砕品を得るジョークラッシャとを備えている。
同時に、前記ジョークラッシャの破砕室直下に前記破砕品の滞留部を形成するよう設けられ、前記破砕品の排出量を調整しながら排出するための排出量調整用可変速フィーダと、この排出量調整用可変速フィーダの後工程に設けられた第1の篩とを備えて構成され、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を前記ジョークラッシャに再度投入するリターンフローを有することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係るコンクリート再生骨材製造システムが採用した手段は、請求項1記載のコンクリート再生骨材製造システムにおいて、前記第1の篩の後工程に更に目開きの小さい第2の篩を設け、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を前記第2の篩によって更に篩い分けし、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を粗骨材として、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を細骨材として回収するよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係るコンクリート再生骨材製造システムが採用した手段は、請求項1または2記載のコンクリート再生骨材製造システムおいて、前記供給量調整用可変速フィーダおよび/または排出量調整用可変速フィーダが、ベルトフィーダまたは振動フィーダであることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係るコンクリート再生骨材製造システムが採用した手段は、請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載のコンクリート再生骨材製造システムにおいて、前記排出量調整用可変速フィーダが、傾斜角度を制御することにより排出量を調整可能な傾斜角度可変式フィーダであることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係るコンクリート再生骨材製造システムが採用した手段は、請求項1乃至4のうちの何れか一つの項に記載のコンクリート再生骨材製造システムにおいて、
前記供給量調整用可変速フィーダおよび排出量調整用可変速フィーダが、前記ジョークラッシャの負荷状況を検知し、この検知信号に基づき制御器によって前記フィーダの供給速度および排出速度を制御するよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るコンクリート再生骨材製造システムによれば、前記原料の供給量を調整しながら供給するための供給量調整用可変速フィーダと、この可変速フィーダから供給された原料を破砕室に収納し圧縮破砕して破砕品を得るジョークラッシャと、前記ジョークラッシャの破砕室直下に前記破砕品の滞留部を形成するよう設けられ、前記破砕品の排出量を調整しながら排出するための排出量調整用可変速フィーダと、この排出量調整用可変速フィーダの後工程に設けられた第1の篩装置とを備えて構成され、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を前記ジョークラッシャに再度投入するリターンフローを有する。
従って、前記排出量調整用可変速フィーダによって破砕品の排出速度を抑制し破砕室直下に破砕品の滞留部が形成されて、前記破砕室内の原料に繰り返し破砕作用が付与されるとともに、前記リターンフローによって所定粒径以上の破砕品を再度破砕するので、所要寸法以上の不良製品を製造することがない。
また、本発明の請求項2に係るコンクリート再生骨材製造システムによれば、前記第1の篩の後工程に更に目開きの小さい第2の篩を設け、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を前記第2の篩によって更に篩い分けし、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を粗骨材として、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を細骨材として回収するよう構成されたので、前記粗骨材と細骨材を規格通り分別することが出来る。
更に、本発明の請求項3に係るコンクリート再生骨材製造システムによれば、前記供給量調整用可変速フィーダおよび/または排出量調整用可変速フィーダが、ベルトフィーダまたは振動フィーダであるので、多大な設備コストを掛けずに前記システムを実現出来る上、簡単な操作で運転できる。
また更に、本発明の請求項4に係るコンクリート再生骨材製造システムによれば、前記排出量調整用可変速フィーダが、傾斜角度を制御することにより排出量を調整可能な傾斜角度可変式フィーダであるので、篩いによる目詰まり等のトラブルを回避できる。
本発明の請求項5に係るコンクリート再生骨材製造システムによれば、前記供給量調整用可変速フィーダおよび排出量調整用可変速フィーダが、前記ジョークラッシャの負荷状況を検知し、この検知信号に基づき制御器によって前記フィーダの供給速度および排出速度を制御するよう構成されたので、前記破砕室内での原料のモルタル剥離を効果的に作用させ、高品質の再生骨材の製造が可能となる。
先ず、本発明の実施の形態1に係るコンクリート再生骨材製造システムを、図1および図2を参照しながら以下説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るコンクリート再生骨材製造システムの工程を示す概略フロー図、図2は、本発明の実施の形態1に係るジョークラッシャと排出量調整用可変式フィーダの立断面を示す立断面図である。
図1において、本発明の実施の形態1に係るコンクリート再生骨材製造システムは、以下に述べる工程によって構成される。即ち、先ず、コンクリート廃材からなる原料Aは原料ホッパー20に投入される。
そして、原料ホッパー20から排出された原料Aは、供給量調整用可変速フィーダ21へ供給され、この供給量調整用可変速フィーダ21により、供給量を調整しながらジョークラッシャ22へ原料供給される。この可変速フィーダ21から供給された原料Aは、ジョークラッシャ22の破砕室に収納され、圧縮破砕されて破砕品Bを得る。
ここで、本発明の実施形態1に係るジョークラッシャについて、図2を参照しながら更に詳しく述べると、このジョークラッシャ22は、サイドフレーム3の上部に固定され軸受で回転支持された主軸2に、図示しない電動機からVベルトとVプーリを介して回転力を伝達するよう構成されている。
主軸2には、動歯4を固定されたスイングジョー5が軸受を介して回動自在に設けられているが、その回転中心Qは主軸中心(Vプーリ中心)Pと偏心した位置関係に設けられている。このような構成により、スイングジョー5の軸嵌合部の偏心軸中心Qが偏心回転する。
一方、スイングジョー5の下端は、テンションスプリング9によってテンションロッド8を介して引張力を付与され、揺動運動を与えるためのトグルプレート10に押し付けるように固定されている。そして、このトグルプレート10は、前記スイングジョー5と本体フレームに固定されたトグルブロック11との間に介設され、それらの接触部は、滑り運動が可能な自由端であるトグルシート14a,14bに拘束されており、前記テンションロッド8の引張力によって脱落しないように構成されている。
前記スイングジョー5は、上記偏心回転とトグルプレート10の滑り運動が自在な拘束によって、動歯4下端では矢印13で示したように略直線的な揺動運動を行う。その揺動方向13は、トグルプレート10近傍では、このトグルプレート10に対し略直角方向の揺動運動であり、その挙動に従い動歯4が直線的な破砕運動を生じる。
そして、前記供給量調整用可変速フィーダ21から供給された原料Aは、前記動歯4、前記動歯4と対向して固定歯側フレーム7に固定された固定歯6およびサイドプレート3に囲まれて形成された破砕室12に供給される。供給された前記原料Aは、前記動歯4の直線運動によって破砕室12内で圧縮作用を受けて破砕され破砕品Bとなる。
そして、この破砕品Bは、前記ジョークラッシャ22の破砕室12直下に、前記破砕品Bの滞留部15を形成するよう設けられた排出量調整用可変速フィーダ23に供給される。この排出量調整用可変速フィーダ23のフィード運転に伴い、前記滞留部15を形成した破砕品Bが、図中矢印23aで示したフィード方向に順次フィードされて次工程に送られる。
前記破砕品Bの滞留部15は、前記ジョークラッシャ22の破砕室12直下に、前記排出量調整用可変速フィーダ23のフィード部をある間隔を有するよう近接して設けることにより、前記破砕室12からの破砕品Bの落下速度と前記排出量調整用可変速フィーダ23のフィード速度をバランスさせることにより、自然に形成させることが出来る。
また、図2に示したように、前記破砕室12と排出量調整用可変速フィーダ23との間にスカート部材16を設けることによって、前記破砕室12から排出された破砕品Bが、前記可変フィーダ23のフィード部で強制的に滞留させられるので、前記滞留部15の形成が容易となる。
通常、前記ジョークラッシャ22は、原料Aへの圧縮作用が強く、また、この原料Aが下方へ落下し易い破砕室12の形状を有しているため、破砕室12内での原料落下距離が大きく、破砕室12内で破砕処理作用を受ける頻度が少ない。そのため、原料Aからのモルタル分剥離効果の点からは、再生骨材製造上における最終製品処理には不向きな装置と考えられている。
しかしながら、上述したように、前記破砕室12直下に排出量調整用可変速フィーダ23のフィードをある間隔を有するよう近接して設けて、破砕品Bの滞留部15を形成させることにより破砕品Bの破砕室12からの排出が抑制される。この結果、前記排出量調整用可変速フィーダ23の排出速度を遅くすればするほど、破砕室12内の原料A落下速度を抑制し滞留時間が長くなるため、この原料Aへの破砕作用を繰り返し付与することが可能となる。このような破砕作用によって、原料Aのモルタル剥離が効果的に行われる。
また、前記供給量調整用可変速フィーダ21による原料A供給速度を、前記落下速度を加味して調整し、破砕室12内に充満させて充填することによって、前記動歯6の圧縮作用方向(図2中の矢印13)に起因する原料Aの持ち上がりに伴う逃げを抑制することが出来る。これら双方の効果により、前記ジョークラッシャ22でも十分なモルタル剥離効果を発揮することが可能となるのである。
このようにして前記ジョークラッシャ22により破砕された破砕品Bは、図1に示す如く、前記破砕品Bの排出量を調整しながら排出するための排出量調整用可変速フィーダ2
3を経て、この排出量調整用可変速フィーダ23の後工程に設けられた第1の篩24へ排出される。
そして、この第1の篩24によって破砕品Bが篩い分けされ、前記第1の篩24によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品B2は、リターンフロー25を経て前記ジョークラッシャ22に再度投入される。このように、前記第1の篩24によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品B2を、再度ジョークラッシャ22に投入することによって、所定寸法以上の不良製品をなくすことが出来る。
前記リターンフロー25は、バケットコンベアやベルトコンベアにより、自動的に前記ジョークラッシャ22上流に返送されるよう構成される。このようなリターンフロー25は、篩い分けられた破砕品B2を一旦ストックしておき、原料ホッパー20等のジョークラッシャ22上流側に再投入することで同等の効果をもたらすことが可能であるが、省力化の面で上記に劣るものとなり、前記のように自動的に返送するよう構成するのが好ましい。また、前記リターンフロー25は原料ホッパー20に返送しても良く、その場合、ジョークラッシャ22の安定運転が更に容易になり、より高品質の製品を得ることが可能となる。
また、前記第1の篩24によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品B1は、前記第1の篩24の後工程に設けられた更に目開きの小さい第2の篩26に投入されて、再度篩い分けられる。そして、前記第2の篩26によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品C1を細骨材27として、前記第2の篩26によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品C2を粗骨材28として回収するよう構成されている。
前記第1の篩24の目開きと前記第2の篩26の目開きの組み合わせは、前記第1の篩24の篩分け寸法が約20mmで、前記第2の篩26の篩分け寸法が約5mmである組み合わせが好ましい。前記第1の篩24と第2の篩26は、二段の篩が一体的に装置化された1台の篩装置であっても、あるいは別々の篩を有する2台の篩装置であっても良い。
ここで、前記供給量調整用可変速フィーダ21および排出量調整用可変速フィーダ23は、両者ともに、一般に良く用いられるベルトフィーダあるいは振動フィーダであっても良いし、両者がベルトフィーダまたは振動フィーダの夫々異なるフィーダを組み合わせて構成されても良い。また、前記排出量調整用可変速フィーダ23が、傾斜板の傾斜角度を調節することにより破砕品B自身の自重による排出量を調整可能な傾斜板型シュータであっても良い。
更に、前記供給量調整用可変速フィーダ21および排出量調整用可変速フィーダ23が、前記ジョークラッシャ22の負荷状況を検知器17によって検知し、この検知された検知信号が制御器29に送信され、前記制御器29の指令に基づき前記供給量調整用可変速フィーダ21の供給速度および排出量調整用可変速フィーダ23の排出速度を制御するよう構成されるのが好ましい。
ここで、前記負荷状況とは、ジョークラッシャ22の負荷レベルを示す指数であって、破砕室12における原料Aの充填レベルやスイングジョー5を駆動する電動機の電流値等がこれに相当する。即ち、前記検知器17は、図2に示したように、ジョークラッシャ22の破砕室12内に充填された原料Aの上限レベル17aおよび下限レベル17bを赤外線等により検知するレベル計17や、スイングジョー5を駆動させる図示しない電動機の電流値を検知する電流計等によって構成される。
そして、前記負荷状況を破砕室12における充填レベルにて検出する場合は、前記レベル計17によって検知された負荷状況が、前記上限レベル17aと下限レベル17bの間に収まるよう、前記制御器の指令に基づき前記供給量調整用可変速フィーダ21の供給速度および排出量調整用可変速フィーダ23の排出速度を制御する。
また、前記負荷状況を電動機の電流値で監視する場合は、その上限レベル、下限レベルは制御機内で予め設定され、前記電流計によって検知された電流値が、上記と同様に前記上限レベルと下限レベルの間に収まるよう、前記制御器の指令に基づき前記供給量調整用可変速フィーダ21の供給速度および排出量調整用可変速フィーダ23の排出速度を制御するのである。
即ち、前記負荷状況を表す指数が上限レベルに至ったときは、記供給量調整用可変速フィーダ21の供給速度を低減させるとともに、排出量調整用可変速フィーダ23の排出速度を増加させる。逆に、前記指数が下限レベルに至ったときは、記供給量調整用可変速フィーダ21の供給速度を増加させるとともに、排出量調整用可変速フィーダ23の排出速度を低下させるよう制御する。
このようにして、前記処理室12における原料Aの充填状態を、出来るだけ高充填で過負荷とならない適切な負荷状態に維持することによって、破砕室12内のモルタル剥離効果を高め、高品質の再生骨材製品の製造を可能とするのである。
現在、JIS A5021「コンクリート用再生骨材」には、再生骨材の種類として粗骨材と細骨材の区分が規定されている。粗骨材にも複数種類あり、その使用用途や使用地域によってそのサイズが決定される。そこで、上述した本発明の実施の形態1の如く、ジョークラッシャ22(と排出フィーダ23)の後工程に第1の篩24を設けて、排出された破砕品Bを所要寸法に篩い分け、製品として不適切な所定粒径以上の破砕品B2を前記ジョークラッシャ22に再度投入するリターンフロー25を設けることにより、不良製品の製造と在庫を防止できる。
次に、本発明の実施の形態2に係るコンクリート再生骨材製造システムを、図3および図4を参照しながら以下説明する。図3は、本発明の実施の形態2に係るコンクリート再生骨材製造システムの工程を示す概略フロー図、図4は、本発明の実施の形態2に係る他のコンクリート再生骨材製造システムの工程を示す概略フロー図である。
尚、本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、前記供給量調整用可変速フィーダの機能が異なり、その結果、図1に示した工程が多少異なる所に相違があり、その他は同構成であるから、上記実施の形態1と同一のものに同一符号を付して、その相違する点について以下説明する。
即ち、本発明の実施の形態2に係るコンクリート再生骨材製造システムは、図3に示すように、前記供給量調整用可変速フィーダとして、篩機能を有する供給量調整用可変速フィーダ21aを用い、供給された原料Aに含まれる所定粒径未満の細骨材分A1を、後工程のジョークラッシャ22に投入する前に篩い分けて、最終製品である細骨材27として分配するフロー30を有するものである。そして、前記所定粒径以上の粒径を有する原料A2のみを前記ジョークラッシャ22に投入するのである。
また、本発明の実施の形態2に係る他のコンクリート再生骨材製造システムは、図4に示すように、篩機能を有する前記供給量調整用可変速フィーダ21aの代わりに第3の篩31を設けて、供給された原料Aに含まれる所定粒径未満の細骨材分A1を、後工程のジョークラッシャ22に投入する前に篩い分けて、最終製品である細骨材27として分配するフロー30を有する。
一方、前記第3の篩31によって篩い分けられた所定粒子以上の原料A2は、図示しないフィーダにより前記ジョークラッシャ22の原料として供給されるのである。前記供給量調整用可変速フィーダ21a篩機能や第3の篩31の好ましい目開きは、前述した第2の篩26の目開きと同一であるのは言うまでもない。
さて、ジョークラッシャ22における破砕処理は、前述した通り破砕室12内の原料A充填率を高めることによりモルタル剥離を効果的に行えるが、細粒分が多量に混入した原料の場合には、骨材への前記細粒分の付着や破砕室内で細粒分がクッション材となることによる破砕効率の低下や破砕室内での高密度化による閉塞現象の発生、無駄な消費動力の増加等、多くの弊害を生じることになる。
通常、供給原料Aはコンクリートガラであるため、採取場所や元のコンクリート品質の差によって粒度分布にばらつきを生じており、この粒度分布を原料供給時に一定に揃えることはコスト的に不可能である。そこで、前述した本実施の形態2に係るコンクリート再生骨材製造システムの如く、篩機能を有する供給量調整用可変速フィーダ21aや第3の篩31を用い、供給された原料Aに含まれる所定粒径未満の細骨材分A1を、後工程のジョークラッシャ22に投入する前に篩い分けて排除することによって、安定した運転状態と再生骨材の品質維持が可能となるのである。
以上の如く、本発明に係るコンクリート再生骨材製造システムは、供給量調整用可変速フィーダから供給された原料を破砕室に収納し、圧縮破砕して破砕品を得るジョークラッシャと、前記ジョークラッシャの破砕室直下に前記破砕品の滞留部を形成するよう設けられた排出量調整用可変速フィーダと、このフィーダの後工程に設けられた第1の篩とを備えて構成され、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を前記ジョークラッシャに再度投入するリターンフローを有するので、前記破砕室直下に破砕品の滞留部が形成されて、前記破砕室内の原料に繰り返し破砕作用が付与されるとともに、前記リターンフローによって所定粒径以上の破砕品を再度破砕するので、所要寸法以上の不良製品を製造することがない。
また、前記第1の篩の後工程に更に目開きの小さい第2の篩を設け、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を前記第2の篩によって更に篩い分けし、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を粗骨材として、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を細骨材として回収するよう構成されたので、前記粗骨材と細骨材を規格通り選別することが出来る。
更に、前記供給量調整用可変速フィーダおよび排出量調整用可変速フィーダが、前記ジョークラッシャの負荷状況を検知し、この検知信号に基づき制御器によって前記フィーダの供給速度および排出速度を制御するよう構成されたので、前記破砕室内での原料のモルタル剥離を効果的に作用させ、高品質の再生骨材の製造が可能となる。
本発明の実施の形態1に係るコンクリート再生骨材製造システムの工程を示す概略フロー図である。 本発明の実施の形態1に係るジョークラッシャと排出量調整用可変式フィーダの立断面を示す立断面図である。 本発明の実施の形態2に係るコンクリート再生骨材製造システムの工程を示す概略フロー図である。 本発明の実施の形態2に係る他のコンクリート再生骨材製造システムの工程を示す概略フロー図である。 従来例に係るコンクリート廃材から骨材を再生する方法の一具体例を示す全体の工程図である。 他の従来例に係る再生骨材の製造方法を示すフローシートである。
符号の説明
A…原料(コンクリート廃材),
A1…第3の篩に篩い分けられた所定粒径未満の原料,
A2…第3の篩に篩い分けられた所定粒径以上の原料,
B…破砕品,
B1…第1の篩に篩い分けられた所定粒径未満の破砕品,
B2…第1の篩に篩い分けられた所定粒径以上の破砕品,
C1…第2の篩に篩い分けられた所定粒径未満の破砕品,
C2…第2の篩に篩い分けられた所定粒径以上の破砕品,
P…主軸中心, Q…偏心軸中心,
2…主軸, 3…サイドフレーム, 4…動歯, 5…スイングジョー,
6…固定歯, 7…固定歯側フレーム, 8…テンションロッド,
9…テンションスプリング, 10…トグルプレート, 11…トグルブロック,
12…破砕室, 13…圧縮作用方向
14a,14b…トグルシート,
15…滞留部, 16…スカート部材,
17…検知器(レベル計),17a…上限レベル計,17b…下限レベル計,
20…原料ホッパー,
21…供給量調整用可変速フィーダ,
21a…篩機能を有する供給量調整用可変速フィーダ,
22…ジョークラッシャ,
23…排出量調整用可変速フィーダ,23a…フィード方向,
24…第1の篩, 25…リターンフロー, 26…第2の篩,
27…細骨材, 28…粗骨材, 29…制御器,
30…細骨材分配フロー, 31…第3の篩

Claims (5)

  1. 原料となるコンクリート廃材を圧縮破砕してコンクリート再生骨材を製造するシステムにおいて、前記原料の供給量を調整しながら供給するための供給量調整用可変速フィーダと、この可変速フィーダから供給された原料を破砕室に収納し圧縮破砕して破砕品を得るジョークラッシャと、前記ジョークラッシャの破砕室直下に前記破砕品の滞留部を形成するよう設けられ、前記破砕品の排出量を調整しながら排出するための排出量調整用可変速フィーダと、この排出量調整用可変速フィーダの後工程に設けられた第1の篩とを備えて構成され、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を前記ジョークラッシャに再度投入するリターンフローを有することを特徴とするコンクリート再生骨材製造システム。
  2. 前記第1の篩の後工程に更に目開きの小さい第2の篩を設け、前記第1の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を前記第2の篩によって更に篩い分けし、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径以上の破砕品を粗骨材として、前記第2の篩によって篩い分けされた所定粒径未満の破砕品を細骨材として回収するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載のコンクリート再生骨材製造システム。
  3. 前記供給量調整用可変速フィーダおよび/または排出量調整用可変速フィーダが、ベルトフィーダまたは振動フィーダであることを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリート再生骨材製造システム。
  4. 前記排出量調整用可変速フィーダが、傾斜板の傾斜角度を調節することにより排出量を調整可能な傾斜板型シュータであることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載のコンクリート再生骨材製造システム。
  5. 前記供給量調整用可変速フィーダおよび排出量調整用可変速フィーダが、前記ジョークラッシャの負荷状況を検知し、この検知信号に基づき制御器によって前記フィーダの供給速度および排出速度を制御するよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一つの項に記載のコンクリート再生骨材製造システム。
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