JP2007260742A - クラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】母材表面の必要箇所のみにロウ材層を形成し得、無駄を省くことができるクラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】回転自在となるよう対向配置され且つ間に母材1が導入される一対のロール10と、該ロール10上に部分的に金属粉末を供給する粉末供給手段11とを備え、母材1の表面に部分的に金属粉末を圧着してロウ材層12を形成し、クラッド材を製造する。
【選択図】図2
【解決手段】回転自在となるよう対向配置され且つ間に母材1が導入される一対のロール10と、該ロール10上に部分的に金属粉末を供給する粉末供給手段11とを備え、母材1の表面に部分的に金属粉末を圧着してロウ材層12を形成し、クラッド材を製造する。
【選択図】図2
Description
本発明は、クラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置に関するものである。
近年、例えば、母材であるステンレス或いは耐熱合金等の金属板の両面又は片面に、ニッケル等を主成分とする金属粉末を圧着してロウ材層を形成したクラッド材を製造することが行なわれるようになっており、このようなクラッド材を製造する際には、図7に示されるような装置を使用することが提案されている。
図7に示されるクラッド材製造装置は、母材1が巻き取られた母材コイル2を巻き戻す母材巻戻機3と、該母材巻戻機3によって母材コイル2から巻き戻された母材1の表面に金属粉末を圧着する粉末圧着機4と、該粉末圧着機4で母材1に金属粉末が圧着されたクラッド材5を加熱して金属粉末を焼結させた後、冷却する加熱冷却炉6と、該加熱冷却炉6で金属粉末を焼結させたクラッド材5を圧延する圧延機7と、該圧延機7で圧延されたクラッド材5をクラッド材コイル8として巻き取るクラッド材巻取機9とを備えてなる構成を有している。
前記粉末圧着機4は、回転自在となるよう対向配置された一対のロール10と、該各ロール10上に金属粉末を供給する粉末供給手段11とを備え、前記一対のロール10間に上方から下方へ向け母材1を導入しつつ、前記粉末供給手段11から各ロール10上に金属粉末を供給して、該各ロール10を回転させることにより、前記母材1の両面に金属粉末を圧着させるようになっている。
前記加熱冷却炉6においては、金属粉末を溶かさずに焼結させる固相焼結と、金属粉末を溶かして(液相を出して)焼結させる液相焼結のいずれかで、金属粉末の焼結を行い、その後、冷却を行うようになっている。
尚、前述の如きクラッド材製造装置と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2005−186127号公報
ところで、前述の如きクラッド材製造装置の場合、ロウ材層は、粉末圧着機4において母材1の表面全幅に亘って金属粉末を圧着することにより形成されているが、製造されたクラッド材5を、熱交換器の伝熱管が貫通されるフィンとして使用するような場合、ロウ材が必要なのは伝熱管が貫通される部分のみで、それ以外の箇所に形成されたロウ材層は無駄になってしまうこともあった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、母材表面の必要箇所のみにロウ材層を形成し得、無駄を省くことができるクラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置を提供しようとするものである。
本発明は、母材の表面に部分的に金属粉末を圧着してロウ材層を形成したことを特徴とするクラッド材にかかるものである。
又、本発明は、対向配置された一対のロール間に母材を導入しつつ、ロール上に部分的に金属粉末を供給して、該ロールを回転させることにより、前記母材の表面に部分的に金属粉末を圧着させることを特徴とするクラッド材の製造方法にかかるものである。
前記クラッド材の製造方法においては、金属粉末をロールに供給する位置よりもロールの回転方向上流側位置において、ロール外周面に液体により濡れ性を付与し、次いでロールに金属粉末を供給することが、ロール外周面の所望の箇所に金属粉末を付着させて母材表面の必要箇所のみに圧着する上で好ましい。
更に又、本発明は、回転自在となるよう対向配置され且つ間に母材が導入される一対のロールと、
該ロール上に部分的に金属粉末を供給する粉末供給手段と
を備えたことを特徴とするクラッド材の製造装置にかかるものである。
該ロール上に部分的に金属粉末を供給する粉末供給手段と
を備えたことを特徴とするクラッド材の製造装置にかかるものである。
前記クラッド材の製造装置においては、粉末供給手段を、ロール軸線方向へ複数配置され且つ貯留された金属粉末を出口部からロール上に供給可能なホッパにより構成することができる。
前記粉末供給手段は、ロール軸線方向へ移動可能に配設され且つ貯留された金属粉末を出口部からロール上に供給可能なホッパにより構成しても良い。
前記クラッド材の製造装置においては、ホッパの出口部から排出される金属粉末をロール上に導くと共に該金属粉末を一時的に堰き止め可能な案内部材を備えることができる。
前記クラッド材の製造装置においては、金属粉末をロールに供給する位置よりもロールの回転方向上流側位置に、ロール外周面に濡れ性を付与するための液体塗布手段を設けることが、ロール外周面の所望の箇所に金属粉末を付着させて母材表面の必要箇所のみに圧着する上で好ましい。
前記液体塗布手段には液体を供給するノズルを備えるようにすることができる。
前記液体塗布手段に液体を供給するノズルは、ロール軸線方向へ複数配置されるようにすることができる。
又、前記液体塗布手段に液体を供給するノズルは、ロール軸線方向へ移動可能に配設されるようにすることもできる。
前記液体塗布手段は、液体塗布ローラとすることができる。
又、前記液体塗布手段は、液体塗布パッドとすることもできる。
本発明のクラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置によれば、母材表面の必要箇所のみにロウ材層を形成し得、無駄を省くことができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明を実施する形態の第一例であって、図中、図7と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、回転自在となるよう対向配置され且つ間に母材1が導入される一対のロール10と、該ロール10上に部分的に金属粉末を供給する粉末供給手段11とを備え、母材1の表面に部分的に金属粉末を圧着してロウ材層12を形成し、クラッド材5を製造するようにしたものである。
本図示例の場合、前記粉末供給手段11は、ロール10軸線方向へ複数配置され且つ貯留された金属粉末を出口部からローラフィーダ13により案内部材14を介してロール10上に供給可能なホッパ15により構成してある。
前記案内部材14は、各ホッパ15毎に対応するよう個別に設け、その先端側を図示していないシリンダやモータ等の駆動装置により枢軸16を中心として上下に回動させることにより、ホッパ15の出口部から排出される金属粉末をロール10上に導くと共に該金属粉末を一時的に堰き止め可能となるようにしてある。
尚、前記ホッパ15は、図2の例では、ロール10軸線方向へ三個配置してあるが、その個数は、三個に限定されないことは勿論である。又、前記ローラフィーダ13は、複数のホッパ15に共用される形で設けてあるが、前記案内部材14と同様に、各ホッパ15毎に対応するよう個別に設けても良い。更に又、案内部材14は、金属粉末を一時的に堰き止めるために、先端側を回動させる代わりに、スライド式のシャッター機構を採用しても良い。
次に、上記図示例の作用を説明する。
母材巻戻機3によって母材コイル2から巻き戻された母材1は、粉末圧着機4において金属粉末が圧着されるが、このとき、粉末圧着機4の粉末供給手段11は、ロール10軸線方向へ複数配置したホッパ15により構成してあるため、各ホッパ15の出口部からローラフィーダ13により案内部材14を介してロール10上に供給された金属粉末は、ロール10の回転に伴い該ロール10間に送給されて母材1に圧着され、該母材1の表面には、図2に示す如く、母材1の長手方向へ帯状に延び且つ母材1の幅方向へ所要間隔をあけて複数配設されるロウ材層12が形成され、しかも、案内部材14の先端側を必要に応じて適宜、図示していないシリンダやモータ等の駆動装置により枢軸16を中心として、図1の仮想線で示す如く、上方へ跳ね上げることにより、ロール10上に導かれる金属粉末を一時的に堰き止めると、図2に示す如く、母材1の長手方向へ延びる帯状のロウ材層12が途切れる部分を形成することが可能となり、このようにロウ材層12が形成されたクラッド材5が、加熱冷却炉6で加熱されて金属粉末を焼結させた後、冷却され、該加熱冷却炉6で金属粉末を焼結させたクラッド材5が圧延機7で圧延され、該圧延機7で圧延されたクラッド材5がクラッド材コイル8としてクラッド材巻取機9に巻き取られる。
この結果、製造されたクラッド材5を、熱交換器の伝熱管が貫通されるフィンとして使用するような場合には、ロウ材が必要となる伝熱管が貫通される部分のみにロウ材層12を形成することが可能となるため、単に粉末圧着機4において母材1の表面全幅に亘って金属粉末を圧着することによりロウ材層12を形成するのとは全く異なり、ロウ材層12の無駄がなくなる。
こうして、母材1表面の必要箇所のみにロウ材層12を形成し得、無駄を省くことができる。
図3は本発明を実施する形態の第二例を示す側面図であって、粉末供給手段11を、ロール10軸線方向へ移動可能に配設され且つ貯留された金属粉末を出口部からローラフィーダ13により案内部材14を介してロール10上に供給可能なホッパ15により構成したものである。
本図示例の場合、前記ホッパ15には、ナット部材17を一体に取り付け、該ナット部材17を、ロール10軸線方向と平行に延び且つ回転自在に配置したボールネジ18に螺嵌し、該ボールネジ18を図示していないモータ等の駆動装置によって所要方向へ回転させることにより、前記ホッパ15をロール10軸線方向へ移動させるようにしてある。
尚、前記ホッパ15をロール10軸線方向へ移動させる手段として、ナット部材17とボールネジ18を用いる代わりに、シリンダを採用しても良い。又、前記ホッパ15をロール10軸線方向へ移動可能に配設する場合、図3の例では、ホッパ15を一個としてあるが、複数個設けて各々をロール10軸線方向へ移動可能に配設するようにしても良い。
図3に示す第二例の場合も、母材巻戻機3によって母材コイル2から巻き戻された母材1は、粉末圧着機4において金属粉末が圧着されるが、このとき、粉末圧着機4の粉末供給手段11は、ロール10軸線方向へ移動可能に配設したホッパ15により構成してあるため、各ホッパ15の出口部からローラフィーダ13により案内部材14を介してロール10上に供給された金属粉末は、ロール10の回転に伴い該ロール10間に送給されて母材1に圧着され、該母材1の表面には、例えば、図3に示す如く、母材1の長手方向へ蛇行する形で帯状に延びるロウ材層12が形成され、しかも、案内部材14の先端側を必要に応じて適宜、図示していないシリンダやモータ等の駆動装置により枢軸16を中心として、図1の仮想線で示す如く、上方へ跳ね上げることにより、ロール10上に導かれる金属粉末を一時的に堰き止めると、図3に示す如く、母材1の長手方向へ蛇行する形で延びる帯状のロウ材層12が途切れる部分を形成することが可能となり、このようにロウ材層12が形成されたクラッド材5が、加熱冷却炉6で加熱されて金属粉末を焼結させた後、冷却され、該加熱冷却炉6で金属粉末を焼結させたクラッド材5が圧延機7で圧延され、該圧延機7で圧延されたクラッド材5がクラッド材コイル8としてクラッド材巻取機9に巻き取られる。
この結果、製造されたクラッド材5を、熱交換器の伝熱管が貫通されるフィンとして使用するような場合には、ロウ材が必要となる伝熱管が貫通される部分のみにロウ材層12を形成することが可能となるため、単に粉末圧着機4において母材1の表面全幅に亘って金属粉末を圧着することによりロウ材層12を形成するのとは全く異なり、ロウ材層12の無駄がなくなる。
こうして、図3に示す第二例においても、図1及び図2に示す第一例と同様に、母材1表面の必要箇所のみにロウ材層12を形成し得、無駄を省くことができる。
更に、図4及び図5は図1及び図2に示す第一例、或いは図3に示す第二例において、ロール10外周面に液体により濡れ性を付与するための液体塗布手段を装備した場合の一例を示すものであって、ホッパ15よりもロール10回転方向上流側に、ロール10と平行にゴム製或いはスポンジ製の駆動可能な液体塗布ローラ19(液体塗布手段)をロール10の外周面に対し接触するよう配置し、液体塗布ローラ19の上方に、管路を介して送給された水或いはアルコール等の液体Lを液体塗布ローラ19に供給するための複数のノズル20を、液体塗布ローラ19の軸線方向へ一定の間隔で配置し、又、ロール10の下部に、ロール10間における圧延或いはプレス時に母材1に圧着されずにロール10外周面に付着してきた残余の金属粉末を掻取るためのスクレーパ21を配置したものである。
図4及び図5に示すような液体塗布手段を装備すると、管路を通ってノズル20へ送給された水或いはアルコール等の液体Lは、ノズル20から液体塗布ローラ19へ液滴Ldとして滴下され、液体塗布ローラ19に滴下された液体Lは、液体塗布ローラ19によりロール10の外周面に塗布され、ロール10には濡れ性が付与されるため、ホッパ15の出口部からローラフィーダ13により案内部材14を介してロール10上に供給された金属粉末は、ロール10に濡れ性を付与していない場合に比べより強い付着力でロール10の外周面に付着する形となり、該ロール10の外周面に液体Lの濡れ性によってより強い付着力で付着した金属粉末は、ロール10の回転に伴いロール10間に送給されて母材1に圧着され、ロウ材層が形成されたクラッド材5が製造され、この結果、母材1の表面に部分的に金属粉末を圧着してロウ材層12を形成する上で、きわめて有効となる。
尚、母材1に圧着されずにロール10に付着している残余の金属粉末はロール10の回転によりスクレーパ21に至り該スクレーパ21により掻落とされ、ロール10の外周面は清浄化され、外周面を清浄化されたロール10は、再び液体塗布ローラ19により外周面に液体Lを塗布されて濡れ性を付与され、ホッパ15からの金属粉末が付着され、金属粉末はロール10間に送給されて母材1に圧着され、連続してクラッド材5が製造される。
又、ロール10の回転速度が高速となった場合や、ロール10の外周面に供給される金属粉末の単位面積当たりの量を多くする場合、即ち、金属粉末の厚さを厚くする場合は、ノズル20から液体塗布ローラ19に滴下される液体Lの単位時間当たりの量を増加して、液体Lの濡れ性を高め、ロール10の金属粉末に対する付着力を高めるようにすれば良い。
こうして、図4及び図5に示すような液体塗布手段を装備すれば、母材1表面の必要箇所のみにロウ材層12をより確実に形成し得、無駄を省くことができ、更に、ロール10を高速運転した場合でも、金属粉末を確実にロール10外周面に付着させてロール間(ロールギャップ部)へ送給することができ、クラッド材5の生産を安定して高効率に行なうことができる。
図6は液体塗布手段の他の例を示す側面図であって、ガイドレール22に沿って走行自在な走行枠23を介してノズル20を液体塗布ローラ19の軸線方向、延いてはロール10の軸線方向へ往復移動し得るようにしたものである。
本図示例の場合、クラッド材5を製造する際には、ノズル20は走行枠23により液体塗布ローラ19の軸線方向へ往復移動しつつ液体塗布ローラ19に液体Lが滴下される。斯かる構成としても図4及び図5に示す例と同様の作用効果を奏することができる上に、ノズル20の数量が少ないため設備費、運転維持費が安価となる。
尚、本発明のクラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、例えば、ロール外周面に濡れ性を付与する手段としては液体塗布ローラ以外にロール外周面に押付けるようにした布製のパッドを用いることもできること、ノズルを液体塗布ローラの軸線方向へ移動する場合、ノズルを一本とする場合について説明したが複数本であっても実施可能なこと、ロールに濡れ性を付与する液体は水或いはアルコールを使用する場合について説明したが、同時に水とアルコールの両方を使用するようにしても実施できること等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 母材
2 母材コイル
3 母材巻戻機
4 粉末圧着機
5 クラッド材
6 加熱冷却炉
8 クラッド材コイル
9 クラッド材巻取機
10 ロール
11 粉末供給手段
12 ロウ材層
13 ローラフィーダ
14 案内部材
15 ホッパ
16 枢軸
17 ナット部材
18 ボールネジ
19 液体塗布ローラ(液体塗布手段)
20 ノズル
21 スクレーパ
22 ガイドレール
23 走行枠
L 液体
Ld 液滴
2 母材コイル
3 母材巻戻機
4 粉末圧着機
5 クラッド材
6 加熱冷却炉
8 クラッド材コイル
9 クラッド材巻取機
10 ロール
11 粉末供給手段
12 ロウ材層
13 ローラフィーダ
14 案内部材
15 ホッパ
16 枢軸
17 ナット部材
18 ボールネジ
19 液体塗布ローラ(液体塗布手段)
20 ノズル
21 スクレーパ
22 ガイドレール
23 走行枠
L 液体
Ld 液滴
Claims (13)
- 母材の表面に部分的に金属粉末を圧着してロウ材層を形成したことを特徴とするクラッド材。
- 対向配置された一対のロール間に母材を導入しつつ、ロール上に部分的に金属粉末を供給して、該ロールを回転させることにより、前記母材の表面に部分的に金属粉末を圧着させることを特徴とするクラッド材の製造方法。
- 金属粉末をロールに供給する位置よりもロールの回転方向上流側位置において、ロール外周面に液体により濡れ性を付与し、次いでロールに金属粉末を供給する請求項2記載のクラッド材の製造方法。
- 回転自在となるよう対向配置され且つ間に母材が導入される一対のロールと、
該ロール上に部分的に金属粉末を供給する粉末供給手段と
を備えたことを特徴とするクラッド材の製造装置。 - 粉末供給手段を、ロール軸線方向へ複数配置され且つ貯留された金属粉末を出口部からロール上に供給可能なホッパにより構成した請求項4記載のクラッド材の製造装置。
- 粉末供給手段を、ロール軸線方向へ移動可能に配設され且つ貯留された金属粉末を出口部からロール上に供給可能なホッパにより構成した請求項4記載のクラッド材の製造装置。
- ホッパの出口部から排出される金属粉末をロール上に導くと共に該金属粉末を一時的に堰き止め可能な案内部材を備えた請求項5又は6記載のクラッド材の製造装置。
- 金属粉末をロールに供給する位置よりもロールの回転方向上流側位置に、ロール外周面に濡れ性を付与するための液体塗布手段を設けた請求項4〜7のいずれか一つに記載のクラッド材の製造装置。
- 液体塗布手段に液体を供給するノズルを備えた請求項8記載のクラッド材の製造装置。
- 液体塗布手段に液体を供給するノズルは、ロール軸線方向へ複数配置されている請求項9記載のクラッド材の製造装置。
- 液体塗布手段に液体を供給するノズルは、ロール軸線方向へ移動可能に配設されている請求項9又は10記載のクラッド材の製造装置。
- 液体塗布手段は、液体塗布ローラである請求項8〜11のいずれか一つに記載のクラッド材の製造装置。
- 液体塗布手段は、液体塗布パッドである請求項8〜11のいずれか一つに記載のクラッド材の製造装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006091019A JP2007260742A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | クラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置 |
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JP2006091019A JP2007260742A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | クラッド材、該クラッド材の製造方法及び装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009095871A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Ihi Corp | クラッドロウ材の製造装置及び製造方法 |
-
2006
- 2006-03-29 JP JP2006091019A patent/JP2007260742A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009095871A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Ihi Corp | クラッドロウ材の製造装置及び製造方法 |
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