JP2007260548A - 廃棄物処理方法及び廃棄物処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】安価なイニシャルコストとランニングコストが実現可能であって、廃棄物を有効利用が可能な状態とする、廃棄物処理技術について提案する。
【解決手段】廃棄物を減圧雰囲気の処理槽12内で攪拌しながら加熱して、所定の含水率となるまで廃棄物を乾燥させる乾燥処理工程と、前記処理槽12内に過熱水蒸気を供給して、廃棄物の含水率を更に低下させたのち、廃棄物を炭化熱分解させる炭化処理工程とを行う。さらに、前記炭化処理工程において、前記処理槽内を強制排気させて、該排気より前記廃棄物からの揮発物を乾留して回収する。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機廃棄物を減容化するとともに、バイオマスエネルギーとして有効利用するための技術に関する。
地球上の生物圏においては、動植物遺体を微生物が分解して無機物に還元するという物質循環サイクルがあるが、この微生物(分解者)に代わって、人間が有効にエネルギーや有機原料に利用しようというのがバイオマス変換(利用技術)である。
近年では、バイオマス資源の年間発生量は約3.7億トン、利用可能量は約7700万トンと推定される。しかし、現状の処理法では、大半が廃棄又は焼却処分され、上記量のバイオマス資源は約1.27億トンもの二酸化炭素と化している。そこで、この排出される二酸化炭素の削減のために、また、廃棄物の減容化のために、バイオマス資源を焼却せずに有効利用することが望まれる。
従来、廃棄物を乾燥させて減容化するために、真空(減圧)乾燥機が利用されている(例えば、特許文献1)。しかし、従来の減圧乾燥機では、含水率約10%までの乾燥が限界であり、それよりも含水率を低下させようとすれば、飛散し易い微細粉塵が発生して、これが処理槽からの排気に混入して排出されてしまっていた。また、廃棄物が糖分の多い野菜ごみ等である場合には、該廃棄物を乾燥させるうちに粘り気が発生し、団子状態となって乾燥効率が急速に低下するという課題があった。
また、近年、過熱水蒸気を利用した乾燥技術が提案されている(例えば、特許文献2)過熱水蒸気とは、100℃で蒸発した飽和水蒸気を常圧のまま、さらに高温度に加熱した無色透明のHOガスである。過熱水蒸気は空気を含まないので、高温の熱を直接処理物に接触させることができるので、高効率に処理物を加熱することができる。
例えば、特許文献2(第5、及び第6の実施形態)に記載の技術では、加熱乾燥機内を実質的に密閉式の構造とし、過熱水蒸気を被乾燥物と直接接触させ、接触後の過熱水蒸気を循環流通させる構成としている。さらに、その過熱水蒸気の循環路内に昇温手段を設けて、過熱水蒸気の一部を除塵後に発電用加熱器を通じて過熱水蒸気を駆動源とする低圧の蒸気タービン及びこれに連結された発電手段が設けられ、過熱水蒸気が被乾燥物の乾燥と、発電とに利用されるように構成されている。
特開2005−257211号公報 特開2005−241239号公報
本発明では、現在大量廃棄処分されている野菜屑・汚泥等の有機物廃棄物(バイオマス資源)を、有効に利用できる形態に変換することができ、且つ、安価なイニシャルコストとランニングコストが実現可能である、廃棄物処理技術について提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、廃棄物を減圧雰囲気の処理槽内で攪拌しながら加熱して、所定の含水率となるまで廃棄物を乾燥させる乾燥処理工程と、前記処理槽内に過熱水蒸気を供給して、廃棄物の含水率を更に低下させたのち、廃棄物を炭化熱分解させる炭化処理工程とを、含む廃棄物処理方法ある。
請求項2においては、前記炭化処理工程において、前記処理槽内を強制排気させて、該排気より前記廃棄物からの揮発物を乾留して回収するものである。
請求項3においては、攪拌翼を備えた真空容器である処理槽と、前記処理槽内を強制排気する真空ポンプと、前記処理槽を加熱するための加熱手段と、前記処理槽に過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気供給手段とを、含んで構成され、前記処理槽内に投入された廃棄物を、減圧雰囲気で攪拌しながら加熱して乾燥させる機能と、前記所定の含水率となるまで乾燥させたのち、処理槽内に過熱水蒸気を供給して廃棄物を乾燥及び炭化させる機能とを、備える廃棄物処理システムである。
請求項4においては、前記廃棄物処理システムに、前記処理槽の排気を冷却するための冷却手段を更に備え、廃棄物を炭化させる際の揮発物を乾留して回収するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、有機廃棄物の処理において、減圧状態での攪拌及び加熱により含水率を低下させたうえで、過熱水蒸気を導通させて炭化させるので、含水率の多い廃棄物であっても効率的に乾燥させて減容化することができ、省エネルギー・低コストを実現することができる。また、有機廃棄物より炭化物(炭)と可燃液とを得ることができ、廃棄物をバイオマス資源として有効利用するとともに、廃棄物の更なる減容化を図ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は廃棄物処理システムの構成を示す図、図2は減圧乾燥機の構成を示すブロック図、図3は減圧乾燥機の構成の別形態を示すブロック図、図4は廃棄物処理システムの制御構成を示すブロック図、図5は廃棄物処理における廃棄物処理システムの制御の流れ図、図6は廃棄物処理における廃棄物処理システムの制御の流れ図である。
本発明の実施例に係る廃棄物処理方法では、産業廃棄物として廃棄される有機廃棄物を、減容乾燥させる乾燥処理工程と、さらに、過熱水蒸気により更に乾燥させたのち炭化熱分解させる炭化処理工程とを行う。
上記乾燥処理工程では、廃棄物を減圧雰囲気の処理槽内で攪拌しながら加熱して、所定の含水率となるまで廃棄物を乾燥させる。
また、上記炭化処理工程では、処理槽内に過熱水蒸気を供給して、廃棄物の含水率を更に低下させたのち、廃棄物を炭化熱分解させる。つまり、廃棄物の乾燥残渣物を有価物として再利用することが可能な炭化物(炭)とする。
このように、廃棄物は炭化するまで熱分解処理されるので、大幅に減容される。
さらに、炭化処理工程では、処理槽内を強制排気させて、該排気より廃棄物からの揮発物を乾留して回収してエネルギー利用可能な可燃水とする。
上述のように本廃棄物処理方法によれば、廃棄物をバイオマス資源として有効利用するとともに、廃棄物の更なる減容化を図ることができる。
続いて、上記各処理について、詳細に説明する。
[乾燥処理工程]
まず、乾燥処理工程について説明する。
乾燥処理工程においては、密閉された真空容器である処理槽に、該処理槽の内容積の約40%量の廃棄物を投入し、強制排気による減圧雰囲気で攪拌しながら壁面伝導間接加熱方式により加熱する。
なお、処理槽への廃棄物の投入量や、乾燥処理中の処理槽の圧力は、上記に限定されるものではなく、処理槽や廃棄物に応じて適宜調整される。
上述のように、廃棄物を、減圧(真空)雰囲気の処理槽で乾燥させるので、100℃よりも低い温度を沸点とする低温で、廃棄物を蒸留乾燥させることができる。従って、熱効率が高く速やかに乾燥を完了させることができるので、ランニングコストの削減に寄与することができる。
また、廃棄物は攪拌されるうちに混合・粉砕されるので、スラリー・ペースト・ケーキ・粉粒状などのいずれの形態の廃棄物であっても、処理することが可能である。
[炭化処理工程]
上記乾燥処理工程に続いて、廃棄物の炭化処理工程が行われる。この炭化処理工程について説明する。
乾燥処理は、廃棄物の含水率が所定値(例えば、30%)となった時点、又は、廃棄物が団子状態となって乾燥効率が低下した時点で終了し、処理槽内の強制排気が解除される。そして、該処理槽内に過熱水蒸気が導入される。
前記過熱水蒸気として、180〜600℃の過熱水蒸気が利用される。過熱水蒸気は、500℃で熱量が958.6kJ/mの高カロリーガスで、熱風空気(238.6kJ/m)の約4倍の熱量を有するため、熱風空気を減圧乾燥機内に導入するときと比較して、短時間で廃棄物の含水率を低減させることができる。さらに、過熱水蒸気と一酸化炭素の共存による輻射熱によっても、廃棄物を加熱することができる。前記輻射熱は、赤外線輻射による熱放射性ガスであるため、更なる処理時間の短縮に寄与することができる。
減圧加熱による乾燥処理では、含水率を10%以下にすることは難しいが、過熱水蒸気による乾燥処理では、含水率を10%以下にすることも可能である。つまり、炭化処理工程では、上記乾燥処理工程で乾燥させた廃棄物の含水率を更に低下させ、減容化することができる。
上記過熱水蒸気の供給は、廃棄物を乾燥させて含水率を更に低下させるとともに、乾燥が終了したのち、該廃棄物が熱分解反応を起こして、熱分解残渣物が炭化物となるまで行われる。
この炭化処理工程において、処理槽内では下記[式1]のような反応が生じる。
[式1]
1.320.9+0.4H2
= 0.8H2+0.7CO+0.3CH4+0.3CO2+165.9kJ/mol
〈廃棄物(バイオマス資源)〉+〈過熱水蒸気〉=〈発生ガス燃料〉+〈吸熱〉
上式に示すように、過熱水蒸気と反応した廃棄物は、H、CO、CH、又はCOといった、ガス燃料成分に変換される。このガス燃料成分は、乾留により凝縮回収可能であって、酢液と乾留油に分離されて、酢液は有機肥料、油は燃料として利用することができる。
また、炭化処理後の熱分解残渣物は、炭化物(炭)として有効利用することができる。
さらに、処理槽からの高温の排気は、廃熱ボイラー、ヒーターを経て該処理槽の加熱に使用することができる。
このように、バイオマス資源としての廃棄物は、高エネルギー資源として有効利用できる状態に変換されることとなる。
なお、上記炭化処理工程において、有臭ガスが発生する場合には、処理槽からの排気を直接燃焼式脱臭装置にて酸化し脱臭する処理を行い、無臭化することができる。この脱臭装置では、処理槽からの排気ガスを約800℃で2秒程度燃焼させて、酸化する。
上述のように、乾燥処理工程と炭化処理工程とで成る廃棄物処理方法によれば、廃棄物の含水率を10%以下に低下させることができ、これにより、廃棄物が糖分の多い野菜ごみ等である場合であったとしても、粘り気を発生させることなく、乾燥させることができる。
また、先ず、減圧乾燥を行って、廃棄物の含水率をある程度まで低下させた状態で、過熱水蒸気を導入し、更なる乾燥と、炭化とを行うので、含水率の多い野菜ごみなどにおいても効率的に乾燥させることができる。これにより、省エネルギー・低コストの廃棄物処理を実現することができる。
[廃棄物処理システムの構成]
続いて、上記廃棄物処理方法を実施するための廃棄物処理システムの構成について説明する。
図1に示すように、廃棄物処理システム9は、攪拌翼21を内部に備えた密閉式の真空容器である処理槽12と、該処理槽12内を強制排気する強制排気手段としての真空ポンプ56と、該処理槽12内に過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生装置8と、該処理槽12を加熱するための加熱手段としての加熱システム35と、該処理槽12から強制排気した気体を冷却して蒸溜液又は乾留液を得るための冷却手段としての熱交換器37及び冷却システム36とを、含んで構成される。
前記処理槽12、攪拌翼21及び真空ポンプ56等は、減圧乾燥機10として構成される。
本実施例に係る廃棄物処理システム9では、乾燥処理工程と炭化処理工程とは、一つの処理槽12を用いて行われる。つまり、減圧乾燥機10の処理槽12に投入された廃棄物は、先ず、乾燥処理され、続いて、炭化処理されたのち、該処理槽12から排出される。一つの処理槽12にて、乾燥処理と炭化処理とを行うことによれば、廃棄物処理システム9をコンパクトに構成することができ、また、イニシャルコスト及びランニングコストの低減を図ることができる。
但し、本発明は上記形態に限定されるものではなく、先ず、減圧乾燥機の処理槽に廃棄物を投入して乾燥処理を行ったのち、該廃棄物を別の処理槽に移動させて、炭化処理を行うように、廃棄物処理システムを構成することもできる。
図2に示すように、減圧乾燥機10を構成する処理槽12は、熱媒を導通させるジャケット13が周囲に設けられ、内部にはモータ16の駆動を受けて回転する攪拌翼21が設けられる。
前記ジャケット13には、加熱システム35より熱媒を供給する移送管70と、加熱システム35へ使用後の熱媒を返送する移送管71が連結される。加熱システム35により温度調整が為された熱媒は、処理槽12のジャケット13内に供給され、また、加熱に利用され温度が低下した熱媒は、再び加熱システム35に返送されて加熱される。上記熱媒として、処理槽12を導通させた後の過熱水蒸気を利用するように構成することもできる。
前記処理槽12には、廃棄物の供給口12aが開口される。該供給口12aには、処理槽12へ廃棄物を供給する供給管が連結されており、該供給管には廃棄物供給弁47が備えられる。該廃棄物供給弁47は、後述する制御装置90の制御を受けて開閉駆動される。
また、前記処理槽12には、過熱水蒸気発生装置8にて生成された過熱水蒸気を、該処理槽12へ導入するための供給口12eが開口される。該供給口12eには、過熱水蒸気発生装置8より処理槽12へ過熱水蒸気を供給する供給管が連結されており、該供給管には、水蒸気供給弁48が備えられる。該水蒸気供給弁48は、制御装置90の制御を受けて開閉駆動される。
また、前記処理槽12の下部には、乾燥処理及び炭化処理をされて炭化物と化した廃棄物の残渣物を、処理槽12より取り出すための取出口12bが開口される。該取出口12bには、アクチュエータとしての開閉シリンダ15を備えた取出弁49が設けられる。前記取出弁49は、制御装置90の制御を受けて開閉駆動される。取出弁49が開放されると、残渣物が取出口12bを通じて処理槽12の外部へ排出される。
前記減圧乾燥機10の処理槽12の上部には、排気口12cが開口される。該排気口12cには、フィルタユニット22を介して吸引管23が連結されており、該吸引管23にはプレート式熱交換器37が接続される。
また、前記吸引管23には、逃がし弁46が備えられる。該逃がし弁46は、制御装置90の制御を受けて開閉される。
さらに、前記フィルタユニット22の上方には、該フィルタユニット22を洗浄するための洗浄水を供給するノズル45が備えられており、該ノズル45からは洗浄水がフィルタユニット22に向かって散水される。
前記熱交換器37には、減圧乾燥機10の処理槽12の排気が吸引管23を通して送られ、該熱交換器37において冷却されて液化される。この液化された排気を、『蒸溜液』又は『乾留液』と記載する。
また、熱交換器37には、液体を分離タンク53へ移送するための移送管72が接続される。熱交換器37にて液化された排気は、移送管72を通じて、分離タンク53まで送られる。前記分離タンク53に溜まった乾留液は、三方弁である廃液切替弁43を通じて、乾留水槽40まで送られ、また、前記分離タンク53に溜まった蒸溜液は、廃液切替弁43を通じて、蒸溜水槽41まで送られる。なお、乾留水槽40に溜まる乾留液は、燃料として利用することができる可燃液であり、蒸溜水槽41に溜まる蒸溜液は主に水分である。
前記分離タンク53には、モータ式の真空ポンプ56が備えられる。この真空ポンプ56が作動することにより、処理槽12、吸引管23、及び移送管72の内部は減圧雰囲気となっており、処理槽12内の気体は、強制排気されたうえ、吸引管23及び移送管72を通じて分離タンク53まで送られる。
なお、分離タンク53にモータ式の真空ポンプ56を備える代わりに、水エジェクタ式の真空ポンプ56を備えることができる。
この場合、図3に示すように、水エジェクタ式の真空ポンプ56の流水ルートを利用して、前記熱交換器37の冷却水を循環させることができる。
図3に示すように、熱交換器37では、冷却システム36より供給される冷媒によって処理物より発生した蒸気の冷却が行われる。冷却システム36では、冷却塔50とポンプ52とを具備する冷媒の循環回路73が構成される。
また、冷媒の循環回路73には、水エジェクタ式の真空ポンプ56に利用される吸引用水の循環回路74が連結される。吸引用水の循環回路74には、真空ポンプ56と環水ポンプ58とが設けられており、環水ポンプ58によって冷媒が吸引用水の循環回路74を循環する。このように、真空ポンプ56ではこの冷媒の流れを利用した真空吸引が行われる。
[廃棄物処理システムの自動制御構成]
続いて、廃棄物処理システム9の制御構成について説明する。
図4に示すように、減圧乾燥機10を構成する処理槽12に設けられた廃棄物供給弁47と、処理槽12に設けられた水蒸気供給弁48と、処理槽12に設けられた取出弁49と、吸引管23に設けられた逃がし弁46と、分離タンク53に設けられた廃液切替弁43とには、これらの弁体を開閉駆動する開閉駆動手段47a・48a・49a・46a・43aが設けられる。
上記開閉駆動手段47a・48a・49a・46a・43aは、いずれもエアシリンダであり、弁体を動作させるピストンと、該ピストンを移動させるシリンダと、該シリンダへのエアの供給を制御する電磁弁とが具備される。
前記各開閉駆動手段47a・48a・49a・46a・43aは、制御装置90に電気的に接続され、制御装置90の制御を受けて動作する。すなわち、制御装置90の制御を受けて、廃棄物供給弁47、水蒸気供給弁48、取出弁49、逃がし弁46、廃液切替弁43が動作することとなる。
また、前記制御装置90には、減圧乾燥機10の攪拌翼21を回転駆動するモータ16が電気的に接続されており、該モータ16は制御装置90の制御を受けて、正回転、逆回転、及び停止のうちいずれかの状態となる。
さらに、前記制御装置90には、真空ポンプ56が電気的に接続されており、該真空ポンプ56は制御装置90の制御を受けて、動作する。
また、前記制御装置90には、減圧乾燥機10の処理槽12の内部に備えられ、該処理槽12内の廃棄物の含水率を検出する含水率センサ42が、電気的に接続される。なお、含水率センサ42として、例えば、廃棄物の含水率(水分量)を直接検出する検出手段や、廃棄物の質量変化を検出して該廃棄物の含水率を間接的に検出する検出手段や、廃棄物から生じる水蒸気の量を検出して該廃棄物の含水率を間接的に検出する検出手段等を採用することができる。
[廃棄物処理システムの自動制御の流れ]
上記廃棄物処理システム9の運転は、廃棄物の投入や残渣物の排出等をオペレータによる操作で行う手動操作式や、これらの動作の制御を制御装置90により行う自動運転式を、選択することができる。
以下に、減圧乾燥機10を自動運転する際の制御装置90による制御の流れについて、図5及び図6に示す流れ図を用いて説明する。
図5に示すように、先ず、廃棄物供給弁47が開放されて、減圧乾燥機10の処理槽12に、所定量(例えば、処理槽12の容量の約40%量)の廃棄物が投入される。制御装置90では、廃棄物供給弁47を開放させるように、開閉駆動手段47aに対して制御信号が送信される(S1)。
そして、制御装置90では、所定量の廃棄物が処理槽12に投入されれば(S2)、廃棄物供給弁47を閉鎖させるように、開閉駆動手段47aに対して制御信号が送信される(S3)。
なお、所定量の廃棄物が処理槽12に投入されたことは、廃棄物を圧送するためのポンプ(図示略)の流量と廃棄物供給弁47の開放時間とを計測することによって、検知することができる。また、廃棄物が貯溜される容器の質量の減少を検出したり、処理槽12の質量の増大を検出したりすることによっても、所定量の廃棄物が処理槽12に投入されたことを検出することができる。
続いて、乾燥処理工程が開始される。
乾燥処理工程が開始される時点において、処理槽12のジャケット13には、予め加熱システム35により熱媒が導入されて加熱されている。乾燥処理工程では、廃棄物を減圧状態で攪拌しながら加熱する。
乾燥処理が開始されると、制御装置90では、真空ポンプ56を駆動して、処理槽12内の強制排気を開始するとともに、モータ16を駆動して、攪拌翼21を回転させるように、真空ポンプ56及びモータ16に制御信号が送信される(S4・S5)。
なお、本実施例においては、真空ポンプ56で処理槽12内を強制排気することによって、該処理槽12内を約−0.093MPaの真空度(水の沸点40℃)とする。このように減圧状態とすることで、低い温度で廃棄物中の水分が蒸発するので、省エネルギー・低コストに寄与することができる。
乾燥処理において、含水率センサ42にて、廃棄物の含水率が所定値(例えば、30%)となったことが検出されると、乾燥処理が終了する(S6)。
乾燥処理が終了すれば、制御装置90では、真空ポンプ56の駆動を停止するとともに、逃がし弁46を一旦開放し、常圧となったのち閉塞するように、真空ポンプ56及び開閉駆動手段46aに対して制御信号が送信される(S7・S8)。
乾燥処理が終了すれば、分離タンク53には、廃棄物より回収された揮発分(水分)が溜まっている。制御装置90では、分離タンク53に設けた廃液切替弁43を、閉じた状態から蒸溜水槽41に蒸溜液が流れる状態に切り替えるように、開閉駆動手段43aに対して制御信号が送信される(S9)。分離タンク53に溜まった蒸溜液の蒸溜水槽41への移動が完了すれば(S10)、制御装置90では、分離タンク53に設けた廃液切替弁43が閉じた状態となるように、開閉駆動手段43aに対して制御信号が送信される(S11)。
続いて、炭化処理が開始される。
図6に示すように、炭化処理が開始されると、制御装置90では、水蒸気供給弁48を開放して、処理槽12内に過熱水蒸気を導入するとともに、真空ポンプ56を駆動して処理槽12を強制排気するように、開閉駆動手段48a及び真空ポンプ56に対して制御信号が送信される(S12・S13)。
なお、炭化処理においては、攪拌翼21は廃棄物を攪拌するように回転していることが望ましいが、攪拌翼21は停止した状態であっても構わない。
上述のように、水蒸気供給弁48を開放して過熱水蒸気の供給を開始するとともに、時間計測が開始される。炭化処理時間として、廃棄物を炭化するために必要な時間を試験的に予め求めて、制御装置90に設定される。
炭化処理が開始されてから、所定の炭化処理時間が経過すれば(S14)、制御装置90では、水蒸気供給弁48を閉鎖して、過熱水蒸気の供給を停止するとともに、真空ポンプ56を停止するように、開閉駆動手段48a及び真空ポンプ56に対して制御信号が送信される(S15・16)。
これにより、炭化処理が終了する。
炭化処理が終了すれば、分離タンク53には、廃棄物の熱分解反応により発生した揮発分(可燃液)が乾留液として溜まっている。
制御装置90では、逃がし弁46を一旦開放し、常圧となったのち閉塞するように、開閉駆動手段46aに対して制御信号が送信される(S17)。
続いて、分離タンク53に設けた廃液切替弁43を、閉じた状態から乾留水槽40に乾留液が流れる状態に切り替えるように、開閉駆動手段43aに対して制御信号が送信される(S18)。分離タンク53に溜まった乾留液の乾留水槽40への移動が完了すれば(S19)、制御装置90では、分離タンク53に設けた廃液切替弁43が閉じた状態となるように、開閉駆動手段43aに対して制御信号が送信される(S20)。
また、炭化処理が完了すれば、処理槽12の残渣物が、排出される。
制御装置90では、取出弁49を開放するとともに、取出口12bに向けて残渣物が移動するように攪拌翼21を所定時間だけ回転させるように、開閉駆動手段49a及びモータ16に対して制御信号が送信される(S21・S22)。
処理槽12の取出口12bから、攪拌翼21に押し出されて排出された残渣物は、炭であり、燃料として利用することができる。
廃棄物処理システムの構成を示す図。 減圧乾燥機の構成を示すブロック図。 減圧乾燥機の構成の別形態を示すブロック図。 廃棄物処理システムの制御構成を示すブロック図。 廃棄物処理における廃棄物処理システムの制御の流れ図。 廃棄物処理における廃棄物処理システムの制御の流れ図。
符号の説明
8 過熱水蒸気発生装置
9 廃棄物処理システム
10 減圧乾燥機
12 処理槽
21 攪拌翼
35 加熱システム
36 冷却システム
37 熱交換器
40 乾留水槽
41 蒸溜水槽
56 真空ポンプ

Claims (4)

  1. 廃棄物を減圧雰囲気の処理槽内で攪拌しながら加熱して、所定の含水率となるまで廃棄物を乾燥させる乾燥処理工程と、
    前記処理槽内に過熱水蒸気を供給して、廃棄物の含水率を更に低下させたのち、廃棄物を炭化熱分解させる炭化処理工程とを、
    含むことを特徴とする、
    廃棄物処理方法。
  2. 前記炭化処理工程において、
    前記処理槽内を強制排気させて、該排気より前記廃棄物からの揮発物を乾留して回収することを特徴とする、
    請求項1に記載の廃棄物処理方法。
  3. 攪拌翼を備えた真空容器である処理槽と、
    前記処理槽内を強制排気する真空ポンプと、
    前記処理槽を加熱するための加熱手段と、
    前記処理槽に過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気供給手段とを、
    含んで構成され、
    前記処理槽内に投入された廃棄物を、減圧雰囲気で攪拌しながら加熱して乾燥させる機能と、
    前記所定の含水率となるまで乾燥させたのち、処理槽内に過熱水蒸気を供給して廃棄物を乾燥及び炭化させる機能とを、備えることを特徴とする
    廃棄物処理システム。
  4. 前記廃棄物処理システムに、
    前記処理槽の排気を冷却するための冷却手段を更に備え、
    廃棄物を炭化させる際の揮発物を乾留して回収することを特徴とする、
    請求項3に記載の廃棄物処理システム。
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