JP2007260269A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力が供給されていない状態であっても、不正行為がなされていないかを長期間に亘って監視する。
【解決手段】不正検出回路Fには、主制御基板の脱着状態を検知する検知スイッチ44と、該検知スイッチ44の検知結果を保持するリレー回路45と、該リレー回路45が保持している前記検知結果をホールコンピュータHCに出力可能な信号出力部46を備えるようにした。そして、不正検出回路Fに電源から電力が供給状態である場合に充電可能で、非供給状態である場合に放電することで検知スイッチ44及びリレー回路45に電力を供給可能な待機用電源C1を設けるようにした。このため、不正検出回路Fは、電源から電力が非供給状態でも、主制御基板の脱着状態を検出することができる。また、不正検出回路Fは、待機用電源C1を電気二重層コンデンサで構成することにより、長期間に亘って主制御基板31の脱着状態を監視できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技機に供給される電源により電力が供給状態である場合に充電され、電力が非供給状態である場合に放電することで電力を供給可能なバックアップ電源を設けた遊技機用セキュリティ装置を搭載する遊技機に関するものである。
従来から遊技機には、当該遊技機の動作内容(ゲームの演出や各種報知動作)を制御するCPU、ROMやRAM等の制御素子を実装する制御基板が収納ケースに収納されて装着されている。このような遊技機では、収納ケースを開放して制御素子又は制御基板を不正に製造された制御素子又は制御基板に交換したり、或いは不正に製造された制御装置に制御装置自体を交換するといった不正行為が行われる場合がある。そして、前記不正に製造された制御素子、制御基板又は制御装置により、不正に遊技球又は遊技メダルなどの遊技媒体を獲得し不当な利益を得ることを考える第三者がいた。また、前記不正行為は、遊技店の従業員が不在で監視が薄くなる夜間などに行われることが多い。さらに、夜間の遊技店では、遊技機への電力供給がなされていないことが多く、遊技店の営業中のように遊技機の扉の開放を従業員に通知(報知)したりすることが困難な状況にある。このため、夜間の遊技店においても、前記不正行為を防止することができるようにした遊技機がある(例えば特許文献1)。
特許文献1では、遊技機の扉の開閉を検出する遊技機開検出装置により、該遊技機の扉が開閉されたか否かが報知されるようになっている。遊技機開検出装置は、遊技機の扉の開閉に連動して接点が開閉するスイッチと、外部電源から供給される電力によって充電される電解コンデンサと、常開接点及び該接点の接点状態を通電することで通常の接点状態から逆の接点状態に切り替えることができるコイルを有するラッチングリレーとを備えている。ラッチングリレーでは、遊技機の扉が開状態の場合、接点状態が開状態となり、扉が閉状態の場合、開状態とは逆の接点状態である閉状態となる。そして、ラッチングリレーの接点状態に基づき、開状態の場合には、扉が開放されている又は扉が開放されたことを外部に出力するようにしている。また、特許文献1では、外部電源から電力が供給されていないとき(夜間の遊技店)であっても、遊技機開検出装置の備える電解コンデンサから放電される電力により、ラッチングリレーに電力を供給できるようにしている。
特開2000−113757号公報
ところで、最近の遊技店では、新しい遊技機を導入する場合、入れ替える既存の遊技機の一部を廃棄処分することなく中古業者に中古台として販売することがある。このような流通過程において、悪意ある第三者が中古台の制御素子、制御基板又は制御装置を不正に製造された制御素子、制御基板又は制御装置に交換し、他の遊技店に販売することもある。不正に製造された制御素子、制御基板又は制御装置とは、特定の遊技方法で遊技が行われることで、大当りの当選確率を飛躍的に上昇させるなどの行為が行われる可能性があるもののことをいう。そして、前記第三者によって、制御素子、制御基板又は制御装置が交換された遊技機により不当に利益が得られたり、前記遊技機の情報が売買されるなどの不正行為が行われる虞がある。また、前記新しい遊技機は、遊技店に導入されるまでの間、遊技機メーカから出荷後、数日間(2日以上)電源が投入されることなく倉庫に保管されている場合もある。このように保管される場合においても、悪意ある第三者によって、正規に製造された制御素子、制御基板又は制御装置が不正に製造された制御素子、制御基板又は制御装置に交換されることも考えられる。また、特許文献1の遊技機開検出装置では、外部電源から電力が供給されていない場合、電解コンデンサによる電力供給が可能なのは2日間程度である。すなわち、遊技機開検出では、電解コンデンサにより電力が供給されている間は問題ないが、電解コンデンサが電荷を完全に放電し切ってしまった場合、遊技機の扉が開状態とされても該開状態を検出することができない虞があった。したがって、電解コンデンサの放電後、前記不正行為を監視する(前記不正行為が行われたことを通知する)ことができなかった。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力が供給されていない状態であっても、不正行為がなされていないかを長期間に亘って監視することができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、遊技機を構成する遊技機構成部材の脱着状態を検出し、該遊技機構成部材が遊技機から脱着されたことを異常として検知する状態検知部と、前記状態検知部で前記異常を検知した場合、該検知結果を保持する検知結果保持部と、前記検知結果保持部が保持している前記検知結果を外部に通知するための通知情報を出力する情報通知部とを備え、電力が供給状態である場合に充電され、電力が非供給状態である場合に放電することで前記状態検知部と、前記検知結果保持部に電力を供給可能なバックアップ電源を設けた遊技機用セキュリティ装置を搭載する遊技機において、前記バックアップ電源は、電気二重層コンデンサから構成され、前記検知結果保持部は、前記状態検知部が前記異常を検知していない通常状態と、前記状態検知部が前記異常を検知した異常状態とに切替えうる切替スイッチと、当該切替スイッチを切替えるラッチングリレー回路とを備え、前記検知結果保持部には、前記状態検知部が前記異常を検知していない時に電源又は前記バックアップ電源から電力が供給されないようになっている一方、前記状態検知部が前記異常を検知した時に前記電源又は前記バックアップ電源から電力が供給されるようになっており、前記ラッチングリレー回路は、前記電源又は前記バックアップ電源から電力が供給されることにより前記切替スイッチを切替えることを要旨とする。
本発明によれば、電力が供給されていない状態であっても、不正行為がなされていないかを長期間に亘って監視することができる。
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図7に基づき説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。また、前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく遊技演出(発光演出)を行う装飾ランプ16が設けられている。また、外枠11の前面には、各種音声(効果音)を出力し、音声出力に基づく遊技演出(音声演出)を行うスピーカ17が設けられている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。また、中枠12には、前記発射装置19で打球された遊技球を遊技領域13aに案内する発射レール(図示しない)が設けられている。
遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、液晶ディスプレイ型の可変表示器Hを備えたセンター役物20が配設されている。前記センター役物20では、可変表示器Hの変動画像(又は画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が行われる。また、センター役物20の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う開閉羽根21を備えた始動入賞口22が配設されている。また、始動入賞口22の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉23を備えた大入賞口24が配設されている。始動入賞口22又は大入賞口24に遊技球が入賞すると、遊技者には遊技球(賞球)が払い出される。
次に、パチンコ機10の機裏側を図2に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側であって中枠12には、機構枠25(図2参照)が着脱自在に組み付けられている。この機構枠25には、前枠14、上球皿15、各種球通路(球タンク26、整流樋27、区分供給経路部28、案内通路30)及び各種処理部(主制御基板31、表示制御基板32、ランプ制御基板33、音声制御基板34、電源基板35、電源スイッチ基板36、払出制御基板38)などが配設されている。具体的には、機内部において遊技球を貯留する球タンク26、当該球タンク26から受け入れた遊技球を整流する整流樋27、当該整流樋27から受け入れた遊技球を流下案内する区分供給経路部28が設けられている。また、機構枠25には、区分供給経路部28を流下案内された遊技球を通過検出し、一定個数単位で遊技球を払出す払出装置29と、当該払出装置29から払出された遊技球を上球皿15又は下球皿18に案内する案内通路30が設けられている。
また、パチンコ機10の機裏側であって機構枠25には、パチンコ機10全体を制御する遊技機構成部材としての主制御基板31が装着されている。主制御基板31は、パチンコ機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、該制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側であって機構枠25には、表示制御基板32と、ランプ制御基板33と、音声制御基板34とが装着されている。表示制御基板32は、主制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、センター役物20(可変表示器H)の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)を制御する。ランプ制御基板33は、主制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。また、音声制御基板34は、主制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、スピーカ17の音声出力態様(音声の種類及び音声出力のタイミングなど)を制御する。
また、機構枠25において遊技盤13の裏側には、保護カバー47が開閉可能に装着されており、該保護カバー47の背面には、遊技場の電源AC(例えば、AC24V)が供給され、パチンコ機10に電源を供給する電源基板35が装着されている。また、電源基板35の右側には、パチンコ機10に電源を供給するか否かを切替えるスイッチ素子を備えた電源スイッチ基板36が装着されている。また、保護カバー47の前面側であって遊技盤13の裏側には、表示制御基板32、ランプ制御基板33が設けられ、該保護カバー47で保護されるようになっている。また、保護カバー47の下方側には(機構枠25の下方には)、主制御基板31が装着されている。主制御基板31は、収容ケース37によりかしめられており、該収容ケース37を介して機構枠25に装着されるようになっている。収容ケース37は、機構枠25(パチンコ機10)に該収容ケース37の一方が取付部37aにより回動可能に取付けられているとともに、他方が該収容ケース37に備えるピン孔37bを機構枠25に備えるピンhに挿入することで取付けられるようになっている。
また、主制御基板31の右方には、パチンコ機10の左右方向に沿って所定の間隔(空間K)を空けて払出制御基板38が装着されている。払出制御基板38は、主制御基板31に接続されており、主制御基板31から出力された制御信号(賞球払出信号など)に基づき、賞球(遊技球)を払い出させるように払出装置29を制御(払出制御)するようになっている。また、払出制御基板38は、主制御基板31同様に収容ケース39によりかしめられており、該収容ケース39を介して機構枠25に装着されるようになっている。収容ケース39は、機構枠25(パチンコ機10)に当該収容ケース39の一方が取付部39aにより回動可能に取付けられているとともに、他方が該収容ケース39に備えるピン孔39bを機構枠25に備えるピンhに挿入することで取付けられるようになっている。また、払出制御基板38の下方には、音声制御基板34が装着されている。
本実施形態のパチンコ機10において、主制御基板31が収容される収容ケース37と、払出制御基板38が収容される収容ケース39の間に形成される空間Kには、該主制御基板31が収容される収容ケース37が機構枠25(パチンコ機10)から取り外されたか否か(脱着されたか否か)を検知する遊技機用セキュリティ装置としてのセキュリティ装置Sが配設されるようになっている。なお、本実施形態のパチンコ機10では、収容ケース37が取り外されると、該収容ケース37に収容される主制御基板31も一緒にパチンコ機10から取り外すことができるようになっている。本実施形態において脱着とは、外枠11、中枠12及び機構枠25から遊技機構成部材の固定が解除されること(脱着されること)や、前枠14や上球皿15が開状態(外枠11及び中枠12との固定(ロック)が解除)されることをいう。
また、保護カバー47の裏面側には、図2に示すように、遊技場に設置された遊技機管理装置(ホールコンピュータ)HC(図5に図示する)に対して各種の遊技情報を出力する盤用外部端子板40が設けられている。盤用外部端子板40は、主制御基板31が出力した各種の遊技情報(大当りの情報や遊技状態の情報が入力されるようになっている)を外部側(ホールコンピュータHC側)に出力する複数の端子を備えている。すなわち、盤用外部端子板40からは、主に遊技状態に関する情報が外部側に出力されるようになっている。
また、保護カバー47の右側上方には、図2に示すように、遊技場に設置された遊技機管理装置(ホールコンピュータ)HCに対して各種の遊技情報を出力する枠用外部端子板41が設けられている。枠用外部端子板41は、球タンク26の球切れに関する情報、パチンコ機10から払出された賞球数に関する情報、及びパチンコ機10から払出された貸し球数に関する情報を外部側(ホールコンピュータHC側)に出力することができるようになっている。すなわち、枠用外部端子板41からは、主に遊技中の遊技球に関する情報が外部側に出力されるようになっている。
これらの電源基板35、電源スイッチ基板36、払出制御基板38、盤用外部端子板40、枠用外部端子板41は、パチンコ機10の機種に関係なく、共通の規格で製造されている。すなわち、パチンコ機10の機種に関係なく、共通して使用することが可能とされている。
本実施形態のパチンコ機10において、セキュリティ装置Sは、主制御基板31が機構枠25(パチンコ機10)から取り外された場合(脱着された場合)、枠用外部端子板41を介して該主制御基板31が取り外されたことを示す不正検出信号(通知情報)を外部側(ホールコンピュータHC側)に出力することができるようになっている。ホールコンピュータHCは、不正検出信号を入力すると、主制御基板31が取り外されたことを認識し、主制御基板31が正規のものから不正に製造された不正制御基板に交換された可能性があることを記憶(認知)できるようになっている。ホールコンピュータHCの記録(記憶)に基づき遊技店の店員は、不正行為が行われているかもしれないということを認識することができるようになっている。
次に、主制御基板31を収容する収容ケース37と、セキュリティ装置Sの構成について図3及び図4に基づき説明する。
図3(a)及び(b)に示すように、収容ケース37は、本体部Bと、蓋部Cから構成されている。そして、主制御基板31は、該主制御基板31の全体が収容ケース37により覆われているとともに、外部から不正な制御素子(CPU、ROM及びRAMなど)の取り付けや交換されることを防止するため、収容ケース37にかしめられている。また、収容ケース37は、主制御基板31の一部で他の基板(表示制御基板32、ランプ制御基板33、音声制御基板34、電源基板35、電源スイッチ基板36、払出制御基板38、盤用外部端子板40、枠用外部端子板41)に各種信号を出力するための接続部31a(図2に図示する)を外部に露出させるようにしている。また、収容ケース37には、外方向に突出する鉤状の差込リブ37cが形成されている。
次に、セキュリティ装置Sの構成について説明する。
図3(a)及び(b)には、収容ケース37(主制御基板31)及びセキュリティ装置Sの簡略化した(主制御基板31に実装された素子類などを省略した)断面図が示されており、セキュリティ装置Sには、凹状のリブ受部Saが形成され、収容ケース37の差込リブ37cが該リブ受部Saに挿入可能になっている。リブ受部Saには、図4(a)及び(b)に示すリブ側アーム部42aが出没動作可能な貫通孔Sbが形成されている。なお、リブ受部Saは、差込リブ37cが該リブ受部Saに挿入される又は抜き取られる場合において、該差込リブ37cがリブ受部Saの内面に接触しないような大きさに形成されている。
また、セキュリティ装置Sは、作動アーム42と、検知スイッチ44を搭載している。図4(a)及び(b)に示すように、作動アーム42は、リブ側アーム部42aを備えるとともに、該リブ側アーム部42aの一端は連結部42dを介して中アーム部42bの一端と連結されている。さらに、前記中アーム部42bの他端は、連結部42eを介してスイッチ側アーム部42cと連結されている。正面視でリブ側アーム部42a及びスイッチ側アーム部42cには、連結部42d及び連結部42eがそれぞれ設けられている。そして、前記連結部42d及び連結部42eは、リブ側アーム部42a及びスイッチ側アーム部42cから突出するように立設されている。また、中アーム部42bの両端には、該中アーム部42bの長手方向に沿って伸びる長穴42f及び42gが形成されている。そして、前記長穴42f及び42gには、前記連結部42d及び連結部42eがそれぞれ摺動可能に嵌め込まれるようになっている。このため、連結部42d及び連結部42eが長穴42f及び42gをそれぞれ摺動することにより、リブ側アーム部42aと、中アーム部42bと、スイッチ側アーム部42cは、伸縮するリンク機構を構成している。
また、中アーム部42bの中央には、該中アーム部42bの表面42i及び裏面42jから垂直に突出する一対の突部42hが形成されている。そして、突部42hは、円形状でありセキュリティ装置S内の突受部(図示しない)に回動可能に挿入されることで中アーム部42bを揺動可能に支持している。また、中アーム部42bに形成される突部42hには、ばね(巻きばね)43が配設されており、該ばね43の一端である固定端43aは、セキュリティ装置S内の所定位置に固定されているとともに、該ばね43の他端である付勢端43bは、中アーム部42bに形成される長穴42g側の該中アーム部42bの表面42iに固定されるようになっている。
図4(a)及び(b)に示すように、検知スイッチ44は、スイッチ本体44aと、検出片44bと、検出部44cを備えるとともに、該検出片44bが検出部44cに接触することで不正を検出する接触型のスイッチとなっている。すなわち、検知スイッチ44では、検出片44bが検出部44cに接触している場合に「ON」となり、検出片44bが検出部44cに接触していない場合に「OFF」となるようになっている。そして、本実施形態では、検知スイッチ44が「ON」となっている場合に不正を検出していることとし、「OFF」となっている場合に不正を検出しないこととしている。すなわち、検知スイッチ44は、主制御基板31を収容する収容ケース37が機構枠25から取り外された場合「ON」となる。
また、検知スイッチ44は、セキュリティ装置S内において、図示しない固定手段(例えば、支持具など)によって前記作動アーム42のスイッチ側アーム部42cの動作軌道上に位置するように固定されている。このため、作動アーム42のスイッチ側アーム部42cと、検出片44bの先端部44dと、検出部44cが一直線上に位置するようになっている。したがって、図3(a)及び図4(a)に示すように、作動アーム42のスイッチ側アーム部42cと検知スイッチ44が離間している状態が、検知スイッチ44が不正を検出していない通常状態となる。一方、図3(b)及び図4(b)に示すように、作動アーム42のスイッチ側アーム部42cと検知スイッチ44が接触している状態が、検知スイッチ44が不正を検出している不正検出状態(異常状態)となる。
本実施形態において、主制御基板31を収容する収容ケース37が機構枠25(パチンコ機10)に装着(固定)されている場合、該収容ケース37の差込リブ37cは、セキュリティ装置Sのリブ受部Saに挿入されている。このため、作動アーム42のリブ側アーム部42aは、前記差込リブ37cにより没方向へ(検知スイッチ44に近づく方向へ)移動する。リブ側アーム部42aの動作に連動して、中アーム部42bが揺動するとともに、スイッチ側アーム部42cが検知スイッチ44と離間する方向へ移動する。したがって、スイッチ側アーム部42c、検出片44b(先端部44d)と検出部44cが接触していない通常状態(図3(a)及び図4(a))となる。なお、通常状態において、ばね43は、該ばね43の固定端43aと付勢端43bとが近接し、スイッチ側アーム部42cを検知スイッチ44に近づく方向へ移動させようとする付勢力を発生するようになっている。また、ばね43が発生する付勢力は、差込リブ37cによってリブ側アーム部42aが没方向(検知スイッチ44に近づく方向)へ押される力(収容ケース37が機構枠25に固定されている力)に比較して小さい。このため、通常状態において、作動アーム42は、該通常状態を維持することができるようになっている。
一方、主制御基板31を収容する収容ケース37が機構枠25(パチンコ機10)に装着(固定)されていない場合(収容ケース37の機構枠25に対する固定が解除される場合)、該収容ケース37の差込リブ37cは、セキュリティ装置Sのリブ受部Saに挿入されていない(リブ受部Saから抜け出る)。このため、ばね43が発生する付勢力(固定端43aと付勢端43bが離間する方向に作用する力)により、作動アーム42のスイッチ側アーム部42cが検知スイッチ44に近づく方向へ移動する。したがって、スイッチ側アーム部42c、検出片44b(先端部44d)と検出部44cが接触する不正検出状態(図3(b)及び図4(b))となる。
また、スイッチ側アーム部42cの移動に連動して、中アーム部42bが突部42hを回動中心として揺動し(図4(b)の矢印Y1方向に揺動し)リブ側アーム部42aが突方向(図4(b)の矢印Y2方向である検知スイッチ44から離間する方向)へ移動する。したがって、リブ側アーム部42aは、リブ受部Saから突出した状態(突方向へ移動した状態)となる。なお、不正検出状態において、ばね43は、当該ばね43の固定端43aと付勢端43bとが離間しているが、スイッチ側アーム部42cを検知スイッチ44に近づく方向へ移動させようとする付勢力を発生している。このため、ばね43の付勢力によりスイッチ側アーム部42cは、不正検出状態を維持することができるようになっている。
次に、本実施形態のパチンコ機10において、セキュリティ装置Sで不正検出状態を検知するための制御構成(電気的構成及び機械的構成)について図5〜図7に基づき説明する。なお、図5では、電気的に接続されているものを実線で示し、機械的に接続されているものを破線で示している。
セキュリティ装置Sは、パチンコ機10の外部(電源AC)から電力が供給される電源基板35に接続され、該電源基板35を介して電源ACから電力(本実施形態では5[V])が供給されるようになっている。また、セキュリティ装置Sは、収容ケース37を介して主制御基板31と機械的(差込リブ37cにより)に接続されている。すなわち、差込リブ37cがリブ受部Saに挿入されている場合、セキュリティ装置Sと主制御基板31が機械的に接続されており、差込リブ37cがリブ受部Saに挿入されていない場合、セキュリティ装置Sと主制御基板31が機械的に接続されていない状態となる。また、セキュリティ装置Sは、枠用外部端子板41と電気的に接続されており、該枠用外部端子板41は、ホールコンピュータHCと電気的に接続されている。このため、セキュリティ装置Sは、枠用外部端子板41を介してホールコンピュータHCと接続されている。なお、主制御基板31とセキュリティ装置Sは、電気的に接続されていないため、枠用外部端子板41からセキュリティ装置Sを介して主制御基板31と電気的な信号の授受は行えないようになっている。
また、セキュリティ装置Sには、検知スイッチ44、リレー回路45、信号出力部46、待機用電源C1及び出力用電源C2からなる不正検出回路Fが構成されている。そして、セキュリティ装置Sは、主制御基板31の機械的な接続が解除される場合(機構枠25から取り外される場合)、セキュリティ装置Sの不正検出回路Fにより主制御基板31が機構枠25から取り外されたことを検知し、ホールコンピュータHCへその検知結果を出力するようになっている。
次に、不正検出回路Fを構成する検知スイッチ44について説明する。
検知スイッチ44は、検出片44b(先端部44d)と検出部44cが接触していない場合(通常状態である場合)、非通電状態(電流が流れていない状態)となる。一方、検知スイッチ44は、検出片44b(先端部44d)と検出部44cが接触している場合(不正検出状態である場合)、通電状態(電流が流れている状態)となる。すなわち、検知スイッチ44が組み込まれる不正検出回路Fにおいて、検知スイッチ44の状態が通常状態である場合には、該検知スイッチ44の部分は短絡していることとなる(電気的に接続されていない状態となる)。また、検知スイッチ44の状態が不正検出状態である場合には、該検知スイッチ44の部分は短絡していない電気的に接続されている状態となる。つまり、本実施形態では、不正検出状態を生起する検知スイッチ44が状態検知部として機能する。
次に、不正検出回路Fを構成するリレー回路45について説明する。
リレー回路45は、第1コイルL1と、第2コイルL2を備えるとともに、各コイルL1,L2に対応してリレー端子P1と、リレー端子P2が各々設けられている。また、各リレー端子P1,P2には、磁力を発する磁性体M1,M2がそれぞれ設けられているとともに、リレー端子P1及びリレー端子P2のいずれかと接点部Pが接触することによる接点状態を形成する切替スイッチLSWが設けられている。なお、接点部Pは、磁力により引き付けられるようになっており、磁力により引き寄せられることで各接点状態を形成するようになっている。
本実施形態のリレー回路45は、2巻線型のラッチングリレー回路である。リレー回路45において、第1コイルL1に通電すると、該第1コイルL1内を通過する磁力が発生する。このため、第1コイルL1内を通過する磁力により切替スイッチLSWの接点部Pは、リレー端子P1側に引き寄せられる。その結果、リレー端子P1と切替スイッチLSWの接点部Pが接触する第1接点状態が形成される。第1接点状態は、リレー端子P1に接続される回路部(図6及び図7に示す信号出力部46と出力用電源C2)と、切替スイッチLSWに接続される回路部(図6及び図7に示す電源基板35)が電気的に接続されている状態をいう。一方、リレー回路45において、第2コイルL2を通電すると、該第2コイルL2内を通過する磁力が発生する。このため、第2コイルL2内を通過する磁力により切替スイッチLSWの接点部Pは、リレー端子P2側に引き寄せられる。その結果、リレー端子P2と切替スイッチLSWの接点部Pが接触する第2接点状態が形成される。第2接点状態は、リレー端子P2に接続される回路部(図6及び図7に示す短絡端子P4)と、切替スイッチLSWに接続される回路部(図6及び図7に示す電源基板35)が電気的に接続されている状態をいう。
また、本実施形態では、各リレー端子P1,P2に設けられる磁性体M1,M2により、各接点状態を形成した場合、形成した接点状態が解除されないように維持することができるようになっている。すなわち、第1状態が形成された後、接点部Pが形成する第1接点状態は、第2コイルL2に通電し第2接点状態が形成されるまでの間、第1接点状態が維持されるようになっている。一方、第2状態が形成された後、接点部Pが形成する第2接点状態は、第1コイルL1に通電し第1接点状態が形成されるまでの間、第2接点状態が維持されるようになっている。なお、磁性体M1,M2の磁力は、第1コイルL1及び第2コイルL2で発生する磁力に比較して弱い大きさの磁力を発生するものである。したがって、磁性体M1,M2により形成された各接点状態が保持されている場合であっても、第1コイルL1及び第2コイルL2の通電に応じた接点状態が切替スイッチLSWにより形成されるようになっている。
また、本実施形態のラッチングリレー回路としては、磁性体M1,M2に永久磁石を使用したラッチングリレー回路(例えば、松下電工株式会社製のDSリレー)を使用している。本実施形態のリレー回路45は、永久磁石により切替スイッチLSWの接点状態を保持するような物に比較して小型であるという特性を持っている。また、本実施形態のリレー回路45は、切替スイッチLSWの切替え(第1接点状態の形成又は第2接点状態の形成)を行うための接点部Pを駆動させる駆動電力が小さいという特性を持っている。そして、リレー回路45を動作させる(接点状態の切替えを行う)ための駆動電圧は、バックアップ電源としての待機用電源C1の耐圧である定格電圧より低い電圧で駆動させることができるようになっている。したがって、耐圧が電解コンデンサよりも低い電気二重層コンデンサであっても、リレー回路45の切替スイッチLSWの切替えが行えるようになっている。
また、本実施形態のラッチングリレー回路としては、駆動電力の確保のための供給電力を低電力にするとともに、供給源となる電源AC(待機用電源C1)の電力の消費を軽減して切替スイッチLSW(接点部P)の切替えを行わせることができるようになっている。なお、本実施形態のリレー回路45では、定格電圧が5Vであって3.5V以上の電圧を駆動電圧として接点部Pの切替えが行えるようになっている。また、本実施形態のリレー回路45は、外部から与えられる振動に対しても強く、振動により接点状態が解除してしまうなどの不具合も抑制することができるようになっている。すなわち、パチンコ機10の搬送時などの振動に対しても耐性を有している。また、リレー回路45は、切替スイッチの切替えを行う駆動電圧が低電圧である(待機用電源C1の耐圧よりも低い)ラッチングリレー回路であれば、リレー回路45と構成(磁性体M1,M2が電磁石であるなど)が異なっていても良い。本実施形態では、接点状態を形成するとともに各接点状態を保持するリレー回路45が検知結果保持部として機能する。
次に、不正検出回路Fを構成する信号出力部46について説明する。
信号出力部46は、当該信号出力部46に電力が供給されると発光するLEDランプからなる発光素子(図示しない)を備えるとともに、該発光素子が発光する光を検知する光検出素子(図示しない)とを備えている。信号出力部46は、光検出素子の検出結果に基づき、不正検出信号を出力可能なフォトトランジスタである。本実施形態では、信号出力部46に電力が供給されると発光素子が発光し、該発光素子の発光を発光検出素子が検出する場合、フォトトランジスタにより枠用外部端子板41を介してホールコンピュータHCに不正検出信号を出力することができるようになっている。なお、信号出力部46は、光検出素子が光を検出している間、不正検出信号を出力可能である。すなわち、信号出力部46に電力が供給されている間、不正検出信号をホールコンピュータHCに出力するようになっている。本実施形態では、ホールコンピュータHCに切替スイッチLSWの接点状態を通知する信号出力部46が情報通知部として機能する。
次に、不正検出回路Fを構成する待機用電源C1について説明する。
本実施形態の待機用電源C1は、電解コンデンサに比較して大きな電荷を蓄えることができる電気二重層コンデンサ(定格電圧5.5[V]、電気容量0.22[F])である。このため、電気二重層コンデンサを電源として使用する場合、電解コンデンサに比較して電力供給手段として長時間に亘って不正検出回路Fに電力供給することができるようになっている。そして、本実施形態のセキュリティ装置Sでは、電源ACと電源基板35が接続されていない場合、又は電源スイッチ基板36によって電力を供給する状態にされていない場合、該セキュリティ装置Sに電力が供給されていなくても待機用電源C1から電力を供給することができるようになっている。
次に、不正検出回路Fを構成する出力用電源C2について説明する。
本実施形態の出力用電源C2は、電荷を蓄えることができる電解コンデンサ(定格電圧16[V]、電気容量10[μF])である。また、出力用電源C2は、信号出力部46への電力の供給が可能であり、セキュリティ装置Sに電力が供給されない状態(信号出力部46に電力が供給されない状態)であっても、前記信号出力部46への電力の供給が可能となっている。本実施形態では、信号出力部46に電力を供給する出力用電源C2が通知部電源となる。
次に、セキュリティ装置Sの不正検出回路Fの回路構成について図6及び図7に基づき説明する。
本実施形態のセキュリティ装置Sの不正検出回路Fは、電源基板35を介して外部の電源ACから電力が供給されることが可能になっている。電源基板35は、一対の電源側端子E1,E2を有しており、不正検出回路Fが有する回路側端子N1,N2にそれぞれ接続されるようになっている。セキュリティ装置Sは、電源側端子E1,E2と回路側端子N1,N2を介して電源基板35との電気的な接続及び解除が可能になっている。そして、回路側端子N1は、不正検出回路Fを流れる電流の整流作用を有するダイオードD1と接続されているとともに、リレー回路45の切替スイッチLSWと接続されている。
前記ダイオードD1の他端は、待機用電源C1と接続されているとともに、検知スイッチ44のスイッチ端子44e(検知スイッチ44)と接続されている。また、スイッチ端子44fは、不正検出回路Fを流れる電流の整流作用を有するダイオードD2とリレー回路45の第1コイルL1と接続されている。すなわち、検知スイッチ44は、スイッチ端子44e,44fを介して不正検出回路Fに接続されている。前記待機用電源C1の他端は、接地されているとともに回路側端子N2と接続されている。また、待機用電源C1の他端は、不正検出回路Fを流れる電流の整流作用を有するダイオードD2とリレー回路45の第1コイルL1と接続されているとともに、第2コイルL2と接続されている。前記第2コイルL2の他端には、接続端子P3が設けられている。接続端子P3は、不正検出状態から通常状態に切替スイッチLSWの接点状態を強制的に切替えるリセットツールなどを接続するための端子である。
また、リレー端子P1は、該リレー端子P1と切替スイッチLSWの接点部Pとで第1接点状態が形成される場合に不正検出回路Fに流れる電流の整流作用を有するダイオードD3に接続されている。前記ダイオードD3の他端は、所定の抵抗値(本実施形態では2[kΩ])を有する抵抗Rに接続されるとともに、出力用電源C2に接続されている。前記抵抗Rの他端は、信号出力部46に接続されるとともに、該信号出力部46の発光素子に接続されている。前記発光素子の他端は、接地されているとともに出力用電源C2の他端と接続されるようになっている。なお、リレー端子P2には、短絡端子P4が設けられ、該リレー端子P2と切替スイッチLSWの接点部Pとで第2接点状態が形成される場合に、該短絡端子P4が短絡しているため通電が行われないようになっている。
次に、通常状態及び不正検出状態における不正検出回路Fの動作について説明する。なお、この説明では、不正検出回路Fに電源基板35を介して電源が供給されていることを前提として説明する。
図6に示すように、不正検出回路Fは、主制御基板31を収容する収容ケース37が機構枠25に装着されており、検知スイッチ44が不正を検出していない場合には(通常状態である場合には)、スイッチ端子44e,44f(検知スイッチ44)が接続されている部分は短絡している(非通電状態となっている)。また、不正検出回路Fは、検知スイッチ44が不正を検出していない(収容ケース37が脱着されていない)通常状態では必ず切替スイッチLSWの接点部Pが第2接点状態を形成するようになっている。すなわち、回路側端子N1のダイオードD1が接続されていない側は、短絡端子P4と接続されることで短絡していることとなる(非通電状態となる)。このため、通常状態の不正検出回路Fでは、回路側端子N1とダイオードD1が接続されるとともに、該ダイオードD1と待機用電源C1が接続されるようになっている。さらに、不正検出回路Fは、待機用電源C1と回路側端子N2が接続される回路と等価となる通常状態となる。また、通常状態では、待機用電源C1は、電源と接続されており、電源ACが電力供給状態である場合には、該電源ACの電力供給により充電することが可能となっている。そして、待機用電源C1は、電源ACから電力が供給されると瞬時に充電を完了させ、自己放電が可能な状態となり、電源ACから電力の供給が停止される場合に自己放電するとともにバックアップ電源として機能する。
そして、不正検出回路Fの通常状態において、主制御基板31を収容する収容ケース37が機構枠25から脱着され、検知スイッチ44が不正を検出する場合には(不正検出状態である場合には)、検知スイッチ44が接続されている部分が通電可能となり、非通電状態から通電状態へと移行する。このため、図7に示すように、ダイオードD1と第1コイルL1が電気的に接続されている状態となる。そして、第1コイルL1に電流が流れると切替スイッチLSWにおいて、接点部Pは、第2接点状態から第1接点状態を形成する。すなわち、不正検出回路Fは、通常状態である第2接点状態から不正検出状態である第1接点状態へと移行する。このため、回路側端子N1と信号出力部46が接続される。したがって、不正検出回路Fは、信号出力部46に電源ACから電力が供給可能な状態となり、不正検出信号をホールコンピュータHCに出力可能な状態となる。また、本実施形態のパチンコ機10では、一度、不正検出状態となり第1接点状態が形成されると、第2コイルL2に電流が流れ第2接点状態が形成されるまでの間、第1接点状態が保持されるようになっている。また、本実施形態では、第1接点状態から第2接点状態に接点状態を移行させる(不正検出状態から通常状態に移行させる)ためには、接続端子P3を介してリセットツール(図示しない)を使用しなければいけない。つまり、不正検出状態から通常状態に移行させるためには、第2コイルL2に通電させることができ、通電させることで切替スイッチLSWの接点部Pの接点状態を第2接点状態に切替えることができるような前記リセットツールが必要となる。したがって、不正検出回路Fは、前記リセットツールを使用しない限り、不正検出状態から通常状態へ移行させることができないようになっている。
また、本実施形態のパチンコ機10では、電源ACから電力が不正検出回路F(セキュリティ装置S)に供給可能でない状態では、待機用電源C1から不正検出回路Fに電力の供給が行えるようになっている。電源ACから電力が供給可能でないとは、電源基板35の電源側端子E1,E2と不正検出回路Fの回路側端子N1,N2が接続されていない、又は電源基板35に外部(電源AC)から電力自体が供給されていない状態である。
電源ACから電力が供給されていない状態の通常状態において、電気二重層コンデンサで構成される待機用電源C1は、検知スイッチ44が不正を検出し不正検出状態になった場合に切替スイッチLSWを切替えるためのバックアップ電源として待機するようになっている。電源ACから電力の供給が可能でない状態において待機用電源C1は、発明者の実験により、バックアップ電源が電解コンデンサで構成されていた場合の自己放電の可能期間である二日間よりは長く自己放電し続けることが確認されている。また、本実施形態の待機用電源C1は、最大で2ヶ月間自己放電し続けることが確認されている。すなわち、電源から電力が供給されていない非供給状態であっても不正検出回路Fにおける通常状態では、待機用電源C1によって従来より(二日間より)長い間に亘って切替スイッチLSWの切替えが行えるようになっている。また、待機用電源C1は、本実施形態のパチンコ機10に搭載される場合、不正検出回路Fに電源が供給されていない状況下でより長い期間の間、収容ケース37(主制御基板31)が機構枠25から取り外されたか否かを監視することができるようになっている。したがって、パチンコ機10が遊技店に設置される前に該遊技店の倉庫に保管されている場合、電源ACから電力がパチンコ機10に供給されていないときでも収容ケース37(主制御基板31)の脱着状態を監視するようになっている。また、他の製品の入れ替えのため遊技店から撤去された中古のパチンコ機10であっても、正規に製造された主制御基板31の脱着状態を長期に亘って監視することができるようになっている。なお、発明者による実験は、特定の環境下で行ったものであるため、必ずしも本実施形態の不正検出回路Fに待機用電源C1を搭載した実験により同じ結果を得られるものでなく誤差が生じるものである。
また、本実施形態において、待機用電源C1が放電し続けているとは、切替スイッチLSWの接点状態を移行させるのに必要な電力を常に供給することができる状態を維持していることであって、切替スイッチLSWの接点状態を移行させることができない場合には放電が終了しているとみなしている。
また、電源ACから電力が供給されていない状態の通常状態において、主制御基板31を収容する収容ケース37が機構枠25から脱着され、検知スイッチ44が不正を検出する(不正検出状態である)場合には、検知スイッチ44が接続されている部分が通電可能となり、非通電状態から通電状態へと移行する。このため、図7に示すように、待機用電源C1と第1コイルL1が電気的に接続されている状態となる。そして、第1コイルL1に電流が流れると切替スイッチLSWの接点部Pの接点状態が第2接点状態から第1接点状態へと移行する。すなわち、不正検出回路Fでは、通常状態である第2接点状態から不正検出状態である第1接点状態へと移行することとなる。
また、待機用電源C1からみて信号出力部46側には、ダイオードD1が配置されている。このため、待機用電源C1から電力の供給を行う場合においても、該待機用電源C1から信号出力部46への電力の供給は行われないようになっている。このため、電源ACから電力が供給されておらず、不正検出状態が生起された場合、ホールコンピュータHCと枠用外部端子板41が接続されていたとしても信号出力部46から不正検出信号は出力されないようになっている。しかし、リレー回路45では、一旦、第1接点状態を形成した場合、該第1接点状態を継続的に維持することができる。したがって、次に電源ACから電力が供給される場合、不正検出回路Fでは不正検出状態が保持されているため、リレー端子P1を経由して信号出力部46に電力が供給されることとなる。すなわち、リレー回路45の接点状態に基づき第1接点状態が形成されている場合、信号出力部46によりホールコンピュータHCに対して不正検出信号が出力されるようになっている。
また、ホールコンピュータHCは、不正検出信号を含む各種の情報(不正検出信号など)を入力する場合、所定時間(本実施形態では16ms)以上の入力時間を条件に信号の入力を有効と判定するようになっている。ホールコンピュータHCは、前記所定時間以下で入力する信号に対しては、ノイズによる誤検出防止のため、信号の入力を無効と判定するようになっている。本実施形態のパチンコ機10の不正検出回路Fでは、電源ACから電力が供給可能な状態であって、不正検出状態が生起される場合、出力用電源C2が充電されるようになっている。また、電源ACから電力が供給可能でない状態であって、不正検出状態が生起されている場合、電源ACから電力が供給可能な状態となることで出力用電源C2が充電されるようになっている。そして、出力用電源C2は、電源ACから電力の供給が停止された場合に、電力を信号出力部46に供給することができるようになっている。
出力用電源C2は、電力を供給する場合、抵抗Rを介して信号出力部46に電力を供給する。そして、出力用電源C2が信号出力部46に電力を供給することができる最大時間は、出力用電源C2の電気容量と供給先の抵抗Rの関係から求めることができる。本実施形態では、出力用電源C2が電力の供給可能な最大時間は、供給先(信号出力部46)の抵抗R(2[kΩ])と電気容量(10[μF])の積により20[ms]と求めることができる。すなわち、出力用電源C2は、電源ACから電力の供給が停止して最大で20[ms]の間、信号出力部46に電力を供給し続けることができる。したがって、不正検出回路Fにおいて、不正検出状態が生起された直後に電源ACから電力の供給が停止された場合であっても、信号出力部46は、ホールコンピュータHCが信号の入力を有効と判定することができる16[ms]の間は信号を出力し続けることができる。なお、出力用電源C2は、電源ACからの電力により充電される場合、一瞬(限りなく零に近い間)で充電が完了されるため、不正検出状態が生起されて第1接点状態が形成されると略同時に充電が完了するようになっている。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)パチンコ機10の遊技店への出荷時や、パチンコ機10が中古業者に販売された場合であっても、遊技機構成部材の一つである主制御基板31を収容する収容ケース37が該パチンコ機10から脱着されたかを検知することができる。また、電気二重層コンデンサからなる待機用電源C1は、電解式コンデンサである場合に比して放電による電力の持続時間が長い。このため、長期間(例えば、二日より長い期間)など不正検出回路Fに電力が供給されない場合でも(パチンコ機10に電源が投入されなくても)、検知スイッチ44で収容ケース37(主制御基板31)の脱着状態を監視することができる。すなわち、検知スイッチ44で異常を検知する場合、収容ケース37(主制御基板31)がパチンコ機10から脱着された可能性があり、それに伴い該収容ケース37を不正に製造された部材に交換するなどの不正行為が行われている可能性がある。したがって、パチンコ機10に電源から電力が供給されていない状態であっても、長期間に亘って不正行為がなされていないかを監視することができる。
(2)また、待機用電源C1を構成する電気二重層コンデンサでは、電解コンデンサに比較して充電に要する電圧が低電圧である。このため、供給する電圧を低電圧とすることができるため、供給電力を小さくすることができ消費電力を低減することができる。したがって、電源ACから供給される電力にかかるコストを低減することができる。
(3)リレー回路45は、電気二重層コンデンサの耐圧に比較して小さい電圧で駆動させるようにした。このため、バックアップ電源となる待機用電源C1として電気二重層コンデンサを好適に適用することができる。したがって、電解コンデンサをバックアップ電源として適用するセキュリティ装置(例えば、特許文献1)に比較して、低電圧で切替スイッチLSWの切替えを行うことができる。
(4)不正検出状態(異常状態時)、出力用電源C2にも電源AC又は待機用電源C1から電力が供給され、該出力用電源C2が充電されるようにした。このため、信号出力部46が不正検出信号をホールコンピュータHCに出力する場合、不正検出回路Fの不具合などにより電力の供給が断たれた場合であっても、出力用電源C2の放電により該信号出力部46に電力を供給することができる。したがって、確実に通知情報をホールコンピュータHCに出力(通知)することができる。
(5)また、収容ケース37に収容される主制御基板31を不正に製造された主制御基板に交換するなどの不正行為が行われた場合、その直後に該不正行為を行った者が不正検出信号(通知情報)をホールコンピュータHCに出力させないように電源ACからの電力の供給通路を断絶する場合も考えられる。このような場合でも、一旦、不正検出状態が生起され出力用電源C2に電力が供給されているため、該出力用電源C2は充電を行うことができる。したがって、信号出力部46は、出力用電源C2が放電する電力により不正検出信号をホールコンピュータHC(外部)に出力することができる。すなわち、不正行為が行われた可能性がある場合には、その事実を確実にホールコンピュータHCに通知することができる。
(6)一旦、不正検出状態となった場合には、リレー回路(ラッチングリレー回路)45において切替スイッチLSWが不正検出状態である第1接点状態を継続的に保持するようにした。すなわち、切替スイッチLSWは、不正検出状態から通常状態へ切替えられることがないようにした。このため、不正検出状態中に待機用電源C1の放電が終了した場合や、電源ACからの電力供給が断たれた場合であっても、次回の電力供給時までリレー回路45は不正検出状態を保持することができる。したがって、不正検出状態の検知後も検知結果を反映させることで、不正行為が行われた可能性があることを確実にホールコンピュータHCに通知することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態は、主制御基板31以外の外枠11、中枠12、前枠14、上球皿15の枠類の脱着状態(開閉状態)や、各種球通路(球タンク26、整流樋27、区分供給経路部28、案内通路30)及び、各種処理部(表示制御基板32、ランプ制御基板33、音声制御基板34、電源基板35、電源スイッチ基板36、払出制御基板38)などの遊技機構成部材の脱着状態を検出するようにしても良い。この場合、本実施形態のセキュリティ装置Sに設けた構成により遊技機構成部材の脱着状態を検出することとなる。また、前枠14の開閉状態を検出し、開状態である場合に不正検出信号をホールコンピュータHCに出力するようにしても良い。また、このような構成の場合、ホールコンピュータHCに出力すると同時に各制御基板(主制御基板31、表示制御基板32、ランプ制御基板33、音声制御基板34など)に不正検出信号を出力し、パチンコ機10上においても不正を検出したことを報知(通知)するようにしても良い。報知態様としては、装飾ランプ16を点灯させたり、スピーカ17により警告音を出力させたり、可変表示器Hで警告表示させるようにする。本別例では、外枠11、中枠12、前枠14、上球皿15の枠類、各種球通路(球タンク26、整流樋27、区分供給経路部28、案内通路30)及び、各種処理部(表示制御基板32、ランプ制御基板33、音声制御基板34、電源基板35、電源スイッチ基板36、払出制御基板38)が遊技機構成部材となる。
・本実施形態において、出力用電源C2を設けないようにしても良い。
・本実施形態は、バックアップ電源である待機用電源C1により、信号出力部46に電力が供給できるようにしても良い。この場合、図6及び図7の不正検出回路Fは、待機用電源C1と信号出力部46とをダイオードD1を介さずに接続するように構成される。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記情報通知部は、該情報通知部に電力を供給可能な通知部電源を備え、前記通知部電源は、前記異常状態時に前記電源から電力が供給されることで充電を行い、前記電源から電力が停止した場合に前記情報通知部に電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
(ロ)前記ラッチングリレー回路は、前記切替スイッチを前記異常状態に切替えた場合には、該異常状態を継続的に保持することを特徴とする請求項1及び技術的思想(イ)のうちいずれか一項に記載の遊技機。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 パチンコ遊技機の機裏側を示す背面図。 (a)、(b)は、主制御基板を収容する収容ケースを下方から見た断面図。 (a)、(b)は、作動アームを説明する模式図。 本実施形態のセキュリティ装置の制御構成を示したブロック図。 通常状態時の不正検出回路を示す回路図。 不正検出状態時の不正検出回路を示す回路図。
符号の説明
AC…電源、C1…待機用電源、C2…出力用電源、E1,E2…電源側端子、HC…ホールコンピュータ、L1…第1コイル、L2…第2コイル、LSW…切替スイッチ、M1,M2…磁性体、N1,N2…回路側端子、P1,P2…リレー端子、P3…接続端子、P4…短絡端子、R…抵抗、10…パチンコ機、31…主制御基板、44…検知スイッチ、44…リレー回路、46…信号出力部。

Claims (1)

  1. 遊技機を構成する遊技機構成部材の脱着状態を検出し、該遊技機構成部材が遊技機から脱着されたことを異常として検知する状態検知部と、前記状態検知部で前記異常を検知した場合、該検知結果を保持する検知結果保持部と、前記検知結果保持部が保持している前記検知結果を外部に通知するための通知情報を出力する情報通知部とを備え、電力が供給状態である場合に充電され、電力が非供給状態である場合に放電することで前記状態検知部と、前記検知結果保持部に電力を供給可能なバックアップ電源を設けた遊技機用セキュリティ装置を搭載する遊技機において、
    前記バックアップ電源は、電気二重層コンデンサから構成され、
    前記検知結果保持部は、前記状態検知部が前記異常を検知していない通常状態と、前記状態検知部が前記異常を検知した異常状態とに切替えうる切替スイッチと、当該切替スイッチを切替えるラッチングリレー回路とを備え、
    前記検知結果保持部には、前記状態検知部が前記異常を検知していない時に電源又は前記バックアップ電源から電力が供給されないようになっている一方、前記状態検知部が前記異常を検知した時に前記電源又は前記バックアップ電源から電力が供給されるようになっており、
    前記ラッチングリレー回路は、前記電源又は前記バックアップ電源から電力が供給されることにより前記切替スイッチを切替えることを特徴とする遊技機。
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