JP2012130403A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主制御基板50が主制御基板ケース57ごと交換されると、主制御基板ケース57が取付けられた壁1cに設けられたスイッチSW1の押圧部材SW1aが壁1cから突出し、スイッチSW1がオンし、その履歴が交換検出回路67の記憶部67bに記憶される。主制御基板ケース57が交換された履歴が記憶部67bに記憶されていると、電源遮断回路69が主制御基板50への電源供給を禁止する。これにより、遊技を行うことができないパチンコ機を発見することにより、主制御基板ケース57を交換する不正行為が行われたパチンコ機を容易に発見することができる。
【選択図】図15
Description
上記の目的を達成するため、この出願の請求項1に係る発明では、盤面上に遊技領域が形成された遊技盤(5)と、前記遊技盤に設けられた始動口(21,22)と、遊技球(P)を前記遊技領域へ発射する発射装置(4,4a〜4g)と、前記発射装置により発射された遊技球が前記始動口を通過したときに大当りかハズレかを判定し、かつ、賞球の払出しを命令する信号を出力する主制御回路(51)が搭載された主制御基板(50)と、賞球を払出す賞球払出装置(38)と、前記主制御回路から前記主制御基板を介して出力された前記信号に基づいて前記賞球払出装置を駆動する払出制御回路が搭載された払出制御基板(60)と、遊技を制御する基板であって前記主制御基板および払出制御基板を含む複数の基板に電源を供給する電源供給手段(94,95)と、前記主制御基板が収容された収容部材(57)と、を備えたパチンコ機(1)において、前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを電気的に検出する検出手段(67a,SW1)と、前記検出手段による検出結果の履歴を記憶する記憶手段(67b)と、前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを示す検出結果の履歴が前記記憶手段に記憶されている場合は、前記複数の基板のうち少なくとも1つの基板に対する前記電源供給手段による前記電源の供給を禁止する電源供給禁止手段(69,S10〜S13)と、を備えるという技術的手段を用いる。
請求項2に係る発明では、盤面上に遊技領域が形成された遊技盤(5)と、前記遊技盤に設けられた始動口(21,22)と、遊技球(P)を前記遊技領域へ発射する発射装置(4,4a〜4g)と、前記発射装置により発射された遊技球が前記始動口を通過したときに大当りかハズレかを判定し、かつ、賞球の払出しを命令する信号を出力する主制御回路(51)が搭載された主制御基板(50)と、賞球を払出す賞球払出装置(38)と、前記主制御回路から前記主制御基板を介して出力された前記信号に基づいて前記賞球払出装置を駆動する払出制御回路が搭載された払出制御基板(60)と、遊技を制御する基板であって前記主制御基板および払出制御基板を含む複数の基板に電源を供給する電源供給手段(94,95)と、前記払出制御基板が収容された収容部材(57)と、を備えたパチンコ機(1)において、前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを電気的に検出する検出手段(67a,SW1)と、前記検出手段による検出結果の履歴を記憶する記憶手段(67b)と、前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを示す検出結果の履歴が前記記憶手段に記憶されている場合は、前記複数の基板のうち少なくとも1つの基板に対する前記電源供給手段による前記電源の供給を禁止する電源供給禁止手段(69,S10〜S13)と、を備えるという技術的手段を用いる。
請求項3に係る発明では、請求項1または請求項2に記載のパチンコ機(1)において、前記記憶手段(67b)が前記収容部材とは異なる箇所に設けられた複数の基板に配置されているとともに同一の前記検出結果の履歴が各記憶手段に記憶されるという技術的手段を用いる。
請求項4に係る発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機(1)において、前記記憶手段(67b)が視認不可能な箇所に設けられているという技術的手段を用いる。
請求項5に係る発明では、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のパチンコ機(1)において、前記検出手段(67a)の検出機能および前記記憶手段(67b)の記憶内容がバックアップ電源(67c)によって保持されているという技術的手段を用いる。
請求項6に係る発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のパチンコ機(1)において、前記検出手段(SW1)は、前記収容部材(57)が前記収容部材が配置された箇所から変位したときに動作するスイッチであるという技術的手段を用いる。
請求項7に係る発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のパチンコ機(1)において、前記検出手段(SW2)は、前記収容部材(57)が配置された箇所に設けられた第1導電部(SW2a)と、前記収容部材に設けられており、前記第1導電部と電気的に接続された第2導電部(SW2b)と、を備えており、前記第1導電部および第2導電部が電気的に非接続状態になったことを検出するように構成されているという技術的手段を用いる。
主制御基板が収容された収容部材が、その収容部材が配置された箇所から変位すると、それが検出手段によって検出され、その検出結果の履歴が記憶手段に記憶される。そして、電源供給禁止手段は、収容部材が配置箇所から変位したことを示す検出結果の履歴が記憶手段に記憶されている場合は、遊技を制御する基板のうち少なくとも1つの基板に対する電源供給手段による電源の供給を禁止する。
払出制御基板が収容された収容部材が、その収容部材が配置された箇所から変位すると、それが検出手段によって検出され、その検出結果の履歴が記憶手段に記憶される。そして、電源供給禁止手段は、収容部材が配置箇所から変位したことを示す検出結果の履歴が記憶手段に記憶されている場合は、遊技を制御する基板のうち少なくとも1つの基板に対する電源供給手段による電源の供給を禁止する。
請求項3に係る発明によれば、記憶手段が収容部材とは異なる箇所に設けられた複数の基板に配置されているとともに同一の検出結果の履歴が各記憶手段に記憶されるため、記憶手段が設けられた1つの基板が不正に交換された場合であっても、その他の交換されていない基板に設けられた記憶手段に同一の検出結果の履歴を記憶することができる。
したがって、主制御基板または払出制御基板が収容部材ごと不正なものに交換されたパチンコ機の発見に万全を期すことができる。
請求項4に係る発明によれば、記憶手段が視認不可能な箇所に設けられているため、記憶手段に記憶されている履歴を消去したり、記憶手段を不正なものに交換したりするなどの不正行為を阻止することができる。
請求項5に係る発明によれば、検出手段の検出機能および記憶手段の記憶内容がバックアップ電源によって保持されているため、パチンコ機に電源が供給されていない状態において主制御基板または払出制御基板を収容部材ごと不正なものに交換する不正行為が発生した場合であっても、その検出結果の履歴を記憶手段に記憶保持することができる。
したがって、パチンコホールに新しく導入されたパチンコ機が稼働する前の段階で、不正行為による被害を未然に防ぐことができる。
請求項6に係る発明によれば、収容部材が収容部材が配置された箇所から変位したことをスイッチによって検出することができるため、そのスイッチが一旦動作すれば、たとえ、収容部材を元に戻したとしても、収容部材を交換しようとした行為が履歴として記憶されるので、未遂に終わった不正行為をも検出することができる。
請求項7に係る発明によれば、収容部材と、その収容部材が配置された箇所とが電気的に非接続状態になったことを検出することができるため、収容部材の僅かな変位も検出することができる。また、第1導電部および第2導電部の取付け箇所の選択自由度が広いため、収容部材およびその配置箇所の形状などに応じた取付け箇所の制約を受け難い。
この発明の第1実施形態について説明する。
[主要構成]
この実施形態に係るパチンコ機の主要構成について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係るパチンコ機の外観を示す正面斜視図であり、図2は、図1に示すパチンコ機の平面図である。
次に、パチンコ機1に備えられた遊技盤の主要構成について図を参照して説明する。
図3は図1に示すパチンコ機に備えられた遊技盤の正面図であり、図4は図3に示す遊技盤の正面斜視図である。図5は図3に示す遊技盤に設けられた可動役物40が下降した状態を示す正面図である。図6(a)は図3示す遊技盤に設けられた第1および第2変動入賞装置の正面拡大図、(b)は図3に示す遊技盤に設けられた特別図柄表示装置、普通図柄表示装置、特別図柄記憶表示装置および普通図柄記憶表示装置の正面拡大図である。
この実施形態では、特別図柄表示装置31、普通図柄表示装置33、特別図柄保留数表示装置32および普通図柄保留数表示装置34は、それぞれLEDにより構成されているが、液晶表示装置などにより構成することもできる。
ここで、時短とは、特別図柄が変動表示を開始してから変動表示を終了するまでに要する時間が短縮され、かつ、普通図柄が変動表示を開始してから変動表示を終了するまでに要する時間が短縮された遊技状態をいう。
次に、パチンコ機1の背面の構造について図を参照して説明する。
図7は、パチンコ機1の背面斜視図であり、図8は、パチンコ機1の背面における内部構造の一部を示す部分背面図である。
次に、この出願に係る発明の特徴である主制御基板ケース57の構造について図を参照して説明する。
図9(a)は図8に示す主制御基板ケースの正面図、(b)は左側面図である。図10(a)は図8に示す主制御基板ケースの正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。図11(a)は図8に示す主制御基板ケースの正面斜視図、(b)は右側面図、(c)は(a)において二点鎖線で囲んだ部分の拡大図、(d)は(b)において二点鎖線で囲んだ部分の拡大図である。図12は図11(a)に示す主制御基板ケースの分解斜視図である。
次に、主制御基板ケース57の封印構造について図を参照して説明する。
図13(a)は封印シールの拡大図、(b)は使用状態における封印シールの拡大図である。図14はRFタグの拡大図である。図15は主制御基板ケースの交換を検出するスイッチの説明図であり、(a)はスイッチがオフの状態を示す説明図、(b)はスイッチがオンした状態を示す説明図である。
押圧部材SW1aは、バネなどの付勢部材を介しスイッチ本体SW1bに取付けられており、主制御基板ケース57が構造物1cに取付けられている状態では、カバー56の表面56aに押圧され、上記の付勢部材の付勢力に抗した状態でスイッチ本体SW1bの内部に埋没している。また、押圧部材SW1aは、主制御基板ケース57が取り外されると、上記付勢部材の付勢力によってスイッチ本体SW1bから突出し、構造物1cの表面1dから突出する。
主制御基板50の基板面に配置された各コネクタ50aに上コネクタカバー57aおよび下コネクタカバー57bを被せ、主制御基板50をケース本体55の開口した背面から収容する。このとき、ケース本体55の左上角部のボス55rを上コネクタカバー57aのボス嵌合孔57a2および主制御基板50の左上角部のボス嵌合孔(図示省略)に嵌合する。また、ケース本体左下角部のボス55rを下コネクタカバー57bのボス嵌合孔57b2および主制御基板50の左下角部のボス嵌合孔(図示省略)に嵌合する。また、ケース本体右下角部のボス55rを主制御基板50の右下角部のボス嵌合孔(図示省略)に嵌合する。
次に、交換検出回路67および電源遮断回路69の電気的構成についてそれをブロックで示す図16を参照して説明する。
次に、検出部67aが実行する主制御基板ケース交換検出処理の内容についてそれを示す図17のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明では、処理ステップをSと略す。
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図18および図19を参照して説明する。
また、画像音声制御用ROM73には、特別図柄、普通図柄および演出図柄などの変動パターンを決定するためのテーブルが格納されている。また、画像音声制御用ROM73には、パチンコ機1に設けられた演出用のLEDの点灯パターンを決定するためのテーブル、効果音や音楽の種類を決定するためのテーブルなど、演出に必要なテーブルやデータなどが格納されている。
補助演出下中継端子板98には、可動役物40を上昇させる左リフト(図示省略)を駆動する左リフトモータ40fと、左リフトが原点に復帰したことを検出する左リフト原点センサ40gと、可動役物45を移動させる扉右モータ45aと、可動役物45が原点に復帰したことを検出する扉右原点センサ45bと、可動役物44を移動させる扉左モータ44aと、可動役物44が原点に復帰したことを検出する扉左原点センサ44bとが電気的に接続されている。
次に、電源遮断回路69の判定部69aが実行する電源供給禁止処理の内容についてそれを示す図20のフローチャートを参照して説明する。
したがって、起動しても遊技を行うことができないパチンコ機を発見することにより、主制御基板50を主制御基板ケース57ごと交換する不正行為が行われたパチンコ機を容易に発見することができる。また、入賞が検出されないため、不正な賞球の払出しを阻止することもできる。
(1)上述したように、第1実施形態のパチンコ機1を使用すれば、主制御基板ケース57を取り外すと、主制御用CPU52が、入賞の検出、演出表示器30による演出図柄や演出画像の表示、スピーカ10〜12による音声の出力、各LEDの点灯および可動部材40〜45の作動など、遊技の制御を行うことができなくなる。
したがって、起動しても遊技を行うことができないパチンコ機を発見することにより、主制御基板50を主制御基板ケース57ごと交換する不正行為が行われたパチンコ機を容易に発見することができる。
しかも、入賞が検出されないため、不正な賞球の払出しを阻止することもできる。
(1)上述したように、第1実施形態のパチンコ機1を使用すれば、主制御基板ケース57を取り外した履歴が残っていると、主制御用CPU52が、入賞の検出、演出表示器30による演出図柄や演出画像の表示、スピーカ10〜12による音声の出力、各LEDの点灯および可動部材40〜45の作動など、遊技の制御を行うことができなくなる。
したがって、起動しても遊技を行うことができないパチンコ機を発見することにより、主制御基板50を主制御基板ケース57ごと交換する不正行為が行われたパチンコ機を容易に発見することができる。
しかも、入賞が検出されないため、不正な賞球の払出しを阻止することもできる。
したがって、パチンコホールに新しく導入されたパチンコ機が稼働する前の段階で、不正行為による被害を未然に防ぐことができる。
次に、この発明の第2実施形態について説明する。図21は、この実施形態に係るパチンコ機の電気的構成の一部をブロックで示す説明図である。なお、この実施形態に係るパチンコ機は、電気的構成の一部を除いて前述の第1実施形態に係るパチンコ機1と同じ構成および機能であるため、同じ部分の説明を省略する。また、図21では、バックアップ電源67cを省略している。
上述したように、第2実施形態のパチンコ機1を使用すれば、記憶部67bが複数の基板に設けられているとともに同一の検出結果の履歴が各記憶部67bに記憶されるため、記憶部67bが設けられた1つの基板が不正に交換された場合であっても、その他の交換されていない基板に設けられた記憶部67bに検出結果の履歴を記憶することができる。
したがって、主制御基板50を主制御基板ケース57ごと交換して不正行為が行われたパチンコ機の発見に万全を期すことができる。
次に、この発明の第3実施形態について説明する。図22は、この実施形態に係るパチンコ機に備えられたスイッチの説明図である。
上述したように、第3実施形態に係るパチンコ機1は、主制御基板ケース57の交換を検出するためのスイッチの構成が異なる以外は前述した第1実施形態に係るパチンコ機1と同じ構成および機能を備えるため、第1実施形態と同じ効果を奏することができる。
次に、この発明の第3実施形態について説明する。
従来、払出制御基板60を払出制御基板ケース65ごと不正なものに交換し、規定数よりも多くの賞球が払出されるようにする不正行為が行われ、パチンコホールが損害を被っていた。そこで、この第4実施形態のパチンコ機は、そのような不正行為によるパチンコホールの損害が発生しないようにすることを目的としており、払出制御基板60が払出制御基板ケース65ごと不正なものに交換されたパチンコ機を容易に発見することができることを特徴としている。
したがって、一度でも払出制御基板ケース65を交換した履歴が存在すると、遊技を行うことができないため、遊技を行うことができないパチンコ機を発見することにより、払出制御基板60を払出制御基板ケース57ごと交換して不正行為が行われたパチンコ機を容易に発見することができる。また、賞球払出装置38が作動しないため、不正な賞球の払出しを阻止することもできる。なお、スイッチSW1に代えて前述したスイッチSW2を用いることもできる。
(1)記憶部67bを視認不可能な箇所に設けることもできる。たとえば、記憶部67bを遊技盤5の内部に埋設し、記憶部67bを取出そうとすると、記憶部67bの埋設部位が破損するように構成する。この構成を用いれば、記憶部67bを容易に交換することができないため、記憶部67bに記憶されている履歴を消去したり、記憶部67bを履歴が記憶されていない不正なものに交換したりする不正行為を防ぐことができる。
スイッチSW1およびスイッチSW2は、主制御基板ケース57が変位したことを検出することができれば、どのような構成でも良い。
21・・第1始動口(始動口)、22・・第2始動口(始動口)、
30・・演出表示器(演出装置)、50・・主制御基板、
51・・主制御用MPU(主制御回路)、55・・ケース本体、56・・カバー、
57・・主制御基板ケース(収容部材)、67・・交換検出回路、67a・・検出部、
67b・・記憶部(記憶手段)、67c・・バックアップ電源、
69・・電源遮断回路(電源供給禁止手段)、100・・封印シール、
200・・RFタグ、SW1,SW2・・スイッチ(検出手段)。
Claims (7)
- 盤面上に遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技盤に設けられた始動口と、
遊技球を前記遊技領域へ発射する発射装置と、
前記発射装置により発射された遊技球が前記始動口を通過したときに大当りかハズレかを判定し、かつ、賞球の払出しを命令する信号を出力する主制御回路が搭載された主制御基板と、
賞球を払出す賞球払出装置と、
前記主制御回路から前記主制御基板を介して出力された前記信号に基づいて前記賞球払出装置を駆動する払出制御回路が搭載された払出制御基板と、
遊技を制御する基板であって前記主制御基板および払出制御基板を含む複数の基板に電源を供給する電源供給手段と、
前記主制御基板が収容された収容部材と、を備えたパチンコ機において、
前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを電気的に検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果の履歴を記憶する記憶手段と、
前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを示す検出結果の履歴が前記記憶手段に記憶されている場合は、前記複数の基板のうち少なくとも1つの基板に対する前記電源供給手段による前記電源の供給を禁止する電源供給禁止手段と、
を備えることを特徴とするパチンコ機。 - 盤面上に遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技盤に設けられた始動口と、
遊技球を前記遊技領域へ発射する発射装置と、
前記発射装置により発射された遊技球が前記始動口を通過したときに大当りかハズレかを判定し、かつ、賞球の払出しを命令する信号を出力する主制御回路が搭載された主制御基板と、
賞球を払出す賞球払出装置と、
前記主制御回路から前記主制御基板を介して出力された前記信号に基づいて前記賞球払出装置を駆動する払出制御回路が搭載された払出制御基板と、
遊技を制御する基板であって前記主制御基板および払出制御基板を含む複数の基板に電源を供給する電源供給手段と、
前記払出制御基板が収容された収容部材と、を備えたパチンコ機において、
前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを電気的に検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果の履歴を記憶する記憶手段と、
前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したことを示す検出結果の履歴が前記記憶手段に記憶されている場合は、前記複数の基板のうち少なくとも1つの基板に対する前記電源供給手段による前記電源の供給を禁止する電源供給禁止手段と、
を備えることを特徴とするパチンコ機。 - 前記記憶手段が前記収容部材とは異なる箇所に設けられた複数の基板に配置されているとともに同一の前記検出結果の履歴が各記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機。
- 前記記憶手段が視認不可能な箇所に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機。
- 前記検出手段の検出機能および前記記憶手段の記憶内容がバックアップ電源によって保持されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のパチンコ機。
- 前記検出手段は、
前記収容部材が前記収容部材が配置された箇所から変位したときに動作するスイッチであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のパチンコ機。 - 前記検出手段は、
前記収容部材が配置された箇所に設けられた第1導電部と、
前記収容部材に設けられており、前記第1導電部と電気的に接続された第2導電部と、を備えており、前記第1導電部および第2導電部が電気的に非接続状態になったことを検出するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のパチンコ機。
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