JP2007260030A - 可変入賞装置及び弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】羽根物用可変入賞装置の入賞口を上下二段に構成するにあたり、構造の複雑化やコストアップを回避する。
【解決手段】遊技球を内部の入賞領域21へ導く入賞口19と、入賞口19を開閉させる可動片20と、入賞領域21に設けられる特定入賞口22とを備える可変入賞装置14であって、入賞口19を上下二段に構成すると共に、上下二段の入賞口19A、19Bを同じ可動片20で開閉させる。例えば、可動片20は、二方向に回動自在に構成され、第一の方向への回動で上段入賞口19Aを開放し、第二の方向への回動で下段入賞口19Bを開放させる。
【選択図】図6
【解決手段】遊技球を内部の入賞領域21へ導く入賞口19と、入賞口19を開閉させる可動片20と、入賞領域21に設けられる特定入賞口22とを備える可変入賞装置14であって、入賞口19を上下二段に構成すると共に、上下二段の入賞口19A、19Bを同じ可動片20で開閉させる。例えば、可動片20は、二方向に回動自在に構成され、第一の方向への回動で上段入賞口19Aを開放し、第二の方向への回動で下段入賞口19Bを開放させる。
【選択図】図6
Description
本発明は、弾球遊技機の遊技盤面に設けられる可変入賞装置及びそれを備える弾球遊技機に関し、特に、一般に羽根物と称される弾球遊技機及びそれに用いる可変入賞装置に関する。
図9に示すように、羽根物と称される弾球遊技機の遊技盤面には、通常、可変入賞装置100、第一始動口101及び第二始動口102が設けられている。第一始動口101に遊技球が入賞すると、可変入賞装置100の可動片103が一回開放動作(例えば、0.4秒)され、第二始動口102に遊技球が入賞すると、可動片103が二回開放動作される。このとき、可動片103に遊技球が乗ると、遊技球が入賞口104を介して可変入賞装置100の入賞領域105に導かれる。可変入賞装置100の入賞領域105には、特定入賞口106があり、ここに遊技球が入賞すると、遊技者に有利な大当り動作が行われる。
大当り動作は、所定回数にわたる可動片103の連続開閉動作を1ラウンドとし、これを規定ラウンド回数(例えば、15回)繰り返すものであり、短時間に多くの遊技球を獲得できることから、遊技者は特定入賞口106への入賞を願って遊技を行っている。しかしながら、従来の可変入賞装置100では、入賞口104が左右に一つずつ形成されているに過ぎず、しかも、入賞口104から入賞した遊技球は、可変入賞装置100の入賞領域105で略同様の挙動を示すため、遊技が単調になり易く、遊技者の興味が持続しないという問題があった。
そこで、入賞口を上下二段に構成した可変入賞装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。可変入賞装置をこのように構成すると、上段入賞口から入賞した遊技球の挙動と、下段入賞口から入賞した遊技球の挙動とに差異を生じさせることができるので、羽根物の遊技が単調になることを防止し、遊技者の興味を持続させることが可能になる。
特開2002−331098号公報
しかしながら、特許文献1に記載される可変入賞装置は、上段入賞口を開閉させる上段可動片と、下段入賞口を開閉させる下段可動片とを備え、始動口への入賞に応じて上段可動片及び/又は下段可動片を選択的に開放させるので、構造が複雑になるだけでなく、部品点数が増加してコスト高になるという問題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであり、遊技球を内部の入賞領域へ導く入賞口と、該入賞口を開閉させる可動片と、入賞領域に設けられる特定入賞口とを備える可変入賞装置であって、前記入賞口を上下二段に構成すると共に、上下二段の入賞口を同じ可動片で開閉させることを特徴とする。このようにすると、入賞口を上下二段に構成しても、可動片の数を増やす必要がないので、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
また、前記入賞領域は、上段入賞口から入賞した遊技球を受け入れる上段入賞領域と、下段入賞口から入賞した遊技球を受け入れる下段入賞領域とを含み、該下段入賞領域には、特定入賞口を設け、上段入賞領域には、上段入賞口から入賞した遊技球を、所定の比率で下段入賞領域へ導く振分け装置を設けたことを特徴とする。このようにすると、上段入賞口に対する入賞の価値と、下段入賞口に対する入賞の価値との間に明確な差を生じさせることができるだけでなく、機械的な振分け抽選によって遊技者の興味を持続させることができる。
また、前記可動片は、上下二段の入賞口を同時に開放させることを特徴とする。このようにすると、上段入賞口及び下段入賞口の同時開放により、入賞に対する期待感を高めることができる。
また、前記可動片は、上下二段の入賞口のうち、いずれか一方を選択的に開放させることを特徴とする。このようにすると、上下二段の入賞口を同じ可動片で開閉させるものでありながら、各入賞口を個別の可動片で開放させるものと同等のゲーム性を実現することができる。例えば、第一始動口に入賞すると上段入賞口が開放し、第二始動口に入賞すると下段入賞口が開放するといったゲーム仕様の弾球遊技機にも適用することが可能になる。
また、前記可動片は、二方向に回動自在に構成され、第一の方向への回動で上段入賞口を開放し、第二の方向への回動で下段入賞口を開放させることを特徴とする。このようにすると、可動片の動作機構を、二方向に駆動するアクチュエータ(モータなど)を用いて簡単に構成することができる。
また、遊技盤面に可変入賞装置を備え、該可変入賞装置内の特定入賞口に遊技球が入賞したとき、遊技者に有利な状態を出現させる弾球遊技機であって、前記遊技盤面に、上記のいずれかに記載の可変入賞装置を備えることを特徴とする。このようにすると、入賞口が上下二段に構成された可動入賞装置を備える弾球遊技機でありながら、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
また、前記入賞領域は、上段入賞口から入賞した遊技球を受け入れる上段入賞領域と、下段入賞口から入賞した遊技球を受け入れる下段入賞領域とを含み、該下段入賞領域には、特定入賞口を設け、上段入賞領域には、上段入賞口から入賞した遊技球を、所定の比率で下段入賞領域へ導く振分け装置を設けたことを特徴とする。このようにすると、上段入賞口に対する入賞の価値と、下段入賞口に対する入賞の価値との間に明確な差を生じさせることができるだけでなく、機械的な振分け抽選によって遊技者の興味を持続させることができる。
また、前記可動片は、上下二段の入賞口を同時に開放させることを特徴とする。このようにすると、上段入賞口及び下段入賞口の同時開放により、入賞に対する期待感を高めることができる。
また、前記可動片は、上下二段の入賞口のうち、いずれか一方を選択的に開放させることを特徴とする。このようにすると、上下二段の入賞口を同じ可動片で開閉させるものでありながら、各入賞口を個別の可動片で開放させるものと同等のゲーム性を実現することができる。例えば、第一始動口に入賞すると上段入賞口が開放し、第二始動口に入賞すると下段入賞口が開放するといったゲーム仕様の弾球遊技機にも適用することが可能になる。
また、前記可動片は、二方向に回動自在に構成され、第一の方向への回動で上段入賞口を開放し、第二の方向への回動で下段入賞口を開放させることを特徴とする。このようにすると、可動片の動作機構を、二方向に駆動するアクチュエータ(モータなど)を用いて簡単に構成することができる。
また、遊技盤面に可変入賞装置を備え、該可変入賞装置内の特定入賞口に遊技球が入賞したとき、遊技者に有利な状態を出現させる弾球遊技機であって、前記遊技盤面に、上記のいずれかに記載の可変入賞装置を備えることを特徴とする。このようにすると、入賞口が上下二段に構成された可動入賞装置を備える弾球遊技機でありながら、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
上記のように構成された本発明によれば、入賞口を上下二段に構成したものでありながら、上下二段の入賞口を同じ可動片で開閉させるので、可動片の数を増やす必要がなく、その結果、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
[弾球遊技機]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面部は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を溜める上皿6と、上皿6の余剰球を溜める下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、台間玉貸し機3に遊技球の貸出指示を行う貸出操作部9と、効果音を発生するスピーカ10とを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面部は、払出用の遊技球を溜める遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ(発射装置)13と、各種の制御基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、遊技領域の略中央部に配置される可変入賞装置14と、遊技領域の下部に左右振分け状に配置され、比較的入賞しやすい左右一対の第一始動口15と、遊技領域の下部中央位置に配置され、第一始動口15に比して入賞しにくい第二始動口16と、風車17と、多数の遊技釘18とが設けられている。
[可変入賞装置]
図3〜図6に示すように、可変入賞装置14は、いわゆる羽根物用のものであって、遊技球を内部へ導く入賞口19と、入賞口19を開閉させる可動片20と、内部の入賞領域21に設けられる特定入賞口22と、内部の入賞領域に設けられる普通入賞口(図示せず)とを備えて構成され、特定入賞口22に対する遊技球の入賞を契機として、遊技者に有利な大当り動作を行う重要な役物である。
図3〜図6に示すように、可変入賞装置14は、いわゆる羽根物用のものであって、遊技球を内部へ導く入賞口19と、入賞口19を開閉させる可動片20と、内部の入賞領域21に設けられる特定入賞口22と、内部の入賞領域に設けられる普通入賞口(図示せず)とを備えて構成され、特定入賞口22に対する遊技球の入賞を契機として、遊技者に有利な大当り動作を行う重要な役物である。
本発明の可変入賞装置14では、入賞口19が上下二段に構成されており、上段入賞口19Aから入賞した遊技球は、上段入賞領域21Aに導かれ、下段入賞口19Bから入賞した遊技球は、下段入賞領域21Bに導かれる。下段入賞領域21Bには、特定入賞口22と、左右の各下段入賞口19Bから入賞した遊技球を確実に特定入賞口22へ導くガイド板23が左右に設けられている。また、上段入賞領域21Aには、上段入賞口19Aから入賞した遊技球を、普通入賞口と下段入賞領域21Bとのいずれか一方に導く振分け装置24が設けられている。この振分け装置24は、上段入賞口19Aから入賞した遊技球を、所定の比率で下段入賞領域21Bに導くようになっている。このようにすると、上段入賞口19Aに対する入賞の価値と、下段入賞口19Bに対する入賞の価値との間に明確な差を生じさせることができるだけでなく、機械的な振分け抽選によって遊技者の興味を持続させることができる。なお、本実施形態のガイド板23は、各下段入賞口19Bから入賞した遊技球を確実に特定入賞口22に導くように、特定入賞口22の近傍まで延在する板状部材にて構成したが、各下段入賞口19Bから入賞した遊技球を確実に特定入賞口22に導くような構造のものであれば特に制限はない。例えば、ガイド板23に換えて磁石を用いた公知の遊技球誘導装置を用いることができる。
本実施形態の振分け装置24に適用される振分け回転体は、周方向に並ぶ複数の遊技球保持孔24a、24bを有しており、常時一定方向に回転される。上段入賞口19Aから入賞した遊技球は、いずれかの遊技球保持孔24a、24bに保持され、振分け回転体と共に回転する。遊技球保持孔24a、24bには、例えば、有底のものと無底のものとがあり、無底の遊技球保持孔24aに保持された遊技球は、回転の過程で普通入賞口に入賞し、そして遊技盤4の裏側へ導かれ、有底の遊技球保持溝24bに保持された遊技球は、下段入賞領域21Bへ導かれる。そして、本実施形態の振分け装置24では、無底の遊技球保持孔24aを5個、有底の遊技球保持溝24bを1個としているので、上段入賞口19Aから入賞した遊技球が下段入賞領域21Bに導かれる比率は、1/6となる。
なお、振分け装置24は、遊技球の経路を所定の比率で振り分けるものであれば、特に制限はない。例えば、振分け装置24を、遊技者側に傾斜する傾斜面とこの傾斜面に下段入賞領域21Bへの入口と普通入賞口とが形成された台と、この傾斜面上を回転する振分け回転体と、を有するもので構成してもよい。この場合、上段入賞口19Aから入賞した遊技球は、いずれかの遊技球保持孔24a、24bが形成された振分け回転体に保持され、振分け回転体と共に回転する。この回転体は、円盤形状であり、遊技者側に傾斜している。そして遊技球保持孔24bは遊技球保持孔24aよりも回転体の中心方向に遊技球1個分以上奥まった位置まで形成され、この回転体の遊技球保持孔24a、24bはそれぞれ無底となっている。また、この台における下段入賞領域21Bへの入口の形成位置は、遊技球を保持した遊技球保持孔24bが台の傾斜面の頂上部に達した際、遊技球の保持箇所に対応した位置となっている。さらに、この台における普通入賞口の形成位置は、遊技球を保持した遊技球保持孔24aが台の傾斜面の頂上部に達した際、遊技球の保持箇所に対応した位置となっている。そして、遊技球保持孔24aに保持された遊技球は回転の過程で普通入賞口へ、遊技球保持孔24bに保持された遊技球は下段入賞領域21Bへ、それぞれ導かれるようになっている。
本発明の可変入賞装置14は、上下二段の入賞口19A、19Bを同じ可動片20で開閉させるように構成されている。例えば、本実施形態の可動片20は、中間部を支点20aとして回動する正面視三角形状(又は半円形状)の樹脂部材からなり、通常時は、図4に示すように、上下二段の入賞口19A、19Bを閉じているが、図5に示すように、外開き方向に回動すると、下段入賞口19Bを閉じたまま、上段入賞口19Aのみを開放させることができ、また、図6に示すように、内開き方向に回動すると、上段入賞口19Aを閉じたまま、下段入賞口19Bのみを開放させることができる。このようにすると、入賞口19A、19Bを上下二段に構成しても、可動片20の数を増やす必要がないので、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
また、本実施形態の可動片20は、上下二段の入賞口19A、19Bのうち、いずれか一方を選択的に開放させるので、上下二段の入賞口19A、19Bを同じ可動片20で開閉させるものでありながら、各入賞口19A、19Bを個別の可動片で開放させるものと同等のゲーム性を実現することができる。例えば、第一始動口15に入賞すると上段入賞口19Aが開放し、第二始動口16に入賞すると下段入賞口19Bが開放するといったゲーム仕様を実現できる。しかも、本実施形態の可動片20は、二方向に回動自在に構成され、第一の方向への回動で上段入賞口19Aを開放し、第二の方向への回動で下段入賞口19Bを開放させるので、可動片20の動作機構を、二方向に駆動するアクチュエータ(モータなど)を用いて簡単に構成することができる。
なお、上記のように構成された可変入賞装置14においては、上段入賞口19Aや下段入賞口19Bに対する入賞の容易性を、可動片20の長さや遊技釘18の配置により設定又は調整することができる。例えば、本実施形態では、下段入賞口19Bの近傍に遊技釘18を配置することにより、下段入賞口19Bに対する入賞の容易性を調整できるようにしている。このようにすると、第二始動口16への入賞による下段入賞口19Bの開放に際して、どの程度の割合で特定入賞口22への入賞が発生するかを遊技釘18の調整にて設定することができる。そして、下段入賞口19Bの開放に際して下段入賞口19Bひいては特定入賞口22への入賞が発生する割合を、上段入賞口19Aの開放に際して上段入賞口19Aへの入賞が発生する割合よりも低く設定すると、下段入賞口19Bにおいては、いわゆる一発台のような入賞態様となるので、羽根物と一発台が融合したゲーム性を実現できる。また、ガイド板23の構造を、各下段入賞口19Bから入賞した遊技球を所定の割合でのみ特定入賞口22に導くようにすれば、上段入賞口19Aと下段入賞口19Bとで特定入賞口22への入賞率が異なる2つの羽根物のゲーム性を融合したものを実現できる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、遊技球を内部の入賞領域21へ導く入賞口19と、入賞口19を開閉させる可動片20と、入賞領域21に設けられる特定入賞口22とを備える可変入賞装置14であって、入賞口19を上下二段に構成すると共に、上下二段の入賞口19A、19Bを同じ可動片20で開閉させるので、入賞口19A、19Bを上下二段に構成しても、可動片20の数を増やす必要がなく、その結果、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
また、入賞領域21は、上段入賞口19Aから入賞した遊技球を受け入れる上段入賞領域21Aと、下段入賞口19Bから入賞した遊技球を受け入れる下段入賞領域21Bとを含み、下段入賞領域21Bには、特定入賞口22を設け、上段入賞領域21Aには、上段入賞口19Aから入賞した遊技球を、所定の比率で下段入賞領域21Bへ導く振分け装置24を設けたので、上段入賞口19Aに対する入賞の価値と、下段入賞口19Bに対する入賞の価値との間に明確な差を生じさせることができるだけでなく、機械的な振分け抽選によって遊技者の興味を持続させることができる。
また、本実施形態の可動片20は、上下二段の入賞口19A、19Bのうち、いずれか一方を選択的に開放させるので、上下二段の入賞口19A、19Bを同じ可動片20で開閉させるものでありながら、各入賞口19A、19Bを個別の可動片で開放させるものと同等のゲーム性を実現することができる。しかも、本実施形態の可動片20は、二方向に回動自在に構成され、第一の方向への回動で上段入賞口19Aを開放し、第二の方向への回動で下段入賞口19Bを開放させるので、可動片20の動作機構を、二方向に駆動するアクチュエータ(モータなど)を用いて簡単に構成することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る可変入賞装置を図7及び図8に沿って説明する。ただし、第一実施形態と共通の部分については、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
次に、本発明の第二実施形態に係る可変入賞装置を図7及び図8に沿って説明する。ただし、第一実施形態と共通の部分については、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
図7及び図8に示すように、第二実施形態の可変入賞装置25は、上下二段の入賞口19A、19Bを同時に開放させる点が第一実施形態と相違している。例えば、正面視長方形の可動片26を中間部を支点26aとして外開き方向に回動させれば、可動片26の上下に形成される上下二段の入賞口19A、19Bを同時に開放させることが可能になる。このようにすると、上段入賞口19A及び下段入賞口19Bの同時開放により、入賞に対する期待感を高めることができる。
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
14 可変入賞装置
15 第一始動口
16 第二始動口
18 遊技釘
19A 上段入賞口
19B 下段入賞口
20 可動片
21A 上段入賞領域
21B 下段入賞領域
22 特定入賞口
24 振分け装置
25 可変入賞装置
26 可動片
4 遊技盤
14 可変入賞装置
15 第一始動口
16 第二始動口
18 遊技釘
19A 上段入賞口
19B 下段入賞口
20 可動片
21A 上段入賞領域
21B 下段入賞領域
22 特定入賞口
24 振分け装置
25 可変入賞装置
26 可動片
Claims (6)
- 遊技球を内部の入賞領域へ導く入賞口と、該入賞口を開閉させる可動片と、入賞領域に設けられる特定入賞口とを備える可変入賞装置であって、
前記入賞口を上下二段に構成すると共に、上下二段の入賞口を同じ可動片で開閉させることを特徴とする可変入賞装置。 - 前記入賞領域は、上段入賞口から入賞した遊技球を受け入れる上段入賞領域と、下段入賞口から入賞した遊技球を受け入れる下段入賞領域とを含み、該下段入賞領域には、特定入賞口を設け、上段入賞領域には、上段入賞口から入賞した遊技球を、所定の比率で下段入賞領域へ導く振分け装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の可変入賞装置。
- 前記可動片は、上下二段の入賞口を同時に開放させることを特徴とする請求項1又は2記載の可変入賞装置。
- 前記可動片は、上下二段の入賞口のうち、いずれか一方を選択的に開放させることを特徴とする請求項1又は2記載の可変入賞装置。
- 前記可動片は、二方向に回動自在に構成され、第一の方向への回動で上段入賞口を開放し、第二の方向への回動で下段入賞口を開放させることを特徴とする請求項4記載の可変入賞装置。
- 遊技盤面に可変入賞装置を備え、該可変入賞装置内の特定入賞口に遊技球が入賞したとき、遊技者に有利な状態を出現させる弾球遊技機であって、
前記遊技盤面に、請求項1〜5のいずれかに記載の可変入賞装置を備えることを特徴とする弾球遊技機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006087492A JP2007260030A (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 可変入賞装置及び弾球遊技機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018121883A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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2006
- 2006-03-28 JP JP2006087492A patent/JP2007260030A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018121883A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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