JP2007259885A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大入賞口の開放動作を遊技者に認識されにくくする。
【解決手段】始動口16に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行うと共に、特別図柄抽選の当選に応じて大入賞口を開放させるパチンコ遊技機1であって、大入賞口として、第一の大入賞口17と第二の大入賞口18とを備えると共に、第二の大入賞口18には、特別電動役物27によって開閉される可動領域18aと、可動領域18aへ遊技球を導く固定領域18bとを設け、固定領域18bによって大入賞口としての入口の大きさを確保しつつ、可動領域18aの大きさを、少なくとも第一の大入賞口17の可動領域17aよりも小さくする。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ遊技機などの弾球遊技機に関し、特に、二つの大入賞口を備える弾球遊技機に関する。
特別図柄抽選や普通図柄抽選を行う弾球遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特別図柄抽選は、始動口に対する遊技球の入賞に応じて行われ、その抽選結果に応じて特別電動役物(大入賞口を開閉させるアタッカー)が開放制御される。また、普通図柄抽選は、特定の入賞口に対する遊技球の入賞、又は特定のゲートにおける遊技球の通過に応じて行われ、その抽選結果に応じて普通電動役物(始動口の入賞を容易にする電チュー)が開放制御される。
通常、この種の弾球遊技機では、特別図柄抽選の抽選条件(当選確率など)、普通図柄抽選の抽選条件(抽選サイクル、当選確率など)、普通電動役物の開放時間などの変更により、様々な遊技モードを現出させる。以下、一般的な遊技モードの遷移について、図6を参照して説明する。
(1)通常モード
この遊技モードでは、特別図柄抽選における2段階の大当り確率のうち、低確率(例えば、1/300)が適用される。また、この遊技モードでは、普通図柄抽選の抽選サイクルが長く、普通電動役物の開放時間も短くなっている。
(2)大当りモード
この遊技モードは、特別図柄抽選に当選し、特別図柄が予め決められた大当り配列で停止したとき実行され、特別電動役物の開放動作が行われる。この開放動作は、例えば、所定時間の経過(例えば、30秒)又は所定個数の入賞(例えば、10球)を1ラウンドとし、所定のラウンド数(例えば、15ラウンド)に亘って繰り返される。
(3)確率変動モード
この遊技モードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行される。この遊技モードでは、特別図柄抽選における2段階の大当り確率のうち、高確率(例えば、1/30)が適用されるだけでなく、特別図柄の変動時間が通常モードよりも短くなる。また、確率変動モードでは、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、かつ、普通電動役物の開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。
(4)時間短縮モード
この遊技モードは、大当りモード(確変以外の大当り)が終了した後に実行される。この遊技モードでは、特別図柄抽選の大当り確率が低確率であるが、特別図柄の変動時間は、確率変動モードと同様に、通常モードよりも短くなる。また、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、かつ、普通電動役物の開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄抽選回数が所定回数N(例えば、100回)となった時点で終了し、通常モードに切り換えられる。
また、近年の大当りモードにおいては、特別電動役物を長期間に亘って開放動作(例えば、30秒×15ラウンド)させて遊技者に多くの出玉を獲得させる通常の大当りモードとは別に、特別電動役物を短時間だけ開放動作(例えば、1秒×2ラウンド)させる特別な大当りモードを現出する弾球遊技機が実用化されている。この特別な大当りモードは、特別電動役物の開放時間が短いため大入賞口への入賞が発生し難く、実質的に出玉の無い大当りモードとなっている。そして、通常の大当りモードが終了した後に確率変動モードに移行する通常の確率変動当りは、多くの出玉と、大当りモード終了後の特別図柄抽選の大当り確率を低確率から高確率へと移行させるという確率アップと、を遊技者に与えるようになっている。一方、特別の大当りモードが終了した後に確率変動モードに移行する特別の確率変動当りは、実質的に大当りモード終了後の特別図柄抽選の大当り確率を低確率から高確率へと移行させるという確率アップのみを遊技者に与えるようになっている。つまり、特別な大当りモードを経て確率変動モードに移行するように設計された弾球遊技機では、遊技者にとって通常の大当りモードに比べて出玉の獲得数が少ない大当りモードを経て確率変動モードに移行するようになっている。
特開2004−329616号公報
このような特別の確率変動当りという機能を搭載した弾球遊技機では、低確率時(通常モードや時間短縮モード)において特別の確率変動当りに当選すると、遊技者に対して確率変動モードに移行させて次回の大当りをほぼ確定させるという大きな利益を提供するようになっている。また、このような特別の確率変動当りという機能を搭載した弾球遊技機では、高確率時(確率変動モード)において特別の確率変動当りに当選すると、遊技者に対して高確率状態の維持という利益を提供するようになっている。しかしながら、この高確率時における特別の確率変動当りは、現状の獲得出玉数と現状の確率状態が維持されるだけで更なる利益を提供しないものという感覚を、遊技者に対して与えてしまうという問題がある。さらに、この高確率時において特別の確率変動当りは、その当選表示がなされた場合には、特別図柄抽選に当選したにも拘わらず利益が提供されないという損をした感覚を、遊技者に対して与えてしまうという問題がある。
また、近年では、弾球遊技機の遊技性を向上させるために、新規な遊技モードや、新規なモード移行契機の導入が検討されているが、特別電動役物による大入賞口の開放を伴う遊技モードやモード移行契機は、遊技者に明確に認識されてしまうため、従来の遊技モードやモード移行契機との差異を出しにくいという問題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行うと共に、特別図柄抽選の当選に応じて大入賞口を開放させる弾球遊技機であって、前記大入賞口として、第一の大入賞口と第二の大入賞口とを備えると共に、該第二の大入賞口には、特別電動役物によって開閉される可動領域と、該可動領域へ遊技球を導く固定領域とを設け、該固定領域によって大入賞口としての入口の大きさを確保しつつ、可動領域の大きさを、少なくとも第一の大入賞口の可動領域よりも小さくすることを特徴とする。このようにすると、第二の大入賞口においては、可動領域を可及的に小さくできるので、その開放動作を遊技者に認識されにくくすることができる。これにより、大入賞口の開放を意識させない新規な遊技モードやモード移行契機の実現が可能になる。また、既存の遊技モードやモード移行契機においても、大入賞口の開放を分かりにくくすることにより、様々な効果が得られる。例えば、特別の確率変動当りに当選したとき、第二の大入賞口を開放させるようにすれば、特別の確率変動当りに当選したことが分かりにくくなるので、高確率時に特別の確率変動当りに当選しても、遊技者に損をした感覚を与えることがない。
また、前記第二の大入賞口の固定領域は、遊技盤面に打ち込まれる複数の遊技釘によって形成されることを特徴とする。このようにすると、第二の大入賞口の固定領域(遊技釘)が他の遊技釘と視覚的に同化するので、第二の大入賞口をより目立たなくすることができる。
また、前記第二の大入賞口の可動領域は、二つの遊技球が同時に入賞しない大きさに形成されることを特徴とする。このようにすると、第二の大入賞口の可動領域が最小化されるので、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、前記第二の大入賞口の可動領域は、第一の大入賞口とアウト口との間に配置されることを特徴とする。このようにすると、第二の大入賞口を可及的に目立たないように配置できるので、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、前記第二の大入賞口の可動領域は、遊技盤面の左右に設けられるサイドランプの最下端よりも下方に配置されることを特徴とする。このようにすると、第二の大入賞口を可及的に目立たないように配置できるので、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、前記特別図柄抽選の当選には、大入賞口を長時間に亘って開放させた後、特別図柄抽選の抽選確率を高確率状態に移行させる通常の確率変動当りと、大入賞口を短時間だけ開放させた後、特別図柄抽選の抽選確率を高確率状態に移行させる特別の確率変動当りとが含まれ、通常の確率変動当りに当選したときは、第一の大入賞口を開放させ、特別の確率変動当りに当選したときは、第二の大入賞口を開放させることを特徴とする。このようにすると、特別の確率変動当りに当選したことが分かりにくくなるので、高確率時に特別の確率変動当りに当選しても、遊技者に損をした感覚を与えることがない。
以上のように構成された本発明の弾球遊技機によれば、第二の大入賞口においては、可動領域を可及的に小さくできるので、その開放動作を遊技者に認識されにくくすることができる。これにより、大入賞口の開放を意識させない新規な遊技モードやモード移行契機の実現が可能になる。また、既存の遊技モードやモード移行契機においても、大入賞口の開放を分かりにくくすることにより、様々な効果が得られる。例えば、特別の確率変動当りに当選したとき、第二の大入賞口を開放させるようにすれば、特別の確率変動当りに当選したことが分かりにくくなるので、高確率時に特別の確率変動当りに当選しても、遊技者に損をした感覚を与えることがない。
[弾球遊技機]
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面は、遊技領域を構成する遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を溜める上皿6と、上皿6の余剰球を溜める下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、台間玉貸し機3に遊技球の貸出指示を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10とを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面は、払出用の遊技球を溜める遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の制御基板とを備えている。
[盤面構成]
図3に示すように、遊技盤4には、発射レール14、15、始動口16、入賞口(図示せず)、ゲート(図示せず)、第一の大入賞口17、第二の大入賞口18、アウト口19、特別図柄表示装置20、演出図柄表示装置21、普通図柄表示装置22、風車23、遊技釘24、サイドランプ25などが配置されている。
発射レール14、15は、遊技球の発射通路を形成しており、発射された遊技球は発射通路の上端から遊技領域に放出される。遊技領域に放出された遊技球は、風車23や遊技釘24によって、始動口16、入賞口、ゲート、第一の大入賞口17、第二の大入賞口18、アウト口19などに誘導される。
始動口16に遊技球が入賞すると、内部的に特別図柄抽選が行われ、その抽選結果が特別図柄表示装置20や演出図柄表示装置21に表示される。この抽選に当選すると、特別電動役物26、27の動作により、大入賞口17、18の可動領域17a、18aが開放される(例えば、15ラウンド)。また、特別図柄抽選作動(又は特別図柄表示作動)は、所定個数(例えば、4個)を限度として保留記憶することができ、その記憶個数が演出図柄表示装置21の所定箇所に表示される。
また、遊技球がゲートを通過すると、内部的に普通図柄抽選が行われ、その抽選結果が普通図柄表示装置22に表示される。この抽選に当選すると、普通電動役物28の動作により、始動口16が所定時間拡開される。また、始動口16、入賞口(図示せず)、大入賞口17、18のいずれにも入賞しなかった遊技球は、遊技領域の最下部に設けられるアウト口19まで導かれ、ここから遊技盤4の裏側に排出される。
特別図柄表示装置20は、演出図柄表示装置21に比べて簡易な表示デバイス、例えば複数のLED(発光ダイオード)や7セグメントLEDを用いて構成されている。特別図柄表示装置20の表示内容は、始動口16に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させるものであって後述の非確率変動当り、通常の確率変動当り、特別の確率変動当りとハズレを差別化して表示可能であれば、特に制限はない。
演出図柄表示装置21は、特別図柄表示装置20に比べて表現力の高い表示デバイス、例えば、液晶パネルを用いて構成されている。演出図柄表示装置21の表示内容は、始動口16に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄に係る演出図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させるものであれば、特に制限はない。例えば、3つの図柄を変動表示し、当りのときは同じ図柄で停止させる。また、演出図柄表示装置21では、図柄表示だけでなく、リーチ予告演出、スーパーリーチ演出、大当り演出など、様々な演出表示を行うことができる。
サイドランプ25は、遊技盤面の左右両側に設けられ、内部に設けられる発光表示ランプLの点灯駆動により光演出を行う。
[大入賞口]
第一の大入賞口17は、従来の大入賞口と同等のものであり、その入口の大きさAは、特別電動役物26(可動領域17a)の大きさ(例えば、55mm〜135mm)によって規定されている。
第二の大入賞口18は、特別電動役物27によって開閉される可動領域18aと、可動領域18aへ遊技球を必ず導く固定領域18bとを備えており、固定領域18bによって大入賞口としての入口の大きさB(例えば、55mm〜135mm)を確保しつつ、可動領域18aの大きさCを、少なくとも第一の大入賞口17の可動領域17aよりも小さくしてある。このようにすると、第二の大入賞口18においては、可動領域18aを可及的に小さくできるので、その開放動作を遊技者に認識されにくくすることができる。
第二の大入賞口18の固定領域18bは、可動領域18aへ遊技球を導く固定部材であれば、材質や形状に制限はないが、遊技盤面に打ち込まれる複数の遊技釘29で形成することが好ましい。このようにすると、第二の大入賞口18の固定領域18b(遊技釘29)が他の遊技釘24と視覚的に同化するので、第二の大入賞口18をより目立たなくすることができる。また、第二の大入賞口18の固定領域18bを硬質プラスチックにより形成された板材(図示せず)にて区画してもよい。さらに、第二の大入賞口18の近傍における遊技盤面の色彩と同化するような色彩を板材に施した場合には、第二の大入賞口18の固定領域18b(板材)が遊技盤面と視覚的に同化するので、第二の大入賞口18をより目立たなくすることができる。
また、第二の大入賞口18の可動領域18aは、二つの遊技球が同時に入賞しない大きさ(例えば、遊技球の直径を11mmとすれば12mm×12mmの大きさ)に形成することが好ましい。このようにすると、第二の大入賞口18の可動領域18aが最小化されるので、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、第二の大入賞口18の可動領域18aは、始動口16の下方に配置される第一の大入賞口17と、その下方に配置されるアウト口19との間に配置することが好ましい。このようにすると、第二の大入賞口18を可及的に目立たないように配置できるので、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、第二の大入賞口18の可動領域18aは、遊技盤面の左右に設けられるサイドランプ25の最下端よりも下方に配置することが好ましい。このようにすると、第二の大入賞口18を可及的に目立たないように配置できるので、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
[基板構成]
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図4を参照して説明する。この図に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板30と、該主基板30からのコマンドに応じて、演出処理を行う周辺基板31とを備えている。本実施形態の主基板30は、主制御基板32、払出制御基板33及び発射モータ制御基板34を含み、周辺基板31は、演出図柄表示制御基板35、音声制御基板36及びランプ制御基板37を含んでいる。
払出制御基板33には、玉切れスイッチ38、払出センサ39、払出モータ40などが接続されており、主制御基板32からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板34には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)41、タッチセンサ42、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ41及びタッチセンサ42がONのとき、発射モータ13を駆動させる。
主制御基板32には、入賞口に対する遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、始動口16、16に対する遊技球の入賞を検出する始動口スイッチSW2、ゲートにおける遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW3、第一の大入賞口17に対する遊技球の入賞を検出する第一の大入賞口スイッチSW4、第二の大入賞口18に対する遊技球の入賞を検出する第二の大入賞口スイッチSW5などのセンサ類と、特別電動役物26、27や普通電動役物28を開閉動作させるソレノイドSOL1〜SOL3などのアクチュエータ類と、特別図柄表示装置20、普通図柄表示装置22などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板32は、上記各スイッチSW1〜SW5の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、特別電動役物開放処理、普通図柄抽選処理、普通図柄表示処理、普通電動役物開放処理、コマンド送信処理などを行う。
演出図柄表示制御基板35には、演出図柄表示装置21が接続されており、主制御基板32からのコマンドに応じて、演出図柄表示装置21に演出図柄を表示させる。
また、音声制御基板36には、スピーカ10が接続されており、主制御基板32(又は演出図柄表示制御基板35)からのコマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。
また、ランプ制御基板37には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板32(又は演出図柄表示制御基板35)からのコマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
[特別図柄抽選の当選種別]
次に、特別図柄抽選の当選種別について説明する。主基板30は、始動口16に対する遊技球の入賞に応じて低確率(例えば、1/300)又は高確率(例えば、1/30)の特別図柄抽選を行うと共に、当該特別図柄抽選の当選に応じて特別電動役物26、27の開放制御を行う。図5に示すように、特別図柄抽選の当選種別には、大当りモードが終了した後に確率変動モードに移行する確率変動当りと、大当りモードが終了した後に確率変動モードに移行しない非確率変動当りと、が含まれ、さらに、確率変動当りには、通常の確率変動当りと特別の確率変動当りが含まれる。
非確率変動当りに当選した場合は、第一の大入賞口17において、特別電動役物26の長時間開放動作(例えば、30秒開放動作)が所定回数(例えば、15ラウンド)に亘って繰り返され、遊技者は多くの遊技球(例えば、2000個)を獲得することができる。ただし、この当選種別では、特別電動役物26の開放動作終了後、特別図柄抽選の当選確率に低確率が適用される。
通常の確率変動当りに当選した場合は、非確率変動当りと同様に、第一の大入賞口17において、特別電動役物26の長時間開放動作(例えば、30秒開放動作)が所定回数(例えば、15ラウンド)に亘って繰り返され、遊技者は多くの遊技球(例えば、2000個)を獲得することができる。しかも、この当選種別では、特別電動役物26の開放動作終了後、特別図柄抽選の当選確率に高確率が適用される。
特別の確率変動当りに当選した場合は、第二の大入賞口18において、特別電動役物27の開放動作は行われる。この開放動作は、開放時間が短く(例えば、1秒)、かつ、開放回数が少ないので(例えば、2ラウンド)、遊技者は遊技球を獲得することができない。ただし、この当選種別では、特別電動役物27の開放動作終了後、特別図柄抽選の当選確率に高確率が適用される。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、始動口16に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行うと共に、特別図柄抽選の当選に応じて大入賞口を開放させるパチンコ遊技機1であって、大入賞口として、第一の大入賞口17と第二の大入賞口18とを備えると共に、第二の大入賞口18には、特別電動役物27によって開閉される可動領域18aと、可動領域18aへ遊技球を導く固定領域18bとを設け、固定領域18bによって大入賞口としての入口の大きさを確保しつつ、可動領域18aの大きさを、少なくとも第一の大入賞口17の可動領域17aよりも小さくしたので、第二の大入賞口18の可動領域18aを可及的に小さくし、その開放動作を遊技者に認識されにくくすることができる。
また、第二の大入賞口18の固定領域18bは、遊技盤面に打ち込まれる複数の遊技釘29によって形成されるので、第二の大入賞口18の固定領域18b(遊技釘29)を他の遊技釘24と視覚的に同化させ、第二の大入賞口18をより目立たなくすることができる。
また、第二の大入賞口18の可動領域18aは、二つの遊技球が同時に入賞しない大きさに形成されるので、第二の大入賞口18の可動領域18aを最小化し、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、第二の大入賞口18の可動領域18aは、第一の大入賞口17とアウト口19との間に配置されるので、第二の大入賞口18を可及的に目立たないように配置し、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、第二の大入賞口18の可動領域18aは、遊技盤面の左右に設けられるサイドランプ25の最下端よりも下方に配置されるので、第二の大入賞口18を可及的に目立たないように配置し、その開放動作をより分かりにくくすることができる。
また、特別図柄抽選の当選には、大入賞口を長時間に亘って開放させた後、特別図柄抽選の抽選確率を高確率状態に移行させる第一の確率変動当りと、大入賞口を短時間だけ開放させた後、特別図柄抽選の抽選確率を高確率状態に移行させる第二の確率変動当りとが含まれ、通常の確率変動当りに当選したときは、第一の大入賞口17を開放させ、特別の確率変動当りに当選したときは、第二の大入賞口18を開放させるので、特別の確率変動当りに当選したことが分かりにくくなり、その結果、高確率時に特別の確率変動当りに当選しても、遊技者に損をした感覚を与えることがない。さらに、特別図柄表示装置20における非確率変動当り、通常の確率変動当り、特別の確率変動当りとハズレという四種類を差別化した表示態様を、遊技者にとってわかり難く構成すれば、遊技者に損をした感覚を与えることを効果的に防止することができる。なお、表示態様をわかり難くする構成は、例えば、2つのLEDにて点灯、消灯の組み合わせにより四種類を構成するもの、7セグメントLEDにて数字・アルファベット以外の文字(例えば、「ト」や「卩」等)を表示させて四種類を構成するもの、及び多数のLEDや7セグメントLEDを用いて前述の四種類の表示態様がそれぞれ複数個存在するもの等が考えられる。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の基板構成を示すブロック図である。 特別図柄抽選の当選種別を示す説明図である。 従来例に係る遊技モードの遷移を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
16 始動口
17 大入賞口
17a 可動領域
18 大入賞口
18a 可動領域
18b 固定領域
19 アウト口
24 遊技釘
25 サイドランプ
26 特別電動役物
27 特別電動役物
29 遊技釘

Claims (6)

  1. 始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行うと共に、特別図柄抽選の当選に応じて大入賞口を開放させる弾球遊技機であって、
    前記大入賞口として、第一の大入賞口と第二の大入賞口とを備えると共に、該第二の大入賞口には、特別電動役物によって開閉される可動領域と、該可動領域へ遊技球を導く固定領域とを設け、該固定領域によって大入賞口としての入口の大きさを確保しつつ、可動領域の大きさを、少なくとも第一の大入賞口の可動領域よりも小さくすることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第二の大入賞口の固定領域は、遊技盤面に打ち込まれる複数の遊技釘によって形成されることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記第二の大入賞口の可動領域は、二つの遊技球が同時に入賞しない大きさに形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
  4. 前記第二の大入賞口の可動領域は、第一の大入賞口とアウト口との間に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記第二の大入賞口の可動領域は、遊技盤面の左右に設けられるサイドランプの最下端よりも下方に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記特別図柄抽選の当選には、大入賞口を長時間に亘って開放させた後、特別図柄抽選の抽選確率を高確率状態に移行させる通常の確率変動当りと、大入賞口を短時間だけ開放させた後、特別図柄抽選の抽選確率を高確率状態に移行させる特別の確率変動当りとが含まれ、通常の確率変動当りに当選したときは、第一の大入賞口を開放させ、特別の確率変動当りに当選したときは、第二の大入賞口を開放させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の弾球遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051759A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機

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