JP2007259799A - 細胞培養施設 - Google Patents

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Abstract

【課題】大部屋式の長所を生かし、かつ作業者の負担を小さくしつつ、検体細胞の取り違えや交差汚染の危険性を小さくした細胞培養施設を提供する。
【解決手段】作業室10と、作業室10内に配置された複数の作業エリア18A,18B,18Cと、各作業エリアに配設された遠心機12、安全キャビネット14、培養器16と、各作業エリアの入出口24に設置されたエリア用RFタグ認識装置26と、遠心機12、安全キャビネット14、培養器16のロック機能を管理する管理手段28とを備える。RFタグを所持した作業者が各作業エリアの入出口24を通過する際にエリア用RFタグ認識装置26がRFタグに付与された作業者のID番号を認識し、その認識結果に基づいて管理手段28が遠心機12、安全キャビネット14、培養器16のロック機能を管理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は細胞培養施設に係り、特に交差汚染防止を必要とする細胞培養施設に関する。
再生医療の分野では、個人から採取した検体細胞を継代培養によって増やし、医療現場で利用する。したがって、検体細胞を継代培養するための細胞培養施設が必要になる。この種の細胞培養施設では細胞培養の過程で異種の細胞が混入して、交差汚染を引き起こすことを確実に防止しなければならない。このため、従来の細胞培養施設では密室化した作業室で特定した1人の作業者が1作業で1つの検体だけを取り扱う厳重な管理体制のもとで細胞培養操作を行うようにしている。
一方、特許文献1には、IDカードシステムによってプラントの操作者を制限し、第三者による操作を防止するようにしたプロセス監視制御装置が記載されている。
特許第2994107号公報
しかしながら、多種の検体を大量に取り扱う細胞培養施設では、検体ごとに作業室を多数準備しなければならず、設備費の高騰を招く。また、密室化した作業室での作業は孤独感、閉塞感が大きく、作業者に与える精神衛生上の弊害が指摘されている。このため、大きな共通の作業室に多数の作業エリアを配置し、作業エリア別に個々の細胞培養操作を行う大部屋式の細胞培養施設が考えられる。このような大部屋式のものは、例えば上部の空調空間を共通化することができるので、設備費を低減できる。また、作業エリアの密室化を防げるので作業者に与える精神衛生上の弊害も抑制できる。ただし、共通の作業室に複数の作業者が従事するため、作業者の出入が激しい。このため、検体細胞の取り違えや交差汚染の危険性が高まるという問題点が新たに発生する。
このような問題点に対処するため、特許文献1に記載のIDカードシステムを用いた管理手法を採用することが考えられる。しかしながら、IDカードシステムでは作業者がIDカードのカード読み取り機に対して能動的にアプローチしないとシステムがうまく機能しない。このため、作業者の負担が大きくなり、面倒である。
本発明の目的は上記従来技術の問題点を改善し、大部屋式の長所を生かし、かつ作業者の負担を小さくしつつ、検体細胞の取り違えや交差汚染の危険性を小さくした細胞培養施設を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の係る本発明の細胞培養施設は、作業室と、前記作業室内に配置された複数の作業エリアと、前記各作業エリアに配設されたロック機能を有する細胞培養関連機器と、前記各作業エリアに設置されたエリア用RFタグ認識装置と、前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する管理手段とを備え、前記エリア用RFタグ認識装置はRFタグを所持した作業者が前記各作業エリアの入出口を通過する際又は各作業エリア内を移動した際に前記RFタグに付与された作業者の識別情報を認識する機能を有しており、前記管理手段は前記エリア用RFタグ認識装置の認識結果に基づいて前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする。
請求項2に係る本発明の細胞培養施設は、前記作業室の入出口には室用RFタグ認識装置が配設され、前記室用RFタグ認識装置はRFタグを所持した作業者が前記作業室の入出口を通過した際に前記RFタグに付与された作業者の識別情報を認識する機能を有しており、前記管理手段は前記室用RFタグ認識装置の認識結果を複合して前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする。
請求項3に係る本発明の細胞培養施設は、前記作業室の入出口及び/又は前記各作業エリアに人感センサが併設され、前記管理手段は前記人感センサの検出結果を複合して前記細胞培養関連機器のロック機能を管理するようにされたことを特徴とする。なお,本発明において人感センサとは人間の存在を検出する機能を有したセンサを意味する。
請求項4に係る本発明の細胞培養施設は、前記管理手段は前記作業エリア内に予め登録された作業者のみが入っていることを特定した時だけ、その作業エリアでの細胞培養操作を許容するように前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする。
請求項5に係る本発明の細胞培養施設は、前記管理手段は指示した順番の操作のみを許容するように前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、大部屋としての作業室に複数の作業エリアを配置している。このため、空気調和などの設備の共通化による設備費の低減化を図ることができる。また、個々の作業エリアの閉塞感がなくなり、従事する作業者への精神衛生上の向上に寄与する。さらに、複数の作業エリアを形成する際の自由度が大きくなり、細胞培養関連機器を位置替えすることによって、作業エリアのレイアウトを臨機応変に実情に即したように変化させることができる。
また、複数の作業エリアのそれぞれに設置されたエリア用RFタグ認識装置が作業者の識別情報を認識し、その認識結果に基づいて管理手段が各作業エリア内の細胞培養関連機器のロック機能を管理するようにされている。このため、予定外の作業者が細胞培養操作をする可能性が低くなり、作業者に格別の負担をかけることなく、細胞の取り違えや交差汚染を未然に防止することができる。
請求項2の発明によれば、作業室の入出口に設置された室用RFタグ認識装置が作業者の識別情報を認識し、その認識結果を複合して管理手段が各作業エリア内の細胞培養関連機器のロック機能を管理するようにされている。このため、より一層厳重に細胞の取り違えや交差汚染を未然に防止することができる。
請求項3の発明によれば、作業室の入出口や各作業エリアに人感センサが併設され、人感センサの検出結果を複合して管理手段が細胞培養関連機器のロック機能を管理するようにされている。RFタグ認識装置はRFタグを装着していない入出者に対しては無力である。人感センサはRFタグ認識装置の弱点を補完し、細胞培養関連機器のロック機能の管理をより一層緻密に実践することが可能となり、ひいては細胞の取り違えや交差汚染をハイレベルで防止することができる。
請求項4の発明によれば、管理手段は作業エリア内に予め登録された作業者のみが入っていることを特定した時だけ、その作業エリアでの細胞培養操作を許容するように細胞培養関連機器のロック機能を管理する。そして、登録外の作業者が当該作業エリアに入った場合には、細胞培養操作ができないように細胞培養関連機器のロック機能を管理する。このため、登録外の作業者が細胞培養操作をする可能性が極めて低くなり、細胞の取り違えや交差汚染を未然に防止することができる。
請求項5の発明によれば、管理手段は指示した順番の操作のみを許容するように細胞培養関連機器のロック機能を管理する。このため、操作ミスによる細胞の取り違えや交差汚染をより一層きめ細かく防止することができる。
図1は本発明に係る細胞培養施設の第1実施形態を示す平面図であり、図2は図1のA−A矢視図である。作業室10には細胞培養関連機器として遠心機12と安全キャビネット14と培養器16とをそれぞれ一連に備えた3つの作業エリア18A,18B,18Cが配置されている。作業エリア18AではA列の細胞培養関連機器、作業エリア18BではB列の細胞培養関連機器、作業エリア18CではC列の細胞培養関連機器をそれぞれ使用して細胞培養操作を行う。
B列の細胞培養関連機器は作業エリア18Aと作業エリア18Bとを間仕切りする役目を果たしており、C列の細胞培養関連機器は作業エリア18Bと作業エリア18Cとを間仕切りする役目を果たしている。すなわち、これらのB列、C列の細胞培養関連機器が存在することによって、作業者が各作業エリア間を直接に移動できないようになっている。
作業室10の左端には入出口20が設けられ、この入出口20が臨んだ作業室10のエリアが通路22とされている。したがって、細胞培養操作のために作業室10に入出する作業者は、もっぱら入出口20と通路22を経て各作業エリアの入出口24から各作業エリア18A,18B,18Cにそれぞれ入出する。入出口24にはそれぞれエリア用RFタグ認識装置26が設置されている。これらのエリア用RFタグ認識装置26は、RFタグを所持した作業者が各作業エリアの入出口を通過する際に該RFタグに付与された作業者の識別情報を認識する。各エリア用RFタグ認識装置26の認識結果は管理手段28に送信される。
各作業エリアの培養器16では培養細胞のための培養皿を保管する。なお、保管にあたっては、細胞の取違えを防止するために、1つの培養器16には1細胞種のみを保管するように厳重な管理がなされる。
安全キャビネット14は例えば培養によって数が増えた細胞を培養皿から取り出し、新たに複数の培養皿に移し替えるための作業などに使用される。遠心機12は培養皿の細胞を培地から分離するために使用される。これらの細胞培養関連機器は培養皿などを入出させるための開閉口をそれぞれ備えており、ロック機能を有している。すなわち、管理手段28からの管理信号によって開閉口のロック又はロック解除が二者択一に選択可能とされる。
作業室10全体はクリーンルームとしての機能を具備している。すなわち、作業室10の天井空間30には高性能フィルタ32が前面に配設され、この高性能フィルタ32によって浄化された清浄空気が各作業エリア18A,18B,18Cを層流状に下降する。通気性の床面34を通り抜けた清浄空気は床下空間36を経て空気調和機38によって空気調和された後に天井空間30に循環される。この清浄空気の循環によって作業室10は塵埃や浮遊細菌がほとんどないクリーン状態に置かれ、浮遊細菌による汚染を防止している。
管理手段28には作業エリア18A,18B,18C毎に当日の作業スケジュールが登録されている。図3は作業スケジュールの登録内容を例示した説明図である。各作業エリアに対して作業時間帯別に作業項目が予め登録されている。作業項目としては作業の内容、作業対象となる検体番号、当該検体番号の細胞を収容している培養器番号、当該作業を担当する作業者のID番号などが指定されている。したがって、各作業者は作業スケジュールに指定された内容に基づき、指定された作業時間帯に指定のエリア番号の作業エリアにおいて指定の作業内容を遂行することになる。
作業者は自己の氏名を識別するための識別情報であるID番号を付与したRFタグを作業服又は作業帽に装着する。そして、作業室10の入出口20から通路22を経て指定された作業内容を遂行するために、作業エリア18A,18B,18Cのいずれかに入る。作業者が作業エリアの入出口20を通過する際にエリア用RFタグ認識装置26がRFタグから作業者のID番号を認識する。認識結果は即時に管理手段28に送信される。管理手段28では送信された作業者のID番号と作業スケジュールに登録された作業者のID番号とを照合し、一致していれば作業の許可信号を該当する作業エリアの入出口に出力する。許可信号としてはランプ表示又は音声表示が使われる。そして、該当する作業エリア内における各細胞培養関連機器の開閉口のロックを解除する。なお、培養器16については各作業エリアに検体番号が異なる複数の培養器16が設置されている。管理手段28は、検体細胞の取り違えを防止するために作業スケジュールに登録された番号の培養器16の開閉口だけをロック解除する。したがって、作業者はロック解除がなされた培養器16について検体番号を確認した上で、培養皿の出し入れや安全キャビネット14、遠心機12などを利用した指定内容の作業を遂行できる。
一方、エリア用RFタグ認識装置26で認識した作業者のID番号が作業スケジュールに登録された作業者のID番号と一致していない場合には、管理手段28では警告信号を該当する作業エリアの入出口に出力する。警告信号もランプ表示又は音声表示が使われる。管理手段28では警告信号に加えて入出口に設けた扉を自動閉止するようにしてもよい。さらに、管理手段28ではエリア用RFタグ認識装置26で認識した作業者のID番号を作業スケジュールの中から検索し、当該ID番号の作業者が入るべき別の作業エリア番号や別の作業時間帯を音声などで案内することができる。このような案内を出力すれば、うっかりや勘違いによって当該作業エリアに入ろうとした作業者に正確な作業情報を伝えることができる。管理手段28では警告信号の出力と同時に該当する作業エリア内におけるすべての細胞培養関連機器の開閉口をロックする。このため、万一、警告信号に気付かずに又は警告信号を無視して登録された以外の者が作業エリア内に立ち入った場合でも、細胞培養関連機器を使用した作業ができない。
許可信号によって作業エリア内に入った作業者が所定の作業を終了し、入出口20から作業エリア外に出る際にも当該エリアのエリア用RFタグ認識装置が作業者が装着したRFタグから作業者のID番号を認識する。認識結果は管理手段28に送信され、管理手段28では当該ID番号の作業者が当該作業エリアから出たと判定し、当該作業エリアを作業者なしの零状態にリセットする。この作業者なしの零状態においても管理手段28では当該作業エリア内におけるすべての細胞培養関連機器の開閉口をロックする。したがって、万一、RFタグを装着することを忘れた作業者又はRFタグを装着しない者が零状態にある作業エリア内に立ち入った場合でも、細胞培養関連機器を使用した作業ができない。さらに、許可信号によって作業エリア内に入った作業者が作業をしている間に、登録外の作業者が当該作業エリアに入った場合にも、管理手段28では当該作業エリア内におけるすべての細胞培養関連機器の開閉口をロックする。
上述のように、本実施形態の細胞培養施設100によれば、共通の作業室10内に配置された複数の作業エリア18A,18B,18Cの各入出口24にエリア用RFタグ認識装置26を設置した。そして各入出口24を通過する作業者のID番号をエリア用RFタグ認識装置26によって認識するようにした。管理手段20ではエリア用RFタグ認識装置26によって認識された作業者のID番号を予め登録した作業スケジュールと照合し、登録した作業者のみが該当作業エリア入っていることを特定した時だけ、細胞培養関連機器の開閉口をロック解除し、細胞培養操作を許容するようにした。このため、登録外の作業者が細胞培養操作をする可能性が極めて低くなり、作業スケジュールを正確に遂行でき、ひいては細胞の取り違えや交差汚染を未然に防止することができる。
また、本実施形態の細胞培養施設100によれば、作業室10全体をクリーンルームとして機能させつつ、細胞培養関連機器を間仕切りに兼用させて複数の作業エリア18A,18B,18Cを形成するようにしている。このため、空気調和及び空気清浄系の設備の共通化による設備費の低減化を図ることができる。また、個々の作業エリアが完全に個室化した従来の細胞培養施設に比べて、作業エリアの閉塞感がなくなり、従事する作業者への精神衛生上の向上に寄与する。さらに、複数の作業エリア18A,18B,18Cを形成する際の自由度が大きくなり、細胞培養関連機器を位置替えすることによって、作業エリアのレイアウトを臨機応変に実情に即したように変化させることができる。
図4は本発明に係る細胞培養施設の第2実施形態を示す平面図である。図4において図1と同一の符号を付した要素は上記第1実施形態で説明したものと同様の機能を有した要素であり、説明を省略する。本実施形態ではエリア用RFタグ認識装置26が各作業エリア18A,18B,18Cの細胞培養関連機器である遠心機12、安全キャビネット14、培養器16に取り付けられている。したがって、RFタグを装着した作業者がある作業エリア内を移動すると、これらのエリア用RFタグ認識装置26が作業者のID番号を認識する。認識結果は管理手段28に送信され、管理手段28は上記第1実施形態と同様に各細胞培養関連機器のロック機能を管理する。
本実施形態の細胞培養施設110によれば、入出口のみで作業者のID番号を認識するようにした第1実施形態に比べて、各作業エリア18A,18B,18Cで作業が行われているすべての時刻で、作業者のID番号を常時、照合できるので、より一層厳格な管理を行うことができる。
図5は本発明に係る細胞培養施設の第3実施形態を示す平面図であり、図6は図5のB−B矢視斜視図である。図5、図6において図1と同一の符号を付した要素は上記第1実施形態で説明したものと同様の機能を有した要素であり、説明を省略する。本実施形態の作業室10は左側に入口専用の着衣室40、右側に出口専用の脱衣室42が設けられている。着衣室40のドア44の内側には室用RFタグ認識装置46が、脱衣室42のドア48の外側には室用RFタグ認識装置50が配設されている。また、作業室10の各作業エリア18A,18B,18Cの入口側には室用RFタグ認識装置26A、遠心機12にはエリア用RFタグ認識装置26B、安全キャビネット14にはエリア用RFタグ認識装置26C、培養器16にはエリア用RFタグ認識装置26D、出口側には室用RFタグ認識装置26Eがそれぞれ配設されている。
これらの室用RFタグ認識装置46、50やエリア用RFタグ認識装置26A,26B,26C,26D,26Eによって認識された作業者のID番号は、すべて図示しない管理手段に送信される。管理手段では送信された作業者のID番号と登録された作業スケジュールとを照合する。そして、管理手段は各作業エリア18A,18B,18C内に予め登録された作業者のみが入っていることを特定した時だけ、その作業エリアでの細胞培養操作を許容するように遠心機12、安全キャビネット14、培養器16のロック機能を管理する。
本実施形態を細胞培養施設120によれば、着衣室40の室用RFタグ認識装置26Aによって認識された作業者のID番号が管理手段で照合され、登録外の者がドア44を通過すると警告信号が出力される。また、この警告信号を受けた登録外の者が作業室10内に入室した場合には、室内での移動状況を各位置に配設された多数のエリア用RFタグ認識装置によって逐一、追跡できる。また、警告信号に気付いた登録外の者が着衣室40から引き返した時には、以降は作業室10でこの登録外の者のID番号がいずれのエリア用RFタグ認識装置によっても認識されないので、着衣室40から引き返したことが判明する。
着衣室40の室用RFタグ認識装置46によって認識された作業者のID番号が作業スケジュール登録されている時には、入室の許可信号が出力される。入室の許可信号と同時に、管理手段では当該作業者が担当する作業エリア番号などを指示することもできる。
各作業エリア18A,18B,18Cでは、それぞれ入口側にエリア用RFタグ認識装置26Aを、出口側にエリア用RFタグ認識装置26Eを備えており、当該作業エリアに入出した作業者のID番号を認識する。したがって、管理手段ではその認識結果に基づいて細胞培養関連機器のロック機能を管理することができる。加えて、各作業エリア内に配置したエリア用RFタグ認識装置26B,26C,26Dが作業者に装着されたRFタグ52を認識することによって、当該作業エリア内における作業者の移動状況を逐一、追跡できる。このため、細胞培養関連機器のロック機能の管理をより一層緻密に実践することが可能となり、ひいては細胞の取り違えや交差汚染を確実に防止することができる。
加えて、本実施形態を細胞培養施設120によれば、各作業エリアでの作業者の作業手順を管理することが可能になる。図7は管理手段に登録された作業指示書を例示した説明図である。図7に示した指示項目の内、項目1〜5までの作業エリア番号、作業時間、作業内容、検体番号、作業者のID番号は前掲の図3に示した項目と同様である。これらの項目が作業エリアのエリア用RFタグ認識装置26Aを介して認証された後に、項目6の具体的な作業手順に進む。作業開始前にはすべての細胞培養関連機器がロックされている。
第1段階では、エリア用RFタグ認識装置26Dが作業者のID番号を認識した後に、管理手段が複数の培養器16の内、培養器Bのみのロックを解除し、残りの培養器はロックを維持する。そして管理手段では音声によってステップ(1)の作業指示がなされ、作業者は指示に従い培養器Bから細胞Bを収容した培養皿を取り出した後に、安全キャビネット14の前に移動する。
第2段階では、エリア用RFタグ認識装置26Cが作業者のID番号を認識する。なお、培養皿には細胞Bを特定できる個別のID番号が付与されたRFタグが貼付されており、エリア用RFタグ認識装置26Cは作業者のID番号と同時に培養皿のID番号をも認識する。すると、管理手段では作業者のID番号と培養皿のID番号を認証した後に、培養器Bをロックし、安全キャビネット14のロックを解除する。その後、管理手段から音声によってステップ(2),(3)の作業指示がなされ、作業者は指示に従い安全キャビネット14内に入れた細胞Bに所定の薬品を所定の条件で添加する。
第3段階では、作業者は細胞Bを収容した培養皿を安全キャビネット14から取り出した後に、遠心機12の前に移動する。すると、エリア用RFタグ認識装置26Bが作業者のID番号と培養皿のID番号を認識する。管理手段ではこれらのID番号を認証した後に、安全キャビネット14をロックし、遠心機12のロックを解除する。その後、管理手段から音声によってステップ(4)の作業指示がなされ、作業者は指示に従い細胞Bを遠心機12にかけて、細胞Bを遠心分離する。
第4段階では、作業者は遠心機12で分離した細胞Bを培養皿に入れて、安全キャビネット14の前に移動する。すると、エリア用RFタグ認識装置26Cが作業者のID番号と培養皿のID番号を認識する。管理手段ではこれらのID番号を認証した後に、遠心機12をロックし、安全キャビネット14のロックを解除する。その後、管理手段から音声によってステップ(5),(6)の作業指示がなされ、作業者は指示に従い内に入れた細胞Bを新しい培養皿に移し替える。そして、新規のID番号を記録したIDラベルを発行し、このIDラベルを新しい培養皿に貼付する。
第5段階では、まず、管理手段から音声によってステップ(7)の作業指示がなされ、作業者は新しい培養皿を安全キャビネット14から取り出して、培養器16の前に移動する。すると、エリア用RFタグ認識装置26Dが作業者のID番号と新しい培養皿の新規のID番号を認識する。管理手段ではこれらのID番号を認証した後に、安全キャビネット14をロックし、培養器Cのロックを解除する。次に管理手段からの指示に従い、作業者は新しい培養皿を培養器Cに保管し、ステップ(8)の作業が終了する。
第6段階では、管理手段は培養器Cをロックする。培養器Cのロックによって、当該作業エリアにおけるすべての細胞培養関連機器がロックされた作業開始前の状態に戻る。
このように本実施形態の細胞培養施設120によれば、作業室10への作業者の入出管理と、各作業エリア18A,18B,18Cへの作業者の入出管理とを複合した厳重な管理を実現できるばかりか、各作業エリアの細胞培養関連機器に配設したエリア用RFタグ認識装置を駆使することによって作業者が行う細胞培養操作の作業順序をも管理手段によって指示し、間違いのない作業と細胞培養関連機器のロック機能の管理を実行することができる。
上述のとおり、上記各実施形態の細胞培養施設100,110,120によれば、各作業エリア18A,18B,18Cの入出口及び/又は各作業エリア内に設置されたエリア用RFタグ認識装置、並びに作業室10の入出口に設置された室用RFタグ認識装置によって作業者の入出管理を厳重に行うことができる。ただし、RFタグ認識装置は作業室10や各作業エリア18A,18B,18Cへの入出者が必ずRFタグを装着していることを前提にして有効に機能し、RFタグを装着していない入出者に対しては無力である。すなわち、RFタグ認識装置を各所に配設してもRFタグを装着していない者がフリーパスで入出できる弱点がある。
このRFタグ認識装置の弱点を補完する方法としては、RFタグ認識装置にプラスして人感センサを併設する方法が有効である。例えば図5の着衣室40のドア44には室用RFタグ認識装置46に加えて赤外線式の人感センサ60を併設する。するとRFタグを装着していない者がドア44から作業室10内に入室しようとすると人感センサ60がそれを検出し、室用RFタグ認識装置46は反応しない。したがって、管理手段では人感センサ60の検出信号に基づいてRFタグを装着していない者の入室を知り、入室者のみならず必要な管理部署に警告信号を出力することができる。
このような人感センサを図1や図5の各作業エリア18A,18B,18Cの入出口や、図4や図5の細胞培養関連機器のエリア用RFタグ認識装置にも併設すれば、同様にRFタグ認識装置の弱点を補完することができ、細胞培養関連機器のロック機能の管理をより一層緻密に実践することが可能となり、ひいては細胞の取り違えや交差汚染をハイレベルで防止することができる。なお、人感センサとしては赤外線式などの直接的なもののほか、監視カメラや光電センサなど間接的に人間の動きを察知できる手段を採用することができる。
なお、図4や図5の細胞培養関連機器のエリア用RFタグ認識装置に人感センサを併設した場合には、管理手段は人感センサが人間を察知した時のみ、対応したエリア用RFタグ認識装置から電波を発射するように機能することが望ましい。このような機能によって、エリア用RFタグ認識装置から常時発射する余剰電波による干渉や取り扱う細胞への悪影響の低減、及び節電が期待できる。
前記各実施形態では、各作業エリアの細胞培養関連機器が他の作業エリアを間仕切りする役目を果たしていた。しかしながら、本発明はこれに限定されず、作業エリアの仕切り線に専用の間仕切りを配し、この専用間仕切りに沿って各種の細胞培養関連機器を配列した構成をも含む。
本発明に係る細胞培養施設の第1実施形態を示す平面図である。 図1のA−A矢視図である。 作業スケジュールの登録内容を例示した説明図である。 本発明に係る細胞培養施設の第2実施形態を示す平面図である。 本発明に係る細胞培養施設の第3実施形態を示す平面図である。 図5のB−B矢視斜視図である。 管理手段に登録された作業指示書を例示した説明図である。
符号の説明
10………作業室、12………遠心機、14………安全キャビネット、16………培養器、18A,18B,18C………作業エリア、20………入出口、22………通路、24………入出口、26,26A,26B,25C,26D,26E………エリア用RFタグ認識装置、28………管理手段、30………天井空間、32………高性能フィルタ、34………床面、36………床下空間、38………空気調和機、40………着衣室、42………脱衣室、44,48………ドア、46,50………室用RFタグ認識装置、52………RFタグ、60………人感センサ、100,110,120………細胞培養施設。

Claims (5)

  1. 作業室と、前記作業室内に配置された複数の作業エリアと、前記各作業エリアに配設されたロック機能を有する細胞培養関連機器と、前記各作業エリアに設置されたエリア用RFタグ認識装置と、前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する管理手段とを備え、前記エリア用RFタグ認識装置はRFタグを所持した作業者が前記各作業エリアの入出口を通過する際又は各作業エリア内を移動した際に前記RFタグに付与された作業者の識別情報を認識する機能を有しており、前記管理手段は前記エリア用RFタグ認識装置の認識結果に基づいて前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする細胞培養施設。
  2. 前記作業室の入出口には室用RFタグ認識装置が配設され、前記室用RFタグ認識装置はRFタグを所持した作業者が前記作業室の入出口を通過した際に前記RFタグに付与された作業者の識別情報を認識する機能を有しており、前記管理手段は前記室用RFタグ認識装置の認識結果を複合して前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする請求項1に記載の細胞培養施設。
  3. 前記作業室の入出口及び/又は前記各作業エリアに人感センサが併設され、前記管理手段は前記人感センサの検出結果を複合して前記細胞培養関連機器のロック機能を管理するようにされたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の細胞培養施設。
  4. 前記管理手段は前記作業エリア内に予め登録された作業者のみが入っていることを特定した時だけ、その作業エリアでの細胞培養操作を許容するように前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の細胞培養施設。
  5. 前記管理手段は指示した順番の操作のみを許容するように前記細胞培養関連機器のロック機能を管理する機能を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の細胞培養施設。
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