JP2007258399A - フォトカプラ - Google Patents
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Abstract
【課題】信号の伝達の精度を上げることができるフォトカプラを提供する。
【解決手段】フォトカプラ1は、半導体レーザ素子2と、半導体受光素子3と、保護部材4と、反射膜5と、ライトパイプ6と、電極7、8、9とを備えている。ライトパイプ6は、樹脂からなり、直方体形状であって、半導体受光素子3の外周部を囲むように設けられている。ライトパイプ6の上面の中央部には、半導体受光素子3側に向かって細くなる部分四角錐体形状の凹部6aが形成されている。反射膜5は、半導体受光素子3側に向かって細くなる部分錐体面状であって、凹部6aの側面に形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】フォトカプラ1は、半導体レーザ素子2と、半導体受光素子3と、保護部材4と、反射膜5と、ライトパイプ6と、電極7、8、9とを備えている。ライトパイプ6は、樹脂からなり、直方体形状であって、半導体受光素子3の外周部を囲むように設けられている。ライトパイプ6の上面の中央部には、半導体受光素子3側に向かって細くなる部分四角錐体形状の凹部6aが形成されている。反射膜5は、半導体受光素子3側に向かって細くなる部分錐体面状であって、凹部6aの側面に形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体レーザ素子と半導体受光素子とが樹脂製の保護部材に埋設されたフォトカプラに関する。
半導体発光素子と半導体受光素子とを備えたフォトカプラが知られている。このようなフォトカプラでは、電気的な入力信号が半導体発光素子に入力されると、半導体発光素子が入力信号に対応した光を発光する。そして、この光を半導体受光素子が受光して電気的な信号に変えて出力することによって、半導体発光素子と半導体受光素子とを介して信号の伝達が行われる。
一般のフォトカプラでは、一定の間隔を空けて半導体発光素子と半導体受光素子とを絶縁性の樹脂からなる保護部材の中に埋設することによって、半導体発光素子と半導体受光素子とを電気的に絶縁している。このように、半導体発光素子と半導体受光素子とが電気的に絶縁された状態で、信号の伝達を行っているので、信号以外に含まれるノイズの伝搬を防ぐことができると共に、耐圧を向上させることができる。
従来、上述したようなフォトカプラでは、半導体発光素子として発光ダイオードを適用していた。しかしながら、発光ダイオードを発光させるためには、キャリアを大量に注入しなくてはならないため、発光ダイオードを発光させるのに必要な時間が大きいといった問題があった。このため、近年求められているGbps(Giga bit per second)クラスの高速通信に発光ダイオードを有するフォトカプラを適用することは困難である。
そこで、電流狭窄構造を有し、少量のキャリアを短時間で注入することによって光を発光可能な半導体レーザ素子を半導体発光素子に適用したフォトカプラが高速通信に用いられている。しかしながら、半導体レーザ素子は、光の照射領域が小さいため、半導体受光素子が所定の位置からずれて配置された場合、半導体レーザ素子からの光を受光できないといった問題や、受光できても異なる信号の判別ができないといった問題があった。
特に、面発光レーザの場合、供給される電流値によってFFP(遠視野像)が異なり、電流値を変えても光の強度がほとんど変わらない光の照射角度があるため、半導体受光素子が配置された位置によっては、面発光レーザに入力された信号が異なっても同じ強度の光を受光する場合がある。このため、面発光レーザに異なる信号が入力されても、半導体受光素子がほとんど同じ信号を出力するといった問題があった。
この面発光レーザにおける問題点を、図8を参照して具体的に説明する。図8は、面発光レーザに供給された10mA及び20mAの電流に対する、光の強度と光の照射角度との関係を示す図である。尚、図8において、縦軸が光の強度(mW)であって、横軸が光の照射角度(°)である。ここで、照射角度とは、面発光レーザの光照射面の中心から積層方向に伸ばした位置を0°とし、所定の位置と光照射面の中心とを結んだ直線と0°との間の角度のことである。また、図8における太線が10mAの電流が供給された際の光の強度であって、細線が20mAの電流が供給された際の光の強度である。半導体受光素子は、約1°の角度内の光を受光可能なものとする。
面発光レーザの照射方向(照射角度0°)の位置に半導体受光素子が配置されたフォトカプラの場合、−0.5°〜0.5°の領域に相当する領域100内の光が半導体受光素子によって受光される。このような構成のフォトカプラでは、10mAの曲線を積分することによって求められる光量と、20mAの曲線を積分することによって求められる光量との差(図8の斜線領域100a参照)が大きいので、面発光レーザと半導体受光素子との間で2種類の信号の伝達ができる。
しかしながら、面発光レーザの照射方向から8°ずれた位置に半導体受光素子が配置されたフォトカプラの場合、照射角度が7.5°〜8.5°の領域に相当する領域101内の光が半導体受光素子によって受光される。このような構成のフォトカプラでは、10mAの曲線を積分することによって求められる光量と、20mAの曲線を積分することによって求められる光量との差(図8の領域101a参照)がほとんどない。
これにより、受光された2種類の信号の光量に対応して出力される信号がほとんど同じになるため、面発光レーザと半導体受光素子との間で異なる2種類の信号の伝達ができないといった問題がある。特に、この問題は、pin型のフォトダイオード等のように、受光部の直径が約100μm程度と小さい半導体受光素子を備えたフォトカプラで顕著に現れていた。
そこで、半導体受光素子により受光できる光量を増やすための技術が開示されている。例えば、特許文献1には、半導体発光素子と半導体受光素子とを、光透過可能な樹脂に埋設すると共に、この光透過可能な樹脂を、光を遮蔽する樹脂により囲むフォトカプラが開示されている。このフォトカプラでは、光透過可能な樹脂と光を遮蔽する樹脂との界面で光を反射することによって、半導体発光素子により発光された光が漏れるのを防ぐことができるので、半導体受光素子により受光される光量をある程度増加させることができるので、信号の伝達精度を上げることができた。
特開2001−358361号公報
しかしながら、上述の特許文献1によるフォトカプラでは、半導体発光素子により発光された光の漏れ及び外部からのノイズ光を防止するだけなので、半導体受光素子によって受光される光量はあまり増加しない。このため、2種類の信号を伝達する精度が充分なものとは言い難いといった問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、信号の伝達の精度を上げることができるフォトカプラを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子によって発光された光を受光可能な半導体受光素子と、前記半導体レーザ素子により発光された光を反射可能な反射部を有する光集光手段と、前記半導体レーザ素子、前記半導体受光素子、及び、前記光集光手段が埋設された樹脂製の保護部材とを備え、前記反射部は、半導体受光素子側に向かって細くなる部分錐体面状に形成されていることを特徴とするフォトカプラである。
また、請求項2に記載の発明は、前記反射部は、金属又は反射塗料からなる反射膜であることを特徴とする請求項1に記載のフォトカプラである。
また、請求項3に記載の発明は、前記光集光手段は、前記保護部材を構成する樹脂の屈折率よりも大きい屈折率を有する樹脂製の部分錐体部を有し、前記反射部は、前記保護部材と前記部分錐体部との界面であることを特徴とする請求項1に記載のフォトカプラである。
本発明によれば、半導体受光素子側に向かって細くなる部分錐体面状に形成されている反射部を有する光集光手段を備えているので、半導体レーザ素子によって発光された光が外部へ漏れるのを抑制すると共に、半導体受光素子へと光を集光することができる。これによって、半導体受光素子によって受光可能な領域が大幅に増加するので、電流値が異なる信号に対応して光の強度が大きく異なる領域の光をも受光することができる。この結果、半導体受光素子に受光される光量の差が、半導体レーザ素子に入力された電流値が異なる信号に対応して大きくなるので、信号を伝達する精度を向上させることができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。図2は、図1におけるII−II線に沿った断面図である。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。図2は、図1におけるII−II線に沿った断面図である。
図1及び図2に示すように、フォトカプラ1は、半導体レーザ素子2と、半導体受光素子3と、保護部材4と、反射膜5と、ライトパイプ6と、電極7、8、9とを備えている。尚、反射膜5とライトパイプ6が、請求項の光集光手段に相当する。
半導体レーザ素子2は、面発光レーザからなるものである。半導体レーザ素子2の下面は一方の電極7に接続されると共に、半導体レーザ素子2の上面はワイヤ10を介して他方の電極(図示略)に接続されている。
半導体受光素子3は、pinフォトダイオード、pnフォトダイオード、アバランシェフォトダイオード等のフォトダイオードを適用することができる。半導体受光素子3の上面部には、半導体レーザ素子2によって発光された光を受光して、電気的な信号に変換可能な受光部3aが形成されている。半導体受光素子3の下面は、電極8に接続されると共に、半導体受光素子の上面は、ワイヤ11を介して電極9に接続されている。
保護部材4は、絶縁性の樹脂からなるものであり、埋設された半導体レーザ素子2と半導体受光素子3とを絶縁するためのものである。保護部材4を構成する樹脂は、半導体レーザ素子2から発光された光を透過可能に構成されている。
ライトパイプ6は、樹脂からなり保護部材4に埋設されている。このライトパイプ6を構成する樹脂としては、エポキシ系樹脂及びアクリル系樹脂等を適用することができる。ライトパイプ6は、直方体形状であって、半導体受光素子3の外周部を囲むように設けられている。ライトパイプ6の上面の中央部には、半導体受光素子3側に向かって細くなる部分四角錐体形状の凹部6aが形成されている。
反射膜5は、半導体レーザ素子2の光を反射して、半導体受光素子3へと集光するためのものである。反射膜5は、半導体受光素子3側に向かって細くなる部分錐体面状であって、凹部6aの側面に形成されている。反射膜5は、金属膜又は反射塗料等の光を反射可能な材料によって構成されている。反射膜5を構成する金属膜としては、銀やアルミニウム等の薄膜を適用することができる。また、反射膜5を構成する反射塗料としては、アクリルウレタン塗料、アクリル塗料、アクリルシリコン塗料、エポキシ系塗料、ポリエステル塗料等を適用することができる。
上述した本発明の第1実施形態によるフォトカプラ1では、半導体レーザ素子2に電気的な信号が入力されると、その信号の電流値に対応した強度を有する光が半導体レーザ素子2から照射される。そして、半導体受光素子3が光を受光すると、受光した光量に対応した電流値を有する電気的な信号が出力される。
ここで第1実施形態によるフォトカプラ1では、反射膜5が形成されたライトパイプ6を備えているので、半導体レーザ素子2から半導体受光素子3に直接到達する光L0のみならず、半導体受光素子3からずれた位置に到達する光L1をも反射膜5で反射することによって集光されて、半導体受光素子3によって受光することができる。
これによって、電流値が異なっても光の強度があまり変化しない位置に半導体受光素子3を配置した場合でも、受光できる領域が広がっているので、電流値によって光の強度が大きく異なる領域の光をも半導体受光素子3によって受光することができる。従って、半導体レーザ素子2に入力された信号に対応した信号を半導体受光素子3が出力することができるので、信号の伝達の精度を向上させることができる。
また、金属又は反射塗料等からなる反射膜5を設けることによって、確実に半導体レーザ素子2からの光を反射することができるので、半導体受光素子3によって受光される光量を増加させることができる。
上述した信号の伝達の精度の効果を、図3を参照して具体的に説明する。尚、図3は、図8で説明した面発光レーザと同じ光を出力可能な面発光レーザの出力を示す図である。
図3に示すように、半導体受光素子3を半導体レーザ素子2の照射方向(0°)から約8°ずれた位置に配置し、反射膜5によって約6°の角度内の光を半導体受光素子3が受光可能になったと仮定する。従って、約5°〜約11°の角度内に照射された光を半導体受光素子3が受光することができる。
上述したように従来のフォトカプラを同じ位置に配置した場合、7.5°〜8.5°の方向の光しか受光できないため、半導体受光素子によって受光する光量が、2つの電流値でほとんど変わらない(図8の領域101a参照)。しかし、第1実施形態のフォトカプラ1では、図3の領域50に示す約5°〜約11°の角度内に照射された光を受光することができるので、10mAの電気信号に対応する光の強度と20mAの電気信号に対応する光の強度が大きく異なる照射角度の光をも受光することができる。これによって、10mAと20mAの電流値の信号に対応する光量の差(図3の領域50a−領域50b)が大きくなるので、大きく異なる信号を半導体受光素子3が出力することができ、2つの信号の伝達の精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、屈折率の違いを利用した反射部を有する光導波路を備えた第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。図5は、図4におけるV−V線に沿った断面図である。尚、第1実施形態と同様の構成には同じ符号をつけて説明を省略する。
次に、屈折率の違いを利用した反射部を有する光導波路を備えた第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。図5は、図4におけるV−V線に沿った断面図である。尚、第1実施形態と同様の構成には同じ符号をつけて説明を省略する。
図4及び図5に示すように、第2実施形態によるフォトカプラ1Aは、半導体レーザ素子2と、半導体受光素子3と、保護部材4と、光導波路(請求項の部分錐体部に相当)20と、反射部21とを備えている。尚、光導波路20と反射部21が、請求項の光集光手段に相当する。
図4及び図5に示すように、光導波路20は、半導体受光素子3側が細くなった部分四角錐体形状であって、半導体レーザ素子2から半導体受光素子3に渡って形成されている。光導波路20は、保護部材4を構成する樹脂よりも大きい屈折率を有する樹脂からなる。
従って、光導波路20と保護部材4の界面は、半導体レーザ素子2により発光された光を反射可能な反射部21として機能する。従って、反射部21は、半導体受光素子3側に向かって細くなる部分錐体面状となり、半導体レーザ素子2により発光された光を半導体受光素子3へと集光することができる。
このように第2実施形態によるフォトカプラ1Aにおいても、半導体レーザ素子2によって発光された光を半導体受光素子3へと集光可能な反射部21を備えているので、第1実施形態によるフォトカプラ1と同様の効果を奏することができる。
また、光導波路20を樹脂のみにより構成することによって、フォトカプラ1Aの製造工程を簡略化することができる。
(第3実施形態)
次に、端面発光型の半導体レーザ素子を備えた第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。尚、上述した各実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。
次に、端面発光型の半導体レーザ素子を備えた第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。尚、上述した各実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。
図6に示すように、第3実施形態によるフォトカプラ1Bは、半導体レーザ素子25と、半導体受光素子26と、反射膜27と、ライトパイプ28と、保護部材4とを備えている。
図6に示すように、半導体レーザ素子25は、活性層がInGaAsP等により構成され、端面25aから光を発光する端面発光型である。
半導体受光素子26は、フォトダイオードであって、半導体レーザ素子25によって発光された光を透過可能な基板26aの一部に形成された受光部26bによって光を受光可能に構成されている。例えば、半導体受光素子26の一例として、半導体レーザ素子25により発光される光の波長が1200nm〜1600nmの場合には、その光を透過可能なInPからなる基板26aにInGaAsからなる受光部26bを備えたものを適用することができる。また、半導体受光素子26としては、端面入射型のフォトダイオードを適用することもできる。
ライトパイプ28は、樹脂からなり、半導体受光素子26側が細くなるように形成された部分四角錐体形状の凹部28aが形成されている。この凹部28aの内面には、反射膜27が形成されている。
このように第3実施形態によるフォトカプラ1Bにおいても、半導体レーザ素子25によって発光された光を半導体受光素子26に集光可能な反射膜27を備えているので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第4実施形態)
次に、端面発光型の半導体レーザ素子を備えた第4実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。尚、上述した各実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。
次に、端面発光型の半導体レーザ素子を備えた第4実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態によるフォトカプラの断面構造を示す図である。尚、上述した各実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。
第4実施形態によるフォトカプラ1Cは、半導体レーザ素子25と、半導体受光素子26と、光導波路30と、反射部31と、保護部材4とを備えている。
図7に示すように、このフォトカプラ1Cでは、半導体レーザ素子25と半導体受光素子26との間に、半導体受光素子26側に向かって細くなる部分錐体形状の光導波路30が設けられている。この光導波路30は、保護部材4を構成する樹脂よりも大きい屈折率を有する樹脂からなる。従って、光導波路30と保護部材4との界面は、半導体レーザ素子25の光を反射し、集光可能な反射部31として機能する。
このように第4実施形態によるフォトカプラ1Cにおいても、半導体レーザ素子25によって発光された光を半導体受光素子26に導入可能な反射部31が形成された光導波路30を備えているので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上、上記実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲内で変更して実施することができる。即ち、本明細書の記載は、一例であり、本発明を何ら限定的な意味に解釈させるものではない。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
上記第1及び第3実施形態のフォトカプラ1、1Bでは、ライトパイプ6、28に反射膜5、27を別途設けるように構成したが、保護部材を構成する樹脂よりも大きい屈折率を有する樹脂によってライトパイプを構成することによって、保護部材とライトパイプとの界面が反射部となるように構成してもよい。
上記第2及び第4実施形態のフォトカプラ1A、1Cでは、保護部材4と光導波路20、30との界面を反射部21、31として適用したが、光導波路と保護部材との界面に金属又は反射塗料等からなる反射膜を構成してもよい。このように構成する場合は、光導波路と保護部材とを同じ樹脂により構成してもよい。
上述の各実施形態では、反射膜及び反射部を部分四角錐体形状に構成したが、半導体受光素子側が細くなるような錐体形状であればよく、部分円錐体形状や部分多角錐体形状に反射膜及び反射部を構成することができる。
1、1A、1B、1C フォトカプラ
2、25 半導体レーザ素子
3、26 半導体受光素子
4 保護部材
5 反射膜
6 ライトパイプ
6a 凹部
20 光導波路
21 反射部
27 反射膜
28 ライトパイプ
28a 凹部
30 光導波路
31 反射部
2、25 半導体レーザ素子
3、26 半導体受光素子
4 保護部材
5 反射膜
6 ライトパイプ
6a 凹部
20 光導波路
21 反射部
27 反射膜
28 ライトパイプ
28a 凹部
30 光導波路
31 反射部
Claims (3)
- 半導体レーザ素子と、
前記半導体レーザ素子によって発光された光を受光可能な半導体受光素子と、
前記半導体レーザ素子により発光された光を反射可能な反射部を有する光集光手段と、
前記半導体レーザ素子、前記半導体受光素子、及び、前記光集光手段が埋設された樹脂製の保護部材とを備え、
前記反射部は、半導体受光素子側に向かって細くなる部分錐体面状に形成されていることを特徴とするフォトカプラ。 - 前記反射部は、金属又は反射塗料からなる反射膜であることを特徴とする請求項1に記載のフォトカプラ。
- 前記光集光手段は、前記保護部材を構成する樹脂の屈折率よりも大きい屈折率を有する樹脂製の部分錐体部を有し、
前記反射部は、前記保護部材と前記部分錐体部との界面であることを特徴とする請求項1に記載のフォトカプラ。
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