JP2007257034A - 緊急車輌通行支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】信号機の設置されていない交差点や横断歩道でも対応でき、且つ当該交差点や横断歩道のみで独立して交通整理の制御が行われるようにして、緊急車輌の迅速円滑な通過実現する。
【解決手段】道路2〜5に埋設された複数の車輌用表示装置31〜38と、交差点1の手間に到達した緊急車輌10から発せられる進行方向情報を受信する受信装置11〜14と、受信装置11〜14で受信した進行方向情報に応じて車輌用表示装置31〜38と歩行者用表示装置21〜28の表示を制御する制御装置15とを備える。例えば、緊急車輌10が道路2から道路4に直進する場合は、歩行者用表示装置21,28,24,25を点灯させて横断歩道6,8の横断を禁止し、車輌用表示装置33,34,36,37,38を点灯させてその手前の車輌43,44,46,47,48を進行停止させる。
【選択図】 図1
【解決手段】道路2〜5に埋設された複数の車輌用表示装置31〜38と、交差点1の手間に到達した緊急車輌10から発せられる進行方向情報を受信する受信装置11〜14と、受信装置11〜14で受信した進行方向情報に応じて車輌用表示装置31〜38と歩行者用表示装置21〜28の表示を制御する制御装置15とを備える。例えば、緊急車輌10が道路2から道路4に直進する場合は、歩行者用表示装置21,28,24,25を点灯させて横断歩道6,8の横断を禁止し、車輌用表示装置33,34,36,37,38を点灯させてその手前の車輌43,44,46,47,48を進行停止させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、交差点や横断歩道において緊急車輌を迅速円滑に通行させるための緊急車輌通行支援システムに関するものである。
パトカーや救急車や消防車などのように、道路を優先的に通行する権限を有する緊急車輌が十字路やT字路の交差点を迅速円滑に通行しようとした場合、当該の交差点に入る前か、入ってから緊急車輌に取り付けられているサイレンを鳴らし、回転灯を点灯させ、拡声器により周辺の一般車輌に緊急車輌の接近を知らせながら通過している。
この緊急車輌の迅速円滑な交差点通過を支援するシステムとして、従来では、信号機の設置された交差点において、緊急車輌が交差点に近づいた時に信号機を制御させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、信号機のように設置した電光表示機を、緊急車輌の運行を指示制御する運行管理センタによって制御して、緊急車輌の接近や進路方向までも表示する方法で緊急車輌を迅速円滑に通過させる技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭58−175099号公報
特開平06−301886号公報
ところが、信号機を制御する方法は信号機が設置されていることが前提であり、信号機の設置されていない交差点には適用することができない。また、電光表示機で緊急車輌の接近や進路方向までも表示する方法は、全体を管理する運行管理センタを必要とするものであり、システムが大がかりとなる問題がある。
本発明の目的は、信号機の設置されていない交差点や横断歩道でも対応でき、且つ当該交差点や横断歩道のみで独立して交通整理の制御が行われるようにして、緊急車輌の迅速円滑な通過を簡単に実現できるようにした緊急車輌通行支援システムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明の緊急車輌通行支援システムは、交差点に進入する一般車輌に対して進行停止の表示を行うよう前記交差点の進入路毎に設置された複数の車輌用表示装置と、前記交差点の手間に到達した緊急車輌から発せられる指向性をもつ電波による該緊急車輌の進行方向情報を検知する検知手段と、該検知手段で検知した前記進行方向情報に応じて、前記複数の車輌用表示装置の内の前記緊急車輌の進行方向に対して障害となる方向に進行する一般車輌に対応する車輌用表示装置に対して進行停止の表示を行わせ、且つ前記緊急車輌が前記交差点を通過した後に当該車輌用表示装置の進行停止の表示を解除する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記交差点の横断歩道に応じて設置された歩行者用表示装置を備え、前記横断歩道が前記緊急車輌の進行方向と交差するとき、前記制御手段によって前記歩行者用表示装置に横断禁止の表示を行わせ、且つ前記緊急車輌が前記交差点を通過した後に当該歩行者用表示装置の横断禁止の表示を解除するようにしたことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記車輌用表示装置は、前記一般車輌および前記緊急車輌の通行に支障のないように、前記交差点への前記進入路の路面に埋め込み設置されていることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記交差点に、前記一般車輌および前記緊急車輌の通行に支障のないように、前記緊急車輌の進行方向を表示する緊急車輌進行方向表示手段を埋め込み設置したことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項2、3又は4に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記制御装置が、前記検知手段が前記緊急車輌から発生られる前記進行方向情報を検知してから予め設定した所定時間が経過した後に、又は、前記緊急車輌が発する指向性をもつ電波による解除信号を前記検知手段が受信することにより、前記車輌用表示装置の前記進行停止の表示および前記歩行者用表示装置の横断禁止の表示の解除を行うことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記交差点の横断歩道に応じて設置された歩行者用表示装置を備え、前記横断歩道が前記緊急車輌の進行方向と交差するとき、前記制御手段によって前記歩行者用表示装置に横断禁止の表示を行わせ、且つ前記緊急車輌が前記交差点を通過した後に当該歩行者用表示装置の横断禁止の表示を解除するようにしたことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記車輌用表示装置は、前記一般車輌および前記緊急車輌の通行に支障のないように、前記交差点への前記進入路の路面に埋め込み設置されていることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記交差点に、前記一般車輌および前記緊急車輌の通行に支障のないように、前記緊急車輌の進行方向を表示する緊急車輌進行方向表示手段を埋め込み設置したことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項2、3又は4に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、前記制御装置が、前記検知手段が前記緊急車輌から発生られる前記進行方向情報を検知してから予め設定した所定時間が経過した後に、又は、前記緊急車輌が発する指向性をもつ電波による解除信号を前記検知手段が受信することにより、前記車輌用表示装置の前記進行停止の表示および前記歩行者用表示装置の横断禁止の表示の解除を行うことを特徴とする。
本発明によれば、信号機を制御する必要がないので、信号機の設置されていない交差点でも実施することができ、また、一般車両の内の緊急車輌が交差点を通過する際に障害になる車両のみに交通規制を加えるので、交通規制を必要最小限に抑えることができ、また、その制御はセンタ方式はなく当該の交差点において独立に実施できるので、実施コストがかさばることはない。また、日中はもちろん、夜間においても使用でき、特に信号機のない交差点においては、極めて有用である。
<緊急車輌通行支援システムの構成>
図1は本発明の実施例の緊急車輌通行支援システムを設置した十字路の交差点の説明図である。1は交差点、2〜5は交差点1につながる道路、6〜9は横断歩道である。10は交差点1に道路2の側から進入する緊急車輌である。11〜14は道路2〜5において交差点1に向かって左側部に設置された受信装置であり、交差点1の入口から数十m〜百数十m手前に設置されている。この受信装置11〜14には、指向性の強い電波を確実に受信できるように交差点1への進入路方向を向くホーンタイプのアンテナを具備させ、このアンテナを地上数mの所に設置する。15はそれらの受信装置11〜14で受信した信号を当該交差点1において集中管理する制御装置である。21〜28は各横断歩道6〜9の両端に対向するよう設置された歩行者用表示装置である。31〜38は横断歩道6〜9の手前左側、つまり交差点1への車輌進入路に設置された車輌用表示装置であり、その内の表示装置31,33,35,37は直進車および左折車用、表示装置32,34,36,38は右折車用である。これらの表示装置21〜28,31〜38には個別に識別番号(ID)が付与され、個別に点灯制御が行われるようになっている。41〜48は交差点1に向かう一般車輌である。
図1は本発明の実施例の緊急車輌通行支援システムを設置した十字路の交差点の説明図である。1は交差点、2〜5は交差点1につながる道路、6〜9は横断歩道である。10は交差点1に道路2の側から進入する緊急車輌である。11〜14は道路2〜5において交差点1に向かって左側部に設置された受信装置であり、交差点1の入口から数十m〜百数十m手前に設置されている。この受信装置11〜14には、指向性の強い電波を確実に受信できるように交差点1への進入路方向を向くホーンタイプのアンテナを具備させ、このアンテナを地上数mの所に設置する。15はそれらの受信装置11〜14で受信した信号を当該交差点1において集中管理する制御装置である。21〜28は各横断歩道6〜9の両端に対向するよう設置された歩行者用表示装置である。31〜38は横断歩道6〜9の手前左側、つまり交差点1への車輌進入路に設置された車輌用表示装置であり、その内の表示装置31,33,35,37は直進車および左折車用、表示装置32,34,36,38は右折車用である。これらの表示装置21〜28,31〜38には個別に識別番号(ID)が付与され、個別に点灯制御が行われるようになっている。41〜48は交差点1に向かう一般車輌である。
前記した歩行者用表示装置21〜28は、通常の歩行者用信号に取り付け、あるいはそれとは独立に設置される。また、前記した車輌用表示装置31〜38は、通行車輌に支障のないように道路に埋め込んで設置されるタイプの表示装置である。
図2は、この車輌用表示装置31〜38の概略構造を示す図であり、直径数cm〜十数cm程度のLEDを複数個横一列に配置した発光部301と、その発光部301の発光を制御する制御部302と、その制御部302および発光部301に電源を供給する電源部303と、その電源部303を充電する太陽電池304と、制御部302を制御するための無電電波を受信するアンテナ305を備える。そして、全体はボックス306に内蔵され、そのボックス306の上面は、発光部301、太陽電池304およびアンテナ305が視認できる程度に、透明樹脂製の上蓋307により水密構造で閉じられ、その上蓋307の上面が道路2〜5の面と同一となるように、その道路2〜5に埋設されている。
図3は、前記した受信装置11〜14に制御信号を送信するためのリモコン送信器100を示す図であり、前記した緊急車輌10に備えられている。このリモコン送信器100は、直進ボタン101、左折ボタン102、右折ボタン103、Uターンボタン104、および交差点1の通過後に表示装置21〜28,31〜38の表示を解除させるためのリセットボタン105が設けられ、さらにこれらのボタンの操作に応じて指向性の強い電波(例えば、24GHz帯)を発射する電波発射部106が設けられている。
図4は、制御装置15の内部を示すブロック図であり、交差点1の進入左側部に設置された受信装置11〜14の受信信号を有線の伝送路とインターフェース151を介在してCPU152に取り込み、メモリ153に書き込まれた制御内容(プログラム)に応じて表示制御信号を生成して、インターフェース154から無線装置155により歩行者用表示装置21〜28、車輌用表示装置31〜38にその表示制御信号を送信する。
<緊急車輌直進の場合の制御>
さて、図1に示したように、緊急車輌10が道路2の方向から交差点1に進入し道路4の方向に直進するときは、交差点1の手前数十m〜百数十m手前で緊急車輌10のオペレータがリモコン送信器100の直進ボタン101を押すことで、緊急車輌10が交差点1を直進する旨の進行方向情報を無線信号により受信装置11に送信する。このとき、リモコン送信器100からの無線信号は、その直進性故に、他の受信装置12〜14では受信されない。無線信号を受信した受信装置11は、その受信信号を制御装置15に伝送する。制御装置15は、進行方向情報の入力のあった受信装置11の設置位置情報から緊急車輌10が進入してくる方向(図1では道路2)を判断し、進行方向情報から交差点1内での進行方向(図1では直進)を判定する。この結果、緊急車輌10が道路2から交差点1を経由して道路4の方向に直進すると判断できることから、制御装置15によって、交差点1の周囲に設置された歩行者用表示装置21〜28と車輌用表示装置31〜38に対して、最適な表示制御が行われる。
さて、図1に示したように、緊急車輌10が道路2の方向から交差点1に進入し道路4の方向に直進するときは、交差点1の手前数十m〜百数十m手前で緊急車輌10のオペレータがリモコン送信器100の直進ボタン101を押すことで、緊急車輌10が交差点1を直進する旨の進行方向情報を無線信号により受信装置11に送信する。このとき、リモコン送信器100からの無線信号は、その直進性故に、他の受信装置12〜14では受信されない。無線信号を受信した受信装置11は、その受信信号を制御装置15に伝送する。制御装置15は、進行方向情報の入力のあった受信装置11の設置位置情報から緊急車輌10が進入してくる方向(図1では道路2)を判断し、進行方向情報から交差点1内での進行方向(図1では直進)を判定する。この結果、緊急車輌10が道路2から交差点1を経由して道路4の方向に直進すると判断できることから、制御装置15によって、交差点1の周囲に設置された歩行者用表示装置21〜28と車輌用表示装置31〜38に対して、最適な表示制御が行われる。
このときは、緊急車輌10が直進するため、横断歩道6,8の横断を禁止するために、歩行者用表示装置21,28,24,25を点灯させる。また、道路2と交差点1で交差する方向の道路3,5から交差点1に進入する一般車輌43,44,47,48を交差点1の手前で停止させるために、車輌用表示装置33,34,37,38を点灯させる。さらに、道路4から交差点1を右折しようとする一般車両46を交差点の手前で停止させるために、車両用表示装置36を点灯させる。これにより、緊急車輌10は、道路2において左右に道を空けた一般車輌41,42の間を通過して交差点1に進入し、道路4の方向に走り去ることができる。
一旦点灯した歩行者用表示装置21,28,24,25と車輌用表示装置33,34,37,38,および36は、受信装置11が進行方向情報を受信したときから十数秒をカウントした時点で自動的に消灯させるようにしても良いが、緊急車輌10が交差点1を通過した後に、リモコン送信器100のリセットボタン105を押して、道路4の進行方向右側にある受信装置13に対して送信することで、交差点1を通過したことを示す情報を出力し、これを制御装置15が受信することで、歩行者用表示装置21,28,24,25と車輌用表示装置33,34,37,38,および36を消灯させるようにしても良い。さらに、いずれか早い方で消灯するようにしても良い。
<緊急車輌右折の場合の制御>
次に、図5に示すように、緊急車輌10が交差点1を右折するときは、リモコン送信器100の右折ボタン103を押して、受信装置11にその信号を送信する。このときは、制御装置15によって、横断歩道6,9を横断禁止にするために、歩行者用表示装置21,28,26,27を点灯させる。また、一般車輌については、道路3の一般車輌43,44、道路5の一般車輌47,48、および道路4の一般車輌45を停止させるために、車輌用表示装置33,34,35,37,38を点灯させる。右折する一般車輌46についは規制が必要ないので、車輌用表示装置36は点灯させない。
次に、図5に示すように、緊急車輌10が交差点1を右折するときは、リモコン送信器100の右折ボタン103を押して、受信装置11にその信号を送信する。このときは、制御装置15によって、横断歩道6,9を横断禁止にするために、歩行者用表示装置21,28,26,27を点灯させる。また、一般車輌については、道路3の一般車輌43,44、道路5の一般車輌47,48、および道路4の一般車輌45を停止させるために、車輌用表示装置33,34,35,37,38を点灯させる。右折する一般車輌46についは規制が必要ないので、車輌用表示装置36は点灯させない。
<緊急車輌左折の場合の制御>
また、図5に示すように、緊急車輌10が交差点1を左折するときは、リモコン送信器100の左折ボタン102を押して、受信装置11にその信号を送信する。このときは、制御装置15によって、横断歩道6,7を横断禁止にするために、歩行者用表示装置21,28,22,23を点灯させる。また、一般車輌については、道路5の一般車輌47および道路4の一般車輌46を停止させるために、一般車輌用表示差置36,37を点灯させる。一般車輌43,44,45,48についは規制が必要ないので、車輌用表示装置33,34,35,38は点灯させない。
また、図5に示すように、緊急車輌10が交差点1を左折するときは、リモコン送信器100の左折ボタン102を押して、受信装置11にその信号を送信する。このときは、制御装置15によって、横断歩道6,7を横断禁止にするために、歩行者用表示装置21,28,22,23を点灯させる。また、一般車輌については、道路5の一般車輌47および道路4の一般車輌46を停止させるために、一般車輌用表示差置36,37を点灯させる。一般車輌43,44,45,48についは規制が必要ないので、車輌用表示装置33,34,35,38は点灯させない。
<変形例>
なお、以上では車輌用表示装置31〜38を横断歩道6〜9の手前に設置したが、この車輌用表示装置31〜38の表示のみでは緊急車輌10がいずれの方向に進行するのかが分からない。そこで、交差点1内に、図6に示すように、複数の発光セグメントを配置した緊急車輌進行方向表示装置60を、車両通行に支障がでないように追加して埋設し、その表示パターン(図6では白丸が消灯、黒丸が点灯)によって緊急車輌10の直進(図6(a))、Uターン(図6(b))、左折(図6(c))、および右折(図6(d))を表示しても良い。
なお、以上では車輌用表示装置31〜38を横断歩道6〜9の手前に設置したが、この車輌用表示装置31〜38の表示のみでは緊急車輌10がいずれの方向に進行するのかが分からない。そこで、交差点1内に、図6に示すように、複数の発光セグメントを配置した緊急車輌進行方向表示装置60を、車両通行に支障がでないように追加して埋設し、その表示パターン(図6では白丸が消灯、黒丸が点灯)によって緊急車輌10の直進(図6(a))、Uターン(図6(b))、左折(図6(c))、および右折(図6(d))を表示しても良い。
また、横断歩道6〜9の横断禁止のためには、その横断歩道6〜9の路上に表示装置を多数並べて埋設して横断禁止の表示をしてもよい。また、車輌用表示装置31〜38の表示パターンは、一列配置の発光素子301を一括して点灯させる他に、一括して点滅させても良い。また、複数の発光セグメントを配置した緊急車輌進行方向表示装置60に至っては、一方の端から他方の端に流れるように繰り返し点灯させても良く、また棒状の発光素子を使用しても良い。また、受信装置11〜14と制御装置15の間の接続は無線であっても良く、制御装置15と表示装置21〜28,31〜38の接続は有線であって良い。さらに、以上の説明においては信号機の設置については言及しなかったが、信号機が設置されている場合は、制御装置15を信号機に接続して、信号機の情報を得て信号機と共に表示装置21〜28,31〜38を制御するようにしても良い。また、車輌用表示装置31〜38は、路面への埋込設置に限られず、道路反射板や道路標識に設置しても良い。
1:交差点
2〜5:道路
6〜9:横断歩道
10:緊急車輌
11〜14:受信装置
15:制御装置
21〜28:横断歩道用表示装置
31〜38:車輌用表示装置
41〜48:一般車輌
100:リモコン送信器、101:直進ボタン、102:左折ボタン、103:右折ボタン、104:Uターンボタン、105:リセットボタン
301:発光素子、302:制御部、303:電源、304:太陽電池、305:アンテナ、306:ボックス、307:上蓋
2〜5:道路
6〜9:横断歩道
10:緊急車輌
11〜14:受信装置
15:制御装置
21〜28:横断歩道用表示装置
31〜38:車輌用表示装置
41〜48:一般車輌
100:リモコン送信器、101:直進ボタン、102:左折ボタン、103:右折ボタン、104:Uターンボタン、105:リセットボタン
301:発光素子、302:制御部、303:電源、304:太陽電池、305:アンテナ、306:ボックス、307:上蓋
Claims (5)
- 交差点に進入する一般車輌に対して進行停止の表示を行うよう前記交差点の進入路毎に設置された複数の車輌用表示装置と、
前記交差点の手間に到達した緊急車輌から発せられる指向性をもつ電波による該緊急車輌の進行方向情報を検知する検知手段と、
該検知手段で検知した前記進行方向情報に応じて、前記複数の車輌用表示装置の内の前記緊急車輌の進行方向に対して障害となる方向に進行する一般車輌に対応する車輌用表示装置に対して進行停止の表示を行わせ、且つ前記緊急車輌が前記交差点を通過した後に当該車輌用表示装置の進行停止の表示を解除する制御手段と、
を備えることを特徴とする緊急車輌通行支援システム。 - 請求項1に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、
前記交差点の横断歩道に応じて設置された歩行者用表示装置を備え、前記横断歩道が前記緊急車輌の進行方向と交差するとき、前記制御手段によって前記歩行者用表示装置に横断禁止の表示を行わせ、且つ前記緊急車輌が前記交差点を通過した後に当該歩行者用表示装置の横断禁止の表示を解除するようにしたことを特徴とする緊急車輌通行支援システム。 - 請求項1又は2に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、
前記車輌用表示装置は、前記一般車輌および前記緊急車輌の通行に支障のないように、前記交差点への前記進入路の路面に埋め込み設置されていることを特徴とする緊急車輌通行支援システム。 - 請求項1、2又は3に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、
前記交差点に、前記一般車輌および前記緊急車輌の通行に支障のないように、前記緊急車輌の進行方向を表示する緊急車輌進行方向表示手段を埋め込み設置したことを特徴とする緊急車輌通行支援システム。 - 請求項2、3又は4に記載の緊急車輌通行支援システムにおいて、
前記制御装置は、前記検知手段が前記緊急車輌から発生られる前記進行方向情報を検知してから予め設定した所定時間が経過した後に、又は、前記緊急車輌が発する指向性をもつ電波による解除信号を前記検知手段が受信することにより、前記車輌用表示装置の前記進行停止の表示および前記歩行者用表示装置の横断禁止の表示の解除を行うことを特徴とする緊急車輌通行支援システム。
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2006
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