JP2007256251A - データ収集処理装置 - Google Patents

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健一 新保
Fujio Onishi
富士夫 大西
Ritsuro Orihashi
律郎 折橋
Yasushi Terui
康 照井
Tsukasa Shishika
司 師子鹿
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Abstract

【課題】A/D変換器を用いたデータ収集処理装置において、A/D変換器のビット数を増やすことなく高ダイナミックレンジでの測定を実現すると共に、複雑な演算処理回路を使用せずに、非線形スケールデータをリニアスケールへ変換し、非線形スケールで得られたサンプリングデータの積算処理を可能としたデータ収集処理装置を提供する。
【解決手段】ADC方式のデータ収集処理装置において、A/D変換器201の前段にログアンプ200を設け、この非線形な入出力特性を持つログアンプ200で増幅された信号をA/D変換し、非線形な特性に変換された電圧値データを逆ログ変換用のテーブルメモリ202に従ってリニアなスケールのデータに再変換しながらデータの積算処理を行う。また、ログアンプ200に既知の電圧値を入力して測定を行い、その電圧値とA/D変換後の電圧値データを格納することでテーブルメモリのキャリブレーションを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、A/D変換器(アナログ/デジタル変換器)を用いた計測装置用のデータ収集処理装置に関し、特に、飛行時間測定型の質量分析装置に適用して有効な技術に関する。
例えば、A/D変換器を用いた計測装置の一例としての、飛行時間測定型の質量分析装置(TOF−MS:Time Of Flight Mass Spectrometry)は、試料をイオン化して一定電圧で加速させ、その質量および電荷に応じた飛行時間と信号強度を測定することで試料に含まれる成分を分析する装置である。このTOF−MSでは、一度に検出されたイオンの個数に応じて検出信号の波形が異なるため、その検出信号を定量的に計測するためにADC(Analog to Digital Converter)方式のデータ収集処理装置が一般的に使用される。ADC方式のデータ収集処理装置は、A/D変換器を使用し、アナログ信号であるイオン検出信号を一定周期でサンプリングして、その時間データと電圧値を示すデジタルデータを収集する装置である。
近年の質量分析装置では、イオン検出部の高感度化に伴い、測定すべきイオン信号の強度差が大きくなってきている。そのため、広い電圧範囲を高速・高精度でサンプリングできるA/D変換器が要求されている。しかし、現在市販されている高速(1〜2Gsps)なA/D変換器は有効ビット数が8〜10ビット程度しかないため、検出信号の強度が数十倍以上も変化するような測定においてはダイナミックレンジ(信号強度分解能)が不足し、測定感度(S/N比)が大きく劣化してしまうといった問題があった。
一般的に、極めて高いダイナミックレンジを実現するためには、複数のA/D変換器を用いて、このような問題を解決することになるが、複数のA/D変換器を使用する場合は、高速ハードウエアの設計工数、部材費等が増大し、コスト高、開発期間の長期化が問題となる。
TOF−MSのように測定毎に検出信号波形が必ずしも一定にならない装置では、検出信号の測定感度(S/N比)を向上させるために統計的なデータ処理が必要となり、具体的には複数回の測定を実施し、測定データの積算処理を行う必要がある。
1台のA/D変換器でビット数を増やすことなく解決する方法としては、A/D変換器の前段に非線形なゲイン特性を持ったアンプを設けることでダイナミックレンジを大きくすることが考えられる。
しかし、非線形アンプによって広いダイナミックレンジでの測定は実現できるものの、得られた測定データはリニア(線形)なスケールのデータでは無いため、単純に取得したデータの積算処理ができず、TOF−MS等の積算処理が必要なデータ収集処理装置には適用することができない。
そこで、本発明は、以上のような従来技術の課題を解決するものであり、その目的は、A/D変換器を用いたデータ収集処理装置において、A/D変換器の前段に非線形アンプを使用することで、A/D変換器のビット数を増やすことなく高ダイナミックレンジでの測定を実現すると共に、逆ログ変換用のテーブルメモリを用いることで、複雑な演算処理回路を使用せずに、非線形スケールデータをリニアスケールへ変換し、非線形スケールで得られたサンプリングデータの積算処理を可能としたADC方式のデータ収集処理装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
前記目的を達成するために、本発明の1つ目の実現手段は、ADC方式のデータ収集処理装置において、A/D変換器の前段にログアンプを設け、この非線形な入出力特性を持つログアンプで増幅された信号をA/D変換し、非線形な特性に変換された電圧値データを逆ログ変換用のテーブルメモリに従ってリニアなスケールのデータに再変換しながらデータの積算処理を行うものである。
さらに、ログアンプと並列にリニアなゲイン特性を持ったゲイン調整回路を設け、測定対象によって、使用するアンプを切り替えてデータの積算処理を行うものである。
次に、2つ目の実現手段は、ログアンプに既知の電圧値を入力して測定を行い、その設定電圧値とA/D変換後の電圧値データをテーブルメモリに格納することで逆ログ変換に使用するテーブルメモリのキャリブレーションを行うものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、TOF−MS等の分析装置に使用されるADC方式のデータ収集処理装置において、A/D変換器の前段にログアンプを使用することで、A/D変換器のビット数を増やすことなく高ダイナミックレンジでの測定を実現すると共に、逆ログ変換用のテーブルメモリを用いることで、複雑な演算処理回路を使用せずに、非線形スケールデータをリニアスケールへ変換し、非線形スケールで得られたサンプリングデータの積算処理を可能としたADC方式のデータ収集処理装置を提供することができる。
さらに、ログアンプと並列にリニアなゲイン特性を持ったゲイン調整回路を設けており、測定対象によって切り替えて使用できるため、高ダイナミックレンジの測定または高精度の測定が可能なADC方式のデータ収集処理装置を提供することができる。
さらに、ログアンプと並列にリニアなゲイン特性を持ったゲイン調整回路を設けており、簡易な構成で切り替えて使用できるため、単一の装置で高ダイナミックレンジの測定または高精度の測定が可能である。
さらに、ログアンプと並列にリニアなゲイン特性を持ったゲイン調整回路を設けており、測定対象によって切り替えて使用できるため、単一の装置で高ダイナミックレンジの測定または高精度の測定が可能であり、1台2役のため装置の低価格および小型化を実現できる。
さらに、線形ゲイン特性のアンプを備えており、入力信号の絶対電圧値を測定することができるため、外部信号発生器が持つゲイン特性のキャリブレーションに使用することもできる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
まず、図1により、本発明のデータ収集処理装置が適用される質量分析装置(TOF−MS)について、その構成および動作の概要を説明する。図1は、質量分析装置の構成および動作の概要を示す。
質量分析装置1は、分析される試料をイオン化する導入部101と、イオン化された試料に電圧を印加して加速させ、検出器に向けてイオンを飛行させるTOF部102と、飛行してきたイオンを検出する検出器103と、イオンを加速させるタイミングを決定するイオン打出し信号104aを発生するイオン打出し信号発生器104などから構成される。
この質量分析装置1には、検出器103から発生されるイオン検出信号1aの電圧値および飛行時間を測定・収集するためのデータ収集処理装置2と、このデータ収集処理装置2を制御し、取得したデータ2aを解析処理するためのCPU3と、その測定結果および解析結果4aを表示し、ユーザが装置制御を行うための入出力装置4などが接続されている。
この質量分析装置1では、分析される試料が、導入部101にてイオン化され、測定開始信号2bと同時にTOF部102に送り込まれる。TOF部102に入ったイオンは、イオン打出し信号104aのタイミングで電圧を印加されて、真空状態のTOF部102の内部を図中の矢印のような軌道で飛行する。イオンが検出器103に到達(衝突)すると、検出器103からは図中に示すような片側の極性に大きく強度を持ったイオン検出信号1aが出力される。
イオン検出信号1aはデータ収集処理装置2に入力されてそのデータが収集される。また、質量分析装置1では毎回の測定で検出される信号波形が必ずしも一定にならないため、統計的なデータ処理が必要となり、具体的には複数回の測定を実施し、全てのデータを積算処理することによってイオン検出信号の測定感度(S/N比)を向上させる。ここでは、1回の打ち出し動作によって飛行したイオンについての測定をTOFスキャンと呼び、そのTOFスキャンを複数回繰り返して行う測定をTOF測定と呼ぶことにする。
TOF測定が終了し、データ収集処理装置2で収集された積算データ2aはCPU3を介して入出力装置4に出力される。測定結果は図中に示したようなマススペクトル4aとして表示され、ユーザは個々のスペクトルの強度(電圧値)およびその時間(質量)から試料に含まれる成分解析を行うことができる。
次に、図2により、本実施の形態1におけるデータ収集処理装置の構成の一例を説明する。図2は、データ収集処理装置の構成を示す。
本実施の形態1であるデータ収集処理装置2は、質量分析装置1からのイオン検出信号1aを増幅するためのログアンプ200と、ログアンプ200からの出力波形200aをデジタルデータに変換するA/D変換器201と、A/D変換器201の出力値201aに従ってデータ変換を行うテーブルメモリ202と、測定データ202aの積算処理を行い、その結果をメモリに格納する積算メモリ回路203とで構成される。
また、図2では省略しているが、A/D変換器201は差動信号入力タイプが一般的であり、シングル入力にすることも可能である。またシングル入力時は、反転入力側の端子にDC電圧を与えることで、入力信号の基準電圧をオフセットさせることもできるものとする。また、データ収集処理装置2の内部にはクロック発生器を搭載しており、A/D変換器201およびテーブルメモリ202、積算メモリ回路203はクロック発生器からのマスタクロックに同期して動作しているものとする。
次に、図3により、本実施の形態1におけるデータ収集処理装置の動作の概要を説明する。図3は、ログアンプの入力電圧と出力電圧の関係の一例を示す。
測定が開始されると、質量分析装置1からのイオン検出信号1aはログアンプ200に入力され、信号はログアンプ200の持つ非線形の入出力特性(図3)に従って増幅される。ログアンプ200の入力電圧Vinと出力電圧Voutの関係は、
Vout=k・Log(Vin)・・・・(式1)
(式1)で表される。
図3に示す入出力特性で増幅されたイオン検出信号1aはA/D変換器201にて、ある一定の時間周期でサンプリングされ、各時間での電圧値データ201aに変換される。この電圧値データはA/D変換器201が持つ階調値で表され、例えば8ビットのA/D変換器を使用した場合、各サンプリング時間毎に0〜255(10進数)の値が出力される。従来のデータ収集処理装置では、このA/D変換後のデータをそのまま積算処理するが、本実施の形態1におけるA/D変換後のデータ201aはログアンプ200で増幅された非線形な値のため、そのまま積算処理することはできない。
そこで、本実施の形態1では、A/D変換器201からの電圧値データ201aをテーブルメモリ202によって逆ログ(リニア)変換する。テーブルメモリ202にはあらかじめ測定前にログアンプ200の特性から逆算した逆ログ変換用の電圧値データを格納しておき、A/D変換器201からの電圧値データ201aをアドレスとしてメモリの内容を読み出すだけで、ログアンプ200で増幅する前のリニアな特性を持った電圧値データを出力することができる。
次に、図4により、本実施の形態1で使用するテーブルメモリの内容の一例を説明する。図4は、テーブルメモリの内容(入力電圧と出力電圧の関係)の一例を示す。
テーブルメモリ202では、メモリのアドレス範囲は使用するA/D変換器201の階調数(ビット数)と同じ数とし、図4では8ビットのA/D変換器を想定し、0〜255までのアドレスが用意されている。テーブルメモリ202は、CPU3によって書き換えが可能であり、各アドレスには図3と逆の特性を示す電圧値データがあらかじめ格納されており、入力されるA/D変換器201の出力階調によって出力電圧値が決まる。
つまり、測定時にはA/D変換器201からの入力データを、アドレスADR(0〜255番地)としてメモリデータを読み出すことで、計算処理を必要とせずにログアンプ200で増幅する前の入力電圧値が得られる。例えば、図4に示すテーブルメモリでは、電圧値データ201aとして“255(10進数)”を受信した場合、そのアドレスに格納されている“2000”[mV]が出力される。このように逆ログ変換されて読み出された電圧値は、ログアンプ200で増幅される前のリニアなスケールの電圧値であるため積算処理が可能となる。
次に、テーブルメモリ202でリニア変換された電圧値データは積算メモリ回路203に入力され、積算メモリに格納される。すでに積算メモリにデータが格納されている場合は、一旦積算メモリの内容を読み出し、現在の電圧値データを加算してから再度積算メモリに格納していく。ここで、1回分のイオン信号のサンプリングデータを全て収集するとTOFスキャンは終了となる。さらに、TOFスキャンはユーザによって決められた回数だけ繰り返すことができ、全てのTOFスキャン回数を実施した場合にTOF測定が終了となる。
以上のように、本実施の形態1のデータ収集処理装置2によれば、A/D変換器201の前段に非線形の入出力特性を持つログアンプ200を用いることで、A/D変換器201のビット数を増やすことなく高ダイナミックレンジでの測定を実現し、また、ログアンプ200で増幅された信号200aをあらかじめ生成しておいたテーブルメモリ202を用いた逆ログ変換処理によって、リニアなスケールの値に変換することでデータの積算処理が可能となるため、高ダイナミックレンジでの測定と同時にデータ積算処理による測定の高感度化を実現したADC方式のデータ収集処理装置を提供できる。
なお、本実施の形態1のデータ収集処理装置が用いる上記データ処理方法は、TOF−MS以外の計測装置のデータ処理方法としても適用可能である。
(実施の形態2)
次に、図5を参照しながら、本発明の実施の形態2におけるデータ収集処理装置の構成およびデータ処理方法について説明する。図5は、データ収集処理装置の構成を示す。
本実施の形態2のデータ収集処理装置12では、前記実施の形態1の構成に加え、ログアンプ200の前段にゲイン調整回路204を備えることを特徴としており、その他の部分については前記実施の形態1の構成と同様である。
前記実施の形態1において、ログアンプ200の入出力特性(図3)について説明したが、ログアンプの入力電圧範囲の下限に近い部分では、入力電圧に対してゲインが急激に変化するため、入力電圧のわずかな変化でゲインが大きく変化し、出力電圧のばらつきが大きくなる。逆に入力電圧範囲の上限に近い部分では、入力電圧に対するゲインの変化が小さいため、出力電圧は安定するが、逆ログ変換時に入力電圧のわずかな変化で出力電圧が大きく変化してしまう。
そこで、本実施の形態2では、図5に示すようにログアンプ200の前段にゲイン調整回路204を設け、ログアンプ200の入力電圧を調整可能にすることで、ログアンプ200の持つ入出力特性の任意の範囲を使うことができるため、例えば、ログアンプ200のゲインばらつきの小さい範囲を選択することができる。
本実施の形態2において、TOF測定が開始されると質量分析装置1からのイオン検出信号1aはゲイン調整回路204に入力される。ゲイン調整回路204はCPU3で制御されており、ユーザが設定する任意のゲイン量で入力信号を増幅することができる。この時CPU3は、ゲイン調整回路204からの出力信号204aが、ログアンプ200の持つ入力電圧の範囲内で調整を行い、また、ログアンプ200の出力がA/D変換器201の入力電圧範囲を超えないようにゲイン調整を行う。
ゲイン調整回路204で振幅調整された信号204aはログアンプ200に入力され、ログアンプ200の持つ非線形の入出力特性に従って増幅される。増幅されたイオン検出信号200aは、前記実施の形態1と同様にA/D変換器201でサンプリングされ、テーブルメモリ202で逆ログ(リニア)変換されてから積算メモリ回路203で積算処理される。
以上のように、本実施の形態2のデータ収集処理装置12によれば、ログアンプ200の前段に設けたゲイン調整回路204によって、ログアンプ200の入力電圧を調整することによって、ログアンプ200が持つ入出力特性の使用範囲を、任意の範囲に調整することができるため、前記実施の形態1で説明した効果に加え、さらに測定の高精度化を実現したADC方式のデータ収集処理装置を提供できる。
(実施の形態3)
次に、図6を参照しながら、本発明の実施の形態3におけるデータ収集処理装置の構成およびデータ処理方法について説明する。図6は、データ収集処理装置の構成を示す。
本実施の形態3のデータ収集処理装置22は、前記実施の形態1および2の構成に加え、キャリブレーション時にA/D変換器201から送られてきたデジタルデータ201aの中から最大値を検出できるピーク値検出回路205と、キャリブレーション時にCPU3からデータ3cを書き込み可能なテーブルメモリ207と、テーブルメモリ207の入力データ経路を選択する内部信号選択器206と、データ収集処理装置22とは別の信号入力装置として任意波形発生器5と、データ収集処理装置22の入力信号を切り替える外部信号選択器6とを備えることを特徴としている。
その他の部分の構成については前記実施の形態1および2と同様である。なお、図6に示した任意波形発生器5は、出力信号の周期、波形の種類(正弦波、矩形波など)、電圧値(実効値または最大値)を設定できる波形発生器であり、ひとつの装置を限定したものではない。
また、本実施の形態3におけるテーブルメモリ207は、キャリブレーションによって書き換えが行われるが、前記実施の形態1および2と同様にCPU3から直接データを書き込むことも可能なメモリとする。
前記実施の形態1および2で使用するテーブルメモリ202にはあらかじめログアンプ200の特性から求めた逆ログ変換用の電圧値データを格納していたが、実施の形態3では実際の測定の前に、ログアンプ200を通して既知の波形の測定を行うことで逆ログ変換用のテーブルメモリ207を生成するためのキャリブレーションを行う。
本キャリブレーションはTOF測定の前に実施され、外部装置から発生される既知の電圧値を持った信号を使用して、ログアンプ200の入出力特性を測定し、ログアンプ200で増幅される前後の電圧値データから逆ログ変換用の変換テーブルを生成することができる。
本実施の形態3におけるキャリブレーション時のデータ処理の流れを、図7のフローチャートを用いて説明する。図7は、テーブルメモリのキャリブレーションの処理フローを示す。
キャリブレーションを開始すると、まず、CPU3は装置の外部にある外部信号選択器6を制御し、データ収集処理装置22の入力を外部の任意波形発生器5からの信号経路bに切り替える。同時に、データ収集処理装置22の内部信号選択器206をピーク値検出回路205からの信号が入力されるようにb側に切り替える(処理700)。次に、本キャリブレーションでは、A/D変換器201はシングル入力とし、反転入力側の端子にオフセット電圧(DC電圧)を与えて、TOFスキャンを1回行い、信号未入力時のA/D変換器201の出力電圧値(階調値)が0〔V〕になるまでオフセット電圧の調整を繰り返す(処理701)。
次に、CPU3は、任意波形発生器5を制御し、既知の電圧値を持った信号5a(本実施の形態では単一周波数の正弦波とする)を発生させ、データ収集処理装置22に入力する(処理702)。また、CPU3は任意波形発生器5に設定した正弦波5aの最大電圧値データ3cをデータ収集処理装置22内のテーブルメモリ207に送信する(処理703)。
次に、CPU3はキャリブレーション用のTOFスキャンを開始する(処理704)。データ収集処理装置22に入力された正弦波6aはログアンプ200で増幅され、A/D変換器201でサンプリングされる(処理705)。A/D変換器201からのデジタルデータ(階調値)201aを受信したピーク値検出回路205は、TOFスキャンが終了するまでに受信した全てのデータの中から最大電圧値を示すデジタルデータを検出する(処理706)。
TOFスキャン終了後(処理707)、テーブルメモリ207は、ピーク値検出回路205からの最大電圧値データ205aをアドレスとし、そのアドレスにはCPU3から送られてきた電圧値データ3cを格納する(処理708)。
本キャリブレーションでは、テーブルメモリ207の全アドレスのデータが取得できるまで、任意波形発生器5から発生させる正弦波5aの電圧値を変更しながら(処理711)、処理702〜708を繰り返す。
但し、通常測定時に測定する波形の電圧値の範囲が分かっており、テーブルメモリ207の全アドレスにデータが入っている必要が無いことが分かっている場合は、CPU3がメモリの内容を確認しながらキャリブレーション終了判定を行っても良い。
また、上記フローでは、キャリブレーション時のTOFスキャン回数を1回としたが、N回測定として積算メモリに格納された積算最大電圧値データから平均値を求めることで、最大電圧値測定の精度を高めることができる。
テーブルメモリ207の全アドレスにデータが書き込まれ、キャリブレーションが終了すると(処理709)、CPU3は外部信号選択器6および内部信号選択器206をa側に切り替え、データ収集処理装置22の入力信号は質量分析装置1からの信号とし、また、テーブルメモリ207の入力データ経路はA/D変換器201からの信号として(処理710)、続けて、前記実施の形態1および2と同様のTOF測定を実施することができる。
以上のように、本実施の形態3におけるデータ収集処理装置22によれば、外部装置から発生される既知の電圧値を持った信号を使用して、ログアンプ200の入出力特性を測定し、ログアンプ200で増幅される前後の電圧値データを取得することによって、本データ収集処理装置22内で使用しているログアンプ200の実特性を基にした逆ログ変換用の変換テーブルを生成することが可能となり、さらに高精度の測定が可能となる。
なお、本実施の形態3におけるキャリブレーションでは、テーブルメモリ207の全アドレスのデータを取得する手法を説明をしたが、ログアンプ200の持つ入出力特性のうち、数点の入出力電圧をキャリブレーションで取得し、その数点のデータからCPU3で補間処理を行い、その処理で計算された電圧値をテーブルメモリ207に直接書き込むようにしても良い。
また、上記キャリブレーションは各測定毎に実施しても良いし、一度取得したテーブルメモリの内容はキャリブレーションデータとしてCPU内に保存しておき、測定前にそのキャリブレーションデータをロードすることも可能である。
また、図6では信号経路の切り替え制御をCPU3で行っているが、図8のように、データ収集処理装置32内に備えた制御回路208によって切り替え制御を行っても良い。
また、図6および図8では入力信号の経路を切り替えるために外部信号選択器6を使用しているが、手動でケーブルをつなぎ変えても良い。
(実施の形態4)
次に、図9を参照しながら、本発明の実施の形態4におけるデータ収集処理装置の構成およびデータ処理方法について説明する。
図9はデータ収集処理装置の信号入力部からテーブルメモリまでの構成を示す。
本実施の形態4のデータ収集処理装置42では、A/D変換器201の前段に並列に構成されたログアンプ200とゲイン調整回路209を備え、2種類のアンプを切り替えるための切り替え回路210と,A/D変換後の電圧値データ201aの経路を切り替えるための切り替え回路211を備えていることを特徴としている。その他の部分の構成については前記実施の形態1〜3と同様である。
ゲイン調整回路209は、リニアなゲイン特性を持ったアンプであり、制御回路208からのゲイン設定信号208cによって任意のゲイン量を設定することができる。ゲイン調整回路209とログアンプ200はA/D変換器201の前段に、並列に構成されており、それぞれの出力は切り替え回路210に入力されている。切り替え回路210は、制御回路208からの切り替え信号208dによって使用するアンプを切り替えることができる。
同様に、切り替え回路211は、制御回路208からの切り替え信号208dによって、A/D変換後の電圧値データをテーブルメモリ207に入力するか、そのまま積算メモリ回路に入力するかを切り替えることができる。
ここで、ログアンプ200が選択された場合、実施の形態1〜3で説明したように、ログアンプ200の特性を基に生成された逆ログ変換用のテーブルメモリ207を使って電圧値の変換(逆ログ変換モード)を行う。
一方、ゲイン調整回路209が選択された場合は、制御回路208から出力されるアンプ選択信号208dによって、逆ログ変換テーブルは使用せずに入力電圧値をそのまま出力するモード(スルーモード)が選択される。なお、図9では電圧値データを直接積算メモリ回路へ入力する経路を設けているが、入力値と出力値が等しいテーブルメモリを使用しても良い。
また、テーブルメモリ207のキャリブレーションに使用する任意波形発生器5の出力は理想的には“設定電圧208b=出力電圧5a”であるが、実際は発生器自身の誤差やケーブル等の損失により設定電圧と出力電圧に誤差が生じる。テーブルメモリ207に格納される変換電圧の絶対値に精度が要求される場合などは、任意波形発生器自身の出力特性も補正する必要がある。
そこで、実施の形態4では、ゲイン調整回路209のゲインを1倍に設定し、任意波形発生器5の出力信号5aの振幅を可変しながら絶対電圧値を測定することで、任意波形発生器5のゲイン(入出力)特性を得ることができる。実施の形態3で説明した逆ログ変換用テーブルメモリのキャリブレーション時には、このゲイン特性を基に補正した電圧値を設定することで、より高精度なキャリブレーションを行うことができる。
このように、本実施の形態4によれば、非線形のゲイン特性を持つログアンプ200と、リニア特性を持ったゲイン調整回路209とを並列に備えているため、ログアンプ200を用いた高ダイナミックレンジのデータ積算処理と、ゲイン調整回路209を用いた高精度なデータ積算処理を、測定対象によって切り替えて使用することができる。
さらに、ゲイン特性の異なるアンプを切り替えて使用できることによって、単一の装置で、高ダイナミックレンジの測定または高精度の測定が可能となる。
また、ゲイン調整回路209を使用した測定によって、テーブルメモリ207のキャリブレーションに用いる外部の任意波形発生器5が持つゲイン特性のキャリブレーションも行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、A/D変換器を用いた計測装置用のデータ収集処理装置に適用し、特にTOF−MS等の分析装置に使用されるADC方式のデータ収集処理装置に有効である。
本発明のデータ収集処理装置が適用される質量分析装置の構成および動作の概要を示す図である。 本発明の実施の形態1の質量分析装置において、データ収集処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の質量分析装置において、ログアンプの入力電圧と出力電圧の関係を示す図である。 本発明の実施の形態1の質量分析装置において、テーブルメモリの内容(入力電圧と出力電圧の関係)を示す図である。 本発明の実施の形態2の質量分析装置において、データ収集処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3の質量分析装置において、データ収集処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3の質量分析装置において、テーブルメモリのキャリブレーションの処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態3の質量分析装置において、データ収集処理装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4の質量分析装置において、データ収集処理装置の信号入力部からテーブルメモリまでの構成を示す図である。
符号の説明
1…質量分析装置、2,12,22,32,42…データ収集処理装置、3…CPU、4…入出力装置、5…任意波形発生器、6…外部信号選択器、101…導入部、102…TOF部、103…検出器、104…イオン打出し信号発生器、200…ログアンプ、201…A/D変換器、202,207…テーブルメモリ、203…積算メモリ回路、204…ゲイン調整回路、205…ピーク値検出回路、206…内部信号選択器、208…制御回路、209…ゲイン調整回路、210,211…切り替え回路。

Claims (7)

  1. A/D変換器を用いたデータ収集処理装置であって、
    入力されるアナログ信号を非線形の入出力特性で増幅するログアンプと、
    前記ログアンプからの出力信号をサンプリングするA/D変換器と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタルデータをリニアなスケールのデータに逆ログ変換するテーブルメモリと、
    前記リニアなスケールに変換されたデータを積算しながら格納する積算メモリ回路と、
    を有することを特徴とするデータ収集処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ収集処理装置において、
    前記ログアンプの前段に、入力信号のゲインを調整できるゲイン調整回路をさらに有することを特徴とするデータ収集処理装置。
  3. 請求項1に記載のデータ収集処理装置において、
    前記A/D変換器の前段に、前記ログアンプと並列にリニアなゲイン特性を持ったゲイン調整回路と、第1の切り替え回路をさらに有し、
    前記テーブルメモリの後段に、第2の切り替え回路をさらに有し、
    前記ログアンプまたは前記ゲイン調整回路に切り替えることを特徴とするデータ収集処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ収集処理装置において、
    前記ログアンプに既知の電圧値を入力して測定を行い、その設定電圧値とA/D変換後の電圧値データを前記テーブルメモリに格納可能であることを特徴とするデータ収集処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ収集処理装置において、
    前記データ収集処理装置を制御しているCPUによって前記テーブルメモリのデータを任意の値に書き換え可能であることを特徴とするデータ収集処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ収集処理装置において、
    前記データ収集処理装置は、飛行時間測定型の質量分析装置に用いられることを特徴とするデータ収集処理装置。
  7. 請求項6に記載のデータ収集処理装置において、
    前記飛行時間測定型の質量分析装置は、分析される試料をイオン化する導入部と、イオン化された試料に電圧を印加して加速させ、検出器に向けてイオンを飛行させるTOF部と、飛行してきたイオンを検出する検出器と、イオンを加速させるタイミングを決定するイオン打出し信号を発生するイオン打出し信号発生器と、を有することを特徴とするデータ収集処理装置。
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