JP2007255310A - 排気浄化装置 - Google Patents

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【課題】吸蔵型NOx触媒のNOxパージ時においてHCスリップを確実に抑制可能な排気浄化装置を提供する。
【解決手段】吸蔵型NOx触媒(42)及び酸化触媒(41,43,44)の複数の触媒からなる排気浄化触媒において、吸蔵型NOx触媒及び酸化触媒の排気上流側に設けた還元剤供給手段(50)により還元剤(軽油)を供給して吸蔵型NOx触媒のNOxパージを行うに際し、各三次元マップより、各触媒のSV値と温度(Tcat1〜Tcat4)とに基づいて各触媒において消費される単位時間当たりの還元剤の最大消費量(Qkmax1〜Qkmax4)を求め、これらの和に基づいて還元剤の量を設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気浄化装置に係り、特に、吸蔵型NOx触媒のNOxパージ技術に関する。
内燃機関(エンジン)の排気通路には一般に排気浄化触媒が介装されており、当該排気浄化触媒により排気中の有害物質(CO、HC、NOx等)が酸化或いは還元されて除去される。
特に、エンジンがディーゼルエンジンのようにNOxを排出し易いエンジンの場合には、排気浄化触媒として、酸化雰囲気(リーン空燃比下)においてNOxを吸蔵する一方、還元雰囲気(リッチ空燃比下)において当該吸蔵したNOxを放出し還元除去(NOxパージ)してNOxを浄化可能な吸蔵型NOx触媒が広く採用されている。
ところで、このような吸蔵型NOx触媒では、NOxパージを行う際、比較的エネルギ効率がよい等の理由から、吸蔵型NOx触媒の排気上流側に還元剤(HC成分、例えば燃料である軽油等)を供給することで吸蔵型NOx触媒を還元雰囲気にするようにしている。具体的には、吸蔵型NOx触媒以外の酸化触媒等において残留酸素により酸化される量とNOxを放出還元する量とを加えた十分な量の還元剤を供給するようにしている。
しかしながら、NOxパージでは還元剤をスパイク的に供給するため、エンジンの運転条件によっては還元剤が残留酸素との酸化反応やNOxの還元反応に間に合わず、還元剤の一部が所謂HCスリップとして大気中に排出されるという問題がある。
そこで、吸蔵型NOx触媒の排気下流側に後段酸化触媒を設け、HCスリップによるHCを当該後段酸化触媒で酸化除去することが考えられている。
一方で、例えば排気通路に直列に複数の脱硝触媒を設け、脱硝触媒毎にそれぞれ少量の還元剤を添加するようにして多量の還元剤を用いないように図った構成の装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開2004−268021号公報
しかしながら、上述の如く吸蔵型NOx触媒の排気下流側に後段酸化触媒を設けるようにすると、排気浄化触媒全体が大きくなって配設スペースを確保し難いという問題や、エンジンから遠いために触媒温度を確保できず結局のところHCを十分に浄化しきれないという問題がある。さらに、このような構成では、後処理的にHCを浄化しており、還元剤の無駄な供給を許容していると言わざるを得ない。
また、上記特許文献に開示される装置の場合には、無駄な還元剤の添加をある程度防止可能である一方、装置脱硝触媒の数だけ還元剤添加装置が必要になるという問題があることは勿論、吸蔵型NOx触媒に適用して還元剤をスパイク的に供給した場合には、依然として上記問題が起こり得るという問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、吸蔵型NOx触媒のNOxパージ時においてHCスリップを確実に抑制可能な排気浄化装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の排気浄化装置は、内燃機関の排気通路に設けられ、酸化雰囲気にあるときNOxを吸蔵する一方、還元雰囲気にあるとき該吸蔵したNOxを放出し還元除去する吸蔵型NOx触媒と、該吸蔵型NOx触媒の排気上流側及び排気下流側の少なくともいずれか一方に設けられた酸化触媒と、前記吸蔵型NOx触媒及び前記酸化触媒の排気上流側に設けられ、前記吸蔵型NOx触媒を還元雰囲気にすべく還元剤を供給する還元剤供給手段と、前記吸蔵型NOx触媒及び前記酸化触媒の各触媒の温度をそれぞれ検出する触媒温度検出手段と、前記排気通路内における排気体積流量を検出する排気体積流量検出手段と、該排気体積流量検出手段により検出された排気体積流量と前記各触媒の容量とに基づき触媒毎にそれぞれSV値を求め、該各SV値と前記触媒温度検出手段により検出される前記各触媒の温度とに基づき前記各触媒において消費される単位時間当たりの還元剤の最大消費量を求める還元剤最大消費量演算手段と、該還元剤最大消費量演算手段により求めた前記各触媒における単位時間当たりの還元剤の最大消費量の和に基づき前記還元剤供給手段により供給する還元剤の量を設定する還元剤量設定手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の排気浄化装置によれば、吸蔵型NOx触媒及び酸化触媒の複数の触媒からなる排気浄化触媒において、吸蔵型NOx触媒及び酸化触媒の排気上流側に設けた還元剤供給手段により還元剤を供給して吸蔵型NOx触媒のNOxパージを行うに際し、各触媒のSV値と温度とに基づいて各触媒において消費される単位時間当たりの還元剤の最大消費量を求め、これらの和に基づいて還元剤の量を設定するようにしたので、各触媒において消費される還元剤の量を適切に求めて還元剤を過不足なく供給するようにでき、NOxパージを良好に行いつつ、排気浄化触媒全体を大型化することもなく還元剤の大気中への排出(HCスリップ)を内燃機関の運転状態に拘わらず確実に防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る排気浄化装置の一実施形態を説明する。
図1は本発明に係る排気浄化装置を含む内燃機関全体のシステム構成図であり、図1において、符号1は、例えばコモンレール式ディーゼルエンジンを示し、符号10は、エンジン制御装置の主要部をなす電子コントロールユニット(以下、ECUという)を示す。
詳細な図示を省略するが、コモンレール式ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)1は、ニードル弁ならびにこのニードル弁の先端側および基端側に設けられた燃料室および制御室を有した燃料インジェクタを気筒毎に備え、燃料室および制御室は燃料通路を介して蓄圧室に接続され、制御室は燃料戻し通路を介して燃料タンクに接続されている。そして、ECU10の制御下で、燃料インジェクタに設けられた電磁弁が開くと、蓄圧室内から供給された高圧燃料が燃料インジェクタを通じてエンジン1の燃焼室に噴射され、電磁弁が閉じると燃料噴射が終了するものとなっており、このように電磁弁の開閉弁時期を制御することで燃料噴射開始・終了時期(燃料噴射量)が調節される。
エンジン1は、吸気マニホールド11に接続された吸気管12と、排気マニホールド13に接続された排気管(排気通路)14とを有している。吸気管12にはエアフローセンサ16が設けられている。排気管14の途中には、過給機20のタービン22、軽油添加インジェクタ(還元剤供給手段)50、後処理装置40および図示しないマフラが設けられている。また、排気管14には排気体積流量を検出する排ガスフローセンサ(排気体積流量検出手段)15が配設されている。なお、排気体積流量の検出には上記エアフローセンサ16からの吸気流量と筒内燃料噴射量指示値から求めた演算値を用いても良い。
図1中、符号36は、排気マニホールド13から吸気管12に延びるEGR通路を示し、このEGR通路36を介して排ガスの一部がEGRガスとしてエンジン1に供給される。EGR通路36の途中には、EGRガスを冷却してエンジン1へのガス充填密度を高めるEGRクーラ37とEGRガスのエンジン1への供給および供給遮断のためのEGR弁38とが設けられている。
後処理装置40は、排ガス中のHC、CO等を酸化除去する前段酸化触媒41と、酸化雰囲気(リーン空燃比)で排ガス中のNOxを吸蔵するとともに還元雰囲気(リッチ空燃比)で吸蔵させたNOxを放出し還元除去(NOxパージ)するNOx吸蔵触媒(吸蔵型NOx触媒)42と、パティキュレートマター(PM)を捕集して燃焼除去するディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)43と、余剰のHC、COを酸化除去する後段酸化触媒44とを備えて構成されている。なお、DPF43は酸化触媒機能をも併せ有している(触媒担持DPF)。そして、後処理装置40の排気上流側には軽油添加インジェクタ50が設けられている。
軽油添加インジェクタ50は、NOx吸蔵触媒42のNOxパージ時にはNOx吸蔵触媒42に対し還元雰囲気の生成及びNOxの還元剤として、或いはDPF43に捕集されたPMを燃焼除去するDPF43の強制再生時には前段のNOx吸蔵触媒42を昇温させるとともにDPF43を昇温させるため、排ガス中に軽油(HC成分)を噴射するものであり、ECU10により駆動制御される。
図1中、符号60〜65は温度センサ(触媒温度検出手段)であり、温度センサ60は前段酸化触媒41の直上流の排気温度を検出し、温度センサ61は前段酸化触媒41とNOx吸蔵触媒42との間の排気温度を検出し、温度センサ62はNOx吸蔵触媒42とDPF43との間の排気温度を検出し、温度センサ63はDPF43の直下流の排気温度を検出し、温度センサ64、65はそれぞれ後段酸化触媒44の直上流と直下流の排気温度を検出するよう配設されている。これら温度センサ60〜65はECU10に接続されている。
これにより、温度センサ60、61からの排気温度情報の平均値を求めることで前段酸化触媒41の温度を検出可能であり、温度センサ61、62からの排気温度情報の平均値を求めることでNOx吸蔵触媒42の温度を検出可能であり、温度センサ62、63からの排気温度情報の平均値を求めることでDPF43の温度を検出可能であり、温度センサ64、65からの排気温度情報の平均値を求めることで後段酸化触媒44の温度を検出可能である。なお、可能であれば、温度センサ60〜65からの排気温度情報の平均値を求めることなく、前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42、DPF43及び後段酸化触媒44の温度を直接検出するようにしてもよい。
さらに、ECU10には負荷センサ66、クランク角センサ67などの各種センサ類が接続されている。負荷センサ66は、図示しないアクセルペダルの踏込量すなわちアクセル開度をエンジン負荷として検出し、クランク角センサ67は、クランク角を検出することでエンジン1のクランクシャフト(図示せず)の回転をエンジン回転速度Neとして検出するものである。
これより、ECU10は、負荷センサ66により検出されたエンジン負荷とクランク角センサ67により検出されたエンジン回転速度Neとに基づいてエンジン1の運転領域を判別し、エンジン運転領域に応じてエンジン1の各燃料インジェクタの電磁弁をオンオフして燃料噴射タイミングおよび燃料噴射量を制御可能である。
また、ECU10は、軽油(HC成分)を供給してNOx吸蔵触媒42のNOxパージやDPF43の強制再生を行うべく、例えば予め設定された所定周期で軽油添加インジェクタ50の電磁弁を制御可能に構成されている。
ところで、NOx吸蔵触媒42のNOxパージを行うべく軽油添加インジェクタ50の電磁弁を制御する場合、比較的多くの軽油をスパイク的に供給するため、排気流量が大きいような場合には軽油が残留酸素との酸化反応やNOxの還元反応に間に合わず、軽油の量が多いと、上述したようにHC成分の一部が所謂HCスリップとして大気中に排出され兼ねず、好ましいことではない。
そこで、本発明に係る排気浄化装置では、そのようなHCスリップを確実に防止するように図っている。
以下、上記のように構成された本発明に係る排気浄化装置の作用及び効果について説明する。
先ず、ECU10は、NOx吸蔵触媒42のNOxパージの開始指令が発せられると、温度センサ60〜65からの排気温度情報に基づく前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42、DPF43及び後段酸化触媒44の現在の温度(Tcat1〜Tcat4)(触媒温度)を読み込む。
さらに、排ガスフローセンサ15からの検出情報またはエアフローセンサ16からの検出情報及び筒内燃料噴射量指示値に基づき、現在の排気体積流量を読み込む。
そして、排気体積流量が読み込まれたら、前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42、DPF43及び後段酸化触媒44の各容量と当該排気体積流量とに基づき、各触媒のSV値(Space Velocity)を演算する。具体的には、排気体積流量を各触媒容量で除してSV値を求める(SV値=排気体積流量/触媒容量)。なお、各触媒容量は予め設定或いは計測された固有値である。
一方、ECU10には、図2に示すように、触媒毎に触媒温度(Tcat1〜Tcat4)とSV値と単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax1〜Qkmax4)との関係が予め実験等によって設定され、それぞれ三次元マップとして記憶されている。つまり、各触媒で消費される軽油の量はエンジン1の運転状態に関わるパラメータのうち特に触媒温度とSV値との相関が大きいことが確認されており、故に、触媒温度(Tcat1〜Tcat4)とSV値と単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax1〜Qkmax4)との三次元マップを触媒毎に設け、各触媒の単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax1〜Qkmax4)を容易にして適切に把握可能としている。
これより、各触媒の触媒温度(Tcat1〜Tcat4)とSV値とが読み込まれると、各三次元マップより、前段酸化触媒41の温度Tcat1とSV値とから前段酸化触媒41にて酸化反応に寄与する単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax1)が読み出され、NOx吸蔵触媒42の温度Tcat2とSV値とからNOx吸蔵触媒42にて還元反応に寄与する単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax2)が読み出され、DPF43の温度Tcat3とSV値とからDPF43の酸化触媒にて酸化反応に寄与する単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax3)が読み出され、後段酸化触媒44の温度Tcat4とSV値とから後段酸化触媒44にて酸化反応に寄与する単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax4)が読み出される(還元剤最大消費量演算手段)。
このように各触媒の単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax1〜Qkmax4)を求められたら、これらの和に基づき全触媒の単位時間当たりの軽油の最大消費量Qkmax(=Qkmax1+Qkmax2+Qkmax3+Qkmax4)を求める(還元剤量設定手段)。
そして、前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42、DPF43及び後段酸化触媒44の全触媒において現在消費され得る軽油の最大消費量Qkmaxが求められたら、当該Qkmaxに相当する量以下の量の軽油を噴射すべく軽油添加インジェクタ50の電磁弁を制御する。
これにより、前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42、DPF43及び後段酸化触媒44の全触媒において現在消費される量Qkmaxに相当する量以下の量の軽油だけが軽油添加インジェクタ50から噴射されることとなり、NOxパージを良好に実施しながら、軽油の過剰供給を回避して所謂HCスリップを防止でき、HC成分の大気中への排出をエンジン1の運転状態に拘わらず確実に抑制することができる。
なお、ここでは前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42、DPF43及び後段酸化触媒44の4つの触媒を設けた場合を例に説明したが、触媒の数量は4つに限定されるものではなく、少なくともNOx吸蔵触媒を含んでいれば幾つであってもよく、触媒の配列順序についても拘るものではない。
例えば、ここでは前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42及びDPF43とともに後段酸化触媒44を設けるようにしているが、後段酸化触媒44が余剰のHC、COを酸化除去するものであることを考えると、後段酸化触媒44については設けないようにしてもよい。この場合には、前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42及びDPF43において現在消費される量Qkmax(=Qkmax1+Qkmax2+Qkmax3)に相当する量以下の軽油だけを噴射するようにすればよい。
また、ここでは前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42、DPF43及び後段酸化触媒44において現在消費される量Qkmax(=Qkmax1+Qkmax2+Qkmax3+Qkmax4)に相当する量以下の量の軽油を全て噴射するようにしているが、後段酸化触媒44を設けたまま、当該後段酸化触媒44における軽油の最大消費量(Qkmax4)に相当する量の軽油については噴射しないようにしてもよい。つまり、前段酸化触媒41、NOx吸蔵触媒42及びDPF43において現在消費される量Qkmax(=Qkmax1+Qkmax2+Qkmax3)に相当する量の軽油だけを噴射するようにしてもよい。このようにすれば、フェイルセーフとして後段酸化触媒44を使用できることになり、NOxパージを良好に実施しつつ所謂HCスリップを確実に防止することができ、HC成分の大気中への排出をより一層確実に抑制することができる。
本発明に係る排気浄化装置を含む内燃機関全体のシステム構成図である。 触媒温度(Tcat1〜Tcat4)とSV値に基づく単位時間当たりの軽油の最大消費量(Qkmax1〜Qkmax4)の三次元マップを触媒毎に示す図である。
符号の説明
1 エンジン(ディーゼルエンジン)
10 電子コントロールユニット(ECU)
15 排ガスフローセンサ(排気体積流量検出手段)
16 エアフローセンサ
40 後処理装置
41 前段酸化触媒
42 NOx吸蔵触媒
43 DPF(触媒担持DPF)
44 後段酸化触媒
50 軽油添加インジェクタ(還元剤供給手段)
60〜65 温度センサ(触媒温度検出手段)

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、酸化雰囲気にあるときNOxを吸蔵する一方、還元雰囲気にあるとき該吸蔵したNOxを放出し還元除去する吸蔵型NOx触媒と、
    該吸蔵型NOx触媒の排気上流側及び排気下流側の少なくともいずれか一方に設けられた酸化触媒と、
    前記吸蔵型NOx触媒及び前記酸化触媒の排気上流側に設けられ、前記吸蔵型NOx触媒を還元雰囲気にすべく還元剤を供給する還元剤供給手段と、
    前記吸蔵型NOx触媒及び前記酸化触媒の各触媒の温度をそれぞれ検出する触媒温度検出手段と、
    前記排気通路内における排気体積流量を検出する排気体積流量検出手段と、
    該排気体積流量検出手段により検出された排気体積流量と前記各触媒の容量とに基づき触媒毎にそれぞれSV値を求め、該各SV値と前記触媒温度検出手段により検出される前記各触媒の温度とに基づき前記各触媒において消費される単位時間当たりの還元剤の最大消費量を求める還元剤最大消費量演算手段と、
    該還元剤最大消費量演算手段により求めた前記各触媒における単位時間当たりの還元剤の最大消費量の和に基づき前記還元剤供給手段により供給する還元剤の量を設定する還元剤量設定手段と、
    を備えたことを特徴とする排気浄化装置。
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