JP2007254964A - ボイド部材入り配筋構造、及びその配筋方法 - Google Patents

ボイド部材入り配筋構造、及びその配筋方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ボイド部材を型枠内に容易に固定できるようにし、その固定するボイド部材の上下方向位置を容易に調整できるようにする。
【解決手段】 中空スラブ構築用の型枠1内に上端筋3及び下端筋4をそれぞれ縦横に配設し、隣接する上端筋3,3間に補助筋11を掛け渡してその補助筋11に設けた差し込み部材12の先端12aを、前記上端筋3と下端筋4との間に配設したボイド部材5に差し込んで固定するようにした。補助筋11には耐力を期待していないので簡易な構成とでき、その補助筋11を上端筋3,3間に掛け渡すことは容易であるのでボイド部材5を容易に固定できる。その差し込み部材12を複数並列させて、各先端12a,12aよりも根元側において両者を結ぶ軸状のストッパ部材13を固定すれば、そのストッパ部材13がボイド部材5の動きを規制し、そのストッパ部材13の固定位置を変えれば、ボイド部材5の位置を容易に調整できるようになる。
【選択図】図1

Description

この発明は、中空スラブを構築する際のボイド部材入り配筋構造、及びその配筋方法に関するものである。
集合住宅などの鉄筋コンクリート系構造物のスラブには、軽重量化、梁の減少、遮音性向上などの観点から、ボイド部材を内装した中空スラブ構造が用いられることが多い。
中空スラブ構造は、支保工に支持された合板などで構成されるコンクリート型枠上に、上下主鉄筋などとともにボイド部材(ボイド型枠)を固定し、そのボイド部材入り配筋構造にコンクリートを打設して構築される。
その配筋方法としては、一般に、型枠内に、下端筋(下主鉄筋、下配力鉄筋等)と上端筋(上主鉄筋、上配力鉄筋等)とをそれぞれ縦横に配設し、その下端筋と上端筋により基盤目状に区画された各空間内にボイド部材を配設することとなる。
このとき、ボイド部材を上下方向に位置決めする必要があり、また、コンクリート打設時には、ボイド部材が、水平方向へ移動、あるいは浮き上がる可能性があるため、そのボイド部材を、型枠内に固定する手段が設けられる。
そのボイド部材の固定手段として、特許文献1には、上端筋に、ボイド部材を固定する支持具を設けた技術が開示されている。その支持具に設けた板状の基板部がボイド部材上面に当接するとともに、その基板部から下向きに延びる差し込み体の先端がボイド部材の上面に刺さってボイド部材を固定する。
特開2005−16078号公報
また、特許文献2には、下端筋に、ボイド部材を固定する支持具を設けた技術が開示されている。上記特許文献1と同じく、支持具に設けた板状のストッパがボイド部材下面に当接するとともに、そのストッパから上向きに延びる突起の先端がボイド部材の下面に刺さってボイド部材を固定する。
特開2004−263516号公報
特許文献3には、横方向に並ぶ多数のボイド部材を繋ぎ部材で連結し、その連結した各ボイド部材を、上端筋施工後に上記基盤目状の各空間内に一斉に挿入できるようにした配筋構造、配筋方法が開示されている。繋ぎ部材が上端筋に係止されることにより、各ボイド部材の浮き上がりが防止される。
特開2004−244938号公報
さらに、特許文献4には、ボイド部材配設後にそのボイド部材の上面に係止する上端筋を配設して、ボイド部材の浮き上がり防止を図る配筋構造、配筋方法が開示されている。
特開2004−190332号公報
しかし、特許文献1に記載の支持具は上端筋に直接取付けられているため、ボイド部材を固定するためには、そのボイド部材を持ち上げて支持具に差し込むか、あるいは、ボイド部材に支持具を取付けた後、そのボイド部材と支持具とを一緒に持ち上げて、支持具を上端筋に固定する必要がある。このように、多数のボイド部材を一つ一つ持ち上げる作業は面倒である。
特許文献2に記載の支持具は、上向きの突起の先端がボイド部材の下面に刺さることによりそのボイド部材の動きを止めるものであるため、ある程度の浮き上がり防止の効果は有するものの、大きな浮力等には対抗することができない。また、ボイド部材の下面が曲面で構成される場合、突起の刺さる位置に応じてストッパ位置を変えなければならず、ボイド部材の高さの設定が難しい。
特許文献3に記載の配筋方法によれば、上端筋施工後においてもボイド部材を配設することができ、また、ボイド部材を上端筋に固定するために、そのボイド部材を持ち上げる必要もない。
しかし、ボイド部材を連結する繋ぎ部材を直接上端筋上に載せて係止するようになっているため、そのボイド部材と上端筋との間隔を調整することが容易ではない。その間隔を変更するためには、前記繋ぎ部材の形状、又は、繋ぎ部材と上端筋との間に別の部材を介在させて係止方法を変更するなど、その都度、大幅な設計変更を伴うからである。
さらに、特許文献4に記載の配筋方法によれば、上端筋とボイド部材とが接触しているため、その接触延長(接触面積)が大きくなれば、鉄筋とコンクリートとの付着力が低下することがあるので好ましくない。
そこで、この発明は、ボイド部材を型枠内に容易に固定できるようにすることを第一の課題とし、その固定するボイド部材の上下方向位置を容易に設定できるようにすることを第二の課題とする。
上記の第一の課題を解決するために、この発明は、上端筋間に補助筋を掛け渡し、その補助筋に差し込み部材を設けて、ボイド部材に差し込むようにしたものである。
補助筋には、コンクリートスラブに作用する応力に対する耐力を期待していないので、例えば、隣接する上端筋の間隔以上の長さを有する軸状部材とするなど簡易な構成とし得る。このため、その補助筋を隣接する鉄筋間に掛け渡すことは容易である。その補助筋は、上端筋の上に置くのが簡単であるが、上端筋の下をくぐらせても良い。また、必要であれば、その補助筋と上端筋との交差部を番線等により結束するか、あるいは溶接、接着等により固定してもよい。さらに、その補助筋の掛け渡しに際し、補助筋と上端筋との間に、補助筋を上下方向に位置決めするためのスペーサを介在させるなどしてもよい。
このようにして掛け渡した補助筋に、ボイド部材に刺さる差し込み部材を設けておけば、ボイド部材を型枠内に容易に固定できるようになる。
第二の課題を解決するために、この発明は、上記差し込み部材を補助筋の軸方向に複数並列させて、その並列する差し込み部材の各先端よりも根元側において、両者を結ぶ軸状のストッパ部材を固定したものである。
ボイド部材の上面及び下面は、フラットな水平面である場合のほか、曲面部、凹凸部が介在する等、様々な形状の場合が考えられる。特に、その面がフラットな水平面でない場合、従来の差し込み部材であれば、その差し込み部材とボイド部材との横方向の相対的な位置関係が変化すれば、それに応じて型枠内におけるボイド部材の配設高さが変わってしまうという問題があった。
そこで、上記ストッパ部材によれば、ストッパ部材が横方向に長い軸状であるので、その軸状のストッパ部材のいずれかの部分がボイド部材に当たれば、その位置でボイド部材が位置決めされ、全ての差し込み部材は、それ以上、ボイド部材に差し込まれなくなる。
したがって、ボイド部材の上面又は下面において、そのストッパ部材が当たるべき部位を予め定めておけば、各差し込み部材の差し込み位置に左右されることなく、そのボイド部材の上下方向位置を容易に設定できるようになる。
そのストッパ部材が当たるべき部位としては、ストッパ部材を当てやすい部位、例えば、ボイド部材の上面において上方へ突出した部分、ボイド部材の下面において下方へ突出した部分とすることが有効であり、ストッパ部材は、その各突出した部分に跨って配設するようにすれば、目的とする部位に当てやすくなる。
この発明は、上端筋間に補助筋を掛け渡し、その補助筋に差し込み部材を設けて、ボイド部材に差し込むようにしたので、ボイド部材を型枠内に容易に固定できるようになる。
また、差し込み部材を補助筋の軸方向に複数並列させて、その並列する差し込み部材の各先端よりも根元側において、両者を結ぶ軸状のストッパ部材を固定したので、ボイド部材の上下方向位置を容易に設定できるようになる。
上記第一の課題を解決するための手段の実施形態として、中空スラブ構築用の型枠内に上端筋及び下端筋をそれぞれ縦横に配設し、その上端筋と下端筋との間にボイド部材を配設するボイド部材入り配筋構造において、隣接する前記上端筋間に補助筋を掛け渡し、その補助筋に下向きに突出する差し込み部材を設けて、差し込み部材の先端を前記ボイド部材の上面に差し込んだ構成を採用し得る。
また、下端筋にも同様な構成のボイド部材用の固定手段を設けても良い。すなわち、隣接する上記下端筋間に補助筋を掛け渡し、その補助筋に上向きに突出する差し込み部材を設けて、差し込み部材の先端を上記ボイド部材の下面に差し込んだ構成である。
上記の各構成において、差し込み部材は一本の補助筋に固定してもよいが、並列する又は交差する二本あるいはそれ以上の本数の補助筋に固定してもよい。特に、補助筋を下端筋間に掛け渡す場合には、差し込み部材が上向きになるので、仮に、補助筋を一本で構成すればその差し込み部材が倒れないように上向きに保持する必要があるが、複数本の補助筋を並列又は交差させれば、差し込み部材が倒れることなく、下端筋上に安定して載置できるようになる。
上記補助筋が、上記上端筋の上方又は上記下端筋の上方に掛け渡されている場合において、その補助筋に上下方向に伸びる浮き止め治具の上端を係止するとともにその下端を上記型枠外へ突出させて、その型枠外において、前記浮き止め治具の下端を下方に引張ることにより、前記補助筋を下方へ引き寄せて前記下端筋又は前記上端筋に対して動かないように固定する構成を採用し得る。このようにすれば、補助筋と上端筋又は下端筋との固定が容易である。
上記の各構成において、上記差し込み部材は、対の対向片を基部で連結した断面コ字状を成し、前記基部を上記補助筋に固定することにより、その対の対向片の各先端を上記ボイド部材に差し込み可能とした構成を採用し得る。このようにすれば、一の差し込み部材は、前記対の対向片の先端二箇所がボイド部材に差し込まれて、その二点においてボイド部材を動かないように固定する。二点で固定すれば、ボイド部材が差し込み部材の周りに回転することが防止され、ボイド部材は型枠内に、より安定して支持されるようになる。
また、上記第二の課題を解決するための手段の実施形態として、上記の各構成において、上記補助筋の軸方向に沿って上記差し込み部材を複数並列して設け、その並列する複数の差し込み部材間に、その配設状態において上記ボイド部材の上面又は下面に当接する軸状のストッパ部材を、前記各差し込み部材の先端よりも根元側に固定した構成を採用し得る。
このようにすれば、ボイド部材の上面がストッパ部材に当接することにより、それ以上ボイド部材が上昇しないように規制されるようになる。このため、そのストッパ部材の固定位置を差し込み部材の突出方向に沿って変更すれば、差し込み部材の差し込み可能深さも変化し、差し込み部材の差し込み可能深さが変化すれば、ボイド部材の上昇規制位置、すなわち上下方向への固定位置を容易に調整できるようになる。
また、ボイド部材の下面がストッパ部材に当接することにより、そのボイド部材の下限位置が決定される。その下限位置は、上記と同様、ストッパ部材の固定位置を差し込み部材の突出方向に沿って変更することにより、容易に調整できるようになる。
また、上記ストッパ部材を設けた構成において、上記ボイド部材は筒状を成し、上記並列する複数の差し込み部材の先端は、前記ボイド部材の上面又は下面に形成した前記筒軸回りの弧状面に差し込まれるようになっており、前記ストッパ部材は、前記弧状面の頂部に当接するようにした構成を採用し得る。
このように、ストッパ部材を弧状面の頂部に当接させるためには、例えば、上記軸状を成すストッパ部材を、ボイド部材の筒軸方向に対して斜めに配設して、上記筒軸周りに形成した弧状面の頂部を跨ぐように配設すればよい。その筒軸回り弧状面の態様としては、特に曲率を限定するものではなく、その弧状面が、スラブ上面、スラブ下面に向かってより大きく膨らむ形状となれば、中空スラブの中空率(単位体積当たりのボイド部材占有体積率)を向上させることができる。
なお、その弧状面を設ける範囲は、上記筒軸周りの一部(ボイド部材の上面又は下面のみ)に設ける場合、筒軸周りの全周(ボイド部材の上面、下面、及び両側側面)に設ける場合、いずれの場合も考えられる。
さらに、上記ボイド部材は、上記筒状に伸びる側面が上下方向のフラット面で構成されており、上記弧状面は上記上面又は下面の全面に形成された構成を採用し得る。
このようにすれば、隣接するボイド部材に対し上記上下方向のフラット面が対向するので、その隣接するボイド部材との間に必要な最小離隔を維持しつつ、両ボイド部材の中心間距離を狭めることができる。隣り合う両ボイド部材の中心間距離を狭めることができれば、型枠内に配設可能なボイド部材の数が増えて、中空スラブの中空率を高めることができる。
上記ボイド部材入り配筋構造とするための配筋方法として、以下の手法を採用することができる。
すなわち、中空スラブ構築用の型枠内に、下端筋を縦横に配設するとともに、その下端筋上にボイド部材を配設し、その後、前記ボイド部材上方の隣接する上端筋間に下向きに突出する差し込み部材を有する補助筋を掛け渡してその差し込み部材の先端を前記ボイド部材の上面に差し込むことを特徴とするボイド部材入り配筋構造の配筋方法である。
このようにすれば、ボイド部材を配設する際に補助筋が邪魔になることがなく、そのボイド部材を配設した後において、ボイド部材の上面に差し込み部材を容易に差し込みできる。
なお、上記補助筋の素材に異形鉄筋を用いれば、その補助筋を他の鉄筋に番線等で結束した後、その補助筋の横移動防止に寄与し得る。
また、下端筋に同様な構成のボイド部材用の固定手段を設ける場合には、隣接する上記下端筋間に、上向きに突出する差し込み部材を有する補助筋を掛け渡し、その後、上記ボイド部材の下面に前記差し込み部材の先端を差し込んで配設することができる。
一実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。このボイド部材入り配筋構造は、支保工に支持された合板などで構成されるスラブ構築用のコンクリート型枠1内に、上端筋3として上主鉄筋3a及び上配力鉄筋3bを、下端筋4として下主鉄筋4a及び下配力鉄筋4bをそれぞれ縦横に配設し、その上端筋3、下端筋4により基盤目状に区画された各空間内にボイド部材5を配設する中空スラブ構築用の配筋構造である。
ボイド部材5は筒状を成すものであり、上記型枠1内に配設された上記上主鉄筋3a,3a間の間隙を通って上方から型枠1内に挿入できる大きさとなっている。また、そのボイド部材5の上面5a及び下面5bは、それぞれ前記筒軸回りに形成された弧状面Rとなっており、その各弧状面R,Rは、最も高い位置又は低い位置である頂部5d,5dを挟んで、それぞれ左右対称に形成されている。
また、そのボイド部材5は、上記隣接する基盤目状空間毎にその筒軸方向が同一方向となるように配設されており、その隣り合うボイド部材5に対向する側面5cが上下方向のフラット面Fで構成されている。また、そのフラット面Fと、上記上面5a又は下面5bに設けた弧状面Rとの間に形成される前記筒軸方向の稜線に角部5eを形成している。
この実施例において、ボイド部材5は発泡スチロール製であり、同形状を有する金型により製作してもよいが、予め、断面楕円形に成型された筒状の発泡スチロール素材を用いて、その筒状素材の周面の一部を筒軸方向に沿って切断することにより、上記フラット面F,Fを形成してもよい。
上記下端筋4は、下主鉄筋4aと下配力鉄筋4bとが直交して配置され、その下配力鉄筋4b上に上記ボイド部材5が載置されている。
また、上記上端筋3は、上主鉄筋3aと上配力鉄筋3bとが直交して配置されており、その上配力鉄筋3bのうち、上記ボイド部材5の直上を覆うものは、そのボイド部材5を配設した後に配筋される。
その下配力鉄筋4b,4b間に補助筋11が掛け渡されている。その補助筋11は図4(b)に示すように、二本並列して設けられて、その二本の補助筋11,11には、上向きに突出する差し込み部材12が設けられて下受け台6を構成する。差し込み部材12は、対の対向片12b,12bを基部12cで連結した断面コ字状を成し、その基部12cを前記並列する補助筋11,11に溶接により一体に固定されている。その対の対向片12b,12bの各先端12a,12aを上向きにすれば、その直上に配設されるボイド部材5の下面5bに差し込み可能となる。この断面コ字状の差し込み部材12が、補助筋11の軸方向に沿って異なる二箇所に設けられている。
また、上記上主鉄筋3a,3a間にも補助筋11が掛け渡されている。その補助筋11は、図4(a)に示すように一本の軸からなり、その一本の補助筋11に、下向きに突出する差し込み部材12が設けられて上受け台2を構成する。差し込み部材12は、上記下端筋4に設けた下受け台6の場合と同様、対の対向片12b,12bを基部12cで連結した断面コ字状を成し、その基部12cを前記並列する補助筋11,11に溶接により一体に固定されている。その対の対向片12b,12bの各先端12a,12aを下向きにすれば、その直下に配設されるボイド部材5の上面5aに差し込み可能となる。この断面コ字状の差し込み部材12が、補助筋11の軸方向に沿って異なる二箇所に設けられている。
なお、この実施例では、下端筋4に設けられる補助筋11はボイド部材5の筒軸方向に、上端筋3に設けられる補助筋11はそのボイド部材5の筒軸方向と直角を成す方向に設けている。
上記補助筋11に設けられた複数の差し込み部材12,12間には、軸状のストッパ部材13が設けられている。ストッパ部材13は、その両端が、前記差し込み部材12,12の各対向片12b,12bに固定され、その固定位置12dは、各先端12a,12aよりも根元側となっている。このようにストッパ部材13を設けたことにより、差し込み部材12のボイド部材5への差し込み可能深さは、最大でストッパ部材13の固定位置12dから先端12aまでの距離となり、それ以上深く差し込まれないようになる。このストッパ部材13により、ボイド部材5と上端筋3又は下端筋4、若しくはスラブ面とのかぶりを所定の間隔に保つことができる。
また、そのストッパ部材13は、図4に示すように、補助筋11を挟んで反対側に位置する対向片12b,12b間に固定されるので、ストッパ部材13の軸方向は、補助筋11に対して交差する方向となる。
下受け台6はボイド部材5の筒軸方向に、上受け台2はその筒軸直角方向に配設され、それぞれ対の差し込み部材12,12の中間付近がボイド部材5の重心直上となるように配置されているので、上記先端12a,12aが上記ボイド部材5の上面5a又は下面5bの周面Rに差し込まれた配設状態において、ストッパ部材13は、両差し込み部材12,12間の中間付近で上記ボイド部材5の上面5a又は下面5bに当接する。その当接位置は、上記弧状面Rの頂部5dとなる(図3参照)。
このとき、ストッパ部材13は軸状であり、前述のように、補助筋11を挟んで反対側に位置する対向片12b,12b間に固定されているので、ボイド部材5の位置が多少ずれても、ストッパ部材13のいずれかの部分が常に頂部5dと当接し、上記かぶりを所定の間隔に保つことができる。
特に、ボイド部材5が筒軸方向に長い場合には、上記のように、下端筋4に設ける補助筋11を筒軸方向に配置することにより、差し込み部材12がボイド部材5の長手方向両端部に近い位置を支持して、そのボイド部材5がその長手方向に傾斜することを防止し易くなる。なお、下端筋4に設ける下受け台6は、一つのボイド部材5に対して一つとすることが望ましい。一つの下受け台6を複数のボイド部材5,5間に跨って配置すると、一方のボイド部材5を下受け台6の一端に設置した際に、下受け台6の他端が浮き上がって補助筋11が動いたり、あるいは補助筋11の一端にのみ荷重が作用してその補助筋11等が変形することを防止するためである。
また、上端筋3に設ける補助筋11を、下端筋4に設ける補助筋11に対して直交配置したので、その下端筋4に設けた補助筋11の両差し込み部材12,12と、上端筋3に設けた補助筋11の両差し込み部材12,12とが、図5(b)に示すボイド部材5の平面において、その重心周り放射状に配置されるようになる。このため、ボイド部材5が筒軸方向に傾こうとする力、及び筒軸直角方向に傾こうとする力に対しても、そのボイド部材5が動かないように、よりバランスよく支持できるようになる。
なお、上端筋3に設ける補助筋11を、隣接する上配力鉄筋3b,3b間に掛け渡し、下端筋4に設ける補助筋11を、隣接する下主鉄筋4a,4a間に掛け渡すようにしてもよい。また、上端筋3及び下端筋4に設ける各補助筋11を直交させずに並行に配置するようにしてもよい。
また、上記上端筋3に設けられる補助筋11は、上側のスラブ面から鉄筋までの最小かぶりを小さくしないように、縦横に配置された上端筋3のうち、上側に位置する鉄筋(図2においては、上配力鉄筋3bに相当)と並行に配設することが望ましい。補助筋11は上端筋3よりも細いため、このようにすれば、補助筋11の上端が上端筋3の上端を超えることがない。
上記配筋構造とするための配筋方法を以下説明する。
まず、中空スラブ構築用の型枠1内に、下主鉄筋4a及び下配力鉄筋4bを縦横に配設し、その後、上主鉄筋3aを配設する。
下配力鉄筋4b間には、下受け台6、すなわち、上向きに突出する二つの差し込み部材12,12を設けた補助筋11を掛け渡しておき、隣接する上主鉄筋3a,3aの間からボイド部材5を型枠1内に挿入し、各差し込み部材12,12をボイド部材5の下面5bに突き刺して固定する。補助筋11は、下配力鉄筋4b上に載置するだけでもよいが、溶接、あるいは番線等により結束するなど、その下配力鉄筋4bに固定すればなお好ましい。
その後、前記ボイド部材5の上方において、上受け台2、すなわち、隣接する前記上主鉄筋3a,3a間に下向きに突出する二つの差し込み部材12,12を有する補助筋11を掛け渡して、その差し込み部材12の先端12aを前記ボイド部材5の上面5aに差し込む。差し込んだ後、補助筋11は、その両端が上主鉄筋3a,3a上に載置された状態となっているので、その接触している部分を、溶接により固定、あるいは番線等により結束する。この補助筋11の配設とともに並行する上配力鉄筋3bを配設し、配筋を終了する。
この配筋において、上記ボイド部材5は、隣接するボイド部材5に対向する側面5cが上下方向のフラット面Fで構成されており、そのフラット面Fの上縁と上記上面5a又は下面5bに形成された弧状の周面R縁端との成す角部5eを対向する上記上端筋3又は下端筋4に対し、そのボイド部材5の他の部位よりも近くなるように配置している。
これは、例えば、上記特許文献4に記載のボイド部材の場合、その側面中程が、側面上部及び側面下部よりも横方向へ膨らんでいる(図6(a)参照)ため、多数のボイド部材5を型枠1内に配置しようとすると、隣接するボイド部材5,5間の隙間の最小値aが狭くなってしまう。ボイド部材間の隙間の最小値aが狭くなれば、コンクリートスラブの断面性能が相対的に小さくなってしまう。そこで、所定の断面性能を得るために、ボイド部材5,5間の隙間の最小値aを大きくしてボイド部材5を配置すると、中空率が低減しスラブ重量が増加するため、鉄筋量、コンクリート量も増し、不経済となる。このため、ボイド部材の側面は、特許文献1のごとくフラットであることが望ましいといえる(例えば、図6(b)参照)。
しかし、ボイド部材の側面をフラットにするため、例えば、図6(b)のように直方体にすると、隣接する上端筋3,3間の中央付近のボイド部材5の上下方向の被り量(ボイド部材上面からスラブ上面までの距離)cが、そのボイド部材5の中央付近においてボイド部材5と上端筋3との間隔bに比べて大きくなる。そこで、被り量cを小さくするために、図6(c)のように、ボイド部材5の上面を弧状に膨らませて形成することもできる。
しかし、この形状を採用すると、被り量cは小さくなるが、ボイド部材5と上端筋3との間隔bが狭くなってしまう(図中のb1及びb2参照)。ボイド部材5と上端筋3との間隔bを狭めることなく、ボイド部材5のスラブ上面に対する被り量cを小さくすることが望ましい。
そこで、図6(d)に示すように、ボイド部材5と上主鉄筋3aとの間隔bを所定以上維持しながらスラブ上面に対する被り量cを小さくすることとしたものである。
上記実施例では、上下受け台2,6を構成する補助筋11の本数を上端筋3側で一本、下端筋4側で二本としたが、差し込み部材12の向きがボイド部材5に差し込み可能な向きに維持される限りにおいて、この本数は自由である。また、補助筋11の形状は、この実施例の軸状を成す形状に限定されることなく、例えば、網目状や梯子状を成すものなど他の形状の補助筋11の形態も採用し得る。
また、上記ストッパ部材13は、補助筋11に対して反対側に位置する対向片12b,12b間に固定し、その軸方向を補助筋11に交差する方向としたが、ストッパ部材13を、その補助筋11に対して同一の側に位置する対向片12b,12b間に固定するようにしてもよい。このとき、ストッパ部材13の前記差し込み部材12,12間の中央が、前記ボイド部材5の弧状の周面Rの頂部5d、特にその頂部5dの筒軸方向中央に当たることが望ましいが、ボイド部材5が動かないようにしっかりと支持される限りにおいて、他の部位に当たるようにしても所定の効果を発揮し得る。また、弧状の周面Rを有さない態様のボイド部材5に対しても、ストッパ部材13を上面5a又は下面5bに当てればその効果を期待できる。
なお、補助筋11を下端筋4及び上端筋3に対して固定する手法としては、上記手法のほかに、図7及び図8に示す手法を採用することができる。
この手法は、補助筋11を上記下端筋4又は上端筋3間に掛け渡した際、その補助筋11を前記下端筋4又は上端筋3上に載せるとともに、その補助筋11を下方へ引き寄せて前記下端筋4又は上端筋3に対して動かないように固定する浮き止め治具14を使用するものである。
上端筋3に補助筋11を固定する際に使用する浮き止め治具14を図7(a)(b)に示し、下端筋4に対して使用する浮き止め治具14を図8(a)(b)に示す。この浮き止め治具14は、上部に湾曲部を有し、下部にやや大径の頭部を有する軸状を成す治具本体14aと、型枠1下方に突出した前記頭部と型枠1外面との間に打ち込まれるクサビ部材14bとからなる。
図7(a)及び図8(a)に示すように、型枠1下方に突出した前記頭部を、クサビ部材14bに形成した長孔14c内に嵌め込む。このとき、長孔14cの一端には、前記治具本体14aの頭部よりも径の大きい拡大部14dが設けられており、この拡大部14dに前記頭部を嵌め込んだ後、そのクサビ部材14bを、治具本体14aの引込み方向に打ち込んでいく。このようにすれば、補助筋11を下端筋4又は上端筋3に対して容易に固定できる。
一実施例の配筋構造を示す斜視図 図1の上端筋と下端筋、及びボイド部材の構成を示す説明図 ボイド部材の構成を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図 (a)は上受け台の斜視図、(b)は下受け台の詳細図 (a)は図1のA−A断面図、(b)は同B−B断面図 同実施例の効果を説明する参考図 浮き止め治具の使用状態を示す説明図 浮き止め治具の使用状態を示す説明図
符号の説明
1 コンクリート型枠
2 上受け台
3 上端筋
3a 上主鉄筋
3b 上配力鉄筋
4 下端筋
4a 下主鉄筋
4b 下配力鉄筋
5 ボイド部材
5a 上面
5b 下面
5c 側面
5d 頂部
5e 角部
6 下受け台
11 補助筋
12 差し込み部材
12a 先端
12b 対向片
12c 基部
12d 固定箇所
13 ストッパ部材
14 浮き止め治具
F フラット面
R 弧状の周面

Claims (10)

  1. 中空スラブ構築用の型枠1内に上端筋3及び下端筋4をそれぞれ縦横に配設し、その上端筋3と下端筋4との間にボイド部材5を配設するボイド部材入り配筋構造において、
    隣接する上記上端筋3,3間に補助筋11を掛け渡し、その補助筋11に下向きに突出する差し込み部材12を設けて、差し込み部材12の先端12aを上記ボイド部材5の上面5aに差し込んだことを特徴とするボイド部材入り配筋構造。
  2. 隣接する上記下端筋4,4間に補助筋11を掛け渡し、その補助筋11に上向きに突出する差し込み部材12を設けて、差し込み部材12の先端12aを上記ボイド部材5の下面5bに差し込んだことを特徴とする請求項1に記載のボイド部材入り配筋構造。
  3. 上記補助筋11は上記上端筋3,3の上方又は上記下端筋4,4の上方に掛け渡されており、その補助筋11に上下方向に伸びる浮き止め治具14の上端を係止するとともにその下端を上記型枠1外へ突出させて、その型枠1外において、前記浮き止め治具14の下端を下方に引張ることにより、前記補助筋11を下方へ引き寄せて前記下端筋4又は前記上端筋3に対して動かないように固定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のボイド部材入り配筋構造。
  4. 上記差し込み部材12は、対の対向片12b,12bを基部12cで連結した断面コ字状を成し、前記基部12cを上記補助筋11に固定することにより、その対の対向片12b,12bの各先端12a,12aを上記ボイド部材5に差し込み可能としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のボイド部材入り配筋構造。
  5. 上記補助筋11の軸方向に沿って上記差し込み部材12を複数並列して設け、その並列する複数の差し込み部材12,12間に、その配設状態において上記ボイド部材5の上面5a又は下面5bに当接する軸状のストッパ部材13を、前記各差し込み部材12,12の先端12a,12aよりも根元側に固定したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のボイド部材入り配筋構造。
  6. 上記ボイド部材5は筒状を成し、上記並列する複数の差し込み部材12,12の先端12a,12aは、上記ボイド部材5の上面5a又は下面5bに形成した筒軸回りの弧状面Rに差し込まれるようになっており、上記ストッパ部材13は、前記弧状面Rの頂部5dに当接することを特徴とする請求項5に記載のボイド部材入り配筋構造。
  7. 上記ボイド部材5は、上記筒状に伸びる側面5cが上下方向のフラット面Fで構成されており、上記弧状面Rは上記上面5a又は下面5bの全面に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のボイド部材入り配筋構造。
  8. 請求項1乃至7に記載のボイド部材入り配筋構造とするための差し込み部材12であって、中空スラブ構築用の型枠1内に上端筋3及び下端筋4をそれぞれ縦横に配設し、その上端筋3と下端筋4との間にボイド部材5が配設されており、前記差し込み部材12は、隣接する前記上端筋3,3間、又は下端筋4,4間に掛け渡し可能な補助筋11と一体に設けられて、その掛け渡し状態においてその先端12aが前記ボイド部材5の上面5a又は下面5bに差し込み可能になっている差し込み部材。
  9. 請求項1に記載のボイド部材入り配筋構造とするための配筋方法であって、中空スラブ構築用の型枠1内に、下端筋4を縦横に配設するとともに、その下端筋4上にボイド部材5を配設し、その後、前記ボイド部材5上方の隣接する上端筋3,3間に下向きに突出する差し込み部材12を有する補助筋11を掛け渡してその差し込み部材12の先端12aを前記ボイド部材5の上面5aに差し込むことを特徴とするボイド部材入り配筋構造の配筋方法。
  10. 隣接する上記下端筋4,4間に、上向きに突出する差し込み部材12を有する補助筋11を掛け渡し、上記ボイド部材5は、その下面5bに前記差し込み部材12の先端12aを差し込んで配設することを特徴とする請求項9に記載のボイド部材入り配筋構造の配筋方法。
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