JP2007254917A - 塩化ビニル製手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 油性食品を取り扱った場合であっても、可塑剤の溶出が極めて少ない厚さ0.2mm未満の塩化ビニル製手袋を製造し得る新規な塩化ビニル系ペースト樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 塩化ビニル系ペースト樹脂100重量部に対し、平均分子量1600のポリエステル系可塑剤50〜80重量部と、2,2,4−トリメチル 1,3−ペンタジオールジイソブチレート(TXIB)60〜100重量部を配合した樹脂組成物を用い、厚さ0.1mmの塩化ビニル製手袋を製造した。
【選択図】 なし

Description

本発明は塩化ビニル製手袋に関し、詳しくは、食品加工や調理作業などに好適に用いることができる極薄手(厚さ0.2mm未満)の塩化ビニル製手袋と、その製造に好適に用いることができるペースト樹脂組成物に関する。
旧来から、塩化ビニル系ペースト樹脂に、可塑剤としてのフタル酸エステルなどを配合したペースト樹脂組成物で製造した塩化ビニル製の手袋が知られている。
この種塩化ビニル手袋を厚さ0.2mm未満の極薄手タイプの手袋として製造する場合、製造過程における加工性,作業性の確保、作業用手袋としての柔軟性,風合いなどの確保の為に、通常、塩化ビニル系ペースト樹脂100重量部に対し可塑剤が40重量部以上配合される。
ところで、近年において、フタル酸エステルは所謂環境ホルモンであることが疑われているため、非フタル酸エステル系の可塑剤への代替が望まれており、これに対応した各種の提案がなされている(例えば特許文献1、2など参照)。
特開2001−181978号公報 特開2001−342316号公報
しかし、非フタル酸エステル系可塑剤を含有した従来の塩化ビニル系ペースト樹脂組成物で製造された極薄手の手袋を用いて、食品加工や調理作業において油性食品を取り扱った場合、可塑剤等の溶出の虞れがあることが疑われている。よって、規定量のn−ヘプタン溶液に対する可塑剤溶出量が150ppm以下である塩化ビニル製手袋の提供が望まれている。
本発明はこのような従来事情に鑑みて成されたもので、その目的とする処は、油性食品を取り扱った場合であっても可塑剤の溶出が極めて少ない、厚さ0.2mm未満の塩化ビニル製手袋を提供することにある。また、本発明は、油性食品を取り扱った場合であっても可塑剤の溶出が極めて少なく、食品加工用や調理作業用としての厚さ0.2mm未満の手袋の製造に好適に用いることができる塩化ビニル系ペースト樹脂組成物を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明者等は、非フタル酸エステル系であって、耐油性、非移行性などに優れたポリエステル系可塑剤に着目し、塩化ビニル手袋用として一般的なポリエステル系可塑剤を配合した塩化ビニル系ペースト樹脂組成物を作製し、該樹脂組成物からなる塩化ビニル樹脂におけるn−ヘプタン溶液に対する可塑剤溶出量を測定したところ、150ppmを超える溶出が確認された。
そこで、本発明者等は、一般に用いられるポリエステル系可塑剤は平均分子量1000以下であり、塩化ビニルの分子の鎖に引っ掛かり難いため溶出し易く、より分子量の大きいポリエステル系可塑剤を用いれば可塑剤溶出量を抑制できるとの推定に基づき、さらに鋭意検討を行った。
その結果、平均分子量1500以上のポリエステル系可塑剤を配合した塩化ビニル系ペースト樹脂組成物を用いた場合、n−ヘプタン溶液に対する可塑剤溶出量を150ppm以下に抑制し得るとの新たな知見を得た。
しかし、平均分子量1500以上のポリエステル系可塑剤は粘度が高く、手袋製造時の加工性,作業性に劣ると共に、厚さ0.2mm未満の手袋とした場合、作業用手袋としての柔軟性,風合いに欠けるなどの問題があり、希釈剤(二次可塑剤)との併用が必要であるとの新たな問題が生じた。
ポリエステル系可塑剤用の希釈剤としては、この種分野で通常用いられるものが各種存在するが、製造後の手袋に残留した場合、油性物品との接触により溶出する虞れが残る。
この点を鑑み、本発明者等はさらに検討を続け、ポリエステルとの相溶性が良く、減粘性に優れ、手袋製造過程において大気中に揮発する2,2,4−トリメチル 1,3−ペンタジオールジイソブチレート(TXIB)と、平均分子量1500以上のポリエステル系可塑剤との併用により、前述の課題を達成し得るとの知見を得て、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る塩化ビニル製手袋は、少なくともポリエステル系可塑剤を含有した厚さ0.2mm未満〜0.1mmの塩化ビニル系樹脂膜からなる手袋であって、n−ヘプタン溶液に対する可塑剤溶出量が150ppm以下であることを特徴とする。
本発明において、「n−ヘプタン溶液に対する可塑剤溶出量が150ppm以下」であるとは、食品衛生法に規定される蒸発残留物試験法に準拠し、以下の溶出試験による可塑剤溶出量が150ppm以下であることを言う。
(溶出試験方法)
塩化ビニル製手袋から切り取った所望の大きさの塩化ビニル系樹脂膜を試料とし、該試料の表面積1cmにつき2mlの割合の浸出溶液(ヘプタン)を25℃に保ちながら、該浸出溶液中に前記試料を浸して1時間放置する。得られた試験溶液をナス型フラスコに移し、減圧濃縮して数mlとしたその濃縮溶液、及びそのフラスコをヘプタン約5mlずつで2回洗った洗液を、予め105℃で乾燥した蒸発皿に採り、水浴上で蒸発乾固する。次いで、105℃で2時間乾燥した後、デシケーター中で放冷する。冷後、秤量して蒸発皿の前後の重量差a(mg)を求め、次式により蒸発残留物の量を求めて可塑剤溶出量とする。
蒸発残留物(ppm)=((a−b)×1000)/試験溶液の採取量(ml)
但し、b:試験溶液と同量の浸出溶液について得た空試験値(mg)
前記ポリエステル系可塑剤は、平均分子量1500〜2500のポリエステル系可塑剤であることが好ましい。平均分子量1500未満のポリエステル系可塑剤を用いた場合、前記したように、可塑剤溶出量が150ppmを超えるため好ましくない。平均分子量2500を超えるポリエステル系可塑剤を用いた場合、厚さ0.2mm未満の極薄手手袋を製造する際の加工性に劣ると共に、極薄手の作業用手袋としての物性が劣るため好ましくない。
尚、本発明で用いるポリエステル系可塑剤は、重合により得られる高分子ポリエステルである。よって、本発明に係るポリエステル系可塑剤の分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GCP)法により測定したときの「数平均分子量」を示している。
本発明に係る塩化ビニル製手袋は、以下のペースト樹脂組成物により、厚さ0.2mm未満における通常の手袋製造方法で製造することができる。
すなわち、本発明に係るペースト樹脂組成物は、塩化ビニル製手袋の製造に通常用いられる周知の塩化ビニル系ペースト樹脂に、所定の可塑剤、希釈剤(二次可塑剤)を配合し、さらに、通常用いられる添加剤、例えば、増粘剤や減粘剤などの粘度調整剤、安定剤、顔料などを必要に応じて適量配合し、温度40℃における粘度400〜3000cpsのペースト樹脂組成物に調整され、通常の手袋製造工程に供される。
本発明に係る平均分子量(前記GCP法により測定した数平均分子量。以下同様)1500〜2500のポリエステル系可塑剤としては、例えば、大日本インキ化学工業社製の平均分子量1600のポリエステル系可塑剤「ポリサイザーW−1641−S」、その他のポリエステル系可塑剤を用いることができる。ポリエステル系可塑剤の配合割合は、得ようとする手袋の厚さと、前記した本発明の課題を考慮して、50重量部〜80重量部の範囲に選択される。
本発明に係る希釈剤(二次可塑剤)である2,2,4−トリメチル 1,3−ペンタジオールジイソブチレート(TXIB)としては、例えば、イーストマンケミカルジャパン社製のTXIB「イーストマンTXIB」、その他の希釈剤を用いることができる。希釈剤の配合量は、得ようとする手袋の厚さと、前記した本発明の課題を考慮して、60重量部〜100重量部の範囲に選択される。
このような配合で前記した粘度400〜3000cpsに調整された塩化ビニル系ペースト樹脂組成物で製造された塩化ビニル手袋は、油性物品を取り扱った場合の可塑剤溶出が極めて少なく、食品加工用、調理作業用の厚さ0.2mm未満、詳しくは厚さ0.1mmの所謂極薄手タイプの手袋として好適に供することができる。
本発明に係る塩化ビニル製手袋およびその製造用ペースト樹脂組成物は、塩化ビニル手袋の製造に通常用いる添加剤、例えば、増粘剤や減粘剤などの粘度調整剤、安定剤、顔料などを、前述した課題の達成に支障をきたさない範囲で適量配合することができる。
また、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)などのような減粘剤を配合した場合、前述した可塑剤、希釈剤の配合量を低減して粘度を所定範囲に調整することができるため好ましい。
以上説明したように、本発明に係る塩化ビニル製手袋は、油性食品を取り扱った場合であっても可塑剤の溶出が極めて少なく、且つ、所望の柔軟性や風合いを備えた極薄手(厚さ0.2mm未満)の手袋として、食品加工や調理作業用として好適に供することができる。
また、本発明に係るペースト樹脂組成物によれば、油性食品を取り扱った場合であっても可塑剤の溶出が極めて少なく、且つ、食品加工や調理作業用として要求される柔軟性や風合いを備えた極薄手の塩化ビニル手袋を製造することができ、しかも、手袋製造時の加工性,作業性に優れるなど、多くの効果を奏する。
以下、本発明の実施形態例を説明する。
(実施例)
塩化ビニル手袋の製造に通常用いられる塩化ビニル系ペースト樹脂として、新第一塩ビ社製のP−21(重合度1400)を用い、この塩化ビニル系ペースト樹脂100重量部に対し、ポリエステル系可塑剤としての「ポリサイザーW−1641−S」を50〜80重量部、希釈剤としての「イーストマンTXIB」を60〜100重量部、その他の添加剤としての安定剤(Ca/Zn系)、粘度調整剤(ヒュームドシリカ)を表1記載の割合で配合して、温度40℃における粘度が400〜3000cpsの範囲内である塩化ビニル系ペースト樹脂組成物を作製した。得られた塩化ビニル系ペースト樹脂組成物(試料No.1〜6)を用い、通常の方法により厚さ0.1mmの塩化ビニル手袋を製造した。
得られた各手袋に対し、可塑剤溶出量を前述の溶出試験により測定すると共に、物性及び加工性を後述する方法で測定、判定した。
一方、本発明の範囲外である下記配合の塩化ビニル系ペースト樹脂組成物(試料No.7〜9)を用い、実施例と同様の方法により厚さ0.1mmの塩化ビニル手袋を製造した。得られた各手袋に対し、実施例と同様の方法で可塑剤溶出量と物性を測定、判定した。結果を表中に記す。
(比較例1:試料No.7、8)
ポリエステル系可塑剤としての「ポリサイザーW−1641−S」の配合量を、本発明の規定範囲を外れるものとしたこと以外は、実施例と同様にして塩化ビニル系ペースト樹脂組成物を作製した。
(比較例2:試料No.9)
希釈剤として、塩化ビニル製手袋の製造に通常用いられるナフサNo.5(ポリエステルとの相溶性が悪い希釈剤)を用いたこと以外は、実施例と同様にして塩化ビニル系ペースト樹脂組成物を作製した。
(物性試験方法と判定基準)
厚さ0.1mmの所謂極薄手タイプの塩化ビニル製手袋に通常求められる物性として、ダンベル形試験片を用いて引張試験を行い、規定の試験片が100%伸びた時の引張荷重を試験片の厚みで割った値を求め100%モジュラス値とした。該値が、50kgf/cm以下であれば、極薄手手袋として十分柔らかいとし「良」と判定した。50kgf/cmを超えた場合は、極薄手手袋としては硬すぎると判断し、「否」と判定した。結果を表中に記す。
(加工性試験方法と判定基準)
ローター#4、回転数6rpmのBM型粘度計(トキメック社製)を用い、温度40℃でのペースト樹脂組成物の粘度を測定した。厚さ0.1mmの所謂極薄手タイプの塩化ビニル製手袋の製造における通常の粘度である400〜1000cpsの範囲内である場合は、製造時の加工性、取り扱い性に問題ないとして「良」と判定し、範囲外である場合は、製造時の加工性、取り扱い性に劣るとして「否」と判定した。結果を表中に記す。
Figure 2007254917
以上の結果から、厚さ0.1mmの塩化ビニル手袋の製造において、塩化ビニル系ペースト樹脂100重量部に対し、本発明に係る平均分子量のポリエステル系可塑剤50〜80重量部と、2,2,4−トリメチル 1,3−ペンタジオールジイソブチレート(TXIB)60〜100重量部を配合したペースト樹脂組成物を用いることが、本発明の課題に対し好ましいことが確認できた(試料No.1〜6)。
一方、可塑剤配合量が本発明の下限未満(45重量部)である場合、希釈剤を本発明の下限(60重量部)で配合しても極薄手袋としての加工性及び物性が劣り(試料No.7)、希釈剤を本発明の上限(100重量部)で配合しても極薄手袋としての物性が劣り(試料No.8)、何れも本発明の課題を達成し得ないことが確認できた。
また、可塑剤配合量が本発明の上限を超える(85重量部)場合、希釈剤を本発明の下限(60重量部)で配合しても極薄手袋としての加工性が劣り(試料No.9)、希釈剤を本発明の上限(100重量部)で配合すると可塑剤溶出量が150ppmを超え(試料No.10)、何れも本発明の課題を達成し得ないことが確認できた。
また、本発明で規定外の希釈剤(ポリエステルとの相溶性が悪い希釈剤)を配合する場合、ポリエステル系可塑剤との分離が生じるため30重量部が上限であり、このような配合の樹脂組成物を用いても、本発明の課題を達成し得ないことが確認できた(試料No.11)。
ところで、本発明に係る手袋は、塩化ビニル手袋を製造するための通常の方法によって製造することができる。
すなわち、手袋本体はこの種分野において周知の形態および構造で、例えば陶磁器または金属等からなる手型状に形成された成形型を所定の温度に調整した後、この成形型を塩化ビニル系ペースト樹脂組成物に1回浸漬して該成形型に塩化ビニル系ペースト樹脂を附着させる。そして、この成形型を引き上げてセミキュアーし、成形型の表面に手袋本体を成膜し、この後、これを表面処理剤溶液に再度浸漬して表面処理膜を形成する。
表面処理剤は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂の合成樹脂に所望な防菌剤・防カビ剤の一方または双方(防菌防カビ剤)を含有する、若しくはこれらに防臭剤を更に含有せしめた、温度30℃における粘度が10〜200cpsのエマルジョンタイプのもの、又はアルコール,メチルエチルケトン(MEK)系などの溶剤タイプのものであって、この表面処理剤に、前記した手袋本体としての成膜を有する成形型を再度浸漬して表面処理を施し、引き上げた後、予備乾燥、キュアー、冷却を順次行って、表面処理膜を形成する。
このようにして、成形型の表面に、手袋本体の成膜と表面処理膜を成形した後、この状態から反転離型することにより、手袋本体の内面に防菌剤・防カビ剤の一方または双方(防菌防カビ剤)を含有する若しくは更に防臭剤を含有する表面処理膜を備えた塩化ビニル手袋が形成される。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において各種の変更が可能であることは言うまでもない。

Claims (5)

  1. 少なくともポリエステル系可塑剤を含有した厚さ0.2mm未満〜0.1mmの塩化ビニル系樹脂膜からなる手袋であって、n−ヘプタン溶液に対する可塑剤溶出量が150ppm以下であることを特徴とする塩化ビニル製手袋。
  2. 前記ポリエステル系可塑剤が平均分子量1500〜2500のポリエステル系可塑剤であることを特徴とする請求項1記載の塩化ビニル製手袋。
  3. 塩化ビニル系ペースト樹脂100重量部に対し、平均分子量1500〜2500のポリエステル系可塑剤50〜80重量部と、2,2,4−トリメチル 1,3−ペンタジオールジイソブチレート(TXIB)60〜100重量部を配合したことを特徴とする塩化ビニル手袋製造用ペースト樹脂組成物。
  4. 安定剤、粘度調整剤、顔料のうちの何れか一種以上を含むことを特徴とする請求項3記載の塩化ビニル手袋製造用ペースト樹脂組成物。
  5. 温度40℃における粘度が400〜3000cpsであることを特徴とする請求項3または4記載の塩化ビニル手袋製造用ペースト樹脂組成物。
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