JP2007252654A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】センター飾り等のユニット役物が備える発光装置の発光態様を特異なものとすることにより、従来に比して斬新かつ印象深い照明効果が得られるように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機に、センター飾り23を備えさせ、さらに、遊技領域3aを形成する遊技盤3の前面に貼着されるセル板85と、上記センター飾り23に配設され、該センター飾り23周辺におけるセル板85の表面に向けて照射する特殊照明装置80と、を備えさせ、いわゆる間接照明のような従来にない新奇な態様を遊技者に提供する。
【選択図】図2
【解決手段】パチンコ機に、センター飾り23を備えさせ、さらに、遊技領域3aを形成する遊技盤3の前面に貼着されるセル板85と、上記センター飾り23に配設され、該センター飾り23周辺におけるセル板85の表面に向けて照射する特殊照明装置80と、を備えさせ、いわゆる間接照明のような従来にない新奇な態様を遊技者に提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは、ステージを有するセンター飾り等のユニット役物に照明装置を有する遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技盤下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技盤の中央部分に設けられた液晶等の画像表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
上述のような従来のパチンコ機において、遊技領域の中央部分にセンター飾りを備え、このセンター飾りの側部にワープ導入口を備え、このワープ導入口から入球した遊技球を始動チャッカー側に導くように転動させるステージを備えたものが存在する(特許文献2参照)。また、このようなパチンコ機を含めた一般的なパチンコ機では、センター飾りの上部や左右部等に発光ダイオード等を光源とした装飾型の発光装置を備えており、発光装飾や照明演出等を行わせることが常となっている。
ところで、上記特許文献2を含む一般的なパチンコ機において、センター飾り等に備えた発光装置は、発光装飾や照明演出等を行った際の該発光装置から発せられる照射光が、常に遊技を行っている遊技者に向って発せられるものとなっている。この際、該照射光は、分散、反射、屈折等をすることによって、遊技者以外の方向に向かうものもある程度生じ得るが、本来は遊技者に認知させることで装飾性を向上させるものであることから、当初から遊技盤の前面側、つまり略々遊技者に対して照射されるように設計・製造されることが常識となっている。
そこで本発明では、センター飾り等のユニット役物が備える発光装置の発光態様を特異なものとすることにより、従来に比して斬新かつ印象深い照明効果が得られるように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図6参照)、ユニット役物(23)を備えた遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技してなる遊技機(1)において、
前記遊技領域(3a)を形成する遊技盤(3)の前面に貼着されるセル板部材(85)と、
前記ユニット役物(23)に配設され、該ユニット役物(23)周辺における前記セル板部材(85)の表面に向けて照射する照明装置(80)と、を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
前記遊技領域(3a)を形成する遊技盤(3)の前面に貼着されるセル板部材(85)と、
前記ユニット役物(23)に配設され、該ユニット役物(23)周辺における前記セル板部材(85)の表面に向けて照射する照明装置(80)と、を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1及び図2参照)、前記照明装置(80)が、光を発する発光部(81)と、前記ユニット役物(23)と一体となるように配設されて該発光部(81)からの光を前記セル板部材(85)の表面に導くレンズ部(83)とを有し、
前記レンズ部(83)は、前記発光部(81)からの光により、遊技に係る絵柄を前記セル板部材(85)表面に結像させる透過型パターン部(86)を有してなる、
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
前記レンズ部(83)は、前記発光部(81)からの光により、遊技に係る絵柄を前記セル板部材(85)表面に結像させる透過型パターン部(86)を有してなる、
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図6参照)、前記照明装置(80)が、紫外線を主に照射するブラックライト(89)であり、
前記セル板部材(85)は、その表面に蛍光発光材料による絵柄(90)が塗着されてなる、
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
前記セル板部材(85)は、その表面に蛍光発光材料による絵柄(90)が塗着されてなる、
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、遊技機がユニット役物を備え、さらに、遊技領域を形成する遊技盤の前面に貼着されるセル板部材と、上記ユニット役物に配設され、該ユニット役物周辺におけるセル板部材の表面に向けて照射する照明装置と、を備えてなるので、セル板部材に照射した光を遊技者に視認させるような、いわゆる間接照明のような従来にない新奇な態様を実現することができると共に、ユニット役物周辺のセル板部材表面に光が照射されることによって、該ユニット役物の存在感や見た目の迫力等が増すこととなる。また、ユニット役物の周辺を光が囲んだ際には、該ユニット役物自身が拡大したような印象を与えることとなり、物理的な機構等を用いずとも、遊技者に対してユニット役物自体の見た目の大きさが変移するような視覚効果を与えることができる。
請求項2に係る本発明によると、照明装置が、光を発する発光部と、ユニット役物と一体となるように配設されて該発光部からの光をセル板部材の表面に導くレンズ部とを有し、レンズ部が、発光部からの光により、遊技に係る絵柄をセル板部材表面に結像させる透過型パターン部を有してなるので、セル板部材の表面に各種の絵柄や模様等を例えば影絵のように投影・結像させることができることにより、遊技者に対して従来に無い目新しく斬新な装飾態様を提供することができるものとなる。また、このような照明装置によって投影・結像させる絵柄や模様等と、当初からセル板部材の表面に描画しておく絵柄や模様等と、を互いに連係させることによって相乗効果を図り、遊技性や装飾性の向上を図ることができる。そして、透過型パターン部のデザインによっては、例えば、セル板部材の表面に火炎形状の所謂オーラの様な形状を無数に現出させることもでき、遊技者の高揚感を誘うような演出表示を実現することができる。
請求項3に係る本発明によると、照明装置が、紫外線を主に照射するブラックライトであり、セル板部材が、その表面に蛍光発光材料による絵柄が塗着されてなるので、セル板部材の表面に蛍光発光材料によって塗着された絵柄がブラックライトからの紫外線に反応して可視光となり、従来のパチンコ機では見受けられなかった発光表示を創出させることによって、装飾性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。なお、図1は、本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。また、後述する各実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、他の種別のパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
本実施形態におけるパチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置72(図4参照)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。
上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、遊技盤3を支持した形で筐体6に開閉可能に支持された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が、前扉7の遊技盤保持枠(図示せず)に対して開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設され、該遊技盤3の前面には絵柄やロゴ等が印刷されたセル板(セル板部材)85が貼着されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における上部左右には、スピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配設されている。また、図1中の符号14は、発射装置72によって打ち出された遊技球を遊技領域3aに案内するガイドレールを示している。また、本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口15に進入した遊技球をパチンコ機背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
そして、前扉7における遊技盤3の下方には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16には、該皿ユニット16上の遊技球を、皿ユニット16下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが設けられている。更に、皿ユニット16の左下方には灰皿21、及び遊技者参加ボタン(所謂チャンスボタン)22が配設されている。
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り(ユニット役物)23が配設されている。センター飾り23の左右下方には、それぞれ大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド70(図4参照)によって作動させられる。該始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての障害釘(図示せず)が打ち込まれている。
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
遊技領域3aには、センター飾り23の四方に風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側に、普通図柄作動ゲート32が配設されている。この普通図柄作動ゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球や、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
上記センター飾り23は、遊技盤3側に固定された画像表示装置35を露出する開口36を中央部に、ワープ導入口37を左上部に、該ワープ導入口37に連通する放出口4を左下部に、遊技球ステージSを開口36の下側に、球放出口49を該ステージSの中央下部にそれぞれ有している。また、ワープ導入口37の対向位置には、一対の障害釘39が打ち込まれている。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は該ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、上記「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
ついで、センター飾り23が有する特殊照明装置80について、図2を参照して説明する。図2は、特殊照明装置80について示すものであり、(a)は図1のA−A線に沿って断面した状態で示す断面図、(b)は(a)の矢印X方向から視認したセンター飾り23周辺を示す概略斜視図である。
すなわち、図2(a)に示すように、特殊照明装置(照明装置)80は、発光ダイオード(発光部)81(以下LED81という)と、反射板を兼ねた基板82と、レンズ部83とから構成されている。基板82は、その断面が略々くの字形状を呈しており、図1に示したセンター飾り23における左右側部の内部の上下方向、つまり図2に示すカマボコ形状を呈した断面の奥行き方向に延在するような板部材として配設されている。該基板82は、くの字の中央に位置する屈曲部から上方に反射板82aを有し、該反射板82aは、屈曲部から下方の支持部82bによって支持されている。
LED81は、上記基板82における反射板82aの斜め下向きの面上に、図2(a)の奥行き方向に複数が並ぶように配設されている(図2(b)参照)。LED81は、後述する演出制御手段64により発光制御され、その際の主な光の範囲が図2(a)に照射光L1として破線によって示されている。レンズ部83は、アクリル材料から形成され、図2(a)の斜線に示すように、センター飾り23における枠体の外側(図2(a)に示すセンター飾り23の右側部)に一体化した状態に形成されている。そして、該レンズ部83は、光源からの光が透過(又は通過)することによって、該光源とは逆側に絵柄、模様、文字等を投影・結像させるような、一般の写真フィルムの役割に近い透過型パターンであり、本実施の形態にあっては赤く湧き上がるような火炎形状のオーラ絵柄パターン(透過型パターン部)86が印刷により塗着されている。
ついで、本パチンコ機1の背面構造について図3を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
すなわち、図3に示すように、パチンコ機1の前扉7背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、サブ基板(サブ制御基板)38、主基板(主制御基板)40、及び払出し制御基板61がこの順に配置されている。また、前扉7背面における上部右方には、外部端子板62が取り付けられており、この外部端子板62の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び発射装置72用の発射制御基板63がこの順に配置されている。パチンコ機1の前扉7背面における左側部には、施錠装置13が配設されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図4に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
すなわち、本制御系は、遊技制御装置54と、該遊技制御装置54に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置11、画像表示装置35、発射装置72、及びLED81を備えている。
遊技制御装置54は、図3に示した主基板40やサブ基板38等から構成されている。主基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、サブ基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
遊技制御装置54は、入賞判定手段55、入賞信号出力手段56、抽選手段57、遊技制御手段59、保留手段60、作動制御手段61、作動判定手段62、作動決定手段63、演出制御手段64、及び表示制御手段65を備えている。
入賞判定手段55は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置72によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段56は、入賞判定手段55によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
抽選手段57は、入賞信号出力手段56からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
そして、抽選手段57は、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が画像表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。
また、抽選手段57は、大当たり抽選で通常当たりが当選した場合に、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。更に抽選手段57は、それぞれ、大当たり抽選で外れた場合に、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。
遊技制御手段59は、放音装置12、演出用照明装置11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、演出制御手段64に送る。また、遊技制御手段59は、予め設定された演出データや抽選手段57での抽選結果等に応じて、画像表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を表示制御手段65に送り、かつ特殊照明装置80を発光表示させる指令を演出制御手段64に送る。
保留手段60は、抽選手段57から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段60は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー27への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段60は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段61は、作動決定手段63の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段61は、アタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、抽選手段57での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段62は、始動チャッカー開閉ソレノイド70及びアタッカー開閉ソレノイド71を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド70にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、抽選手段57の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド71にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段63は、作動判定手段62からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71の作動開始をそれぞれに決定する。
演出制御手段64は、遊技制御手段59からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。また、演出制御手段64は、遊技制御手段59からの指令に応答して、特殊照明装置80におけるLED81を発光駆動させて遊技者の視覚に訴える演出を行う。
表示制御手段65は、遊技制御手段59からの信号に従って、画像表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
始動チャッカー開閉ソレノイド70は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。アタッカー開閉ソレノイド71は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
放音装置12は、演出制御手段64の制御に従ってスピーカー(図示せず)を駆動させ、演出に応じた効果音を発する。演出用照明装置11は、演出制御手段64の制御に従ってその内蔵する不図示の電飾ランプやLED等を発光駆動(点灯、点滅)させ、演出に応じた照明を行う。画像表示装置35は、表示制御手段65の制御に従って作動し、演出データや抽選手段57での抽選結果に応じた演出表示を行う。特殊照明装置80は、演出制御手段64の制御にしたがってLED81を駆動させ、演出に応じた発光駆動を行う。
次に、本パチンコ機1による作用について、図5のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置の作動で遊技球が所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口15から遊技盤3背面側に排出される。
遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球Baは、その一部がワープ導入口37から導入されて放出口4から遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向けて落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、始動チャッカー27の開口近辺に配設された不図示の障害釘への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。
一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球Baは、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球Baは、その落下方向が始動チャッカー27の開口近辺に配設された障害釘上を通過して入球し得る方向と異なったとしても、該障害釘の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、該障害釘に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することがある。
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球Baが入賞した場合、入賞判定手段55が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段56が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段60は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンに係る信号を、遊技制御手段59を介して表示制御手段65に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
そして、ステップS3にて、大当たり抽選で当選した場合には、抽選手段57が当たりフラグをオンすると、抽選手段57が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、画像表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
一方、ステップS3にて、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、画像表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段59が、画像表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段65に送信することに基づき、表示制御手段65は、画像表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
そして、上記ステップS5に示した抽選結果が大当たり確定である場合、作動制御手段61は、作動決定手段63の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
ここで、上記ステップS6のように大当りが確定された際には、画像表示装置35に大当りの抽選結果を表示動作させる旨の信号が遊技制御手段59から表示制御手段65へと送られると共に、特殊照明装置80に所定の演出動作をさせる旨の信号が遊技制御手段59から演出制御手段64へと送られる。これにより、表示制御手段65によって画像表示装置35が表示制御されると共に、演出制御手段64によって特殊照明装置80におけるLED81が発光制御されることとなる。
例えば、抽選手段57にて、「777」といった確変の変動パターンで大当り当選することが決まり、画像表示装置35において該大当り当選の結果表示が制御開始されたとする。この場合、該制御開始を契機として、演出制御手段64によってLED81の発光制御も開始される。該LED81の発光制御が開始されると、LED81及び反射板82aから図2(a)の破線に示されたような照射光L1が、センター飾り23の枠体に形成されたレンズ部83を介してセル板85の表面に向って照射される。そして、このレンズ部83には、オーラ絵柄パターン86が印刷されており、上記照射光L1は、図2(b)に示すように、該オーラ絵柄パターン86をセル板85の表面における領域幅Area1内に、オーラ絵柄87として投影又は結像することとなる。図1は、このオーラ絵柄87がセンター飾り23の左右側で表示されたものとなっている。これにより、遊技者は、センター飾り23の周囲に従来のパチンコ機では見たことのない奇抜で存在感のある発光演出を視認し、期待感をもちつつ当該抽選の結果の行方を見守るようになる。
そして、上記大当り抽選の結果(例えば「777」)が確定表示され、ステップS6に示したアタッカー5の開放状態となった際には、LED81は演出制御手段64によって約1秒間隔で点滅制御されるようになる。これにより、上記オーラ絵柄87がより目立つこととなり、遊技者の高揚感や達成感等を膨らませることで興趣性や遊技性等の向上にさらに寄与するものとなる。
つぎに、セル板85の表面に絵柄を投影・結像させる際の変形例を、図6を参照して説明する。図6は、特殊照明装置80の変形例について示すものであり、(a)は図1のA−A線に沿って断面した状態で示す断面図、(b)は(a)の矢印Y方向から視認したセンター飾り23周辺を示す概略斜視図である。なお、本変形例に係るパチンコ機1において、図1ないし図5と同一の符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
すなわち、図6に示すように本変形例では、その光源としてセンター飾り23内部の基板82に配設される、主に紫外線を照射させるための蛍光灯形状のブラックライト89を有している。このブラックライト89の光(図6の破線による照射光L2)は、センター飾り23の光透過性を有した枠体の外側(図6の右部側壁)を通過し、セル板85表面の領域幅Area2内に有効に照射される。該領域幅Area2には、無機蛍光体を含んだ蛍光発光材料によって火炎形状の所謂オーラを象ったオーラ絵柄(絵柄)90が塗着されている。このオーラ絵柄90に対し、ブラックライト89からの紫外線が当たって可視光が生じることによって、遊技者に装飾性の高い印象的な発光演出が提供されるものとなる。
なお、以上説明した本実施の形態においては、オーラ絵柄パターン86がレンズ部83に印刷にて塗着されているとして説明したが、オーラ絵柄87が投影・結像されるような
透過型のパターンとなっていればどのような態様であってもよく、レンズ部83自身に凹凸をなすように一体的に成型される形状パターンであってよいのは勿論である。
透過型のパターンとなっていればどのような態様であってもよく、レンズ部83自身に凹凸をなすように一体的に成型される形状パターンであってよいのは勿論である。
以上説明した本実施の形態におけるパチンコ機1は、センター飾り23を備え、さらに、遊技領域3aを形成する遊技盤3の前面に貼着されるセル板85と、上記センター飾り23に配設され、該センター飾り23周辺におけるセル板85の表面に向けて照射する特殊照明装置80と、を備えてなる。これにより、セル板85に照射した光を遊技者に視認させるような、いわゆる間接照明のような従来にない新奇な態様を実現することができると共に、センター飾り23周辺のセル板85の表面に光が照射されることによって、該センター飾り23の存在感や見た目の迫力等が増すものとなる。また、センター飾り23の周辺を光が囲んだ際には、該センター飾り23自身が拡大したような印象を与えることとなり、物理的な機構等を用いずとも、遊技者に対してセンター飾り23自体の見た目の大きさが変移するような視覚効果を与えることができるようになる。
また、特殊照明装置80は、LED81と、センター飾り23と一体となるように配設されて該LED81からの光をセル板85の表面に導くレンズ部83とを有し、レンズ部83が、LED81からの光により、遊技に係るオーラ絵柄87をセル板85表面に結像させるオーラ絵柄パターン86を有してなる。これにより、セル板85の表面に該オーラ絵柄87は勿論、他の各種の絵柄や模様等を例えば影絵のように投影・結像させることができるものとなり、遊技者に対して従来に無い目新しく斬新な装飾態様を提供することができるようになる。また、このようなオーラ絵柄87と、当初からセル板85の表面に描画しておく絵柄や模様等と、を互いに連係させることによって相乗効果を図り、遊技性や装飾性の向上を図ることもできるものとなる。
また、特殊照明装置80が、紫外線を主に照射するブラックライト89であり、セル板85が、その表面に蛍光発光材料によるオーラ絵柄90が塗着されてなるので、セル板85の表面に蛍光発光材料によって塗着されたオーラ絵柄90がブラックライト89からの紫外線に反応して可視光となり、従来のパチンコ機では見受けられなかった発光表示を創出させることによって、装飾性の向上を図ることができるようになる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
1 遊技機(パチンコ機)
3 遊技盤
3a 遊技領域
23 ユニット役物(センター飾り)
80 照明装置(特殊照明装置)
81 発光部(発光ダイオード、LED)
83 レンズ部
85 セル板部材(セル板)
86 透過型パターン部(オーラ絵柄パターン)
89 ブラックライト
90 絵柄(オーラ絵柄)
Ba 遊技球
3 遊技盤
3a 遊技領域
23 ユニット役物(センター飾り)
80 照明装置(特殊照明装置)
81 発光部(発光ダイオード、LED)
83 レンズ部
85 セル板部材(セル板)
86 透過型パターン部(オーラ絵柄パターン)
89 ブラックライト
90 絵柄(オーラ絵柄)
Ba 遊技球
Claims (3)
- ユニット役物を備えた遊技領域に遊技球を打ち出して遊技してなる遊技機において、
前記遊技領域を形成する遊技盤の前面に貼着されるセル板部材と、
前記ユニット役物に配設され、該ユニット役物周辺における前記セル板部材の表面に向けて照射する照明装置と、を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記照明装置は、光を発する発光部と、前記ユニット役物と一体となるように配設されて該発光部からの光を前記セル板部材の表面に導くレンズ部とを有し、
前記レンズ部は、前記発光部からの光により、遊技に係る絵柄を前記セル板部材表面に結像させる透過型パターン部を有してなる、
請求項1に記載の遊技機。 - 前記照明装置は、紫外線を主に照射するブラックライトであり、
前記セル板部材は、その表面に蛍光発光材料による絵柄が塗着されてなる、
請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006081576A JP2007252654A (ja) | 2006-03-23 | 2006-03-23 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006081576A JP2007252654A (ja) | 2006-03-23 | 2006-03-23 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007252654A true JP2007252654A (ja) | 2007-10-04 |
Family
ID=38627488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006081576A Pending JP2007252654A (ja) | 2006-03-23 | 2006-03-23 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007252654A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010259709A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10216305A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-18 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
JP2002210090A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-30 | Mrd:Kk | 遊技機のイルミネーション装置 |
JP2003180977A (ja) * | 2001-12-19 | 2003-07-02 | Toyomaru Industry Co Ltd | パチンコ機 |
-
2006
- 2006-03-23 JP JP2006081576A patent/JP2007252654A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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