JP2007252287A - 酵素水生成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】活性化液槽Tに酵素製剤を供給する手段KP,27と、活性化液槽に希釈水を供給する手段21,22と、希釈された酵素液を保温する温度制御手段16,17と、生成された酵素水を排出する管路38とを備え、活性化液槽Tの開口部を密閉状に閉鎖する蓋部材Tbを設け、活性化液槽T内の気相空間を活性化液槽外と連通させる通気管路50を設けた。
【選択図】図2
Description
また、特許文献1に記された酵素水生成装置では、活性化液槽の開口部を閉じる蓋部材が設けられているので微生物による酵素の生産に影響を及ぼすゴミなどが酵素水に混入することが阻止される。
前記酵素剤供給手段は、液状の酵素製剤が収納された酵素液容器を前記活性化液槽と連通させる管路部材と、前記管路部材を介して前記酵素液容器から前記活性化液槽に送り込まれる酵素製剤の量を設定する設定手段とを有する酵素水生成装置であって、
前記活性化液槽には前記活性化液槽の開口部を密閉状に閉鎖する蓋部材が設けられており、前記活性化液槽内の気相空間を前記活性化液槽外と連通させる通気管路が設けられている点にある。
図1は、酵素製剤Xを水道水で所定濃度に希釈して調製した酵素液を所定の温度に昇温−保温することで酵素水Wxを生成する酵素水生成装置Aと、この酵素水生成装置Aから排出された酵素水Wxを貯留するストックタンクBとで構成された酵素水供給システムを示す。尚、ここで酵素水を生成するとは、油脂分やタンパク質などの分解を助ける酵素を微生物によって大量に生産させる操作、或いは、生産された酵素を液槽内で活性化させる操作を指す。
ここでは酵素水生成装置Aは厨房内のテーブル3に設置されている。壁面4から突設された水道管5と酵素水生成装置Aとの間は金属製のフレキシブルホースからなる第1給水管路6で接続されており、水道管5と第1給水管路6との間には、酵素水生成装置Aへの水道水の供給路をハンドルによって手動で開閉可能な給水栓5Aが介装されている。酵素水生成装置Aで生成された酵素水はゴムホース等の排出管7(排出管路の一例)を介して送り出され、ストックタンクBに貯留される。
図2及び図3に示すように、活性化液槽Tは、透明樹脂を逆L字状に成形した容器である。給水手段Jは、前述した第1給水管路6から活性化液槽Tに水を供給する第2給水管路21と、この第2給水管路21の中間位置に配置した電磁弁22とを備えている。
酵素剤供給手段Kは、ボトル8に貯留された液状の酵素製剤Xを、ボトル8に挿入した吸引チューブ25(管路部材の一例)で吸い上げ、定容量ポンプKPで供給チューブ26に送り、微細な先端開口部を備えたノズル27から活性化液槽内に滴下する形態で供給する。このようにノズル27から活性化液槽内に供給した酵素製剤Xの量と、活性化液槽Tに貯留した水の量との体積比を混合率とする。
水位センサ15は、液槽カバーTbから下方に突設したロッド15Aに対して上下移動自在に外嵌したリング状のフロート15Bと、このフロート15Bに備えたマグネットの磁気によってON/OFF操作されるべくロッド15Aに固定されたリードスイッチ(図示せず)とを備えたフロート式センサからなる。
ストックタンクBは、上方に開放された単純な容器構造を有した樹脂成形物である。
活性化液槽T内で生成された酵素水が排出管38から排出され始めると、この排出によって活性化液槽T内に生じる負圧の大きさに応じて外気が吸気チューブ50を介して活性化液槽T内に進入するので、活性化液槽T内の気圧と、ケース10内における活性化液槽T外の気圧とが略等しく調整され、活性化液槽T内の負圧の上昇が抑制される。そのため、酵素剤供給手段Kのノズル27内に有る酵素製剤Xが活性化液槽T内の大きな負圧によって不用意に活性化液槽T内に滴下されることが防止される。その結果、酵素製剤Xが無駄に消費されること、酵素水に含まれる酵素の割合が変動すること、及び、本来は酵素製剤Xが満たされている筈のノズル27の先端付近に空気層が形成されるために、次回に供給される酵素製剤Xが不足する、等の事態が防止される。
尚、吸気チューブ50の他端はケース10の外部に開口しているので、活性化液槽T内で発生した水蒸気が後述する制御ユニット18などの諸部材に触れることが阻止される。
図2に示すように、操作パネル11には、スタートボタン51、ストップボタン52、電源ランプ53、複数のモニタランプ54、警報ランプ55、液晶ディスプレイ56、及び、複数の設定ボタン57が備えられている。
つまり、先ず、操作パネル11を介して取得した操作情報に基づいてスケジュールテーブル61に設定情報が保存される。スケジュールテーブル61には、酵素水生成装置Aで必要量の酵素水Wxを複数回に亘って生成して、ストックタンクBを目標貯留量に貯留し終える生成完了予定日時と、ストックタンクBに貯留される酵素水Wxの目標混合率と、ストックタンクBに貯留すべき酵素水Wxの目標貯留量が保存される。
このスケジュール管理部62は、スケジュールテーブル61から与えられる情報に基づいて、酵素水Wxの生成を開始する生成開始日時と、活性化液槽Tにおいて生成する酵素水Wxの酵素製剤Xの生成混合率と、活性化液槽Tでの生成回数とをセットする。
スケジュール管理部62は、酵素水Wxの生成を実行する生成処理実行部65に情報を与える。この生成処理実行部65は、活性化液槽Tに水を供給する水供給制御手段、混合制御手段、温度制御手段、及び排出制御手段を備えている。これら、水供給制御手段と混合制御手段と温度制御手段と排出制御手段とはソフトウエアで構成されているが、ハードウエアで構成することも可能であり、ソフトウエアとハードウエアとを組み合わせて構成しても良い。
また、この生成処理実行部65は、電磁弁22と電動モータ34とヒータ16と排出用電磁弁39とを駆動する信号を出力すると共に、水位センサ15と作動センサ37と温度センサ17とからの信号がフィードバックされる。
図6に示すように、活性化液槽T内の前記気相空間を活性化液槽T外と連通させるための細い吸気チューブ50に、活性化液槽T外から活性化液槽T内への気体の流れを許し、活性化液槽T内から活性化液槽T外への気体の流れを阻止するチェック弁50aを設けても良い。
B ストックタンク
X 酵素製剤
Wx 酵素水
T 活性化液槽
J 給水手段
F 床面
K 酵素製剤供給手段(設定手段)
L 排出機構
KP 定容量ポンプ(設定手段)
1 排水溝
2 グリストラップ
5 水道管
5A 給水栓
6 第1給水管路
8 ボトル(酵素液容器)
10 ケース
10H 貫通孔
11 操作パネル
15 水位センサ
16 ヒータ(温度制御手段)
17 温度センサ(温度制御手段)
18 制御ユニット
21 第2給水管路
22 電磁弁(切換弁)
25 吸引チューブ(管路部材)
26 供給チューブ(管路部材)
27 ノズル
34 電動モータ
50 吸気チューブ(通気管路)
50a チェック弁
51 スタートボタン
52 ストップボタン
53 電源ランプ
54 モニタランプ
55 警報ランプ
56 液晶ディスプレイ
57 設定ボタン
61 スケジュールテーブル
62 スケジュール管理部
64 カレンダー部
Claims (3)
- 活性化液槽と、前記活性化液槽に酵素を含む酵素製剤を供給する酵素剤供給手段と、前記活性化液槽に酵素製剤を希釈するための水を供給する給水手段と、前記活性化液槽内の酵素製剤が希釈された酵素液を一定の温度範囲に一定時間以上保温して酵素水を生成するための温度制御手段と、生成された酵素水を前記活性化液槽外に排出する排出管路とを備え、
前記酵素剤供給手段は、液状の酵素製剤が収納された酵素液容器を前記活性化液槽と連通させる管路部材と、前記管路部材を介して前記酵素液容器から前記活性化液槽に送り込まれる酵素製剤の量を設定する設定手段とを有する酵素水生成装置であって、
前記活性化液槽には前記活性化液槽の開口部を密閉状に閉鎖する蓋部材が設けられており、前記活性化液槽内の気相空間を前記活性化液槽外と連通させる通気管路が設けられている酵素水生成装置。 - 前記活性化液槽外から前記活性化液槽内への気体の流れを許し、前記活性化液槽内から前記活性化液槽外への気体の流れを阻止するチェック弁が前記通気管路に設けられている請求項1に記載の酵素水生成装置。
- 少なくとも前記活性化液槽と、前記設定手段と、前記温度制御手段とを収納する筐体が設けられており、前記通気管路は前記筐体に設けられた貫通孔を経て前記筐体外に開口している請求項1または2に記載の酵素水生成装置。
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