JP2007252311A - 酵素水生成装置 - Google Patents

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照人 岡
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昌秀 大上
Seiji Yamane
誠司 山根
Takuya Tsujita
拓也 辻田
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Abstract

【課題】酵素液容器内の澱が酵素液容器外に送り出され難い酵素水生成装置を提供する。
【解決手段】活性化液槽に酵素製剤を供給する手段と、酵素製剤の希釈水を供給する手段と、希釈された酵素液を保温して酵素水を生成する手段とを備え、酵素剤供給手段は、酵素製剤が収納された酵素液容器と、酵素液容器8Aを活性化液槽と連通させる管路部材25とを有し、酵素液容器8A内部の酵素製剤Xの液面の位置を検出する液位検出機構70として、酵素製剤の液位の変移に応じて上下移動するフロート71と、フロート71を検出するスイッチ76とを設け、フロート71に管路部材25の吸液側端部を設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、活性化液槽と、前記活性化液槽に酵素製剤を供給する酵素剤供給手段と、前記活性化液槽に酵素製剤を希釈するための水を供給する給水手段と、前記活性化液槽内の酵素製剤が希釈された酵素液を一定の温度範囲に一定時間以上保温して酵素水を生成するための温度制御手段とを備え、前記酵素剤供給手段は、液状の酵素製剤が収納された酵素液容器と、前記酵素液容器の内部を前記活性化液槽と連通させる管路部材と、前記管路部材を介して前記酵素液容器から前記活性化液槽に送り込まれる酵素製剤の量を設定する設定手段とを有し、さらに、前記酵素液容器内部の酵素製剤の液面の位置を検出する液位検出機構が設けられている酵素水生成装置に関する。
この種の酵素水生成装置としては、本発明に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記された酵素水生成装置は、活性化液槽(バイオ増殖タンク)と、活性化液槽に酵素製剤(酵素または微生物)を供給する酵素剤供給手段(酵素製剤槽及び点滴弁)と、前記活性化液槽に酵素剤を希釈または溶解するための水を供給する給水手段(給水管)と、活性化液槽内に配置されたヒータとを備えるので、適温で培養された微生物が生産した大量の酵素を含む酵素水を製造することができる。酵素剤供給手段は、活性化液槽の上方に設置された酵素液容器(酵素製剤槽)と、酵素液容器の底部から下方に延びた原液供給パイプとからなり、この原液供給パイプに原液点滴弁が設けられている。得られた酵素水を外食店などの厨房のグリストラップや床面などに散布すると、そこに溜まっている油脂分やタンパク質などの有機物を酵素の触媒作用を借りて効果的に分解させることができる。
また、酵素液容器の外側には、液位検出機構として、容器内部の酵素製剤の液面の位置をモニタするための下限センサが設けられているので、例えば、酵素液容器内の酵素製剤が完全に空になる前の酵素製剤を補充すべき適切な時期を知ることができる。
特開2000−325938号公報(段落番号0008、0010、図2)
しかし、特許文献1に記された酵素水生成装置では、管路部材の基端部が酵素液容器の底面に設けられた供給管に接続されており、酵素液容器の底面位置にある酵素製剤から先に供給されるので、酵素液容器の底面付近に澱(沈殿物)が有る場合、この澱が酵素製剤と共に酵素液容器から送り出される虞があった。澱は送り込まれる酵素製剤の量を設定する設定手段(点滴弁など)を詰まらせる、或いは、活性化液槽内で酵素製剤が発揮すべき本来の機能を阻害する等の障害を引き起こす虞があった。
本発明の目的は、上に例示した従来技術による酵素水生成装置の持つ前述した欠点に鑑み、酵素液容器内の澱が酵素液容器外に送り出され難い酵素水生成装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、活性化液槽と、前記活性化液槽に酵素製剤を供給する酵素剤供給手段と、前記活性化液槽に酵素製剤を希釈するための水を供給する給水手段と、前記活性化液槽内の酵素製剤が希釈された酵素液を一定の温度範囲に一定時間以上保温して酵素水を生成するための温度制御手段とを備え、
前記酵素剤供給手段は、液状の酵素製剤が収納された酵素液容器と、前記酵素液容器の内部を前記活性化液槽と連通させる管路部材と、前記管路部材を介して前記酵素液容器から前記活性化液槽に送り込まれる酵素製剤の量を設定する設定手段とを有し、さらに、前記酵素液容器内部の酵素製剤の液面の位置を検出する液位検出機構が設けられている酵素水生成装置であって、
前記液位検出機構は、前記酵素液容器内の酵素製剤の液位の変移に応じて上下移動するフロート部材と、前記フロート部材の近接を検出するスイッチ手段とを有し、前記フロート部材に前記管路部材の吸液側端部が取り付けられている点にある。
したがって、本発明の第1の特徴構成によれば、ユーザーは酵素液容器内の酵素製剤が残り少なくなった場合にこれを液位検出機構を介して遅滞無く認識できると共に、管路部材の吸液側端部の位置は常に液位検出機構を構成するフロート部材によって液面付近に維持されるので、もしも酵素液容器の底面付近に澱が有っても、この澱が酵素製剤と共に酵素液容器から送り出される虞が抑制される。
本発明の他の特徴構成は、前記管路部材の前記吸液側端部は、フロート部材の前記フロート部材の側面に横向き軸芯回りで回動自在に設けられたエルボ管の先端に連結されており、前記フロート部材の底面に前記エルボ管と連通した吸液孔が形成されている点にある。
すなわち、管路部材として可撓性のチューブを用いたとしても、酵素液容器内に位置する管路部材の姿勢によっては管路部材からフロート部材を押し上げる、或いは、沈み込ませるような応力が作用する可能性があるが、本構成であれば、管路部材からフロート部材に加えられる上下方向の応力が、フロート部材に対して回動自在なエルボ管の働きによって解放されるので、酵素液容器内に位置する管路部材のフロート部材が本来の液面位置に保持され易い。
本発明の他の特徴構成は、前記酵素製剤として、開口部を備えた容器本体と前記開口部に設けられた被接続部に連結されて前記開口部を閉鎖する蓋部材とからなる交換容器に収納されたものが用いられ、
前記酵素剤供給手段は、前記交換容器の前記被接続部と連結することで前記蓋部材の代わりに前記開口部を閉鎖可能な代用蓋部材を含み、
前記フロート部材は、前記代用蓋部材の内面から立設された棒状の案内手段に摺動変位可能に外嵌支持され、前記棒状の案内手段の一部に前記スイッチ手段が設けられている点にある。
本構成であれば、酵素水生成装置で酵素水を生成させるに当たって、酵素製剤を活性化液槽に供給するには、酵素製剤が入った交換容器を入手してその蓋部材を取り外し、容器本体の開口部に棒状の案内手段と管路部材の付いたフロート部材とを挿入しながら、容器本体の被接続部に、代用蓋部材を連結させるだけで事前準備が完了し、後は、酵素水生成装置を稼動させれば、予め決められた量の酵素製剤が設定手段によって活性化液槽に送り込まれ、水が供給され、保温が行われて、酵素水の生成が開始される。そして、酵素製剤の消費に伴って使用中の交換容器の酵素製剤が残り少なくなった場合には、代用蓋部材をフロート部材等と共に交換容器の容器本体から外し、酵素製剤が入っている新しい交換容器の容器本体に付け替えれば良い。すなわち、入手した交換容器の容器本体を酵素水生成装置の運転中における酵素製剤槽として用いるので、交換容器の内容物を別の槽に移し変える必要がなく、酵素製剤の新規装入や補充が簡単にできる。
また、補充に際しては、交換容器の口の狭い開口部を短時間(代用蓋部材を付け替えるための時間)開けておくだけで済むので、酵素製剤にゴミなどが進入する機会が格段に少なくなる。
さらに、用いる酵素製剤の組成などを略完全に変更したい場合も、代用蓋部材とフロート部材等を使用中の交換容器の容器本体から抜き取り、酵素製剤の内容が異なる別の交換容器の容器本体に付け替えるだけで済む。
以下に本発明による最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、酵素製剤Xを水道水で所定濃度に希釈して調製した酵素液を所定の温度に昇温−保温することで酵素水Wxを生成する酵素水生成装置Aと、この酵素水生成装置Aから排出された酵素水Wxを貯留するストックタンクBとで構成された酵素水供給システムを示す。尚、ここで酵素水を生成するとは、油脂分やタンパク質などの分解を助ける酵素を微生物によって大量に生産させる操作、或いは、生産された酵素を液槽内で活性化させる操作を指す。
この酵素水供給システムは、レストランなどの厨房において調理の廃物として発生する油脂分やタンパク質を分解処理するために用いられる。より具体的な使用形態としては、予め酵素水生成装置Aによって数回に分けて生成し、ストックタンクBに貯留しておいた酵素水Wxを、例えば厨房の業務が終了する時間帯に、柄杓(ひしゃく)などで油脂のこぼれた床面Fに散布する。床面Fに散布された酵素水Wxは排水溝1からグリストラップ2に流れ込む。床面Fやグリストラップ2に存在する油脂分やタンパク質は、酵素水Wxに含まれる酵素の触媒的作用によって分解され易くなることで、その後の処理が容易となる。
(酵素水生成装置)
ここでは酵素水生成装置Aは厨房内のテーブル3に設置されている。壁面4から突設された水道管5と酵素水生成装置Aとの間は金属製のフレキシブルホースからなる第1給水管路6で接続されており、水道管5と第1給水管路6との間には、酵素水生成装置Aへの水道水の供給路をハンドルによって手動で開閉可能な給水栓5Aが介装されている。酵素水生成装置Aで生成された酵素水はゴムホース等の排出管7を介して送り出され、ストックタンクBに貯留される。
図2に示すように、酵素水生成装置Aは、金属製のケース10の内部に配置された活性化液槽T、活性化液槽Tに水道水を供給する給水手段J、樹脂製のボトル8に収容された液状の酵素製剤Xを活性化液槽Tに滴下する酵素剤供給手段K(設定手段の一例)、及び、活性化液槽Tで生成された酵素水WxをストックタンクBに送り出す排出機構Lを備えている。また、活性化液槽Tの内部には液面のレベルを検知する水位センサ15と、活性化液槽T内の希釈された酵素液を加熱するヒータ16と、酵素液の温度を計測する温度センサ17とを備えている。ケース10の側部位置には酵素水生成装置Aによる酵素水Wxの生成プロセスを制御するための制御ユニット18が備えられている。また、金属製のケース10の外側には酵素水生成装置Aを操作するための操作パネル11が備えられている。
酵素製剤Xは、脂肪分解酵素としてのリパーゼ、タンパク質分解酵素としてのプロテアーゼ、澱粉分解酵素としてのアミラーゼという少なくとも三種類の酵素と、これらの酵素を生成する微生物とが含まれた液状物質である。尚、酵素製剤に用いる微生物としては、種々の発酵食品の製造、カビ駆除などに一般的に用いられている、バシラス・サプティリス、バシラス・コアギュランス、アスペルジルス・フラバス・オリザー、サッカロマイセス・セレヴィシェなどを適用可能である。この微生物は、酵素製剤X内において特に低温状態では休眠状態にあり、大量の水と共に40℃付近に保温されることにより活性化して酵素を生成する性質を有する。
ここでは、図6に示すように、上記の液状の酵素製剤Xとして、樹脂製の容器本体8Aと、容器本体8Aの開口部8Nを閉鎖する蓋部材8Bとからなる交換容器8に収納されたものが用いられ、このような交換容器8の複数本が予備の酵素製剤X(不図示)として常時保管されているものとする。開口部8Nは円筒状のネック状を呈し、このネックの外周には雄ネジ8sが形成されている。そして、蓋部材8Bは有底円筒状を呈し、その内周面には雄ネジ8sと螺合する雌ネジ8tが形成されている。
(酵素水生成装置の内部構成)
図2及び図3に示すように、活性化液槽Tは、透明樹脂を逆L字状に成形した容器である。給水手段Jは、前述した第1給水管路6から活性化液槽Tに水を供給する第2給水管路21と、この第2給水管路21の中間位置に配置した電磁弁22とを備えている。
酵素剤供給手段Kは、ボトル8に貯留された液状の酵素製剤Xを、ボトル8に挿入した吸引チューブ25(管路部材の一例)で吸い上げ、定容量ポンプKPで供給チューブ26に送り、微細な先端開口部を備えたノズル27から活性化液槽内に滴下する形態で供給する。このようにノズル27から活性化液槽内に供給した酵素製剤Xの量と、活性化液槽Tに貯留した水の量との体積比を混合率とする。
定容量ポンプKPはシリンダポンプであり、縦向き姿勢のシリンダ30と、シリンダ30の内部に摺動自在に内嵌されたピストン31と、ピストン31を上下方向に往復移動させるアクチュエータ32とからなる。シリンダ30の上端には、吸引側のチェック弁33aと吐出側のチェック弁33bとが分岐管を介して接続されており、吸引側のチェック弁33aには吸引チューブ25の排出側の端部が接続され、吐出側のチェック弁33bには供給チューブ26の一端が接続されている。アクチュエータ32は、電動モータ34と、電動モータ34の水平な出力軸34Aに対して偏芯した位置に固定された操作軸35と、操作軸35とピストン31の下端部31aとを連結する連結プレート36とからなる。連結プレート36は、連結軸35の公転運動をピストン31の上下方向の往復運動に変換する。また、プレート36の上下位置に基づいてピストン31が上死点にある状態を検出する作動センサ37が備えられている。
排出機構Lは、活性化液槽Tの底部付近に接続された排出管38と、この排出管38の中間に配置した排出用電磁弁39とからなる。
水位センサ15は、活性化液槽Tの液槽カバーTbから下方に突設したロッド15Aに対して上下移動自在に外嵌したリング状のフロート15Bと、このフロート15Bに備えたマグネットの磁気によってON/OFF操作されるべくロッド15Aに固定されたリードスイッチ(図示せず)とを備えたフロート式センサからなる。
ヒータ16は、通電に基づいてジュール熱を発する発熱体とこれを被覆または収納するU字状の金属チューブとからなる構造を有し、液槽カバーTbに懸架されている。温度センサ17はサーミスタ等を収容したロッド状の構造を有し、やはり液槽カバーTbに懸架されている。
ストックタンクBは、上方に開放された単純な容器構造を有した樹脂成形物である。
(酵素剤供給手段K)
図5に示すように、酵素剤供給手段Kは、前述した定容量ポンプKP(設定手段の一例)と吸引側のチェック弁33aに接続された吸引チューブ25(管路部材の一例)の他に、吸引チューブ25の一部に係止された代用蓋部材48を含む。代用蓋部材48は、交換容器8の蓋部材8Bと類似の有底円筒状を呈する。代用蓋部材48の内周面には蓋部材8Bの雌ネジ8tと同様の、言い換えれば、交換容器8の雄ネジ8sと螺合可能な雌ネジ48tが形成されている。また、代用蓋部材48の底部には、吸引チューブ25を挿通させるための円形の貫通孔48Hが形成されており、この貫通孔48Hは吸引チューブ25の外径を十分に越える内径を備えている。
この酵素水生成装置Aでは、酵素製剤Xが入った交換容器8の蓋部材8Bを取り除き、代わりに吸引チューブ25が挿通された代用蓋部材48を容器本体8Aに連結することで、この容器本体8Aがそのまま、酵素製剤Xが収納された酵素液容器として用いられる。
また、酵素水生成装置Aには、容器本体8A内における酵素製剤Xの液位を検出する液位検出機構70が設けられている。図6に示すように、液位検出機構70は、容器本体8A内に収納されて、酵素製剤の液位の変移に応じて上下移動するリング状のフロート部材71を有する。このフロート部材71は、代用蓋部材48の内面から下方に立設された直線状の案内ロッド75(案内手段の一例)に摺動自在に外嵌されている。フロート部材71の内部には永久磁石71mが配置されており、案内ロッド75の下端には永久磁石71mから発生している磁界によってフロート部材71の近接状態を検知するリードスイッチ76(スイッチ手段の一例)が設けられている。尚、リードスイッチ76は案内ロッド75に対して摺動可能に外嵌されているので、リードスイッチ76の高さを適宜変更することができる。
フロート部材71の側面には、小型のエルボ管72の一端が横向き軸芯X回りで回動自在に支持されており、エルボ管72の他端に吸引チューブ25の先端が外嵌接続されている。また、フロート部材71の底面にはエルボ管72と連通した吸液孔71aが形成されている。
酵素水生成装置Aによる酵素水の生成を開始する際には、先ず、酵素製剤Xが入っている交換容器8の容器本体8Aから蓋部材8Bを取り外し、次に、吸引チューブ25が接続されたフロート部材71を案内ロッド75と共に容器本体8Aに挿入し、代用蓋部材48を開口部8Nに押し当て、代用蓋部材48の底面が開口部8Nの上端に押し付けられるまで容器本体8Aを回転させる。これによって、代用蓋部材48の雌ネジ48tを開口部8Nの雄ネジ8sに確実に螺合させ、代用蓋部材48によって開口部8Nを閉鎖することができる。
定容量ポンプKPが駆動されると、ピストン31の下方向きの移動によって容器本体8A内の酵素製剤Xが吸引チューブ25を介してシリンダ30内に吸引され、引き続きピストン31の上方向きの移動によってシリンダ30内の酵素製剤Xが吸引チューブ25及び供給チューブ26を介してノズル27から活性化液槽T内に供給される。
酵素水の生成が進められて、容器本体8A内の酵素製剤Xが空になる乃至は残り少なくなると、リードスイッチ76がフロート部材71の近接を検知し、後述する警報ランプ55、液晶ディプレイ56等によって酵素製剤が残り少ないことがユーザーに告知される。酵素製剤を補充する際には、代用蓋部材48を案内ロッド75などと共に容器本体8Aから取り外して、新たな酵素製剤Xが十分に入っている別の交換容器8の容器本体8Aから蓋部材8Bを取り外し、再び、代用蓋部材48と案内ロッド75などをこの新規の容器本体8Aに接続するだけで、酵素製剤Xの補充が完了する。組成の異なる別の酵素製剤Xに切り換えたい場合も、同様の手順で良い。
(酵素水生成装置の制御構成)
図2に示すように、操作パネル11には、スタートボタン51、ストップボタン52、電源ランプ53、複数のモニタランプ54、警報ランプ55、液晶ディスプレイ56、及び、複数の設定ボタン57が備えられている。
酵素水生成装置Aによる酵素水の生成を行う際には、先ず、電源が投入されていることを電源ランプ53の点灯で確認した状態で、操作パネル11の複数の設定ボタン57を操作して生成スケジュールを設定する操作を行う。この操作の際には、液晶ディスプレイ46で設定内容を確認しながら設定し、スタートボタン51を操作することで制御が開始され、ストップボタン52を操作することで制御が停止する。尚、エラーが発生した場合には警報ランプ55が点灯して制御が中断または停止される。
図4に示すように、制御ユニット18は、操作パネル11との間に信号のアクセス系が形成され、給水用の電磁弁22、酵素製剤供給用の電動モータ34、酵素水排出用の電磁弁39を駆動する信号系が形成され、水位センサ15、温度センサ17、液位検出機構70のリードスイッチ76および作動センサ37からの各検出信号が入力される信号系、ヒータ16に電力を供給する電力系が形成されている。
制御ユニット18はマイクロプロセッサ(図示せず)を備え、酵素水Wxを生成する処理はソフトウエアによって実現される。
つまり、先ず、操作パネル11を介して取得した操作情報に基づいてスケジュールテーブル61に設定情報が保存される。スケジュールテーブル61には、酵素水生成装置Aで必要量の酵素水Wxを複数回に亘って生成して、ストックタンクBを目標貯留量に貯留し終える生成完了予定日時と、ストックタンクBに貯留される酵素水Wxの目標混合率と、ストックタンクBに貯留すべき酵素水Wxの目標貯留量が保存される。
また、スケジュールテーブル61に保存された設定情報を参照して酵素水Wxの生成処理を管理するスケジュール管理部62が備えられている。スケジュール管理部62にはカレンダー部64から現在の日時情報が与えられる。
このスケジュール管理部62は、スケジュールテーブル61から与えられる情報に基づいて、酵素水Wxの生成を開始する生成開始日時と、活性化液槽Tにおいて生成する酵素水Wxの酵素製剤Xの生成混合率と、活性化液槽Tでの生成回数とをセットする。
具体的に説明すると、前記生成開始日時は、実質的に空のストックタンクBを目標貯留量にするのに必要な量の酵素水Wxを生成するために、活性化液槽Tで酵素水Wxを繰り返して生成する生成回数を求め、この回数の生成を行うために必要な時間を算出し、このように算出した時間をスケジュールテーブル61に保存された生成完了日時から逆算して求めた情報である。本実施形態では、酵素水生成装置Aによる酵素水の1回当たりの標準生成量が約4L(リットル)で、ストックタンクBの満杯時容量が約40L(リットル)なので、目標貯留量をこの満杯状態に設定した場合、生成回数は40L/4L=10回となる。
スケジュール管理部62でセットされた生成混合率は、活性化液槽Tに供給される酵素製剤Xの量と対応するものであり、本実施形態では、常にストックタンクBが空の状態から生成を開始する使用形態を前提とするので、ストックタンクBに貯留させようとする酵素水Wxの目標混合率を生成混合率として設定して酵素水Wxを生成することになる。
スケジュール管理部62は、酵素水Wxの生成を実行する生成処理実行部65に情報を与える。この生成処理実行部65は、活性化液槽Tに水を供給する水供給制御手段、混合制御手段、温度制御手段、及び排出制御手段を備えている。これら、水供給制御手段と混合制御手段と温度制御手段と排出制御手段とはソフトウエアで構成されているが、ハードウエアで構成することも可能であり、ソフトウエアとハードウエアとを組み合わせて構成しても良い。
また、この生成処理実行部65は、電磁弁22と電動モータ34とヒータ16と排出用電磁弁39とを駆動する信号を出力すると共に、水位センサ15と作動センサ37と温度センサ17とからの信号がフィードバックされる。
〔別実施形態〕
エルボ管72の代わりに、フロート部材71の側面にフロート部材71の底面の吸液孔71aと連通した蛇腹状のフレキシブル管(不図示)を取り付け、このフレキシブル管の先端に吸引チューブ25を接続しても良い。
酵素水供給システムの斜視図 酵素水生成装置の縦断正面図 酵素水供給システムの制御系の概要を示す図 処理形態の概要を模式的に示す図 酵素水生成装置の要部の縦断正面図 酵素製剤が入った交換容器と液位検出機構を示す斜視図
符号の説明
A 酵素水生成装置
B ストックタンク
X 酵素製剤
Wx 酵素水
T 活性化液槽
J 給水手段
F 床面
K 酵素製剤供給手段
L 排出機構
KP 定容量ポンプ
1 排水溝
2 グリストラップ
5 水道管
5A 給水栓
6 第1給水管路
8 ボトル(交換容器)
8A 容器本体
8B 蓋部材
8N 開口部
10 ケース
10H 貫通孔
11 操作パネル
15 水位センサ
16 ヒータ
17 温度センサ
18 制御ユニット
21 第2給水管路
22 電磁弁
25 吸引チューブ(管路部材)
26 供給チューブ
27 ノズル
34 電動モータ
48 代用蓋部材
48H 貫通孔
51 スタートボタン
52 ストップボタン
53 電源ランプ
54 モニタランプ
55 警報ランプ
56 液晶ディスプレイ
57 設定ボタン
61 スケジュールテーブル
62 スケジュール管理部
64 カレンダー部
70 液位検出機構
71 フロート部材
72 エルボ管
76 リードスイッチ(スイッチ手段)

Claims (3)

  1. 活性化液槽と、前記活性化液槽に酵素製剤を供給する酵素剤供給手段と、前記活性化液槽に酵素製剤を希釈するための水を供給する給水手段と、前記活性化液槽内の酵素製剤が希釈された酵素液を一定の温度範囲に一定時間以上保温して酵素水を生成するための温度制御手段とを備え、
    前記酵素剤供給手段は、液状の酵素製剤が収納された酵素液容器と、前記酵素液容器の内部を前記活性化液槽と連通させる管路部材と、前記管路部材を介して前記酵素液容器から前記活性化液槽に送り込まれる酵素製剤の量を設定する設定手段とを有し、さらに、前記酵素液容器内部の酵素製剤の液面の位置を検出する液位検出機構が設けられている酵素水生成装置であって、
    前記液位検出機構は、前記酵素液容器内の酵素製剤の液位の変移に応じて上下移動するフロート部材と、前記フロート部材の近接を検出するスイッチ手段とを有し、前記フロート部材に前記管路部材の吸液側端部が取り付けられている酵素水生成装置。
  2. 前記管路部材の前記吸液側端部は、フロート部の前記フロート部材の側面に横向き軸芯回りで回動自在に設けられたエルボ管の先端に連結されており、前記フロート部材の底面に前記エルボ管と連通した吸液孔が形成されている請求項1に記載の酵素水生成装置。
  3. 前記酵素製剤として、開口部を備えた容器本体と前記開口部に設けられた被接続部に連結されて前記開口部を閉鎖する蓋部材とからなる交換容器に収納されたものが用いられ、
    前記酵素剤供給手段は、前記交換容器の前記被接続部と連結することで前記蓋部材の代わりに前記開口部を閉鎖可能な代用蓋部材を含み、
    前記フロート部材は、前記代用蓋部材の内面から立設された棒状の案内手段に摺動変位可能に外嵌支持され、前記棒状の案内手段の一部に前記スイッチ手段が設けられている請求項1または2に記載の酵素水生成装置。
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