JP2007251646A - 監視システム、集信装置および映像蓄積配信装置 - Google Patents
監視システム、集信装置および映像蓄積配信装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】通常時において、監視カメラの各映像をイベント前映像として一次蓄積映像DBに蓄積しておき、イベント発生時において、そのイベントに対応する監視カメラのライブ映像をイベント後映像としてイベント後再生時間を指定して蓄積映像DBに蓄積し、ライブ映像の蓄積後で、任意の監視端末がイベントIDを指定した場合において、集信装置が一次蓄積映像DB蓄積されているイベント前映像の設定したイベント前再生時間分を蓄積監視装置に配信し、このイベント前映像と蓄積映像DBに蓄積されているイベント後映像を、イベント発生時刻を境に切り替えて連続したストリームにして監視端末に配信する。
【選択図】図1
Description
この実施の形態1では、監視先でイベントが発生していない通常状態にある時に監視映像をイベント発生前の映像(以下、イベント前映像とする)として蓄積していき、イベントが発生した場合にはその後のライブ映像を監視端末で閲覧できるようにすると同時に、そのライブ映像をイベント発生後の映像(以下、イベント後映像とする)として蓄積しておき、その後、任意の監視端末からの要求に応じて蓄積されたイベント前後の映像を閲覧できるようにすることについて説明する。
ここでは、以下映像を主体とした蓄積、配信について説明するが、音声等の他のメディアについても同様であるものとする。映像はMPEG−4 Simple Profileを例にして説明する。また、映像の配信については、例えばIETF(Internet Engineering Task Force)のRFC3550で規定されているRTP(Real-Time Transport Protocol)を用い、MPEG−4ペイロード形式はIETFのRFC3016を用いる。ビデオ配信制御については、主にIETFのRFC2326で規定されているRTSP(Real Time Streaming Protocol)を用いた方式について説明を行う。
この監視システムでは、複数の監視先にそれぞれ監視カメラC1〜Cn(n≧1)とイベント発生装置E1〜En(n≧1)が設置されている。監視カメラC1〜Cnとイベント発生装置E1〜Enは、カメラネットワーク8を介して集信装置3に接続されている。また、集信装置3は、一次蓄積映像DB(一次蓄積映像データベース)4に接続されており、ネットワーク5を介して監視センタ6に接続されている。監視センタ(監視センタ装置)6は、映像蓄積配信装置1、蓄積映像DB(蓄積映像データベース)2および複数の監視端末T1〜Tm(m≧1)を備えている。なお、ネットワーク5,8には、例えばIPネットワークが使用されるが、カメラネットワーク8は必ずしもIPネットワークである必要はなく、接続により映像データが送信できればどのようなものを使用してもよい。なお、図1の例は、監視カメラ、イベント発生装置、一次蓄積映像DBおよび集信装置から成る一つの監視先グループ(監視先グループ装置)について示しているが、同様な組み合わせの他の監視先グループが存在する場合には、同様にネットワーク5を介して監視センタ6に接続されるものとする。
なお、この例の監視システムに接続されている機器は、時刻サーバあるいはGPS等により時刻同期されているものとする。
先ず、各監視カメラからの映像の一次蓄積、イベント発生後のライブ映像の閲覧、およびそのイベント発生後の映像の蓄積について説明する。これらの一連動作は図2に表される。
監視カメラC1〜Cnでは、それぞれの監視対象となる領域を撮影し、その映像信号をデジタル化してMPEG−4に符号化した後、RTPパケット化された映像データに生成し、カメラネットワーク8を介して予め登録された集信装置3に対して送信する。集信装置3では、イベントが発生していない通常時において、受信した監視カメラC1〜Cnからの映像データを、それぞれファイル化してRTPパケットに生成して順次に一次蓄積映像DB4の個別のリングバッファに蓄積していく。
映像受信許可が与えられた監視端末Tyでは、イベント発生後に送られてくるライブ映像を受信復号して表示手段で再生する。この受信したライブ映像の再生は、受信開始から予め設定された一定時間経過するまでの間、あるいは受信開始から映像停止ボタンがユーザインタフェースで押下される時点まで行われる。このことにより、イベント発生後の監視対象の領域の現状を把握することができる。
一方、映像蓄積配信装置1では、集信装置3から再送されたイベント発生後のライブ映像を受信すると、予め設定されたイベント後再生時間分だけ蓄積映像DB2に蓄積する。これにより、蓄積映像DB2には、一次蓄積映像DB4へ蓄積されているイベント前映像に対応するイベント後映像が蓄積されたことになる。
一定量のイベント発生後の映像が蓄積映像DB2に蓄積され、かつ監視端末Tyがライブ映像の再生を終了した場合、集信装置3に対して映像蓄積配信装置1から送信終了通知が与えられる。送信終了通知を受信すると、集信装置3では、上記イベントに関連した監視カメラからの映像の一次蓄積のための受信を再開する。しかし、この時、一次蓄積映像DB4において、イベント発生前の一定時間の映像が蓄積されているブロックに対してファイルのロックを行って、上書き不可としておく。
ライブ再生終了後、監視端末T1〜Tmの一台(Tyとする)において、ユーザが発生イベントの一つの閲覧を選択したとする。この場合の選択は、これまでの発生イベントのライブ映像閲覧に関してイベントデータ発生通知を保存しているので、そのイベントIDを指定して用いて行うことになる。監視端末Tyは、この選択されたイベントIDに関する蓄積映像送信要求を映像蓄積配信装置1に対して送信する。
映像蓄積配信装置1では、受信した蓄積映像送信要求を、イベントIDに対応する監視カメラの映像を管理する集信装置3に対して送信する。このときの蓄積映像送信要求には、要求するイベント前映像に対して、イベント発生時刻から予め設定されたイベント前再生時間分前の時刻が読み出し開始時刻(または送信開始時刻)として指定される。
集信装置3では、映像蓄積配信装置1から蓄積映像送信要求を受信すると、一次蓄積映像DB4に蓄積されている該当イベントに対応した監視カメラからのイベント前映像のデータを指定され時刻から読み出して、映像蓄積配信装置1へ送信する。この場合の送信は、指定され時刻からイベント発生時刻までの長さ分のストリーミングで行い、蓄積されているRTPタイムスタンプのタイミングで送信される。
以上のように、映像蓄積配信装置1が、集信装置3側と映像蓄積配信装置1側にそれぞれ蓄積されている発生イベントに関するイベント前映像とイベント後映像の切り替えをシームレスにとなるようにして配信しているため、蓄積映像の閲覧機能に限れば、監視装置TyはRTSPに対応したMPEG−4を復号可能な一般的な再生装置であれば特に特別な機能は無くてもよく、映像蓄積配信装置1にアクセスするだけでシームレスに蓄積映像を閲覧することが可能である。
(1)イベント発生装置E1〜En
イベント発生装置E1〜Enは、周囲の条件等に応じてイベントを発生する装置であり、例えば温度センサを搭載しており、温度が設定されている閾値以上になった場合にイベントを発生するものである。また、イベント発生装置の他の例として、人感センサを搭載し、感知領域に入った人間を感知するとイベントを発生させるものもあり、映像変化を分析して異常を検出する監視カメラと一体化したものもある。イベント発生装置E1〜Enでは、イベントが発生すると予め設定されている映像蓄積配信装置1のアドレスとポート番号に対して、ネットワーク8,5を介して、図4に示すような構成のイベントデータを送信する。このイベントデータの構成は、イベント発生装置ID300、イベント種別ID301、イベント発生時刻302、付属データ303等を含んでいる。イベント発生装置ID300にはイベントを発生させた装置のIDが格納される。イベント種別ID301には、発生したイベントの種類を示すIDが格納される。イベント発生時刻302には、イベントの発生した日時が格納される。付属データ303には、イベント種別ID301ごとに格納されるデータ内容が規定されており、例えば高温イベントであれば、イベント発生させた際の温度の情報が格納される。
集信装置3は、図5に示すように、DB入力部(データベース入力部)101、リクエスト送受信部102、再送信部103、蓄積ストリーム送信部104、カメラ属性DB(カメラ属性データベース)160、受信部R1〜Rn(n≧1)およびファイルデータ化部F1〜Fn(n≧1)を備えている。
(2−1)イベントが発生していない通常時における監視カメラC1〜Cn毎の映像データを一次蓄積する際の詳細動作
受信部R1〜Rnは、常時、監視カメラC1〜Cn毎の映像データを受信する。これら受信部R1〜Rnには、それぞれが受信対象とする監視カメラのカメラIDが割り当てられており、予め登録されているポート番号で映像のRTPパケットを待ち受けている。受信部R1〜Rnは、先頭パケットが到着すると、その受信時刻(日付及び時刻)を蓄積開始時刻とし、蓄積開始時刻をファイルデータ化部F1〜Fnに出力すると共に、受信したRTPパケットを次々にファイルデータ化部F1〜Fnに出力する。また、受信部R1〜Rnは、RTPパケットの順序の入れ替わり等の補正を内部に有するバッファを用いて行っている。
イベントが発生した際、映像蓄積配信装置1からライブ映像送信要求がある。ここで、ライブ映像送信要求は、DESCRIBEリクエスト、SETUPリクエスト、PLAYリクエストとこれらのリクエストに対するそれぞれの応答からなる。
リクエスト送受信部102では、イベント発生直後に映像蓄積配信装置1からDESCRIBEリクエストを受信した場合、カメラ属性DB160を検索し、リクエストされた監視カメラの属性情報を抽出する。カメラ属性DB160には、各監視カメラの属性情報がSDP(Session Description Protocol)のメディア記述の形式で格納されている。リクエスト送受信部102では、抽出したSDPのメディア記述をSDPのメディア部分に格納することで監視カメラに対応した映像の属性情報を生成する。MPEG−4の場合、主に格納される情報としてはプロファイルレベルIDとDCI(Decoder Configuration Information:MPEG−4規格ISO/IEC14496−2AnnexKに定義)となる。リクエスト送受信部102は、抽出した監視カメラの属性情報をSDPにより格納するDESCRIBE応答を映像蓄積配信装置1に送信する。
また、リクエスト送受信部102は、DESCRIBE応答を送信することで映像蓄積配信装置1から送信されるSETUPリクエストを受信すると、予めカメラ毎に決められた送信先のマルチキャストアドレスと、ポート番号を検索し、その情報をSETUP応答に格納して映像蓄積配信装置1に対して送信する。さらに、リクエスト送受信部102では、SETUP応答を送信することで映像蓄積配信装置1から送信されるPLAYリクエストを受信すると、再送信部103のスレッドを生成し、PLAYリクエストの内容である、送信対象とするカメラ番号および送信先のマルチキャストアドレスとポート番号を再送信部103に通知する。なお、再送信部103は、リクエストが同時に複数発生した場合には複数起動し、複数の送信先(監視端末)への再送信を行うものとする。
なお、一次蓄積のための受信を再開する時にイベント発生前の一定時間の映像が蓄積されているブロックのファイルをロックしているが、別の方法として、イベント専用のリングバッファや他の専用の記憶手段を設け、そこにイベント発生前の一定時間の映像を移し替えておいて、読み出せるようにしてもよい。
イベント発生後にイベント発生前後の映像を閲覧する場合、任意の監視端末Trから蓄積映像送信要求が映像蓄積配信装置1に対して送信される。ここで、蓄積映像送信要求は、図3に示すように、DESCRIBEリクエスト、SETUPリクエスト、PLAYリクエストとこれらのリクエストに対するそれぞれの応答からなる。
リクエスト送受信部102は、監視端末TrからのSETUPリクエストを映像蓄積配信装置1から受信した場合(図3 SQ4)、該当するカメラIDの映像のファイルが一次蓄積映像DB4に蓄積されているかを調べ、存在する場合には、映像蓄積配信装置1に対して、その送信ポート情報と共にSETUP応答を返す(図3 SQ5)。リクエスト送受信部102では、送信した上記SETUP応答に対して、予め設定されたイベント前再生時間分前の時刻を読み出し開始時刻(または送信開始時刻)として指定したPLAYリクエストを映像蓄積配信装置1から受信すると(図3 SQ8)、蓄積ストリーム送信部104のスレッドを起動し、カメラIDと送信開始時刻と映像蓄積配信装置1のアドレスと送信先ポートを蓄積ストリーム送信部104に通知する。蓄積ストリーム送信部104は、一次蓄積映像DB4内のファイル管理テーブル205の該当するカメラIDのテーブルを検索し、指定された送信開始時刻が格納されているブロックのファイル位置を特定する。そして、そのファイル位置にアクセスし、先頭パケットのRTPパケットと受信開始時刻の関係から、必要な送信開始時刻より前で一番近いRTPパケットを抽出し、そのパケットを送信開始パケットとする。ここで、送信開始パケットを選択する際に、送信開始時刻より前で一番近いイントラフレームの先頭パケットを選択することも可能である。そのために、ここでは監視カメラC1〜Cnから送信される映像には定期的にイントラフレームが挿入されているものとする。
一次蓄積映像DB4は、ハードディスク等のストレージ装置で構成され、図6に示すように、各監視カメラからの映像のRTPパケットデータを個別に格納するリングバッファB1〜Bnを備えている。リングバッファB1〜Bnは、周知のように、一定量以上のデータを受信すると一番古いデータから、次に与えられるデータを上書きする構成になっており、エンドレスに一定量の映像データを蓄積していくことができるものである。リングバッファに蓄積するファイルの蓄積形式を図7に示す。ファイルは、図7(a)に示すようにパケット長201とRTPパケット202で構成されている。管理に用いるファイル管理テーブルは、図7(b)に示すように、カメラID210、ブロック番号211、ファイル位置212、先頭パケット受信時刻213および終了パケット受信時刻214で構成されている。
一次蓄積映像DB4において、ファイル化されたRTPパケットデータはリングバッファB1〜Bnの中のカメラIDに対応したバッファに書き込まれる。バッファにはパケット長201、RTPパケット202が連続して格納される。リングバッファは一定サイズのX個のブロックから構成されている。このようなリングバッファに書き込むために、集信装置3のファイルデータ化部F1〜Fnでは、このブロックサイズ以下のデータにして結合した映像データを生成している。映像データがブロックに書き込まれると同時に、該当するカメラID210のファイル管理テーブル205のブロックID211の行に、そのブロックのファイル位置を示すファイル位置212、先頭パケット受信時刻213および終了パケット受信時刻214が記録される。一巡してすべてのブロックにデータが蓄積されると、一番古いデータが格納されたブロックに上書きされることで受信データをエンドレスに蓄積していく。
映像蓄積配信装置1は、図8に示すように、イベント受信部400、蓄積ストリームリクエスト部401、ストリーム受信部402、ストリーム蓄積部403、イベントデータ管理部404、映像配信管理部405、ストリーム送信部406、配信ストリーム受信部407、イベント・映像対応DB(イベント・映像対応データベース)450、イベントDB(イベントデータベース)451、イベント映像再生時間DB(イベント映像再生時間データベース)452、監視端末管理DB(監視端末管理データベース)453を備えている。
(4−1)イベント発生後のライブ映像を監視端末へ与え、かつそのライブ映像を蓄積する際の詳細動作
イベント受信部400では、例えばイベント発生装置E1〜Enの一つから図4に示すイベントデータを受信した場合、そのイベントデータを蓄積ストリームリクエスト部401に出力する。蓄積ストリームリクエスト部401では、そのイベントデータに含まれているイベント発生装置IDに基づいてイベント・映像対応DB450を検索し、イベントデータを送信したイベント発生装置に関連したカメラID、集信装置ID、集信装置アドレスを抽出する。イベント・映像対応DB450のデータ構成は、図9に示すように、イベント発生装置ID500、集信装置ID501、集信装置アドレス502およびカメラID503を含んでいる。例えば図1で示されたイベント発生装置E1〜En、監視カメラC1〜Cn、およびこれらに関わる集信装置3の関係が映像対応DB450で予め設定される。ここで、集信装置アドレス502は集信装置のIPアドレスを表している。
一方、ストリーム受信部402では、集信装置3からライブ映像のRTPパケットの受信を開始すると、一定時間バッファリングすることで、パケットの順序の入れ替わりを補正し、RTPパケットデータをストリーム蓄積部403に出力する。ストリーム蓄積部403では、蓄積ストリームリクエスト部401から映像属性情報であるDCI情報とイベントIDを予め受信しておき、ストリーム受信部402から入力されたライブ映像のRTPパケットを蓄積映像DB2に蓄積する。映像の蓄積フォーマットはどのようなフォーマットでもよいが、この実施の形態1では図7に示したフォーマットで蓄積するものとする。
イベント発生後のライブ映像の送信と蓄積が終了した後、任意の監視端末(例えばTyとする)から蓄積映像送信要求が送信される。映像配信管理部405は、監視端末TyからDESCRIBEリクエストを受信した場合(図3 SQ1)、そのDESCRIBEリクエストから、後述するようなリクエストURLのイベントIDを取り出す。イベントデータ管理部404では、映像配信管理部405が取り出したイベントIDに基づいて図10に示されるイベントDB451を検索し、対応するイベント発生装置ID901、イベント種別ID902、発生時刻903および付属データ904を抽出して映像配信管理部405に与える。映像配信管理部405は、このイベントデータを受け取ると、図9に示すイベント・映像対応DB450を検索し、イベント発生装置ID901に対応する集信装置ID501、集信装置アドレス502およびカメラID503を抽出し、続けて、蓄積映像DB2内の図14に示す映像管理テーブル810から、リクエストを受けたイベントIDに対応する蓄積ファイルID801とDCI802を抽出して、SDPに格納するプロファイルレベルIDとDCI情報を生成し、DESCRIBE応答として、DESCRIBEリクエストを送信した監視端末Tyに対して返信する(図3 SQ2)。
rtsp://集信装置アドレス/file/カメラID
を使用する。ここで、集信装置アドレスとカメラIDには、対応するデータが記入される。
SETUPリクエストの送信先の集信装置3から、対応する一次蓄積ファイルが存在することを表すSETUP応答を受信すると(図3 SQ5)、映像配信管理部405は、配信ストリーム受信部407のスレッドを起動し、蓄積映像の送信元になる集信装置3のアドレスと受信ポート番号を指定することで、RTPパケットの受信準備を開始すると共に、ストリーム送信部406のスレッドを起動し、送信先のポート番号と監視端末Tyのアドレス情報を指定する。なお、配信ストリーム受信部407およびストリーム送信部406は、複数の配信を行う場合には複数のスレッドの起動を行うものとする。その後、監視端末Tyに対して送信先のポート番号を格納したSETUP応答を送信する(図3 SQ6)。このSETUP応答に対するPLAYリクエストを監視端末Tyから受信すると(図3 SQ7)、映像配信管理部405は、イベント発生時刻に対してイベント映像再生時間DB452で設定したイベント前再生時間1000分前の時刻を指定したPLAYリクエストを集信装置3に対して送信する(図3 SQ8)。
蓄積映像DB2は、映像蓄積配信装置1で受信したイベント発生後のライブ映像をイベント後映像として蓄積する手段である。詳しくは、映像蓄積配信装置1で説明したように、予め設定されているイベント後再生時間1001の長さの映像が蓄積される。この蓄積映像DB2には、図14に示す映像管理テーブル810も格納される。前述したように、映像管理テーブル810のデータである、イベントID800、蓄積ファイルID801、DCI802および蓄積時間803は、映像蓄積配信装置1において、蓄積ストリームリクエスト部401から蓄積終了通知を受け取ったストリーム蓄積部403が映像ファイルをクローズしたときに生成され格納される。
監視端末Ty(1≦y≦m)は、図15に示すように、リクエスト送受信部600、映像受信部601、映像復号部602、表示部603、イベント一覧管理部604およびイベントDB(イベントデータベース)605を備えている。
(6−1)イベント発生後のライブ映像を受信再生する際の詳細動作
リクエスト送受信部600は、映像蓄積配信装置1からイベントデータ発生通知を受信した場合、イベント一覧管理部604に通知すると共に、現在の監視映像(ライブ映像)を再生可能である場合には受信可能応答を、また、例えば既に他のイベントが発生した映像を再生している場合などで再生不可である場合には受信不可能応答を映像蓄積配信装置1に送信する。これらの受信可能応答と受信不可能応答には、イベントIDと受信可能・不可能を示すフラグが格納されている。また、イベント一覧管理部604は、受信したイベントデータ発生通知のデータをイベントDB605のイベント一覧に蓄積する。このイベントDB605の構成は、映像蓄積配信装置1のイベントDB451と同様である。
イベント発生後のライブ再生の終了後において、イベントDB605で管理している発生イベントの中の一つをユーザが選択した場合、イベント一覧管理部604は選択されたイベントIDをリクエスト送受信部600に通知する。リクエスト送受信部600は、通知されたイベントIDに関する蓄積映像送信要求を映像蓄積配信装置1に対して送信する。この蓄積映像送信要求にはRTSPを使用する。DESCRIBEリクエストにするURLは、
rtsp://映像蓄積配信装置のIPアドレス/イベントID
とする。ここで、映像蓄積配信装置のIPアドレスとイベントIDには、対応するデータが記入される。
映像受信部601は、集信装置3が一次蓄積映像DB4から読み出したイベント前映像と映像蓄積配信装置1が蓄積映像DBから読み出したイベント前映像の連続映像をストリーム受信すると(図3 SQ12、SQ14)、受信したRTPパケットをバッファで一定時間バッファリングし、パケットの入れ替わりを修正した後、1VOP単位毎にRTPタイムスタンプと共に映像復号部602に入力する。映像復号部602は、入力された映像データを復号し、復号映像とRTPタイムスタンプを表示部603に出力し再生映像を得る。
この実施の形態2では、実施の形態1で説明した映像蓄積装置において、イベント時間再生DB内の再生時間データを変更設定することを可能にする機能について説明する。
図16はこの発明の実施の形態2に係る映像蓄積配信装置の機能構成を示すブロック図である。図において、図8に相当する部分には同一符号を付して示す。この実施の形態2の映像蓄積配信装置11では、図8の構成に対して、新たにイベント映像再生時間設定部1101が設けられており、また、イベント映像再生時間DB452に代わって、異なるデータ構成のイベント映像再生時間DB1200が設けられている。
イベント映像再生時間設定部1101は、イベント映像再生時間DB1200内のイベント前再生時間1000および/もしくはイベント後再生時間1001の値を変更する手段である。
イベント映像再生時間DB1200は、図17に示すように、イベント種別ID201、イベント前再生時間1202およびイベント後再生時間1203で構成されている。図12のイベント映像再生時間DB452の場合にはイベントの種類に係わらずイベント再生時間が一律に設定されているのに対し、この実施の形態2の動作で用いるイベント映像再生時間DB1200は、イベント再生時間をイベント種別ID毎に異なる値に設定可能とするデータ構成となっている。
この実施の形態3では、イベント発生後のライブ映像の映像蓄積配信装置内への蓄積開始や監視端末への配信開始をイントラフレームから行うようにする例について述べる。
図18はこの発明の実施の形態3に係る映像蓄積配信装置の機能構成を示すブロック図である。図において、図8に相当する部分には同一符号を付して示す。この実施の形態3の映像蓄積配信装置13では、図8の構成に対して、図8の蓄積ストリームリクエスト部401、ストリーム受信部402、イベント・映像対応DB450の代わりに、一部動作が異なる蓄積ストリームリクエスト部1301、ストリーム受信部1302、イベント・映像対応DB1350がそれぞれ設けられ、また、ストリーム受信部1302に対して、新たにイントラ判定部1303が設けられている。
映像蓄積配信装置13がイベントデータを受信する部分までの動作は実施の形態1と同様とする。蓄積ストリームリクエスト部1301は、イベント発生時に図4に示したイベントデータを受信すると、イベント発生装置ID300をキーにして、図19に示されるデータ構成を持つイベント・映像対応DB1350を検索し、一致するするイベント発生装置ID500に関連する集信装置ID501、集信装置アドレス502、カメラID503、カメラアドレス1400を抽出する。そして、抽出したカメラアドレス1400に対応するカメラCz(1≦z≦n)に対して、イントラフレーム要求メッセージを送信する。このイントラフレーム要求メッセージはライブ映像送信要求のPLAYリクエストに添付されて集信装置3系由でカメラCzに渡される。映像蓄積配信装置13からイントラフレーム要求メッセージを受けたカメラCzは、登録されている一定時間の間に、指定された間隔で、イントラフレームを発生する。
上記実施の形態1においても、集信装置3からの一次蓄積されたイベント前映像の配信はイントラフレームから開始することも可能であることについて記述した。そのような場合において、蓄積映像DB2に蓄積されているイベント後映像がイントラフレームから蓄積されておらず、かつイベント映像再生時間DB452のイベント前再生時間が0に設定される場合に、蓄積映像の配信時に常にイントラフレームから配信できる例について説明する。
図20はこの発明の実施の形態4に係る映像蓄積配信装置の機能構成を示すブロック図である。図において、図8に相当する部分には同一符号を付して示す。この実施の形態4の映像蓄積配信装置15では、図8の映像配信管理部405の代わりに、一部動作が異なる映像配信管理部1502が設けられ、この映像配信管理部1502に対して、新たにイントラ判定部1501が設けられている。
実施の形態5では、複数の関連するイベントデータの蓄積映像を連携させて配信する例について説明する。
図21はこの発明の実施の形態5に係る映像蓄積配信装置の機能構成を示すブロック図である。図において、図8に相当する部分には同一符号を付して示す。この実施の形態5の映像蓄積配信装置16では、図8の映像配信管理部405、イベントデータ管理部404、ストリーム送信部406の代わりに、一部動作が異なる映像配信管理部1602、イベントデータ管理部1603、ストリーム送信部1604がそれぞれ設けられ、また、映像配信管理部1602に対して新たに配信スケジュール管理部1601が設けられている。
まず、イベント1の発生タイミング1704とイベント映像再生時間DB452からのイベント1のイベント前再生時間1703に基づいて、イベント1の映像開始タイミングを決定する。次に、イベント2の発生タイミング1707とイベント2のイベント前再生時間1706に基づいて、イベント1とイベント2に対応して蓄積された映像の再生切り替え時間を決定する。次に、イベント1とイベント2の両者のイベント後再生時間の関係から終了時間を決定する。さらに、各イベントの発生タイミングにおいて一次蓄積映像DB4中のイベント前映像から蓄積映像DB2中のイベント後映像に切替えを行うための切り替えポイントを決定する。
イベント1の発生タイミング1704において、一次蓄積映像DB4に蓄積されているイベント1前映像1709から蓄積映像DB2に蓄積されているイベント1後映像に切り替える。同様に、イベント2の発生タイミング1707において、イベント2前映像1711からイベント2後映像1712に切り替える。これによりスケジュール情報1702が得られる。
なお、イベント1とイベント2に対応する映像の切り替え時間が、イベント1の発生タイミング1704より時間的に先になる場合には、イベント2に対応する映像はイベント2の発生タイミング1707で切り替えることとする。
また、上記例では特定のイベントに関連付けられたイベントが一つの場合について説明したが、関連付ける別のイベントが複数の場合でも同じように処理することは可能である。
Claims (22)
- 監視先でイベントの発生がない通常時において、監視先に設置した監視カメラで撮影した映像をイベント前映像として一次蓄積映像データベースに蓄積しておき、
監視先でイベントが発生した場合において、当該イベントに対応する監視カメラのライブ映像を、イベント後映像としてイベント後再生時間を指定して蓄積映像データベースに蓄積し、
前記ライブ映像の蓄積後で、発生履歴のあるイベントを指定して任意の監視端末から蓄積映像送信要求が出された場合において、イベント前再生時間を指定することにより、前記一次蓄積映像データベースから前記指定イベントに対応するイベント前映像の前記イベント前再生時間分を取得し、取得した当該イベント前映像と前記蓄積映像データベースに蓄積されている前記指定イベントに対応するイベント後映像とを、イベント発生時刻を境に切り替えて連続するストリームにして前記蓄積映像送信要求を出した監視端末に配信することを特徴とする監視システム。 - イベント発生後に取得した同じ監視カメラのイベント発生後のライブ映像を、受信許可を与えた監視端末に配信して再生することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
- 監視端末に配信する同じストリームのイベント前映像とイベント後映像の切り替えにおいて、最後に受信したイベント前映像のパケットの次に来るパケットをイベント後映像の配信開始パケットとすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の監視システム。
- 蓄積映像に対するイベント前再生時間および/もしくはイベント後再生時間を設定変更するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の監視システム。
- 蓄積映像送信要求により送信開始時間が指定されている場合には、一次蓄積映像データベースに蓄積された前記送信開始時間近傍のイベント前映像をイントラフレームから取得するようにし、この取得した前記送信開始時間近傍のイントラフレームで開始されるイベント前映像に続けて、蓄積映像データベースに蓄積された対応するイベント後映像を、前記蓄積映像送信要求を出した監視端末に対して配信することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
- 関連付けたイベント同士の情報を管理しており、監視端末からの蓄積映像送信要求で指定された特定のイベントに関連付けられる一つ以上のイベントが存在した場合に、それぞれのイベントのイベントデータ、イベント前再生時間とイベント後再生時間に基づいて関連付けられたイベントの蓄積映像を配信するスケジュール情報を生成し、生成されたスケジュール情報に基づいて全ての関連付けられたイベントの蓄積映像をイベントの発生順に並べて切り替え、蓄積映像送信要求を出した監視端末に対して配信することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
- 監視カメラの映像の一次蓄積およびライブ映像と一次蓄積映像の送信を行う少なくとも一組の監視先グループ装置と、当該監視先グループ装置からネットワークを介して送信されたライブ映像の再生と蓄積および蓄積映像の再生を行う監視センタ装置とからなる監視システムであって、
前記監視先グループ装置は、
監視先に設置され撮影した映像の符号化したストリームを送信する監視カメラと、
前記監視カメラが設置された監視先に設置され、監視先毎の予め設定された条件に基づいてイベントが発生した際にイベント発生装置ID、イベントID、イベント発生時刻を含むイベントデータをそれぞれ生成して前記監視センタ装置に送信するイベント発生装置と、
複数の映像のファイル化されたパケットデータを、個別に格納し管理する一次蓄積映像データベースと、
イベント発生前における前記監視カメラで撮影した映像を、イベント前映像として前記一次蓄積映像データベースに蓄積し、イベント発生後に前記監視センタ装置から受信するライブ映像送信要求に基づいて当該発生イベントに対応する監視カメラからのライブ映像を前記監視センタ装置に再送信し、また、前記ライブ映像の再送信後において前記監視センタ装置から受信する蓄積映像送信要求に基づいて、該当イベントに対応する蓄積されたイベント前映像の指定されたイベント前再生時間分を前記監視センタ装置に配信する集信装置を備え、
前記監視センタ装置は、
イベント発生時に通知されたイベントデータに関連する情報を登録し、また、イベント発生後においてイベントを指定して蓄積映像送信要求を送信することにより受信した対応する蓄積映像を再生する少なくとも一つの監視端末と、
前記集信装置から配信された監視カメラのイベント発生後のライブ映像を蓄積する蓄積映像データベースと、
前記イベント発生装置からイベントデータを受信した場合に、当該イベントデータに関連する情報を前記監視端末のいずれかに対して通知すると共に、ライブ映像送信要求を生成して前記集信装置に送信することにより前記集信装置から配信されたイベント発生後の監視カメラのライブ映像の予め設定されたイベント後再生時間分を、イベント後映像として前記蓄積映像データベースに蓄積し、また、前記蓄積映像データベースへの映像蓄積後に前記監視端末のいずれかからイベントを指定した蓄積映像送信要求を受信した場合に、前記集信装置から前記一次蓄積映像データベースに蓄積された対応するイベント前映像の予め設定されたイベント前再生時間分を取得し、この取得したイベント前映像と前記蓄積映像データベースから読み出した対応するイベント後映像をイベント発生時刻近辺で連続させて、要求があった監視端末に配信する映像蓄積配信装置を備えたことを特徴とする監視システム。 - 映像蓄積配信装置は、監視端末に配信する蓄積映像の同じストリームのイベント前映像とイベント後映像の切り替えにおいて、集信装置から最後に受信したイベント前映像のパケットの次に来るパケットをイベント後映像の配信開始パケットとすることを特徴とする請求項7記載の監視システム。
- 映像蓄積配信装置は、蓄積映像に対するイベント前再生時間および/もしくはイベント後再生時間を設定変更する手段を有することを特徴とする請求項7または請求項8記載の監視システム。
- 映像蓄積配信装置は、ライブ映像送信要求の送信時に、発生イベントに対応する監視カメラに対してイントラフレーム要求メッセージを送信し、蓄積映像データベースに蓄積するイベント発生後のライブ映像の先頭画像を、前記イントラフレーム要求メッセージに従って前記監視カメラが出力するイントラフレームとするようにしたことを特徴とする請求項7記載の監視システム。
- 集信装置は、蓄積映像送信要求で送信開始時間が指定されている場合には、一次蓄積映像データベースに蓄積された前記送信開始時間近傍のイベント前映像をイントラフレームから送信するようにし、
映像蓄積配信装置は、受信した前記送信開始時間近傍のイントラフレームで開始されるイベント前映像に続けて蓄積映像データベースに蓄積された対応するイベント後映像を、前記蓄積映像送信要求を送信した監視端末に対して配信することを特徴とする請求項7記載の監視システム。 - 映像蓄積配信装置は、関連付けたイベント同士の情報を管理しており、監視端末からの蓄積映像送信要求で指定された特定のイベントに関連付けられる一つ以上のイベントが存在した場合に、それぞれのイベントのイベントデータ、イベント前再生時間とイベント後再生時間に基づいて関連付けられたイベントの蓄積映像を配信するスケジュール情報を生成し、生成されたスケジュール情報に基づいて全ての関連付けられたイベントの蓄積映像をイベントの発生順に並べて切り替え、蓄積映像送信要求を送信した監視端末に対して配信することを特徴とする請求項7記載の監視システム。
- 監視カメラの映像の一次蓄積およびライブ映像と一次蓄積映像の送信を行う監視先グループ装置と、当該監視先グループ装置からネットワークを介して送信されたライブ映像の再生と蓄積および蓄積映像の再生を行う監視センタ装置とからなる監視システムの監視先グループ装置に適用される集信装置であって、
イベント発生前において、監視先に設置された監視カメラで撮影した映像を、イベント前映像として一次蓄積映像データベースに蓄積し、イベント発生後において、前記監視センタ装置内の映像蓄積配信装置から受信するライブ映像送信要求に基づいて当該発生イベントに対応する監視カメラからのライブ映像を前記監視センタ装置内の前記映像蓄積配信装置と受信許可された監視端末に再送信し、また、前記ライブ映像の再送信後において、前記映像蓄積配信装置から受信する蓄積映像送信要求に基づいて、該当イベントに対応する蓄積されたイベント前映像の指定されたイベント前再生時間分を前記映像蓄積配信装置に配信することを特徴とする集信装置。 - 蓄積映像送信要求で送信開始時間としてイベント発生時刻が指定されている場合には一次蓄積映像データベースに蓄積されたイベント発生時刻近傍のイベント前映像をイントラフレームから送信することを特徴とする請求項13記載の集信装置。
- 監視カメラの映像の一次蓄積およびライブ映像と一次蓄積映像の送信を行う監視先グループ装置と、当該監視先グループ装置からネットワークを介して送信されたライブ映像の再生と蓄積および蓄積映像の再生を行う監視センタ装置とからなる監視システムの監視センタ装置に適用される映像蓄積配信装置であって、
監視カメラが設置された各監視先に設置されたイベント発生装置からイベント発生装置ID、イベントID、イベント発生時刻を含むイベントデータを受信した場合に、当該イベントデータに関する情報を監視端末に与えると共に、ライブ映像送信要求を生成して前記監視先グループ装置の集信装置に送信することにより前記集信装置から配信されたイベント発生後の監視カメラのライブ映像の予め設定されたイベント後再生時間分を、イベント後映像として前記監視センタ装置内の蓄積映像データベースに蓄積し、また、前記蓄積映像データベースへの映像蓄積後に前記監視端末からイベントを指定した蓄積映像送信要求を受信した場合に、前記集信装置から前記監視先グループ装置の一次蓄積映像データベースに蓄積された対応するイベント前映像の予め設定されたイベント前再生時間分を取得し、この取得したイベント前映像と前記蓄積映像データベースから読み出した対応するイベント後映像をイベント発生時刻近辺で連続させて、要求があった監視端末に配信することを特徴とする映像蓄積配信装置。 - 監視端末に配信する蓄積映像の同じストリームのイベント前映像とイベント後映像の切り替えにおいて、集信装置から最後に受信したイベント前映像のパケットの次に来るパケットをイベント後映像の配信開始パケットとすることを特徴とする請求項15記載の映像蓄積配信装置。
- 蓄積映像に対するイベント前再生時間および/もしくはイベント後再生時間を設定変更する手段を有することを特徴とする請求項15または請求項16記載の映像蓄積配信装置。
- ライブ映像送信要求の送信時に、発生イベントに対応する監視カメラに対してイントラフレーム要求メッセージを送信し、蓄積映像データベースに蓄積するイベント発生後のライブ映像の先頭画像を、前記イントラフレーム要求メッセージに従って前記監視カメラが出力するイントラフレームとするようにしたことを特徴とする請求項15記載の映像蓄積配信装置。
- 蓄積映像送信要求で送信開始時間としてイベント発生時刻を指定し、集信装置からイベント発生時刻近傍のイベント前映像をイントラフレームから受信できる場合において、受信したイントラフレームで開始されるイベント発生時刻近傍のイベント前映像に続けて蓄積映像データベースに蓄積された対応するイベント後映像を、前記蓄積映像送信要求を送信した監視端末に配信することを特徴とする請求項15記載の映像蓄積配信装置。
- 関連付けたイベント同士の情報を管理しており、監視端末からの蓄積映像送信要求で指定された特定のイベントに関連付けられる一つ以上のイベントが存在した場合に、それぞれのイベントのイベントデータ、イベント前再生時間とイベント後再生時間に基づいて前記関連付けられたイベントの蓄積映像を配信するスケジュール情報を生成し、生成されたスケジュール情報に基づいて全ての関連付けられたイベントの蓄積映像をイベントの発生順に並べて切り替え、蓄積映像送信要求を送信した監視端末に対して配信することを特徴とする請求項15記載の映像蓄積配信装置。
- イベント前再生時間および/もしくはイベント後再生時間の設定変更は、イベントデータの種別毎に行われることを特徴とする請求項4または請求項9記載の監視システム。
- イベント前再生時間および/もしくはイベント後再生時間の設定変更は、イベントデータの種別毎に行われることを特徴とする請求項17記載の映像蓄積配信装置。
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