JP2007250270A - ケーシング下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機器が配置されるケーシングの下部構造において、強度を維持しつつ効率的に排水する。
【解決手段】ケーシング下部構造は、底板部材20と、底板部材20の周辺に沿って配置される枠部材5とを有する。底板部材20は、水平に広がる底板平坦部1と、底板平坦部1の周辺に設けられて底板平坦部1に連続して底板平坦部1の端部から下方に延びる側面部2と、側面部2に連続して側面部2の下端から外側に向かって水平に延びて切り欠き部4、4aを有する接続板部3と、を具備する。枠部材5は、接続板部3に対して鉛直方向に対向して水平に延びる環状の接続板受け部21と、接続板受け部21に連続して接続板受け部21の周辺端部から上方に延びる立ち上がり部22と、を具備する。側面部2と接続板部3と枠部材5とによって、底板平坦部1を囲む環状の排水溜まり10が形成され、枠部材5の内側で切り欠き部4、4aによって排水口7が形成されている。
【選択図】図5

Description

この発明は、燃料電池コジェネレーションユニットなどの、内部に電気機器が配置されるケーシングの下部構造に関し、特に、排水口を有するケーシングの下部構造に関する。
コジェネレーションシステムは、発電を行うと同時に、発電時に発生する排熱を回収し、パッケージ外部から導入した水などの液体を加熱して送り出すシステムであって、省エネルギー推進のために現在多くの機種が開発されている。コジェネレーションシステムの代表的な例である燃料電池コジェネレーションシステムの構成例は次のようなものである。
燃料電池コジェネレーションユニットは燃料電池発電ユニットと排熱利用ユニットからなる。排熱利用ユニットは通例貯湯槽を用い、水道水質相当の温水を貯湯して、要求に応じて温水を供給する。燃料電池発電ユニットと排熱利用ユニットの間には、行き側と戻り側の2本の排熱回収流路が設置され、排熱利用ユニットから冷水を送り、燃料電池発電ユニットで加熱して温水として排熱利用ユニットに戻すことにより、燃料電池発電ユニットで発生する排熱を回収する。
このような燃料電池発電ユニット内には、排熱利用ユニットと燃料電池発電ユニットの間に水を循環させるポンプなど、電力を使用する電気機器が設置されている。特にポンプ類は、起動前に水を張る関係上、燃料電池発電ユニットの最下段の底板の上に設置されることが通例である。このように最下段にポンプ類を含む補機を収納した燃料電池発電ユニットの一例が、特許文献1に記載されている。
特開2002−170591号公報
上記のように、電気機器が底板の上に設置されているコジェネレーション発電ユニットであるが、発電のための酸化剤として外部から空気を取り込むので、暴風雨などに際しては雨水が入り込み床面に溜まる可能性がある。床面の水溜りが広がると電気機器が損傷するだけでなく、地絡が発生する可能性があるので、流入した雨水を速やかに排出する排水口を設ける必要がある。
一方で、底板は電気機器などを支えているので、自身充分な強度を保ち、かつ枠部材に強固に固定される必要がある。前記排水口は底板の強度に悪影響を与えないよう形成されなければならない。
なお、コジェネレーション発電ユニットの中は温暖であるので、特に冬場に昆虫など小動物が入り込み易い。排水口の形状はこれら小動物の多くが入り込めない寸法とすることが望ましい。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、電気機器が配置されるケーシングの下部構造において、強度を維持しつつ効率的に排水できる構造を提供するとすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るケーシング下部構造は、内部に電気機器が配置されるケーシングの底部を形成する底板部材と、この底板部材の周辺に沿ってその底板部材を囲んで配置される枠部材とを有するケーシング下部構造である。前記底板部材は、ほぼ水平に広がる底板平坦部と、この底板平坦部の周辺に設けられて底板平坦部に連続して底板平坦部の端部から下方に延びる側面部と、前記側面部に連続して側面部の下端から外側に向かって水平に延びて切り欠き部を有する接続板部と、を具備し、前記枠部材は、前記接続板部に対して鉛直方向に対向して水平に延びる環状の接続板受け部と、この接続板受け部に連続して接続板受け部の外周部から上方に延びる立ち上がり部と、を具備する。前記側面部と接続板部と枠部材とによって、前記底板平坦部を囲む環状の排水溜まりが形成され、かつ、前記枠部材の内側で前記切り欠き部によって排水口が形成されている。
本発明によれば、電気機器が配置されるケーシングの下部構造において、強度を維持しつつ効率的に排水できる。
以下に、図面を参照して本発明に係るケーシング下部構造の種々の実施形態について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
本発明に係るケーシング下部構造の第1の実施形態を図1ないし図6を参照して説明する。
図1に、ケーシング下部構造の底板部材20と枠部材5を組み立てた形状を示す。また、図2にその組み立ての状況を示す。枠部材5の下側から、底板部材20を、底板部材20の底板平坦部1および側面部2が枠部材5の内法部分にはまり込むよう組み付け、上側から固定ネジ9を、接続板受け部貫通孔6a(図4)を通して、接続板部ネジ孔6(図3)にねじ込む。このようにして底板部材20を枠部材5に固定する。
図3に底板部材20の形状を示す。底板部材20の中央部は水平方向に広がる長方形の底板平坦部1になっている。底板平坦部1の各辺から下方に所定の長さだけ延びる側面部2が形成され、さらに側面部2の下端から水平方向外側に接続板部3が形成されている(図5参照)。底板部材20はたとえば長方形の平板の4隅を切り欠いて、各4辺で折り曲げて成型する。底板部材20の材質は炭素鋼、ステンレス鋼、プラスチック類など、電気機器を積載することが可能な強度を維持できる材質の中から好適なものを選定することができる。また、表面処理の状態も問わない。
元の平板の切り欠きにより、4辺の接続板部3のそれぞれに接して4隅に切り欠き部4が形成される。さらに、切り欠き部4に連続して、側面部2に接する4隅も側面部2の厚さ分だけ凹んでおり、二つの側面部2の合わせ目に側面部切り欠き4aが形成される。
接続板部3には、雌ネジを切った接続板部ネジ孔6を設けており、固定ネジ9により枠部材5を取り付けることができる。
図4に枠部材5の形状を示す。断面L型の構造を、L型の角部が外側に向くよう長方形状に接続し、成型したものである(図6参照)。すなわち、枠部材5の各辺は水平方向に延びる接続板受け部21と、接続板受け部21の外側端部から上方に立ち上がる立ち上がり部22からなっている。枠部材5の材質は炭素鋼、ステンレス鋼、プラスチック類など、電気機器を積載することが可能な強度を維持できる材質の中から好適なものを選定することができる。また、表面処理の状態も問わない。
枠部材5の接続板受け部21の内法は、底板平坦部1の外寸より若干大きく設計する。接続板受け部21の内法と、底板平坦部1の外寸との差は1mm以上2mm以下が望ましい。1mm以上とする理由は製作誤差分のクリアランスを持たせるためだが、2mm以下とする理由は後述する通り、組立後に形成される排水口7の最大寸法を4mm以下に抑えるためである。
接続板受け部21には、接続板部3に開けられた接続板部ネジ孔6に対応する位置に、接続板部ネジ孔6よりやや大きな直径を持つ接続板受け部貫通孔6aを備える。
図5に底板部材20と枠部材5を組み立てた状態のコーナー部を拡大して上面から見た図を示す。側面部切り欠き4aと組み立てる前の切り欠き部4の一部が、枠部材5の接続板受け部21に覆われずに排水口7として開口している。排水口7の寸法は、側面部2の厚みで決まる側面部切り欠き4aの寸法と、接続板受け部21の内法と、底板平坦部1の外寸との差、および寸法誤差や組立誤差で決まるが、昆虫などの小動物の侵入を防ぐため最大寸法、図5においては対角線長が4mm以下とする必要があり、望ましくは3mm以下とする。そのため排水口7の一辺は3mm以下とする。この一辺の長さは、側面部2の厚みと、接続板受け部21の内法と底板平坦部1の外寸との差を2で割った値との和に相当する。したがって、側面部2の厚みを2mmとすると、接続板受け部21の内法と底板平坦部1の外寸との差は2mm以下である必要がある。この観点からも、接続板受け部21の内法と、底板平坦部1の外寸との差は2mm以下とすることが望ましい。
また、外側が接続板受け部21の内側端部、内側が側面部2、底面が接続板部3により形成されている細長い排水溝8が全周にわたって形成されており、排水溝8は排水口7に接続されている。排水溝8の幅は、接続板受け部21の内法と底板平坦部1の外寸との差、および寸法誤差や組立誤差で決まるが、接続板受け部21の内法と底板平坦部1の外寸との差を1mm以上2mm以下とする前記の条件に従えば、中央値で0.5mm以上1mm以下となる。後述するように排水溝8の幅が狭いほど、排水口7から離れた少量の水を排水口7に導く効果が高まるので、この点からも、接続板受け部21の内法と底板平坦部1の外寸との差に関する前記の条件は好適である。
L型の枠部材5の内側と、側面部2との間は、底板部材20より一段低くなっており、排水を貯留可能な環状の排水溜まり10を形成している。
図6に、固定ネジ9を含む断面形状を示す。図示するように、L型の枠部材5の内側と、側面部2との間に排水溜まり10が形成されており、その内側端に排水溝8が形成されている。
以上説明した第1の実施形態によれば、雨水が吹き込むなどの原因で底板部材20の底板平坦部1に流入した水は、底板平坦部1から流れてまず排水溜まり10に流入する。次いで排水溝8に流入し、最終的には排水口7から外に排出される。排水溝8は側面部2に沿って形成されているので、少量の水であれば排水溜まり10の他の部分に及ぶことなく、直接排水溝8に入り、排水口7を通じて排出されることもある。また、排水口7の近傍でない部位で水が溜まっても、排水溝8の幅を1mm以下と狭く形成しているため、排水溝8に沿って導かれ、排水口7に達して排出される。また、排水口7の排出能力を超える流量で水が流入する場合も、排水溜まり10に一度溜まるので、排水溜まり10が溢れない限り支障なく排水を続けることができる。
上記の作用により、コジェネレーション発電ユニットに流入した雨水などは、底板平坦部1に滞留することなく速やかに外部に排出させることができる。このため、底板平坦部1に設置されているポンプ類などの電気機器が水に濡れることで発生する、地絡や機器の損傷を避けることができる。
なお、本実施形態では底板平坦部1などの形状が長方形の場合を説明したが、形状は長方形には限られない。側面部の外形が枠部材の内法の形状と近似しており、前記1mm以上2mm以下という好適なクリアランスが維持できるのであれば、円形や六角形、さらに複雑な形状であっても、本発明による作用および効果が有効である。
[第2の実施形態]
本発明に係るケーシング下部構造の第2の実施形態を図7ないし図10を参照して説明する。
図7および図8に、底板部材20と枠部材5を組み立てた状態を示す。この実施形態では、第1の実施形態とは逆に、枠部材5の上側から底板部材20を組み付ける。そして、上側から固定ネジ9を、接続板部貫通孔6cを通して、接続板受け部ネジ孔6d(図10)にねじ込む。このようにして底板部材20を枠部材5に固定する。
底板部材20の外観形状は図3とほぼ同様である。ただし本実施形態においては、接続板部ネジ孔6を開けず、代わりに接続板部貫通孔6cとする。
枠部材5の外観形状は図4とほぼ同様である。ただし本実施形態においては、接続板受け部貫通孔6aではなく、代わりに雌ネジを切った接続板受け部ネジ孔6dを設ける。
図9に、本実施形態における組み立て状態のコーナー部を拡大して上面から見た図を示す。第1の実施形態と異なる点として、排水溝8が排水溜まり10の外側端に形成されており、排水口7と直接には繋がっていない。
図10に固定ネジ9を含めた断面を示す。排水溝8が最も外側に形成されていることがわかる。
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、雨水が吹き込むなどの原因で底板部材20の底板平坦部1に流入した水は、底板平坦部1から流れてまず排水溜まり10に流入する。次いで排水溝8に流入するが、排水溝8は直接排水口7に接続されていないため、水は少量であれば排水溝8内およびコーナー部に滞留することになる。ただし水量が多ければ、排水口7に達して排出される。また、排水口7の排出能力を超える流量で水が流入する場合も、排水溜まり10に一度溜まるので、排水溜まり10が溢れない限り支障なく排水を続けることができる。
上記の作用により、コジェネレーション発電ユニットに流入した雨水などは、底板平坦部1に滞留することなく速やかに排水溜まり10に貯留させ、順次排水口7を通じて排出し、もしくは排水溜まり10において自然乾燥させることができる。このため、底板平坦部1に設置されているポンプ類などの電気機器が水に濡れることで発生する、地絡や機器の損傷を避けることができる。
本実施形態は、第1の実施形態に比べて、排水機能では劣るが、底板平坦部1へ上側から加えられる荷重には強い。そのため、底板平坦部1に重い機器を積載する場合や、底板平坦部1の厚みを極力薄くする場合などには本実施形態が有利である。
なお、本実施形態では底板平坦部1などの外形が長方形の場合を説明したが、形状は長方形には限られない。側面部の外形が枠部材の内法の形状と近似しており、前記1mm以上2mm以下という好適なクリアランスが維持できるのであれば、円形や六角形、さらに複雑な形状であっても、本発明による作用および効果が有効である。
[第3の実施形態]
第3の実施形態を図11に示す。本実施形態は第1の実施形態の変形例である。この第3の実施形態では、枠部材5の接続板受け部21と、底板部材20の接続板部3との間に、弾性部材11を挟み込む。弾性部材11は全周にわたって切れ目なく挟み込まれてもよいが、弾性部材11の厚みが3mm以下であれば、断続的に、たとえば固定ネジ9の周辺など、限定された領域にのみ、挟み込まれていてもよい。
この実施形態によれば、弾性部材11はシールとして作用し、排水溝8に入った水が接続板部3と接続板受け部21との間の隙間を浸透して排水口7以外の場所から漏出することを防ぐことができる。この場合、弾性部材11は排水溝8の内側全周にわたって配置する必要がある。
一方、防音防振のために、接続板部3と接続板受け部21との間に入れる場合もありうる。この場合には、特に全周にわたって挟み込む必要はないが、昆虫など小動物の進入を防ぐため弾性部材11の厚みは3mm以下とする必要がある。接続板部3と接続板受け部21との間に形成される弾性部材11厚み相当の隙間は、水平に続き、垂直に続く排水口7に比べて小動物が侵入しやすい。したがって、弾性部材11厚みは排水口7の最大径より薄い必要がある。
上記の作用により、排水溝8の内側がシールされ、排水の出口は排水口7に限定される。設置環境によっては、微量の水であっても、特定の場所以外からの排水が許容されない場合もあるので、本実施形態により、より広く設置環境の要求に応えることができる。
また本実施形態によれば、底板平坦部1に積載した電気機器が振動発生源となっている場合に、その振動が枠部材5に及んでパッケージ全体が振動し騒音を発生する事態を避けることができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態を図12に示す。本実施形態は第2の実施形態に、第3の実施形態の弾性部材11を適用したものである。すなわち、この第4の実施形態では、枠部材5の接続板受け部21と、底板部材20の接続板部3との間に、弾性部材11を挟み込む。弾性部材11は全周にわたって切れ目なく挟み込まれてもよいが、弾性部材11の厚みが3mm以下であれば、断続的に、たとえば固定ネジ9の周辺など、限定された領域にのみ、挟み込まれていてもよい。
この実施形態によれば、第2の実施形態による作用・効果に加えて、第3の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明に係るケーシング下部構造の第1の実施形態の平面図。 本発明に係るケーシング下部構造の第1の実施形態の展開立面図。 本発明に係るケーシング下部構造の第1の実施形態の底板部材の平面図。 本発明に係るケーシング下部構造の第1の実施形態の枠部材の平面図。 図1のV部拡大平面図。 図5のVI−VI線矢視立断面図。 本発明に係るケーシング下部構造の第2の実施形態の平面図。 本発明に係るケーシング下部構造の第2の実施形態の展開立面図。 図7のIX部拡大平面図。 図9のX−X線矢視立断面図。 本発明に係るケーシング下部構造の第3の実施形態の、図6に相当する要部拡大立断面図。 本発明に係るケーシング下部構造の第4の実施形態の、図10に相当する要部拡大立断面図。
符号の説明
1…底板平坦部
2…側面部
3…接続板部
4…切り欠き部
4a…側面部切り欠き
5…枠部材
6…接続板部ネジ孔
6a…接続板受け部貫通孔
6c…接続板部貫通孔
6d…接続板受け部ネジ孔
7…排水口
8…排水溝
9…固定ネジ
10…排水溜まり
11…弾性部材

Claims (11)

  1. 内部に電気機器が配置されるケーシングの底部を形成する底板部材と、この底板部材の周辺に沿ってその底板部材を囲んで配置される枠部材とを有するケーシング下部構造であって、
    前記底板部材は、ほぼ水平に広がる底板平坦部と、この底板平坦部の周辺に設けられて底板平坦部に連続して底板平坦部の端部から下方に延びる側面部と、前記側面部に連続して側面部の下端から外側に向かって水平に延びて切り欠き部を有する接続板部と、を具備し、
    前記枠部材は、前記接続板部に対して鉛直方向に対向して水平に延びる環状の接続板受け部と、この接続板受け部に連続して接続板受け部の外周部から上方に延びる立ち上がり部と、を具備し、
    前記側面部と接続板部と枠部材とによって、前記底板平坦部を囲む環状の排水溜まりが形成され、かつ、前記枠部材の内側で前記切り欠き部によって排水口が形成されていること、を特徴とするケーシング下部構造。
  2. 前記底板平坦部は多角形であって、前記切り欠き部は前記多角形の各角部に接して設けられていること、を特徴とする請求項1に記載のケーシング下部構造。
  3. 前記底板部材は、ほぼ平坦な板を折り曲げて形成されたものであること、を特徴とする請求項2に記載のケーシング下部構造。
  4. 前記接続板受け部は前記接続板部の上側に配置され、前記排水溜り内で前記接続板受け部の内側端部と前記側面部との間に環状の排水溝が形成され、この排水溝が前記排水口に連絡していること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のケーシング下部構造。
  5. 前記接続板受け部は前記接続板部の下側に配置され、前記排水溜り内で前記接続板部の外側端部と前記立ち上がり部との間に環状の排水溝が形成されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のケーシング下部構造。
  6. 前記排水口の最大幅が4mm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のケーシング下部構造。
  7. 前記側面部の厚みが2mm以下であり、前記枠部材の開口部の寸法が、前記側面部の外側寸法に比べて、1mm以上2mm以下の範囲で大きいことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のケーシング下部構造。
  8. 前記接続板部の切り欠き部が前記側面部の切り欠き部に連続しておりかつ前記側面部の切り欠き部の最大幅が4mm以下であることを特徴とする請求項7に記載のケーシング下部構造。
  9. 前記接続板部と接続板受け部との間に弾性部材が挟まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のケーシング下部構造。
  10. 前記弾性部材は前記接続板部および接続板受け部に沿って間欠的に配置されていることを特徴とする請求項9に記載のケーシング下部構造。
  11. 前記弾性部材は厚みが3mm以下であることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のケーシング下部構造。
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