JP2007249847A - 情報送信装置、送信先指定方法、および送信先指定プログラム - Google Patents
情報送信装置、送信先指定方法、および送信先指定プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】複数の送信相手に一括送信するための配布リストを指定して情報送信を行う場合に、簡易なユーザインターフェースで一部の送信相手を除外して利用者の負荷を軽減し、簡易な構成の操作手段しか有さない装置でも容易に送信先を除外する。
【解決手段】送信相手を入力可能な宛先欄と、宛先欄から除外する送信相手を入力可能な宛先除外欄とを表示し、宛先欄または宛先除外欄に対する送信相手またはグループの入力を受け付けるアドレス入出力部105と、宛先欄からグループの入力を受け付け、かつ宛先除外欄からグループに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄から受け付けたグループの送信相手のアドレスから、宛先除外欄から受け付けた送信相手のアドレスを除外して送信先として指定するアドレス指定部106と、指定された送信先にメールを送信する送受信部109とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】送信相手を入力可能な宛先欄と、宛先欄から除外する送信相手を入力可能な宛先除外欄とを表示し、宛先欄または宛先除外欄に対する送信相手またはグループの入力を受け付けるアドレス入出力部105と、宛先欄からグループの入力を受け付け、かつ宛先除外欄からグループに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄から受け付けたグループの送信相手のアドレスから、宛先除外欄から受け付けた送信相手のアドレスを除外して送信先として指定するアドレス指定部106と、指定された送信先にメールを送信する送受信部109とを備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ファクシミリ、電子メール、インスタントメッセージングなど、送信者が複数の送信相手先に情報を送る機能を備えた情報送信装置、送信先指定方法、および送信先指定プログラムに関するものである。
従来、電子メールの同報送信を簡易に行う際には、毎回個別に送信相手先アドレスを指定するのではなく、予め複数の送信相手先アドレスを一つのグループとしてアドレス帳などに登録しておき、宛先としてそのグループを指定すると予め登録しておいた全ての送信相手先アドレスに対して同報送信が行われる方式が一般に広く用いられている。また、メールサーバに予め複数の送信相手先アドレスをメーリングリストとして登録しておき、メーリングリスト宛にメールを送信すると予め登録しておいた全ての送信相手先アドレスに対して同報送信が行われる方式も広く用いられている。
しかし、グループやメーリングリストに登録された送信相手先アドレスのうちの一部の送信相手先アドレスに対してメールを送信したくない場合には、グループやメーリングリストから送信したくない送信相手先アドレスを一時的に削除して修正するか、もしくは送信したい送信相手先アドレスのみを登録した新たなグループやメーリングリストを作成しなければならない。また、他の方法として、グループやメーリングリストに登録されている送信相手先アドレスに基づき、メールを送信したい送信相手先アドレスを個々に指定しなければならない。
上述したいずれの方法も、送信者に対して送信相手先アドレスを指定する手間を強いることになる。前者の場合は、一時的に修正すると、再度、グループやメーリングリストに削除した送信相手先アドレスを戻す修正を行わなければならないし、新たなグループやメーリングリストを作成した場合には、双方のグループやメーリングリストの整合をとりつつ管理を行わなければならないといった別の作業が発生してしまう。また、後者の場合は、仮に、元となるグループに非常に多数の、例えば、1000件の送信相手先アドレスが登録されていた場合、その1000件の送信相手先アドレスを確認しながら、送信したい送信相手先アドレスを指定しなければならない。
そこで、グループおよび送信相手先アドレスを特定の演算子で結合して一種の式を作成して送信相手先アドレスを指定することによって、グループを再度生成することなく柔軟に送信相手先アドレスを増減する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特別な記法を用いて除外したい送信相手先アドレスを送信したい送信相手先アドレスに埋め込んでメールサーバに除外したい送信相手先アドレスを知らせ、メールサーバ側でそれを処理することにより、メーリングリストを再度生成することなく柔軟に送信相手先アドレスを除外する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、いずれの従来技術も特別な演算子などの特定の文字を使用して、一種の式を記述する必要があることから、送信者に大きな負担を強いることになる。また、操作手段としてキーボードではなく単純なボタン、例えば、選択ボタンと決定ボタン等しか備えていないファクシミリ装置のような装置において、送信相手先アドレスを指定する場合には、指定することが困難になるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の送信相手に一括して送信するための配布リストを指定して情報送信を行う場合において、簡易なユーザインターフェースで一部の送信相手を除外して利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、容易に送信先の除外を行うことができる情報送信装置、送信先指定方法、および送信先指定プログラムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、一または複数の送信相手を送信先として指定して情報を送信する情報送信装置において、複数の前記送信相手と、情報を同報送信する場合に一括して指定する複数の前記送信相手を予め登録した配布リストとを記憶する記憶手段と、情報を送信する前記送信相手を入力可能な宛先欄と、前記宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な宛先除外欄とを含む送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄または前記宛先除外欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付ける送信先入出力手段と、前記送信先入出力手段によって、前記宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定する送信先指定手段と、前記送信先指定手段によって指定された前記送信先に情報を送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記送信先入出力手段は、さらに、前記宛先欄とは別個に設けられ、前記宛先欄から入力を受け付けた前記送信相手に送信する情報と同一の情報を、他の前記送信相手に公開して送信する前記送信相手を入力可能な同報宛先欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、または前記同報宛先欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記宛先欄と前記同報宛先欄から同一の前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄または前記同報宛先欄のいずれか一方にのみ、前記送信先として指定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記送信先入出力手段は、さらに、前記同報宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な同報宛先除外欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、前記同報宛先欄、または前記同報宛先除外欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記同報宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記同報宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記同報宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記同報宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記送信先入出力手段は、さらに、前記宛先欄および前記同報宛先欄とは別個に設けられ、前記宛先欄から入力を受け付けた前記送信相手に送信する情報と同一の情報を、他の送信相手に非公開で送信する前記送信相手を入力可能な非公開同報宛先欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、前記同報宛先欄、または前記非公開同報宛先欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記宛先欄、前記同報宛先欄、および前記非公開同報宛先欄から同一の前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄、前記同報宛先欄、または前記非公開同報宛先欄のいずれか一箇所にのみ、前記送信先として指定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記送信先入出力手段は、さらに、前記非公開同報宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な非公開同報宛先除外欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、前記同報宛先欄、前記同報宛先除外欄、前記非公開同報宛先欄、または前記非公開同報宛先除外欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記非公開同報宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記非公開同報宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記非公開同報宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記非公開同報宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定すること、を特徴とする。
また、本発明は、一または複数の送信相手を送信先として指定して情報を送信する情報送信装置において実行する送信先指定方法において、情報を送信する前記送信相手を入力可能な宛先欄と、前記宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な宛先除外欄とを含む送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄または前記宛先除外欄に対して、記憶手段に記憶された前記送信相手または情報を同報送信する場合に一括して指定する複数の前記送信相手を予め登録した配布リストの入力を受け付ける送信先入出力ステップと、前記送信先入出力ステップによって、前記宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定する送信先指定ステップと、前記送信先指定ステップによって指定された前記送信先に情報を送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、請求項6に記載された送信先指定方法をコンピュータで実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報を送信する送信相手を入力可能な宛先欄から配布リストの入力を受け付け、かつ宛先欄から除外する送信相手を入力可能な宛先除外欄から配布リストに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄から入力を受け付けた配布リストに登録された複数の送信相手から、宛先除外欄から入力を受け付けた送信相手を除外して送信先として指定し、指定された送信先に情報を送信する。このように、宛先欄から除外する送信相手を入力可能な宛先除外欄を設けることにより、簡易なユーザインターフェースで宛先欄の一部の送信相手を除外して利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、容易に送信先の除外を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、宛先欄と、宛先欄とは別個に設けられ、宛先欄から入力を受け付けた送信相手に送信する情報と同一の情報を、他の送信相手に公開して送信する送信相手を入力可能な同報宛先欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄または同報宛先欄のいずれか一方にのみ送信先として指定する。従って、宛先欄に入力された送信相手を除外して同報宛先欄に入力する手間が省かれるため、利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、宛先欄と同報宛先欄の送信先の指定を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、同報宛先欄から配布リストの入力を受け付け、かつ同報宛先欄から除外する送信相手を入力可能な同報宛先除外欄から配布リストに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、同報宛先欄から入力を受け付けた配布リストに登録された複数の送信相手から、同報宛先除外欄から入力を受け付けた送信相手を除外して送信先として指定する。このように、同報宛先欄から除外する送信相手を入力可能な同報宛先除外欄を設けることにより、簡易なユーザインターフェースで同報宛先欄の一部の送信相手を除外して利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、容易に送信先の除外を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、宛先欄、同報宛先欄、および宛先欄および同報宛先欄とは別個に設けられ、宛先欄から入力を受け付けた送信相手に送信する情報と同一の情報を、他の送信相手に非公開で送信する送信相手を入力可能な非公開同報宛先欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄、同報宛先欄、または非公開同報宛先欄のいずれか一箇所にのみ送信先として指定する。従って、宛先欄、同報宛先欄に入力された送信相手を除外して非公開同報宛先欄に入力する手間が省かれるため、利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、宛先欄、同報宛先欄、および非公開同報宛先欄の送信先の指定を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、非公開同報宛先欄から配布リストの入力を受け付け、かつ非公開同報宛先欄から除外する送信相手を入力可能な非公開同報宛先除外欄から配布リストに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、非公開同報宛先欄から入力を受け付けた配布リストに登録された複数の送信相手から、非公開同報宛先除外欄から入力を受け付けた送信相手を除外して送信先として指定する。このように、非公開同報宛先欄から除外する送信相手を入力可能な非公開同報宛先除外欄を設けることにより、簡易なユーザインターフェースで非公開同報宛先欄の一部の送信相手を除外して利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、容易に送信先の除外を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報送信装置、送信先指定方法、および送信先指定プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、本発明にかかる情報送信装置をPC(Personal Computer)に適用した例を示すが、これに限定されることなく、本発明を送信者が複数の送信相手に情報を送るための機能を備えたファクシミリ装置、ファクシミリ機能や電子メール機能を備えたMFP(マルチ ファンクション装置、複合機)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話に適用することができる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、本発明にかかる情報送信装置の機能を実行することができるメール送受信装置について説明する。本実施の形態にかかるメール送受信装置は、配布リストを作成して電子メール(以下、メールという。)を複数の送信相手へ同報送信する場合に、除外したい送信相手を入力することにより複数の送信相手からその除外したい送信相手を除外してメールを送信するものである。図1は、第1の実施の形態にかかるメール送受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、メール送受信装置100は、電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク150を介して、メールサーバ130と、メールサーバ140と、他のメール送受信装置10、20、30と接続されている。なお、接続されている他のメール送受信装置は、メール送受信装置100と同様の機能を有しており、増減することができる。
第1の実施の形態では、本発明にかかる情報送信装置の機能を実行することができるメール送受信装置について説明する。本実施の形態にかかるメール送受信装置は、配布リストを作成して電子メール(以下、メールという。)を複数の送信相手へ同報送信する場合に、除外したい送信相手を入力することにより複数の送信相手からその除外したい送信相手を除外してメールを送信するものである。図1は、第1の実施の形態にかかるメール送受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、メール送受信装置100は、電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク150を介して、メールサーバ130と、メールサーバ140と、他のメール送受信装置10、20、30と接続されている。なお、接続されている他のメール送受信装置は、メール送受信装置100と同様の機能を有しており、増減することができる。
メールサーバ130は、メール送受信装置100からメール送受信装置10等にメールの送信するためのコンピュータである。例えば、代表的なものとしては、メール送信プロトコル(通信規約)であるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に対応したSMTPサーバである。また、メールサーバ140は、メール送受信装置10等がメール送受信装置100からのメールを受信するためのコンピュータである。例えば、代表的なものとしては、メール受信プロトコルであるPOP(Post Office Protocol)に対応したPOPサーバである。
また、図1に示すように、メール送受信装置100は、アドレスデータベース120と、ディスプレイ101と、入力装置102と、アドレス入出力部105と、アドレス指定部106と、メール生成部108と、送受信部109と、メール表示部110と、を主に備えている。
アドレスデータベース120は、個々の複数の送信相手の名前とその複数の送信相手のメールアドレス(以下、アドレスという。)とを対応付けたアドレス帳であり、ハードディスクドライブ装置(HDD)やメモリ等の記憶媒体に記憶されている。また、アドレスデータベース120は、メールを同報送信する場合に一括して指定できる複数の送信相手の名前とその複数の送信相手のアドレスを登録したグループ(配布リスト)とを対応付けたアドレス帳である。例えば、グループを送信先として入力すると、入力したグループに登録された複数の送信相手を個々に入力しなくても、そのグループに登録された複数の送信相手のアドレスを指定して、指定された全てのアドレスに同時に同一のメールを送信できる。
図2は、個々の複数の送信相手の名前および送信相手のアドレスを表示したアドレス帳の画面の一例を示す図である。図2に示すように、アドレス帳を表示する画面では、様々な機能を実行する「ファイル(F)」「編集(E)」「表示(V)」「ツール(T)」「ヘルプ(H)」のメニューと「新規作成」「プロパティ」等のツールバーが表示され、それらの下部の左側に表示される送信相手の名前とアドレスのカテゴリ、右側に送信相手の名前とアドレスが表示される。図2では、「メインユーザーの連絡先」のカテゴリが指定されており、登録されている全員の送信相手の名前(「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」)と、その送信相手のアドレス(「aaa@xxx.com」「bbb@xxx.com」「ccc@xxx.com」「ddd@xxx.com」「eee@xxx.com」「fff@xxx.com」「ggg@xxx.com」「hhh@xxx.com」「iii@xxx.com」「jjj@xxx.com」)が表示され、さらにグループ名(「グループ01」、「全員」)が表示されている。
図3は、グループに登録されている送信相手の名前および送信相手のアドレスを表示したアドレス帳表示画面の一例を示す図である。図3に示すアドレス帳表示画面では、図2と同様の構成をしている。図3に示すアドレス帳表示画面では、「グループ01」のグループのカテゴリが指定されており、その「グループ01」に登録されている送信相手の名前(「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」)と、その送信相手のアドレス(「eee@xxx.com」「fff@xxx.com」「ggg@xxx.com」「hhh@xxx.com」「iii@xxx.com」)が表示されている。
図4は、送信相手全員を含めたグループに登録されている送信相手の名前および送信相手のアドレスを表示したアドレス帳表示画面の一例を示す図である。図4に示すアドレス帳表示画面では、図2と同様の構成をしている。図4に示すアドレス帳表示画面では、「全員」のグループのカテゴリが指定されており、その「全員」に登録されている送信相手の名前(「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」)と、その送信相手のアドレス(「aaa@xxx.com」「bbb@xxx.com」「ccc@xxx.com」「ddd@xxx.com」「eee@xxx.com」「fff@xxx.com」「ggg@xxx.com」「hhh@xxx.com」「iii@xxx.com」「jjj@xxx.com」)が表示されている。
なお、この図2〜4のアドレス帳表示画面から、利用者は送信相手の名前とその送信相手のアドレスを追加や削除、変更などの編集することが可能である。そして、利用者により送信相手とその送信相手のアドレスの追加や削除、変更などの編集がなされた場合は、アドレスデータベース120に記憶される。
ディスプレイ101は、文字や画像を表示する装置であり、各種画面等を表示するものである。入力装置102は、マウス、トラックボールやトラックパッドなどのポインティングデバイスやキーボード等であり、利用者がディスプレイ101に表示された画面に対する操作を行うものである。
アドレス入出力部105は、利用者によって、メールを送信する送信相手の入力が可能な宛先欄と、宛先欄から除外する送信相手の入力が可能な宛先除外欄とを含む送信先指定画面をディスプレイ101に表示し、利用者による宛先欄または宛先除外欄に対する送信相手またはグループの入力を受け付けるものである。また、アドレス入出力部105に表示される送信先指定画面には、宛先欄とは別個に設けられ、宛先欄から入力された送信相手に送信するメールと同一のメールを他の送信相手に公開して送信する送信相手の入力が可能なCC(Carbon Copy)欄(同報宛先欄)と、CC欄から除外する送信相手の入力が可能なCC除外欄(同報宛先除外欄)とを含んでおり、利用者によるCC欄またはCC除外欄に対する送信相手またはグループの入力を受け付ける。
上記の宛先欄には、メールを送信したい送信相手またはグループが入力され、宛先除外欄には、宛先欄に入力されたグループに登録されている送信相手のうち、メールを送信したくない送信相手が入力される。また、CC欄には、宛先欄に入力された送信相手と同様のメールを同報送信したい送信相手またはグループが入力され、CC除外欄は、宛先除外欄と同様に、CC欄に入力されたグループに登録されている送信相手のうち、メールを同報送信したくない送信相手が入力される。なお、送信先指定画面の構成については、後述する。
アドレス指定部106は、アドレス入出力部105によって、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、またはCC除外欄から利用者によるグループの入力を受け付けた場合、アドレスデータベース120に記憶さている入力を受け付けたグループを参照し、そのグループに登録された送信相手のアドレスに展開する。そして、アドレス指定部106は、利用者によって宛先欄からグループの入力を受け付け、かつ宛先除外欄から送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄から入力を受け付けたグループに登録されたアドレスと、宛先除外欄から入力を受け付けたアドレスとを比較して、同一のアドレスがあるか否かの判断をする。同一のアドレスがあった場合には、宛先欄から入力を受け付けたグループに登録されたアドレスから、宛先除外欄から入力を受け付けた同一のアドレスを除外した残りのアドレスを、メールの送信先として指定するものである。
また、アドレス指定部106は、利用者によってCC欄からグループの入力を受け付け、かつCC除外欄から送信相手の入力を受け付けた場合、CC欄から入力を受け付けたグループに登録されたアドレスとCC除外欄から入力を受け付けたアドレスとを比較して、同一のアドレスがあるか否かの判断をする。同一のアドレスがあった場合には、CC欄から入力を受け付けたグループに登録されたアドレスから、CC除外欄から入力を受け付けた同一のアドレスを除外した残りのアドレスを、メールの同報送信先として指定する。
さらに、アドレス指定部106は、アドレス入出力部105によって、宛先欄とCC欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定する。なお、本実施の形態では、宛先欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定しているが、CC欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定してもよい。すなわち、いずれか1箇所の欄のみに同一の送信相手のアドレスが送信先と指定されるよう構成すればよい。
メール生成部108は、アドレス指定部106により指定されたアドレスを利用して、指定されたアドレスの送信相手に送信するメールを生成する。
送受信部109は、アドレス指定部106により指定されたアドレスに、メール生成部108により生成されたメールを送信する。また、他のメール送受信装置からのメールを受信する。
メール表示部110は、他のメール送受信装置からメールを受信した場合、その受信したメールをディスプレイ101に表示するものである。
本実施の形態にかかるメール送受信装置100は、以上のような構成を備えている。ここで、従来の送信先指定画面を含んだメール送信画面と、送信先の指定方法について説明する。なお、送信相手とアドレスは、アドレスデータベース120に記憶されたものを参照する。
図12は、従来のメール送信画面の一例を示す図である。図12に示すように、従来のメール送信画面では、様々な機能を実行する「ファイル(F)」「編集(E)」「表示(V)」等や、「送信」「切り取り」等のボタンが表示される。そして、それらのボタンの下部に送信相手を入力する宛先欄と、同報送信を行う送信相手を入力するCC欄とが表示されている。さらに下部には、件名とメッセージ等のメールの内容(○○の件について)を作成する領域が表示されている。なお、従来の送信先指定画面とは、宛先欄とCC欄とから構成されている。図12では、利用者により宛先欄にアドレスデータベース120に登録されている送信相手の全員(「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」)が個々に入力されていることより、全員の送信相手のアドレスが指定されており、このメールは、その全員の送信相手に送信されることになる。
図13は、従来のメール送信画面の一例を示す図である。図13に示す従来のメール送信画面は、図12と同様の構成をしている。そして、図13では、宛先欄にアドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力されていることより、このメールは、グループ「全員」に登録されている全員(「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」)の送信相手のアドレスが指定されており、結果として、個々の送信相手の全員が入力された場合と同様に、このメールは、その全員の送信相手に送信されることになる。つまり、宛先欄に送信相手の全員を個々に入力しても、その全員の送信相手を登録したグループを入力しても、送信相手の全員にメールが送信されるため、利用者は、グループ「全員」を入力する方が、容易であり間違いも軽減される。
ここで、何らかの理由によりグループ「全員」から「JJJ」を除いた9件の送信相手に、同報送信をすると、従来では、「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の9件の送信相手を登録した新たにグループを作成するか、9件全ての送信相手を宛先欄に入力する必要があった。図14は、9件の送信相手を入力した従来のメール送信画面の一例を示す図である。図14に示すように、メール送信画面では、「JJJ」を除いた9件の送信相手が入力されている。これは、宛先欄に「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の送信相手を選択して入力したものである。このように、上記のいずれの方法も利用者に対して送信相手の入力の手間を強いることになる。これに対し、本実施の形態では、グループから一部の送信相手を除いてメールを送信する場合でも、グループの入力方法を活用できる。
次に、上記のように構成された本実施の形態にかかるメール送受信装置100における送信先指定処理について説明する。図5−1、5−2は、第1の実施の形態におけるメール送受信装置による送信先指定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、利用者がメールを送信する場合、アドレス入出力部105は、送信先指定画面を含むメール送信画面を表示する。メール送信画面は、様々な機能を実行するメニューやツールバーが表示される。そして、送信相手を入力する宛先欄と、宛先欄から除外する送信相手を入力する宛先除外欄と、同報送信を行う送信相手を入力するCC欄と、CC欄から除外する送信相手を入力するCC除外欄が順番に表示される。さらに、件名とメッセージ等のメールの内容を作成する領域が表示されている。なお、本実施の形態の送信先指定画面とは、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、およびCC除外欄から構成されている。
次に、アドレス入出力部105は、利用者によりメールを送信する送信相手またはグループの入力を受け付ける(ステップS501)。そして、アドレス指定部106は、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、CC除外欄のいずれかから受け付けた入力に、グループの入力が含まれているか否かの判断をする(ステップS502)。そして、アドレス指定部106は、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、CC除外欄のいずれかにグループの入力が含まれていた場合(ステップS502:Yes)、アドレスデータベース120に記憶さている入力を受け付けたグループを参照し、そのグループに登録された送信相手のアドレスに展開する(ステップS503)。一方、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、CC除外欄のいずれかにもグループの入力が含まれていない場合(ステップS502:No)は、展開する必要がなく、入力を受け付けた送信相手のアドレスで処理を行う。
次に、アドレス指定部106は、利用者によって宛先欄からグループの入力を受け付け、かつ宛先除外欄から送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄から入力を受け付けたグループから展開された各アドレスと宛先除外欄から入力を受け付けたアドレスとを比較し(ステップS504)、同一のアドレスがあるか否かの判断をする(ステップS505)。
同一のアドレスがあった場合(ステップS505:Yes)、アドレス指定部106は、宛先欄から入力を受け付けたグループから展開されたアドレスから、その同一のアドレスを除外する(ステップS506)。一方、同一のアドレスがなかった場合は(ステップS505:No)、宛先欄のアドレスはそのままにする。
次に、アドレス指定部106は、CC欄から送信相手またはグループの入力を受け付けたか否かの判断をする(ステップS507)。CC欄から送信相手またはグループの入力を受け付けていない場合(ステップS507:No)、アドレス指定部106は、宛先欄のアドレスをメールの送信先として指定する。そして、メール生成部108は、アドレス指定部106により指定された送信先を利用して、指定された送信先を宛先としたメールヘッダを有するメールを生成する(ステップS514)。そして、送受信部109は、アドレス指定部106により指定された送信先のアドレスに、メール生成部108により生成されたメールを送信する(ステップS515)。
ここで、宛先欄のアドレスをメールの送信先として指定した場合に、メール生成部108により生成されるメールのメール送信画面について説明する。図6は、宛先欄のアドレスをメールの送信先として指定した場合のメール送信画面の一例を示す図である。図6に示すように、メール送信画面では、様々な機能を実行する「ファイル(F)」「編集(E)」「表示(V)」等のメニューや、「送信」「切り取り」等のツールバーが表示される。そして、それらの下部に送信相手を入力する宛先欄と、宛先欄から除外する送信相手を入力する宛先除外欄と、同報送信を行う送信相手を入力するCC欄と、CC欄から除外する送信相手を入力するCC除外欄が順番に表示されている。さらに下部には、件名とメッセージ等のメールの内容(○○の件について)を作成する領域が表示されている。図6に示すメール送信画面では、利用者により宛先欄には、アドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力され、宛先除外欄には、宛先欄から送信したくない送信相手の「JJJ」が入力されている。これによって、「全員」のアドレスから「JJJ」のアドレスが除外された「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の9件の送信相手のアドレスが指定されていることになり、このメールは、「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の9件の送信相手のアドレスに送信されることになる。
一方、ステップS507に戻り、CC欄から送信相手またはグループの入力を受け付けた場合(ステップS507:Yes)、アドレス指定部106は、宛先欄から入力を受け付けたグループから展開された各アドレスと、CC欄から入力を受け付けたアドレスとを比較し(ステップS508)、同一のアドレスがあるか否かの判断をする(ステップS509)。
同一のアドレスがあった場合(ステップS509:Yes)、アドレス指定部106は、CC欄から入力を受け付けたアドレスから、その同一のアドレスを除外する(ステップS510)。一方、同一のアドレスがなかった場合は(ステップS509:No)、CC欄のアドレスはそのままにする。
次に、アドレス指定部106は、利用者によってCC欄からグループの入力を受け付け、かつCC除外欄から送信相手の入力を受け付けた場合、CC欄から入力を受け付けたグループから展開された各アドレスとCC除外欄から入力を受け付けたアドレスとを比較し(ステップS511)、同一のアドレスがあるか否かの判断をする(ステップS512)。
同一のアドレスがあった場合(ステップS512:Yes)、アドレス指定部106は、CC欄から入力を受け付けたグループから展開されたアドレスから、その同一のアドレスを除外する(ステップS513)。一方、同一のアドレスがなかった場合は(ステップS512:No)、CC欄のアドレスはそのままにする。そして、アドレス指定部106は、宛先欄とCC欄のアドレスをメールの送信先として指定する。なお、アドレス指定部105は、CC欄からグループではなく送信相手の入力のみを受け付けていた場合も、宛先欄とCC欄のアドレスをメールの送信先として指定する。
そして、メール生成部108は、アドレス指定部106により指定された送信先を利用して、指定された送信先を宛先としたメールヘッダを有するメールを生成する(ステップS514)。そして、送受信部109は、アドレス指定部106により指定された送信先のアドレスに、メール生成部108により生成されたメールを送信する(ステップS515)。
ここで、宛先欄とCC欄のアドレスをメールの送信先として指定した場合に、メール生成部108により生成されるメールのメール送信画面について説明する。図7は、宛先欄とCC欄のアドレスをメールの送信先として指定した場合のメール送信画面の一例を示す図である。図7に示すメール送信画面の構成は、図6に示すメール送信画面と同様である。図7に示すメール送信画面では、利用者により宛先欄には、アドレスデータベース120に登録されている送信相手の「JJJ」が入力され、宛先除外欄には、送信相手およびグループのいずれも入力されていない。また、CC欄には、アドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力され、CC除外欄には、CC欄から除外する送信相手の「JJJ」が入力されている。これにより、送信相手の「JJJ」のアドレスが宛先欄に、「全員」のアドレスから「JJJ」のアドレスが除外された「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の9件の送信相手のアドレスがCC欄に指定されていることになり、このメールは、「JJJ」の送信相手のアドレスに送信され、「JJJ」を除外した「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の9件の送信相手のアドレスに同報送信されることになる。
図8は、宛先欄とCC欄のアドレスをメールの送信先として指定した場合のメール送信画面の一例を示す図である。図8に示すメール送信画面の構成は、図6に示すメール送信画面と同様である。図8に示すメール送信画面では、利用者により宛先欄には、アドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力され、宛先除外欄には、宛先欄から除外する送信相手の「BBB」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」が入力されている。また、CC欄にも、アドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力され、CC除外欄には、CC欄から除外する送信相手の「JJJ」が入力されている。これにより、宛先欄には、グループ「全員」から、宛先除外欄に入力された送信相手の「BBB」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」を除外した「AAA」「CCC」「DDD」の送信相手のアドレスが指定されている。また、CC欄には、「全員」のアドレスから、宛先欄に入力された送信相手の「AAA」「CCC」「DDD」とCC除外欄に入力された送信相手の「JJJ」のアドレスとが除外された「BBB」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の送信相手のアドレスが指定されていることになる。これにより、このメールは、「AAA」「CCC」「DDD」の送信相手のアドレスに送信され、「BBB」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の送信相手のアドレスに同報送信されることになる。
なお、宛先欄とCC欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定する機能を備えていない場合を説明する。図9は、宛先欄とCC欄へ入力された同一の送信相手のアドレスを送信先として宛先欄のみに指定しない場合のメール送信画面の一例を示す図である。図9に示すメール送信画面の構成は、図6に示すメール送信画面と同様である。図9に示すメール送信画面では、利用者により宛先欄には、アドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力され、宛先除外欄には、宛先欄から除外する送信相手の「BBB」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」が入力されている。また、CC欄にも、「BBB」「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」「JJJ」が入力され、CC除外欄には、CC欄から除外する送信相手の「JJJ」が入力されている。このように、宛先欄とCC欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定する機能を備えていない場合には、宛先除外欄とCC欄とに同様の送信相手を入力することになり、利用者の負荷が軽減されなくなる。
このように、本実施の形態にかかるメール送受信装置100は、宛先欄からグループの入力を受け付け、かつ宛先除外欄からグループに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄から入力を受け付けたグループに登録された送信相手のアドレスから、宛先除外欄から入力を受け付けた送信相手のアドレスを除外して送信先として指定し、指定された送信先にメールを送信する。同様に、CC欄からグループの入力を受け付け、かつCC除外欄からグループに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、CC欄から入力を受け付けたグループに登録された送信相手のアドレスから、CC除外欄から入力を受け付けた送信相手のアドレスを除外して送信先として指定する。このように、宛先除外欄、CC除外欄を設けることにより、簡易なユーザインターフェースで宛先欄、CC欄の一部の送信相手のアドレスを除外して利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、容易に送信先の除外を行うことができる。
また、本実施の形態にかかるメール送受信装置100は、宛先欄とCC欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄またはCC欄のいずれか一方にのみ、その同一の送信相手のアドレスを送信先として指定する。従って、宛先欄に入力された送信相手を除外してCC欄に入力する手間が省かれるため、利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、宛先欄とCC欄の送信先の指定を容易に行うことができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかるメール送受信装置は、配布リストを作成してメールを複数の送信相手へ同報送信する場合に、除外したい送信相手を入力することにより複数の送信相手からその除外したい送信相手を除外してメールを送信するものであり、宛先欄とCC欄とを備えている。本実施の形態では、さらに、他の送信相手には非公開で同報送信を行うBCC(Blind Carbon Copy)欄を備えた構成となっている。
第1の実施の形態にかかるメール送受信装置は、配布リストを作成してメールを複数の送信相手へ同報送信する場合に、除外したい送信相手を入力することにより複数の送信相手からその除外したい送信相手を除外してメールを送信するものであり、宛先欄とCC欄とを備えている。本実施の形態では、さらに、他の送信相手には非公開で同報送信を行うBCC(Blind Carbon Copy)欄を備えた構成となっている。
従来のメールにおいては、グループなどに登録されている送信相手のアドレスを適宜、宛先欄、CC欄、BCC欄に振り分けたい場合、各フィールドに個別の送信相手のアドレスを指定する必要があった。例えば、100件の送信相手のアドレスが登録されているグループについて、50件を宛先欄に、残り50件をCC欄に振り分けたいとすると、宛先欄にはグループと50件の除外したい送信相手のアドレス(=CCに含めたい送信相手のアドレス)を、CC欄にもグループと50件の除外したい送信相手のアドレス(=宛先欄に含めたい送信相手のアドレス)を記述しなければならず、これはグループを使用せずに個別に送信相手のアドレスを指定する方法と比べて、送信相手のアドレスの指定における負荷の軽減になっていなかった。そこで本実施形態にかかるメール送受信装置では、CC欄およびBCC欄においても、除外したい送信相手を入力することにより複数の送信相手からその除外したい送信相手を除外してメールを送信するものである。
本実施の形態にかかるメール送受信装置の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、図1を参照して異なる機能を有する構成のみ説明する。
アドレス入出力部105は、第1の実施の形態の機能に加え、宛先欄およびCC欄とは別個に設けられ、宛先欄から入力を受け付けた送信相手に送信するメールと同一のメールを他の送信相手に非公開で送信する送信相手の入力が可能なBCC欄(非公開同報宛先欄)と、BCC欄から除外する送信相手の入力が可能なBCC除外欄(非公開同報宛先除外欄)を含む送信先指定画面をディスプレイ101に表示し、利用者による宛先欄、宛先除外欄、CC欄、またはCC除外欄、BCC欄、BCC除外欄に対する送信相手またはグループの入力を受け付ける。また、BCC欄には、宛先欄に入力された送信相手と同様のメールを他の送信相手に被告快で同報送信したい送信相手またはグループが入力され、BCC除外欄は、BCC欄に入力されたグループに登録されている送信相手のうち、メールを同報送信したくない送信相手が入力される。
アドレス指定部106は、第1の実施の形態の機能に加え、利用者によってBCC欄からグループの入力を受け付け、かつBCC除外欄から送信相手の入力を受け付けた場合、BCC欄から入力を受け付けたグループに登録されたアドレスとBCC除外欄から入力を受け付けたアドレスとを比較して、同一のアドレスがあるか否かの判断をする。同一のアドレスがあった場合には、BCC欄から入力を受け付けたグループに登録されたアドレスから、BCC除外欄から入力を受け付けたアドレスを除外した残りのアドレスを、メールの非公開の同報送信先として指定する。
さらに、アドレス指定部106は、アドレス入出力部105によって、宛先欄とCC欄とBCC欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定する。なお、本実施の形態では、宛先欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定しているが、CC欄またはBCC欄のみにその同一の送信相手のアドレスを送信先として指定してもよい。すなわち、いずれか1箇所の欄のみに同一の送信相手のアドレスが送信先と指定されるよう構成すればよい。
次に、上記のように構成された本実施の形態にかかるメール送受信装置100における送信先指定処理について説明する。図10−1、10−2は、第2の実施の形態におけるメール送受信装置による送信先指定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、利用者がメールを送信する場合、アドレス入出力部105は、送信先指定画面を含むメール送信画面を表示する。メール送信画面は、様々な機能を実行するメニューやツールバーが表示される。そして、送信相手を入力する宛先欄と、宛先欄から除外する送信相手を入力する宛先除外欄と、同報送信を行う送信相手を入力するCC欄と、CC欄から除外する送信相手を入力するCC除外欄と、他の送信相手に非公開で同報送信を行う送信相手を入力するBCC欄と、BCC欄から除外する送信相手を入力するBCC除外欄が順番に表示される。さらに、件名とメッセージ等のメールの内容を作成する領域が表示されている。なお、本実施の形態の送信先指定画面とは、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、CC除外欄、BCC欄、およびBCC除外欄から構成されている。
次に、アドレス入出力部105は、利用者によりメールを送信する送信相手またはグループの入力を受け付ける(ステップS1001)。そして、アドレス指定部106は、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、CC除外欄、BCC欄、BCC除外欄のいずれかから受け付けた入力に、グループの入力が含まれているか否かの判断をする(ステップS1002)。そして、アドレス指定部106は、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、CC除外欄、BCC欄、BCC除外欄のいずれかにグループの入力が含まれていた場合(ステップS1002:Yes)、アドレスデータベース120に記憶さている入力を受け付けたグループを参照し、そのグループに登録された送信相手のアドレスに展開する(ステップS1003)。一方、宛先欄、宛先除外欄、CC欄、CC除外欄、BCC欄、BCC除外欄のいずれかにもグループの入力が含まれていない場合(ステップS1002:No)は、展開する必要がなく、入力を受け付けた送信相手のアドレスで処理を行う。
ここで、アドレス指定部106による宛先欄から入力を受け付けたグループから展開された各アドレスと宛先除外欄から入力を受け付けたアドレスとの比較から、アドレス指定部106によるCC欄から入力を受け付けたグループから展開されたアドレスから同一のアドレスを除外するまでの処理は(ステップS1004〜S1013)、第1の実施の形態と同様であるため省略する(ステップS504〜S513)。
次に、アドレス指定部106は、BCC欄から送信相手またはグループの入力を受け付けたか否かの判断をする(ステップS1014)。BCC欄から送信相手またはグループの入力を受け付けていない場合(ステップS1014:No)、アドレス指定部106は、宛先欄とCC欄のアドレスをメールの送信先として指定する。そして、メール生成部108は、アドレス指定部106により指定された送信先を利用して、指定された送信先を宛先としたメールヘッダを有するメールを生成する(ステップS1024)。そして、送受信部109は、アドレス指定部106により指定された送信先のアドレスに、メール生成部108により生成されたメールを送信する(ステップS1025)。
一方、BCC欄から送信相手またはグループの入力を受け付けた場合(ステップS1014:Yes)、アドレス指定部106は、宛先欄から入力を受け付けたグループから展開された各アドレスと、BCC欄から入力を受け付けたアドレスとを比較し(ステップS1015)、同一のアドレスがあるか否かの判断をする(ステップS1016)。
同一のアドレスがあった場合(ステップS1016:Yes)、アドレス指定部106は、BCC欄から入力を受け付けたアドレスから、その同一のアドレスを除外する(ステップS1017)。一方、同一のアドレスがなかった場合は(ステップS1016:No)、BCC欄のアドレスはそのままにする。
次に、アドレス指定部106は、CC欄から入力を受け付けたグループから展開された各アドレスと、BCC欄から入力を受け付けたアドレスとを比較し(ステップS1018)、同一のアドレスがあるか否かの判断をする(ステップS1019)。
同一のアドレスがあった場合(ステップS1019:Yes)、アドレス指定部106は、BCC欄から入力を受け付けたアドレスから、その同一のアドレスを除外する(ステップS1020)。一方、同一のアドレスがなかった場合は(ステップS1019:No)、BCC欄のアドレスはそのままにする。
次に、アドレス指定部106は、利用者によってBCC欄からグループの入力を受け付け、かつBCC除外欄から送信相手の入力を受け付けた場合、BCC欄から入力を受け付けたグループから展開された各アドレスと、BCC除外欄から入力を受け付けたアドレスとを比較し(ステップS1021)、同一のアドレスがあるか否かの判断をする(ステップS1022)。
同一のアドレスがあった場合(ステップS1022:Yes)、アドレス指定部106は、BCC欄から入力を受け付けたグループから展開されたアドレスから、その同一のアドレスを除外する(ステップS1023)。一方、同一のアドレスがなかった場合は(ステップS1022:No)、BCC欄のアドレスはそのままにする。そして、アドレス指定部106は、宛先欄とCC欄とBCCのアドレスをメールの送信先として指定する。なお、アドレス指定部105は、CC欄、BCC欄からグループではなく送信相手の入力のみを受け付けていた場合も、宛先欄とCC欄とBCC欄のアドレスをメールの送信先として指定する。
そして、メール生成部108は、アドレス指定部106により指定された送信先を利用して、指定された送信先を宛先としたメールヘッダを有するメールを生成する(ステップS1024)。そして、送受信部109は、アドレス指定部106により指定された送信先のアドレスに、メール生成部108により生成されたメールを送信する(ステップS1025)。
ここで、宛先欄とCC欄とBCC欄のアドレスをメールの送信先として指定した場合に、メール生成部108により生成されるメールのメール送信画面について説明する。図11は、宛先欄とCC欄とBCC欄のアドレスをメールの送信先として指定した場合のメール送信画面の一例を示す図である。図11に示すように、メール送信画面では、様々な機能を実行する「ファイル(F)」「編集(E)」「表示(V)」等のメニューや、「送信」「切り取り」等のツールバーが表示される。そして、それらの下部に送信相手を入力する宛先欄と、宛先欄から除外する送信相手を入力する宛先除外欄と、同報送信を行う送信相手を入力するCC欄と、CC欄から除外する送信相手を入力するCC除外欄と、他の送信相手に非公開で同報送信を行う送信相手を入力するBCC欄と、BCC欄から除外する送信相手を入力するBCC除外欄が順番に表示されている。さらに下部には、件名とメッセージ等のメールの内容(○○の件について)を作成する領域が表示されている。
図11に示すメール送信画面では、利用者により宛先欄には、アドレスデータベース120に登録されている送信相手の「JJJ」が入力され、宛先除外欄には、送信相手およびグループのいずれも入力されていない。また、CC欄には、アドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力され、CC除外欄には、CC欄から除外する送信相手の「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」が入力されている。また、BCC欄にも、アドレスデータベース120に登録されているグループの「全員」が入力され、BCC除外欄には、BCC欄から除外する送信相手の「CCC」「DDD」が入力されている。これにより、宛先欄には、送信相手の「JJJ」のアドレスが指定される。また、CC欄には、「全員」のアドレスから、宛先欄に入力された送信相手の「JJJ」のアドレスと、CC除外欄に入力された送信相手の「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」のアドレスが除外された「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の5件の送信相手のアドレスが指定されていることになる。さらに、BCC欄には「全員」のアドレスから、宛先欄に入力された送信相手の「JJJ」のアドレスと、CC欄に入力された送信相手の「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」のアドレスと、BCC欄に入力された送信相手の「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」のアドレスと、BCC除外欄に入力された送信相手の「CCC」「DDD」とが除外された「AAA」「BBB」の送信相手のアドレスが指定されていることになる。従って、このメールは、「JJJ」の2件送信相手のアドレスに送信され、「EEE」「FFF」「GGG」「HHH」「III」の送信相手のアドレスに他の送信相手に公開される同報送信がされ、「AAA」「BBB」の送信相手のアドレスに他の送信相手に非公開で同報送信されることになる。
このように、本実施の形態にかかるメール送受信装置100は、宛先欄からグループの入力を受け付け、かつ宛先除外欄からグループに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄から入力を受け付けたグループに登録された送信相手のアドレスから、宛先除外欄から入力を受け付けた送信相手のアドレスを除外して送信先として指定し、指定された送信先にメールを送信する。同様に、CC欄からグループの入力を受け付け、かつCC除外欄からグループに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、CC欄から入力を受け付けたグループに登録された送信相手のアドレスから、CC除外欄から入力を受け付けた送信相手のアドレスを除外して送信先として指定する。さらに同様に、BCC欄からグループの入力を受け付け、かつBCC除外欄からグループに登録された送信相手の入力を受け付けた場合、BCC欄から入力を受け付けたグループに登録された送信相手のアドレスから、BCC除外欄から入力を受け付けた送信相手のアドレスを除外して送信先として指定する。このように、宛先除外欄、CC除外欄、BCC除外欄を設けることにより、簡易なユーザインターフェースで宛先欄、CC欄、BCC欄の一部の送信相手のアドレスを除外して利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、容易に送信先の除外を行うことができる。
また、本実施の形態にかかるメール送受信装置100は、宛先欄、CC欄、およびBCC欄から同一の送信相手の入力を受け付けた場合、宛先欄、CC欄、またはCC欄のいずれか一箇所にのみ送信先として指定する。従って、宛先欄、CC欄に入力された送信相手のアドレスを除外してBCC欄に入力する手間が省かれるため、利用者の負荷を軽減するとともに、簡易な構成の操作手段しか有さない装置においても、宛先欄、CC欄、およびBCC欄の送信先の指定を容易に行うことができる。
図15は、第1、2の実施の形態のメール送受信装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。第1、2の実施の形態のメール送受信装置は、CPU2301などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)2302やRAM(Random Access Memory)2303などの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置2304と、ディスプレイ101と、キーボードやマウスなどの入力装置102と、通信I/F2307と、これらを接続するバス2308を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
第1、2の実施形態のメール送受信装置で実行される送信先指定プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、第1、2の実施形態のメール送受信装置で実行される送信先指定プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、第1、2の実施形態のメール送受信装置で実行される送信先指定プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、第1、2の実施形態の送信先指定プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。第1、2の実施の形態のメール送受信装置で実行される送信先指定プログラムは、上述した各部(アドレス入出力部、アドレス指定部、メール生成部、送受信部、メール表示部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から送信先指定プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、アドレス入出力部、アドレス指定部、メール生成部、送受信部、メール表示部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
100 メール送受信装置
101 ディスプレイ
102 入力装置
105 アドレス入出力部
106 アドレス指定部
108 メール生成部
109 送受信部
110 メール表示部
120 アドレスデータベース
130,140 メールサーバ
150 ネットワーク
10,20,30 メール送受信装置
101 ディスプレイ
102 入力装置
105 アドレス入出力部
106 アドレス指定部
108 メール生成部
109 送受信部
110 メール表示部
120 アドレスデータベース
130,140 メールサーバ
150 ネットワーク
10,20,30 メール送受信装置
Claims (7)
- 一または複数の送信相手を送信先として指定して情報を送信する情報送信装置において、
複数の前記送信相手と、情報を同報送信する場合に一括して指定する複数の前記送信相手を予め登録した配布リストとを記憶する記憶手段と、
情報を送信する前記送信相手を入力可能な宛先欄と、前記宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な宛先除外欄とを含む送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄または前記宛先除外欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付ける送信先入出力手段と、
前記送信先入出力手段によって、前記宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定する送信先指定手段と、
前記送信先指定手段によって指定された前記送信先に情報を送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする情報送信装置。 - 前記送信先入出力手段は、さらに、前記宛先欄とは別個に設けられ、前記宛先欄から入力を受け付けた前記送信相手に送信する情報と同一の情報を、他の前記送信相手に公開して送信する前記送信相手を入力可能な同報宛先欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、または前記同報宛先欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、
前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記宛先欄と前記同報宛先欄から同一の前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄または前記同報宛先欄のいずれか一方にのみ、前記送信先として指定すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報送信装置。 - 前記送信先入出力手段は、さらに、前記同報宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な同報宛先除外欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、前記同報宛先欄、または前記同報宛先除外欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、
前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記同報宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記同報宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記同報宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記同報宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定すること、
を特徴とする請求項2に記載の情報送信装置。 - 前記送信先入出力手段は、さらに、前記宛先欄および前記同報宛先欄とは別個に設けられ、前記宛先欄から入力を受け付けた前記送信相手に送信する情報と同一の情報を、他の送信相手に非公開で送信する前記送信相手を入力可能な非公開同報宛先欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、前記同報宛先欄、または前記非公開同報宛先欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、
前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記宛先欄、前記同報宛先欄、および前記非公開同報宛先欄から同一の前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄、前記同報宛先欄、または前記非公開同報宛先欄のいずれか一箇所にのみ、前記送信先として指定すること、
を特徴とする請求項2または3に記載の情報送信装置。 - 前記送信先入出力手段は、さらに、前記非公開同報宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な非公開同報宛先除外欄を含む前記送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄、前記宛先除外欄、前記同報宛先欄、前記同報宛先除外欄、前記非公開同報宛先欄、または前記非公開同報宛先除外欄に対する前記送信相手または前記配布リストの入力を受け付け、
前記送信先指定手段は、前記送信先入出力手段によって、前記非公開同報宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記非公開同報宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記非公開同報宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記非公開同報宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定すること、
を特徴とする請求項4に記載の情報送信装置。 - 一または複数の送信相手を送信先として指定して情報を送信する情報送信装置において実行する送信先指定方法において、
情報を送信する前記送信相手を入力可能な宛先欄と、前記宛先欄から除外する前記送信相手を入力可能な宛先除外欄とを含む送信先指定画面を表示部に表示し、利用者による前記宛先欄または前記宛先除外欄に対して、記憶手段に記憶された前記送信相手または情報を同報送信する場合に一括して指定する複数の前記送信相手を予め登録した配布リストの入力を受け付ける送信先入出力ステップと、
前記送信先入出力ステップによって、前記宛先欄から前記配布リストの入力を受け付け、かつ前記宛先除外欄から前記配布リストに登録された前記送信相手の入力を受け付けた場合、前記宛先欄から入力を受け付けた前記配布リストに登録された複数の前記送信相手から、前記宛先除外欄から入力を受け付けた前記送信相手を除外して前記送信先として指定する送信先指定ステップと、
前記送信先指定ステップによって指定された前記送信先に情報を送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする送信先指定方法。 - 請求項6に記載された送信先指定方法をコンピュータで実行させることを特徴とする送信先指定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006075457A JP2007249847A (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 情報送信装置、送信先指定方法、および送信先指定プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006075457A JP2007249847A (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 情報送信装置、送信先指定方法、および送信先指定プログラム |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007249847A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015198805A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 通信装置およびメールサーバー |
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2006
- 2006-03-17 JP JP2006075457A patent/JP2007249847A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015198805A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 通信装置およびメールサーバー |
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