JP2007248526A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量型ディスプレイ素子に電荷が残留することにより生じる寿命劣化や発光不良を防止する。
【解決手段】複数の走査電極と複数のデータ電極とが交差する複数の交差部に容量型ディスプレイ素子がマトリックス配置されている。走査側駆動回路19は複数の走査電極に走査電圧を供給し、データ側駆動回路21は複数のデータ電極にデータ電圧を供給する。放電部1は、走査側駆動回路が複数の走査電極に走査電圧を供給した後、走査電圧が供給されていない期間内に、複数の走査電極の全て又は一部を選択し、選択した走査電極に対応する全ての容量型ディスプレイ素子に残留した電荷を一斉に放電させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、無機EL(エレクトロルミネッセンス)素子のような複数の容量型ディスプレイ素子をセグメント配置又はマトリックス配置した表示パネルを備え、各容量型ディスプレイ素子を選択的に駆動することで画像表示を行う自発光型の表示装置に関する。
無機EL素子は、蛍光体層及び誘電体層を含む発光層と、この発光層を挟む一対の電極とを有し、一対の電極間に電圧パルスを供給することにより発光する。無機EL表示装置の表示パネルは、このような無機EL素子が例えばマトリクス状に配列される。すなわち、ガラス等の基板上に、データ電極として互いに平行な複数本のストライプ状電極を例えば縦方向に配置し、データ電極上に発光層を設け、発光層上に走査電極として互いに平行な複数本のストライプ状電極をデータ電極に直交するように横方向に配置する。データ電極と走査電極とが交差する各位置において、発光層がデータ電極と走査電極とで挟まれた無機EL素子が形成される。かくして、格子点状に2次元配置された多数の無機EL素子を表示画素とするパッシブマトリクス型の表示パネルが構成される。
ところで、無機EL素子は容量性の素子であるため、発光層に駆動電圧を供給すると、発光に寄与する電流はコンデンサへの充電電流と同様の挙動を示し、充電電流が流れた後に供給される電圧は発光には寄与しない。すなわち、駆動電圧として直流電圧を供給したのでは、連続した発光を得ることができない。
従って、無機EL表示装置においては、フィールド毎に発光層に供給する電圧の極性を反転させる、いわゆるフィールド反転駆動が行われる(例えば特許文献1参照)。例えば、走査電極を駆動する走査側駆動回路は、データ電極に対して負極性の電圧を供給する出力素子と正極性の電圧を供給する出力素子とを有し、一方、データ電極を駆動するデータ側駆動回路は、発光層に変調電圧を供給する出力素子を有する。これにより、発光層に対して対称性の良い交流パルスがフレーム周期で供給され、所望の表示が得られる。
特開昭63−168998号公報
上述のような従来の無機EL表示装置の駆動回路は、発光層に対して周期的に極性が反転する電圧を供給するために、正極性の電源と負極性の電源とを備え、正極性と負極性の駆動波形を作成している。
無機EL素子を発光させるためには、200V程度の比較的高い駆動(走査)電圧を供給する必要がある。一般的な駆動回路は、走査電極に対して、あるフィールドで正(負)電圧を供給し、次のフィールドで負(正)電圧を供給するというように、フィールドごとに供給電圧を切り替えることによって、発光に必要な正負極性の電圧を走査電極を介して走査電極上の画素(無機EL素子)に与えている。
従来は一般に順次走査駆動が行われ、1つのフィールド内の1つの走査電極の選択期間中に、この走査電極上の画素の充電及び放電を行う必要がある。つまり、ある走査電極の選択期間中に、この走査電極上の画素に電荷を蓄積し、次いで電荷を放電させた後に、次の走査電極が選択され、同様の動作が繰り返される。
しかし、無機EL素子は容量性素子であり、またITO(Indium Tin Oxide)からなる電極等が抵抗を有しているので、無機EL素子はこれらによって決定される時定数を有している。大型ディスプレイのように画素数が多くなり、走査電極数が多くなると、一走査電極の選択期間が短くなるので、選択期間内に画素の充電及び放電を完了させることが困難となる。
図7は従来の無機EL表示装置の動作の一例を説明するための波形図である。説明を簡略化するために、2つの走査電極を順次走査する場合の2フィールド分の波形を示している。図7(a)において、84は第1走査電極上の画素を流れる電流の波形、85は第1走査電極上の画素を流れる電流のうち発光に寄与する電流の波形であり、図7(b)において、81は第1走査電極に対して走査側駆動回路が出力する電圧波形、82は第1走査電極上の画素の端子の電圧波形(両端子間の電位差)、83は第2走査電極に対して走査側駆動回路が出力する電圧波形である。図7の電圧波形82に示されるように、第2走査電極に対する電圧供給が開始する時点において、第1走査電極上の画素の蓄積電荷の放電が完了していないと、この蓄積電荷が次のフィールドでの発光輝度に悪影響を及ぼしたり、無機EL素子の寿命を劣化させたりする。
図8は従来の無機EL表示装置の動作の別の例を説明するための波形図である。説明を簡略化するために、2つの走査電極を順次走査する場合の2フィールド分の波形を示している。図8は、走査電極の各選択期間中の充電時間を短くした点で図7と異なる。図8(a)において、94は第1走査電極上の画素を流れる電流の波形、95は第1走査電極上の画素を流れる電流のうち発光に寄与する電流の波形であり、図8(b)において、91は第1走査電極に対して走査側駆動回路が出力する電圧波形、92は第1走査電極上の画素の端子の電圧波形(両端子間の電位差)、93は第2走査電極に対して走査側駆動回路が出力する電圧波形である。図8では、電圧波形92に示されるように、第2走査電極に対する電圧供給が開始する時点において、第1走査電極上の画素の蓄積電荷の放電は完了しているが、充電期間において画素に蓄積される電荷量が少なくなり、良好な発光が得られない。
上記のと同様の問題は、多数の無機EL素子がセグメント配置された高精細なセグメント型表示装置にも当てはまる。
本発明は、上記の従来の問題を解決し、走査電極数やセグメント数が増えても容量型ディスプレイ素子の寿命劣化を招かず、且つ良好な表示が可能な表示装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の表示装置は、複数の容量型ディスプレイ素子がセグメント配置された表示パネルと、前記複数の容量型ディスプレイ素子に駆動電圧を供給する駆動回路と、前記駆動回路が前記複数の容量型ディスプレイ素子に前記駆動電圧を供給した後、前記駆動電圧が供給されていない期間内に、前記複数の容量型ディスプレイ素子の全て又は一部に残留した電荷を一斉に放電させる放電部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の表示装置は、複数の走査電極、前記複数の走査電極に対して交差する複数のデータ電極、及び、前記複数の走査電極と前記複数のデータ電極との間の発光層を備え、前記走査電極と前記データ電極とこれらの間に挟まれた前記発光層とからなる容量型ディスプレイ素子が、前記複数の走査電極と前記複数のデータ電極とが交差する複数の交差部にマトリックス配置された表示パネルと、前記複数の走査電極に走査電圧を線順次で供給する走査側駆動回路と、前記複数のデータ電極に表示信号データに応じたデータ電圧をそれぞれ供給するデータ側駆動回路と、前記走査側駆動回路が前記複数の走査電極に前記走査電圧を供給した後、前記走査電圧が供給されていない期間内に、前記複数の走査電極の全て又は一部を選択し、選択された前記走査電極に対応する全ての前記容量型ディスプレイ素子に残留した電荷を一斉に放電させる放電部とを備えることを特徴とする。
本発明では、容量型ディスプレイ素子に駆動電圧(又は走査電圧)が供給されていない期間内に、放電部が容量型ディスプレイ素子に残留した電荷を一斉に放電させる。従って、表示装置の大画面化、高精細化などのために走査電極数やセグメント数が増えることによって容量型ディスプレイ素子の充電期間が短くなっても、駆動電圧(又は走査電圧)の供給が開始される時点で容量型ディスプレイ素子に電荷が残留していない。また、時定数の影響を小さくして、必要な発光を得るのに必要な長い充電期間を確保することができる。従って、走査電極数やセグメント数が増えても容量型ディスプレイ素子の寿命劣化を招かず、且つ良好な表示が可能な表示装置を提供することができる。
上記の本発明の第1の表示装置において、前記放電部は前記容量型ディスプレイ素子の数の2倍以上の数のダイオードを備えることが好ましい。
また、上記の本発明の第2の表示装置において、前記放電部は前記走査電極の数の2倍以上の数のダイオードを備えることが好ましい。
これにより、表示パネル全体において容量型ディスプレイ素子の残留電荷を放電することが出来る。
上記の本発明の第1及び第2の表示装置において、前記放電部は、互いに逆向きに電荷を移動させて前記容量型ディスプレイ素子に残留した電荷を放電させるプラス放電部及びマイナス放電部を備えることが好ましい。
これにより、容量型ディスプレイ素子に極性が反転する電圧を供給して駆動する場合に、容量型ディスプレイ素子に残留した正及び負の両方の電荷を放電することができる。
上記の本発明の第1及び第2の表示装置において、前記プラス放電部及び前記マイナス放電部は、それぞれ少なくとも1個のスイッチ素子を備えることが好ましい。
これにより、放電電流が多くてもスイッチ素子(例えばトランジスタやFET)を多段に使用し対応することが出来る。
上記の本発明の第1及び第2の表示装置において、前記容量型ディスプレイ素子は蛍光体層及び誘電体層を含む無機EL素子であることが好ましい。
以下、本発明を、容量型ディスプレイ素子を用いた表示パネルを含む表示装置についての具体的な実施の形態を用いて説明する。以下の実施の形態では、容量型ディスプレイ素子が無機EL素子である場合を例として説明するが、他の容量型ディスプレイ素子についても以下の各実施の形態を同様に適用することができる。
(実施の形態1)
図1は無機EL素子を用いた本発明の実施の形態1に係るセグメント型表示装置の概略構成を示すブロック図である。
セグメント型表示装置に使用される無機EL表示パネル4は、図示を省略するが周知の構造を有し、複数の無機EL素子がセグメントとして配置されている。無機EL素子は、図示しないが、例えば、蛍光体層及びその少なくとも一方の面に形成された誘電体層を含む発光層と、この発光層を挟む一対の電極とを有する。
本実施の形態の無機EL表示装置は、表示パネル4と、表示パネル4に駆動電圧を供給する駆動回路2と、駆動回路2を制御する制御部3と、表示パネル4の残留電圧を放電する放電部1とを備える。放電部1は、プラス残留電圧を放電するプラス放電部5と、マイナス残留電圧を放電するマイナス放電部6とを備える。
図2は本発明の実施の形態1に係るセグメント型表示装置の具体的構成の一例を示した回路図である。説明を簡略化するために、無機EL表示パネル4が2つのセグメント15,16を備える場合を例に説明する。
表示パネル4は、容量型ディスプレイ素子であるセグメント15,16を備える。セグメント15,16には、ITOからなる電極及び配線の合成抵抗である抵抗体17,18がそれぞれ直列に接続されている。駆動回路2はドライバを備える。制御部3は制御回路を備える。プラス放電部5は、ダイオード9,10と、スイッチ素子であるトランジスタ11と、パルス電源14とを備え、マイナス放電部6は、ダイオード7,8と、スイッチ素子であるトランジスタ12と、パルス電源13とを備える。
ドライバ2の2つの出力端子のうち、一方の出力端子は、セグメント15の一方の端子とダイオード7のカソード端子と、ダイオード10のアノード端子に接続されており、ドライバ2の他方の出力端子は、セグメント16の一方の端子と、ダイオード8のカソード端子と、ダイオード9のアノード端子に接続されている。セグメント15,16の他方の端子は抵抗体17,18の一方の端子にそれぞれ接続されている。抵抗体17,18の他方の端子は接地されている。ダイオード9,10のカソード端子はトランジスタ11のコレクタ端子に接続されており、ダイオード7,8のアノード端子はトランジスタ12のコレクタ端子に接続されている。トランジスタ11,12のエミッタ端子は接地されており、トランジスタ11,12のベース端子はパルス電源14,13の一方の端子にそれぞれ接続されている。パルス電源13,14の他方の端子は接地されている。
次に図2に示した無機EL表示装置の動作について説明する。
各部の電圧又は電流波形を図3に示す。図3(c)において、51はセグメント15に対してドライバ2が出力する駆動電圧波形、52はセグメント15の端子の電圧波形(セグメント15の両端子間の電位差)、53はセグメント16に対してドライバ2が出力する駆動電圧波形であり、図3(b)において、54はセグメント15を流れる電流の波形、55はセグメント15を流れる電流のうち発光に寄与する電流の波形であり、図3(a)において、56はパルス電源14が出力する電圧波形、57はパルス電源13が出力する電圧波形である。
[プラス電圧駆動時]
ドライバ2がセグメント15,16に正極性の駆動電圧を順に供給する場合の動作を説明する。
制御回路3には、外部から垂直同期信号Vs、水平同期信号Hs、データ転送クロック信号CLK、表示信号データD等が入力され、それぞれ必要な信号を生成して、ドライバ2に供給する。制御回路3は、周知の回路と同様に構成することができるので、具体的な説明は省略する。
ドライバ2は、制御回路3から供給された信号に基づいて順次駆動動作をする。
先ず、ドライバ2は、セグメント15に対して電圧波形51で示された駆動電圧+Vを出力する。ところが、セグメント15の容量と抵抗体17の抵抗値による時定数により、セグメント15の両端子間の電圧は電圧波形52のように曲線状に変化する。このとき、セグメント16に接続されているドライバ2に内蔵されたドライバ端子(図示せず)は開放状態であり、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるために開放状態であり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。
次に、ドライバ2に内蔵されたセグメント15に接続されているドライバ端子(図示せず)が開放状態になる。この直後に、パルス電源14は電圧波形56で示される+Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ11のベース電流がONとなり、ダイオード9,10は導通状態となる。このため、セグメント15とセグメント16のプラス残留電圧がダイオード9,10を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源13の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ12は開放状態であり、ダイオード7,8も開放状態である。パルス電源14が+Vbを出力している期間(一斉放電期間)内にセグメント15,16のプラス残留電圧の放電が完了した場合には、セグメント15,16のそれぞれの両端子間の電圧は0Vとなるが、プラス残留電圧の放電が完了しない場合には、電圧波形52に示すように次の一斉放電期間までプラス残留電圧はほとんど保持される。
次に、ドライバ2は、セグメント15に接続されているドライバ端子を開放状態としたまま、セグメント16に接続されているドライバ端子を接続状態として電圧波形53で示された駆動電圧+Vを出力する。ところが、セグメント16の容量と抵抗体18の抵抗値による時定数により、セグメント16の両端子間の電圧は曲線状に変化する。このとき、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるため開放状態にあり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。
次に、ドライバ2に内蔵されたセグメント16に接続されているドライバ端子が開放状態になる。この直後に、パルス電源14は電圧波形56で示される+Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ11のベース電流がONとなり、ダイオード9,10は導通状態となる。このため、セグメント15とセグメント16のプラス残留電圧がダイオード9,10を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源13の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ12は開放状態であり、ダイオード7,8も開放状態である。
[マイナス電圧駆動時]
次に、ドライバ2はセグメント15,16に負極性の駆動電圧を順に供給する。
先ずドライバ2は、セグメント15に対して電圧波形51で示された駆動電圧−Vを出力する。ところが、セグメント15の容量と抵抗体17の抵抗値による時定数により、セグメント15の両端子間の電圧は電圧波形52のように曲線状に変化する。このとき、ドライバ2に内蔵されたセグメント16に接続されているドライバ端子(図示せず)は開放状態にあり、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるため開放状態にあり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。
次に、ドライバ2に内蔵されたセグメント15に接続されているドライバ端子(図示せず)が開放状態になる。この直後に、パルス電源13は電圧波形57で示される−Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ13のベース電流がONとなり、ダイオード7,8は導通状態となる。このため、セグメント15とセグメント16のマイナス残留電圧がダイオード7,8を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源14の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ11は開放状態であり、ダイオード9,10も開放状態である。パルス電源13が−Vbを出力している期間(一斉放電期間)内にセグメント15,16のマイナス残留電圧の放電が完了した場合には、セグメント15,16のそれぞれの両端子間の電圧は0Vとなるが、マイナス残留電圧の放電が完了しない場合には、電圧波形52に示すように次の一斉放電期間までマイナス残留電圧はほとんど保持される。
次に、ドライバ2は、セグメント15に接続されているドライバ端子を開放状態としたまま、セグメント16に接続されているドライバ端子を接続状態として電圧波形53で示された駆動電圧−Vを出力する。ところが、セグメント16の容量と抵抗体18の抵抗値による時定数により、セグメント16の両端子間の電圧は曲線状に変化する。このとき、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるため開放状態にあり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。
次に、ドライバ2に内蔵されたセグメント16に接続されているドライバ端子が開放状態になる。この直後に、パルス電源13は電圧波形57で示される−Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ12のベース電流がONとなり、ダイオード7,8は導通状態となる。このため、セグメント15とセグメント16のマイナス残留電圧がダイオード7,8を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源14の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ11は開放状態であり、ダイオード9,10も開放状態である。
図3に示した波形図に対応する実施例の具体値を示す。ドライバ2が出力する駆動電圧+V、−Vはそれぞれ+200V、−200Vであり、パルス電源13,14が出力する電圧+Vb、−Vbはそれぞれ+5V、−5Vとした。また、トランジスタ11は2SC2653(Panasonic製)、トランジスタ12は2SA1961(Panasonic製)、ダイオード7、8、9、10はMA188、ドライバ2はECN2102(RENESAS製)とした。
本実施の形態の効果を、波形図を用いて説明する。
従来の表示装置では図7(b)の電圧波形82に示されているように、プラス駆動電圧81の供給が終了した後から次のマイナス駆動電圧81が供給されるまでの間、セグメントにプラス電圧が残留していた。これにより、電圧波形82は0Vに対してプラス領域とマイナス領域とで非対称形状であった。このような残留電圧により、ディスプレイ素子の寿命が劣化するという問題が生じていた。更に、電圧波形82の非対称により駆動電圧の非対称が引き起こされるので、発光輝度がプラス駆動とマイナス駆動とで異なるという問題が生じていた。
これに対して、本実施の形態では、図3(c)の電圧波形52に示されているように、セグメントにプラス(又はマイナス)駆動電圧が供給される時点においてこのセグメントにマイナス(又はプラス)電圧は残留していない。これにより、電圧波形52は0Vに対してプラス領域とマイナス領域とで対称形状になる。従って、従来の表示装置が有していた上記の問題は発生しない。
以上のように本実施の形態の表示装置によれば、ディスプレイ素子の寿命劣化を防ぐことができ、且つ、プラス駆動とマイナス駆動とでの発光輝度に差異が生じるのを防ぐことができる。
上記の例では複数のセグメントを順次駆動する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、複数のセグメントを同時駆動する場合であっても良い。この場合には、複数のセグメントに駆動電圧が供給されない期間内に上記と同様に残留電圧を一斉放電することが出来る。
上記の例では放電部は全てのセグメントに対して一斉放電を行ったが、本発明はこれに限定されず、複数のセグメントのうちの一部のみに対して一斉放電を行っても良い。例えば、複数のセグメントをN組(Nは2以上の整数)に分割して各組を個別に駆動する場合には、同一組に属する複数のセグメントの残留電圧を一斉に放電することができる。
(実施の形態2)
図4は無機EL素子を用いた本発明の実施の形態2に係るマトリックス型表示装置の概略構成を示すブロック図である。
マトリックス型表示装置に使用される無機ELパネル22は、図示を省略するが、例えば、絶縁性基板と、絶縁性基板上に形成された、等間隔で互いに平行に配置されたストライプ状の複数の走査電極と、複数の走査電極と交差するように、等間隔で互いに平行に配置されたストライプ状の複数のデータ電極と、複数の走査電極と複数のデータ電極との間に設けられた無機EL発光層とを有する。無機EL発光層は、図示を省略するが周知の構造を有し、例えば、蛍光体層と、その少なくとも一方の面に形成された誘電体層とを有する。複数の走査電極と複数のデータ電極とが交差する複数の交差部のそれぞれにおいて、走査電極とデータ電極とこれらに挟まれた無機EL発光層とがディスプレイ素子を形成する。無機ELパネル22は、この複数のディスプレイ素子が画素としてマトリックス状に2次元配置されたパッシブマトリクス型線順次走査の表示パネルである。
本実施の形態の無機EL表示装置は、表示パネル22に駆動(走査)電圧を供給する走査側駆動回路19と、表示パネル22にデータ電圧を供給するデータ側駆動回路21と、走査側駆動回路19及びデータ側駆動回路21を制御する制御部20と、表示パネル22の残留電圧を放電する放電部1とを備える。放電部1は、プラス残留電圧を放電するプラス放電部5と、マイナス残留電圧を放電するマイナス放電部6とを備える。
図5は本発明の実施の形態2に係るマトリックス型表示装置の具体的構成の一例を示した回路図である。説明を簡略化するために、表示パネル22が2×2の合計4画素を備える場合を例に説明する。
表示パネル22は4つの画素25,26,27,28と、ITOからなる電極及び配線の合成抵抗である抵抗体23,24とを備える。画素27と画素28とは第1走査電極上に配置されており、画素25と画素26とは第2走査電極上に配置されている。さらに、画素25と画素27とは第1データ電極上に配置されており、画素26と画素28とは第2データ電極上に配置されている。走査側駆動回路19は走査ドライバを備え、データ側駆動回路21はデータドライバを備える。制御部20は制御回路を備える。プラス放電部5は、ダイオード9,10と、スイッチ素子であるトランジスタ11と、パルス電源14とを備え、マイナス放電部6は、ダイオード7,8と、スイッチ素子であるトランジスタ12と、パルス電源13とを備える。
走査ドライバ19の2つの出力端子のうち、一方の出力端子は、画素27,28が設けられた第1走査電極とダイオード7のカソード端子と、ダイオード10のアノード端子とに接続されており、走査ドライバ19の他方の出力端子は、画素25,26が設けられた第2走査電極と、ダイオード8のカソード端子と、ダイオード9のアノード端子とに接続されている。画素25,27が設けられた第1データ電極は抵抗体23の一方の端子に接続されており、画素26,28が設けられた第2データ電極は抵抗体24の一方の端子に接続されており、抵抗体23,24の他方の端子はデータドライバ21に接続されている。ダイオード9,10のカソード端子はトランジスタ11のコレクタ端子に接続されており、ダイオード7,8のアノード端子はトランジスタ12のコレクタ端子に接続されている。トランジスタ11,12のエミッタ端子は接地されており、トランジスタ11,12のベース端子はパルス電源14,13の一方の端子にそれぞれ接続されている。パルス電源13,14の他方の端子は接地されている。
次に図5に示した無機EL表示装置の動作について説明する。
各部の電圧又は電流波形を図6に示す。図6(c)において、61は画素27,28が設けられた第1走査電極に対して走査ドライバ19が出力する駆動電圧波形、62は画素27,28の端子の電圧波形(画素27,28の両端子間の電位差)、63は画素25,26が設けられた第2走査電極に対して走査ドライバ19が出力する駆動電圧波形であり、図6(b)において、64は画素27,28を流れる合成電流の波形、65は画素27,28を流れる電流のうち発光に寄与する電流の波形であり、図6(a)において、66はパルス電源14が出力する電圧波形、67はパルス電源13が出力する電圧波形である。
[プラス電圧駆動時]
走査ドライバ19が第1走査電極及び第2走査電極に正極性の走査電圧を順に供給する場合の動作を説明する。
制御回路20は、外部から垂直同期信号Vs、水平同期信号Hs、データ転送クロック信号CLK、表示信号データD等が入力され、それぞれ必要な信号を生成して、走査ドライバ19及びデータドライバ21に供給する。制御回路20は、周知の回路と同様に構成することができるので、具体的な説明は省略する。
走査ドライバ19は、制御回路20から供給された信号に基づいて線順次走査駆動動作をする。また、データドライバ21は、制御回路20から供給された表示信号データに応じたデータ信号に基づいてデータ電圧を出力をする。
先ず、走査ドライバ19は、画素27,28が設けられた第1走査電極に対して電圧波形61で示された駆動電圧+Vを出力する。ところが、画素27,28の容量と抵抗体23,24の抵抗値による時定数により、画素27,28の両端子間の電圧は電圧波形62のように曲線状に変化する。このとき、画素25,26が設けられた第2走査電極に接続されている走査ドライバ19に内蔵されたドライバ端子(図示せず)は開放状態であり、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるために開放状態であり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。このとき、データドライバ21は、画素27,28がそれぞれ所望の輝度で発光するように、第1データ電極及び第2データ電極に所定のデータ電圧をそれぞれ供給する。
次に、走査ドライバ19に内蔵された第1走査電極に接続されているドライバ端子(図示せず)が開放状態になる。この直後に、パルス電源14は電圧波形66で示される+Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ11のベース電流がONとなり、ダイオード9,10は導通状態となる。このため、第1走査電極上の画素27,28及び第2走査電極上の画素25,26のプラス残留電圧がダイオード9,10を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源13の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ12は開放状態であり、ダイオード7,8も開放状態である。パルス電源14が+Vbを出力している期間(一斉放電期間)内に画素25,26,27,28のプラス残留電圧の放電が完了した場合には、画素25,26,27,28のそれぞれの両端子間の電圧は0Vとなるが、プラス残留電圧の放電が完了しない場合には、電圧波形62に示すように次の一斉放電期間までプラス残留電圧はほとんど保持される。このときデータドライバ21の出力電圧は設定された一定のデータ電圧に保持されている。
次に、走査ドライバ19は、第1走査電極に接続されているドライバ端子を開放状態としたまま、画素25,26が設けられた第2走査電極に接続されているドライバ端子を接続状態として電圧波形63で示された駆動電圧+Vを出力する。ところが、画素25,26の容量と抵抗体23,24の抵抗値による時定数により、画素25,26の両端子間の電圧は曲線状に変化する。このとき、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるため開放状態にあり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。このとき、データドライバ21は、画素25,26がそれぞれ所望の輝度で発光するように、第1データ電極及び第2データ電極に所定のデータ電圧をそれぞれ供給する。
次に、走査ドライバ19に内蔵された第2走査電極に接続されているドライバ端子が開放状態になる。この直後に、パルス電源14は電圧波形66で示される+Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ11のベース電流がONとなり、ダイオード9,10は導通状態となる。このため、第1走査電極上の画素27,28及び第2走査電極上の画素25,26のプラス残留電圧がダイオード9,10を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源13の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ12は開放状態であり、ダイオード7,8も開放状態である。パルス電源14が+Vbを出力している期間(一斉放電期間)内に画素25,26,27,28のプラス残留電圧の放電が完了した場合には、画素25,26,27,28のそれぞれの両端子間の電圧は0Vとなるが、プラス残留電圧の放電が完了しない場合には、次の一斉放電期間までプラス残留電圧はほとんど保持される。このときデータドライバ21の出力電圧は設定された一定のデータ電圧に保持されている。
[マイナス電圧駆動時]
次に、走査ドライバ19は第1走査電極及び第2走査電極に負極性の走査電圧を順に供給する。
先ず、走査ドライバ19は、画素27,28が設けられた第1走査電極に対して電圧波形61で示された駆動電圧−Vを出力する。ところが、画素27,28の容量と抵抗体23,24の抵抗値による時定数により、画素27,28の両端子間の電圧は電圧波形62のように曲線状に変化する。このとき、画素25,26が設けられた第2走査電極に接続されている走査ドライバ19に内蔵されたドライバ端子(図示せず)は開放状態であり、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるために開放状態であり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。このとき、データドライバ21は、画素27,28がそれぞれ所望の輝度で発光するように、第1データ電極及び第2データ電極に所定のデータ電圧をそれぞれ供給する。
次に、走査ドライバ19に内蔵された第1走査電極に接続されているドライバ端子(図示せず)が開放状態になる。この直後に、パルス電源13は電圧波形67で示される−Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ13のベース電流がONとなり、ダイオード7,8は導通状態となる。このため、第1走査電極上の画素27,28及び第2走査電極上の画素25,26のマイナス残留電圧がダイオード7,8を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源14の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ11は開放状態であり、ダイオード9,10も開放状態である。パルス電源13が−Vbを出力している期間(一斉放電期間)内に画素25,26,27,28のマイナス残留電圧の放電が完了した場合には、画素25,26,27,28のそれぞれの両端子間の電圧は0Vとなるが、マイナス残留電圧の放電が完了しない場合には、電圧波形62に示すように次の一斉放電期間までマイナス残留電圧はほとんど保持される。このときデータドライバ21の出力電圧は設定された一定のデータ電圧に保持されている。
次に、走査ドライバ19は、第1走査電極に接続されているドライバ端子を開放状態としたまま、画素25,26が設けられた第2走査電極に接続されているドライバ端子を接続状態として電圧波形63で示された駆動電圧−Vを出力する。ところが、画素25,26の容量と抵抗体23,24の抵抗値による時定数により、画素25,26の両端子間の電圧は曲線状に変化する。このとき、トランジスタ11,12はパルス電源14,13の出力電圧が0Vであるため開放状態にあり、ダイオード7,8,9,10も開放状態である。このとき、データドライバ21は、画素25,26がそれぞれ所望の輝度で発光するように、第1データ電極及び第2データ電極に所定のデータ電圧をそれぞれ供給する。
次に、走査ドライバ19に内蔵された第2走査電極に接続されているドライバ端子が開放状態になる。この直後に、パルス電源13は電圧波形67で示される−Vbの電圧を出力する。これにより、トランジスタ12のベース電流がONとなり、ダイオード7,8は導通状態となる。このため、第1走査電極上の画素27,28及び第2走査電極上の画素25,26のマイナス残留電圧がダイオード7,8を介して一斉放電される(残留電圧が無い場合は放電可能状態となる)。このとき、パルス電源14の出力電圧は0Vのままであるので、トランジスタ11は開放状態であり、ダイオード9,10も開放状態である。このときデータドライバ21の出力電圧は設定された一定のデータ電圧に保持されている。
図6に示した波形図に対応する実施例の具体値を示す。走査ドライバ19が出力する駆動電圧+V、−Vはそれぞれ+200V、−200Vであり、パルス電源13,14が出力する電圧+Vb、−Vbはそれぞれ+5V、−5Vとした。また、データドライバ21が出力するデータ電圧は0V〜50Vの間で表示信号データに応じた値とした。また、トランジスタ11は2SC2653(Panasonic製)、トランジスタ12は2SA1961(Panasonic製)であり、ダイオード7、8、9、10はMA188、走査ドライバ19はECN2103(RENESAS製)、データドライバ21はμPD16306B(NEC製)とした。
本実施の形態の効果を波形図を用いて説明する。
従来の表示装置では図7(b)の電圧波形82に示されているように、プラス走査電圧81の供給が終了した後から次のマイナス走査電圧81が供給されるまでの間、画素27,28にプラス電圧が残留していた。これにより、電圧波形82は0Vに対してプラス領域とマイナス領域とで非対称形状であった。このような残留電圧により、ディスプレイ素子の寿命が劣化するという問題が生じていた。更に、電圧波形82の非対称により走査電圧の非対称が引き起こされるので、発光輝度がプラス駆動とマイナス駆動とで異なるという問題が生じていた。
これに対して、本実施の形態では、図6(c)の電圧波形62に示されているように、走査電圧が供給された直後の一斉放電期間内に放電が完了しなくても、次の走査電極に対する走査電圧の供給直後の一斉放電期間内にも放電をすることができる。従って、画素にプラス(又はマイナス)走査電圧が供給される時点においてこの画素にマイナス(又はプラス)電圧は残留していない。これにより、電圧波形62は0Vに対してプラス領域とマイナス領域とで対称形状になる。即ち、走査電極の選択期間の全てをディスプレイ素子の充電期間に充てることができる。従って、従来の表示装置が有していた上記の問題は発生しない。
以上のように本実施の形態の表示装置によれば、ディスプレイ素子の寿命劣化を防ぐことができ、且つ、プラス駆動とマイナス駆動とでの発光輝度に差異が生じるのを防ぐことができる。
上記の例では複数の走査電極を、順に走査電圧を供給する線順次駆動する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば面順次駆動又は点順次駆動であっても良い。これらの場合には、走査電圧が供給されない期間内に上記と同様に残留電圧を一斉放電することが出来る。
上記の例では放電部は全ての走査電極に接続された画素に対して一斉放電を行ったが、本発明はこれに限定されず、複数の走査電極のうちの一部の走査電極のみに接続された画素に対して一斉放電を行っても良い。例えば、表示パネルを上下の2領域に分割して各領域を個別に駆動する場合には、同一領域内に属する複数の走査電極に接続された画素の残留電圧を一斉に放電することができる。
本発明の利用分野は特に制限はないが、無機EL素子等の容量型ディスプレイ素子を用いた表示装置、特に走査電極数やセグメント数が多い、大画面化及び/又は高精細化された表示装置に好ましく利用することができる。
図1は本発明の実施の形態1に係るセグメント型表示装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は本発明の実施の形態1に係るセグメント型表示装置の具体的構成の一例を示した回路図である。 図3は本発明の実施の形態1に係るセグメント型表示装置の動作を説明するための波形図である。 図4は本発明の実施の形態2に係るマトリックス型表示装置の概略構成を示すブロック図である。 図5は本発明の実施の形態2に係るマトリックス型表示装置の具体的構成の一例を示した回路図である。 図6は本発明の実施の形態2に係るマトリックス型表示装置の動作を説明するための波形図である。 図7は従来の無機EL表示装置の動作の一例を説明するための波形図である。 図8は従来の無機EL表示装置の動作の別の例を説明するための波形図である。
符号の説明
1 放電部
2 駆動回路(ドライバ)
3 制御部(制御回路)
4 表示パネル
5 プラス放電部
6 マイナス放電部
7 ダイオード
8 ダイオード
9 ダイオード
10 ダイオード
11 トランジスタ
12 トランジスタ
13 パルス電源
14 パルス電源
15 セグメント
16 セグメント
17 抵抗体
18 抵抗体
19 走査側駆動回路(走査ドライバ)
20 制御部(制御回路)
21 データ側駆動回路(データドライバ)
22 表示パネル
23 抵抗体
24 抵抗体
25 表示画素
26 表示画素
27 表示画素
28 表示画素

Claims (7)

  1. 複数の容量型ディスプレイ素子がセグメント配置された表示パネルと、
    前記複数の容量型ディスプレイ素子に駆動電圧を供給する駆動回路と、
    前記駆動回路が前記複数の容量型ディスプレイ素子に前記駆動電圧を供給した後、前記駆動電圧が供給されていない期間内に、前記複数の容量型ディスプレイ素子の全て又は一部に残留した電荷を一斉に放電させる放電部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記放電部は前記容量型ディスプレイ素子の数の2倍以上の数のダイオードを備える請求項1に記載の表示装置。
  3. 複数の走査電極、前記複数の走査電極に対して交差する複数のデータ電極、及び、前記複数の走査電極と前記複数のデータ電極との間の発光層を備え、前記走査電極と前記データ電極とこれらの間に挟まれた前記発光層とからなる容量型ディスプレイ素子が、前記複数の走査電極と前記複数のデータ電極とが交差する複数の交差部にマトリックス配置された表示パネルと、
    前記複数の走査電極に走査電圧を線順次で供給する走査側駆動回路と、
    前記複数のデータ電極に表示信号データに応じたデータ電圧をそれぞれ供給するデータ側駆動回路と、
    前記走査側駆動回路が前記複数の走査電極に前記走査電圧を供給した後、前記走査電圧が供給されていない期間内に、前記複数の走査電極の全て又は一部を選択し、選択された前記走査電極に対応する全ての前記容量型ディスプレイ素子に残留した電荷を一斉に放電させる放電部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  4. 前記放電部は前記走査電極の数の2倍以上の数のダイオードを備える請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記放電部は、互いに逆向きに電荷を移動させて前記容量型ディスプレイ素子に残留した電荷を放電させるプラス放電部及びマイナス放電部を備える請求項1又は3に記載の表示装置。
  6. 前記プラス放電部及び前記マイナス放電部は、それぞれ少なくとも1個のスイッチ素子を備える請求項5に記載の表示素子。
  7. 前記容量型ディスプレイ素子は蛍光体層及び誘電体層を含む無機EL素子である請求項1又は3に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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