JP2007247446A - 可変圧縮比内燃機関 - Google Patents
可変圧縮比内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007247446A JP2007247446A JP2006068907A JP2006068907A JP2007247446A JP 2007247446 A JP2007247446 A JP 2007247446A JP 2006068907 A JP2006068907 A JP 2006068907A JP 2006068907 A JP2006068907 A JP 2006068907A JP 2007247446 A JP2007247446 A JP 2007247446A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- compression ratio
- cooling water
- internal combustion
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 title claims abstract description 157
- 238000007906 compression Methods 0.000 title claims abstract description 157
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 71
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 61
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 3
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 27
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 39
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 230000009897 systematic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、シリンダ内を往復動するピストン22と、機関運転状態に基づいてピストン22の上死点位置を変更して機関圧縮比を可変とする圧縮比制御手段1とを備え、機関圧縮比を高圧縮比としたときにピストン22の最上昇部位に面する部分のシリンダ23の熱伝導率を、低圧縮比としたときに同じくピストン22の最上昇部位に面する部分のシリンダ23の熱伝導率よりも小さくしたことを特徴とする。
【選択図】図5
Description
(第1実施形態)
本発明による内燃機関は、例えば直列4気筒の火花点火式ガソリン機関であり、圧縮比を可変制御する複リンク式ピストンストローク機構を利用した可変圧縮比内燃機関である。図1は、この可変圧縮比内燃機関1を示す図である。最初に、これについて図1を参照して説明する。
次に、本発明の第2実施形態を、図6を参照して説明する。本発明の第2実施形態は、シリンダライナ27内部の熱伝導率の関係を変更した点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。なお、以下に示す各実施形態では前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
次に、本発明の第3実施形態を、図7を参照して説明する。本発明の第3実施形態は、シリンダライナ27内部の熱伝導率の関係を変更した点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
次に、本発明の第4実施形態を、図8を参照して説明する。本発明の第4実施形態は、シリンダライナ27内部の熱伝導率の関係を変更した点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
次に、本発明の第5実施形態を、図9を参照して説明する。第4実施形態では、ピストン22が最低圧縮比かつ圧縮上死点位置(破線位置)にあるときにトップランド22aと面する部分のシリンダライナ27を低熱伝導率部材27bで構成していた。これに対して、本発明の第5実施形態は、当該部分を高熱伝導率部材27aで構成した点で相違する。以下、その相違点について説明する。
次に、本発明の第6実施形態を、図10を参照して説明する。第5実施形態では、ピストン22が最低圧縮比かつ圧縮上死点位置にあるときにトップリング28と面する部分のシリンダライナ27を低熱伝導率部材27bで構成していた。これに対して、本発明の第6実施形態は、当該部分を高熱伝導率部材27aで構成した点で相違する。以下、その相違点について説明する。
次に、本発明の第7実施形態を、図11を参照して説明する。本発明の第7実施形態は、シリンダライナ27内部の熱伝導率の関係を変更した点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
次に、本発明の第8実施形態を、図12を参照して説明する。第8実施形態では、ピストン22が最高圧縮比かつ圧縮上死点位置(実線位置)にあるときにトップリング28と面する部分のシリンダライナ27を高熱伝導率部材27aで構成していた。これに対して、本発明の第6実施形態は、当該部分を低熱伝導率部材27bで構成した点で相違する。以下、その相違点について説明する。
次に、本発明の第9実施形態を、図13、図14、図15及び図16を参照して説明する。
次に、本発明の第10実施形態を、図17を参照して説明する。図17は、本発明の第10実施形態によるシリンダライナ27を示す図である。
次に、本発明の第11実施形態を、図18を参照して説明する。図18は、本発明の第11実施形態によるピストン22を示す図である。
22 ピストン
22a トップランド
27 シリンダライナ
27a 高熱伝導率部材
27b 低熱伝導率部材
28 ピストンリング(トップリング)
44 バルブ(流量調節手段)
45 バルブ(流量調節手段)
Claims (13)
- シリンダ内を往復動するピストンと、
機関運転状態に基づいて前記ピストンの上死点位置を変更して機関圧縮比を可変とする圧縮比制御手段と、
を備え、
機関圧縮比を高圧縮比としたときに前記ピストンの最上昇部位に面する部分のシリンダの熱伝導率を、低圧縮比としたときに同じくピストンの最上昇部位に面する部分のシリンダの熱伝導率よりも小さくした
ことを特徴とする内燃機関。 - 前記シリンダは、前記熱伝導率が小さい部分と、前記熱伝導率が大きい部分との境界が、前記高圧縮比としたときの前記ピストンの最上昇部位と、前記低圧縮比としたときのピストンの最上昇部位との間にある
ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。 - 前記ピストンの最上昇部位に面するシリンダの部分が、ピストン上死点位置において、前記ピストンに嵌挿したトップリングと対峙する部分である請求項1または2に記載の内燃機関。
- 前記ピストンの最上昇部位に面するシリンダの部分が、ピストン上死点位置において、前記ピストンのトップランドと対峙する部分である請求項1または2に記載の内燃機関。
- 前記境界の位置は、機関圧縮比を最高圧縮比にしたときであって、前記ピストンが圧縮上死点に位置するときに、前記シリンダが前記ピストンのトップリングと面する部分と、機関圧縮比を最低圧縮比に制御したときであって、前記ピストンが圧縮上死点に位置するときに、前記シリンダが前記トップリングと面する部分との間である
ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。 - 前記境界の位置は、機関圧縮比を最低圧縮比に制御したときであって、前記ピストンが圧縮上死点に位置するときに、前記シリンダが前記ピストンのトップランドと面する部分である
ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。 - 前記境界の位置は、機関圧縮比を最低圧縮比に制御したときであって、前記ピストンが圧縮上死点に位置するときに、前記シリンダが前記ピストンに嵌挿されるトップリングと面する部分である
ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。 - 前記境界の位置は、機関圧縮比を最高圧縮比に制御したときであって、前記ピストンが圧縮上死点に位置するときに、前記シリンダが前記ピストンに嵌挿されるトップリングと面する部分である
ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。 - 前記シリンダの熱伝導率が低い部分の周囲に冷却水を導く第1冷却水循環系路と、
前記シリンダの熱伝導率が高い部分の周囲に冷却水を導く第2冷却水循環経路と、
前記第1冷却水循環経路を流れる冷却水の流量と前記第2冷却水循環経路を流れる冷却水の流量とを調節する流量調節手段と、
を備え、
前記流量調節手段によって、前記第1冷却水循環系路及び第2冷却水循環系路を流れる流量を調節することで、前記第1冷却水循環経路を流れる冷却水温度を、前記第2冷却水循環経路を流れる冷却水温度よりも高くする
ことを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに記載の内燃機関。 - 前記第1冷却水循環経路を流れる冷却水の流量を、前記第2冷却水循環経路を流れる冷却水の流量よりも少なくする
ことを特徴とする請求項9に記載の内燃機関。 - 前記シリンダの前記ピストンが摺動する表面に単一の材料からなるコーティング層を形成する
ことを特徴とする請求項1から10までのいずれか一つに記載の内燃機関。 - 前記ピストンの冠部表面を、そのピストンの内部よりも熱伝導率の低い材料で構成する
ことを特徴とする請求項1から11までのいずれか一つに記載の内燃機関。 - 前記シリンダは、シリンダライナで構成される
ことを特徴とする請求項1から12までのいずれか一つに記載の内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068907A JP4582029B2 (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 可変圧縮比内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068907A JP4582029B2 (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 可変圧縮比内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007247446A true JP2007247446A (ja) | 2007-09-27 |
JP4582029B2 JP4582029B2 (ja) | 2010-11-17 |
Family
ID=38592019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006068907A Expired - Fee Related JP4582029B2 (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 可変圧縮比内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4582029B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220180A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関 |
JP2012219787A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Toyota Motor Corp | エンジンの制御装置 |
CN108425763A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-08-21 | 吉林大学 | 一种带有梯形螺纹加内齿传动结构的可变压缩比活塞 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128741A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | シリンダライナの断熱構造 |
JPH0589835U (ja) * | 1992-05-08 | 1993-12-07 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車用エンジンのシリンダ構造 |
JP2002285876A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-10-03 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の燃焼制御システム |
-
2006
- 2006-03-14 JP JP2006068907A patent/JP4582029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128741A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | シリンダライナの断熱構造 |
JPH0589835U (ja) * | 1992-05-08 | 1993-12-07 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車用エンジンのシリンダ構造 |
JP2002285876A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-10-03 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の燃焼制御システム |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220180A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関 |
JP2012219787A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Toyota Motor Corp | エンジンの制御装置 |
CN108425763A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-08-21 | 吉林大学 | 一种带有梯形螺纹加内齿传动结构的可变压缩比活塞 |
CN108425763B (zh) * | 2018-04-11 | 2023-09-29 | 吉林大学 | 一种带有梯形螺纹加内齿传动结构的可变压缩比活塞 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4582029B2 (ja) | 2010-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4661461B2 (ja) | 可変圧縮比機構を備えた内燃機関 | |
KR100969385B1 (ko) | 가변 압축비 장치 | |
JP2008202520A (ja) | 予混合圧縮着火機関及びその吸排気装置 | |
JP2007231830A (ja) | 内燃機関のピストン | |
US8408171B2 (en) | Variable stroke engine assembly | |
JP6564652B2 (ja) | 内燃機関の圧縮比調整装置及び内燃機関の圧縮比調整装置の制御方法 | |
KR101744834B1 (ko) | 냉각수 제어밸브 유닛 | |
KR101175579B1 (ko) | 예혼합 압축 착화 기관 | |
JP2007247545A (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP4582029B2 (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP2006029127A (ja) | ピストン温度制御装置 | |
JP2017190708A (ja) | 内燃機関および内燃機関の制御装置 | |
JP2015124768A (ja) | 内燃機関の冷却構造 | |
CN201062540Y (zh) | 一种风冷柴油机 | |
JP2014095361A (ja) | 可変圧縮比機構を備える内燃機関 | |
KR100999623B1 (ko) | 가변 압축비 장치 및 이를 이용한 엔진 | |
JP5910463B2 (ja) | 内燃機関の冷却経路切替装置 | |
JP4397246B2 (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP4719142B2 (ja) | 内部egrシステム付き多シリンダ4サイクルエンジン | |
JP6552096B2 (ja) | エンジン | |
JPWO2018135190A1 (ja) | 内燃機関 | |
CN102235238A (zh) | 一种新型柴油机 | |
JP2005226572A (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
US10408255B2 (en) | Variable compression ratio apparatus | |
JP6379728B2 (ja) | 内燃機関の冷却装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100506 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100816 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4582029 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140910 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |