JP2007246225A - 物品搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイン搬送ラインから分岐搬送ラインに分岐される物品を分岐搬送ラインにて適正に且つ効率よく搬送できる物品搬送設備を提供する点にある。
【解決手段】メイン搬送ライン2にて搬送される物品1を異なる搬送先Bに分岐搬送する複数の分岐搬送ライン3と、メイン搬送ライン2にて搬送される物品1を複数の分岐搬送ライン3に分岐させる分岐手段4と、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度を分岐される物品1に応じた速度に調整するための速度調整用情報を管理して、速度調整用情報を物品1に装備した情報記憶タグ15に情報書き込み手段19にて書き込む情報管理手段20と、情報記憶タグ15に書き込まれた速度調整用情報を読み取る速度調整用情報読み取り手段18と、速度調整用情報読み取り手段18にて読み取られた速度調整用情報に基づいて、複数の分岐搬送ラインの搬送速度を調整する搬送速度調整手段22とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送元から搬出される物品を搬送するメイン搬送ラインと、前記メイン搬送ラインにて搬送される物品を異なる搬送先に分岐搬送する複数の分岐搬送ラインと、前記メイン搬送ラインにて搬送される物品を前記複数の分岐搬送ラインに分岐させる分岐手段と、前記メイン搬送ラインにおける前記複数の分岐搬送ラインが接続される箇所よりも搬送方向上手側箇所にて、各物品に装備された情報記憶タグに記憶された分岐先設定用情報を読み取る分岐先設定用情報読み取り手段と、前記分岐先設定用情報読み取り手段にて読み取られた分岐先設定用情報に基づいて、前記複数の分岐搬送ラインのうちから分岐先として設定されている分岐搬送ラインを選択して、物品を選択した分岐搬送ラインに分岐させるように前記分岐手段を作動させる分岐制御手段とが設けられた物品搬送設備に関する。
上記のような物品搬送設備は、分岐制御手段がメイン搬送ラインにて搬送される物品を複数の分岐搬送ラインのうちから分岐先として設定されている分岐搬送ラインに分岐させるように分岐手段を作動させて各搬送先に物品を搬送するものである。
そして、複数の分岐搬送ラインのうちから分岐先として設定されている分岐搬送ラインを選択するために、各物品に装備された情報記憶タグに分岐先設定用情報を記憶し、且つ、その分岐先設定用情報を分岐先設定用情報読み取り手段にて読み取るようにしており、各物品に装備された情報記憶タグを利用している。
従来の物品搬送設備では、分岐先設定用情報読み取り手段が複数の分岐搬送ラインの夫々に対応して設けられ、分岐制御手段が、分岐先設定用情報読み取り手段にて読み取られた分岐先設定用情報に基づいて、その分岐先設定用情報読み取り手段に対応する分岐搬送ラインが分岐先として設定されている分岐搬送ラインであると判別すると、その分岐搬送ラインに物品を分岐させるように分岐手段を作動させている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、従来の物品搬送設備では、複数の分岐搬送ラインの夫々がメイン搬送ラインから分岐される物品を一定の搬送速度にて搬送するように構成されている。
特開2001−139112号公報
上記従来の物品搬送設備では、複数の分岐搬送ラインの夫々が一定の搬送速度にて物品を搬送させているが、分岐搬送ラインにて物品を適正に且つ効率よく搬送するためには、メイン搬送ラインから分岐される物品によって要求される分岐搬送ラインの搬送速度が異なる場合があるので、分岐搬送ラインにて物品を適正に且つ効率よく搬送できない虞がある。
例えば、メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ラインでは、搬送速度を低速にすると、分岐搬送ラインにおいて物品が滞留して、メイン搬送ラインから分岐搬送ラインに物品を分岐できない虞がある。したがって、メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ラインでは、高速の搬送速度が要求される。一方、メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が少ない分岐搬送ラインでは、搬送速度を低速にしても、分岐搬送ラインにおいて物品が滞留する可能性が低い。したがって、メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が少ない分岐搬送ラインでは、省エネルギー化を図るために、低速の搬送速度が要求される。
また、強度や崩れ易さなどの物品の状態は物品によって異なり、その物品の状態によってその物品を適正に且つ効率よく搬送するために要求される分岐搬送ラインの搬送速度は異なる。例えば、強度の弱い物品や崩れやすい物品が分岐された分岐搬送ラインでは、物品の損傷を防止するために。低速の搬送速度が要求される。一方、強度の強い物品や崩れにくい物品が分岐された分岐搬送ラインでは、効率よく搬送するために、高速の搬送速度が要求される。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、メイン搬送ラインから分岐搬送ラインに分岐される物品を分岐搬送ラインにて適正に且つ効率よく搬送できる物品搬送設備を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる物品搬送設備の第1特徴構成は、搬送元から搬出される物品を搬送するメイン搬送ラインと、前記メイン搬送ラインにて搬送される物品を異なる搬送先に分岐搬送する複数の分岐搬送ラインと、前記メイン搬送ラインにて搬送される物品を前記複数の分岐搬送ラインに分岐させる分岐手段と、前記メイン搬送ラインにおける前記複数の分岐搬送ラインが接続される箇所よりも搬送方向上手側箇所にて、各物品に装備された情報記憶タグに記憶された分岐先設定用情報を読み取る分岐先設定用情報読み取り手段と、前記分岐先設定用情報読み取り手段にて読み取られた分岐先設定用情報に基づいて、前記複数の分岐搬送ラインのうちから分岐先として設定されている分岐搬送ラインを選択して、物品を選択した分岐搬送ラインに分岐させるように前記分岐手段を作動させる分岐制御手段とが設けられた物品搬送設備において、
前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を分岐される物品に応じた速度に調整するための速度調整用情報を管理して、その速度調整用情報を物品に装備した前記情報記憶タグに情報書き込み手段にて書き込む情報管理手段と、前記情報記憶タグに書き込まれた前記速度調整用情報を読み取る速度調整用情報読み取り手段と、前記速度調整用情報読み取り手段にて読み取られた前記速度調整用情報に基づいて、前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を調整する搬送速度調整手段とが設けられている点にある。
前記物品は、情報管理手段にてその物品に装備した情報記憶タグにその物品についての速度調整用情報が書き込まれる。そして、速度調整用情報読み取り手段が、情報記憶タグに書き込まれた速度調整用情報を読み取ることにより、その物品についての速度調整用情報を取得できることになる。前記搬送速度調整手段は、速度調整用情報読み取り手段にて読み取られたその物品についての速度調整用情報に基づいて、その物品が分岐された分岐搬送ラインの搬送速度を調整することになり、分岐搬送ラインの搬送速度を分岐される物品に応じた速度に調整できることになる。
このように、搬送速度調整手段が、分岐される物品を適正に且つ効率よく搬送することが可能となるその物品に応じた速度に分岐搬送ラインの搬送速度を調整することができることになる。
そして、搬送速度調整手段に速度調整用情報を伝達するために、各物品に装備される情報記憶タグを用いることができることから、構成の簡素化を図ることができることになる。しかも、速度調整用情報読み取り手段が、情報記憶タグに書き込まれた速度調整用情報を読み取ることにより、その情報記憶タグを装備した物品が速度調整用情報読み取り手段の設置箇所に搬送されていることを認識することができるので、実際に物品が搬送されていることを認識しながら、分岐搬送ラインの搬送速度の調整を行うことができることになる。
したがって、各物品に装備される情報記憶タグを利用しながら、メイン搬送ラインから分岐搬送ラインに分岐される物品を適正に且つ効率よく搬送することができる速度に分岐搬送ラインの搬送速度を的確に調整できることとなって、構成の簡素化を図りながら、メイン搬送ラインから分岐搬送ラインに分岐される物品を分岐搬送ラインにて適正に且つ効率よく搬送できる物品搬送設備を提供できるに至った。
本発明にかかる物品搬送設備の第2特徴構成は、前記速度調整用情報が、前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を前記メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ラインほど高速にするようにする情報である点にある。
前記メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ラインでは、物品の滞留を防止するために、高速の搬送速度が要求される。一方、メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が少ない分岐搬送ラインでは、省エネルギー化を図るために、低速の搬送速度が要求される。したがって、速度調整用情報を、複数の分岐搬送ラインの搬送速度をメイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ラインほど高速にするための情報とすることにより、複数の分岐搬送ラインの夫々について要求される搬送速度に調整することができることになる。したがって、分岐搬送ラインにおける物品の滞留を防止しながら、省エネルギー化を図ることができることになる。
本発明にかかる物品搬送設備の第3特徴構成は、前記速度調整用情報が、前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を前記メイン搬送ラインから分岐される物品の振動低下性の要求度が高い分岐搬送ラインほど低速にするようにする情報である点にある。
強度が弱い又は崩れやすい状態の物品は、振動低下性の要求度が高い物品である。この振動低下性の要求度が高い物品が分岐された分岐搬送ラインでは、物品の損傷を防止するために、低速の搬送速度が要求される。一方、強度が強い又は崩れにくい状態の物品は、振動低下性の要求度が低い物品である。この振動低下性の要求度が低い物品が分岐された分岐搬送ラインでは、効率よく搬送するために、高速の搬送速度が要求される。したがって、速度調整用情報を、複数の分岐搬送ラインの搬送速度をメイン搬送ラインから分岐される物品の振動低下性の要求度が高い分岐搬送ラインほど低速にするための情報とすることにより、複数の分岐搬送ラインの夫々について要求される搬送速度に調整することができることになる。したがって、物品の損傷を防止しながら、物品を効率よく搬送することができることになる。
本発明にかかる物品搬送設備の第4特徴構成は、前記情報管理手段が、前記搬送元から物品を搬出する出荷計画情報に基づいて、前記速度調整用情報を作成して管理するように構成されている点にある。
前記搬送元から搬出される物品は、出荷計画情報に基づいて、搬出されることになるので、情報管理手段は、出荷計画情報に基づいて、メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量や物品の振動低下性の要求度について認識することができることになる。したがって、情報管理手段は、出荷計画情報に基づいて、速度調整用情報を作成して管理することにより、物品を適正に且つ効率よく搬送することができる搬送速度に調整するための的確な速度調整用情報を作成して管理することができることになる。
そして、速度調整用情報を作成して管理するに当って、情報管理手段は出荷計画情報を取得するだけでよく、構成の簡素化を図ることができることになる。
本発明にかかる物品搬送設備の第5特徴構成は、前記情報管理手段が、前記メイン搬送ラインにて搬送される各物品に装備の前記情報記憶タグに記憶されて分岐先設定用情報を読み取る情報読み取り手段の読み取り情報に基づいて、単位時間当りに通過する前記搬送先ごとの物品数を求めて、その物品数に基づいて前記速度調整用情報を作成して管理するように構成されている点にある。
前記情報読み取り手段を設けて、実際に各物品に装備の情報記憶タグに記憶されて分岐先設定用情報を読み取ることにより、情報管理手段が、読み取り手段の読み取り情報に基づいて、実際に単位時間当りに通過する搬送先ごとの物品数を求めることになる。そして、情報管理手段が、求めた物品数に基づいて速度調整用情報を作成して管理することにより、物品を適正に且つ効率よく搬送することができる搬送速度に調整するための速度調整用情報を、実際の物品の搬送状態に対応させた状態で作成して管理することができることになる。したがって、情報管理手段が、速度調整用情報の作成及び管理を的確に行えることになる。
本発明にかかる物品搬送設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
この物品搬送設備は、図1及び図2に示すように、搬送元Aから搬出される物品1を搬送するメイン搬送ライン2と、メイン搬送ライン2にて搬送される物品1を異なる搬送先Bに分岐搬送する複数の分岐搬送ライン3と、メイン搬送ライン2にて搬送される物品1を複数の分岐搬送ライン3に分岐させる分岐手段4とを備えている。
前記搬送元Aは、一対の物品収納棚5、及び、その一対の物品収納棚5からの物品1の取り出し及び物品収納棚5への物品1の収納を行うスタッカークレーン6を備えた自動倉庫7である。この自動倉庫7から搬出する物品1を搬出ライン8にてメイン搬送ライン2に搬送するように構成されている。
そして、自動倉庫7として、第一自動倉庫7aと第二自動倉庫7bとが設けられている。また、搬出ライン8として、第一自動倉庫7aから搬出する物品1を搬送する第一搬出ライン8aと第二自動倉庫7bから搬出する物品1を搬送する第二搬出ライン8bとが設けられている。前記第一搬出ライン8aは、第二搬出ライン8bが合流した状態でメイン搬送ライン2に接続されている。
前記スタッカークレーン6の作動など第一自動倉庫7aの作動を制御する第一自動倉庫制御装置9と、スタッカークレーン6の作動など第二自動倉庫7bの作動を制御する第二自動倉庫制御装置10とが設けられている。
そして、第一自動倉庫制御装置9及び第二自動倉庫制御装置10と通信自在で、且つ、自動倉庫7の作動及び搬出ライン8の作動を管理する管理装置11が設けられている。
前記搬送先Bは、例えば、搬送される物品1をカゴ車などの物品収納体に段積み状態で積み付けて出荷するための出荷作業箇所である。そして、搬送先Bとして、第一搬送先B1と第二搬送先B2と第三搬送先B3とが設けられている。
また、分岐搬送ライン3として、第一搬送先B1に物品1を分岐搬送する第一分岐搬送ライン3aと、第二搬送先B2に物品1を分岐搬送する第二分岐搬送ライン3bと、第三搬送先B3に物品1を分岐搬送する第三分岐搬送ライン3cとが設けられている。
前記メイン搬送ライン2、分岐搬送ライン3、及び、搬出ライン8の夫々は、例えば、物品1を載置搬送するコンベヤにて構成されている。そして、各ラインは、複数のコンベヤを組み合わせることにより各ラインの長さを調整したり、搬送方向を変更するように構成されている。
前記メイン搬送ライン2の作動を制御するメイン搬送ライン制御装置21と、分岐搬送ライン3の作動を制御する分岐搬送ライン制御装置22と、搬出ライン8の作動を制御する搬出ライン制御装置23とが設けられている。
そして、分岐搬送ライン制御装置22として、第一分岐搬送ライン3aの作動を制御する第一分岐搬送ライン制御装置22aと、第二分岐搬送ライン3bの作動を制御する第二分岐搬送ライン制御装置22bと、第三分岐搬送ライン3cの作動を制御する第三分岐搬送ライン制御装置22cとが設けられている。
また、搬出ライン制御装置23として、第一搬出ライン8aの作動を制御する第一搬出ライン制御装置23aと、第二搬出ライン8bの作動を制御する第二搬出ライン制御装置23bとが設けられている。
前記各物品1には情報記憶タグとしてのRFIDタグ15が装備されている。そして、自動倉庫7に収納されている物品1に装備されたRFIDタグ15には、アイテム、ロット、製造年月日、サイズ、形状、重量などの物品の固有情報が記憶されている。
前記第一搬出ライン8aにおける搬送方向上手側端部には、非接触無線通信によりRFIDタグ15に記憶されている記憶情報を読み取り及びRFIDタグ15に情報を書き込み自在な第一自動倉庫用リーダ/ライタ装置16が設けられている。
前記第二搬出ライン8bにおける搬送方向上手側端部には、非接触無線通信によりRFIDタグ15に記憶されている記憶情報を読み取り及びRFIDタグ15に情報を書き込み自在な第二自動倉庫用リーダ/ライタ装置17が設けられている。
前記管理装置11は、複数の搬送先Bの夫々に搬送する物品1のアイテム名や物品数を要求する出荷要求情報が入力されると、その出荷要求情報にて要求されている物品1をメイン搬送ライン2に搬出するための出荷計画情報を作成する。そして、管理装置11は、その出荷計画情報に基づいて、出荷要求情報にて要求されている物品1をメイン搬送ライン2に搬出すべく、第一自動倉庫制御装置9、第二自動倉庫制御装置10、及び、搬出ライン制御装置23の作動を管理するように構成されている。
そして、管理装置11は、出荷計画情報として、第一自動倉庫7aから搬出する物品1の第一出荷計画情報と第二自動倉庫7bから搬出する物品1の第二出荷計画情報とを作成し、第一出荷計画情報を第一自動倉庫制御装置9に通信し、且つ、第二出荷計画情報を第二自動倉庫制御装置10に通信する。
前記第一自動倉庫制御装置9は、管理装置11から受信する第一出荷計画情報に基づいて、複数の分岐搬送ライン3のうちから分岐先としての分岐搬送ライン3を設定するための分岐先設定用情報を第一自動倉庫用リーダ/ライタ装置16にて各物品1に装備されたRFIDタグ15に書き込んで状態で物品1を搬出するように構成されている。
前記第二自動倉庫制御装置10は、管理装置11から受信する第二出荷計画情報に基づいて、複数の分岐搬送ライン3のうちから分岐先としての分岐搬送ライン3を設定するための分岐先設定用情報を第二自動倉庫用リーダ/ライタ装置17にて各物品1に装備されたRFIDタグ15に書き込んだ状態で物品1を搬出するように構成されている。
前記分岐手段4は、物品1の搬送方向に移動し且つその搬送方向と直交する方向に移動しながら物品1を押圧する複数の押圧シュー12を搬送方向に並べて備えた押圧シュー型のソーターにて構成されている。そして、分岐手段4の作動を制御する分岐制御手段としての分岐制御装置14が設けられている。
前記分岐手段4は、押圧シュー12を搬送方向に移動し且つその搬送方向と直交する方向に移動しながら物品1を押圧する押圧状態と、押圧シュー12を搬送方向に移動するだけの非押圧状態とに切換自在に構成されている。
前記メイン搬送ライン2における複数の分岐搬送ライン3が接続される箇所よりも搬送方向上手側箇所には、各物品1に装備されたRFIDタグ15に記憶された分岐先設定用情報を非接触無線通信により読み取る分岐先設定用情報読み取り手段としての分岐先設定用情報リーダ装置18が設けられている。この分岐先設定用情報リーダ装置18は、読み取った分岐先設定用情報を分岐制御装置14に通信するように構成されている。
前記分岐制御装置14は、分岐先設定用情報リーダ装置18から通信される分岐先設定用情報に基づいて、複数の分岐搬送ライン3のうちから分岐先として設定されている分岐搬送ライン3を選択して、物品1を選択した分岐搬送ライン3に分岐させるように分岐手段4を作動させるように構成されている。
そして、分岐制御装置14は、図外の在荷センサの検出情報に基づいて、物品1が複数の分岐搬送ライン3のうちから分岐先として設定されている分岐搬送ライン3に対応する位置に到達すると、物品1の位置に対応して位置する複数の押圧シュー12にてその物品1を押圧する押圧状態に切り換えるべく、分岐手段4を切換作動させることにより、物品1を分岐先として設定されている分岐搬送ライン3に分岐させるように構成されている。
前記メイン搬送ライン2における分岐先設定用情報リーダ装置18の設置箇所よりも搬送方向上手側箇所には、物品1に装備したRFIDタグ15に記憶されている記憶情報を読み取り及びRFIDタグ15に情報を書き込み自在な情報書き込み手段としての情報書き込み用リーダ/ライタ装置19が設けられている。
そして、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度を分岐される物品1に応じた速度に調整するための速度調整用情報を管理して、その速度調整用情報を物品1に装備したRFIDタグ15に情報書き込み用リーダ/ライタ装置19にて書き込み情報管理手段としての情報管理装置20が設けられている。
前記情報管理装置20は、搬送元Aである自動倉庫7から物品1を搬出する出荷計画情報に基づいて、速度調整用情報を作成して管理するように構成されている。そして、速度調整用情報は、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度をメイン搬送ライン2から分岐される物品1の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ライン3ほど高速にするようにする情報である。
前記分岐先設定用情報リーダ装置18は、上述の如く、RFIDタグ15に記憶された分岐先設定用情報を非接触無線通信により読み取るわけであるが、このとき、RFIDタグ15に書き込まれた速度調整用情報を読み取るように構成されている。このように、分岐先設定用情報リーダ装置18は、分岐先設定用情報読み取り手段と速度調整用情報読み取り手段とを兼用するように構成されている。
そして、分岐先設定用情報リーダ装置18は、読み取った速度調整用情報を分岐搬送ライン制御装置22に通信するように構成されている。
前記分岐搬送ライン制御装置22は、分岐先設定用情報リーダ装置18にて読み取られた速度調整用情報に基づいて、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度を調整すべく、分岐搬送ライン3の作動を制御するように構成されている。このように、分岐搬送ライン制御装置22は、搬送速度調整手段として構成されている。
そして、分岐搬送ライン制御装置22は、速度調整用情報に基づいて、分岐される物品1の単位時間当りの数量が多いほど高速にする形態で、分岐搬送ライン3の搬送速度を調整するように構成されている。
前記分岐搬送ライン制御装置22は、分岐搬送ライン3の搬送速度を、「高速」「中速」「低速」の三段階に調整自在である。そして、分岐搬送ライン制御装置22は、分岐される物品1の数量が高速用設定数量以上であると、分岐搬送ライン3の搬送速度を「高速」に調整する。また、分岐搬送ライン制御装置22は、分岐される物品1の数量が高速用設定数量未満で且つ中速用設定数量以上であると、分岐搬送ライン3の搬送速度を「中速」に調整する。さらに、分岐搬送ライン制御装置22は、分岐される物品1の数量が中速用設定数量未満であると、分岐搬送ライン3の搬送速度を「低速」に調整する。
また、分岐搬送ライン制御装置22は、物品1が分岐されるまでは、分岐搬送ライン3の搬送速度を「低速」に調整している。そして、分岐搬送ライン制御装置22は、物品1が分岐されると、その物品1についての速度調整用情報に基づいて分岐搬送ライン3の搬送速度を調整する。その後、分岐搬送ライン制御装置22は、あらたに物品1が分岐されていなければ、物品1を搬送先Bまで分岐搬送すると、分岐搬送ライン3の搬送速度を「低速」に調整し、あらたに物品1が分岐されていると、その物品1についての速度調整用情報に基づいて分岐搬送ライン3の搬送速度を調整する。
このように、分岐搬送ライン制御装置22は、分岐搬送ライン3に物品1が分岐されると、その物品1についての速度調整用情報に基づいて分岐搬送ライン3の搬送速度を調整する形態で、分岐搬送ライン3の搬送速度を調整するように構成されている。
前記メイン搬送ライン2の物品1を搬送先Bに搬送するまでの動作について説明する。
前記メイン搬送ライン2にて搬送される物品1は、RFIDタグ15に分岐先設定用情報が記憶された状態で、まず、情報書き込み用リーダ/ライタ装置19を通過する。このとき、情報管理装置20が、情報書き込み用リーダ/ライタ装置19にてその物品1に装備されたRFIDタグ15にその物品1に応じた速度を調整するための速度調整用情報を書き込む。
次に、物品1は、分岐先設定用情報リーダ装置18を通過する。このとき、分岐先設定用情報リーダ装置18が、RFIDタグ15に記憶されている分岐先設定用情報及び速度調整用情報を読み取る。そして、分岐先設定用情報リーダ装置18は、分岐先設定用情報を分岐制御装置14に通信し、且つ、速度調整用情報を分岐先として設定されている分岐搬送ライン3に対応する分岐搬送ライン制御装置22に通信する。
そして、分岐制御装置14が、分岐先設定用情報に基づいて、物品1を分岐先として設定されている分岐搬送ライン3に分岐させるように分岐手段4を作動させることになり、物品1は分岐先として設定されている分岐搬送ライン3に分岐される。また、分岐搬送ライン制御装置22が、分岐された物品1に応じた速度に調整するための速度調整用情報に基づいて、分岐先として設定されている分岐搬送ライン3の搬送速度を調整することになり、物品1は適正に且つ効率よく分岐搬送ライン3にて搬送先Bに搬送されることになる。
以下、この物品搬送設備の全体の動作について、第一搬送先B1にアイテム名がPの物品を300個、第二搬送先B2にアイテム名がQの物品を200個、第三搬送先B3にアイテム名がRの物品を100個要求する出荷要求情報が管理装置11に入力された場合について説明する。
前記管理装置11は、第一自動倉庫7aと第二自動倉庫7bとの夫々から、アイテム名がPの物品を150個、アイテム名がQの物品を100個、アイテム名がRの物品を50個搬出するという第一出荷計画情報と第二出荷計画情報とからなる出荷計画情報を作成する。そして、管理装置11は、第一出荷計画情報を第一自動倉庫制御装置9に指令し、第二出荷計画情報を第二自動倉庫制御装置10に指令する。
第一自動倉庫制御装置9は、第一出荷計画情報に基づいて、スタッカークレーン6などの作動を制御して、第一自動倉庫7aから第一出荷計画情報に応じた物品1を搬出する。第二自動倉庫制御装置10も、第二出荷計画情報に基づいて、スタッカークレーン6などの作動を制御して、第二自動倉庫7bから第二出荷計画情報に応じた物品1を搬出する。
このとき、物品1に装備のRFIDタグ15には、図3に示すように、アイテム名(P,Q,R)を示す物品の固有情報Xが記憶されているので、第一自動倉庫制御装置9及び第二自動倉庫制御装置10は、第一自動倉庫用リーダ/ライタ装置16及び第二自動倉庫用リーダ/ライタ装置17にてその物品の固有情報Xを読み取り、複数の分岐搬送ライン3のうちから分岐先としての分岐搬送ライン3を設定するための分岐先設定用情報Wを第一自動倉庫用リーダ/ライタ装置16及び第二自動倉庫用リーダ/ライタ装置17にて物品1に装備されたRFIDタグ15に書き込む。つまり、アイテム名がPである物品1については搬送先Bを第一搬送先B1とする分岐先設定用情報を書き込み、アイテム名がQである物品1については搬送先Bを第二搬送先B2とする分岐先設定用情報を書き込み、アイテム名がRである物品1については搬送先Bを第三搬送先B3とする分岐先設定用情報を書き込む。
前記情報管理装置20は、管理装置11との間での通信により出荷計画情報を取得して、その出荷計画情報に基づいて、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度をメイン搬送ライン2から分岐される物品1の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ライン3ほど高速にする形態で速度調整用情報を作成して管理している。そして、情報管理装置20は、図4に示すように、その物品1に応じた速度に調整するための速度調整用情報Vを情報書き込み用リーダ/ライタ装置19にて各物品1に装備のRFIDタグ15に書き込む。つまり、搬送先Bが第一搬送先B1である物品1については分岐される物品数を300個とする速度調整用情報Vを書き込み、搬送先Bが第二搬送先B2である物品1については分岐される物品数を200個とする速度調整用情報Vを書き込み、搬送先Bが第三搬送先B3である物品1については分岐される物品数を100個とする速度調整用情報Vを書き込む。
前記分岐先設定用情報リーダ装置18は、読み取った分岐先設定用情報Wを分岐制御装置14に通信し、且つ、読み取った速度調整用情報Vを分岐搬送ライン制御装置22に通信する。
そして、分岐制御装置14は、図5に示すように、分岐先設定用情報リーダ装置18にて読み取られた分岐先設定用情報Wに基づいて、分岐先として設定されている分岐搬送ライン3に物品1を分岐させるように分岐手段4を作動させる。つまり、搬送先Bを第一搬送先B1とする分岐先設定用情報Wの物品1については第一分岐搬送ライン3aに分岐し、搬送先Bを第二搬送先B2とする分岐先設定用情報Wの物品1については第二分岐搬送ライン3bに分岐し、搬送先Bを第三搬送先B3とする分岐先設定用情報Wの物品1については第三分岐搬送ライン3cに分岐する。
また、分岐搬送ライン制御装置22は、分岐先設定用情報リーダ装置18にて読み取られた速度調整用情報Vに基づいて、メイン搬送ライン2から分岐される物品1の単位時間当りの数量が多いほど高速にする形態で分岐搬送ライン3の搬送速度を調整すべく、分岐搬送ライン3の作動を制御する。つまり、第一分岐搬送ライン制御装置22aは、分岐される物品数を300個とする速度調整用情報Vを受信することになり、その速度調整用情報Vに基づいて、第一分岐搬送ライン3aの搬送速度を「高速」に調整する。第二分岐搬送ライン制御装置22bは、分岐される物品数を200個とする速度調整用情報Vを受信することになり、その速度調整用情報Vに基づいて、第二分岐搬送ライン3bの搬送速度を「中速」に調整する。第三分岐搬送ライン制御装置22cは、分岐される物品数を100個とする速度調整用情報Vを受信することになり、その速度調整用情報Vに基づいて、第三分岐搬送ライン3bの搬送速度を「低速」に調整する。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、情報管理装置20が、搬送元Aである自動倉庫7から物品1を搬出する出荷計画情報に基づいて、速度調整用情報を作成して管理するようにしているが、情報管理装置20が速度調整用情報をどのように作成して管理するか適宜変更が可能である。
図1の点線で示すように、メイン搬送ライン2における情報書き込み用リーダ/ライタ装置19よりも搬送方向上手側箇所に、メイン搬送ライン2にて搬送される各物品1に装備のRFIDタグ15に記憶された分岐先設定用情報を読み取る情報読み取り手段24を設ける。そして、情報管理装置20が、情報読み取り手段24の読み取り情報に基づいて、単位時間当りに通過する搬送先Bごとの物品数を求めて、その物品数に基づいて速度調整用情報を作成して管理するように構成されている。このとき、情報管理装置20は、求める物品数の多い分岐搬送ライン3ほど高速にする形態で速度調整用情報を作成して管理することができる。
(2)上記実施形態では、速度調整用情報を、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度をメイン搬送ライン3から分岐される物品1の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ライン3ほど高速にするようにする情報としているが、速度調整用情報は、分岐される物品1を適正に且つ効率よく搬送するためのその物品1に応じた速度に調整するための情報であればよく、どのような内容の情報とするかは適宜変更が可能である。
例えば、速度調整用情報を、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度をメイン搬送ライン3から分岐される物品1の振動低下性の要求度が高い分岐搬送ラインほど低速にするようにする情報とすることができる。ちなみに、振動低下性の要求度が高い物品1とは、例えば、強度の弱い又は崩れ易い状態の物品であり、振動低下性の要求度が低い物品1とは、例えば、強度の強い又は崩れ難い状態の物品である。
また、速度調整用情報を、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度をメイン搬送ライン3から分岐される物品1の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ライン3ほど高速に、且つ、複数の分岐搬送ライン3の搬送速度をメイン搬送ライン3から分岐される物品1の振動低下性の要求度が高い分岐搬送ラインほど低速にするようにする情報とすることもできる。
(3)上記実施形態では、分岐搬送ライン制御装置22が、分岐搬送ライン3の搬送速度を、「高速」「中速」「低速」の三段階に調整自在であるが、分岐搬送ライン制御装置22が、分岐搬送ライン3の搬送速度を無段階に調整自在に構成することも可能である。この場合には、分岐搬送ライン制御装置22が、速度調整用情報に基づいて、分岐される物品1の単位時間当りの数量が多いほど高速にすべく、分岐搬送ライン3の搬送速度を無段階で調整する。
(4)上記実施形態では、分岐搬送ライン制御装置22が、分岐搬送ライン3に物品1が分岐されると、その物品1についての速度調整用情報に基づいて分岐搬送ライン3の搬送速度を調整する形態で、分岐搬送ライン3の搬送速度を調整するようにしているが、どのような形態で速度調整用情報に基づいて分岐搬送ライン3の搬送速度を調整するかは適宜変更が可能である。
(5)上記実施形態では、搬送元Aである自動倉庫7を二つ設けて、第一自動倉庫7aから搬出する物品1と第二自動倉庫7bから搬出する物品1とをメイン搬送ライン2に搬出するようにしているが、搬送元Aからメイン搬送ライン2にどのように物品1を搬出するかは適宜変更が可能であり、例えば、搬送元Aとして一つの自動倉庫7を設けて、その自動倉庫7から搬出する物品1をメイン搬送ライン2に搬出するようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、分岐手段4として、複数の押圧シュー2を備えた押圧シュー型のソーターを例示したが、分岐手段4の構成は適宜変更が可能であり、メイン搬送ライン2にて搬送される物品1を複数の分岐搬送ライン3に分岐させるものであればよい。
(7)上記実施形態では、分岐先設定用情報リーダ装置18が、分岐先設定用情報読み取り手段と速度調整用情報読み取り手段とを兼用しているが、分岐先設定用情報読み取り手段としてのリーダ装置と、速度調整用情報読み取り手段としてのリーダ装置とを各別に設けることも可能である。また、速度調整用情報読み取り手段を各分岐搬送ライン3の搬送方向上流端部に設け、速度調整用情報読み取り手段を複数の分岐搬送ライン3の夫々に対応して複数設けることも可能である。
物品搬送設備の概略平面図 物品搬送設備のブロック図 物品搬送設備の要部を示す平面図 物品搬送設備の要部を示す平面図 物品搬送設備の要部を示す平面図
符号の説明
1 物品
2 メイン搬送ライン
3 分岐搬送ライン
4 分岐手段
14 分岐制御手段
15 情報記憶タグ
18 分岐先設定用情報読み取り手段及び速度調整用情報読み取り手段
19 情報書き込み手段
20 情報管理手段
22 搬送速度調整手段
24 情報読み取り手段
A 搬送元
B 搬送先

Claims (5)

  1. 搬送元から搬出される物品を搬送するメイン搬送ラインと、
    前記メイン搬送ラインにて搬送される物品を異なる搬送先に分岐搬送する複数の分岐搬送ラインと、
    前記メイン搬送ラインにて搬送される物品を前記複数の分岐搬送ラインに分岐させる分岐手段と、
    前記メイン搬送ラインにおける前記複数の分岐搬送ラインが接続される箇所よりも搬送方向上手側箇所にて、各物品に装備された情報記憶タグに記憶された分岐先設定用情報を読み取る分岐先設定用情報読み取り手段と、
    前記分岐先設定用情報読み取り手段にて読み取られた分岐先設定用情報に基づいて、前記複数の分岐搬送ラインのうちから分岐先として設定されている分岐搬送ラインを選択して、物品を選択した分岐搬送ラインに分岐させるように前記分岐手段を作動させる分岐制御手段とが設けられた物品搬送設備であって、
    前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を分岐される物品に応じた速度に調整するための速度調整用情報を管理して、その速度調整用情報を物品に装備した前記情報記憶タグに情報書き込み手段にて書き込む情報管理手段と、
    前記情報記憶タグに書き込まれた前記速度調整用情報を読み取る速度調整用情報読み取り手段と、
    前記速度調整用情報読み取り手段にて読み取られた前記速度調整用情報に基づいて、前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を調整する搬送速度調整手段とが設けられている物品搬送設備。
  2. 前記速度調整用情報が、前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を前記メイン搬送ラインから分岐される物品の単位時間当りの数量が多い分岐搬送ラインほど高速にするようにする情報である請求項1に記載の物品搬送設備。
  3. 前記速度調整用情報が、前記複数の分岐搬送ラインの搬送速度を前記メイン搬送ラインから分岐される物品の振動低下性の要求度が高い分岐搬送ラインほど低速にするようにする情報である請求項1又は2に記載の物品搬送設備。
  4. 前記情報管理手段が、前記搬送元から物品を搬出する出荷計画情報に基づいて、前記速度調整用情報を作成して管理するように構成されている請求項1又は2に記載の物品搬送設備。
  5. 前記情報管理手段が、前記メイン搬送ラインにて搬送される各物品に装備の前記情報記憶タグに記憶されて分岐先設定用情報を読み取る情報読み取り手段の読み取り情報に基づいて、単位時間当りに通過する前記搬送先ごとの物品数を求めて、その物品数に基づいて前記速度調整用情報を作成して管理するように構成されている請求項1又は2に記載の物品搬送設備。
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