JP2007246198A - 先端通板性に優れた通板テーブル - Google Patents

先端通板性に優れた通板テーブル Download PDF

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Abstract

【課題】耐荷重性ならびに金属ストリップの先端および金属ストリップ全体の通板性を備え,金属ストリップの品質を維持したまま広範な板厚範囲および材質強度の金属ストリップを通板させることが可能な通板テーブルを提供する。
【解決手段】本発明によれば,端部を先頭にして導入された金属ストリップを通板する通板テーブル100であって,通板テーブルの上面100aには,通板テーブル100の幅方向の内側に複数のホイールコンベア104が通板方向に沿って配設され,通板テーブル100の幅方向の外側に複数のボールトランスファー107が通板方向に沿って配設されることを特徴とする通板テーブル100が提供される。かかる構成により,広範な板厚範囲および材質強度の金属ストリップを,金属ストリップの品質を維持したまま通板することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は,通板テーブルに関し,さらに詳細には,金属ストリップ(特には鋼帯)の通板特性に優れ,金属ストリップ先端の通板性にも優れた通板テーブルに関する。
通常,金属ストリップの一つである鋼帯を所定の場所へと搬送する場合,通板テーブルが用いられる。従来の通板テーブルでは,通板する鋼帯に応じて,テーブルロールのみ,あるいはホイールロールのみ,あるいはボールトランスファーのみが,通板方向に間隔を空けて配置されている。通板テーブルにて鋼帯を通板する際には,鋼帯の前後を溶接してつなぎ,先端が通板されないようにすることが多い。前後がつながっている場合には,鋼帯が蛇行したりスライドしたりする幅は大きくなく,鋼帯の上下動,上下曲がり,折れ込みなどはほとんど考慮する必要がなかった。
ただし,鋼帯コイルに巻き取られている鋼帯を巻き解いた場合や,連続した鋼帯を切断した場合,金属ストリップの先端が通板テーブルを通過する。
鋼帯の先端が通過する場合,上記のテーブルロール,ホイールコンベアおよびボールトランスファーといった搬送部材の選択にあたっては,搬送したい鋼帯の種類(例えば,鋼帯の硬さや厚み等)を考慮して,最適なものを選ぶ必要があった。すなわち,上記のような搬送部材は,例えば,薄い鋼帯が運搬可能なもの,厚い鋼帯が運搬可能なもの等,使用可能な鋼帯の種類が限られていた。
例えば,テーブルロールは,耐荷重性および通板安定性(通板の直進性)に優れるため,硬くて厚い鋼帯を搬送するのに適している反面,テーブルロールの摩擦抵抗が大きいため,柔らかくて薄い鋼帯を搬送するのには適していない。また,ホイールコンベアは,適度な耐荷重性および通板安定性を併せ持ち,摩擦抵抗もテーブルロールほどは大きくはないが,鋼帯の端部がホイール側面に接触した場合に,鋼帯が曲がってしまったり,鋼帯に疵が付いてしまったりという問題がある。また,ボールトランスファーは,摩擦抵抗が小さく,鋼帯に疵が付かないという利点がある反面,通板安定性に優れず,耐荷重性も小さいという欠点があり,厚い鋼帯を搬送するのには適していない。
柔らかくて薄い鋼帯の端部を先頭として導入し搬送する場合には,鋼帯の先端が上記のような搬送部材に引っかかったりして,鋼帯が折れ曲がってしまうという問題があった。また,硬くて厚い鋼帯の端部を先頭として導入し搬送する場合には,鋼板の上下動のために鋼板が搬送部材を叩き,搬送部材の寿命を短くしてしまうことがあった。このような問題を解決するために,通板テーブルに鋼帯の先端をクランプする部材を設けて,鋼帯の先端をつまみながら搬送するという方法が提案されている(例えば,特許文献1参照。)。
特開平9−323121号公報
しかしながら,上記のような従来の通板テーブルでは,上記各搬送部材に利点および欠点の双方が存在するため,ある特定の種類の鋼帯を通板させることはできるが,様々な種類の鋼帯を通板させることはできず,汎用性に欠けるものであった。また,上記の特許文献1に記載の方法では,鋼帯の先端をつまむために,鋼帯に疵が付いてしまい,鋼帯品質を維持することができなかった。さらに,鋼帯をクランプして移動させる部材が必要となることから,通板テーブルの製造コストが高くなるという問題があった。
そのため,幅広い板厚範囲(例えば,約0.2〜4mm)および材質強度(例えば,抗張力250〜1500MPa)の鋼帯を,特別な搬送部材を設けることなく通板でき,耐荷重性,鋼帯の先端および鋼帯全体の通板性(耐座屈性および直進性)および鋼帯品質の維持等を全て満足することが可能な通板テーブルが,希求されていた。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的は,耐荷重性および鋼帯の通板性に優れ,鋼帯品質を維持したまま多様な種類の鋼帯を通板することが可能な,新規かつ改良された通板テーブルを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,端部を先頭にして導入された金属ストリップを通板する通板テーブルであって,上記通板テーブルの上面には,通板テーブルの幅方向の内側に複数のホイールコンベアが配設され,通板テーブルの幅方向の外側に複数のボールトランスファーが配設される通板テーブルが提供される。
かかる構成によれば,通板テーブルの幅方向の内側に設けられたホイールコンベアが,通板する金属ストリップの略中央部分を支え,通板テーブルの幅方向の外側に設けられたボールトランスファーが金属ストリップの外縁部を支えることとなる。その結果,ホイールコンベアの欠点であった,金属ストリップの端部がホイールコンベアの側部に接触することで生じる金属ストリップの品質劣化を防ぐことができ,かつ,ホイールコンベアの耐荷重性および通板の直進性に優れるという長所と,ボールトランスファーの摩擦抵抗が小さく金属ストリップに疵が入りづらいという長所を,併せ持つことができる。
なお,ホイールコンベアとは,ホイールが回転軸に軸支された,コロ状の搬送部材である。また,ボールトランスファーとは,球体と球体を支持する孔とを含む搬送部材で,球体の中心が移動することなく任意の方向に回転可能なとなっているものである。
上記の通板テーブルの上面には,駆動手段を有するテーブルロールが,通板方向に間隔を空けて配設されてもよい。かかる構成によれば,駆動手段により回転するテーブルローラは,金属ストリップに推進力を伝達する。その結果,テーブルローラは,金属ストリップに推進力を付与しつつ,金属ストリップの直進性も高めることができる。
複数のホイールコンベアの上端を連ねた包絡面は,複数のボールトランスファーの上端を連ねた包絡面よりも高く配置されてもよい。かかる構成によれば,ホイールコンベアが,通板テーブルに加わる金属ストリップの荷重の大部分を支え,ボールトランスファーには,大きな荷重が加わらなくなる。その結果,ボールトランスファーの欠点であった耐荷重性と通板の直進性を改善しつつ,金属ストリップの通板性を向上させることが可能となる。
なお,複数のホイールコンベアの上端を連ねた包絡面とは,複数のホイールコンベアの上端全てを含む平面を意味し,複数のボールトランスファーの上端を連ねた包絡面とは,複数のボールトランスファーの上端全てを含む平面を意味する。
また,複数のホイールコンベアの上端を連ねた包絡面と,複数のボールトランスファーの上端を連ねた包絡面との高さの差は,0.1〜10mmであってもよい。
上記の複数のホイールコンベア及び/又は複数のボールトランスファーは,それぞれが配置される領域において,千鳥配置されてもよい。かかる構成によれば,ホイールコンベア及び/又はボールトランスファーが,縦,横および斜めに略均等に配置される。その結果,ホイールコンベアやボールトランスファーが支持する金属ストリップが撓むことがなくなり,金属ストリップの品質の劣化を防ぐことができる。
複数のホイールコンベアが配設される領域の幅は,設計上の金属ストリップの幅よりも小さくしてもよい。かかる構成によれば,ホイールコンベアは,通板する金属ストリップの幅の全体ではなく,一部のみを支えることとなる。その結果,金属ストリップの側面がホイールコンベアと接触することがなくなり,金属ストリップに疵が入りにくくなる。
本発明によれば,耐荷重性ならびに金属ストリップの先端および金属ストリップ全体の通板性に優れ,多様な種類の金属ストリップを,金属ストリップの品質を維持したまま通板することが可能な通板テーブルを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず,図1を用いて,本発明の第1の実施形態に係る通板テーブルを備えた鋼帯の通板設備を説明する。図1は,本発明の第1の実施形態に係る通板テーブルを備えた鋼帯の通板設備を説明するための模式図である。なお,以下の説明にあたっては,図1に示した座標軸を用いるものとする。
本実施形態に係る鋼帯Sの通板設備は,図1に示したように,2つのペイオフリール10A,10Bと,ピンチロール20と,レベラロール30と,ダブルカットシャー40と,通板テーブル100とを備える。
ペイオフリール10Aおよび10B(以下,ペイオフリール10と総称する。)には,鋼帯Sが巻き取られている鋼帯コイルが装着される。ピンチロール20およびレベラロール30には,例えばモータのような駆動手段(図示せず。)が接続されている。これらピンチロール20およびレベラロール30を介して,駆動手段からの力が鋼板Sに推進力として伝達される。ダブルカットシャー40は,必要に応じて鋼帯Sを幅方向に切断する装置である。通板テーブル100は,推進力が付与された鋼帯Sを支持しつつ,所定の通板方向(図1のx軸方向)に通板するものである。通板テーブル100については,以下で詳細に説明する。
本実施形態に係る通板テーブル100を備えた鋼帯Sの通板設備において,ペイオフリール10に装着された鋼帯コイルから巻き解かれた鋼帯Sは,ペイオフリール10からダブルカットシャー40へ向けて通板される。鋼帯Sは,それぞれ駆動手段(図示せず。)が設けられたピンチロール20およびレベラロール30により推進力を与えられ,レベラロール30を通過した鋼帯Sは,通板テーブル100により支持されながら,ダブルカットシャー40へ向けて通板される。
図1に示した通板設備では,2つのペイオフリール10A,10Bが備えられ,上段通板設備50と下段通板設備60の2つのラインが設けられている。図1に示した通板設備では,2つのペイオフリール10A,10Bから同時に鋼帯Sが巻き解かれるわけではなく,これらのペイオフリール10A,10Bは,いずれか一方のペイオフリール10に装着された鋼帯コイルから全ての鋼帯Sが巻き解かれた際に,鋼帯コイルの付け替えに要する時間等を短縮するために設けられるものである。通板設備内に設けられるペイオフリール10の数は,図1に示した2つに限定されるわけではなく,例えば,1つのみでもよい。
続いて,図2および図3を用いて,本実施形態に係る通板テーブル100について,詳細に説明する。図2は,本実施形態に係る通板テーブル100の平面図であり,図3は,図2のA−A線で通板テーブル100を切断した場合の断面図である。なお,各図の説明にあたっては,図中に示した座標軸を用いるものとする。
本実施形態に係る通板テーブル100の幅(図2のy軸方向の幅)は,例えば,通板される鋼帯Sの最大幅や,通板テーブル100に連結される設備の幅等に応じて決定される。また,通板テーブル100の通板方向に沿った長さ(図2のx軸方向の長さ)は,鋼帯Sを搬送する距離に応じて,任意に決定することができる。
通板テーブル100の上面100aには,搬送部材として,テーブルローラ102と,ホイールコンベア104と,ボールトランスファー107とが配設されている。
テーブルローラ102は,略円柱形状のローラが回転軸(図示せず。)により軸支されている搬送部材であり,回転軸を中心にローラが回転して,テーブルローラ102上の物体をローラが回転した方向へ運搬するものである。テーブルローラ102は,図2に示したように,テーブルローラ102の回転軸の方向(図2のy軸方向)が鋼帯Sの通板方向に対して直交するように,任意の間隔をあけて通板テーブルの上面100aに複数設けられる。テーブルローラ102の長さ(図2のy軸方向の長さ)は,例えば通板テーブル100の幅と略同一となるように設けられる。このテーブルローラ102は,モータ(図示せず。)によって回転し,テーブルローラ102上を通過する鋼帯Sに駆動手段からの力を伝達し,鋼帯Sの推進力を増加する役割を果たす。通板テーブルの上面100aに設けられるテーブルローラ102の個数は,通板テーブル100の全長等に応じて決定することができる。
ホイールコンベア104は,ホイール105が回転軸106により軸支されたものであり,ホイール105の上にある鋼帯Sを,ホイール105の回転する方向へと移動させることができる。よって,ホイールコンベア104を用いることで,鋼帯Sの直進性を担保することができる。
ボールトランスファー107は,鋼製のボール108が,ボール支持孔109に回転自在に支持されているものである。ボール108の回転する方向は制限されておらず,様々な方向へ自由に回転することができる。そのため,ボール108の上にある鋼帯Sを,ボール108が回転する方向へと移動させることができる。
上記のホイールコンベア104およびボールトランスファー107には,駆動手段が設けられておらず,鋼帯Sの通板に従動して,ホイール105とボール108は,鋼帯Sとの摩擦力によりそれぞれ回転する。
通板テーブルの上面100a上のテーブルローラ102が設けられていない部分には,図2に示したように,上記のホイールコンベア104とボールトランスファー107とが複数設けられる。テーブル上面100aに設けるホイールコンベア104およびボールトランスファー107の個数は,例えば上記の搬送部材1つあたりにかかる荷重を考慮して決定することができる。
ホイールコンベア104は,鋼帯Sの通板方向(図2のx軸正方向)に沿って,通板テーブル100の幅方向(図2のy軸方向)の内側に,ホイール105の回転方向が同一(図2のx軸方向)となるように縦横に設けられる。すなわち,ホイールコンベア104は,テーブル上面100aの略中央部分の領域に,帯状に設けられる。隣り合うホイールコンベア104間の間隔は,通板テーブル100の通板対象である複数種類の鋼帯Sのうち,最も薄い鋼帯Sがホイールコンベア104上に載った場合に,最も薄い鋼帯Sに湾曲が生じない程度にすることが好ましい。鋼帯Sの重量をうまく分散し,鋼帯Sに湾曲が生じないようにするために,ホイールコンベア104は,例えば図2に示したような千鳥配置に設けてもよい。ホイールコンベア104を千鳥配置で設けることにより,ホイールコンベア104が配設される帯状の領域に,ホイールコンベア104が略均等に配置されることとなる。
ボールトランスファー107は,鋼帯Sの通板方向に沿って,通板テーブル100の幅方向の外側,すなわち,ホイールコンベア104が設けられる帯状の領域の外側に,縦横に設けられる。隣り合うボールトランスファー107間の間隔は,ホイールコンベア104の場合と同様に,最も薄い鋼帯Sを通板する際に鋼帯Sに湾曲が生じない程度の間隔とすることが好ましい。また,ボールトランスファー107は,例えば図2に示したような千鳥配置に設けてもよい。
ホイールコンベア104に用いられるホイール105の幅(図2のy軸方向の幅)や,ボールトランスファー107に用いられるボール108の径の大きさは,通板テーブル100が通板する最も重い鋼帯Sの重量に応じて,決定することが可能である。
上記のように,本実施形態に係る通板テーブル100は,通板テーブル100の幅方向の略中央部分の領域に,ホイールコンベア104が帯状に配置され,このホイールコンベア104が設けられる領域の両側(すなわち,幅方向の外側)にボールトランスファー107が帯状に配置されることとなる。
テーブル上面100aにおいて,ホイールコンベア104が設けられる帯状の領域の幅(図2のa)と,ボールトランスファー107が設けられる帯状の領域の幅(図2のa)は,例えば以下のようにして定めることができる。
ホイールコンベア104が設けられる領域の幅aは,本実施形態に係る通板テーブル100の通板対象である複数種類の鋼帯Sのうち最も幅の狭い鋼帯Sの幅や,通板テーブル100上で鋼帯Sが蛇行したりスライドしたりする幅(以下,ウォーク代と略記する。)などに応じて決定してもよい。例えば,通板したい最小幅の鋼帯Sの幅が700mmであり,ウォーク代の大きさが150mmと見積もられるとすると,ホイールコンベア104が設けられる領域の幅aの幅は,鋼帯Sの最小幅からウォーク代を差し引いて,400mm程度とすることができる。上記のように,ホイールコンベア104が設けられる領域の幅は,鋼帯Sの幅よりも狭くなるように設定される。
また,ホイールコンベア104とボールトランスファー107とが設けられる領域の幅(図2のaで表される幅)は,例えば,本実施形態に係る通板テーブル100で通板する最大幅の鋼帯Sの幅や,ウォーク代の大きさ等によって決定してもよい。最大幅の鋼帯Sの幅が例えば1200mmであり,ウォーク代の大きさが例えば150mmと見積もられる場合には,上記のホイールコンベア104とボールトランスファー107とが設けられる領域の幅は,鋼帯Sの最大幅にウォーク代を加算して,1500mm程度とすることができる。
ボールトランスファー107が設けられる領域の幅(図2のaで表される幅)は,例えば,上記のホイールコンベア104が設けられる領域の幅(図2のaで表される幅)や,ホイールコンベア104とボールトランスファー107とが設けられる領域の幅(図2のaで表される幅)に応じて,決定することが可能である。
上記のような方法で,ホイールコンベア104とボールトランスファー107とを設ける領域の幅を設定することで,通板テーブル100上を通過する鋼帯Sは,ホイールコンベア104とボールトランスファー107の両方に,常に支えられることとなる。
上記のような配置でホイールコンベア104とボールトランスファー107とが設けられた通板テーブル100は,ホイールコンベア104とボールトランスファー107とが有する短所が共に改善され,さらに,ホイールコンベア104とボールトランスファー107とが有する長所を併せ持つものとなる。
すなわち,ボールトランスファー107の短所であった直進安定性の不良は,ホイールコンベア104を通板テーブル100の略中央部分に設けボールトランスファー107と併用することで改善され,直進安定性が担保される。さらに,鋼帯Sが蛇行してしまった場合にも,ホイールコンベア104が,ウォーク代を考慮に入れてテーブル上面100aの略中央部分にしか設けられていないために,鋼帯Sの側面がホイール105の側面と接触して鋼帯Sが折れ曲がったり疵が入ったりするというホイールコンベア104の短所が,改善される。
続いて,再び図3を利用して,本実施形態に係る通板テーブル100に設けられるホイールコンベア104とボールトランスファー107の高さ方向の配置について説明する。
本実施形態に係る通板テーブル100では,テーブル上面100aの幅方向の略中央部分に設けられるホイールコンベア104と,テーブル上面100aの幅方向の外縁部に設けられるボールトランスファー107とは,それぞれの上端が段差を有するように設けられる。すなわち,ホイール105のz軸方向の上端を連ねた包絡面110(図3においては,y軸に対して平行である包絡線)が,ボール108のz軸方向の上端を連ねた包絡面111(図3においては,y軸に対して平行である包絡線)よりもhだけ高くなるように,配置される。このようにホイールコンベア104とボールトランスファー107とを設けることで,ホイールコンベア104がボールトランスファー107よりも上方(すなわち,図のz軸正方向)に突出することとなる。
上記のようにホイールコンベア104とボールトランスファー107とを設けることで,耐荷重性に優れるホイールコンベア104には,耐荷重性の面で劣るボールトランスファー107よりも多くの荷重がかかることになる。その結果,重い鋼帯Sを通板する場合にも,ボールトランスファー107には大きな荷重がかかることなく,鋼帯Sを通板することができる。
上記の段差hの大きさは,例えば通板したい鋼帯Sの板厚や抗張力に応じて決定することが可能である。段差hの大きさは,例えば0.1mm以上10mm以下とすることが好ましい。段差hが0.1mm未満の場合には,ホイールコンベア104に対してより多くの荷重を分配するという効果を得ることが困難となり,ボールトランスファー107にかかる荷重が大きくなってしまう。また,10mm超過の場合には,ホイールコンベア104とボールトランスファー107との段差が大きくなりすぎ,薄くて柔らかい鋼帯Sを通板する際に,鋼帯Sに湾曲が生じる可能性がある。
以下に,本実施形態に係る通板テーブル100が亜鉛メッキ用のラインに設けられる場合を例にとって,通板テーブル100の動作について説明する。
亜鉛メッキに用いられる鋼帯Sは,亜鉛メッキされた鋼帯Sの用途に応じて,約0.2mm〜約4mmという広範な板厚のものが使い分けられる。例えば,トタン屋根用には,板厚が約0.2〜0.6mmの鋼帯Sが用いられ,自動車製造用には,板厚が約0.6mm〜1.8mmの鋼帯Sが使用され,建材用には,板厚が約1.2mm〜4mmの鋼帯Sが使用される。また,鋼帯Sの材質強度に関しても,例えば抗張力が約250〜1500MPaという,柔らかいものから硬いものまで,幅広く用いられる。
例えば,トタン屋根に用いられるような薄くて柔らかい鋼帯Sを通板する際には,従来の通板テーブルでは,鋼帯Sの先端が搬送部材上を通過する際に,鋼帯Sの蛇行や上下動などが生じ,鋼帯Sが曲がりや折れ込みが生じてしまうという問題があった。しかし,本実施形態に係る通板テーブル100では,摩擦抵抗の比較的大きなホイールコンベア104に加えて,摩擦抵抗の小さなボールトランスファー107も鋼帯Sの通板を効果的に補助するため,鋼帯Sの先端部分はテーブルロール102やホイールコンベア104に引っかかることなく,通板テーブル100上をスムーズに移動することができる。その結果,曲がりや折れ込みなどの問題が生じることはなく,鋼帯Sの耐座屈性を担保することができる。また,鋼帯Sの略中央部分を支えるホイールコンベア104により,鋼帯Sの直進性は担保されることとなる。
また,建材用に用いられるような厚くて硬い鋼帯Sを通板する際には,従来の通板テーブルでは,鋼帯Sの先端部分が搬送部材上を通過する際に生じる上下動により,搬送部材が鋼帯Sに叩かれることとなり,寿命が短くなってしまうという問題があった。しかし,本実施形態に係る通板テーブル100では,ホイールコンベア104が鋼帯Sの荷重の大部分を支えることになり,耐荷重性の低いボールトランスファー107には,過度の荷重はかからなくなる。その結果,厚くて硬い鋼帯Sを通板するにもかかわらず,ボールトランスファー107のボール108はスムーズに回転することができるため,鋼帯Sは通板テーブル100上をスムーズに移動することができ,耐座屈性も担保される。また,鋼帯Sの先端が通過する際に上下動が生じたとしても,耐荷重性のあるホイールコンベア104がボールトランスファー107よりも上方に突出するように設けられているため,鋼帯Sが耐荷重性の低いボールトランスファー107を叩くことが少なくなる。その結果,搬送部材の寿命が短くなるという従来の問題も解決することができる。
また,上記のような多様な鋼帯Sのいずれを通板した場合であっても,鋼帯Sの略中央部分をホイールコンベア104が支え,鋼帯Sの外縁部(鋼帯Sの幅方向の外側)をボールトランスファー107が支えることとなるので,鋼帯Sの先端がスライドしたり蛇行したりした場合でも,鋼帯Sの側端部がホイール105にひっかかり,湾曲が生じたり疵が鋼帯Sに入ったりすることがない。
上記のように,本実施形態に係る通板テーブル100は,耐荷重性および鋼帯の先端ならびに鋼帯全体の通板性に優れるものであり,柔らかくて薄い鋼帯から,硬くて厚い鋼帯まで,多様な特性を有する鋼帯を,鋼帯の品質に劣化を生じさせることなく通板することが可能である。
なお,ホイールコンベア104およびボールトランスファー107の配置が逆である場合,すなわち,通板テーブル100の横方向における略中央部分にボールトランスファー107が設けられ,このボールトランスファー107が設けられる部分の両端にホイールコンベア104が設けられる場合には,鋼帯Sが蛇行した場合に鋼帯Sの側端部がホイール105の側面に接触して,鋼帯Sに湾曲が生じたり疵が入ったりする可能性がある。さらに,ボールトランスファー107が鋼帯Sの略中央部分に位置することとなるため,ボールトランスファー107に多くの荷重がかかることになってしまう。その結果,厚くて硬い鋼帯Sを通板する場合には,鋼帯Sの先端が通過する際の上下動により,ボールトランスファー107の寿命が短くなってしまう。
以下に,本発明の実施例に係る通板テーブル100および比較例に係る通板テーブルについて,実施例および比較例を示しながら説明する。以下に示す実施例および比較例では,亜鉛メッキ鋼板に用いられる鋼帯Sについて,通板を行った。
亜鉛メッキ鋼板には,約0.2〜約4mmの板厚を有する,抗張力が約250〜1500MPaの範囲の鋼板が用いられる。以下に示す実施例および比較例では,上記の範囲の中から,トタン屋根に用いられる0.3mm厚の鋼帯,自動車製造用に用いられる0.8mm厚の鋼帯および建材として用いられる3.2mm厚の鋼帯を,それぞれ通板した。
(実施例1)
本実施例に係る通板テーブル100を用いて,トタン屋根に用いられる0.3mm厚の鋼帯を通板した。なお,本実施例で使用した通板テーブル100において,通板テーブル100の全幅は1500mmであり,ホイールコンベア104を配設した領域の幅aは400mmであった。また,ホイールコンベア104がなす包絡面110とボールトランスファー107がなす包絡面111との高さの差hは,3mmである。
(実施例2)
自動車製造用に用いられる0.8mm厚の鋼帯を用いたことを除いては,実施例1と同様にして通板を行った。
(実施例3)
建材として用いられる3.2mm厚の鋼帯を用いたことを除いては,実施例1と同様にして通板を行った。
(比較例1)
通板テーブルの上面全面にテーブルロールが設けられている通板テーブルを用いたことを除いては,実施例1と同様にして通板を行った。
(比較例2)
通板テーブルの上面全面にホイールコンベアが設けられている通板テーブルを用いたことを除いては,実施例1と同様にして通板を行った。
(比較例3)
通板テーブルの上面全面にボールトランスファーが設けられている通板テーブルを用いたことを除いては,実施例3と同様にして通板を行った。
以下に示す表1に,上記の実施例1〜3および比較例1〜3の結果を合わせて示した。
Figure 2007246198
上記の表1の通板結果の欄において,「良」とは,湾曲が発生したり疵がついたりすることなく,鋼帯をスムーズに通板できたことを表している。また,「不良1」とは,鋼帯Sの先端が波打ってしまったことを表しており,「不良2」とは,鋼帯Sの先端の蛇行により鋼帯Sの側端に疵が入ってしまったことを表している。また,「不良3」とは,鋼帯Sの上下動に起因して,搬送部材であるボールトランスファーの寿命が短くなり,1週間で交換しなくてはならなかったことを表している。
表1から明らかなように,本実施形態に係る通板テーブル100は,0.3mm〜3.2mmという広範な板厚を有し,300〜1500MPaという広範な抗張力を有する鋼帯を,先端部分に疵や曲がり等を作らずに鋼帯品質を維持しつつ通板することができた。また,建材用鋼帯を通板した場合にも,鋼帯先端の上下動に起因して搬送部材の寿命が短くなることはなかった。
このように,本実施例に係る通板テーブル100は,耐荷重性と直進性についてはホイールコンベア104が受け持ち,耐座屈性および鋼帯Sの先端が蛇行した際の疵入防止をボールトランスファー107が受け持つことにより,幅広い板厚範囲および材質強度の鋼帯Sを,安定的に通板することができる。また,鋼帯Sの荷重を効果的に分散させるため,通板テーブル100の耐久性も向上させることが可能である。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記の実施形態においては,金属ストリップが鋼帯である場合についてのみ説明してきたが,搬送される金属ストリップはAlやCuなどの鋼以外の金属であっても構わない。
本発明の第1の実施形態に係る通板テーブルを備えた鋼帯の通板設備を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る通板テーブルの平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る通板テーブルを図2のA−A切断線で切断した断面図である。
符号の説明
10A,10B ペイオフリール
20 ピンチロール
30 レベラロール
40 ダブルカットシャー
50 上段通板設備
60 下段通板設備
100 通板テーブル
100a テーブル上面
102 テーブルロール
104 ホイールコンベア
105 ホイール
106 回転軸
107 ボールトランスファー
108 ボール
109 ボール支持孔
110 ホイールコンベアの上端を連ねた包絡面
111 ボールトランスファーの上端を連ねた包絡面
S 鋼帯

Claims (6)

  1. 端部を先頭にして導入された金属ストリップを通板する通板テーブルであって:
    前記通板テーブルの上面には,前記通板テーブルの幅方向の内側に複数のホイールコンベアが配設され,前記通板テーブルの幅方向の外側に複数のボールトランスファーが配設されることを特徴とする,通板テーブル。
  2. 前記通板テーブルの上面には,駆動手段を有するテーブルロールが,前記通板方向に間隔を空けて配設されることを特徴とする,請求項1に記載の通板テーブル。
  3. 前記複数のホイールコンベアの上端を連ねた包絡面は,前記複数のボールトランスファーの上端を連ねた包絡面よりも高く配置されることを特徴とする,請求項1または2に記載の通板テーブル。
  4. 前記複数のホイールコンベアの上端を連ねた包絡面と,前記複数のボールトランスファーの上端を連ねた包絡面との高さの差は,0.1〜10mmであることを特徴とする,請求項3に記載の通板テーブル。
  5. 前記複数のホイールコンベア及び/又は前記複数のボールトランスファーは,それぞれが配置される領域において,千鳥配置されることを特徴とする,請求項1〜4のいずれかに記載の通板テーブル。
  6. 前記複数のホイールコンベアが配設される領域の幅は,設計上の金属ストリップの幅よりも小さいことを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載の通板テーブル。
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