JP2007245688A - インクジェット記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも水、水溶性有機溶剤を含有し、該水の含有量が全インク質量の10質量%以上、50質量%未満であるインクジェットインクであり、かつ該水溶性有機溶剤のうち最も多く含有する水溶性有機溶剤のSP値が16.5以上24.6未満であり、該SP値が16.5以上24.6未満の水溶性有機溶剤の含有量が、全インク質量の30質量%以上90質量%未満であるインクジェットインクにより印刷された印刷物の裏面に、少なくとも一部に摩擦力を利用して紙の搬送を行なう部分を有するインクジェット記録装置を用いて、印刷を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
【選択図】なし
Description
エチレングリコールモノエチルエーテル(SP値:23.5)
エチレングリコールモノブチルエーテル(SP値:22.1)
エチレングリコールモノイソプロピルエーテル(SP値:22.3)
ジエチレングリコールモノメチルエーテル(SP値:23.0)
ジエチレングリコールモノエチルエーテル(SP値:22.4)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル(SP値:21.5)
ジエチレングリコールジエチルエーテル(SP値:16.8)
トリエチレングリコールモノメチルエーテル(SP値:22.1)
トリエチレングリコールモノエチルエーテル(SP値:21.7)
トリエチレングリコールモノブチルエーテル(SP値:21.1)
プロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値:23.0)
プロピレングリコールモノフェニルエーテル(SP値:24.2)
ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値:21.3)
トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値:20.4)
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(SP値:21.8)
本発明に係るインクでは、SP値が16.5以上24.6未満の水溶性有機溶剤に加えて、従来公知の各種水溶性有機溶剤を併用することができる。
顔料としてMA100(三菱カーボンブラックMA100、三菱化学社製)を15質量部、分散樹脂としてジョンクリル501(ジョンソンポリマー社製)を15質量部、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値:20.4)5質量部、水65質量部を混合した後、直径0.5mmのジルコニアビーズ200質量部と共にポリプロピレン製のポリ瓶に入れて密栓し、ペイントシェーカーにて5時間分散し、下記組成の黒色の分散液である顔料分散液Aを得た。
顔料としてMA100(三菱カーボンブラックMA100、三菱化学社製)を15質量部、分散樹脂としてBYK4570(ビックケミー社製)を15質量部、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値:20.4)5質量部、水65質量部を混合した後、直径0.5mmのジルコニアビーズ200質量部と共にポリプロピレン製のポリ瓶に入れて密栓し、ペイントシェーカーにて5時間分散し、下記組成の黒色の分散液である顔料分散液Bを得た。
上記顔料分散液A(100質量部)の入ったポリ瓶に、表1の組み合わせとなるように、溶媒と水を添加し、ペイントシェーカーで30分ほど攪拌を行なった。下記インクAの表内の添加量の数値は質量部を表している。しかる後、ビーズを取り除き、濾過及び中空糸膜を用いた膜脱気処理を行ってインクA(本発明)を調製した。
上記顔料分散液B(100質量部)の入ったポリ瓶に、表1の組み合わせとなるように、溶媒と水を添加し、ペイントシェーカーで30分ほど攪拌を行なった。下記インクGの表内の添加量の数値は質量部を表している。しかる後、ビーズを取り除き、濾過及び中空糸膜を用いた膜脱気処理を行ってインクG(本発明)を調製した。
TPGME:トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値:20.4)
EG:エチレングリコール(SP値:32.2)
[プリントおよび評価1]
上記で作製したインクA〜Gをセイコーエプソン社製インクジェットプリンターPX−V500の黒インクのカートリッジにつめ使用した。該インクジェットプリンターは搬送ローラーを有する。
上記で作製したインクA〜Gをブラザー社製複合型インクジェットプリンターDCP110Cの黒インクのカートリッジにつめ使用した。DCP110Cは搬送ローラー及び給紙用ローラーを有し前面給紙タイプである。
自動両面機構をもつラインヘッド型インクジェット両面印刷装置(装置の構成の概略を図1に示す。)を作成して、ノズル口径が25μm、ノズル数512を、ノズル解像度が1440dpiとなるようにアレイ状に配置したラインヘッド方式のピエゾ型記録ヘッドを用いて、記録解像度が1440×1440dpi(dpiとは、2.54当たりのドット数を表す。)、インク付着量が10ml/m2、画像サイズ280×200mmの条件で、インクA〜Hを用いて、A4サイズのコニカミノルタビジネステクノロジー社製J紙の一方の面にインク付着量が10ml/m2、画像サイズ200×280mmのベタ画像を印字した後、自動両面印刷機構により、裏面に、記録解像度が1440×1440dpiで3pointの「あいうえお」の文字を印字した。
2 記録ヘッド
31 搬送ローラー
32 押さえローラー
33 搬送ローラー
34 押さえローラー
61 ガイド
62a、62b、63a、63b 可動ガイド
7 反転手段
71a、71b、71c、71d、71e 可動ローラー
72、73 反転ローラー
74 外ベルト
75 内ベルト
76 導入口
77 導出口
Claims (3)
- 少なくとも水、水溶性有機溶剤を含有し、該水の含有量が全インク質量の10質量%以上、50質量%未満であるインクジェットインクであり、かつ該水溶性有機溶剤のうち最も多く含有する水溶性有機溶剤のSP値が16.5以上24.6未満であり、該SP値が16.5以上24.6未満の水溶性有機溶剤の含有量が、全インク質量の30質量%以上90質量%未満であるインクジェットインクにより印刷された印刷物の裏面に、少なくとも一部に摩擦力を利用して紙の搬送を行なう部分を有するインクジェット記録装置を用いて、印刷を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
- 前記インクジェット記録装置が、前面給紙型であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクジェット記録装置が、自動両面印刷機構を有するインクジェット記録装置であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録方法。
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