JP2007245349A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP2007245349A JP2006067609A JP2006067609A JP2007245349A JP 2007245349 A JP2007245349 A JP 2007245349A JP 2006067609 A JP2006067609 A JP 2006067609A JP 2006067609 A JP2006067609 A JP 2006067609A JP 2007245349 A JP2007245349 A JP 2007245349A
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Abstract

【課題】 記録ヘッドを複数有するチューブ供給方式の記録装置において、記録ヘッドを取り出す時に、キャリッジは記録ヘッドを取り出すスペースを空けるため、略並行に這いまわされた内側の供給チューブを手前に押しやる方向に動く。この時、押しやられた供給チューブは記録ヘッドを取り出す方向とは逆方向に負荷を増大させるため、記録ヘッドが取り出しにくくなる。
【解決手段】 本来供給チューブの抜け止めとしての圧接部材に回動機構を持たせる事で、供給チューブからのキャリッジへの記録ヘッド取り出し時の負荷を軽減させ、記録ヘッド着脱時の操作性を向上させることが可能となる。
また、複数の記録ヘッドが有する圧接部材を共通の形状とすることで、部品コストを押さえることが可能となる。
また、供給チューブからの負荷を低減する機構をチューブの抜け止め機構に持たせる事で、別部品を新たにおこすコストを低減させることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

記録装置のインク供給に関する
従来、インクジェット記録装置において、少ない交換頻度で大量印刷が可能であったり、大きな紙サイズでも印刷可能なインク供給方式の一つとして、チューブ供給方式のものがある。これは一般的に、一つの記録ヘッドから、4色から6色のインクを吐出し、インクを供給するためにつながるインク供給チューブは一列となる構成となっている。(例えば特許文献1参照)以下、図4により、従来のチューブ供給方式の構成について説明する。このインクジェット記録装置は、インクを貯蔵するインクタンク204と、熱エネルギーを利用してインク滴を吐出させる記録ヘッド201とを有している。また、インクタンク204から記録ヘッド201にインクを供給するためのインク供給ユニット205およびインク供給チューブ206と、記録ヘッド201の回復処理を行う回復ユニット207とを有している。記録ヘッド201はキャリッジ202に搭載し、このキャリッジ202を移動させながら記録用シートSをA方向に間欠搬送し、シート上に記録動作を行うシリアル型であり、記録ヘッド201とインクタンク204とをインク供給チューブ206で接続する。また、一つの装置に対して一つの記録ヘッドが搭載されている。記録ヘッド201につながるインク供給チューブ206は、複数の色を一方向に並べて配置され、同様の軌道を這いまわされてインク供給ユニットへと接続されている。
特許登録第3610308号 P18 図1
ここで近年、プリンタの高画質化がプロユース使用として要望されている。高画質化を実現するための一つとして、インクの多色化が考えられる。多色化のためには記録ヘッドを従来よりも更に多くのインクを吐出できる吐出口を持つものとすることが考えられるが、これにはスペース確保のために製品の大型化や新規ヘッドの開発することによるコストアップが生じることとなる。そこで、従来の資産を生かし、多色化に対応するための手段として、従来の記録ヘッドを流用し、平行に二つ搭載する記録装置が考えられる。図5は二つの記録ヘッド201を持つ記録装置の記録ヘッド201a、201bとインク供給チューブ206a、206bの構成を示す上面図である。キャリッジ202にそれぞれインク供給チューブ206を有し、二本のインク供給チューブ206a、206bは内側と外側に略並行に這いまわしている。また、インク供給チューブ206はキャリッジ202に挿入されており、キャリッジ202からインク供給チューブ206が抜けないよう、抜け止め機構209が有されている。
しかしここで、例えばキャリッジ202から記録ヘッド201aを取り出す時に、記録ヘッド201aとのジョイントを切り離すため、リンク207を矢印方向へ移動させるが、その際に、略並行に這いまわされた内側のインク供給チューブ206bを内側に押しやることになる。この時、押しやられたインク供給チューブ206bは記録ヘッド201aを取り出す方向とは逆方向に負荷を増大させるため、記録ヘッド201aが取り出しにくくなる。また、ジョイントからの出口付近で、供給チューブの屈曲が急激になると、最悪の場合、チューブを座屈させてしまう可能性がある。
この課題の解決法の一つとして、抜け止め機構をそれぞれのキャリッジ202に対し、左右で別々の形状とし、記録ヘッド取り出し時にもインク供給チューブがキャリッジを逃げるようなジョイント形状を作成することが考えられるが、これには製品コストのアップが生じ、加えて、部品配置によるスペースが必要となり、装置自体を大型化しなくてはならない可能性がある。
また、別の解決法として、インク供給チューブ206a,bをそれぞれの記録ヘッド201a,bに対し、対称となる方向に這いまわすことが考えられるが、これも先ほどと同様に、インク供給チューブ206の這いまわしに大きくスペースを取ることとなり、装置の大型化を生じさせてしまう。
ここで本課題は、本発明のノズルからインクを吐出して記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインクを供給するインク供給手段とを有し、記録ヘッドを搭載するキャリッジに配置され、供給チューブを圧接する圧接部材を有する記録装置において、前記圧接部材が回動すること、また、前記記録ヘッドを複数有し、それぞれの記録ヘッドに対し、前記圧接部材を有すること、また、上記に加え、前記圧接部材の形状が複数の記録ヘッドのそれぞれに対し共通であること、また、上記に加え、前記圧接部材が供給チューブのキャリッジからの抜け防止手段を備えたこと、また、上記に加え、前記圧接部材はキャリッジからの記録ヘッドの脱着時に回動することによって解決される。
本発明は、圧接部材に回動機構を持たせる事で、供給チューブからのキャリッジへの記録ヘッド取り出し時の負荷を軽減させ、記録ヘッド着脱時の操作性を向上させることが可能となる。また、チューブの座屈を防ぐ。
また、複数の記録ヘッドが有する圧接部材を共通の形状とすることで、製品コストを押さえることが可能となる。
また、供給チューブからの負荷を低減する機構をチューブの抜け止め機構に持たせる事で、別部品を新たにおこすコストを低減させることが可能となる。
本実施例の構成を図1により説明する。図は簡略化のためにインク供給チューブ206を一色にして説明する。二つの記録ヘッド201a,bがキャリッジ202に搭載されており、インクは、インク供給ユニット205からインク供給チューブ206を通してぞれぞれの記録ヘッド201に供給されている。記録ヘッド201は、チューブジョイント208を介してインク供給チューブ206と流路を連通させてつながっている。本実施例ではインク供給チューブ206はチューブジョイント208に圧入により接続されている。このため、温度変化などの影響によりインク供給チューブ206がチューブジョイント208から抜けないよう、インク供給チューブ206の抜け止め機構であるチューブ抜け止め部材209を有している。抜け止めの構成については後述する。インク供給チューブ206a、bは二つの記録ヘッド201a,bに対してそれぞれ接続され、内側と外側に略並行に這いまわされている。このため、内側に這いまわされたインク供給チューブ206bは外側に這いまわされるインク供給チューブ206aに接続されるチューブジョイント208aの内側を這いまわされインク供給ユニット205bへと接続される。
次に記録ヘッド201の着脱についてキャリッジ202を側面から見た図2(a)、(b)を用いて説明する。記録ヘッド201をキャリッジ202から取り外す際は、図2(a)に示すように、チューブジョイント208にリンク207を介して連結しているレバー210を回動させる。これにより、まずキャリッジ−レバー連結部218を支点にレバーが回動する。これに伴い、リンク207がレバー−リンク連結部217を中心に動作し、チューブジョイント−リンク連結部219により接続されたチューブジョイントを動作させる。チューブジョイントはキャリッジの不図示のガイドによりガイドされ、記録ヘッドから遠ざかる方向に移動し、これにより、チューブジョイント208と記録ヘッド201との流路を切り離す。この時、チューブジョイント208は記録ヘッド201から遠ざかる方向に移動する。また図2(b)により記録ヘッド201とチューブジョイント208はチューブジョイント側のモールドのジョイント214が記録ヘッド側のゴムにより形成されたジョイント部215に挿入されているが、レバー210を回動させることでこのジョイント部の連結を切り離す。
ここで、記録ヘッド201は左右二つがそれぞれ独立して着脱できることが望ましい。これは、例えば、両方の記録ヘッドが交換時に同期して動くとすると、交換する必要のない記録ヘッド201にも着脱時に流路内に空気が混入するためである。この空気が記録ヘッド内のノズルに気泡として入り込むと吐出不良を起こす原因となる。
次に、本実施例の回動機構について説明する。外側のインク供給チューブ206を連結している記録ヘッド201を取り出す際、内側に連結しているインク供給チューブ206はチューブジョイント208により内側に押しやられる。この時チューブジョイント208にはインク供給チューブ206から取り出しと逆方向の力がかかり、記録ヘッド201が取り出しにくくなる。そこで本実施例では、図3(a)に示すようにチューブ抜け止め部材209にはボス212bが設けられ、チューブジョイント208に設けられた穴212aを回動支点として回動する。これにより、記録ヘッド201取り出し時にチューブ抜け止め部材209がインク供給チューブ206を記録ヘッド201から逃がす方向に回動し、記録ヘッド201取り出し時の負荷を低減する。ここで、内側のインク供給チューブ206に連結している記録ヘッド201を取り出すときには、外側のインク供給チューブ206には影響がないため、この回動機構は機能しない。しかし、チューブ抜け止め部材209の本来の機能であるインク供給チューブ206の抜け止めとして利用され、二つのチューブ抜け止め部材209の形状を共通とすることで部品コストを低減できる。また、回動機構に規制がない場合、キャリッジの走査中にチューブ抜け止め部材209が回動することでキャリッジに不安定な外力を及ぼす。これにより、印字時の着弾制度を劣化させる可能性がある。よって、バネ213の一端をチューブジョイント208、もう一端をチューブ抜け止め部材209につなぐものとする。これにより、通常はバネの引っ張り力によりキャリッジ走査時のチューブ抜け止め部材209の動きを規制することができ、記録ヘッド201交換時にはバネを伸ばし、チューブ抜け止め部材209を回動させるものとする。また、図3(b)に本実施例の抜け止めの構成を示す。図は供給チューブのジョイント挿入方向から見たものである。インク供給チューブはゴム部材とモールド材質であるチューブ抜け止め部材209により挟み込まれ、インク供給チューブ206の圧入方向に対して固定し、チューブジョイントからの抜けを防止している。
本実施例のチューブ抜け止め部を含むキャリッジ付近の構成図である。 a本実施例の記録ヘッド取り出し時のレバー周りを示す図である。b本実施例の記録ヘッド取り出し時のジョイント部を示す図である。 a本実施例のチューブ抜け止め部材周りの回動機構を示した図である。b本実施例のチューブ抜け止め部材の抜け止めの構成を示した図である。 従来のインクジェット記録装置の概略の構成を示す斜視図である。 従来の二つの記録ヘッドにより構成される記録装置のキャリッジ付近の構成図である。
符号の説明
201 a,b記録ヘッド
202 キャリッジ
203 搬送ローラ
204 メインタンク(インクタンク)
205 a、bインク供給ユニット
206 a,bインク供給チューブ
207 a,bリンク
208 a,bチューブジョイント
209 チューブ抜け止め部材
210 レバー
211 流路
212 a穴(回動支点)
212b ボス(回動支点)
213 バネ
214 チューブジョイント側ジョイント
215 記録ヘッド側ジョイント
216 ゴム部材
217 レバー−リンク連結部
218 キャリッジ−レバー連結部
219 チューブジョイント−リンク連結部

Claims (5)

  1. ノズルからインクを吐出して記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインクを供給するインク供給手段とを有し、記録ヘッドを搭載するキャリッジに配置され、供給チューブを圧接する圧接部材を有する記録装置において、
    前記圧接部材が回動することを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記記録ヘッドを複数有し、前期複数の記録ヘッドに対し、それぞれに圧接部材を有することを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記圧接部材の形状が複数の記録ヘッドのそれぞれに対し共通であることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3に記載の記録装置において、前記圧接部材が供給チューブのキャリッジからの抜け防止手段を備えたことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から4に記載の記録装置において、前記圧接部材はキャリッジからの記録ヘッドの脱着時に回動することを特徴とする記録装置。
JP2006067609A 2006-03-13 2006-03-13 インクジェット記録装置 Withdrawn JP2007245349A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011126115A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Canon Inc インクジェット装置
US8079679B2 (en) 2007-11-22 2011-12-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2013184469A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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