JP2007244688A - 遊技用装置及び遊技情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遊技用管理装置50の判定手段53において、特定遊技状態信号のオフ状態が検出されてから次のオン状態が検出されるまでの間に図柄変動停止信号のオン状態が検出されると、図柄停止フラグがセットされる。その特定遊技状態信号のオン状態の検出時に、図柄停止フラグがセットされていないときは、遊技用装置側でトラブルが発生し、その後復旧したことにより、そのオン状態が直前のオン状態の特定遊技状態から継続したものであると判定される。この場合、遊技関連情報集計手段54では、そのオン状態における遊技情報が直前のオン状態における遊技情報に継続して集計される。
【選択図】 図3
Description
この遊技用管理装置が遊技用装置から受信するデータ信号には、例えば、回収(アウト)信号、補給又は賞球(セーフ)信号、図柄確定回数(スタート)信号、特定遊技状態信号などがある。
これらのうち、特定遊技状態信号は、遊技機が現在特定遊技状態(大当り状態等)にあるか否かを示す信号である。つまり、図5(a)に示すように、特定遊技状態信号がオン状態のときは、遊技機が特定遊技状態であり、一方、オフ状態のときは、遊技機が特定遊技状態以外の状態である。
この場合、遊技用管理装置では、特定遊技状態での遊技情報の集計が完結しないまま特定遊技状態が終了したことになる。つまり、特定遊技状態での遊技データを正確に集計したことにならない。
これにより、遊技用管理装置においては、その保存されていたデータについても集計することができる。
この文献に開示の技術は、島設備の停電が発生したとき、バックアップの電源装置を作動させて、停電時の遊技機の遊技状態を記憶しておき、停電が復旧したとき、その状態を管理装置に送信するものである。これは、同時停電、同時復旧の場合の処理に関する技術である。
そして、直前のオン状態から継続したものと判定したときは、そのオン状態は遊技用装置側のトラブルの復旧により発生したものと判定でき、しかも、直前のオン状態における遊技情報から継続したかたちで集計することができる。これにより、大当り回数のカウント誤差を解消して、正確に遊技データを集計することができる。
さらに、その継続か否かの判定は、特定遊技状態信号のオフ状態を検出してから次のオン状態を検出するまでの間に、図柄変動に関する信号又は遊技媒体の投入に関する信号のオン状態を検出したか否かにより判定される。すなわち、その継続か否かの判定を、簡単で有効な手法により行うことができる。
このように、本発明は、遊技情報処理方法としても実現できる。
まず、本発明の遊技場管理システムの実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。
遊技機10には、パチンコ機,スロットマシン,アレンジボール機,雀球機等、玉やメダルなどの所定の遊技媒体を使用して遊技を行う各種の遊技機が含まれる。
この遊技機10から遊技用管理装置50へは、遊技に関する所定の信号が送信される。この送信される信号には、例えば、特定遊技状態信号(遊技機10が現在特定遊技状態であるか否かを示す信号)、図柄変動停止信号(図柄変動に関する信号)、投入信号(遊技媒体の投入に関する信号)などが含まれる。
台コントローラ30は、一又は二以上の遊技機10等から遊技に関連する所定の信号を入力し、その入力した信号に対して所定の処理を行い、島コントローラ40を介して遊技用管理装置50へ送信する。
島コントローラ40は、一又は二以上の台コントローラ30から送信されてきた所定の信号を遊技用管理装置50へ送信する。
なお、台コントローラ30や島コントローラ40は、省略することもできる。
次に、遊技用管理装置の構成について、図2を参照して説明する。
遊技用管理装置50は、プログラム制御により動作するコンピュータであって、図2に示すように、通信手段51と、記憶手段52と、判定手段53と、遊技関連情報集計手段54と、制御手段55と、表示手段56と、出力手段57とを備えている。
通信手段(受信手段)41は、各遊技用装置から所定の信号を受信する。その所定の信号には、例えば、特定遊技状態信号、図柄変動停止信号、投入信号などが含まれる。
記憶手段52は、遊技用管理装置50の有する各種機能に関するデータやプログラムなどを記憶する。また、記憶手段52は、通信手段51で受信された信号にもとづく各種の遊技関連情報を記憶する。この遊技関連情報には、例えば、特定遊技状態に関連する情報、図柄変動に関連する情報、遊技媒体の投入に関連する情報、その他各種情報が含まれる。
判定の結果、図柄変動停止信号又は投入信号を検出したときは、通常状態(少なくとも、大当り状態中に電源供給の停止や、不用意なリセットが発生していない状態)と判定する。
一方、図柄変動停止信号又は投入信号を検出しなかったときは、遊技用装置側でトラブルが発生し、その後復旧したことにより、前回の特定遊技状態が継続したものと判定する。
通常状態であれば、大当りなどの特定遊技状態が検出される前には必ず図柄変動停止信号又は投入信号が検出されるはずである。ところが、特定遊技状態が検出されているもののその前に図柄変動停止信号又は投入信号が検出されていない場合は、何か異常が発生しているものと判断できる。ここで、発生し得る異常には、電源供給の停止や、不用意なリセットが考えられる。
したがって、特定遊技状態信号のオフ状態が検出されてから、次に特定遊技状態信号のオン状態が検出されるまでの間に、図柄変動停止信号又は投入信号が検出されたか否かを判定することにより、トラブル等の発生の有無を知得でき、そのトラブルが復旧して特定遊技状態信号のオン状態が送信されたものと認識して、そのオン状態における遊技情報を直前のオン状態における遊技情報に継続して集計することができる。
このような判定は、遊技機10毎に行われる。
また、遊技関連情報集計手段54は、判定手段53が通常状態(遊技用装置側でトラブル等が発生していない状態)と判定したときは、オフ状態検出後のオン状態における遊技情報は、直前のオン状態における遊技情報とは別の特定遊技状態についてのものとして集計する。
これにより、大当り回数のカウント誤差を解消して、正確に遊技データを集計することができる。
表示手段56は、例えば、液晶ディスプレイなどで構成されており、遊技関連情報集計手段54での集計結果などを表示する。
出力手段57は、例えば、プリンタなどで構成されており、遊技関連情報集計手段54での集計結果などを印字出力する。
また、本実施形態においては、特定遊技状態信号のオン状態が電源断の復旧により発生したものか否かを判定する処理を遊技用管理装置50の判定手段53が行うこととしているが、その判定処理は、遊技用管理装置50で行うことに限るものではなく、各種の遊技用装置、例えば、台コントローラ30や島コントローラ40などにおいて行わせることもできる。つまり、台コントローラ30や島コントローラ40等は、判定手段53と同様の機能を有することができる。
さらに、本実施形態においては、遊技に関連する情報の集計処理を遊技用管理装置50の遊技関連情報集計手段54が行うこととしているが、その集計処理は、遊技用管理装置50で行うことに限るものではなく、各種の遊技用装置で行わせることもできる。
次に、本実施形態の遊技場管理システムの動作(遊技情報処理方法)について、図3、図4を参照して説明する。
図3は、遊技用管理装置の動作を示すフローチャート、図4は、遊技用管理装置の動作を説明するための大当り信号等の波形図である。
大当り信号(特定遊技状態信号、特賞信号)のオフ状態が検出されると、遊技用管理装置50の判定手段53において、図柄変動停止信号(又は投入信号)のオン状態が検出されたか否かが判定される(ステップ11)。
判定の結果、図柄変動停止信号のオン状態が検出されたときは、図柄停止フラグがセットされる(ステップ12)。
なお、図柄変動停止信号のオン状態が検出されて図柄停止フラグが一度セットされると、ステップ15でリセットされるまで、図柄停止フラグは、セットが維持される。
判定の結果、大当り信号のオン状態が検出されていないときは、ステップ11に戻る。
判定の結果、図柄停止フラグがセットされているときは、その図柄停止フラグがリセットされる(ステップ15)。そして、この場合は、図4(a)に示すような通常状態であるとされ、オン状態(2)は、直前のオン状態(1)の大当りとは別の大当りについてのものと判定されて(ステップ16)、大当り回数は「2回」とカウントされ、それぞれ別の大当りに関する遊技情報として集計される(ステップ17)。
この場合、大当り回数は「1回」とカウントされ、オン状態(2)における遊技情報は、オン状態(1)における遊技情報に継続して集計される(ステップ19)。
次に、遊技機、台コントローラとも同時に電源が停止し、同時に復旧した場合は、台コントローラは電源停止時の大当り情報を記憶しているので、この大当りは電源停止時の大当りの継続か、新規の大当りかを判定できる。
さらに、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
例えば、上述した実施形態では、遊技用管理装置を一つのみ備えた構成としたが、遊技用管理装置は一つに限るものではなく、複数備えることもできる。
10 遊技機
20 玉貸機
30 台コントローラ
40 島コントローラ
50 遊技用管理装置
51 通信手段
52 記憶手段
53 判定手段
54 遊技関連情報集計手段
Claims (2)
- 一又は二以上の遊技機から遊技関連情報を受信する遊技用装置であって、
前記遊技機が特定遊技状態にあるか否かを示す特定遊技状態信号を前記遊技機から受信するとともに、図柄変動に関する信号又は遊技媒体の投入に関する信号を受信する受信手段と、
前記特定遊技状態信号のオフ状態を検出してから次のオン状態を検出するまでの間に、前記図柄変動に関する信号又は遊技媒体の投入に関する信号のオン状態を検出しない場合には、前記特定遊技状態信号の前記オン状態は、直前のオン状態から継続したものと判定する判定手段と、
前記特定遊技状態信号の前記オン状態が直前のオン状態から継続したものと判定されると、前記特定遊技状態信号の前記オン状態に関連する情報を直前のオン状態に関連する情報に継続して集計する遊技関連情報集計手段とを有した
ことを特徴とする遊技用装置。 - 遊技用装置が一又は二以上の遊技機から遊技関連情報を受信する遊技情報処理方法であって、
前記遊技用装置が、特定遊技状態信号のオフ状態を検出し、次に当該特定遊技状態信号のオン状態を検出すると、前記オフ状態の検出から前記オン状態の検出までの間に図柄変動に関する信号又は遊技媒体の投入に関する信号のオン状態を検出したか否かを判定し、
判定の結果、図柄変動に関する信号又は遊技媒体の投入に関する信号のオン状態を検出しない場合には、前記特定遊技状態信号の前記オン状態は、直前のオン状態から継続したものと判定し、
前記特定遊技状態信号の前記オン状態に関連する情報を直前のオン状態に関連する情報に継続して集計する
ことを特徴とする遊技情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006073226A JP2007244688A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 遊技用装置及び遊技情報処理方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2006073226A Pending JP2007244688A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 遊技用装置及び遊技情報処理方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244183A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用システム |
JP2015043922A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2006
- 2006-03-16 JP JP2006073226A patent/JP2007244688A/ja active Pending
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