JP2013075108A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013075108A5 JP2013075108A5 JP2011218080A JP2011218080A JP2013075108A5 JP 2013075108 A5 JP2013075108 A5 JP 2013075108A5 JP 2011218080 A JP2011218080 A JP 2011218080A JP 2011218080 A JP2011218080 A JP 2011218080A JP 2013075108 A5 JP2013075108 A5 JP 2013075108A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- game
- output
- progress
- specific state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000000875 corresponding Effects 0.000 claims description 17
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002250 progressing Effects 0.000 claims description 2
- 230000000750 progressive Effects 0.000 claims 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 240000000613 Citrullus lanatus Species 0.000 description 1
- 235000012828 Citrullus lanatus var citroides Nutrition 0.000 description 1
- 240000002799 Prunus avium Species 0.000 description 1
- 235000019693 cherries Nutrition 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Description
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、所定時間にわたり状態を示す外部出力信号を出力する場合でもゲームの進行が阻害されてしまうことを防止できるスロットマシンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のスロットマシンは、
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部(リール2L、2C、2R)を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン(スロットマシン1)において、
ゲームを進行可能なとき(所定数の賭数が設定された状態)に進行操作(スタートスイッチ7の操作)がなされた場合に、ゲームを進行させる制御を行うゲーム進行制御手段(メイン制御部41)と、
複数の状態のうちいずれかの状態に制御する状態制御手段(メイン制御部41)と、
遊技に関連する信号(外部出力信号)を外部出力する制御を行う外部出力制御手段(メイン制御部41)と、
を備え、
前記外部出力制御手段は、
前記複数の状態のうち特定状態(通常・RT2)に制御されているときに所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態(通常・RT2)に対応する特定状態信号(RT2信号)を出力する特定状態信号出力手段と、
前記ゲームを進行させる制御に伴ってゲームの進行に対応する進行信号(メダルIN信号)を出力する進行信号出力手段と、
を含み、
前記ゲーム進行制御手段は、前記ゲームを進行可能とき(所定数の賭数が設定された状態)に前記進行操作(スタートスイッチ7の操作)がなされた場合に、前記特定状態信号(RT2信号)の出力中であっても前記ゲームを進行させる制御を行い、
前記進行信号出力手段は、前記特定状態信号(RT2信号)の出力中に前記ゲームを進行させる制御が行われた場合に、該特定状態信号(RT2信号)の出力の終了後に前記進行信号(メダルIN信号)を出力する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ゲームを進行可能なときに進行操作がなされた場合には、特定状態信号の出力中であってもゲームを進行させる制御が行われることとなるため、特定状態信号の出力に伴ってゲームの進行が阻害されてしまうことがないうえに、特定状態信号の出力中にゲームを進行させる制御が行われた場合には、特定状態信号の出力の終了後に進行信号が出力されるので、特定状態信号が出力されている期間にゲームを進行させても、外部機器側では、特定状態信号の受信終了後に、進行信号を受信することとなるため、スロットマシン側で特定状態信号が出力されている期間にゲームを進行させても外部機器側で特定状態信号の受信が完了する前に進行信号を受信することがなく、進行信号が出力されたタイミングと特定状態信号が出力されたタイミングの前後を明確に特定することができる。
尚、複数の状態とは、例えば、特定の入賞の発生する確率が異なる状態や、対象となる入賞の異なる状態などが該当する。
また、特定の状態とは、他の状態と比較して遊技者にとって有利な状態であっても良いし、他の状態と比較して遊技者にとって不利な状態であっても良い。
また、特定状態の制御を条件に特定状態信号を出力するとは、特定状態前に特定状態信号を出力するものでも良いし、特定状態中に特定状態信号を出力するものでも良いし、特定状態後に特定状態信号を出力するものでも良い。
また、特定状態信号が出力される所定期間とは、例えば、状態の信号を検出するのに比較的長い時間を要する古いホールコンなどの外部機器でも特定状態信号を確実に検出できるように設定された時間が該当する。
また、進行信号は、ゲームの進行に伴って出力される信号であれば良く、ゲームの開始や終了を示す信号など直接的にゲームの進行を示す信号であっても良いし、ゲームの進行以外の情報を示す信号(賭数の設定に用いられた遊技用価値を示す信号など)をゲームの進行に伴って必ず出力する場合には、このような信号を進行信号として用いても良い。
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部(リール2L、2C、2R)を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン(スロットマシン1)において、
ゲームを進行可能なとき(所定数の賭数が設定された状態)に進行操作(スタートスイッチ7の操作)がなされた場合に、ゲームを進行させる制御を行うゲーム進行制御手段(メイン制御部41)と、
複数の状態のうちいずれかの状態に制御する状態制御手段(メイン制御部41)と、
遊技に関連する信号(外部出力信号)を外部出力する制御を行う外部出力制御手段(メイン制御部41)と、
を備え、
前記外部出力制御手段は、
前記複数の状態のうち特定状態(通常・RT2)に制御されているときに所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態(通常・RT2)に対応する特定状態信号(RT2信号)を出力する特定状態信号出力手段と、
前記ゲームを進行させる制御に伴ってゲームの進行に対応する進行信号(メダルIN信号)を出力する進行信号出力手段と、
を含み、
前記ゲーム進行制御手段は、前記ゲームを進行可能とき(所定数の賭数が設定された状態)に前記進行操作(スタートスイッチ7の操作)がなされた場合に、前記特定状態信号(RT2信号)の出力中であっても前記ゲームを進行させる制御を行い、
前記進行信号出力手段は、前記特定状態信号(RT2信号)の出力中に前記ゲームを進行させる制御が行われた場合に、該特定状態信号(RT2信号)の出力の終了後に前記進行信号(メダルIN信号)を出力する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ゲームを進行可能なときに進行操作がなされた場合には、特定状態信号の出力中であってもゲームを進行させる制御が行われることとなるため、特定状態信号の出力に伴ってゲームの進行が阻害されてしまうことがないうえに、特定状態信号の出力中にゲームを進行させる制御が行われた場合には、特定状態信号の出力の終了後に進行信号が出力されるので、特定状態信号が出力されている期間にゲームを進行させても、外部機器側では、特定状態信号の受信終了後に、進行信号を受信することとなるため、スロットマシン側で特定状態信号が出力されている期間にゲームを進行させても外部機器側で特定状態信号の受信が完了する前に進行信号を受信することがなく、進行信号が出力されたタイミングと特定状態信号が出力されたタイミングの前後を明確に特定することができる。
尚、複数の状態とは、例えば、特定の入賞の発生する確率が異なる状態や、対象となる入賞の異なる状態などが該当する。
また、特定の状態とは、他の状態と比較して遊技者にとって有利な状態であっても良いし、他の状態と比較して遊技者にとって不利な状態であっても良い。
また、特定状態の制御を条件に特定状態信号を出力するとは、特定状態前に特定状態信号を出力するものでも良いし、特定状態中に特定状態信号を出力するものでも良いし、特定状態後に特定状態信号を出力するものでも良い。
また、特定状態信号が出力される所定期間とは、例えば、状態の信号を検出するのに比較的長い時間を要する古いホールコンなどの外部機器でも特定状態信号を確実に検出できるように設定された時間が該当する。
また、進行信号は、ゲームの進行に伴って出力される信号であれば良く、ゲームの開始や終了を示す信号など直接的にゲームの進行を示す信号であっても良いし、ゲームの進行以外の情報を示す信号(賭数の設定に用いられた遊技用価値を示す信号など)をゲームの進行に伴って必ず出力する場合には、このような信号を進行信号として用いても良い。
本発明の手段1に記載のスロットマシンは、請求項1に記載のスロットマシンであって、
前記スロットマシンへの電力供給が停止されても、遊技データの少なくとも一部を保持する遊技データ保持手段(バックアップ電源)と、
前記スロットマシンへの電力供給が開始された場合に、前記遊技データ保持手段(バックアップ電源)により保持されている遊技データに基づいて前記スロットマシンへの電力供給が停止される前の制御状態に復帰させる制御状態復帰手段(メイン制御部41)と、
を備え、
前記特定状態信号出力手段は、前記制御状態復帰手段により前記特定状態信号(RT2信号)の出力開始後、前記所定期間(2秒間)経過前の状態に復帰した場合に、該復帰後に前記所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態信号(RT2信号)を出力する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、スロットマシンへの電力供給の開始後、特定状態信号の出力中の状態に復帰しても、所定期間にわたり特定状態信号が出力されるので、外部機器側で、特定状態信号を受信することができる。
前記スロットマシンへの電力供給が停止されても、遊技データの少なくとも一部を保持する遊技データ保持手段(バックアップ電源)と、
前記スロットマシンへの電力供給が開始された場合に、前記遊技データ保持手段(バックアップ電源)により保持されている遊技データに基づいて前記スロットマシンへの電力供給が停止される前の制御状態に復帰させる制御状態復帰手段(メイン制御部41)と、
を備え、
前記特定状態信号出力手段は、前記制御状態復帰手段により前記特定状態信号(RT2信号)の出力開始後、前記所定期間(2秒間)経過前の状態に復帰した場合に、該復帰後に前記所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態信号(RT2信号)を出力する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、スロットマシンへの電力供給の開始後、特定状態信号の出力中の状態に復帰しても、所定期間にわたり特定状態信号が出力されるので、外部機器側で、特定状態信号を受信することができる。
本発明の手段2に記載のスロットマシンは、請求項1、手段1に記載のスロットマシンであって、
前記スロットマシンへの電力供給が停止されても、遊技データの少なくとも一部を保持する遊技データ保持手段(バックアップ電源)と、
前記スロットマシンへの電力供給が開始された場合に、前記遊技データ保持手段(バックアップ電源)により保持されている遊技データに基づいて前記スロットマシンへの電力供給が停止される前の制御状態に復帰させる制御状態復帰手段(メイン制御部41)と、
を備え、
前記特定状態信号出力手段は、前記特定状態(通常・RT2)の開始時に前記所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態信号(RT2信号)を出力するとともに、前記制御状態復帰手段により前記特定状態(通常・RT2)に復帰した場合にも、前記所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態信号(RT2信号)を出力する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、外部機器側で電断復帰後の状態が特定状態であるか否かを特定することができるとともに、開店時に、前日の特定状態が復帰した場合でも、外部機器に対して、当該特定状態を本日の特定状態として認識させることができる。
前記スロットマシンへの電力供給が停止されても、遊技データの少なくとも一部を保持する遊技データ保持手段(バックアップ電源)と、
前記スロットマシンへの電力供給が開始された場合に、前記遊技データ保持手段(バックアップ電源)により保持されている遊技データに基づいて前記スロットマシンへの電力供給が停止される前の制御状態に復帰させる制御状態復帰手段(メイン制御部41)と、
を備え、
前記特定状態信号出力手段は、前記特定状態(通常・RT2)の開始時に前記所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態信号(RT2信号)を出力するとともに、前記制御状態復帰手段により前記特定状態(通常・RT2)に復帰した場合にも、前記所定期間(2秒間)にわたり前記特定状態信号(RT2信号)を出力する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、外部機器側で電断復帰後の状態が特定状態であるか否かを特定することができるとともに、開店時に、前日の特定状態が復帰した場合でも、外部機器に対して、当該特定状態を本日の特定状態として認識させることができる。
本発明の手段3に記載のスロットマシンは、請求項1、手段1または2のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記特定状態(通常・RT2)の終了時に該特定状態の終了を示す特定状態終了信号(RT2信号)を出力する特定状態終了信号出力手段を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、外部機器側で特定状態の終了時期を特定することができる。
尚、特定状態終了信号は、少なくとも特定状態の終了を特定可能な信号であれば良く、前記特定状態信号と共通の信号(この場合には、外部機器にて特定状態以外の状態が特定されている状態において受信することで特定状態信号として機能し、特定状態が特定されている状態において受信することで特定状態終了信号として機能することとなる)であっても良いし、前記特定状態信号とは異なる信号(出力信号線が異なるものや、出力信号線は共通であっても出力時間等の出力態様が異なるもの)であっても良い。
前記特定状態(通常・RT2)の終了時に該特定状態の終了を示す特定状態終了信号(RT2信号)を出力する特定状態終了信号出力手段を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、外部機器側で特定状態の終了時期を特定することができる。
尚、特定状態終了信号は、少なくとも特定状態の終了を特定可能な信号であれば良く、前記特定状態信号と共通の信号(この場合には、外部機器にて特定状態以外の状態が特定されている状態において受信することで特定状態信号として機能し、特定状態が特定されている状態において受信することで特定状態終了信号として機能することとなる)であっても良いし、前記特定状態信号とは異なる信号(出力信号線が異なるものや、出力信号線は共通であっても出力時間等の出力態様が異なるもの)であっても良い。
まず、本実施例に用いたスロットマシン1について以下に説明すると、本実施例のスロットマシン1は、前面が開口する筐体1aと、この筐体1aの側端に回動自在に枢支された前面扉1bと、から構成されている。
リール2L、2C、2Rの外周部には、図4に示すように、それぞれ「黒7」、「網7(図中網掛け7)」、「白7」、「BAR」、「リプレイ」、「プラム」、「スイカ」、「チェリー」、「ベル」、「オレンジ」といった互いに識別可能な複数種類の図柄が所定の順序で、それぞれ21個ずつ描かれている。リール2L、2C、2Rの外周部に描かれた図柄は、前面扉1bの略中央に設けられた透視窓3において各々上中下三段に表示される。
メイン制御部41は、リールの回転が開始したとき、及びリールが停止し、かつ未だ回転中のリールが残っているときに、ROM506に格納されているテーブルインデックス及びテーブル作成用データを参照して、回転中のリール別に停止制御テーブルを作成する。そして、ストップスイッチ8L、8C、8Rのうち、回転中のリールに対応するいずれかの操作が有効に検出されたときに、該当するリールの停止制御テーブルを参照し、参照した停止制御テーブルの滑りコマ数に基づいて、操作されたストップスイッチ8L、8C、8Rに対応するリール2L、2C、2Rの回転を停止させる制御を行う。
また、本実施例では、滑りコマ数として0〜4の値が定められており、停止操作を検出してから最大4コマを引き込んでリールを停止させることが可能である。すなわち停止操作を検出した停止操作位置を含め、最大5コマの範囲から図柄の停止位置を指定できるようになっている。また、1図柄分リールを移動させるのに1コマの移動が必要であるので、停止操作を検出してから最大4図柄を引き込んでリールを停止させることが可能であり、停止操作を検出した停止操作位置を含め、最大5図柄の範囲から図柄の停止位置を指定できることとなる。
後述する内部抽選においてBB1〜BB4、RB1、RB2のうちいずれかに当選していても、ストップスイッチ8L、8C、8Rをこれらの役に入賞可能とする適正なタイミングで操作しなければ、これらの役に入賞することはない。BB1〜BB4、RB1、RB2を構成する図柄(「黒7」、「白7」、「網7」)は、各々、左リール2L、中リール2C、右リール2R各々において5コマ以内に配置されていないためである。
図4に示すように、昇格リプレイ1、昇格リプレイ2及び通常リプレイを構成する図柄は、左リール2L、中リール2C、右リール2Rの全てにおいて5コマ以内に配置されているため、停止操作順に応じて、ストップスイッチ8L〜8Rの停止操作タイミングに関わらず、昇格リプレイ1、昇格リプレイ2または通常リプレイが必ず入賞するようにリール制御が行われる。
図4に示すように、特殊リプレイ及び転落リプレイを構成する図柄は、左リール2L、中リール2C、右リール2Rの全てにおいて5コマ以内に配置されているため、停止操作順に応じて、ストップスイッチ8L〜8Rの停止操作タイミングに関わらず、特殊リプレイまたは転落リプレイが必ず入賞するようにリール制御が行われる。
図4に示すように、右下がりベルの構成図柄は、全てのリールにおいて5コマ以内に配置されており、左ベル1〜4が当選した場合に、左押しにて停止操作を行った場合には、停止操作のタイミングに関わらず、必ず右下がりベルを入賞ラインLNに揃える制御が行われる一方で、上段ベル1〜8を構成する図柄は、全てのリールにおいて5コマ以上の間隔で配置されている箇所があるため、左ベル1〜4が当選した場合でも、中押しまたは右押しにて停止操作を行った場合には、当選した上段ベル1〜8の構成図柄の引込範囲となる適切なタイミングで停止操作を行わなければ、当選した上段ベルを入賞ラインLNに揃えることはできず、その場合には、移行出目が入賞ラインLNに揃うように制御される。
図4に示すように、中段ベルの構成図柄は、全てのリールにおいて5コマ以内に配置されており、中ベル1〜4が当選した場合に、中押しにて停止操作を行った場合には、停止操作のタイミングに関わらず、必ず中段ベルを入賞ラインLNに揃える制御が行われる一方で、上段ベル1〜8を構成する図柄は、全てのリールにおいて5コマ以上の間隔で配置されている箇所があるため、中ベル1〜4が当選した場合でも、左押しまたは右押しにて停止操作を行った場合には、当選した上段ベル1〜8の構成図柄の引込範囲となる適切なタイミングで停止操作を行わなければ、当選した上段ベルを入賞ラインLNに揃えることはできず、その場合には、移行出目が入賞ラインLNに揃うように制御される。
図4に示すように、中段ベルの構成図柄は、全てのリールにおいて5コマ以内に配置されており、右ベル1〜4が当選した場合に、右押しにて停止操作を行った場合には、停止操作のタイミングに関わらず、必ず中段ベルを入賞ラインLNに揃える制御が行われる一方で、上段ベル1〜8を構成する図柄は、全てのリールにおいて5コマ以上の間隔で配置されている箇所があるため、右ベル1〜4が当選した場合でも、左押しまたは中押しにて停止操作を行った場合には、当選した上段ベル1〜8の構成図柄の引込範囲となる適切なタイミングで停止操作を行わなければ、当選した上段ベルを入賞ラインLNに揃えることはできず、その場合には、移行出目が入賞ラインLNに揃うように制御される。
次いで、RAM507へのアクセスを許可し(Sa4)、RAM507の全ての格納領域(未使用領域及び未使用スタック領域を含む)のRAMパリティを計算する(Sa5)。次いで、打止スイッチ36、自動精算スイッチ36bの状態を取得し、メイン制御部41の特定のレジスタに打止機能、自動精算機能の有効/無効を設定した後(Sa6)、停電が検知された旨を示す電断フラグをクリアする(Sa7)。
また、本実施例では、通常・RT2の開始時及び終了時にRT2信号を出力する構成であるが、開始時または終了時の一方のみRT2信号を出力する構成でも良く、さらには、通常・RT2の制御を特定可能な構成であれば、通常・RT2の開始から終了までの所定のタイミング(例えば、通常・RT2を開始して所定ゲーム数後など)、通常・RT2の開始前のタイミング(例えば、通常・RT2の開始よりも所定ゲーム数前など)、通常・RT2の開始後のタイミング(例えば、通常・RT2の開始よりも所定ゲーム数後など)でRT2信号を出力する構成でも良く、これらの構成により少なくとも外部機器側で通常・RT2に制御された回数を特定することが可能となる。
また、本実施例では、所定期間にわたり外部出力信号を出力することで外部機器にその状態が通知される遊技状態として再遊技役の当選確率が高い通常・RT2を適用しているが、他の遊技状態、例えば、BBやRB、すなわち通常よりも小役の当選確率が高まる状態、全ての小役が許容される状態(リールの引込が一部制限されるとともに、全小役の入賞が許容されるCB(チャレンジボーナス)やCT(チャレンジタイム)など)、さらには、これら遊技者にとって有利な状態への移行確率が通常よりも高い遊技状態などを適用しても良い。さらに、遊技者にとって有利な遊技状態に限るものではなく、例えば、その遊技状態自体は、遊技者にとって不利であるが、一定ゲーム数後に有利な状態に移行し得るなど、当該遊技状態の開始や終了などを特定することで有用な情報を得られる遊技状態であれば不利な遊技状態を適用しても良い。
また、実施例では、本発明を遊技用価値としてメダル並びにクレジットを用いて賭数が設定されるスロットマシンに適用した例について説明したが、遊技用価値として遊技球を用いて賭数を設定するスロットマシンや、遊技用価値としてクレジットのみを使用して賭数を設定する完全クレジット式のスロットマシンに適用しても良い。遊技球を遊技用価値として用いる場合は、例えば、メダル1枚分を遊技球5個分に対応させることができ、前記実施例1で賭数として3を設定する場合は、15個の遊技球を用いて賭数を設定するものに相当する。
更に制御基板270には、図32に示すように、7つの信号入力部278a〜278gと、2つの信号入出力部278L〜278Rが設けられており、信号入力部278a、278b、278c、278d、278e、278f、278gに、それぞれ、スロットマシン1から出力されるBB信号、RB信号、メダルIN信号、メダルOUT信号、有利RT信号(RT2信号)(出力しない機種あり)、ドア開放信号、エラー信号が入力され、該信号入力部278a、278b、278c、278d、278e、278f、278gにおいて各信号の入力が検出されて信号検出に応じた出力が制御マイコン(MPU)279に出力されるようになっている。
この直近ゲームテーブルには、営業開始時点からボーナス期間を除く各ゲームに付与されたゲーム番号に対応付けて、当該ゲームにおけるRT2信号の入力の有無、賭数、払出数、当該ゲームから後述するART関連設定画面(図44参照)において設定されている対応するスロットマシン1の機種が該当する所定ゲーム数(算出対象ゲーム数)前までのベースとリプレイ発生率と一般役発生率とアシストタイムにおける報知対象小役の小役発生率(AT小役発生率)が算出されて記憶されており、ボーナス中のゲームを除く直近30ゲームまでのゲーム内容や、各ゲームを最新ゲームとする算出対象ゲーム数前までのベース値並びにリプレイ発生率とを把握できるようになっている。つまり、ベース値並びにリプレイ発生率や一般役発生率やAT小役発生率は、ボーナス中のゲームに影響されないようになっている。
また、各ポート581〜584には、図37(a)において、ポート581に例示するように、7つの信号入力部581a〜581gが設けられており、信号入力部581a、581b、581c、581d、581e、581f、581gに、それぞれ、スロットマシン1から出力されるBB信号、RB信号、メダルIN信号、メダルOUT信号、有利RT信号(RT2信号)(出力しない機種あり)、ドア開放信号、エラー信号が入力され、該信号入力部581a、581b、581c、581d、281e、581f、581gにおいて各信号の入力が検出されて信号検出に応じた出力が制御マイコン(MPU)579に出力されるようになっている。
また、スロットマシンの1機種として前述した本実施例に使用したスロットマシン1のように、設定変更が実施されたときに、該設定変更がなされたことを示す設定変更信号を外部出力する機種である場合には、上記信号に加えて設定変更信号を入力し、これら設定変更の有無をホールコンピュータ140に送信するようにしても良い。
また、本実施例では、エラー信号を1つのみとしており、本実施例に使用したスロットマシン1のように、投入エラー信号や払出エラー信号を出力するものである場合には、各信号がエラー信号として入力され、いずれかのエラーが発生したときに信号が入力されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、信号入力部を増やして、これら各エラー信号を個別に入力し、各エラーの発生を個別にホールコンピュータ140に送信するようにしても良い。
また、本実施例のRAM575に設けられている直近ゲームテーブルには、図38に示すように、接続されている各スロットマシン1の台番号毎に、営業開始時点からボーナス期間を除く各ゲームに付与されたゲーム番号に対応付けて、当該ゲームにおけるRT2信号の入力の有無、賭数、払出数、当該ゲームから後述するART関連設定画面(図44参照)において設定されている対応するスロットマシン1の機種が該当する所定ゲーム数(算出対象ゲーム数)前までのベースとリプレイ発生率と一般役発生率とアシストタイムにおける報知対象小役の小役発生率(AT小役発生率)が算出されて記憶されており、ボーナス中のゲームを除く直近30ゲームまでのゲーム内容や、各ゲームを最新ゲームとする算出対象ゲーム数前までのベース値並びにリプレイ発生率とを、接続されている各スロットマシン1毎について把握できるようになっている。つまり、ベース値並びにリプレイ発生率や一般役発生率やAT小役発生率は、ボーナス中のゲームに影響されないようになっている。
尚、本実施例では、ART状態中であるか否かを記憶しておくことで、RT2信号の入力がRTの開始に対応するものであるか、RTの終了に対応するものであるかを識別できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの判定に加えて、ARTの開始と同様に、例えば、一般入賞役の発生状況に関する終了条件を設けて、該終了条件が満たされた場合に、入力されたRT2信号がRTの終了であることを判断するようにしても良い。
このタイプT3−10を選択した場合には、ボーナスの終了を検知してからのNゲームの一般役発生率が確率R以上であって、且つ、ボーナスが終了してからRT2信号が入力されるまでの期間(ゲーム数)が、転落役に入賞する確率に該当するゲーム数以上(例えば、転落役の入賞確率が1/5.8であれば、6ゲーム数以上)、つまり、一般役発生率が確率R以上であって転落役に入賞する確率に該当するゲーム数がRT2信号が入力されることなく経過したことを開始条件としてARTの開始を判断するとともに、該開始が判断されたART状態中にRT2信号が入力されたことを終了条件としてARTの終了を判断する。
尚、本実施例では、タイプT3−11〜T3−18については、開始条件の成立から終了条件の成立までの期間内にRT2信号の入力がない場合には、ARTとしては判断しないようにすることで、RT2信号の入力の有無により、開始と終了の判断が正しかったことを確認できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらRT2信号を出力しない機種についても、タイプT3−11〜T3−18を設定し、開始条件の成立から終了条件の成立までの期間内にRT2信号の入力が無い場合であってもARTとして判断することで、ARTの開始と終了とを判断することが可能である。よって、図48中のTタイプT3−11〜T3−18については、途中信号に関して(×)も併記している。
尚、本実施例では、タイプT5−4については、開始条件の成立から終了条件の成立までの期間内にRT2信号の入力がない場合には、ARTとしては判断しないようにすることで、RT2信号の入力の有無により、開始と終了の判断が正しかったことを確認できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらRT2信号を出力しない機種についても、タイプT5−4を設定し、開始条件の成立から終了条件の成立までの期間内にRT2信号の入力が無い場合であってもARTとして判断することで、ARTの開始と終了とを判断することが可能である。よって、図50中のタイプT5−4については、途中信号に関して(×)も併記している。
この本実施例の1単位関連設定画面は、図45に示すように、設定対象とする呼び出しランプ装置200並びに収集ユニット50が対応するスロットマシン1を選択指定するための「設定対象台」の項目と、ARTやボーナスが発生した場合に単位継続と判定する期間であるゲーム数を設定するための「単位継続判定ゲーム数」の項目とが設けられている。
また、前記実施例では、スロットマシン1から出力される信号を収集ユニット50に入力し、収集ユニット50が、中継ユニット60を介してホールコンピュータ140に対して台遊技情報データを送信するようにしており、このようにすることで、各スロットマシン1において判定条件を満たしているか否かの判定を行うための処理負荷を分散することができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スロットマシン1から出力される信号の情報をホールコンピュータ140にて収集して、ホールコンピュータ140側において判定条件が満たされたか否かの判定(ART判定処理)や1単位判定処理等を各スロットマシン毎に実施するようにしても良い。
Claims (1)
- 各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
ゲームを進行可能なときに進行操作がなされた場合に、ゲームを進行させる制御を行うゲーム進行制御手段と、
複数の状態のうちいずれかの状態に制御する状態制御手段と、
遊技に関連する信号を外部出力する制御を行う外部出力制御手段と、
を備え、
前記外部出力制御手段は、
前記複数の状態のうち特定状態に制御されているときに所定期間にわたり前記特定状態に対応する特定状態信号を出力する特定状態信号出力手段と、
前記ゲームを進行させる制御に伴ってゲームの進行に対応する進行信号を出力する進行信号出力手段と、
を含み、
前記ゲーム進行制御手段は、前記ゲームを進行可能なときに前記進行操作がなされた場合に、前記特定状態信号の出力中であっても前記ゲームを進行させる制御を行い、
前記進行信号出力手段は、前記特定状態信号の出力中に前記ゲームを進行させる制御が行われた場合に、該特定状態信号の出力の終了後に前記進行信号を出力する
ことを特徴とするスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011218080A JP5937326B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011218080A JP5937326B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | スロットマシン |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016095046A Division JP6377667B2 (ja) | 2016-05-11 | 2016-05-11 | スロットマシン |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013075108A JP2013075108A (ja) | 2013-04-25 |
JP2013075108A5 true JP2013075108A5 (ja) | 2015-04-09 |
JP5937326B2 JP5937326B2 (ja) | 2016-06-22 |
Family
ID=48479067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011218080A Expired - Fee Related JP5937326B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5937326B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6352835B2 (ja) * | 2015-02-27 | 2018-07-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP6667760B2 (ja) * | 2017-03-24 | 2020-03-18 | 株式会社北電子 | 遊技機 |
JP6668565B2 (ja) * | 2017-03-28 | 2020-03-18 | 株式会社北電子 | 遊技機 |
JP6541709B2 (ja) * | 2017-04-25 | 2019-07-10 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172206A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-18 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP2007050035A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2008295876A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP5225632B2 (ja) * | 2007-08-01 | 2013-07-03 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2009066171A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP5360755B2 (ja) * | 2009-01-27 | 2013-12-04 | サミー株式会社 | スロットマシン |
-
2011
- 2011-09-30 JP JP2011218080A patent/JP5937326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5853245B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
WO2006025476A1 (ja) | 遊技機 | |
JP6088756B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6088755B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006034379A (ja) | 遊技機 | |
JP2006218040A (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2008188373A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2012029772A (ja) | 遊技データ表示装置及び遊技機 | |
JP2013075108A5 (ja) | ||
JP2004255073A (ja) | スロットマシン | |
JP2007143958A (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2011120766A (ja) | スロットマシン | |
JP6417520B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5426299B2 (ja) | 遊技情報表示装置 | |
JP2688741B2 (ja) | データ集計装置 | |
JP2006006716A (ja) | 遊技機 | |
JP2007098174A (ja) | 遊技機 | |
JP4313769B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4863750B2 (ja) | 遊技用集計装置及び遊技場管理システム | |
JP2018187231A (ja) | 遊技用装置及びプログラム | |
JP5633060B2 (ja) | スロットマシン及び遊技場管理システム | |
JP4897063B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5584095B2 (ja) | 遊技情報管理装置 | |
JP2012090853A (ja) | 遊技場用装置 | |
JP5693056B2 (ja) | スロットマシン |