JP2007244445A - パチンコ遊技機の入賞装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】飛入した入賞球を次に設ける特定若しくは普通入賞口に誘導するに当って不規則に振分け、誘導の意外性を高めるようにした入賞装置を提供する。
【構成】入賞室(26)の空間内に前縁部(15a)を支点にして後縁部(15b)を上下に揺動させるステージ板(15)を備える。このステージ板の上記後縁部(15b)に対して接離方向に移動自由な振り分け部材(17)を臨ませ、ステージ板の揺動運動と上記振り分け部材の接離方向の移動とによってステージ板上に前記入賞室の飛入口(27)を通して落下する入賞球(P)を前記後縁部方向に転がしながら不規則に振り分け、特定若しくは普通入賞口(28,29)のいずれかに誘導する。
【選択図】図11

Description

本発明は、パチンコ遊技機の入賞装置に関する。
パチンコ遊技機における入賞装置は、入賞球を受け入れ、これに基づいて予め定める数の賞球を遊技者に払い出すための言わば賞球過程における最初の段階に位置する装置であり、遊技者にとって最も感心の高い装置である。
この入賞装置には単純に打球を受け入れるものから、受け入れた入賞球を使って他の入賞装置を作動させるもの、入賞装置の内部で更に入賞球に対する価値に差を付けるため別に設備する複数の入賞ルートに振り分けて誘導するもの、更にはこの振り分け誘導過程を遊技者に観せることによって興趣を高めるようにしたもの等、その種類は多種多様に亘っている。
本発明は、この様な中にあって入賞装置の中に入った入賞球に対して装置内部で複数のルートに不規則に誘導し、ルートの一つに振り分けることによって入賞球に対する価値を不特定に変化させられるようにした入賞装置、所謂可変入賞装置に関する。更に言えば、本発明はこれらの中にあって入賞装置の内部に可動の振分け板、つまりステージ板を備えて入賞球を装置の内部において振り分けるタイプの可変型に係る入賞装置に関する。
ステージ板等装置内部で可動させ、飛入した入賞球を例えばステージ板の向き、つまり傾斜の変化によって誘導方向を変え、その先に設備する入賞ルートを選択させることによって入賞球に対する価値を変えるようにした入賞装置については、例えば特許文献1,2によって開示されるところとなっている。
特開2001−657号公報。 特開昭61−193681号公報。
上記特許文献1に記載される入賞装置は、箱枠10の内部に支軸31を支点に左右の端部を上下に揺動させる揺動板30を設置し、箱枠10の球入口9から飛入した入賞球をこの揺動板30の傾きによって左又は右方向に流して特定入賞口24か一般入賞口25のいずれかに入賞させる構造になっている。
この入賞装置は、飛入口9から入賞した入賞球を箱枠10の内部で傾く揺動板30の傾きによってその誘導方向を決定し、その先に設置される確定した入賞口24若しくは25に導くものにしてあるが、しかし、この傾きによって決定された後入賞球は全く変化することがなく、そのまゝ処理されるものとなっている。
また、上記特許文献2に記載される入賞装置は、ケーシング6の内部にプレート13,カム14,モータ15からなる運動機構部7を有し、ピボット軸20に支持したプレート13をモータ15によって回転する上記カム14によって下面周縁部を周方向に沿って順次押上げ、これによりこのプレート13を波を打つように傾けてその上面に落下した球11をこの傾きに従って転がし、前方中央部分に開設する孔18に落し込むようにしたものである。
この入賞装置の上記運動機構部7は、プレート13上に落下した球11がカム14の回転によってプレート13が波打ち状に変化するのに伴ってその上面を転がる間前方から遊技者が球の転がりと、孔18に落下するまでの経緯を楽しむことができるようになっているが、プレート上で転がる球11は孔18に入ることで終結するため結果は殆んど前記特許文献1の入賞装置と同じものになっている。
ここに示した従来の技術は極一部のものではあるが、箱枠乃至ケーシングによって形成される入賞室内に飛入した入賞球を揺動板やプレート等に受けて、その上面を転がし、行方を変更させるものであり、この変化する状態を観察させることによって遊技者に一定の遊技的興奮を与えるものとなっている。そして、大型に形成される入賞装置においては入賞室の前面を大きく開放し、内部における球の動きを観察し易くして遊技球の変化を更に楽しめるものにしてある。
しかし、入賞球の動きを通して楽しめるものにしても、パチンコ遊技機においては最終的にどの様な結果に至るかの過程に最大の感心が置かれることから予め結果が確定する構造のものはその段階で興趣が殺がれることになる。
本発明は、この様な事情に鑑み、飛入した入賞球を入賞室の内部において転がりによって自由な方向に移動させ、それぞれの結果に継げると同時に、ときには転がりの方向を規制して特定の方向に誘導し、定めた入賞結果に継げることにしてこの振り分けと、結果に至る過程を遊技者に視認させ、遊技を楽しめるようにした入賞球に対する振り分けの手段を内蔵してなる入賞装置を提供しようとするものである。
更に詳述すると、本発明は飛入した入賞球を入賞装置内部において自由に転がし、この転がり状態を視認可能にし、これによって遊技者が視覚的に追跡できるようにすると同時に、転がり誘導される先を不特定にしたり、或は特定して入賞球に対する振り分けの結果を楽しめるようにしたパチンコ遊技機の入賞装置を提供しようとするものである。
本発明は、上述の目的を達成するため、打球の飛入口を備える入賞室空間内に両側縁部を枢着する支軸を支点に後縁部を上下に揺動自由に支持するステージ板を備え、またこのステージ板を揺動する動力源を備えて、或るときには上記ステージ板を静止状態に保ち、またステージ板上面の傾きに従って前記飛入口からの入賞球を自由に転がし誘導し、また或るときには前記動力源の駆動によって上記ステージ板の傾きを変化させ、入賞球の転がりに緩急を付け、また飛入する入賞球のステージ板上の落下位置の違いに基づいて転がり方向の強制を加える等して入賞球に対する振り分けを行い、またこの転がりの変化を遊技者において視認できるようにした入賞装置を提供することにある。
更に詳述すると、本発明は箱枠体内部に形成される入賞室空間内にあって両側縁部を支軸を介して枢着し後縁部を上下方向に揺動自由に支持されるステージ板と、このステージ板を上下に揺動する動力源とを有し、ときには前記ステージ板を一定姿勢に保持して入賞球をステージ板上に一時滞留させ、若しくは一定の傾きに従って後方向に転がし誘導し、また一方、揺動指示により上記ステージ板を前記動力源の駆動により前記支軸を支点に前記後縁部を上下に揺動させてステージ板上の入賞球をその変化する傾きに従って流下誘導して後縁部のいずれかの位置から落下させ、この過程を通して入賞球を振分けるようにしたパチンコ遊技機の入賞装置を提供することにある。
上記ステージ板は、その後縁部を上下に揺動させるため入賞室空間内の中間位置に設置することになると供に、上記揺動に伴わせて傾斜角を自由に設定することができるようになる。
また、上記ステージ板は前縁部近くの上面に落下した入賞球が傾きによって前方に転がり落ちるのを防止することになる。このため、両側縁部の枢着位置を前縁部に接近した両側縁部に置いてこれを入賞室の側壁部に枢着し、ステージ板の揺動時にはこの前縁部が基点となって後縁部が上下する状態で揺動するようにされる。
またこのステージ板は、入賞室内に飛入した入賞球を振り分けて進路を個々変化させるための振り分け手段となるが、その上面はフラットである場合の外、誘導凹部、つまり案内路を形成して特定の方向に誘導する一方、傾斜の変化のによる流れの変化の中で、この誘導凹部を利用して入賞球を更に不特定な方向に誘導することができる構造を含むものとなる。
そして、上記誘導凹部は、ステージ板の下流側に入賞球に対する価値を異にする選別手段、例えば特別入賞口や普通入賞口といった設備を設置することによって、更には同じく下流側に後述する振り分け部材を設置して更に変化のある誘導を実現するものとなる。
前記ステージ板上に落下し、その傾斜に伴って誘導される入賞球は、傾斜そのものによって異る誘導が行われることになるが、飛入口からの落下位置の違いによっても、また落下する角度によってもステージ板後縁部に達する位置は異ることになる。この結果、傾きの変化に併せて様々な振り分けが実行されることになる。
そして、このステージ板の上面に形成される前記誘導凹部は、更に上記振り分けを変化させ、ときには複雑化させてこれを視覚する遊技者に対し、先行きの予見を困難にして期待感を一層高めるものとなる。
尚、上記誘導凹部はステージ板上面において後縁部方向に直線的に形成されることを排除しないが、誘導の変化性からステージ板の左右方向に振れるように、或は例えば後縁部中央に向けて集中するように徐々に凹部の深さを増す等、方向,幅,深さを選択することを含む。
更に言えば、本発明は前記ステージ板の後縁部の下流側に該後縁部に直接に、又は間接に接続するように特定入賞口と普通入賞口とを並列状に臨ませ、前記ステージ板の上面を転がり誘導される入賞球を該特定入賞口若しくは普通入賞口のいずれかに入賞させるようにしたパチンコ遊技機の入賞装置を提供することにある。
そして、本発明は前記ステージ板の上面には前縁部側から後縁部側に向って直線状の、若しくは横向き斜め状態の下り勾配をなす誘導凹部を形成することを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置を提供することにある。
また本発明は、前記ステージ板上面に形成される誘導凹部はステージ板の後縁部に臨む特定入賞口に向って優先的に誘導する溝であることを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置を提供することにある。
そして更に本発明は、前記入賞室空間内にはステージ板の後縁部に臨ませて入賞球振り分け部材を設置し、ステージ板上面を後縁部に向けて転がる入賞球を複数のルートに振り分け前記後縁部から落下するようにしてなることを特徴としたパチンコ遊技機を提供することにある。
上記振り分け部材はステージ板の後縁部に対して接離方向に可動自由に設置し、接近位置において入賞球を振り分け、離反位置において入賞球の振り分けを解除するものを含み、更に上記ステージ板の後縁部に対して接離方向に可動自由に設置する振り分け部材は動力源を上記ステージ板を揺動する動力源と共通にすることを特徴としたパチンコ遊技機を提供することにある。
ところで、上記入賞球の振り分け部材は、形状を一定形状に特定されるものではないが、ステージ板の後縁部に臨んで、ステージ板の上面を後方に向けて転がる入賞球に対して第1義的に障害物となることが求められる。そして、第2義的には特定方向に誘導する案内手段となることが求められることになる。このことから振り分け部材として下端に仕切り突起部を設けることが有効となる。
上記仕切り突起部は少なくとも1個、好ましくは前記特定及び普通入賞口の数に対応する数のルートを形成する2個設けられればよい。2個若しくはそれ以上形成する場合は、パチンコ球の径を超える間隔を置いて並設することが求められる。尚、2個の場合、その左右の空間を含む3つの振り分けルートを形成することができると共に、このルートに前記特別入賞口と普通入賞口を対応させ、入賞球に対する価値の差に直結させることができる。
上記特別入賞口及び普通入賞口は、ステージ板を経由することで振り分けられる入賞球に対する個々の価値を決定するものであり、ステージ板の後縁部を通して落下する入賞球を受け入れ、例えば特別入賞口に受け入れられた場合は多数個の賞球の放出に繋げるように、また普通入賞口に受け入れられた場合には少数個の賞球の放出となるように設定することになる。
この特別入賞口と普通入賞口はステージ板の後縁部に臨ませて直接受け入れるようにしても、また距離を置いて間接的に受け入れるようにしてもよい。
間接的に受け入れる場合、上記ステージ板の後縁部に続けて第2のステージ板を設置して特別入賞口及び普通入賞口との間において再度入賞球に対する振り分けを実行することを可能にする。
この場合、上記第2ステージ板は入賞室の底部に設置して上方のステージ板と2段に形成し、上段から下段に入賞球が誘導されるようにするとよく、またこの場合、第2ステージ板を前下りの勾配を付して後縁部側から前縁部側に向けて入賞球が転がるようにし、更にこの前縁部に前記特別入賞口と普通入賞口を並列的に臨ませるようにするとよい。
上記の如く構成に係る本発明入賞装置によれば、入賞室の上部から飛入した入賞球は先ずステージ板上に落下し、水平な姿勢に静止するときには、この上面上に一時滞留し、また傾きがある場合はこの上面の傾きに従って後縁部方向に転がることになる。そして、落下位置、落下の角度に従って様々な方向に向って後縁部のいずれかの位置から更に下方へと転がり出ることになる。
この転がり方向を異にすることによってステージ板上で入賞球に対する振り分けが実行される一方、ステージ板上に形成される誘導凹部によって入賞球は転がりが妨げられ、或は誘導されて傾斜以外の要素により更に複雑な転がりを示すことになる。
また、上記ステージ板に後縁部を上下に揺動させる運動が付加されると、転がる入賞球に速度の変化が加わることになり、更なる変化が生ずることになる。
上記ステージ板に対し、その後縁部に臨む振り分け部材は、ステージ板単独で実行される振り分け動作に更に振り分けの複雑さを加えるものとなる。一旦ステージ板上で転がりを通して振り分けられた入賞球に対して、その後の転出方向を特定したり、或はこの特定を解いたりすることになる。
ステージ板上での振り分けののち、上記振り分け部材によってこの振り分け方向を特定し、一定方向に誘導されることはステージ板に続けて入賞球に対する価値を変化させる特定入賞口を設置する場合において更に効果を高めることになる。
つまり、振り分け部材によって振り分けの結果が特定し、特定入賞口と普通入賞口のいずれかに決定されるものとなると、遊技者はこの特定されることに感心を高めることになると同時に、それに至るステージ板上の転がり状態を注視することになり、転がりの結果を求めて遊技を楽しむことになるからである。
そして、本発明入賞装置は、前記ステージ板の上下の揺動運動と、前記振り分け部材の
ステージ板後縁部に対する接離方向の移動運動とを連動させ、或はいずれか一方、又は双方を停止させることで入賞球に対する誘導を変化させられることから極めて複雑な変化を設定することが可能になる。
この入賞球に対する振り分けの変化は、特定入賞口に向けての打球の狙い打ちを完全に不可能にするもので、入賞装置に向けての打球の発射操作後は装置の動きに全てを委ねることになり、結果的に無用な射倖心を排除することができる。
前記ステージ板から振り分け部材を経てステージ板後縁部から転がり出た入賞球は、その後方に設置する特別入賞口若しくは普通入賞口に誘導されることになるが、この間に第2ステージ板が介挿される場合には更にこの第2ステージ板上で第3の振り分けが実行されることになる。
この第2ステージ板は、上方のステージ板によって入賞室の後方に送られた入賞球を次に前方に向けて下り勾配をなす上面を転がり落すことになり、この結果遊技者には入賞球の転がり状態を明確に見せることができる。そして、この第2ステージ板の前縁部に沿って前記特定入賞口及び普通入賞口を設置する場合には、これらの入賞口に飛入する瞬間を目視させることができ、遊技者に与えるインパクトは最大のものになる。
従って、以上説明の様に本発明によれば、入賞室に飛入した入賞球をステージ板に受け、この入賞球をときにはステージ板上面に止め、また傾きによって後縁部方向に転がり誘導する構造とすることから、遊技者にとって振り分けが行われる中で水平状態にあっては誘導凹部によって誘導されて上面上を転がり、また傾いたときには後縁部方向に入賞球が転がって遠ざかり、一瞬消える感覚を与えるものとなるため、従来味わうことのなかった振り分けの変化を実感することができることになる。またこの間ステージ板の傾きが加わることによって、上面に形成する誘導凹部の作用により、またステージ板の揺動運動に伴う傾斜の変化によって様々な振り分けが実行されるため遊技者にとって予期しない入賞球の変化を楽しむことができるものとなる。
また本発明は入賞球をステージ板の後方への誘導に併せて、振り分け部材による振り分けと、振り分け方向への確定が加えられることから、ときには不規則な振り分けが実行される一方、振り分け後の正確な誘導が実行されることになり、変化に富んだ振り分けが実現し、遊技者による打球の狙い打ちが殆んど不可能な入賞装置を提供することができることになる。
次に、本発明に係るパチンコ遊技機の入賞装置について実施の形態に基づき更に詳述し、その特徴とするところを明らかにする。
図面は本発明の一実施例を示したものであり、図1は本発明に係る入賞装置を遊技盤に組付けた使用状態を説明する正面図である。図2は入賞装置の前面側からの斜視図、図3は背面側からの斜視図であり、図4は入賞装置を分解した状態の前面側から見た斜視図、図5は入賞装置を分解した状態の背面側から見た斜視図である。そして図6,図7は図4の一部を拡大して示した斜視図であり、図8,図9は図5の一部を拡大して示した斜視図である。
図面において、符号1はパチンコ遊技機に組付けられる遊技盤であり、2はこの遊技盤の前面に止着したバンドで、3はバンド2の囲みによって形成される遊技部4の中央部に設置した本発明に係る入賞装置である。そして、5‥‥はこの入賞装置3の下方に上下二段に配列した通常入賞口で、上段に5個の通常入賞口が、下段に3個の通常入賞口が配置してあり、前記入賞装置3のいずれの飛入口にも入賞することのなかった打球がこれらの通常入賞口5に向うようにしてある。
尚、遊技部4には図示しないが適所にバンド2によって形成される打球誘導路6を通して打ち出される打球を振り分ける障害釘が植設される。
入賞装置3は、逆T字形をなす取付板7を中心にしてこの取付板7の中央部に開設する開口部8に向けて背後から被う箱枠体9、上記開口部8の縁を飾るように取付板7の前面に止着する前飾り枠10、取付板7の左右に延びる翼片部7a,7aに各並列状に開設される4個の小飛入口11‥‥、この小飛入口11の前面に取付られるポケット形の受部12、小飛入口11の背後を囲む受枠13の内部にあって飛入する入賞球によって転動する踏板14等々を有し、更に前記箱枠体9の内部にあって上下に揺動するステージ板15、このステージ板15の下方に設けられる第2ステージ板16、上記ステージ板15の後方に設置される振り分け部材17等が組付けられる。
箱枠体9は取付板7の開口部8の形状に合せて前面を開放した箱形に形成してあり、前面の開口部18の上下左右の四隅に形成する透孔19に通すビスを取付板7のネジ受部20に受けることによって一体に止着できるようにしてある。
一方、前飾り枠10は取付板7の透孔21を通してこの前飾り枠10の背面に設けるネジ受部22にビスをねじ付けることで止着され、取付板7の前面から突き出た状態に取付くようにしてある。
この前飾り枠10は頂部に飛入口23を有し、この飛入口23を取付板7の孔24を通して箱枠体9の頂部に設ける球通路25に連通させ、また、左右対称の位置に前記箱枠体9の中空の内部、つまり入賞室26に打球を通す飛入口27,27を開設し、更に下方には特定入賞口28を中央においてその左右に普通入賞口29,29をおき、これらの入賞口を横一列に配置している。
ステージ板15は箱枠体9の入賞室26の略中央部に水平な状態に収められる。このステージ板15は前縁部15aの両端を支軸30,30を支点に上下方向に揺動自由に支持するもので、ここでは前縁部15aの両端に植立する上記支軸30,30を前記前飾り枠10の高さの途中に形成する溝31,31に嵌め付けることによって支持するようにしてある。
上記支軸30,30は箱枠体9の左右の側壁部に枢着してステージ板15を揺動自由に支持することもあるが、この実施例では実質的に箱枠体9の一部となる前飾り枠10を支軸30,30の支持体として選択し、取付板7を間にして箱枠体9と前飾り枠10の取付けを利用してこの支軸30,30を軸承する構造にしてある。
つまり、ここでは前述の様に前飾り枠10に形成する溝31,31に後方から支軸30,30を挿入したのち、箱枠体9の前縁部から突き出すように設ける片32,32を差し入れ、溝31,31の前端部と片32,32の先端との間で支軸30,30を挟むことによって固定するようにしてあり、取付板7に対して箱枠体9及び前飾り枠10を前述の様にビス止めすることで支軸30,30を安定的に固定する構造にしてある。
このステージ板15は上面の前半部に左右対称の浅い誘導凹部33a,33aを形成し、後半部に半円弧状をなす段差を設けた後縁部15bに向って徐々に深くなる誘導凹部33bを形成している。そして、この後縁部15bに横に貫通する透孔34を穿ってこの透孔34に連結軸35を挿通し、その両端を後縁部15bの左右両端から突き出るようにしている。
この連結軸35はステージ板15を上下に揺動するための動力源となる駆動機構36に連結するためのものであり、駆動機構36に組込まれる減速装置付きモータ37によって作動される。
駆動機構36は、金属板を曲折し形成したフレーム38を中心に組立てあり、図12乃至図14に示したようにフレーム38の外側に固定したモータ37の駆動軸39に設けるギヤ40を第2駆動軸41のギヤ42に噛合し、この第2駆動軸41を回転するようにしてあり、この軸41の両端に軸着するカム板43,43を回転するようにしてある。
カム板43,43はフレーム38に軸承する回転軸44の両端に固定する揺動板45,45の滑合台46に滑合してこのカム板43,43の回転によって滑合台46を上下動させ、前方に突き出す揺動腕47を上下に揺動するようにしてある。
上記左右の揺動腕47,47は前端に長孔48,48を有し、この長孔に前記連結軸35の軸端を滑合させて前記ステージ板15と連結してあり、前記揺動板45,45の揺動運動をこの連結軸35を介してステージ板15に伝えられるようにしてある。
尚、モータ37は減速装置を内蔵し、徐回転するようにして前記カム板43をゆっくり回転させ、揺動板45によるステージ板15の揺動がゆっくり行われるようにしている。
上記駆動機構36は、フレーム38の前縁部に設ける取付片49を箱枠体9の背面板9aに添わせ、孔50に通すビスをネジ受部51にねじ付け、更に孔52に通すビスを箱枠体9の背面から突出するネジ受ボス53にねじ付けることによって一体に固定される。
図中、54は上記モータ37によって振り分け部材17を駆動するため前記駆動機構36内に設けた回転軸で、55はこの回転軸54に軸着し、前記ギヤ40に噛合させたギヤであり、56は振り分け部材17を押上げるため回転軸54に軸着したカム板である。
振り分け部材17は、ここではペンギンの形に形成してあり2本の脚を下方に突き出し、この2本の脚の間にパチンコ球の径を超える間隔を設けて仕切り突起部17a,17aとしている(図15〜17参照)。
この振り分け部材17は背面部から突き出す止めボス57を箱枠体9の背面板9aに縦長に形成する案内孔58に通し、この止めボス57の後端部に滑合部材59を固定することにより、上記背面板9aに取付けられ、上記縦長の案内孔58の長さの範囲において上下動が許されるようにしてある。
上記滑合部材59は後方に向けて腕60を水平に延ばし、前記回転軸54に軸承したカム56の上に滑合載置し、振り分け部材17の重量を受けて常時接触させ、支える構造にしてある。
従って、前記モータ37の駆動によって回転軸54が回転し、カム板56が回転すると、滑合部材59が上下動して振り分け部材17が上下動することになる。
尚、上記振り分け部材17は図示するようにステージ板15の後端部15bの直上に位置して最下降位置(図15,16を参照)にあるとき、仕切り突起部17a,17aを上記後端部15bに最接近させ、この後端部15bの横幅全体を3分割して入賞球の通過路を3つのルートに分けることになる。また最上昇位置(図17を参照)に達したとき、上記突起部17a,17aをステージ板15の後端部15bから離して上記3分割を解消することになる。
第2ステージ板16は緩く湾曲した底部61の両側部から側壁62,62を起立して舟形に形成した枠の内側に波形をなす振り分け台63,64を上下段差を付けて前後に配置し形成したもので、前記箱枠体9の下部の空間に前方から嵌め入れ、前記側壁62,62の後端を箱枠体9に設ける取付部65,65に当接し、この取付部に通すビスによって箱枠体に一体に組付けるようにしてある。
この第2ステージ板16は、上記組付けによって前記ステージ板15の下方に設置され、このステージ板15の後端部15bを通して落下する入賞球Pを後端部16bに受けるようにしてある。この第2ステージ板16に送られた入賞球は、後方の振り分け台64に落下し、この振り分け台64の山谷によって左右に振り分けられながら前向きの傾斜で更に前方の振り分け台63に落下し、再び同様の振り分けが行なわれることになり、最終的にこの振り分け台63のいずれかの谷部から前縁部16aを越えて転落することになる。
上記第2ステージ板16の前側に位置する振り分け台63は、2つの山と3つの谷を有し、この3つの谷を前記特定入賞口28と普通入賞口29,29に臨むようにしてある。
即ち、箱枠体9は取付板7の背面側に固定したとき、取付板7の開口部8の下方に3個揃えて形成する穴66の上方に3つの谷が臨むようにしてある。そして、この取付板7の前面側に固定される前記前飾り枠10がこれに設ける特定入賞口28と左右の普通入賞口29,29を上記穴66に連通するようにしてあることから箱枠体9と前飾り枠10を取付板7に取り付けると、自動的に振り分け台63の3つの谷と特定入賞口28と普通入賞口29,29とが向い合って連通するようになる。
従って、ステージ板15から第2ステージ板16に落下した入賞球Pは前後の振り分け台64,63を通して振り分けられると共に、下段の振り分け台63のいずれかの谷部に入った入賞球Pはその前方に開口する入賞口28又は29に入賞することになる。
ところで、上記特定入賞口28と普通入賞口29に入賞した入賞球はそれぞれの開口部に設置するスイッチ67,68によって検出される一方、取付板7の下端に前記穴66に連続させて設ける樋形の誘導路69,70に誘導され、普通入賞口29に受けられ誘導路70に通される入賞球はそのまゝ入賞装置外に放出され、特定入賞口28に入賞した球は誘導路69を通って前記箱枠体9の背後に備える後述する連動機構71へと誘導され、取付板7の両翼片部7a,7aに設ける小飛入口11に設置するロック機構72を作動することになる。
次に、以上の構成において、遊技盤1の遊技部4に設置された本発明入賞装置3に入賞球Pが飛入し、この入賞球Pが前記特定入賞口28若しくは普通入賞口29に達するまでの過程を各部の作動と共に説明すると、遊技部4に打出された球Pは、遊技盤1の前面に突き出す前飾り枠10の飛入口27に達することにより箱枠体9の内部、つまり入賞室26に飛び込むことになる。
このとき、入賞球Pは飛入口27に設置するスイッチ27aによって通過を検出され、図示しない主制御に検出信号が送られるとともに、図示しない賞球払出装置から遊技者に賞球が払い出される。
入賞室26に飛入した球Pはステージ板15の前縁部15aに近い上面に落下し、ステージ板15が静止状態にあるときには、そのまゝ滞留するか、傾斜に従って転がることになる。
このとき、球Pは誘導凹部33a,33aに誘導されて底に向かって転がり、更にステージ板15が後傾姿勢に傾くときには、これに誘導されて誘導凹部33bへと流されると共に、後縁部15bへ向けて転がることになる。
このときの球Pの転がりは上記誘導凹部33a,33bの溝の深さに影響されて、底に向けて転がることになるが、ステージ板15の傾き加減によって凹部の底に達する以前に後縁部15bに向けて直線的に転がることがあり、様々な転がりを展開することになる。
この転がりの変化は球Pの振り分けを実行するもので、後縁部15bの不特定の位置から落下し、次に備える前記第2ステージ16へと誘導されることになる。
このステージ板15は静止状態において球Pを転がす一方、駆動機構36による揺動によって傾きを変化させることによって、上記球Pの転がり速度を変え、更にはこの揺動運動に振り分け部材17の上下運動が加わることによって更に複雑な変化が付与されることになる。
図15から図17は、ステージ板15とこれを揺動する駆動機構36、及び振り分け部材17との連動関係を説明し、入賞球Pの動きを解説したものである。
図15(A),(B)は駆動機構36のカム板43の突起部43aが下向きに位置して滑合台46を押し下げ、軸44を支点に揺動腕47を跳ね上げ、これによってステージ板15をやゝ前下り上記様態にした場合で、ステージ板15上の球Pはやや前縁部15a側に転がり誘導凹部33a,33bの底部に流れてここに止まることになる。
この状態において、振り分け部材17はカム板56の突起部が下向きにあるため、最下降位置にあって仕切り突起部17a,17aをステージ板15の後縁部15bに接近させ、球Pの落下ルートを3つに分割することになる。
尚、ステージ板15上の入賞球Pは凹部33a,33bの底に流れることによってこの状態では後縁部15bに向けて流れることはない。
図16(A),(B)は駆動機構36のモータ37の駆動によってカム板43が回転し、突起部43aが上向きになることによって揺動板45の滑合台46が上がり、これに伴ってステージ板15が後傾姿勢を強めた場合である。
このときステージ板15上に落下した入賞球Pは誘導凹部33a,33bを誘導されながら後縁部15bに向けて転がり、第2ステージ16へと落下することになる。
そして、このとき振り分け部材17はカム板56の突起部が下向きの状態にあることから下降姿勢にあって突起部17a,17aをステージ板15の後縁部15bに臨ませ、3つのルートに仕切る状態を維持することになる。
次に、図17(A),(B)はカム板43の突起部43aを上向きにして揺動板45の滑合台46を上げ、ステージ板15を後傾斜の状態に保持したまゝカム板56の突起部を上向きにして滑合部材59の腕60を押し上げ、振り分け部材17を上昇させた場合を示す。
この振り分け部材17の上昇によって突起部17a,17aはステージ板の後縁部15bから離れ、3つのルートの分割状態が解除され、入賞球Pはステージ板15による振り分けに従って転落することになる。
ここで、揺動板45に連結するステージ板15と振り分け部材17とは駆動機構36に備えるカム板43,56を介して1つのモータ37によって駆動される構造にしてあることから、連動する関係にあるが、各カム板43,56は間に介挿するギヤ40,42,55の比率を変えることで異る回転にしてある。これによってステージ板15の揺動と振り分け部材17の上下動が同調しないようにして、振り分けの変化を更に複雑なものにしてある。
尚、ステージ板15の揺動運動と振り分け部材17の上下動を同期させることを妨げるものではなく、またこれらの動力源、つまりモータを別にして個別に作動させることを妨げるものでもない。
ステージ板15の後縁部15bを落下した球P(入賞球P)は第2ステージ板16の後縁部16bに受けられ、前述したように2段の振り分け台64,63を通して左右に移動振り分けられながら前縁部16aに沿って横に並ぶ特定入賞口28,普通入賞口29のいずれかに入賞し、ここでスイッチを通過して検出され、誘導路69,70のいずれかに送られることになる。
前記連動機構71は、上記特定入賞口28に入賞して誘導路69に導かれる入賞球Pを受け入れ、この球の重量で前記小飛入口11‥‥に組込むロック機構72を作動する機構である。実質的にはこの連動機構71は特定入賞口28に入賞した入賞球Pに対して他の入賞口、ここでは小飛入口11を閉じるゲートを解放し、入賞の機会を増やして賞球放出数を増加するための手段として組込まれている。
この連動機構71について詳述すると、誘導路69からの入賞球Pを受けてその重量によって下降する昇降台73と、この昇降台73の上下動をゲートのロック機構72に伝える連動杆74から構成される。
上記昇降台73は、前記箱枠体9の背面板9aの背面部に止着するカバー75に収められ、このカバー75の内部を上下動するようにしてある。
上記カバー75は側面から見て略L字形に形成してあり、縦の部分75aを前記背面板9aに添わせて孔76に通すビス(図示せず)で固定し、下端の横の部分75bを前記誘導路69の後端に臨ませる(図20を参照)。
一方、上記昇降台73は上部縦長の部分73aを前記カバー75の縦の部分75aに上下方向に摺動自由に嵌め入れ、下部の横の部分73bを前記カバーの横の部分75bに収めるようにしてある。そして、前記カバー75を固定するビスを縦の部分73aに形成する縦長孔77に通して昇降台73がこの縦長孔77の長さの範囲で上下動できるようにしてある。
昇降台73は下部の横の部分73bに前方に向けて開口する球受部78を備え、昇降台73が上昇位置、つまりカバーの固定用ビスが縦長孔77の下端に当接するとき、前記誘導路69の後端に臨んで連通し、この誘導路69を通して送られる入賞球Pをこの球受部78に受け入れられるようにしてある。
一方前記連動杆74は、左右対称となるよう一対備えてある。この連動杆74は長さの途中に軸着用の中空軸79を前方に向けて突設し、取付板7の背面に設ける軸受部80に支軸81を介して回動自由となるよう軸着し、左右の両端を上下に揺動できるようにしてある。
そして、内側の端部に設ける軸部82を前記昇降台73の横長に形成する孔83に滑合させて連結し、外側の端部にはバランスを取るための重錘ピン84を孔85に貫通させて取り付け、このピン84を後述するロック機構72の係止部材86に臨ませるようにしてある。
上記バランスを取る上記重錘ピン84は、前記昇降台73に入賞球Pが無いとき、連動杆74の外側の端部を下げ、前記球受部78に入賞球Pが入ったとき上昇して前記係止部材86を押上げるものとなっている。
つまり、この重錘ピン84は昇降台73に入る入賞球Pの有無に関係して連動杆74を揺動するもので、昇降台73が上昇位置にあって球受部78に入賞球Pが入り、この球Pの重量を受けて下降に転じると、支軸81を支点に揺動して重錘ピン84側の端部を跳ね上げ、係止部材86を押上げて、ゲートを解放するのである。
図26乃至図34は連動機構71の連動杆74の揺動に伴ってロック機構72の小飛入口11を開閉する踏板14の作動を説明する解説図である。以下、これらの図面を中心に連動杆74とロック機構72との関係を説明する。
尚、本実施例では取付板7の左右の翼片部7a,7aに2個づつの小飛入口11を左右対称に開設し、それぞれの小飛入口11に受部12と踏板14を備え、且つこの踏板14の自由な動きを制御する前記係止部材86をそれぞれ1個づつ備えるものとしている。
各小飛入口11に備えられる踏板14は、前後方向に長さを有する矩形の板を主体として形成してあり、その長さの略中央部に左右に貫通する軸受孔87を穿ち、この軸受孔87に通す支軸89を受部12の後縁から突き出す軸受部90,90に軸承させて回転自由に支持してある。
上記受部12は、打球を受けるポケットの役割をもつもので、前面の板部12aの左右両側から後方に向けて側壁12bを対向状に延設し、この側壁12bに前記軸受部90を備えている。この側壁12bの後縁を取付板7の前面に当接し、ねじ止めすることで取付板7、更に正確には翼片部7aの前面に取付き、小飛入口11の前方を被うものとなる。
踏板14は、この受部12を取付板7に取付ける前に軸受部90,90に支軸89を軸着して、小飛入口11に持込み、受部12の取付けを利用してこの小飛入口11に取付けることになる。
上記受部12は取付いた状態において、取付板7との間にパチンコ球Pを通す筒状の上下の空間を確保し、且つこの空間に向けて前記踏板14の先端部分を受け入れることができるようにしてある。
そして、この踏板14は、前記軸受孔87の前方に重錘91を埋設し、常には前方に転倒するようにバランスを取っており、後端部には踏板上面に受けられて後方に転がるパチンコ球を受ける突片93を立ち上り状に備えている。
この踏板14は、図36に示したように支軸89を支点に前端部を跳上げたとき小飛入口11を閉ざす、受部12を筒状に開放して上方からの打球をそのまゝ通過させることになる。
そして、図37に示したように踏板14が水平に転倒したとき、後端部の突片93を受枠13から突出するストッパー94に当接して水平姿勢に保持し、この状態において小飛入口11を開放すると同時に、踏板の先端部を受部12の内部に突き入れて上方からの打球を受け取り、上面を通して受枠13の内部に持ち込むことができるようにしてある。
前記踏板14に埋設した重錘91は、踏板14が上記水平姿勢(図37)にあるとき、また跳上がって起立姿勢(図36)にあるとき、それぞれの姿勢に安定させるため作用することになり、水平姿勢にあるときには前記ストッパー94と突片93との衝合によって前倒れ状態とならないよう確実に支持されることになる。そして、前記起立姿勢に変換したときには前記係止部材86が踏板14に係合し、任意に水平姿勢に変換するのを阻止することになる。
図中95は、踏板14の軸受孔87の位置より後方の一側縁に沿って起立したロック機構72の一部を構成する係合片である。
この係合片95は前縁95aを踏板の上面に対して直角に起立させ、この前縁95aの上端から後方に弧状縁95bを形成して扇状をなしており、踏板14が起立姿勢にあるとき、前記前縁95aにロック機構72の同じく一部を構成する係止部材86を掛け止め、水平姿勢への変換を阻止することになる。
上記係止部材86は略L字形をなし、長さの中央の屈曲部に設ける軸受部96に取付板7aの背面に植設する支軸97を通して回動自由に枢着し、一端には前記ピン84に滑合する湾曲した滑合部98を備え、他端には前記踏板14の係合片95に係合する係止片99を備える。
この係止部材86は支軸97によって軸承されることで前記滑合部98を連動杆74の先端に設けるピン84を跨ぐように臨ませ、他端の係止片99を踏板14の後部側面に臨ませて係合片95に常に接触するようにしている。
つまり、係止部材86は支点となる屈曲部を境にして長く延び出る滑合部98が他方の係合片95側より重量が大になるようにしてあり、支軸97を中心にして滑合部98側が常に下降するようにバランスを取ってある。これによって下向きに突き出す係止片99が踏板14の係合片95に向けて突き出すように付勢されている。
尚、この実施例では隣接して設けられる2つの小飛入口11にそれぞれ踏板14を備えて左右に並べることから、この両踏板14,14の中間位置に連動杆74のピン84を臨ませ、このピン84に向けて左右から係止部材86の滑合部98を架け渡すようにして左右の係止部材86が左右対称に臨むようにしてある。
そして、この関係は左右の翼片部7a,7aに形成する対をなす小飛入口11,11においても同一のものになっている。つまり、左右それぞれにおいて2つの係止部材86,86が1本のピン84を挟んで左右から滑合部98,98を延ばし、滑合するようにしてあるのである。
本発明におけるロック機構72は、上述の様に係止部材86と踏板14に形成する係合片95によって構成されており、係合片95と係止部材86の係止片99との係合関係によって踏板14の回動が規制され、開閉動が制御されるようになっているのである。
次に、この関係を昇降台73,連動杆74を含む連動機構71の動作を伴わせて更に詳述することにする。
前述したように入賞室26を通して特定入賞口28に転入した球Pは、誘導路69を通り、後方に待機する昇降台73の球受部78に入ることになる(図20を参照)。
昇降台73は、左右に延びる連動杆74の先端に備えるピン84,84とバランスして、自重のみの場合、つまり球Pを受け取らない状態では支軸81,81を支点とする連動杆74の押し上げによって上昇位置にあり(図18、図21を参照)、球受部78を前記誘導路69に臨ませることになる。そして、この球受部78に球Pが転入し受け入れると(図20を参照)、前記ピン84,84を押上げながら下降し、最下降位置に達したとき、この球をカバー75の下端を通して球受部78の後部に開設する出口100から系外に放出することになる(図25を参照)。
尚、この球Pの放出に伴って重量を落すことになる結果、昇降台73はピン84,84の重量を受けて再び上昇し、次の入賞球のため待機することになり、連動杆74はピン84,84を下降位置に戻すことになる。
この昇降台73の下降による連動杆74の先端に設けられるピン84の上昇は、このピン84に滑合する係合部材86,86の滑合部98を上昇させることになり、支軸97を支点に係合部材86,86を傾けて他端の係止片99,99を踏板14の係合片95,95から離すことになる(図30、図31を参照)。
これにより自由になった各踏板14は、その重錘91の重量を受けて支軸89を支点に前方に向けて転倒し、後端の突片93をストッパー94に当接させると共に、前端部を受部12の筒形の内部に突き出しながら小飛入口11を開放することになる(図37を参照)。
つまり、図30〜図33及び図37は踏板14が水平姿勢にある状態を示しており、このとき小飛入口11は開放した状態にある。尚、図31〜図33は踏板が水平姿勢にあるときの連動機構71の連動杆74とロック機構72の係止部材86の関係を説明するものとなっている。
次に、この状態において受部12に打球Pが飛入すると、球Pは踏板14の前端部に受け止められ、この上面の傾斜に誘導されて小飛入口11を通って踏板14の後端部に移り、突片93に止められると同時に、この球Pの移動によって踏板14の重心が後方に移動することによって踏板14は支軸89を支点に後向きに転倒し、起立姿勢に変換することになる(図36を参照)。
図26〜図29及び図36はこの踏板14の起立姿勢時を示している。踏板14の前端部の跳ね上りによって受部12は内部を上下に貫通させた状態になると同時に、小飛入口11は閉ざされることになる。
従って、この状態において受部12に飛入した打球は受部の中空部を通過し、そのまゝ遊技部4に戻り、その他の入賞口5に向けて落下することになる。
この踏板14の起立姿勢への変換に当って係合片95の外側面に接触していた係止部材86の係止片99は上記係合片95が踏板14の後端部の下降によって下に退くため自由になり、踏板14側に支軸97を支点に突き出すことになる。
前述したように連動杆74のピン84は昇降台73から入賞球Pが放出されると、昇降台単独の重量より重くなるので下降位置に直ちに復帰することになる。その結果前記係止部材86は滑合部98を空中に突き出した状態になる。
このようなことから、係止片99が支えを失うと、係止部材86は支軸97を支点に重量の重い滑合部98を降下させることになり、係止片99を踏板14側に突き出すことになる。
上記係止片99は先端部101を弧状の縁に形成してあり、踏板14が跳上ると、この先端部101を係合片95の前縁95aに滑らせて踏板14側に突き出すことになる(図27を参照)。そして、この先端部101の一端に突設する突起102を受枠13の側面に衝合させることになり上記突き出し量を規制することになる。
踏板14とこの踏板14を制御する係止部材86は対をなしており、隣接するものとは無関係に独立して作動する。従って、隣接して設けられる2つの小飛入口11、11における各踏板14、14は打球の飛入があった方の踏板14だけが水平姿勢から起立姿勢に変換してその小飛入口11を閉ざすことになる。
図34,図35はこの状態を示したものである。図の中で左方のものは打球が飛入して踏板14が起立姿勢に変換し、右方のものは打球の飛入がないことによって水平姿勢を保持した状態を示している。
この状態において左方の踏板14は後端部を下げることによって係合片95が下り、その側面に当接していた係止片99が支えを失うことから踏板14側に滑合部98の重量を受けて突き出すことになる。そして、これに伴い係合片95の前縁95aに係止片99の弧状の先端部101が滑合して重錘91の重量を受けて水平姿勢に戻ろうとする踏板14をロックすることになるのである。
踏板14の後端部に突設した突片93は、踏板14が起立姿勢に変換するまで上面に受けた入賞球Pが落下しないように保持する役目をもっており、踏板14が確実に起立し、同時に前記係止片99が係合片95をロックしたとき、球Pは突片93の傾斜に従って受枠13の後壁下端に設ける出口103(図36参照)から放出されることになる。
一方、踏板14を起立姿勢にロックした係止部材86は、係止片99が支えを失うことから重量の大な滑合部98を支軸97を支点に下げ、先に下降位置に待機する連動杆74のピン84の上に重なり、次の押し上げに備えることになる。
この様にして左方の小飛入口11における踏板14及び係止部材86の動きに対して、未だ打球の飛入のない右方の小飛入口11の踏板14と係止部材86は打球の飛入に備えて踏板14を水平姿勢に保持したまゝにあり、次に受部12に打球の飛入があったとき、前述した左方の踏板14及び係止部材86と同一の動きを通して踏板14をロックし、係止部材86の滑合部98をピン84の上に重ねることになる。
ところで、本実施例では左右の翼片部7a,7aに各2個づつの受部12並びに小飛入口11を備え、これらの小飛入口11に対して昇降台73に連結した2本の連動杆74,74を伸してそれぞれのピン84を前述するように小飛入口11を開閉する踏板14と係止部材86に関係付ける構造としたことから、特定入賞口28を通して昇降台73に入賞球が受け入れられると、この昇降台の下降に伴って前記ピン84,84が上昇し、全ての係止部材86の滑合部98が押上げられることになる。このためそれぞれの係止片99が係合片95から離れる結果、踏板14のロック状態が解除され、各踏板14はその重錘91による重心の偏在によって起立した状態から水平姿勢に変換し、全ての小飛入口11を開放することになる。
そして、各小飛入口11に打球が飛入することによって個別に小飛入口11を閉塞すると共に、踏板14を前述のように係止部材86によってロックすることになる。
尚、図中の符号104は前記検出スイッチ67,68,27aの中継基板であり、105はこの中継基板104を固定するための取付枠である。そして、106及び107は各種の演出に合せて点滅させるLEDを前面に多数備えたLED基板である。
この様に入賞室26に飛入した入賞球を受け取ることによって下降し、放出することによって上昇する昇降台73と、この昇降台の上下動によって支軸81を支点に揺動し、一端に備える重錘を兼ねたピン84を上下動させる連動杆74を備えた連動機構71は、個々の小飛入口11に備える踏板14、つまり小飛入口の開閉手段を円滑に開閉操作できるものとなっており、またこの連動機構71の揺動に伴うピン84の上昇によってロック状態を解除する係止部材86、そしてこの係止部材によってロック状態を解除される踏板14を備えるロック機構72は確実に踏板14の開閉動を制御するものとなっている。しかも、ここにおいては全く動力を要することなくパチンコ球の重量のみによって作動することからモータ等の動力を準備することなく、また電気的制御も行われないことから不正行為が介入する危険もないことになる。
以上本発明を実施例に基づき詳述したが、本発明入賞装置によれば、入賞室26に飛入した入賞球Pはステージ板15上に落下することによってこの上面で後縁部15b方向に転がりながらときには不特定方向に、またときには誘導凹部に誘導されて特定方向に誘導される一方、該ステージ板15の揺動による傾斜角度の変化によって様々な方向に転がりを変えることから極めて不規則な変化に富んだ入賞球の振り分けが実現することになる。
しかも、ステージ板15は後方に向けて下り勾配となり、入賞球を後方に誘導することから遊技者にとって振り分けが進行する中で入賞球が逃げて行く印象を受けることになり、この結果一種の不安感を与えると同時に予測されない結果を生むことにもなるため大きな期待感を与えることができる利点がある。
勿論、本発明においては第2ステージ16と組合うことで、入賞球は第2の振り分けを受けながら、前方に転り出て上段のステージ板15による振り分け、そして振り分け部材17による振り分けの結果を見ることができる一方、この結果を更にその前縁部に備える特定入賞口28と普通入賞口29への飛入によって確認することができるため遊技者による最終確認が明確に、且つ容易に行える利点がある。
そして、本発明入賞装置はステージ板15の揺動と、振り分け部材17による振り分けの組合せによってステージ板15上を転がる入賞球Pは極めて複雑な変化を示すため、所謂遊技者の狙い打ち行為が極めて困難となりこの結果健全な遊技を楽しむことができる。
本発明に係る入賞装置の使用状態を説明する正面図。 正面側から見た入賞装置の斜視図。 背面側から見た入賞装置の斜視図。 正面側から見た入賞装置の分解斜視図。 背面側から見た入賞装置の分解斜視図。 図4の前半部分の斜視図。 図4の後半部分の斜視図。 図5の前半部分の斜視図。 図5の後半部分の斜視図。 入賞装置の箱枠体とその内部に収められる振り分け部材、ステージ板、第2ステージ板の関係を示す正面図。 図10の斜視図。 駆動機構の正面側から見た斜視図。 駆動機構の背面側から見た斜視図。 駆動機構の本体部分の斜視図。 (A)ステージ板が水平な状態にあり、振り分け部材が下降位置にあるときの入賞球の転がりを説明する斜視図。 (B)ステージ板が水平な状態にあり、振り分け部材が下降位置にあるときの入賞球の転がりを説明する右側面図。 (A)ステージ板が後傾した状態にあり、振り分け部材が下降位置にあるときの入賞球の転がりを説明する斜視図。 (B)ステージ板が後傾した状態にあり、振り分け部材が下降位置にあるときの入賞球の転がりを説明する右側面図。 (A)ステージ板が後傾した状態にあり、振り分け部材が上昇位置にあるときの入賞球の転がりを説明する斜視図。 (B)ステージ板が後傾した状態にあり、振り分け部材が上昇位置にあるときの入賞球の転がりを説明する右側面図。 取付板に対する連動機構とロック機構の関係を示す背面図。 図18の斜視図。 図18の拡大中央縦断左側面図。 昇降台が上昇位置にあり、連動杆の一端に備えるピンが下降位置にある状態を説明する背面図。 図21の斜視図。 図21の拡大中央縦断左側面図。 昇降台が下降し、連動杆の一端に備えるピンが上昇してロック機構のロック状態を解除した状態を説明する背面図。 図24の拡大中央縦断左側面図。 連動杆のピンが下降位置にあって起立姿勢にある踏板をロックした状態を説明する拡大正面図。 図26の斜視図。 図26の背面図。 図28の斜視図。 連動杆のピンが上昇位置にあって踏板のロック状態を解除したことに伴って踏板が水平に転倒した状態を説明する正面図。 図30の斜視図。 図30の背面図。 図32の斜視図。 連動杆のピンが下降位置にあって左方の踏板が起立してロックされた状態にあり、右方の踏板が水平姿勢にあってロック解除の状態にあることを説明する正面図。 図34の斜視図。 踏板が起立姿勢にあって小飛入口を閉塞した状態を説明する縦断右側面図。 踏板が水平姿勢にあって小飛入口が開放した状態を説明する縦断右側面図。
符号の説明
1 遊技盤
3 入賞装置
4 遊技部
7 取付板
7a 取付板の翼片部
8 開口部
9 箱枠体
10 前飾り枠
11 小飛入口
12 受部
13 受枠
14 踏板
15 ステージ板
15a ステージ板の前縁部
15b ステージ板の後縁部
16 第2ステージ板
17 振り分け部材
17a 仕切り突起部
26 入賞室
27 飛入口
28 特定入賞口
29 普通入賞口
33a,33b 誘導凹部
36 駆動機構
37 モータ

Claims (10)

  1. 箱枠体内部に形成される入賞室空間内にあって両側縁部を支軸を介して枢着し後縁部を上下方向に揺動自由に支持されるステージ板と、このステージ板を上下に揺動する動力源とを有し、常には前記ステージ板を一定姿勢に保持して入賞球をステージ板上に一時滞留させ若しくは傾きに従って後方向に転がし誘導する一方、揺動指示により上記ステージ板を前記動力源の駆動により前記支軸を支点に前記後縁部を上下に揺動させてステージ板上の入賞球をその変化する傾きに従って流下誘導し、後縁部のいずれかの位置から落下させることを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
  2. 請求項1の記載において、ステージ板の後縁部の下流側に該後縁部に直接に、又は間接に接続するように特定入賞口と普通入賞口とを並列状に臨ませ、前記ステージ板の上面を転がり誘導される入賞球を該特定入賞口若しくは普通入賞口のいずれかに入賞させることを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
  3. 請求項1又は2の記載において、ステージ板の上面には前縁部側から後縁部側に向って直線上の若しくは横向き斜め状態の下り勾配をなす誘導凹部を形成することを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
  4. 請求項3の記載において、ステージ板上面の誘導凹部はステージ板の後縁部に臨む特定入賞口に向って優先的に誘導する溝であることを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
  5. 請求項1乃至4の記載において、入賞室空間内にはステージ板の後縁部に臨ませて入賞球振り分け部材を設置し、ステージ板上面を後縁部に向けて転がる入賞球を複数のルートに振り分け前記後縁部から落下するようにしてなることを特徴としたパチンコ遊技機。
  6. 請求項5の記載において、振り分け部材はステージ板の後縁部に対して接離方向に可動自由に設置し、接近位置において入賞球を振り分け、離反位置において入賞球の振り分けを解除することを特徴としたパチンコ遊技機。
  7. 請求項5又は6の記載において、ステージ板の後縁部にはその中央部に向けて特定入賞口を、その左右に普通入賞口が臨むように連設させ、また振り分け部材には上記特定入賞口と普通入賞口に振り分ける仕切り突起部を備えて前記ステージ板上を転がり誘導される入賞球を該仕切り突起部によって上記個々の入賞口に向うルートに振分け誘導することを特徴としたパチンコ遊技機。
  8. 請求項6又は7の記載において、ステージ板の後縁部に対し接離方向に可動自由に設置される振り分け部材は動力源を上記ステージ板を揺動する動力源と共通にすることを特徴としたパチンコ遊技機。
  9. 請求項8の記載において、ステージ板と振り分け部材は動力源に対してそれぞれ異なる動力伝達手段を介挿して連動させると共に、同一又は異なる周期で連動可能にしてなることを特徴としたパチンコ遊技機。
  10. 請求項1乃至9の記載において、入賞室空間内にはステージ板の下方に前下りに傾斜する第2ステージ板を設置し、上記ステージ板の後縁部から落下する入賞球を該第2ステージ板上を前方に向け転がす一方、該第2ステージ板の前縁部に沿って並列状に特定入賞口と普通入賞口を臨ませてなることを特徴としたパチンコ遊技機。
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