JP2007244445A - パチンコ遊技機の入賞装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】入賞室(26)の空間内に前縁部(15a)を支点にして後縁部(15b)を上下に揺動させるステージ板(15)を備える。このステージ板の上記後縁部(15b)に対して接離方向に移動自由な振り分け部材(17)を臨ませ、ステージ板の揺動運動と上記振り分け部材の接離方向の移動とによってステージ板上に前記入賞室の飛入口(27)を通して落下する入賞球(P)を前記後縁部方向に転がしながら不規則に振り分け、特定若しくは普通入賞口(28,29)のいずれかに誘導する。
【選択図】図11
Description
この入賞装置には単純に打球を受け入れるものから、受け入れた入賞球を使って他の入賞装置を作動させるもの、入賞装置の内部で更に入賞球に対する価値に差を付けるため別に設備する複数の入賞ルートに振り分けて誘導するもの、更にはこの振り分け誘導過程を遊技者に観せることによって興趣を高めるようにしたもの等、その種類は多種多様に亘っている。
この入賞装置は、飛入口9から入賞した入賞球を箱枠10の内部で傾く揺動板30の傾きによってその誘導方向を決定し、その先に設置される確定した入賞口24若しくは25に導くものにしてあるが、しかし、この傾きによって決定された後入賞球は全く変化することがなく、そのまゝ処理されるものとなっている。
また、上記ステージ板は前縁部近くの上面に落下した入賞球が傾きによって前方に転がり落ちるのを防止することになる。このため、両側縁部の枢着位置を前縁部に接近した両側縁部に置いてこれを入賞室の側壁部に枢着し、ステージ板の揺動時にはこの前縁部が基点となって後縁部が上下する状態で揺動するようにされる。
そして、上記誘導凹部は、ステージ板の下流側に入賞球に対する価値を異にする選別手段、例えば特別入賞口や普通入賞口といった設備を設置することによって、更には同じく下流側に後述する振り分け部材を設置して更に変化のある誘導を実現するものとなる。
そして、このステージ板の上面に形成される前記誘導凹部は、更に上記振り分けを変化させ、ときには複雑化させてこれを視覚する遊技者に対し、先行きの予見を困難にして期待感を一層高めるものとなる。
そして、本発明は前記ステージ板の上面には前縁部側から後縁部側に向って直線状の、若しくは横向き斜め状態の下り勾配をなす誘導凹部を形成することを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置を提供することにある。
上記仕切り突起部は少なくとも1個、好ましくは前記特定及び普通入賞口の数に対応する数のルートを形成する2個設けられればよい。2個若しくはそれ以上形成する場合は、パチンコ球の径を超える間隔を置いて並設することが求められる。尚、2個の場合、その左右の空間を含む3つの振り分けルートを形成することができると共に、このルートに前記特別入賞口と普通入賞口を対応させ、入賞球に対する価値の差に直結させることができる。
間接的に受け入れる場合、上記ステージ板の後縁部に続けて第2のステージ板を設置して特別入賞口及び普通入賞口との間において再度入賞球に対する振り分けを実行することを可能にする。
この転がり方向を異にすることによってステージ板上で入賞球に対する振り分けが実行される一方、ステージ板上に形成される誘導凹部によって入賞球は転がりが妨げられ、或は誘導されて傾斜以外の要素により更に複雑な転がりを示すことになる。
また、上記ステージ板に後縁部を上下に揺動させる運動が付加されると、転がる入賞球に速度の変化が加わることになり、更なる変化が生ずることになる。
ステージ板上での振り分けののち、上記振り分け部材によってこの振り分け方向を特定し、一定方向に誘導されることはステージ板に続けて入賞球に対する価値を変化させる特定入賞口を設置する場合において更に効果を高めることになる。
つまり、振り分け部材によって振り分けの結果が特定し、特定入賞口と普通入賞口のいずれかに決定されるものとなると、遊技者はこの特定されることに感心を高めることになると同時に、それに至るステージ板上の転がり状態を注視することになり、転がりの結果を求めて遊技を楽しむことになるからである。
ステージ板後縁部に対する接離方向の移動運動とを連動させ、或はいずれか一方、又は双方を停止させることで入賞球に対する誘導を変化させられることから極めて複雑な変化を設定することが可能になる。
この入賞球に対する振り分けの変化は、特定入賞口に向けての打球の狙い打ちを完全に不可能にするもので、入賞装置に向けての打球の発射操作後は装置の動きに全てを委ねることになり、結果的に無用な射倖心を排除することができる。
この第2ステージ板は、上方のステージ板によって入賞室の後方に送られた入賞球を次に前方に向けて下り勾配をなす上面を転がり落すことになり、この結果遊技者には入賞球の転がり状態を明確に見せることができる。そして、この第2ステージ板の前縁部に沿って前記特定入賞口及び普通入賞口を設置する場合には、これらの入賞口に飛入する瞬間を目視させることができ、遊技者に与えるインパクトは最大のものになる。
次に、本発明に係るパチンコ遊技機の入賞装置について実施の形態に基づき更に詳述し、その特徴とするところを明らかにする。
尚、遊技部4には図示しないが適所にバンド2によって形成される打球誘導路6を通して打ち出される打球を振り分ける障害釘が植設される。
一方、前飾り枠10は取付板7の透孔21を通してこの前飾り枠10の背面に設けるネジ受部22にビスをねじ付けることで止着され、取付板7の前面から突き出た状態に取付くようにしてある。
上記支軸30,30は箱枠体9の左右の側壁部に枢着してステージ板15を揺動自由に支持することもあるが、この実施例では実質的に箱枠体9の一部となる前飾り枠10を支軸30,30の支持体として選択し、取付板7を間にして箱枠体9と前飾り枠10の取付けを利用してこの支軸30,30を軸承する構造にしてある。
この連結軸35はステージ板15を上下に揺動するための動力源となる駆動機構36に連結するためのものであり、駆動機構36に組込まれる減速装置付きモータ37によって作動される。
上記左右の揺動腕47,47は前端に長孔48,48を有し、この長孔に前記連結軸35の軸端を滑合させて前記ステージ板15と連結してあり、前記揺動板45,45の揺動運動をこの連結軸35を介してステージ板15に伝えられるようにしてある。
尚、モータ37は減速装置を内蔵し、徐回転するようにして前記カム板43をゆっくり回転させ、揺動板45によるステージ板15の揺動がゆっくり行われるようにしている。
この振り分け部材17は背面部から突き出す止めボス57を箱枠体9の背面板9aに縦長に形成する案内孔58に通し、この止めボス57の後端部に滑合部材59を固定することにより、上記背面板9aに取付けられ、上記縦長の案内孔58の長さの範囲において上下動が許されるようにしてある。
従って、前記モータ37の駆動によって回転軸54が回転し、カム板56が回転すると、滑合部材59が上下動して振り分け部材17が上下動することになる。
即ち、箱枠体9は取付板7の背面側に固定したとき、取付板7の開口部8の下方に3個揃えて形成する穴66の上方に3つの谷が臨むようにしてある。そして、この取付板7の前面側に固定される前記前飾り枠10がこれに設ける特定入賞口28と左右の普通入賞口29,29を上記穴66に連通するようにしてあることから箱枠体9と前飾り枠10を取付板7に取り付けると、自動的に振り分け台63の3つの谷と特定入賞口28と普通入賞口29,29とが向い合って連通するようになる。
ところで、上記特定入賞口28と普通入賞口29に入賞した入賞球はそれぞれの開口部に設置するスイッチ67,68によって検出される一方、取付板7の下端に前記穴66に連続させて設ける樋形の誘導路69,70に誘導され、普通入賞口29に受けられ誘導路70に通される入賞球はそのまゝ入賞装置外に放出され、特定入賞口28に入賞した球は誘導路69を通って前記箱枠体9の背後に備える後述する連動機構71へと誘導され、取付板7の両翼片部7a,7aに設ける小飛入口11に設置するロック機構72を作動することになる。
このとき、入賞球Pは飛入口27に設置するスイッチ27aによって通過を検出され、図示しない主制御に検出信号が送られるとともに、図示しない賞球払出装置から遊技者に賞球が払い出される。
このとき、球Pは誘導凹部33a,33aに誘導されて底に向かって転がり、更にステージ板15が後傾姿勢に傾くときには、これに誘導されて誘導凹部33bへと流されると共に、後縁部15bへ向けて転がることになる。
この転がりの変化は球Pの振り分けを実行するもので、後縁部15bの不特定の位置から落下し、次に備える前記第2ステージ16へと誘導されることになる。
図15(A),(B)は駆動機構36のカム板43の突起部43aが下向きに位置して滑合台46を押し下げ、軸44を支点に揺動腕47を跳ね上げ、これによってステージ板15をやゝ前下り上記様態にした場合で、ステージ板15上の球Pはやや前縁部15a側に転がり誘導凹部33a,33bの底部に流れてここに止まることになる。
尚、ステージ板15上の入賞球Pは凹部33a,33bの底に流れることによってこの状態では後縁部15bに向けて流れることはない。
このときステージ板15上に落下した入賞球Pは誘導凹部33a,33bを誘導されながら後縁部15bに向けて転がり、第2ステージ16へと落下することになる。
そして、このとき振り分け部材17はカム板56の突起部が下向きの状態にあることから下降姿勢にあって突起部17a,17aをステージ板15の後縁部15bに臨ませ、3つのルートに仕切る状態を維持することになる。
この振り分け部材17の上昇によって突起部17a,17aはステージ板の後縁部15bから離れ、3つのルートの分割状態が解除され、入賞球Pはステージ板15による振り分けに従って転落することになる。
尚、ステージ板15の揺動運動と振り分け部材17の上下動を同期させることを妨げるものではなく、またこれらの動力源、つまりモータを別にして個別に作動させることを妨げるものでもない。
上記昇降台73は、前記箱枠体9の背面板9aの背面部に止着するカバー75に収められ、このカバー75の内部を上下動するようにしてある。
一方、上記昇降台73は上部縦長の部分73aを前記カバー75の縦の部分75aに上下方向に摺動自由に嵌め入れ、下部の横の部分73bを前記カバーの横の部分75bに収めるようにしてある。そして、前記カバー75を固定するビスを縦の部分73aに形成する縦長孔77に通して昇降台73がこの縦長孔77の長さの範囲で上下動できるようにしてある。
そして、内側の端部に設ける軸部82を前記昇降台73の横長に形成する孔83に滑合させて連結し、外側の端部にはバランスを取るための重錘ピン84を孔85に貫通させて取り付け、このピン84を後述するロック機構72の係止部材86に臨ませるようにしてある。
つまり、この重錘ピン84は昇降台73に入る入賞球Pの有無に関係して連動杆74を揺動するもので、昇降台73が上昇位置にあって球受部78に入賞球Pが入り、この球Pの重量を受けて下降に転じると、支軸81を支点に揺動して重錘ピン84側の端部を跳ね上げ、係止部材86を押上げて、ゲートを解放するのである。
尚、本実施例では取付板7の左右の翼片部7a,7aに2個づつの小飛入口11を左右対称に開設し、それぞれの小飛入口11に受部12と踏板14を備え、且つこの踏板14の自由な動きを制御する前記係止部材86をそれぞれ1個づつ備えるものとしている。
上記受部12は、打球を受けるポケットの役割をもつもので、前面の板部12aの左右両側から後方に向けて側壁12bを対向状に延設し、この側壁12bに前記軸受部90を備えている。この側壁12bの後縁を取付板7の前面に当接し、ねじ止めすることで取付板7、更に正確には翼片部7aの前面に取付き、小飛入口11の前方を被うものとなる。
上記受部12は取付いた状態において、取付板7との間にパチンコ球Pを通す筒状の上下の空間を確保し、且つこの空間に向けて前記踏板14の先端部分を受け入れることができるようにしてある。
この踏板14は、図36に示したように支軸89を支点に前端部を跳上げたとき小飛入口11を閉ざす、受部12を筒状に開放して上方からの打球をそのまゝ通過させることになる。
そして、図37に示したように踏板14が水平に転倒したとき、後端部の突片93を受枠13から突出するストッパー94に当接して水平姿勢に保持し、この状態において小飛入口11を開放すると同時に、踏板の先端部を受部12の内部に突き入れて上方からの打球を受け取り、上面を通して受枠13の内部に持ち込むことができるようにしてある。
この係合片95は前縁95aを踏板の上面に対して直角に起立させ、この前縁95aの上端から後方に弧状縁95bを形成して扇状をなしており、踏板14が起立姿勢にあるとき、前記前縁95aにロック機構72の同じく一部を構成する係止部材86を掛け止め、水平姿勢への変換を阻止することになる。
この係止部材86は支軸97によって軸承されることで前記滑合部98を連動杆74の先端に設けるピン84を跨ぐように臨ませ、他端の係止片99を踏板14の後部側面に臨ませて係合片95に常に接触するようにしている。
そして、この関係は左右の翼片部7a,7aに形成する対をなす小飛入口11,11においても同一のものになっている。つまり、左右それぞれにおいて2つの係止部材86,86が1本のピン84を挟んで左右から滑合部98,98を延ばし、滑合するようにしてあるのである。
次に、この関係を昇降台73,連動杆74を含む連動機構71の動作を伴わせて更に詳述することにする。
昇降台73は、左右に延びる連動杆74の先端に備えるピン84,84とバランスして、自重のみの場合、つまり球Pを受け取らない状態では支軸81,81を支点とする連動杆74の押し上げによって上昇位置にあり(図18、図21を参照)、球受部78を前記誘導路69に臨ませることになる。そして、この球受部78に球Pが転入し受け入れると(図20を参照)、前記ピン84,84を押上げながら下降し、最下降位置に達したとき、この球をカバー75の下端を通して球受部78の後部に開設する出口100から系外に放出することになる(図25を参照)。
尚、この球Pの放出に伴って重量を落すことになる結果、昇降台73はピン84,84の重量を受けて再び上昇し、次の入賞球のため待機することになり、連動杆74はピン84,84を下降位置に戻すことになる。
これにより自由になった各踏板14は、その重錘91の重量を受けて支軸89を支点に前方に向けて転倒し、後端の突片93をストッパー94に当接させると共に、前端部を受部12の筒形の内部に突き出しながら小飛入口11を開放することになる(図37を参照)。
次に、この状態において受部12に打球Pが飛入すると、球Pは踏板14の前端部に受け止められ、この上面の傾斜に誘導されて小飛入口11を通って踏板14の後端部に移り、突片93に止められると同時に、この球Pの移動によって踏板14の重心が後方に移動することによって踏板14は支軸89を支点に後向きに転倒し、起立姿勢に変換することになる(図36を参照)。
従って、この状態において受部12に飛入した打球は受部の中空部を通過し、そのまゝ遊技部4に戻り、その他の入賞口5に向けて落下することになる。
前述したように連動杆74のピン84は昇降台73から入賞球Pが放出されると、昇降台単独の重量より重くなるので下降位置に直ちに復帰することになる。その結果前記係止部材86は滑合部98を空中に突き出した状態になる。
このようなことから、係止片99が支えを失うと、係止部材86は支軸97を支点に重量の重い滑合部98を降下させることになり、係止片99を踏板14側に突き出すことになる。
図34,図35はこの状態を示したものである。図の中で左方のものは打球が飛入して踏板14が起立姿勢に変換し、右方のものは打球の飛入がないことによって水平姿勢を保持した状態を示している。
この様にして左方の小飛入口11における踏板14及び係止部材86の動きに対して、未だ打球の飛入のない右方の小飛入口11の踏板14と係止部材86は打球の飛入に備えて踏板14を水平姿勢に保持したまゝにあり、次に受部12に打球の飛入があったとき、前述した左方の踏板14及び係止部材86と同一の動きを通して踏板14をロックし、係止部材86の滑合部98をピン84の上に重ねることになる。
そして、各小飛入口11に打球が飛入することによって個別に小飛入口11を閉塞すると共に、踏板14を前述のように係止部材86によってロックすることになる。
3 入賞装置
4 遊技部
7 取付板
7a 取付板の翼片部
8 開口部
9 箱枠体
10 前飾り枠
11 小飛入口
12 受部
13 受枠
14 踏板
15 ステージ板
15a ステージ板の前縁部
15b ステージ板の後縁部
16 第2ステージ板
17 振り分け部材
17a 仕切り突起部
26 入賞室
27 飛入口
28 特定入賞口
29 普通入賞口
33a,33b 誘導凹部
36 駆動機構
37 モータ
Claims (10)
- 箱枠体内部に形成される入賞室空間内にあって両側縁部を支軸を介して枢着し後縁部を上下方向に揺動自由に支持されるステージ板と、このステージ板を上下に揺動する動力源とを有し、常には前記ステージ板を一定姿勢に保持して入賞球をステージ板上に一時滞留させ若しくは傾きに従って後方向に転がし誘導する一方、揺動指示により上記ステージ板を前記動力源の駆動により前記支軸を支点に前記後縁部を上下に揺動させてステージ板上の入賞球をその変化する傾きに従って流下誘導し、後縁部のいずれかの位置から落下させることを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
- 請求項1の記載において、ステージ板の後縁部の下流側に該後縁部に直接に、又は間接に接続するように特定入賞口と普通入賞口とを並列状に臨ませ、前記ステージ板の上面を転がり誘導される入賞球を該特定入賞口若しくは普通入賞口のいずれかに入賞させることを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
- 請求項1又は2の記載において、ステージ板の上面には前縁部側から後縁部側に向って直線上の若しくは横向き斜め状態の下り勾配をなす誘導凹部を形成することを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
- 請求項3の記載において、ステージ板上面の誘導凹部はステージ板の後縁部に臨む特定入賞口に向って優先的に誘導する溝であることを特徴としたパチンコ遊技機の入賞装置。
- 請求項1乃至4の記載において、入賞室空間内にはステージ板の後縁部に臨ませて入賞球振り分け部材を設置し、ステージ板上面を後縁部に向けて転がる入賞球を複数のルートに振り分け前記後縁部から落下するようにしてなることを特徴としたパチンコ遊技機。
- 請求項5の記載において、振り分け部材はステージ板の後縁部に対して接離方向に可動自由に設置し、接近位置において入賞球を振り分け、離反位置において入賞球の振り分けを解除することを特徴としたパチンコ遊技機。
- 請求項5又は6の記載において、ステージ板の後縁部にはその中央部に向けて特定入賞口を、その左右に普通入賞口が臨むように連設させ、また振り分け部材には上記特定入賞口と普通入賞口に振り分ける仕切り突起部を備えて前記ステージ板上を転がり誘導される入賞球を該仕切り突起部によって上記個々の入賞口に向うルートに振分け誘導することを特徴としたパチンコ遊技機。
- 請求項6又は7の記載において、ステージ板の後縁部に対し接離方向に可動自由に設置される振り分け部材は動力源を上記ステージ板を揺動する動力源と共通にすることを特徴としたパチンコ遊技機。
- 請求項8の記載において、ステージ板と振り分け部材は動力源に対してそれぞれ異なる動力伝達手段を介挿して連動させると共に、同一又は異なる周期で連動可能にしてなることを特徴としたパチンコ遊技機。
- 請求項1乃至9の記載において、入賞室空間内にはステージ板の下方に前下りに傾斜する第2ステージ板を設置し、上記ステージ板の後縁部から落下する入賞球を該第2ステージ板上を前方に向け転がす一方、該第2ステージ板の前縁部に沿って並列状に特定入賞口と普通入賞口を臨ませてなることを特徴としたパチンコ遊技機。
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