JP2007243336A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画撮影時のスミアを抑制することが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】CCD型の固体撮像素子100を有する撮像装置5であって、多数の光電変換素子1及びVCCD2が形成された領域を受光領域とし、受光領域のうち、最大サイズの画像を得るために用いられる領域を最大受光領域3とし、動画撮影時、最大受光領域3の一部である動画撮影用受光領域Aにある光電変換素子1のみから信号を読み出す制御を行うCPU15と、動画撮影時、動画撮影用受光領域A以外の最大受光領域3のうち、動画撮影用受光領域Aにある光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2と共通のVCCD2に電荷が読み出される光電変換素子1が形成された領域の少なくとも一部を遮光する遮光部材16bとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、CCD型の固体撮像素子を備えた動画撮影機能を有する撮像装置に関する。
静止画像を撮影し記憶メディアに記録するデジタルカメラには、通常、動画像の撮影機能が搭載されている。斯かるデジタルカメラで動画像を撮影する場合、静止画像の撮影と異なり、高フレームレートで固体撮像素子から信号を読み出さなければならない。このため、例えば下記特許文献1の図5に記載されている様に、動画撮影時には固体撮像素子から得られる全信号を利用せずに、固体撮像素子の中央部分の狭い範囲にある光電変換素子からの信号のみを利用し、高速読み出しに対応できる様にしている。これを図7、図8を用いて説明する。
図7は一般的なCCD型固体撮像素子の平面模式図である。
図7に示す固体撮像素子は、シリコン基板上に正方格子状に配設された多数の光電変換素子1(図では一部にのみ符号を付してある)と、多数の光電変換素子1の各々から読み出された電荷を垂直方向Yに転送する多数個の垂直電荷転送部(VCCD)2(図では一部にのみ符号を付してある)と、VCCD2を転送されてきた電荷を垂直方向Yに直交する水平方向Xに転送する水平電荷転送部(HCCD)11aとを備える。
多数の光電変換素子1は、垂直方向Yにn個、水平方向Xにm個配列されており、n<mとなっている。又、多数の光電変換素子1には、黒レベル検出用やスミア補正用等の受光面が遮光された光電変換素子(オプティカルブラック(OB)素子)が含まれている。多数の光電変換素子1と多数個のVCCD2が形成されたシリコン基板上の領域を受光領域11とする。受光領域11の周辺部には、上述したOB素子が形成されている。このため、受光領域11にある多数の光電変換素子1のうち、OB素子を除く光電変換素子1が、この固体撮像素子で最大サイズの画像を得るために用いられる光電変換素子となる。受光領域11にある多数の光電変換素子1のうち、OB素子を除く光電変換素子1が形成された領域3のことを、以下では、最大受光領域3という。最大受光領域3のサイズは、その領域内のX方向に並ぶ光電変換素子1の数とY方向に並ぶ光電変換素子1の数で表すことができる。
図8は、図7に示す固体撮像素子にて動画撮影を行う場合の説明図である。静止画像を撮影する場合には、最大受光領域3にある全ての光電変換素子1からの信号を利用する。しかし、動画撮影の場合には、例えば1秒間に30フレームという高フレームレートで信号を固体撮像素子から読み出す必要があるため、最大受光領域3にある光電変換素子1のうちの一部の光電変換素子1(以下、動画撮影用光電変換素子1ともいう)から得られる信号のみを利用する。最大受光領域3のうち、動画撮影用光電変換素子1が形成された領域を動画撮影用受光領域Aという。動画撮影用受光領域Aは、例えば(X方向)m/3個×(Y方向)n/3個の光電変換素子1が形成された領域である。そして、動画撮影時には、動画撮影用受光領域A以外の領域B,C,D,Eにある光電変換素子1から得られた信号は読み捨てる様にしている。動画撮影用受光領域Aのサイズも、その領域内のX方向に並ぶ光電変換素子1の数とY方向に並ぶ光電変換素子1の数で表すことができる。
特開2004―289636号公報
動画撮影時には、動画撮影用受光領域A以外の動画像データ生成には不要な領域B,C,D,Eにも光が入射することになる。領域D,Eにある光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2は、動画撮影用受光領域Aにある光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2と共通ではないため、領域D,Eにある光電変換素子1に強い光が入射しても、スミアは発生しない。しかし、領域B,Cの一部にある光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2は、動画撮影用受光領域Aにある光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2と共通となっているため、領域B,Cの一部にある光電変換素子1に強い光が入射した場合には、スミアが発生してしまう。動画撮影用受光領域Aにある光電変換素子1に強い光が入ることによるスミアの発生を抑制することは困難であるが、領域B,Cが原因となるスミアに関しては、改善の余地があると考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、動画撮影時のスミアを抑制することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、多数の光電変換素子と、前記多数の光電変換素子の各々から得られた電荷を所定方向に転送する第一電荷転送部と、前記第一電荷転送部を転送された電荷を前記所定方向と交差する方向に転送する第二電荷転送部とを含むCCD型の固体撮像素子を有する撮像装置であって、前記多数の光電変換素子及び前記第一電荷転送部が形成された領域を受光領域とし、前記受光領域のうち、最大サイズの画像を得るために用いられる前記光電変換素子が形成された領域を最大受光領域とし、動画撮影時、前記最大受光領域にある光電変換素子の一部である動画撮影用光電変換素子のみから信号を読み出す制御を行う制御手段と、前記動画撮影時、前記最大受光領域にある前記動画撮影用光電変換素子を除く光電変換素子のうち、前記動画撮影用光電変換素子から電荷が読み出される前記第一電荷転送部と共通の前記第一電荷転送部に電荷が読み出される光電変換素子の少なくとも一部を遮光する遮光手段とを備える。
本発明の撮像装置は、前記動画撮影用光電変換素子が形成された動画撮影用受光領域と前記第二電荷転送部との間の前記最大受光領域のサイズが、前記動画撮影用受光領域のサイズ以上であり、前記動画撮影時、前記遮光手段が、前記動画撮影用受光領域と前記第二電荷転送部との間の前記最大受光領域にある光電変換素子を少なくとも遮光する。
本発明によれば、動画撮影時のスミアを抑制することが可能な撮像装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態を説明するための固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図である。図1において図7と同じ構成には同一符号を付してある。
図1に示す固体撮像素子100は、図7に示す固体撮像素子において、水平方向Xの光電変換素子1の数mと、垂直方向Yの光電変換素子1の数nとの関係を、n>mとした縦長の構成にした以外は、全て同じである。
図2は、図1に示す固体撮像素子100を搭載する撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示す図である。
図2に示すデジタルカメラ5は、後述する撮影レンズ10や絞り16aを含む撮影光学系16と、回転台40上に載置された図1に示す固体撮像素子100と、この両者の間に設けられた赤外線カットフィルタ13と、光学ローパスフィルタ14とを備える。
デジタルカメラ5の全体を統括制御するCPU15は、レンズ駆動部12を制御して撮影レンズ10の位置をフォーカス位置に調整し、絞り、シャッタ駆動部19を介し絞り16aの開口量を制御して露光量が適正露光量となるように調整する。
また、CPU15は、撮像素子駆動部20を介して固体撮像素子100を駆動することで各光電変換素子1からの信号の読み出しや読み捨て制御を行い、撮影レンズ10を通して撮像した被写体画像を色信号として出力させる。CPU15が行う固体撮像素子100からの信号読み出し制御と読み捨て制御とにより、最大受光領域3にある光電変換素子1のうち、動画撮影に用いる動画撮影用光電変換素子1及びこれらが形成された領域である動画撮影用受光領域Aの設定が行われる。
更に、CPU15には、操作部21を通してユーザの指示信号が入力され、CPU15はこの指示に従って各種制御を行うと共に、ユーザからの指示が静止画撮影指示か動画撮影指示かによって回転台40を回転させ、被写体に対する固体撮像素子100の姿勢を後述するように制御する。
デジタルカメラ5の電気制御系は、固体撮像素子100の出力に接続されたアナログ信号処理部22と、このアナログ信号処理部22から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路23とを備え、これらはCPU15によって制御される。
更に、このデジタルカメラ5の電気制御系は、フレームメモリ24に接続されたメモリ制御部25と、オフセット処理やホワイトバランス補正処理,ガンマ補正処理等を行うデジタル信号処理部26と、撮像画像をJPEG画像に圧縮したり圧縮画像を伸張したりする圧縮伸張処理部27と、着脱自在の記録媒体29が接続される外部メモリ制御部30と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部31が接続される表示制御部32とを備え、これらは、制御バス33及びデータバス34によって相互に接続され、CPU15からの指令によって制御される。
図3は、図1のデジタルカメラ5に対する固体撮像素子100の姿勢を示す図である。デジタルカメラ5の撮影レンズ10の背面側には固体撮像素子100が配置されるが、この固体撮像素子100は、上述した様に回転台40上に設置される。
ユーザが静止画像を撮影する場合には、CPU15は回転台40に指令を出力し、固体撮像素子100の姿勢を、図3(a)に示すように、横長のデジタルカメラ5の筐体に対して横長の姿勢で固定する。
図3(a)に示す状態で静止画撮影が行われ、固体撮像素子100の最大受光領域3にある光電変換素子1から得られた信号は、図2のフレームメモリ24内に取り込まれ、走査方向が縦方向(短辺方向)から横方向(長辺方向)に変換される。これにより、従来の横長の固体撮像素子から読み出された信号と同様の処理が可能となる。
ユーザが動画撮影をすべく操作部21から指示入力を行うと、CPU15は回転台40に回転指令を出力し、図3(b)に示す様に、横長のデジタルカメラ5の筐体に対して固体撮像素子100の姿勢を縦長配置とする。そして、CPU15は、縦長配置となった固体撮像素子100の動画撮影用光電変換素子1のみから信号を読み出す制御を行う。
これにより、図4に示す様に、固体撮像素子100の最大受光領域3の一部に動画撮影用受光領域Aが設定され、動画撮影用受光領域Aにある動画撮影用光電変換素子1から得られた信号が固体撮像素子100から出力され、他の領域B,C,D,Eにある光電変換素子1からの信号は読み捨てられる。
図5は、図2に示す撮影光学系16の概略構成を示す図である。
撮影光学系16は、2枚の撮影レンズ10と、2枚の撮影レンズ10の間にある絞り16aと、被写体側の撮影レンズ10と絞り16aとの間に配置された遮光部材16bとを備える。撮影レンズ10の後方に固体撮像素子100が配置されている。なお、説明を簡単にするため、図5では、撮影レンズ10と固体撮像素子100との間に配置された赤外線カットフィルタ13および光学ローパスフィルタ14をそれぞれ省いて図示している。
遮光部材16bは、光の透過を阻止する薄板状の金属や合成樹脂などからなり、動画撮影時に、最大受光領域3にある動画撮影用光電変換素子1を除く光電変換素子1のうち、動画撮影用光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2と共通のVCCD2に電荷が読み出される光電変換素子1の少なくとも一部を遮光する遮光手段として機能する。例えば、動画撮影時に図4に示すように動画撮影用受光領域Aが設定される場合、遮光部材16bによって領域B及び領域Cが遮光される。
遮光部材16bは、図2に示す遮光部材駆動部18により、その位置を制御される。遮光部材駆動部18は、CPU15によって制御される。遮光部材16bの位置は、図5に示すP1〜P5のような位置が考えられる。遮光部材16bは、動画撮影時以外は、遮光部材駆動部18により光路上から退避させられて、固体撮像素子100を遮光することはない。
この遮光部材16bにより、動画撮影時において、図4に示す領域B及び領域Cが遮光されるため、領域B,C,D,Eにある光電変換素子1のうち、動画撮影用光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2と共通のVCCD2に電荷が読み出される光電変換素子1に光が入射されることはない。この結果、動画撮影用受光領域A以外の受光領域3に入射した不要な光が原因で発生するスミアを抑制することができる。尚、領域B,Cにある光電変換素子1のうち、動画撮影用光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2と共通のVCCD2に電荷が読み出される光電変換素子1の一部を遮光するだけでも、効果は薄いがスミア抑制効果を得ることができる。
尚、動画撮影用受光領域Aを図6に示すように設定することも可能である。図6の例では、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3のサイズが、動画撮影用受光領域Aのサイズ以上となるように設定している。例えば、動画撮影用受光領域Aにある動画撮影用光電変換素子1の数を(X方向)640×(Y方向)480とすると、領域Cのうち、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の領域にある光電変換素子1の数が(X方向)640以上×(Y方向)480以上となるように、動画撮影用受光領域Aの位置やサイズを設定する。そして、動画撮影時、遮光部材16bが領域Cを遮光するように、遮光部材駆動部18が遮光部材16bを制御する。このようにした場合でも、動画撮影用受光領域A以外の領域に入射した不要な光が原因で発生するスミアを抑制することができる。又、このようにした場合には、固体撮像素子100がフレームインターライン型の固体撮像素子と同じような構成となる。このため、撮像素子駆動部20によって、フレームインターライン型の固体撮像素子の駆動と同様の駆動を固体撮像素子100に適用することで、スミアをより抑制することができる。
図6に示すように動画撮影用受光領域Aを設定した場合には、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3にある光電変換素子1を少なくとも遮光していれば、フレームインターライン(FIT)型の固体撮像素子と同じような駆動を適用することが可能である。
次に、動画撮影時に固体撮像素子100を図3(b)に示すような姿勢にすることの利点について説明する。
固体撮像素子100の最大受光領域3に例えば(X方向)4000×(Y方向)3000の光電変換素子1があり、動画撮影用受光領域Aに(X方向)2000×(Y方向)1125の光電変換素子1がある場合、読み捨て対象となる領域D,EのX方向の光電変換素子1の数は4000−2000=2000となる。
領域B,Cから読み出された電荷は、例えばVCCD2とHCCD11aとの間の接続部分に設けた廃棄箇所で固体撮像素子100のシリコン基板側に廃棄することができるため、高速の読み捨てが可能である。これに対し、領域D,Eから読み出された電荷を上記の廃棄箇所で同様に廃棄してしまうと、動画撮影用受光領域Aから読み出された電荷も一緒に廃棄されてしまう。そこで、領域D,Eから読み出された電荷は、VCCD2からHCCD11aに転送し、HCC11aを転送させた後にしか、廃棄できない。このため、不要電荷の廃棄に要する時間の大部分は、HCCD11aに沿う方向の領域D,Eの光電変換素子1の数が大きくかかわることになる。
固体撮像素子100の最大受光領域3に、例えば(X方向)3000×(Y方向)4000の光電変換素子1があり、動画撮影用受光領域Aに(X方向)2000×(Y方向)1125の光電変換素子1がある場合、読み捨て対象となる領域D,EのX方向の光電変換素子1の数は3000−2000=1000となる。
つまり、固体撮像素子100を縦長の構成にすることで、横長の構成にした場合よりも高速に不要電荷の読み捨てができ、余った時間を動画撮影用受光領域Aからの信号の読み出しに振り替えることが可能となる。このため、高解像度の固体撮像素子100からでも高フレームレートで動画像データを読み出すことができ、高解像度の動画像の撮影が容易となる。
尚、以上の説明では、固体撮像素子100を、一般的ではない縦長の構成とし、これを動画撮影時と静止画撮影時とで回転させて用いているが、従来からある図7に示すような横長の固体撮像素子を搭載するデジタルカメラにおいても、上述した遮光手段を設けることで、スミアを抑制することが可能である。
つまり、図8に示すような構成の固体撮像素子を搭載する撮像装置において、動画撮影時に、領域B,Cのうち、動画撮影用光電変換素子1から電荷が読み出されるVCCD2と共通のVCCD2に電荷が読み出される光電変換素子1の少なくとも一部を遮光する遮光手段を設けた構成とすれば良い。
又、図8に示すような構成の固体撮像素子を搭載する撮像装置において、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3のサイズが、動画撮影用受光領域Aのサイズ以上となるように設定し、動画撮影時、遮光手段が、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3にある光電変換素子1を少なくとも遮光するようにすれば、FIT型の固体撮像素子と同様の駆動を適用することができる。
動画撮影時に固体撮像素子100を図3(b)に示すような姿勢にすることで、次のような利点もある。
固体撮像素子100の最大受光領域3に例えば(X方向)2000×(Y方向)3000の光電変換素子1があり、動画撮影用受光領域Aに(X方向)1000×(Y方向)1500の光電変換素子1がある第一の構成と、固体撮像素子100の最大受光領域3に例えば(X方向)3000×(Y方向)2000の光電変換素子1があり、動画撮影用受光領域Aに(X方向)1000×(Y方向)1500の光電変換素子1がある第二の構成とを比較する。
第二の構成では、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3において、光電変換素子1がY方向に2000−1500=500個しかない。このため、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3のサイズが動画撮影用受光領域Aのサイズ以上となるように設定することができない。これに対し、第一の構成によれば、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3において、光電変換素子1がY方向に3000−1500=1500個ある。このため、動画撮影用受光領域AとHCCD11aとの間の最大受光領域3のサイズを動画撮影用受光領域Aのサイズと同じにすることができる。このように、固体撮像素子100を縦長配置にすることで、横長配置ではできなかった、フレームインターライン型の固体撮像素子と同じような駆動を適用することが可能となり、スミア抑制効果を向上させることができる。
尚、上述した実施形態では、固体撮像素子100を姿勢変更手段である回転台40に載せ、静止画像の撮影か動画像の撮影かによって光学中心を中心として回転台40を回転させ、動画撮影時に固体撮像素子100を縦長姿勢としたが、回転台40の構成はどのようなものでもよく、また、光学中心から外れた位置を中心として固体撮像素子100を含む光学系全体の姿勢を90度回転移動させる回転台を用いてもよい。更に、固体撮像素子100の姿勢をデジタルカメラ5に対して固定設置し、回転台40を設ける代わりに、動画撮影時に固体撮像素子100の姿勢が縦長姿勢になっていないときこれを例えば重力方向を検知するセンサで知り、ユーザに対して警告する構成を設けてもよい。
本発明の実施形態を説明するための固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図。 図1に示す光電変換素子を搭載する撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示す図。 図1のデジタルカメラに対する固体撮像素子の姿勢を示す図。 図1に示すデジタルカメラにおける動画撮影用受光領域Aの設定例を示す図 図2に示す撮影光学系の概略構成を示す図。 図1に示すデジタルカメラにおける動画撮影用受光領域Aの設定例を示す図 一般的なCCD型固体撮像素子の平面模式図。 図7に示す固体撮像素子にて動画撮影を行う場合の説明図
符号の説明
1 光電変換素子
2 VCCD
3 最大受光領域
11 受光領域
11a HCCD
5 デジタルカメラ
16a 絞り
16b 遮光部材
100 固体撮像素子

Claims (2)

  1. 多数の光電変換素子と、前記多数の光電変換素子の各々から得られた電荷を所定方向に転送する第一電荷転送部と、前記第一電荷転送部を転送された電荷を前記所定方向と交差する方向に転送する第二電荷転送部とを含むCCD型の固体撮像素子を有する撮像装置であって、
    前記多数の光電変換素子及び前記第一電荷転送部が形成された領域を受光領域とし、
    前記受光領域のうち、最大サイズの画像を得るために用いられる前記光電変換素子が形成された領域を最大受光領域とし、
    動画撮影時、前記最大受光領域にある光電変換素子の一部である動画撮影用光電変換素子のみから信号を読み出す制御を行う制御手段と、
    前記動画撮影時、前記最大受光領域にある前記動画撮影用光電変換素子を除く光電変換素子のうち、前記動画撮影用光電変換素子から電荷が読み出される前記第一電荷転送部と共通の前記第一電荷転送部に電荷が読み出される光電変換素子の少なくとも一部を遮光する遮光手段とを備える撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記動画撮影用光電変換素子が形成された動画撮影用受光領域と前記第二電荷転送部との間の前記最大受光領域のサイズが、前記動画撮影用受光領域のサイズ以上であり、
    前記動画撮影時、前記遮光手段が、前記動画撮影用受光領域と前記第二電荷転送部との間の前記最大受光領域にある光電変換素子を少なくとも遮光する撮像装置。
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