JP2007241785A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇し、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降することにより、消費電力を低減できるデータ処理装置を提供する。
【解決手段】メモリ制御回路4、複数の遅延回路を含むクロック制御回路11などを有するデータ処理装置において、メモリ5に対するデータ転送リクエストを検出したらデータ処理回路(復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3)に供給するクロックを高い方に切り換え、一定期間検出しなかったらクロックを低い方に切り換えることにより、データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇させ、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降させる。さらに、クロック切り換えは、各データ処理回路からのデータ転送リクエストの組み合わせにより段階的に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理装置の動作クロック切り換え制御に適用して有効な技術に関するものである。
例えば、同期回路で構成されたデータ処理装置においては、クロック信号に同期して自己に供給されるデータ入力信号の取り込み動作を行う種々の機能回路ブロックが含まれており、通常、これらの機能回路ブロックには常時一定のクロック信号が供給されるように構成される。しかし、回路規模が大きくなり動作速度が上昇してくると、クロック信号が常時一定に入力されていることだけで大きな電力が消費されるようになる。
そこで、特許文献1では、複数のCPUを備えるマルチプロセッサシステムにおいて、プロセッサバスを監視することで個々のCPUの動作状態を検出するプロセッサバス監視部と、システムの負荷状態を監視するシステム状態監視部とを設け、キー入力待ちなどのために特定のCPUに対する負荷が少ない状態が続くと、そのことがプロセッサバス監視部などによってシステム状態制御部に通知され、システム状態制御部はクロック切り換え部に指令して、当該CPUへ供給するクロックを低い周波数に切り換える技術を開示している。
また、特許文献2では、PCIバス使用要求およびコマンド実行要求を監視して、今後のPCIバス使用見込みの有無を事前に検出し、上記の検出結果に基づいて「PCIバスがアイドル状態であり、かつ当面はどのPCIデバイスもPCIバスを使用する見込みがない」と判断して切り換えることにより、コンピュータシステムの正常動作およびシステム性能の確保を保障した上で、当該コンピュータシステム全体の消費電力を低減させる技術を開示している。
特開平8−6681号公報 特開2002−7316号公報
ところで、一般に、データ処理装置は、アイドル状態以外では一定のクロック周波数で動作させるが、動作状態でも必要に応じてクロック周波数を上下させることが可能な場合もある。例えば、光ディスク記録再生装置ではデータ処理にメモリを使用することが一般的であるが、ディスク記録再生の倍速によってメモリに必要なバンド幅が大きく異なり、高倍速記録再生では必要なバンド幅が低倍速記録再生では過剰なバンド幅となる場合があるため、低倍速記録再生時にクロック周波数を下げてバンド幅を抑えれば、さらに消費電力の低下が期待できる。
そこで、本発明の目的は、上記した課題を解決し、データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇し、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降することにより、消費電力を低減できるデータ処理装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明のデータ処理装置では、以下のような技術手段を採用する。すなわち、メモリに対するデータ転送リクエスト(データ転送要求信号)を検出したらデータ処理回路に供給するクロックを高い方に切り換え、一定期間検出しなかったらクロックを低い方に切り換えることにより、データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇させ、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降させる。さらに、クロック切り換えは、各データ処理回路からのデータ転送リクエストの組み合わせにより段階的に行う。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、データ処理装置内のデータ転送リクエストの組み合わせに基づいて、データ処理装置内でクロック周波数の変更を行うことができるので、データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇させ、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降させるため、消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
以下、本発明をDVD(Digital Versatile Disc)再生ドライブのデータ処理装置に適用した場合の各実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態であるデータ処理装置を示すブロック図である。本実施の形態のデータ処理装置は、復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3、メモリ制御回路4、メモリ5、クロック発振回路6、分周回路7、マルチプレクサ8,9,10、クロック制御回路11などから構成される。
復調回路1は、入力されたデータin_dataを8/16復調し、メモリ制御回路4を介してメモリ5に書き込むデータ処理回路である。
誤り訂正回路2は、メモリ5に書き込まれたデータをメモリ制御回路4を介して読み出し、誤り訂正を施したデータをメモリ5に書き込むデータ処理回路である。
ホストI/F回路3は、誤り訂正が施されたデータをメモリ制御回路4を介してメモリ5から読み出し、スクランブルを解いてホストコンピュータに出力(out_data)するデータ処理回路である。
メモリ制御回路4は、復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3からのデータ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqに応じてデータ転送アクノリッジdem_dack,ecc_dack,ata_dackを出力し、メモリ5に対してデータ入出力を行う。
クロック発振回路6は、データ処理装置を動作させるクロックsourceを出力する。
分周回路7は、クロック発振回路6から出力されたクロックを1/2,1/4,1/8に分周する。source/2,source/4,source/8は分周回路7から出力される1/2,1/4,1/8の分周クロックを示す。clockはマルチプレクサ8,9,10により選択されたクロックである。
マルチプレクサ8,9,10は、クロック制御回路11の出力のクロック切り換え信号sel0,sel1,sel2によりクロック発振回路6からのクロック出力、および分周回路7からのクロック出力を選択して出力する。
クロック制御回路11は、データ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqに応じてクロック切り換え信号sel0,sel1,sel2を介してマルチプレクサ8,9,10を制御し、最適な動作クロックclockを選択する。クロック切り換え信号sel2=“H”の時はclock=sourceが選択され、sel2=“L”かつsel1=“H”の時はclock=source/2、sel2=sel1=“L”かつsel0=“H”の時はclock=source/4、sel2=sel1=sel0=“L”の時はclock=source/8が選択される。
復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3からデータ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqが出力されると、メモリ制御回路4はデータ転送アクノリッジdem_dack,ecc_dack,ata_dackを出力し、メモリ5に対してデータ入出力を行う。これらのデータ転送リクエストに応じて、クロック制御回路11がその時々のデータ処理装置に最適な動作クロックを選択することができる。
図2は、図1のクロック制御回路11の詳細を示すブロック図である。クロック制御回路11は、遅延回路20,21,22、OR回路23、AND回路24などから構成される。
遅延回路20,21,22は、各々データ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqの立ち下がりエッジを遅延させる。遅延回路20,21,22は、シフトレジスタとOR回路で構成でき、シフトレジスタの段数を変えることにより各々に最適な遅延量を与えることができる。最適な遅延量とは、例えばデータ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqが一定周期で出力されている間は遅延回路の出力が“L”に落ちない程度の遅延量である。
遅延回路20,21,22の各出力dem_dly,ecc_dly,ata_dlyは、各々データ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqの立ち上がりエッジを検出すると直ぐに“H”になるが、立ち下りエッジを検出しても遅延回路により決まる一定時間は“L”にならない。
遅延回路20の出力dem_dlyはsel0としてマルチプレクサ8に出力される。遅延回路21の出力ecc_dlyと遅延回路22の出力ata_dlyはOR回路23とAND回路24に入力され、OR回路23の出力はsel1としてマルチプレクサ9に出力される。また、AND回路24の出力はsel2としてマルチプレクサ10に出力される。これにより、ecc_dlyとata_dlyのどちらかが“H”の時、sel1が“H”になり、ecc_dlyとata_dlyが共に“H”の時、sel2が“H”になる。
図3は、図2の遅延回路20の詳細を示すブロック図である。遅延回路20は、Dフリップフロップ30,31,32、OR回路33などから構成される。遅延回路21,22も同様の構成である。
Dフリップフロップ30,31,32は、直列に接続されてシフトレジスタを構成している。
OR回路33は、Dフリップフロップ30,31,32の出力の論理和を出力することにより、データ転送リクエストdem_dreqの立ち下がりエッジを遅延させることができる。
次に、本発明の第1の実施の形態であるデータ処理装置の動作をタイミングチャートで説明する。DVDは、1ブロック(32kバイト)単位でデータ処理が行われる。図4は、DVD2ブロック分のデータ処理のタイミングチャートであり、図1、図2のクロック制御回路11の入出力信号と内部信号、および選択されたデータ処理クロックを示す。
dem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqは、復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3からのデータ転送リクエストである。dem_dly,ecc_dly,ata_dlyは、復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3からのデータ転送リクエストの立ち下がりのみを遅延した信号である。sel0,sel1,sel2はクロック選択信号であり、clockはクロック発振回路6の出力souceの1/8,1/4,1/2,1/1のどれがデータ処理クロックとして選択されているかを示す。
復調データ転送、誤りデータ転送、ホストI/Fデータ転送は、各々DVDのブロック0、ブロック1のデータを処理中であることを示す。例えば、block0−demは、復調回路1がブロック0のデータを処理中であることを示す。ブロック0の復調データがメモリ5に格納されると、次にブロック0のデータに対して誤り訂正が行われ、誤り訂正が完了すると、ホストからの要求に応じてブロック0のデータがスクランブルを解かれて出力されるという処理手順となる。
復調回路1は、入力されたデータを8/16復調して出力するため、ディスクの回転速度に応じた一定周期でデータ転送リクエストが発生する。誤り訂正は、1ブロック分のデータがメモリに格納されてから行われるため、誤り訂正回路2はメモリ5に1ブロック分格納毎に集中的にデータ転送リクエストが発生する。また、ホストI/F回路3は、ホストコンピュータからの要求に応じてデータ転送リクエストが発生する。なお、各データ転送リクエストが同時に発生した場合の各データ転送アクノリッジの出力選択方法は、何種類かあるが、ここではdem_dreq>ecc_dreq>ata_dreqのように優先順位が決められているものとする。なお、図4では1ブロック分のデータ転送回数を簡略化して4回としているが、実際のデータ処理装置のデータ転送回数はこれに限定されるものではなく、通常は4回より多い。
タイミング1では、各ブロックからのデータ転送リクエストがなく、データ処理クロックclockは最低周波数である1/8が選択されている。
タイミング2では、データ転送リクエストdem_dreqが“H”となり、復調回路からデータ転送が要求されている。この時、dem_dlyも“H”となる。データ転送リクエストが承認されると、dem_dreqが“L”となるが、dem_dlyは前述の遅延回路により“H”のままとなる。dem_dlyが“H”になったことにより、クロック選択信号sel0も“H”になり、データ処理クロックは1/4にアップする。この状態で、復調回路はデータ処理およびメモリ制御回路とのデータ転送を行う。
タイミング3では、データ転送リクエストecc_dreqが“H”となり、誤り訂正回路からデータ転送が要求されている。この時、ecc_dlyも“H”となる。データ転送リクエストが承認されると、ecc_dreqが“L”となるが、ecc_dlyは前述の遅延回路により“H”のままとなる。ecc_dlyが“H”になったことにより、クロック選択信号sel1も“H”になり、データ処理クロックは1/2にアップする。この状態で、誤り訂正回路および復調回路はデータ処理およびメモリ制御回路とのデータ転送を行う。
タイミング4では、データ転送リクエストata_dreqが“H”となり、ホストI/F回路からデータ転送が要求されている。この時、ata_dlyも“H”となる。データ転送リクエストが承認されると、ata_dreqが“L”となるが、ata_dlyは前述の遅延回路により“H”のままとなる。ata_dlyは“H”になったが、逆にecc_dlyが“L”となったことにより、クロック選択信号sel2は“H”にならず、データ処理クロックはアップせずに1/2を維持する。この状態で、ホストI/F回路および復調回路はデータ処理およびメモリ制御回路とのデータ転送を行う。
タイミング5では、再びデータ転送リクエストecc_dreqが“H”となり、誤り訂正回路からデータ転送が要求されている。この時、ecc_dlyも“H”となる。ata_dreqに加えてecc_dlyが“H”になったことにより、クロック選択信号sel2が“H”になり、データ処理クロックは最大周波数である1にアップする。この状態で、誤り訂正回路、ホストI/F回路および復調回路はデータ処理およびメモリ制御回路とのデータ転送を行う。
タイミング6では、データ転送リクエストecc_dreqが“L”になっていることにより、ecc_dlyも“L”になり、クロック選択信号sel2が“L”になり、データ処理クロックは1/2にダウンする。この状態で、ホストI/F回路はデータ処理およびメモリ制御回路とのデータ転送を行う。
タイミング7では、データ転送リクエストata_dreqが“L”になっていることにより、ata_dlyも“L”になり、クロック選択信号sel1が“L”になる。既にdemo_dlyが“L”になっていることにより、クロック選択信号sel0も“L”であるため、データ処理クロックは最低周波数である1/8にダウンする。
以上により、本発明の第1の実施の形態では、データ転送リクエストを検出したらデータ処理クロックを高い方に切り換え、一定期間検出しなかったらクロックを低い方に切り換えることにより、データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇させ、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降させる。クロック切り換えは、復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3の各データ処理回路からのデータ転送リクエストの組み合わせにより段階的に行うため、常に必要十分なクロックを選択し、消費電力を低減することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態であるデータ処理装置のクロック制御回路を示すブロック図である。本実施の形態のクロック制御回路50は、遅延回路20,21,22、OR回路51、AND回路52,53,54、OR回路55、AND回路56などから構成される。第1の実施の形態と同一な個所は説明を省略する。
クロック制御回路50は、データ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqに応じてクロック切り換え信号sel0,sel1,sel2を介してマルチプレクサを制御し、最適な動作クロックclockを選択する。
OR回路51において、遅延回路20,21,22の出力dem_dly,ecc_dly,ata_dlyはOR回路51に入力され、出力はsel0としてマルチプレクサ8に出力される。
AND回路52,53,54において、dem_dlyとecc_dlyはAND回路52に入力され、dem_dlyとata_dlyはAND回路53に入力され、ecc_dlyとata_dlyはAND回路54に入力される。さらに、AND回路52,53,54の出力はOR回路55に入力され、出力はsel1としてマルチプレクサ9に出力される。
AND回路56において、dem_dly,ecc_dly,ata_dlyはAND回路56に入力され、出力はsel2としてマルチプレクサ10に出力される。これにより、dem_dly,ecc_dly,ata_dlyのどれか1つが“H”の時にsel0が“H”になり、どれか2つが“H”の時にsel1が“H”になり、全てが“H”の時にsel2が“H”になる。
よって、データ処理クロックはdem_dly,ecc_dly,ata_dlyの全てが“L”の時に最低周波数である1/8になり、どれか1つが“H”の時に1/4になり、どれか2つが“H”の時に1/2になり、全てが“H”の時に最大周波数である1になる。
以上により、本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、データ転送リクエストを検出したらデータ処理クロックを高い方に切り換え、一定期間検出しなかったらクロックを低い方に切り換えることにより、データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇させ、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降させる。クロック切り換えは、各データ処理回路からのデータ転送リクエストの組み合わせにより段階的に行うため、常に必要十分なクロックを選択し、消費電力を低減することができる。
また、第1の実施の形態では各データ処理回路からのデータ転送リクエストは同列扱いではなく、メモリに対してまず復調回路1がデータ転送を行い、次に誤り訂正回路2、最後にホストI/F回路3というDVDの一連のデータ処理に適合したものであったのに対し、第2の実施の形態では各データ処理回路からのデータ転送リクエストを同列に扱うことができるため、各データ処理回路からのデータ転送に特に順番がないような、ランダムなデータ転送リクエストにも対応することができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態であるデータ処理装置を示すブロック図である。本実施の形態のデータ処理装置は、復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3、メモリ制御回路60、メモリ5、クロック発振回路6、分周回路7、マルチプレクサ8,9,10、クロック制御回路61などから構成される。第1の実施の形態と同一な個所は説明を省略する。
メモリ制御回路60は、復調回路1、誤り訂正回路2、ホストI/F回路3からのデータ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqに応じてデータ転送アクノリッジdem_dack,ecc_dack,ata_dackを出力し、メモリ5に対してデータ入出力を行う。また、メモリ5のリフレッシュ実行中を示す信号refreshをクロック制御回路に出力する。
クロック制御回路61は、データ転送リクエストdem_dreq,ecc_dreq,ata_dreq、およびメモリリフレッシュ実行中を示す信号refreshを監視してマルチプレクサを制御し、最適な動作クロックを選択する。
図7は、図6のクロック制御回路61の詳細を示すブロック図である。クロック制御回路61は、遅延回路20,21,22、AND回路71,72,73、AND回路74,75,76、RSフリップフロップ77,78,79、OR回路80、AND回路81などから構成される。第1の実施の形態と同一な個所は説明を省略する。
AND回路71,72,73において、遅延回路20,21,22の出力dem_dly,ecc_dly,ata_dlyはAND回路71,72,73に入力され、論理積出力はRSフリップフロップ77,78,79のセット信号として入力される。
AND回路74,75,76において、遅延回路20,21,22の出力dem_dly,ecc_dly,ata_dlyは反転されてAND回路74,75,76に入力され、論理積出力はRSフリップフロップ77,78,79のリセット信号として入力される。
RSフリップフロップ77,78,79において、セット信号“H”入力により出力が“H”となり、リセット信号“H”入力により出力が“L”となる。
遅延回路20,21,22の各出力dem_dly,ecc_dly,ata_dlyは、各々dem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqの立ち上がりエッジを検出すると直ぐに“H”になるが、立ち下がりエッジを検出しても遅延回路により決まる一定時間は“L”にならない。
RSフリップフロップ77,78,79の各出力dem_dly2,ecc_dly2,ata_dly2は、各々dem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqが“H”になった後のrefreshが“H”になるタイミングで“H”となる。また、各々dem_dreq,ecc_dreq,ata_dreqが“L”になった後、遅延回路により決まる一定時間後のrefresh“H”のタイミングで“L”となる。
以上により、本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、データ転送リクエストを検出したらデータ処理クロックを高い方に切り換え、一定期間検出しなかったらクロックを低い方に切り換えることにより、データ処理能力アップが必要な時だけクロック周波数を上昇させ、データ処理能力アップが必要なくなるとクロック周波数を下降させる。クロック切り換えは、各データ処理回路からのデータ転送リクエストの組み合わせにより段階的に行うため、常に必要十分なクロックを選択し、消費電力を低減することができる。
さらに、第3の実施の形態では、メモリリフレッシュ実行中を示す信号refreshを監視して、メモリリフレッシュ実行中にのみクロックを切り換えるため、データ転送途中でのクロック切り換えが発生せず、クロック切り換えによるデータ転送エラーが発生する危険性を回避することができる。
なお、第3の実施の形態では、メモリ制御回路からメモリリフレッシュ実行中を示す信号refreshをクロック制御回路に入力しているが、メモリ制御回路からクロック制御回路に各データ転送の終了タイミングを入力しても良く、この場合にも同様に、データ転送途中でのクロック切り換えが発生せず、データ転送エラーが発生する危険性を回避することができる。
上記各実施の形態では、本発明をDVD再生ドライブのデータ処理装置に適用した場合を例として説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えばDVD記録ドライブ、DVD記録再生ドライブのデータ処理装置などのように、その主旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができるものである。
本発明は、DVD再生ドライブ、DVD記録ドライブ、DVD記録再生ドライブのデータ処理装置などのように、このデータ処理装置の動作クロック切り換え制御に適用して有効である。
本発明の第1の実施の形態であるデータ処理装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であるデータ処理装置のクロック制御回路を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であるデータ処理装置の遅延回路を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であるデータ処理装置の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態であるデータ処理装置のクロック制御回路を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態であるデータ処理装置を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態であるデータ処理装置のクロック制御回路を示すブロック図である。
符号の説明
1…復調回路、2…誤り訂正回路、3…ホストI/F回路、4…メモリ制御回路、5…メモリ、6…クロック発振回路、7…分周回路、8,9,10…マルチプレクサ、11…クロック制御回路、20,21,22…遅延回路、23…OR回路、24…AND回路、30,31,32…Dフリップフロップ、33…OR回路、50…クロック制御回路、51…OR回路、52,53,54…AND回路、55…OR回路、56…AND回路、60…メモリ制御回路、61…クロック制御回路、71,72,73…AND回路、74,75,76…AND回路、77,78,79…RSフリップフロップ、80…OR回路、81…AND回路。

Claims (4)

  1. 複数のデータ処理回路からのメモリに対するデータ転送要求信号に基づきデータ転送を制御するメモリ制御回路と、前記データ転送要求信号を後方に引き伸ばす複数の遅延回路と、前記複数の遅延回路の出力の組み合わせによりデータ処理装置の動作クロックを切り換えるクロック制御回路を有し、
    前記データ転送要求信号を検出したら前記動作クロックを高い方に切り換え、一定期間前記データ転送要求信号を検出しなかったら前記動作クロックを低い方に切り換えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1記載のデータ処理装置において、
    前記クロック制御回路は、前記遅延回路の出力の、論理積を行うAND回路と、論理和を行うOR回路を有し、前記遅延回路と前記AND回路と前記OR回路の出力により前記動作クロックを切り換えることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1記載のデータ処理装置において、
    前記クロック制御回路は、複数の前記データ転送要求信号の検出された信号数により前記動作クロックの周波数を切り換えることを特徴とするデータ処理装置。
  4. 複数のデータ処理回路からのメモリに対するデータ転送要求信号に基づきデータ転送を制御するメモリ制御回路と、前記データ転送要求信号を後方に引き伸ばす複数の遅延回路と、前記複数の遅延回路の出力の組み合わせによりデータ処理装置の動作クロックを切り換えるクロック制御回路を有し、
    前記データ転送要求信号を検出したら前記メモリに対するリフレッシュ実行のタイミングで前記動作クロックを高い方に切り換え、一定期間前記データ転送要求信号を検出しなかったら前記メモリに対するリフレッシュ実行のタイミングで前記動作クロックを低い方に切り換えることを特徴とするデータ処理装置。
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