JP3698662B2 - デジタル情報再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−ROM、DVD、MO等の光ディスク、その他HDD等の記録媒体に記録されたデータの再生を行なうデジタル情報再生装置に関し、より詳細には、データの再生を行なう際にクロックを能動的に変更し、誤り訂正処理に掛かる時間を最適化し、データの信頼性を保ちつつ消費電力を低減させるデジタル情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のデジタル情報再生装置において記録媒体に記録されるデータには、記録媒体から再生時のエラーに対応するために、一般的に誤り訂正符号(ECC:Error Correction Code)、誤り検出符号(EDC:Error Detection Code)等のパリティが冗長データとして加えられる。再生時、これらの冗長データから誤りを検出・訂正処理を行なうことで、データの信頼性を上げ、デジタル情報再生装置としての機能を果たすことが可能となっている。
【0003】
一般的なデジタル情報再生装置にて再生される記録媒体に記録されているデータについて図6を用いて説明する。まず、記録の対象となる元のユーザーデータはある単位のデータ数を単位として処理される。ここで、図6(a)に示すように2048バイト(1セクタ)の単位でまとめる。このユーザデータに図6(b)に示すようにセクタ番号を示すID、誤り検出符号EDCが付加され、同時にスクランブル処理などが施され、2064バイトのデータとなり、これを172バイト×12ラインに並べる。この1セクタ分のデータを図6(c)に示すように16セクタ分をまとめ、172バイト×192(12×16)ラインの行列状に配置した33024バイトのデータ(1クラスタ)を構成する。これをデータシンボルとし、縦方向と横方向で異なる誤り訂正符号によりパリティが生成され積符号として付加される。
【0004】
まず、縦方向(アウター方向)のそれぞれ192バイトに対して外符号用のアウターパリティPOが16バイト付加される。これを172符号分繰り返し行なう。続いて、横方向(インナー方向)のそれぞれ172バイトに対して内符号用のインナーパリティPIが10バイト付加される。これを208符号分繰り返し行なう。それぞれの誤り訂正符号として、バイト単位の誤り訂正が可能なリード・ソロモン(RS)符号が用いられることが多い。
【0005】
結果として、図6(d)に示すように182バイト×208バイトで37856バイトの積符号構成となるデータが生成される。これを1ECC分のデータとする。1ECC分のデータはバーストエラーに対応するためインターリーブ処理が施され、記録のための変調処理を行ない、再生同期信号が91バイト毎に付加されてディスク等の記録媒体に記録されている。
【0006】
一般的なデジタル情報再生装置を図7と図8を用いて説明する。ディスク等の記録媒体1からピックアップ2を通して再生された信号は再生同期信号に同期して復調回路3にて91バイトのデジタルデータに復調される。ここで再生側のクロックCHA_CLKと誤り訂正側のクロック生成回路10で作られたクロックECC_CLKとのデータの乗り換えがFIFO8にて行われ、メモリ制御回路4を通してメモリ5に格納される。これを繰り返し、1ECC分のデータがメモリ5に格納される。この時、インターリーブの解除が同時に行われる。
【0007】
復調回路3では再生同期信号から1ECCの間隔を示すECCトリガ信号を生成して各回路に供給する。誤り訂正回路6はこのECCトリガ信号を開始信号とし、その前に復調回路3によりメモリ5に格納されている1ECC分の誤り訂正処理を行なう。1ECC分誤り訂正処理は2つの方向にRS符号が付加された積符号では、各方向の符号に対する誤り訂正処理を繰り返し行なっている。
【0008】
まず、インナー系列の符号に対して、誤り訂正処理が順次実行される。インナー系列の182バイトの符号はそれぞれ10バイトのインナーパリティPIが付加されているので、5バイトまでの誤りを検出し、訂正できる。誤り訂正回路6はメモリ制御回路4に1つのインナー系列のデータ182バイトのデータをメモリ5から読み出すことを要求する。読み出されたデータは誤り訂正回路6に入力され、誤りが検出される。誤りがあった場合はメモリ制御回路4に対してデータの訂正要求を行う。データの訂正要求を受けたメモリ制御回路4では対応するデータをメモリ5から読み出し、訂正後のデータをメモリ5に書き込む。誤り訂正回路6は同様の処理を全てのインナー系列の208符号に対して行う。
【0009】
続いて、アウター系列の符号に対して、誤り訂正処理が順次実行される。アウター系列の208バイトの符号はそれぞれ16バイトのアウターパリティPOが付加されているので、8バイトまでの誤りを検出し、訂正できる。
【0010】
誤り訂正回路6はメモリ制御回路4に1つのアウター系列のデータ208バイトのデータをメモリ5から読み出すことを要求する。読み出されたデータは誤り訂正回路6に入力され、誤りが検出される。誤りがあった場合はメモリ制御回路4に対してデータの訂正要求を行う。データの訂正要求を受けたメモリ制御回路4では対応するデータをメモリ5から読み出し、訂正後のデータをメモリ5に書き込む。誤り訂正回路6は同様の処理を全てのアウター系列の182符号に対して行う。
【0011】
このような訂正処理(図9参照)を、各系列の一連の誤り訂正処理を交互に繰り返し行なうことで誤りが訂正される。各系列の一連の訂正処理の繰り返し回数が多いほど、多くの誤りを訂正することができる。
【0012】
セクタ処理回路7ではECCトリガ信号を開始信号とし、その前に誤り訂正回路6により訂正されメモリ5に格納されている1ECC分のデータから誤り訂正パリティPO,PIを除くデータをある単位での読み出しをメモリ制御回路4に対し順次要求する。この単位は例えば172バイトのデータ毎に行い、1セクタ読み出しには12回の読みだし処理の繰り返しで行われる。読み出されたデータからセクタ毎にIDの検出を行い、EDCを用いたセクタ毎の誤り検出、スクランブル解除を行う。ここで誤り訂正側のクロックECC_CLKとシステム側のクロックSYS_CLKとのデータの乗り換えがFIFO9にて行われ、後に続くシステムにデータが渡される。
【0013】
ここで、これらの再生処理のメモリ5の使われ方とタイミングを図10と図11を用いて説明する。メモリ5は復調回路3、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7からの要求を処理するために図10に示すように3つのECC分のデータを格納できる領域を持ち、パイプライン形態で用いることでメモリアクセスの衝突が起きない様にしている。
【0014】
図11の(1)のECC処理時間内に再生されたデータは復調回路3からメモリ制御回路4を通してメモリ5のMEMlの領域に書き込まれる。次の(2)のECC処理時間では復調回路3からのデータはメモリ5のMEM2領域に書き込まれる。その間の誤り訂正処理回路6からのデータの読みだし、データ訂正処理はMEMlの領域に対して行われる。ここで、誤り訂正処理はインナー訂正処理(208符号)、アウター訂正処理(182符号)、インナー訂正処理(208符号)を繰り返し行っている形で示している。
【0015】
次の(3)のECC処理時間では復調回路3からのデータはメモリ5のMEM3領域に書き込まれる。その間の誤り訂正処理回路6からのデータの読みだし、データ訂正処理はMEM2の領域に対して行われる。また、セクタ処理回路7からのデータ読みだしはMEM1の領域から読み出される。
【0016】
次の(4)のECC処理時間では復調回路3からのデータはメモリ5のMEMl領域に書き込まれる。その間の誤り訂正処理回路6からのデータの読みだし、データ訂正処理はMEM3の領域に対して行われ、セクタ処理回路7からのデータ読みだしはMEM2の領域から読み出される。以後、同様の処理を繰り返す。
【0017】
この様にして復調回路3、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7はECCトリガに同期したECC処理時間の間隔でメモリ制御回路4に要求を行い、メモリ5をパイプライン形態でアクセスすることで連続的に再生されたデータを処理することができる。
【0018】
しかし、再生データに含まれる誤りの大小により、誤り訂正処理回路6の各誤り訂正処理に要する時間は変動する。特に誤りが多い場合、その数だけメモリ5に格納されたデータの訂正が必要となる。図12の(3),(5)に示すようにECC処理時間内に誤り訂正処理が終了しないことが場合によっては起こり得る。この場合、メモリ5へのアクセスの重複、誤り訂正処理の抜けが生じる。これを回避する単純な方法として、誤り訂正処理の繰り返し回数を減らす、又は、誤り訂正処理を含むECC_CLKの周波数を上げ、ECC処理時間内の処理ステップ数を多くし、時間内に誤り訂正処理が終了するようにしていた。
【0019】
また、ECC処理時間内を最大限有効に利用しようとする方法として、特開平11−39177号公報に記載の技術が挙げられる。この方法は図13の(3),(5)に示すように、前述した図12の(3),(5)で誤り訂正処理がECC処理時間内に終了せずに、次のECC単位の処理要求であるECCトリガが入力された場合、途中の誤り訂正処理を中止し、次のECCに対する誤り訂正を開始するものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、積符号が付加されたデータに対しては、各系列の誤り訂正を繰り返すことで訂正能力を上げることができる。
【0021】
しかし、近年、データ転送レートを上げることが求められ、ディスク記録媒体からの再生速度を上げることが行なわれている。従って、各ECCブロックの誤り訂正を行なうための処理時間は短くなる傾向にあり、ECCによる誤り訂正能力を確保するために各系列の訂正処理を繰り返すことが難しくなって来ている。
【0022】
従来の誤り訂正の繰り返し回数を制限する、又は、与えられた時間内で途中まで訂正処理を繰り返す方法では、求められる誤り訂正能力を満足することができなくなる。特に、データに誤りが多くあるために訂正処理に要する時間が多くなる場合に、訂正処理を中断することは多くの誤りデータを残すことになる。
【0023】
一方、クロックの周波数を単純に上げる方法は消費電力を増大させることにつながり解決課題となっていた。
【0024】
本発明の目的は、記録媒体からのデータ再生に際して、誤り訂正処理に掛かる時間を最適化し、データの信頼性を保ちつつ消費電力を低減させるデジタル情報再生装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
再生信号から復調を行い復調データをメモリに書き込む復調手段と、一連の誤り訂正符号の区切りを示すトリガ信号を生成するトリガ手段と、前記メモリに格納されているデータを読み出してデータの誤り訂正処理を行う誤り訂正手段と、誤り訂正後のデータを前記メモリから読み出してセクタの処理を行うセクタ処理手段と、前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の前記メモリへの要求を制御して前記メモリにリード又はライトを行うメモリ制御手段と、を備えたデジタル情報再生装置において、
前記トリガ手段からの前記トリガ信号と前記誤り訂正手段からの誤り訂正終了信号とを入力とし、前記誤り訂正手段の誤り訂正処理開始を指示する誤り訂正トリガと前記セクタ処理手段のセクタ処理開始を指示するセクタトリガとを出力とするトリガ制御手段を設け、
前記トリガ信号の入力時に、誤り訂正処理が実行中でなければ前記入力時に前記訂正トリガを出力し、誤り訂正処理が実行中であれば前記誤り訂正終了信号の入力により前記訂正トリガを出力するとともに、
前記誤り終了信号の入力により前記セクタトリガを出力するデジタル情報再生装置。
【0026】
また、記録媒体からデータの再生を行なうデジタル情報再生装置において、
再生された信号から復調を行ないメモリにデータを書き込む復調手段と、
一連の誤り訂正符号の区切りを示すトリガ信号を生成するトリガ手段と、
前記トリガ信号の入力時に、誤り訂正処理が実行中でなければ前記入力時に次の誤り訂正の開始を要求し、誤り訂正処理が実行中であれば誤り訂正処理の終了したことを受けた時に次の誤り訂正の開始を要求するトリガ制御手段と、
前記メモリに格納されているデータを読み出し、誤り検出で誤りがあった場合にメモリに格納されているデータを訂正する誤り訂正手段と、
誤り訂正処理の終了したことをセクタトリガとして誤り訂正後のデータを読み出してセクタの処理を行なうセクタ処理手段と、
前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の前記メモリへの要求を制御してメモリへのリード又はライトを行なうメモリ制御手段と、を備え、
前記メモリへの処理を要求する前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段はパイプライン形態で処理されるデジタル情報再生装置。
【0027】
また、記録媒体からデータの再生を行なうデジタル情報再生装置において、
再生された信号から復調を行ないメモリにデータを書き込む復調手段と、
一連の誤り訂正符号の区切りを示すトリガ信号を生成するトリガ手段と、
前記トリガ信号の入力時に、誤り訂正処理が実行中でなければ前記入力時に次の誤り訂正の開始を要求し、誤り訂正処理が実行中であれば誤り訂正処理の終了したことを受けた時に次の誤り訂正の開始を要求するトリガ制御手段と、
前記メモリに格納されているデータを読み出し、誤り検出で誤りがあった場合にメモリに格納されているデータを訂正する誤り訂正手段と、
誤り訂正処理の終了したことをセクタトリガとして誤り訂正後のデータを読み出してセクタの処理を行なうセクタ処理手段と、
前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の前記メモリへの要求を制御してメモリへのリード又はライトを行なうメモリ制御手段と、
前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の動作クロックの切り替えを要求するクロック制御手段と、
前記動作クロックの周波数を切り替えて供給する可変クロック生成手段と、を備え、
前記メモリへの処理を要求する前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段はパイプライン形態で処理されるデジタル情報再生装置。
【0028】
また、前記デジタル情報再生装置において、前記クロック制御手段は、前記トリガ信号の入力時に誤り訂正処理が実行中であれば、前記可変クロック生成手段に通常のクロック周波数より高いクロック周波数のクロックへ切り替える要求を行ない、誤り訂正終了の検出時に前記可変クロック生成手段に前記通常のクロック周波数のクロックに切り替える要求を行なうデジタル情報再生装置。
【0029】
また、前記デジタル情報再生装置において、前記クロック制御手段は、前記メモリへのデータ要求が無く且つ転送中のデータも無い状態で誤り訂正終了の検出した時に、前記可変クロック生成手段に通常のクロック周波数より低いクロック周波数のクロックへ切り替える要求を行ない、前記トリガ信号の入力時に前記可変クロック生成手段に前記通常のクロック周波数のクロックに切り替える要求を行なうデジタル情報再生装置。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態に係るデジタル情報再生装置について、図1及び図2を用いて以下説明する。図1は本実施形態に係るデジタル情報再生装置の概略構成を示すブロック図であり、図2は本実施形態に係るデジタル情報再生装置における処理を示すタイミング図である。ここで、上述した従来技術と同一の構成部分には同一符号を付加し、その説明は従来技術における説明を援用する。
【0031】
本実施形態のデジタル情報再生装置は、図1に示すように、従来技術を示す図8の回路構成にトリガ制御回路11を付設するものである。トリガ制御回路11は復調回路3からのECCトリガと、誤り訂正回路6から1ECC分の誤り訂正処理が終了したことを示す誤り訂正終了信号とを入力信号とし、誤り訂正トリガとセクタトリガとを生成して出力信号とする。
【0032】
ディスク等の記録媒体1からピックアップ2を通して再生された信号は再生同期信号に同期して復調回路3にて復調されたデータはメモリ5に格納される。復調回路3では再生同期信号から1ECCの間隔を示すECCトリガ信号を生成してトリガ制御回路11に供給する。
【0033】
本実施形態の誤り訂正回路6は誤り訂正終了信号を出力し、誤り訂正処理を開始するトリガ信号を従来のECCトリガ(図11〜図13参照)に代えて、トリガ制御回路11からの誤り訂正トリガ信号を用いて誤り訂正処理を行う。セクタ処理回路7は、セクタ処理を開始するトリガ信号を従来のECCトリガ(図11〜図13参照)に代えて、トリガ制御回路11からのセクタトリガ信号を用いてセクタ処理を行う。
【0034】
本実施形態では、図2に示すように、トリガ制御回路11は誤り訂正回路6に出力した誤り訂正トリガ信号に対し、誤り訂正終了信号がトリガ制御回路11に入力されたかどうかで誤り訂正処理の実行中を判断する。ECCトリガ信号が入力された時に誤り訂正処理回路6が誤り訂正処理中でないと判断した場合、誤り訂正トリガ信号を出力する。もし、誤り訂正処理中と判断された場合は誤り訂正終了信号が入力されるまで待ち、誤り訂正終了信号が入力されたら次の誤り訂正トリガを出力する。
【0035】
更に、トリガ制御回路11は誤り訂正回路6から誤り訂正終了信号が入力されると、セクタトリガ信号をセクタ処理回路7へ出力する。セクタ処理回路7はセクタトリガ信号に従い、1ECC分のセクタ処理を実行する。
【0036】
このように、トリガを制御し、パイプライン処理することで図2の(3)−(4)、(5)−(6)に示すように、メモリ5へのアクセスの重複と誤り訂正処理の抜けを防ぐことができる。ECC処理時間をオーバーした処理時間分は誤りの少ないECCの処理を実行する際に図2の(6)の様に回復する。
【0037】
次に、本発明の第2の実施形態に係るデジタル情報再生装置について、図3及び図4を用いて説明する。図3は本発明の第2の実施形態に係るデジタル情報再生装置の概略構成を示すブロック図であり、図4は第2の実施形態に係るデジタル情報再生装置における処理を示すタイミング図である。ここで、上述した従来技術と同一の構成部分には同一符号を付加し、その説明は従来技術における説明を援用する。
【0038】
本実施形態のデジタル情報再生装置は、図3に示すように、クロック生成回路10(図8参照)に代わり、可変クロック生成回路12、トリガ制御/クロック制御回路13を設ける。本実施形態におけるトリガ制御/クロック制御回路13は、復調回路3からのECCトリガと、誤り訂正回路6から1ECC分の誤り訂正処理が終了したことを示す誤り訂正終了信号とを入力信号とし、誤り訂正トリガとセクタトリガを生成して出力信号とする。
【0039】
また、トリガ制御/クロック制御回路13は、誤り訂正回路6の状況によりクロックの切り替えを行なうために、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7に対して、メモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を出力する。更に、復調回路3、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7からのデータ要求が無く転送中のデータも無い事を知らせるACK_STOP信号をメモリ制御回路4から入力する。更に、クロック周波数を切り替える要求を可変クロック生成回路12に出力する。
【0040】
本実施形態における可変クロック生成回路12は、トリガ制御/クロック制御回路13からのクロック周波数切り替え要求に従い、ECC_CLKとして出力するクロックの周波数を変更する。また、復調回路3、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7は動作停止要求信号REQ_STOP信号が入力された場合、メモリ制御回路4を介してのメモリ5へのデータ転送中の処理が完了次第、一時停止状態に入り、新たなデータ要求信号REQは出力しない。
【0041】
メモリ制御回路4は、動作停止要求信号REQ_STOP信号が入力された場合、復調回路3、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7とのデータ転送中の処理が完了し、新たなデータ要求信号REQが入力されていないことを確認後、ACK_STOP信号を出力する。
【0042】
ディスク等の記録媒体1からピックアップ2を通して再生された信号は再生同期信号に同期して復調回路3にて復調され、復調されたデータはメモリ5に格納される。復調回路3では再生同期信号から1ECCの間隔を示すECCトリガ信号を生成してトリガ制御/クロック制御回路13に供給する。
【0043】
誤り訂正回路6は誤り訂正終了信号を出力し、誤り訂正処理を開始するトリガ信号を従来のECCトリガ(図8参照)に代えて、トリガ制御/クロック制御回路13からの誤り訂正トリガ信号を用いて誤り訂正処理を行う。また、セクタ処理回路7はセクタ処理を開始するトリガ信号を従来のECCトリガ(図8参照)に代えて、トリガ制御/クロック制御回路13からのセクタトリガ信号を用いてセクタ処理を行う。
【0044】
本実施形態では、図4に示すように、トリガ制御/クロック制御回路13は誤り訂正回路6に出力した誤り訂正トリガ信号に対し、誤り訂正終了信号が入力されたかどうかで誤り訂正処理の実行中を判断する。ECCトリガ信号が入力された時に誤り訂正処理回路6が誤り訂正処理中でないと判断した場合、誤り訂正トリガ信号を出力する。もし、誤り訂正処理中と判断された場合は復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7に対してメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を出力し、データ要求が無く転送中のデータも無い事を知らせるACK_STOP信号をメモリ制御回路4から受け取った後、可変クロック生成回路12に対して通常のクロックに対して周波数の高いクロックを供給する要求を行ない、クロックECC_CLKの切り替えを行なう。
【0045】
そして、クロックECC_CLKの切り替え後、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7へのメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を解除する。これ以後、各回路は周波数の高いECC_CLKにて動作を行なう(図4に示す最下段のクロック周波数を参照)。
【0046】
誤り訂正終了信号が入力されるまで待ち、誤り訂正終了信号が入力されたら、再び、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7に対してメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を出力し、データ要求が無く転送中のデータも無い事を知らせるACK_STOP信号をメモリ制御回路4から受け取った後、可変クロック生成回路12に対してクロックECC_CLKを通常の周波数に下げる要求を行ない、クロックECC_CLKの切り替えを行なう。
【0047】
クロックECC_CLKの切り替え後、次の誤り訂正トリガを出力する。トリガ制御/クロック制御回路13は誤り訂正回路から誤り訂正終了信号が入力されるとセクタトリガ信号をセクタ処理回路7へ出力する。セクタ処理回路7はセクタトリガ信号に従い、1ECC分のセクタ処理を実行する。
【0048】
このように、トリガを制御し、クロックECC_CLKの周波数を変更することで、図4の(4),(6)に示すように誤り訂正回路6のECC処理時間をオーバーした処理時間は短くなる。
【0049】
次に、本発明の第3の実施形態に係るデジタル情報再生装置について、図3及び図5を用いて説明する。図3は本発明の第3の実施形態に係るデジタル情報再生装置の概略構成を示すブロック図であり、図5は第3の実施形態に係るデジタル情報再生装置における処理を示すタイミング図である。第3の実施形態に係るデジタル情報再生装置は、第2の実施形態と同様の回路構成になるので共通する部分の説明は第2の実施形態の説明を援用する。
【0050】
復調回路3では再生同期信号から1ECCの間隔を示すECCトリガ信号を生成してトリガ制御/クロック制御回路13に供給する。誤り訂正回路6は誤り訂正終了信号を出力し、誤り訂正処理を開始するトリガ信号を従来のECCトリガに代えて、トリガ制御/クロック制御回路13からの誤り訂正トリガ信号を用いて誤り訂正処理を行う。セクタ処理回路7はセクタ処理を開始するトリガ信号を従来のECCトリガに代えて、トリガ制御/クロック制御回路13からのセクタトリガ信号を用いてセクタ処理を行う。
【0051】
図5に示すように、トリガ制御/クロック制御回路13は誤り訂正回路6に出力した誤り訂正トリガ信号に対し、誤り訂正終了信号が入力されたかどうかで誤り訂正処理の実行中を判断する。ECCトリガ信号が入力された時に誤り訂正処理回路6が誤り訂正処理中でないと判断した場合、誤り訂正トリガ信号を出力する。もし、誤り訂正処理中と判断された場合、トリガ制御/クロック制御回路13は、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7に対してメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を出力し、更に、データ要求が無く転送中のデータも無い事を知らせるACK_STOP信号をメモリ制御回路4から受け取った後、可変クロック生成回路12に対して通常のクロックに対して周波数の高いクロックを供給する要求を行ない、クロックECC_CLKの切り替えを行なう。
【0052】
クロックECC_CLKの切り替え後、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7へのメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を解除する。これ以後、各回路は周波数の高いECC_CLKにて動作を行なう。
【0053】
誤り訂正終了信号が入力されるまで待ち、誤り訂正終了信号が入力されたら、再び、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7に対してメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を出力し、データ要求が無く転送中のデータも無い事を知らせるACK_STOP信号をメモリ制御回路4から受け取った後、可変クロック生成回路12に対してクロックECC_CLKを通常の周波数に下げる要求を行ない、クロックECC_CLKの切り替えを行なう。クロックECC_CLKの切り替え後、次の誤り訂正トリガを出力する。
【0054】
続いて、誤り訂正回路4からの誤り訂正終了信号が入力された場合、保持しているECCトリガが無い場合、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7に対してメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を出力し、データ要求が無く転送中のデータも無い事を知らせるACK_STOP信号をメモリ制御回路4から受け取った後、可変クロック生成回路12に対して通常のクロックに対して周波数の低いクロックを供給する要求を行ない、クロックECC_CLKの切り替えを行なう。
【0055】
続いて、ECCトリガ信号が入力された場合、再び、復調回路3、メモリ制御回路4、誤り訂正回路6、セクタ処理回路7に対してメモリ5への要求する部分の動作停止を要求するREQ_STOP信号を出力し、データ要求が無く転送中のデータも無い事を知らせるACK_STOP信号をメモリ制御回路4から受け取った後、可変クロック生成回路12に対してクロックECC_CLKを通常の周波数に上げる要求を行ない、クロックECC_CLKの切り替えを行なう。クロックECC_CLKの切り替え後、次の誤り訂正トリガを出力する。
【0056】
トリガ制御/クロック制御回路13は誤り訂正回路から誤り訂正終了信号が入力されるとセクタトリガ信号をセクタ処理回路7へ出力する。セクタ処理回路7はセクタトリガ信号に従い、1ECC分のセクタ処理を実行する。
【0057】
このように、トリガを制御し、クロックECC_CLKの周波数を変更することで、図5の(4),(6)に示すように誤り訂正回路6のECC処理時間をオーバーした処理時間は短くなる。更に、図5の(2),(4),(6),(7)では誤り訂正回路6の終了後、クロックECC_CLKは低い周波数で動作する。
【0058】
ここで、本実施形態では誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行なうことを挙げたが、誤り訂正処理に限らず、消失訂正を交えた訂正にも適用できる。消失訂正を行なった場合、誤りの位置が解っていれば、実施形態に示す積符号構成でインナー消失訂正で10バイトまでの誤りが、アウター訂正で16バイトまでの誤りが訂正可能となる。
【0059】
また、本実施形態では誤り訂正処理を決められた回数実施するものとして説明したが、インナー方向、アウター方向の一連の誤り訂正を行ない、誤り無しと判断される時は誤り訂正を繰り返しても無駄なので、決められた訂正回数以前に処理を終了することで、再生信号に誤りの少ない場合の訂正処理ステップ数を削減できるため、より一層クロック周波数を下げて消費電力を抑えることが出来る。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、誤り訂正手段の処理がECC処理時間内に終了しなくても、メモリへのアクセスの重複と誤り訂正処理の抜けを防ぐことができる。
【0061】
また、本発明のデジタル情報再生装置の構成によって、誤り訂正処理手段、復調手段、セクタ処理手段の動作クロックを切り替えることが可能となる。
【0062】
また、誤り訂正処理手段の処理がECC処理時間内に終了しない場合、動作クロックの周波数を上げることで短い時間で訂正処理を終了することができる。更に、誤り訂正処理手段の処理を行なっていない場合の動作クロックを下げることできる。
【0063】
また、誤り訂正処理手段の処理がECC処理時間内に終了しない場合、動作クロックの周波数を上げることで短い時間で訂正処理を終了することができ、且つ、誤り訂正処理手段の処理がECC処理時間内に終了した場合、残りの期間の動作クロックを下げることができる。従って、設定された誤り訂正処理繰り返し回数を実行することでデータの信頼性を確保しつつ、不要な部分ではクロック周波数を下げること、消費電力を抑えることが可能となる。
【0064】
また、消失訂正処理を行なうことでより多くの誤りが訂正可能になり、データの信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデジタル情報再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係るデジタル情報再生装置における処理を示すタイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るデジタル情報再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態に係るデジタル情報再生装置における処理を示すタイミング図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るデジタル情報再生装置における処理を示すタイミング図である。
【図6】記録媒体に記録されているデータの構成を説明する図である。
【図7】従来技術におけるデジタル情報再生装置の概要を示す図である。
【図8】従来技術におけるデジタル情報再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図9】誤り訂正処理を説明する図である。
【図10】メモリ構成を示す図である。
【図11】従来技術のデジタル情報再生装置における処理例を示すタイミング図である。
【図12】従来技術のデジタル情報再生装置における他の処理例を示すタイミング図である。
【図13】従来技術のデジタル情報再生装置における更に他の処理例を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 記録媒体(ディスク)
2 ピックアップ
3 変復調回路
4 メモリ制御回路
5 メモリ
6 誤り訂正回路
7 セクタ処理回路
8 FIFO
9 FIFO
l0 クロック生成回路
11 トリガ制御回路
12 可変クロック生成回路
13 トリガ制御/クロック切替え制御回路

Claims (7)

  1. 再生信号から復調を行い復調データをメモリに書き込む復調手段と、一連の誤り訂正符号の区切りを示すトリガ信号を生成するトリガ手段と、前記メモリに格納されているデータを読み出してデータの誤り訂正処理を行う誤り訂正手段と、誤り訂正後のデータを前記メモリから読み出してセクタの処理を行うセクタ処理手段と、前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の前記メモリへの要求を制御して前記メモリにリード又はライトを行うメモリ制御手段と、を備えたデジタル情報再生装置において、
    前記トリガ手段からの前記トリガ信号と前記誤り訂正手段からの誤り訂正終了信号とを入力とし、前記誤り訂正手段の誤り訂正処理開始を指示する誤り訂正トリガと前記セクタ処理手段のセクタ処理開始を指示するセクタトリガとを出力とするトリガ制御手段を設け、
    前記トリガ信号の入力時に、誤り訂正処理が実行中でなければ前記入力時に前記訂正トリガを出力し、誤り訂正処理が実行中であれば前記誤り訂正終了信号の入力により前記訂正トリガを出力するとともに、
    前記誤り終了信号の入力により前記セクタトリガを出力する
    ことを特徴とするデジタル情報再生装置。
  2. 記録媒体からデータの再生を行なうデジタル情報再生装置において、
    再生された信号から復調を行ないメモリにデータを書き込む復調手段と、
    一連の誤り訂正符号の区切りを示すトリガ信号を生成するトリガ手段と、
    前記トリガ信号の入力時に、誤り訂正処理が実行中でなければ前記入力時に次の誤り訂正の開始を要求し、誤り訂正処理が実行中であれば誤り訂正処理の終了したことを受けた時に次の誤り訂正の開始を要求するトリガ制御手段と、
    前記メモリに格納されているデータを読み出し、誤り検出で誤りがあった場合にメモリに格納されているデータを訂正する誤り訂正手段と、
    誤り訂正処理の終了したことをセクタトリガとして誤り訂正後のデータを読み出してセクタの処理を行なうセクタ処理手段と、
    前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の前記メモリへの要求を制御してメモリへのリード又はライトを行なうメモリ制御手段と、を備え、
    前記メモリへの処理を要求する前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段はパイプライン形態で処理される
    ことを特徴とするデジタル情報再生装置。
  3. 記録媒体からデータの再生を行なうデジタル情報再生装置において、
    再生された信号から復調を行ないメモリにデータを書き込む復調手段と、
    一連の誤り訂正符号の区切りを示すトリガ信号を生成するトリガ手段と、
    前記トリガ信号の入力時に、誤り訂正処理が実行中でなければ前記入力時に次の誤り訂正の開始を要求し、誤り訂正処理が実行中であれば誤り訂正処理の終了したことを受けた時に次の誤り訂正の開始を要求するトリガ制御手段と、
    前記メモリに格納されているデータを読み出し、誤り検出で誤りがあった場合にメモリに格納されているデータを訂正する誤り訂正手段と、
    誤り訂正処理の終了したことをセクタトリガとして誤り訂正後のデータを読み出してセクタの処理を行なうセクタ処理手段と、
    前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の前記メモリへの要求を制御してメモリへのリード又はライトを行なうメモリ制御手段と、
    前記復調手段、前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段の動作クロックの切り替えを要求するクロック制御手段と、
    前記動作クロックの周波数を切り替えて供給する可変クロック生成手段と、を備え、
    前記メモリへの処理を要求する前記誤り訂正手段及び前記セクタ処理手段はパイプライン形態で処理される
    ことを特徴とするデジタル情報再生装置。
  4. 請求項3に記載のデジタル情報再生装置において、
    前記クロック制御手段は、前記トリガ信号の入力時に誤り訂正処理が実行中であれば、前記可変クロック生成手段に通常のクロック周波数より高いクロック周波数のクロックへ切り替える要求を行ない、誤り訂正終了の検出時に前記可変クロック生成手段に前記通常のクロック周波数のクロックに切り替える要求を行なう
    ことを特徴とするデジタル情報再生装置。
  5. 請求項3に記載のデジタル情報再生装置において、
    前記クロック制御手段は、前記メモリへのデータ要求が無く且つ転送中のデータも無い状態で誤り訂正終了の検出した時に、前記可変クロック生成手段に通常のクロック周波数より低いクロック周波数のクロックへ切り替える要求を行ない、前記トリガ信号の入力時に前記可変クロック生成手段に前記通常のクロック周波数のクロックに切り替える要求を行なう
    ことを特徴とするデジタル情報再生装置。
  6. 請求項3に記載のデジタル情報再生装置において、
    前記クロック制御手段は、前記トリガ信号の入力時に誤り訂正処理が実行中であれば、前記可変クロック生成手段に通常のクロック周波数より高いクロック周波数のクロックへ切り替える要求を行ない、誤り訂正終了の検出時に前記可変クロック生成手段に前記通常のクロック周波数のクロックに切り替える要求を行ない、
    前記メモリへのデータ要求が無く且つ転送中のデータも無い状態で誤り訂正終了の検出した時に、前記可変クロック生成手段に通常のクロック周波数より低いクロック周波数のクロックへ切り替える要求を行ない、前記トリガ信号の入力時に前記可変クロック生成手段に前記通常のクロック周波数のクロックに切り替える要求を行なう
    ことを特徴とするデジタル情報再生装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つの請求項に記載のデジタル情報再生装置において、
    前記誤り訂正手段は、誤り訂正処理と消失訂正処理を組み合わせた処理を行なうことを特徴とするデジタル情報再生装置。
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