JP2007240098A - 熱交換器 - Google Patents

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Hisao Kusuhara
尚夫 楠原
Katsutoshi Ono
勝利 小野
Kenji Shirai
健二 白井
Masakazu Nomura
正和 野村
Takao Kobayashi
隆夫 小林
Masayuki Hamada
真佐行 濱田
Bunji Hayashi
文次 林
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Abstract

【課題】あらゆる複雑な流路形状の製作が可能で、かつ内管の亀裂を発見することができる信頼性の高い熱交換器を提供すること。
【解決手段】上面を開放した略箱型形状で、第1流体が流通する流路2を有した金属製の筐体1と、第2流体が流通する内管6と、金属製の上蓋7とを備え、筐体1は、第1流体が流入する流入口4および流出する流出口5を有するとともに、筐体1内の流路2に沿って内管6を配設し、上蓋7を筐体1と密着させたことで、複雑な流路形状の熱交換器を製作することができ、さらに内管の亀裂を発見することができるので信頼性の高い熱交換器を提供することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヒートポンプ式給湯機において、水と冷媒とを熱交換する熱交換器に関するものである。
図6は従来のヒートポンプ式給湯機の構成図である。図6において、ヒートポンプ式給湯機は、圧縮機101、給湯用熱交換器102、減圧器103、熱源用熱交換器104を順次冷媒配管105で接続したヒートポンプサイクルと、貯湯槽106、循環ポンプ107、給湯用熱交換器102を順次液体配管108で接続した給湯サイクルから構成され、給湯用熱交換器102で高温の冷媒と水との間で熱交換が行われ、湯が生成される。このような給湯用熱交換器102として、複数の内管と外管で構成され、内管が螺旋形状で構成されている2重管式熱交換器が使用される(例えば、特許文献1参照)。
図7a、bは従来のヒートポンプ式給湯機の2重管式熱交換器の構成図である。このような2重管式熱交換器において、内管を流れる第1の流体と、外管を流れる第2の流体との間で熱交換効率を高めるために、内管を螺旋形状で構成している。
特開2005−221087号公報
しかしながら、従来の2重管式熱交換器は、製造工程において、外管内に内管を予め挿入して2重管を作っておき、ベンダー等の機械により曲げて製作されるものであり、2重管を製作した後で、曲げ工程に入るため、曲げ時には非常に大きな力を要するとともに、曲げ形状が限定される。また、曲げた後では、内管の亀裂を発見することができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、あらゆる複雑な流路形状の製作が可能で、かつ内管の亀裂を発見することができる信頼性の高い熱交換器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、上面を開放した略箱型形状で、第1流体が流通する流路を有した金属製の筐体と、第2流体が流通する内管と、金属製の上蓋とを備え、前記筐体は、前記第1流体が流入する流入口および流出する流出口を有するとともに、前記筐体内の流路に沿って前記内管を配設し、前記上蓋を前記筐体と密着させたことを特徴とするものである。
これによって、第1流体が流通する流路に合わせて、第2流体が流通する内管を曲げ加工して、第1流体が流通する流路に合わせて筐体内に内管を配設し、その後上蓋を筐体に密着させる構成なので、複雑な流路形状の熱交換器を製作することができ、さらに内管の亀裂を発見することができるので信頼性の高い熱交換器を提供することができる。
複雑な流路形状の製作が可能で、かつ内管の亀裂を発見することができる信頼性の高い熱交換器を提供することができる。
第1の発明は、上面を開放した略箱型形状で、第1流体が流通する流路を有した金属製の筐体と、第2流体が流通する内管と、金属製の上蓋とを備え、前記筐体は、前記第1流体が流入する流入口および流出する流出口を有するとともに、前記筐体内の流路に沿って前記内管を配設し、前記上蓋を前記筐体と密着させたことにより、第1流体が流通する流路に合わせて、第2流体が流通する内管を曲げ加工して、第1流体が流通する流路に合わせて筐体内に内管を配設し、その後上蓋を筐体に密着させる構成なので、複雑な流路形状の熱交換器を製作することができ、さらに内管の亀裂を発見することができるので信頼性の高い熱交換器を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、複数の筐体を備え、前記筐体を重装させたことにより、第1流体と第2流体が熱交換する流路が増加するので、効率のよい熱交換器を製作できるとともに、複数の筐体は、一つの金型から製作するので、量産することができ、量産性の高い熱交換器を提供することができる。
第3の発明は、特に第1または2の発明において、複数の内管を備え、前記複数の内管を螺旋形状としたことにより、熱伝達を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1a、bは、本発明の第1の実施の形態における熱交換器を構成する筐体の構成上面図および斜視図である。図1において、筐体1は、第1流体が流通する流路2、流路2を形成する仕切り板3、第1流体が流入する流入口4、第1流体が流出する流出口5で構成される。なお本実施の形態における第1流体は水であり、流れる方向を矢印Aで示す。流路2は、筐体1内に仕切り板3を設けることで形成され、流路2が流入口4と流出口5を連通するように仕切り板3を配設して、流路2を形成する。なお流路2は図1に示すような流路に限定されることはなく、任意の形に流路を形成できる。また、流入口4および流出口5は、図1a、bの形状に限定されることなく、給湯配管が接続できるような形状とすることが望ましい。
図2a、bは、本発明の第1の実施の形態における熱交換器を構成する筐体に第2流体が流通する内管を配設させた構成上面図および斜視図である。図2において、内管6は、流路2に合わせて曲げ加工された後、筐体1の開放された上面から流路2に配設される。内管6内には第2流体が流通し、本実施の形態では冷媒とし、具体的には二酸化炭素を用いた熱交換器とするが、二酸化炭素に限定されるものではなく、水と熱交換可能な流体であれば何でもよい。また冷媒の流通方向は矢印Bで示し、第1流体である水と対向流を成しているため、熱交換効率がよい構成となる。
図3は、本発明の第1の実施の形態における熱交換器の展開図である。図3において、流路2に、内管6が配設されたあと、金属製の上蓋7を筐体1の開放された上面を覆い、筐体1と上蓋7の隙間ができることなく密着させて、溶接加工される。
以上のように、熱交換器を製作することで、第1流体が流通する流路に合わせて、第2流体が流通する内管を曲げ加工して、第1流体が流通する流路に合わせて筐体内に内管を配設し、その後上蓋を筐体に密着させる構成なので、複雑な流路形状の熱交換器を製作することができ、さらに内管の亀裂を発見することができるので信頼性の高い熱交換器を提供することができる。
また図4は、複数の内管を螺旋形状とした構成図である。図4に示すように、内管6を
複数本用いて螺旋形状とし、筐体1内に配設してもよい。螺旋形状とすることで、水と冷媒との熱伝達率が向上する。さらに、冷媒に用いた二酸化炭素は比較的安価であり、かつ安定であるので、製品コストを抑えるとともに、信頼性を向上させることができる。またオゾン破壊係数がゼロであり、地球温暖化係数も代替冷媒HFC−407Cの約1700分の1と非常に小さいため、地球環境に優しい製品を提供できる。
(実施の形態2)
図5a、bは、本発明の第2の実施の形態における熱交換器の展開図および組立図である。図5aにおいて、熱交換器は、筐体10、筐体20、上蓋30から構成され、筐体10は、第1流体である水の流入口11を有し、筐体20の下面には、筐体10内の流路に合わせて配設された内管40の一端を挿入できる流入口(図示せず)を有しており、流出口21まで、筐体20内に形成された流路に合わせて内管40を配設する。次に、筐体10および筐体20を重ね合わせ、隙間のないように密着させるとともに溶接することで筐体10および筐体20が接着され、さらに上蓋30を筐体20の上面に隙間の無いように密着させるとともに溶接することで筐体20と上蓋30が接着され、図5bのような熱交換器が完成する。
以上のように、本発明に係る熱交換器は、ヒートポンプサイクルと給湯サイクルが一体に構成された一体型ヒートポンプ式給湯機、別体に構成された分離型ヒートポンプ式給湯機、給湯用熱交換器で加熱したお湯をそのまま出湯できる直接出湯型ヒートポンプ式給湯機などの各種ヒートポンプ給湯機の水−冷媒熱交換器に適用でき、給湯機能の他に、浴槽給湯、暖房機能、乾燥機能を有するヒートポンプ装置にも適用できる。
(a)本発明の第1の実施の形態における熱交換器構成部品の上面図(b)同実施の形態における熱交換器構成部品の斜視図 (a)同実施の形態における熱交換器構成部品の上面図(b)同実施の形態における熱交換器構成部品の斜視図 同実施の形態における熱交換器の展開図 同実施の形態における内管形状図 (a)本発明の第2の実施の形態における熱交換器の展開図(b)同実施の形態における熱交換器の組立図 従来のヒートポンプ式給湯機の構成図 (a)従来の水―冷媒熱交換器の構成図(b)従来の水―冷媒熱交換器の断面図
符号の説明
1 筐体
2 流路
3 仕切り板
4 流入口
5 流出口
6 内管
7 上蓋
10 筐体
11 流入口
20 筐体
21 流出口
30 上蓋
40 内管

Claims (3)

  1. 上面を開放した略箱型形状で、第1流体が流通する流路を有した金属製の筐体と、第2流体が流通する内管と、金属製の上蓋とを備え、前記筐体は、前記第1流体が流入する流入口および流出する流出口を有するとともに、前記筐体内の流路に沿って前記内管を配設し、前記上蓋を前記筐体と密着させたことを特徴とする熱交換器。
  2. 複数の筐体を備え、前記筐体を重装させたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 複数の内管を備え、前記複数の内管を螺旋形状としたことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
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