JP2007237814A - ベルトロック機構及びそれを備えたシート並びにショッピングカート - Google Patents

ベルトロック機構及びそれを備えたシート並びにショッピングカート Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構造で、ベルトの引き出しをロックすることができるベルトロック機構を提供する。
【解決手段】ベースプレート410と、ベースプレートに回動可能に支持された回動部材420と、回動部材に付勢力を与える弾性部材430とを備え、ベースプレートは、ベルト挿通用のスリット411と、スリットに隣接した固定摩擦部412,413とを備え、回動部材は可動摩擦部422Aを有していて、回動部材が弾性部材によって付勢されることで、可動摩擦部がスリット及び固定摩擦部に押し当てられて、ベースプレートの裏側からスリットを通して引き出されたベルトが可動摩擦部と固定摩擦部とに挟み込まれてロックされ、弾性部材の付勢力に抗して回動部材を回動させて可動摩擦部をスリット及び固定摩擦部から離れるように移動させると、ベルトのロックが解除される。
【選択図】図7

Description

本発明は、子供用シートのシートベルトをロックするベルトロック機構に係り、特に、シート本体に揺動可能に取り付けたガード内でベルトをロックする、ガードと一体型のベルトロック機構と、このベルトロック機構を備えたシート及びそれを備えたショッピングカートに関するものである。
近年のスーパーマーケットや大型量販店などの店舗施設においては、買い物客が購入する商品を搬送するためのショッピングカートが用意され、買い物客はショッピングカートを押しながら店舗施設内を移動し、買い物かごに商品を入れてショッピングを行う。このように、ショッピングカートに多数の商品を積載できるので、買い物かごを持って移動する場合に比べて買い物客は楽にショッピングを行える。
さらに、最近では、特許文献1に示すように、チャイルドシートを装備したショッピングカートも普及している。また、チャイルドシートに子供を載せた状態でショッピングカートを移動させるため、子供がチャイルドシートから落下するのを防止するために、チャイルドシートに脱落防止用のガードを備えたショッピングカートも普及している(特許文献2参照)。
しかし、特許文献2に示すショッピングカートのチャイルドシートでは、脱落防止用のガードがチャイルドシートにビスや溶接等で固定されているため、子供をチャイルドシートに着座させるときやチャイルドシートから子供を降ろす際に、子供の足などがガードに引っ掛かったりして取り扱いが不便であった。
そこで、図12に示すように、子供をチャイルドシートに着座させたり降ろしたりする際に、脱落防止用のガードが移動して、チャイルドシートと脱落防止用のガードとの間が拡開するようにしたチャイルドシート50が開発された。図12に示すチャイルドシート50は、シート本体51と、シート本体51に揺動可能に取り付けたガード52とを備えている。図中のFrは前方を、Upは上方を、Wは横幅方向を示す。
シート本体51は、合成樹脂により形成されており、子供を収容する収容部53を備えている。収容部53は、図示するように、背もたれ部53A、座部53B、肘置きガード部53Cとが一体に形成されており、それらに囲まれて収容空間Sが画成されている。
ガード52は、収容部53に入った子供がチャイルドシート50から脱落するのを防止する等のためのものであり、図12に示すように、腹当接部52Aと、腹当接部52Aの下端から下方へ延出した股当接部52Bと、股当接部52Bの先端に形成された回転部52Cと、から構成され、この回転部52Cは、シート本体51の座部53Bの前縁に凹設された受容部55に回転可能に収容されている。
ガード52と背もたれ部53Aとに通した腰ベルト54で子供の胴体を拘束するループを形成し、ベルト54の長さを調節して、座部53Bに着座した子供がチャイルドシート50から脱落するような動作を規制するようになっている。ガード52には、図に示すようにベルトの引き出しをロックするベルトロック機構が内蔵されている。このベルトロック機構は、ガードの表面から突出したボタンを押すことで、ロック片がベルトの拘束を解除して、座部53Bに着座した子供の胴回りに巻回するベルトの長さを調節することができるようになっている。
特開2002−220055号公報 特開2002−29424号公報
しかし、ガード52に内蔵されたベルトロック機構60は、図13に示すように、複数のプレート61〜63、ブラケット64,65、ボタン66、ボタン66を支持する金具67、リンク材68,69などにより構成されているため、構造が複雑化して組立作業も煩雑となり、また複数の部材を必要とするため製造コストも嵩んでいた。
本発明は、以上の点に鑑み、簡素な構造で、ベルトの引き出しをロックすることができるベルトロック機構と、それを備えたシート、並びにショッピングカートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一構成は、シート本体にガードを揺動可能に取り付け、ガードに挿通してガード外側に引き出したベルトの両端をシート本体に固定すると共に、ガード内でこのベルトをロックするベルトロック機構であって、ベースプレートと、ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を備えており、ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットとスリットに隣接して配設した固定摩擦部とを有し、回動部材は可動摩擦部を有していて、回動部材が弾性部材によって付勢されることで、可動摩擦部がスリット及びそれに隣接した固定摩擦部に押し当てられて、ベースプレートの裏側からスリットを通して引き出されたベルトが可動摩擦部と固定摩擦部とに挟み込まれてロックされ、弾性部材の付勢力に抗して回動部材を回動させ可動摩擦部をスリット及び固定摩擦部から離れるように移動させると、ベルトのロックが解除されることを特徴としている。
上記目的を達成するために、本発明の他の構成は、シート本体にガードを揺動可能に取り付け、ガードに挿通してガード外側に引き出したベルトの両端をシート本体に固定すると共に、ガード内でこのベルトをロックするベルトロック機構であって、ベースプレートと、ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を有し、ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットと、スリットに隣接してプレート表面から膨出し回動部材を回動可能に支持する支持部と、支持部に対してスリットを挟んで対向する位置でプレート表面から膨出し斜面を有する傾斜部と、を有し、回動部材は摩擦部を有していて、回動部材が弾性部材によって付勢されることで、摩擦部がスリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部に押し当てられて、ベースプレートの裏側からスリットを通して引き出されたベルトが摩擦部とスリットに隣接した支持部並びに傾斜部とに挟み込まれてロックされ、弾性部材の付勢力に抗して回動部材を回転させて摩擦部をスリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部から離れるように移動させると、ベルトのロックが解除されることを特徴としている。
本発明のベルトロック機構において、ガードは、ロック機構収容凹部と、ロック機構収容凹部を閉塞するリッドと、を備え、ベースプレートと回動部材と弾性部材とが、ロック機構収容凹部とリッドとで画成される空間内に収容されており、回動部材に突出部が形成され、弾性部材が突出部の裏面とベースプレートの表面とに圧縮した状態で挟持され、ガード表面に突出部が現れるように窓部がリッドに開設されていて、弾性部材の付勢力に抗して突出部を押すことで回動部材が回動して、ベルトのロックが解除される。
弾性部材は、好ましくはコイル状のバネであり、固定摩擦部はベースプレートと一体に形成されている。
上記目的を達成するために、本発明のシートは、座部と背もたれ部とを備えたシート本体と、座部に着座した子供の動きを規制するガードと、シート本体に両端を固定されたベルトと、を備えていて、上記したベルトロック機構を備えたことを特徴としている。
上記目的を達成するために、本発明のショッピングカートの一構成は、下部に複数の走行輪を備えたカート本体とカート本体に支持されたチャイルドシートとを備えていて、チャイルドシートが、座部と背もたれ部とを備えたシート本体と、シート本体に揺動可能に取り付けたガードと、シート本体に両端を固定されていて中間部位がガードに挿通されてガード外側に引き出されたベルトと、ガード内でベルトをロックするベルトロック機構と、を備え、ベルトロック機構が、ベースプレートと、ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を備えており、ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットと、スリットに隣接して配設した固定摩擦部と、を有し、回動部材は可動摩擦部を有していて、回動部材が弾性部材によって付勢されることで、可動摩擦部がスリット及びそれに隣接した固定摩擦部に押し当てられて、ベースプレートの裏側からスリットを通して引き出されたベルトが可動摩擦部と固定摩擦部とに挟み込まれてロックされ、弾性部材の付勢力に抗して回動部材を回動させ可動摩擦部をスリット及び固定摩擦部から離れるように移動させると、ベルトのロックが解除されることを特徴としている。
本発明のショッピングカートの他の構成は、下部に複数の走行輪を備えたカート本体とカート本体に支持されたチャイルドシートとを備えていて、チャイルドシートが、座部と背もたれ部とを備えたシート本体と、シート本体に揺動可能に取り付けたガードと、シート本体に両端を固定されていて中間部位がガードに挿通されてガード外側に引き出されたベルトと、ガード内でベルトをロックするベルトロック機構と、を備え、ベルトロック機構が、ベースプレートと、ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を備えており、ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットと、スリットに隣接してプレート表面から膨出し回動部材を回動可能に支持する支持部と、支持部に対してスリットを挟んで対向する位置でプレート表面から膨出し斜面を有する傾斜部と、を有し、回動部材は摩擦部を有していて、回動部材が弾性部材によって付勢されることで、摩擦部がスリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部に押し当てられて、ベースプレートの裏側からスリットを通して引き出されたベルトが摩擦部とスリットに隣接した支持部並びに傾斜部とに挟み込まれてロックされ、弾性部材の付勢力に抗して回動部材を回転させて、摩擦部をスリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部から離れるように移動させると、ベルトのロックが解除されることを特徴としている。
前記ガードは、好ましくは、ロック機構収容凹部と、ロック機構収容凹部を閉塞するリッドと、を備え、ベースプレートと回動部材と弾性部材とが、ロック機構収容凹部とリッドとで画成される空間内に収容されており、回動部材に突出部が形成され、弾性部材が突出部の裏面とベースプレートの表面とに圧縮した状態で挟持され、ガード表面に突出部が現れるように窓部がリッドに開設されていて、弾性部材の付勢力に抗して突出部を押すことで回動部材が回動して、ベルトのロックが解除される。
前記弾性部材は、好ましくはコイル状のバネであり、また、固定摩擦部はベースプレートと一体に形成されている。
本発明によれば、簡素な構造にも拘わらず、好適にガード使用時におけるベルトの引き出しを規制して、調節したベルトの長さを一定に維持することができる。
また、本発明のベルトロック機構は、図13に示す従来のベルトロック機構60と比較して、品質安定性を確保しながら、構成部品点数を低減することができるので製造コストが安価となる共に、組立も簡単であるので、従来の複雑なベルトロック機構60と異なり、製造作業も簡素化することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係るショッピングカート10の前方斜視図、図2は図1のショッピングカート10の後方斜視図、図3は図1のショッピングカート10の正面図、図4は図1のショッピングカート10の側面図である。図中のFrはショッピングカート前方を、Upは上方を、Wはショッピングカートの横幅方向を示す。これらの図に示すように、ショッピングカート10は、カート本体100とそれに取り付けた走行輪200とカート本体100に支持されたチャイルドシート300とを備えている。
ショッピングカート10を構成するカート本体100は、複数の鋼製等のパイプを折り曲げ、それらを相互に溶接により接合したフレームとして構成されている。具体的には、カート本体100は、ベースフレーム110と、ベースフレーム110から立設していて主としてチャイルドシート300を支持するシート支持フレーム120と、このシート支持フレーム120の後側に配設されていると共にベースフレーム110から立設して使用者がショッピングカート10を押す際に把持するハンドルフレーム130と、から構成されている。
各フレーム110,120,130の詳細を下記に説明する。
ベースフレーム110は、「ハ」の字状に互いの間隔が前方に行くにつれて狭くなるように水平に並設した一対の直線状の棒材111R,111Lと、これらの各棒材111R,111Lの前端を連結するように横幅水平方向に直線状に延出した第1連結棒材112と、から構成されている。
ベースフレーム110は、例えば、一本の棒状の鋼材を折り曲げて、一対の棒材111R,111Lと第1連結棒材112とが一体となって構成されてもよいし、一対の棒材111R,111Lと第1連結棒材112とを別々に製造し、それらを接合して一体物として構成されたものでもよい。各棒材111R,111Lと第1連結棒材112とで形成されるコーナーは円弧状に湾曲して形成されている。
ベースフレーム110には、左右の棒材111R,111Lの後端に近接した位置において、これら左右の棒材111R,111Lに第1架設材114が架設されている。この第1架設材114は、左右の棒材111R,111Lに接合されていて上方へ立ち上がった起立部114R,114Lと、各起立部114R,114Lの上端部を連結するように横幅水平方向に直線状に延出した横部114Cと、から構成されている。上記ベースフレーム110にはまた、第1連結棒材112の内周面と第1架設材114とに掛け渡すように、また、左右の棒材111R,111Lの先端寄りの内周面と第1架設材114とに掛け渡すように、複数の金属棒部115が配設されている。
複数の金属棒部115は互いに略平行に前後方向に延出していて、その前端又は後端が隣接する金属棒の前端又は後端と繋がっているように、一本の金属棒を前後に複数回折り返して形成されたものである。また、各金属棒部115は、先端から中間部位までが後方にいくにつれてゆるやかに高くなるよう傾いた緩斜部115Aと、緩斜部115Aの後端から後方に向けて急に上向きに傾斜した段差部115Bと、段差部115Bの後端から後方に向けて水平に延出した水平部115Cと、を備えていて、これらの金属棒部115上に荷物を載置することができるようになっている。特に、複数の金属棒部115の水平部115Cは、相互に協働して買い物かご(図示省略)を載置する台座として機能する。各水平部115Cに載置した買い物かごが後方に移動して落下するのを防止するために、隣接する金属棒部115同士の連結した後端部が斜め後方に傾斜して、ストッパー115Sが形成されている。各金属棒部115の水平部115Cは、前述の第1架設材114に固定されて下から支持されている。各金属棒部115の緩斜部115Aも、横幅水平方向に直線状に延出した第2架設材117に溶接によって接合されていて、各金属棒部115の剛性が高められている。
シート支持フレーム120は、ベースフレーム110の左右の各棒材111R,111Lの後端から各棒材111R,111Lの全長の1/4程度の距離前方に離れた位置に下部が固定されていて上方へ起立した第1垂直棒材121R,121Lと、各第1垂直棒材121R,121Lの上端から斜め前方へ延出した第1傾斜棒材122R,122Lと、各第1傾斜棒材122R,122Lの上端を連結するように横幅水平方向に直線状に延出した第2連結棒材123と、から構成されている。左右の各第1傾斜棒材122R,122Lは、図3に示すように、上方にいくにつれて相互の間隔が狭くなるように、幅方向内側にも緩やかに傾斜している。
シート支持フレーム120は、例えば、一本の棒状の鋼材を折り曲げて、一対の第1垂直棒材121R,121L,一対の第1傾斜棒材122R,122L,第2連結棒材123とが一体となって構成されてもよく、一対の第1垂直棒材121R,121L,一対の第1傾斜棒材122R,122L,第2連結棒材123とを別々に製造し、それらを接合した一体物として構成されてもよい。各第1垂直棒材121R,121Lと第1傾斜棒材122R,122Lとで形成されるコーナーと、第1傾斜棒材122R,122Lと第2連結棒材123とで形成されるコーナーも円弧状に湾曲して形成されている。
ハンドルフレーム130は、ベースフレーム110の左右の各棒材111R,111Lの後端に下部が接合していて上方へ起立した第2垂直棒材131R,131Lと、各第2垂直棒材131R,131Lの上端から斜め前方へ延出した第2傾斜棒材132R,132Lと、各第2傾斜棒材132R,132Lの上端から斜め後方へ延出した第3傾斜棒材133R,133Lと、各第3傾斜棒材133R,133Lの上端を連結するように横幅水平方向に直線状に延出した第3連結棒材134と、から構成されている。左右の各第2傾斜棒材132R,132L及び第3傾斜棒材133R,133Lは、図3に示すように、上方にいくにつれて相互の間隔が狭くなるように、幅方向内側にも緩やかに傾斜している。
ハンドルフレーム130も、例えば、一本の棒状の鋼材を折り曲げて、一対の第2垂直棒材131R,131L,一対の第2傾斜棒材132R,132L,一対の第3傾斜棒材133R,133L,第3連結棒材134とが一体となって構成されてもよいし、一対の第2垂直棒材131R,131L,一対の第2傾斜棒材132R,132L,一対の第3傾斜棒材133R,133L,第3連結棒材134とを別々に製造し、それらを接合した一体物として構成されたものでもよい。
また、各第2垂直棒材131R,131Lと第2傾斜棒材132R,132Lとで形成されるコーナーと、第2傾斜棒材132R,132Lと第3傾斜棒材133R,133Lとで形成されるコーナーと、第3傾斜棒材133R,133Lと第3連結棒材134とで形成されるコーナーも、円弧状に湾曲して形成されている。第2傾斜棒材132R,132Lと第3傾斜棒材133R,133Lとで形成されるコーナーは、シート支持フレーム120における第1傾斜棒材122R,122Lと第2連結棒材123とで形成されるコーナーに近接した後方位置に配置されている。
シート支持フレーム120の第2連結棒材123に近接した後方の位置で、ハンドルフレーム130の第2傾斜棒材132R,132Lと第3傾斜棒材133R,133Lとで形成される左右のコーナー同士を架設するように、第3横架材135が設けられている。この第3横架材135は、シート支持フレーム120の第2連結棒材123の後方で、第2連結棒材123と略平行状態で延びている。
ベースフレーム110の左右の棒材111R,111Lと第1連結棒材112とで形成されるコーナーの下側には、それぞれ走行輪200,200が取り付けられており、また、ハンドルフレーム130の各第2垂直棒材131R,131Lの下端部にも走行輪200,200が取り付けられている。これにより、ショッピングカート10は、前輪2つと後輪2つとを備える構造となり、各車輪が転動するとともに、各車輪が鉛直軸まわりに360度回転可能に支持されていることで、全ての方向に移動可能で且つ旋回可能になっている。
シート支持フレーム120の第2連結棒材123と、ハンドルフレーム130の第3横架材135との上にはチャイルドシート300の下部が固定されている。このチャイルドシート300は前向き状態でカート本体100に装着されている。チャイルドシート300は、シート本体310と、シート本体310に揺動可能に取り付けたガード350とを備えている。
シート本体310は合成樹脂により形成されており、子供を収容する収容部311と、この収容部311の背面を覆うカバー312とから構成されている。収容部311は、図示するように、背もたれ部311A、座部311B、肘置きガード部311Cとで一体に形成されており、それらに囲まれて収容空間Sが画成されている。なお、背もたれ部311Aの子供の頭部が当接する部位には、ヘッドサポート370が設けられている。
ガード350は、収容部311に入った子供がチャイルドシート300から脱落するのを防止するためのものであり、ガード350と背もたれ部311Aとに通した腰ベルト380で子供の胴体を拘束するループを形成し、ベルト380の長さを調節して、座部311Bに着座した子供がチャイルドシートから脱落するような動作を規制する。
上記チャイルドシート300には、リクライニング機構が内蔵されており、チャイルドシート300の背面のカバー上部に取り付けられているレバー390を操作することで、チャイルドシート自体の傾斜角度を変えることができる。
ショッピングカート10の先端部、即ちベースフレーム110の第1連結棒材112には、壁などの障害物との衝突を緩和するために、ゴムなどの緩衝部材118が装着されている。また、ハンドルフレーム130の金属製の第3連結棒材134には、使用者がハンドルフレーム130を握り易くするために、合成樹脂製のグリップ138が装着されている。
このように構成されたショッピングカート10は、後方から前方にいくにつれて幅が狭くなるとともに、高さも前方に行くにつれて低くなるように構成されている。このため、ショッピングカート10は、他のショッピングカート10の後方から前後に重ねること、即ちネスティングを行えるようになっている。即ち、不使用時に他のショッピングカート10の後方から別のショッピングカート10を近づけると、後方のショッピングカート10の前端部、即ちベースフレーム110の前側部分が、前方のショッピングカート10の拡開したベースフレーム110の後部内に進入する。これにより、複数のショッピングカート10を前後にネスティングを行えることができる。
本実施形態に係るショッピングカート10は以上のように構成され、ガード350を前方へ移動させてシート本体310とガード350との間を拡開させたときに、前方へ移動させたガード350をその位置に保持することができることを特徴としている。
このため、本発明の実施形態に係るショッピングカートのガード350は、図5に示すように、腹当接部351と、腹当接部351の下端から下方へ延出した股当接部352と、股当接部352の先端に形成された円柱状の回転部353と、から構成されている。回転部353には、軸354を嵌入する貫通孔353Aが形成されており、さらに、円周表面上に凹部353Bが形成されている。この凹部353Bには、図5に示すように、弾性変形して撓み可能な回転止め355が装着されるようになっている。
回転止め355は断面略U状に形成されていて、回転部353の凹部353Bの平面に当接する平板状のベース部355Aと、ベース部355Aの底面から突出して凹部353Bの孔353Cに嵌入する凸部355Bと、ベース部355Aの縁部から円弧状に延出した湾曲部355Cと、湾曲部355Cの縁部から延出してベース部355Aに対して傾斜している傾斜部355Dと、傾斜部355Dの先端に形成されている突起部355Eと、から構成されている。上記回転止め355のベース部355Aと凸部355Bと湾曲部355Cと傾斜部355Dと突起部355Eとは、樹脂にて一体物として形成されている。このため、回転止め355は、傾斜部355Dが湾曲部355Cを介してベース部355A側方向に、即ち図示する矢印α方向に弾性変形して撓むようになっている。
このように構成されたガード350の回転部353は、シート本体310の座部311Bの前縁に凹設された受容部360に回転可能に支持される。
ここで、図6はシート本体310の座部311Bの前縁に凹設された受容部360の周辺を示す斜視図である。受容部360は、断面半円弧状の湾曲部361とその両側に設けられた側壁362,362とから形成されており、これら湾曲部361と側壁362,362とで画成される領域にガード350の回転部353が受容される。受容部360の各側壁362,362には、軸354を嵌入する貫通孔363が形成されている。
受容部360の湾曲部361には、背もたれ部311A寄りの位置に回転止め355の突起部355Eが嵌入するロック溝365が形成されており、さらに、湾曲部361にはロック溝365から前方側へ離れた位置に回転止め355の突起部355Eよりも幅広に形成された凹部367が凹設されている。
このように構成された受容部360にガード350の回転部353が共通の軸354にて支持されて、ガード350が揺動可能にシート本体310に支持されるようになっている。
次に、本実施形態に係るショッピングカート10のさらなる特徴を説明する。本実施形態に係るガード350には、ベルト380をロックするベルトロック機構が内蔵されている。
図7及び図8はガード350の分解斜視図で、図9はガード350の断面図である。これらの図に示すように、ガード350の腹当接部351には、前方に開放したロック機構収容凹部356が形成されている。このロック機構収容凹部356は、その開口縁形状と同形の輪郭を有するリッド357により閉塞されるようになっている。このロック機構収容凹部356とリッド357とで空間S’が画成され、この空間S’内にベルトロック機構400が内蔵されている。
ロック機構収容凹部356には、ベルト380を挿通する挿通孔356A,356Bが一対、所定の間隔をおいて開設されており、リッド357には、ベルト引き出し用の縦長のスリット357Aが形成されている。ベルト380は、図9に示すように、ロック機構収容凹部356側から一端が一方の挿通孔356Aを通して腹当接部351の裏側に引き出され、ベルト380の他端も同様に他方の挿通孔356Bを通して腹当接部351の裏側に引き出されている。ベルト380の各端部は収容部311の背もたれ部311Aに固定されている。
空間S’内においてベルト380は、詳しくは後述するがベルトロック機構400を介して、その一部分がリッド357のスリット357Aから外側に引き出され、スリット357Aから引き出されたベルト部位には、取っ手358が取り付けられている。この取っ手358を摘んで外方向に引くと、ガード350と背もたれ部311Aとの間のベルト380がガード350内に引き込まれて、ガード350と背もたれ部311Aとの間のベルト長が短くなるようになっている。ガード350と背もたれ部311Aとの間のベルト長は、ロック機構収容凹部356内に収容されているベルトロック機構400によって、調節した長さを維持できるようになっている。即ち、ベルトロック機構400によりベルト380がロックされているときは、取っ手358を摘んで引いても、ガード350と背もたれ部311Aとの間のベルト長を容易に短くしたり或いは逆にそれらの間のベルト長を容易に長くすることもできない。
次に、本発明の実施形態に係るベルトロック機構400について詳述する。
ベルトロック機構400は、ベースプレート410と、ベースプレート400に回動可能に支持された回動部材420と、回動部材420に付勢力を与える弾性部材430と、を備えている。
ベースプレート410は、横長の長方形状に形成されており、その中央にベルト挿通用に縦長に形成されたスリット411と、このスリット411に隣接してプレート表面から略直方体形状に膨出し回動部材420を回動可能に支持する支持部412と、この支持部412に対してスリット411を挟んで対向する位置でプレート表面から膨出しスリット411の縁からスリット411から離れるにしたがって高くなる斜面413Aを有する傾斜部413と、を備えている。支持部412と傾斜部413とは、ベースプレート410に一体成形されている。
ベースプレート410の四隅には、リッド357の内面から立設した連結用の第1凸部357Bを受容する受け部414が形成されており、さらに、各受け部414の反対側からはロック機構収容凹部356に形成されたベースプレート取付穴356Cに嵌入する第2凸部415が突出形成されている。これら第1凸部357B、受け部414、ベースプレート取付穴356C、第2凸部415には、例えばガード350の腹当接部351の裏面から連通するネジ穴(図示省略)が形成されていて、それらにネジ(図示省略)を螺着させることで、ベルトロック機構400が、ロック機構収容凹部356とリッド357とで画成される空間S’内で固定される。
ベースプレート410に形成されている支持部412には、上面と下面に、後述する回動部材420の軸425を回転可能に支持する軸受け部412Aが形成されている。また、ベースプレート410の支持部412に隣接したプレート表面には、弾性部材430の位置を規制する環状に突出した位置決め部416が形成されている。
回動部材420は四角型の枠状に形成されており、その一方の縦枠部421の表面には突出部421Aが一体成形されており、他方の縦枠部422の裏面には断面半円状の摩擦部422Aが一体成形されている。回動部材420の上下の各横枠部423,424の内周面には、回動部材420の回動の中心となる一対の軸425が対向するように形成されている。
回動部材420は、その一対の軸425がそれぞれベースプレート410の支持部412に形成された軸受け部412Aに嵌入することで、ベースプレート410に取り付けられる。回動部材420がベースプレート410に取り付けられると、回動部材420の摩擦部422Aは、ベースプレート410の支持部412と傾斜部413との間の空間P内に配設される。なお、回動部材420の回動によって、摩擦部422Aが、スリット411に対して近接したり、離れたりするように、空間P内を移動する。
このように回動可能にベースプレート410に支持された回動部材420に、付勢力を与える弾性部材430が、位置決め部416の上に設置されている。この位置決め部416は、回動部材420の突出部421Aの裏側に対応したベースプレート410の位置に設定されている。これにより、弾性部材430は、回動部材420とベースプレート410とに挟持される。
弾性部材430は、図示例ではコイル状のバネであり、このバネは、自然長よりも圧縮した状態で回動部材420とベースプレート410との間に挟持されている。なお、弾性部材430は、コイル状のバネに限定されるものではなく、圧縮するとそれに反発して伸張する方向に反作用が生ずるものであれば、弾性部材430として利用することができるのは勿論である。
回動部材420は、弾性部材430によって軸425を中心として突出部421A側が外側に常に付勢されるようになっている。突出部421Aが弾性部材430によって外側方向に常に付勢力が働いていることから、押しボタンとして機能する。このボタンを押すことで、回動部材420が軸425まわりに回動して、摩擦部422Aがスリット411から遠ざかり、摩擦部422Aとスリット411との間隔が拡開する。なお、傾斜部413の斜面413Aは、摩擦部422Aの移動の妨げにならないように、その傾斜角度が選定されている。
このようにベルトロック機構400は、ベースプレート410と、回動部材420と、弾性部材430とを組み合わせて構成されていて、前述したように、ベースプレート410の四隅に形成されている受け部414と第2凸部415とをそれらに嵌合する第1凸部357Bとベースプレート取付穴356Cに嵌合させ、更に例えばネジによって相互に強固に連結させることで、ベルトロック機構400は、ロック機構収容凹部356とリッド357とで画成される空間S’内に固定される。なお、ベルトロック機構400のボタンとして機能する突出部421Aがガード表面に現れるように、リッド357には突出部用の窓部357Cが開設されている。
空間S’内にベルトロック機構400が収容されている状態において、回動部材420の突出部421Aを押すことで、摩擦部422Aとベースプレート410のスリット411との間に空隙が生ずるが、回動部材420が弾性部材430によって付勢されている通常状態では、摩擦部422Aがスリット411及びそれに隣接した支持部412並びに傾斜部413の面に密着するようになっている。そして、図9に示すように、ベルトロック機構400内において、ベースプレート410の裏側からスリット411を通りリッド357側に引き出されたベルト358は、摩擦部422Aと支持部412並びに傾斜部413の面との間を通ってリッド357のスリット357Aに導かれている。
上記のようにベルトロック機構400を構成することにより、回動部材420が弾性部材430から付勢力を受けている状態においては、回動部材420の摩擦部422Aがベースプレート410のスリット411に近接し、即ち、摩擦部422Aがスリット411に隣接した支持部412並びに傾斜部413に押し当てられている。これにより、ベルトロック機構400内において、ベースプレート410の裏側からスリット411を通りリッド357側に引き出されたベルト358は、摩擦部422Aとスリット411に隣接した支持部412並びに傾斜部413とに強固に挟み込まれている。
この状態において、取っ手357Aを掴んで外側に引っ張っても、摩擦部422Aとスリット411に隣接した支持部412並びに傾斜部413とによる摩擦力によって、ベルト380はロックされていて、容易に外側に引き出すことはできない。換言すると、摩擦部422Aが回動部材の動作に連動して動く可動摩擦部として機能し、上記支持部412並びに傾斜部413はベースプレート410に固定的に配設された固定摩擦部として機能し、スリット411からリッド357側へ引き出されたベルト380は、可動摩擦部が固定摩擦部に押し当てられることで、可動摩擦部と固定摩擦部とに挟まれてロックされることになる。
以上のように構成されたショッピングカードの動作について説明する。なお、子供をチャイルドシート300に座らせる場合を例に、本発明の構成部材の作用を説明する。
図10に示すように、ガード350が背もたれ部311A側に倒れている状態において、子供をチャイルドシート300の座部311Bに座らせる場合には、先ず、ガード350のボタン、即ち回動部材420の突出部422Aを押して、摩擦部422Aをベースプレート410のスリット411から引き離し、ベルト380のロックを解除する。
ボタンを押しながら、ガード350を前方に押して、ガード350が回転軸354まわりに回転するように力を加える。これにより、ガード350の回転部353自体に軸354まわりに回転しようとする力が働く。
このとき、受容部360の凹部367内に入っていた回転止め355の突起部355Eが、凹部367の壁面に当たり、更に回転部353が回転しようとする方向に力が働くことで、回転止め355の突起部355Eが軸354側に向けて撓む。そして、回転止め355が撓んで、さらにガード350を前向きに移動させる力が作用することで、回転部353が回転する。回転部353の回転に伴ってガード350が回動し、ガード350の腹当接部351の移動につれて、ガード350のリッド357のスリット357Aから外方に引き出されていたベルト380が、ガード350内部に引き込まれ、これに対応してガード350と背もたれ部311Aとの間のベルト長が延びることになる。
回転部353の回転に伴って、回転止め355の突起部355Eはシート本体310の受容部360の湾曲部361を摺動する。さらに回転部353が回転し、回転止め355の突起部355Eがロック溝365上に来ると、図11に示すように、突起部355Eがロック溝365に嵌入する。
突起部355Eがロック溝365に入った状態になると、ガード350が前方へ移動した位置でその姿勢が保持される。すなわち、ガード350を前方へ移動させてシート本体310とガード350との間を拡開させた際に、突起部355Eがロック溝365に入った状態でロックされることになり、前方へ移動させたガード350はその位置で姿勢が維持される。このようにシート本体310とガード350との間が拡開した状態で、子供をチャイルドシート300の座部311Bに座らせる。
次に、子供を保護するガード350を所望の使用位置に設定する場合の操作について説明する。
座部311Bに子供を座らせたら、図11に示すガード350を上記操作と逆に、背もたれ部311Aへ倒すように、ガード350に力を加える。これにより、ガード350の回転部353自体に軸354まわりに回転しようとする力が働く。
このとき、受容部360のロック溝365に入っていた回転止め355の突起部355Eが、ロック溝365の壁面に当たり、さらに回転部353が回転しようとする方向に力が働くことで、回転止め355の突起部355Eが軸354側に向けて撓む。そして、回転止め355が撓んで、さらにガード350を背もたれ部311A側へ移動させる力が作用することで、回転部353が回転する。
回転部353の回転に伴って、回転止め355の突起部355Eはシート本体310の受容部360の湾曲部361を摺動する。さらに回転部353が回転し、回転止め355の突起部355Eが凹部367上に来ると、図10に示すように、突起部355Eが凹部367に入る。
そして、例えばガード350の腹当接部351を子供の腹部に当接させた状態において、ガード350のボタンを押して、ベルト380のロックを解除する。ベルト380のロックを解除した状態で、取っ手358を掴んで外方向に引っ張る。これにより、ガード380と背もたれ部311Aとの間のベルト380をガード350内に引き込むと共に、リッド357のスリット357Aから引き出す。
その後、ガード350と背もたれ部311Aとの間のベルト長を適切な長さに調節したら、取っ手358を引っ張るのを止めると共に、ボタンの押圧も解除する。ボタンのプッシュ動作を止めると、回動部材420に弾性部材430の付勢力が働き、回動部材420の摩擦部422Aがベースプレート410のスリット411に近接する。
即ち、摩擦部422A(可動摩擦部)が該スリット411に隣接した支持部412並びに傾斜部413(固定摩擦部)に押し当てられる。これにより、ベルトロック機構400内において、ベースプレート410の裏側からスリット411を通りリッド357側に引き出されたベルト358は、摩擦部422A(可動摩擦部)とスリット411に隣接した支持部412並びに傾斜部413(固定摩擦部)とに強固に挟み込まれる。
この状態において、例えば、取っ手357Aを掴んで外側に引っ張っても、ベルト380は、摩擦部422A(可動摩擦部)とスリット411に隣接した支持部412並びに傾斜部413(固定摩擦部)とによる摩擦力によってロックされていて、容易に外側に引き出すことはできない。このようにベルト380をロックすることで、子供をチャイルドシート300に着座させる作業が完了する。
本発明の実施形態に係るベルトロック機構400では、簡素な構造にも拘わらず、ガード350の使用時におけるベルト380の引き出しを規制し、調節した長さを一定に維持することができる。
本実施形態に係るベルトロック機構400は、図13に示す従来のベルトロック機構60と比較して、品質安定性を確保しながら、構成部品点数を低減することができて製造コストを安価にすることができる。また、本実施形態に係るベルトロック機構400は組立も簡単であるので、図13に示す複雑なベルトロック機構60と異なり、製造作業も簡素化することができる。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。たとえば、本発明のベルトロック機構が適用されるショッピングカートの構造は上記説明のものに限定されるものではない。
上述の実施形態では、本発明のガード回転ロック機構が、リクライニング機構を備えたチャイルドシートに適用される場合を例示したが、リクライニング機構の有無を問わないことは言うまでもない。また、チャイルドシート300の収容部311を覆うカバー312も任意である。
また、本発明のベルトロック機構は、ショッピングカートに装備したチャイルドシートにだけ適用されるものではないことは勿論である。例えば、本発明のベルトロック機構は、ベビーカーのシートとそれに回転可能に取り付けたガードに適用することができるし、自動車に搭載して搭乗した子供が座るチャイルドシートに適用することもできる。また、屋内で使用する子供用ハイチェアなどにも本発明を適用できることは明らかである。
本発明の実施形態に係るショッピングカートを示す前方斜視図である。 図1のショッピングカートの後方斜視図である。 図1のショッピングカートの正面図である。 図1のショッピングカートの側面図である。 本発明の実施形態に係るチャイルドシートのガードを示す斜視図である。 図5のチャイルドシートの受容部周辺の構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るガードの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るガードの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るガードの断面図である。 本発明の実施形態に係るガードと座部との連結構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るガードと座部との連結構造を示す断面図である。 従来のチャイルドシートを示す斜視図である。 従来のガード内蔵型のベルトロック機構を示す斜視図である。
符号の説明
10 ショッピングカート
100 カート本体
110 ベースフレーム
111R,111L 棒材
112 第1連結棒材
114 第1架設材
114R,114L 起立部
114C 横部
115 金属棒部
115A 緩斜部
115B 段差部
115C 水平部
115S ストッパー
118 緩衝部材
120 シート支持フレーム
121R,121L 第1垂直棒材
122R,122L 第1傾斜棒材
123 第2連結棒材
130 ハンドルフレーム
131R,131L 第2垂直棒材
132R,132L 第2傾斜棒材
133R,133L 第3傾斜棒材
134 第3連結棒材
135 第3横架材
138 グリップ
200 走行輪
300 チャイルドシート
310 シート本体
311 収容部
311A 背もたれ部
311B 座部
311C 肘置きガード部
312 カバー
350 ガード
351 腹当接部
352 股当接部
353 回転部
353A 貫通孔
353B,367 凹部
353C 孔
354 軸
355 回転止め
355A ベース部
355B 凸部
355C 湾曲部
355D 傾斜部
355E 突起部
356 ロック機構収容凹部
356A,356B ベルト挿通孔
356C ベースプレート取付穴
357 リッド
357A スリット
357B 第1凸部
357C 窓部
358 取っ手
360 受容部
361 湾曲部
362 側壁
365 ロック溝
370 ヘッドサポート
380 ベルト
390 レバー
400 ベルトロック機構
410 ベースプレート
411 スリット
412 支持部
412 傾斜部
412A 軸受け部
413A 斜面
414 受け部
415 第2凸部
416 位置決め部
420 回動部材
421,422 縦枠部
421A 突出部
422A 摩擦部
423,424 横枠部
425 軸
430 弾性部材
S 収容空間

Claims (11)

  1. シート本体にガードを揺動可能に取り付け、該ガードに挿通してガード外側に引き出したベルトの両端を上記シート本体に固定すると共に、上記ガード内でこのベルトをロックするベルトロック機構であって、
    ベースプレートと、該ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、該回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を備えており、
    上記ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットと、該スリットに隣接して配設した固定摩擦部と、を有し、
    上記回動部材は、可動摩擦部を有していて、
    上記回動部材が上記弾性部材によって付勢されることで、上記可動摩擦部が上記スリット及びそれに隣接した固定摩擦部に押し当てられて、上記ベースプレートの裏側から上記スリットを通して引き出された上記ベルトが上記可動摩擦部と上記固定摩擦部とに挟み込まれてロックされ、
    上記弾性部材の付勢力に抗して上記回動部材を回動させ上記可動摩擦部を上記スリット及び上記固定摩擦部から離れるように移動させると、上記ベルトのロックが解除されることを特徴とする、ベルトロック機構。
  2. シート本体にガードを揺動可能に取り付け、該ガードに挿通してガード外側に引き出したベルトの両端を上記シート本体に固定すると共に、上記ガード内でこのベルトをロックするベルトロック機構であって、
    ベースプレートと、該ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、該回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を有し、
    上記ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットと、該スリットに隣接してプレート表面から膨出し上記回動部材を回動可能に支持する支持部と、該支持部に対して上記スリットを挟んで対向する位置でプレート表面から膨出し斜面を有する傾斜部と、を有し、
    上記回動部材は、摩擦部を有していて、
    上記回動部材が上記弾性部材によって付勢されることで、上記摩擦部が上記スリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部に押し当てられて、上記ベースプレートの裏側から上記スリットを通して引き出された上記ベルトが上記摩擦部と上記スリットに隣接した支持部並びに傾斜部とに挟み込まれてロックされ、
    上記弾性部材の付勢力に抗して上記回動部材を回転させて上記摩擦部を上記スリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部から離れるように移動させると、上記ベルトのロックが解除されることを特徴とする、ベルトロック機構。
  3. 前記ガードが、ロック機構収容凹部と、該ロック機構収容凹部を閉塞するリッドと、を備え、
    前記ベースプレートと前記回動部材と前記弾性部材とが、上記ロック機構収容凹部と上記リッドとで画成される空間内に収容されており、
    前記回動部材に突出部が形成され、前記弾性部材が上記突出部の裏面と前記ベースプレートの表面とに圧縮した状態で挟持され、
    ガード表面に上記突出部が現れるように窓部が上記リッドに開設されていて、
    前記弾性部材の付勢力に抗して上記突出部を押すことで前記回動部材が回動して、上記ベルトのロックが解除されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルトロック機構。
  4. 前記弾性部材がコイル状のバネであることを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載のベルトロック機構。
  5. 前記固定摩擦部が前記ベースプレートと一体に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のベルトロック機構。
  6. 座部と背もたれ部とを備えたシート本体と、上記座部に着座した子供の動きを規制するガードと、上記シート本体に両端を固定されたベルトと、を備えたシートであって、
    請求項1乃至5の何れかに記載のベルトロック機構を備えた、シート。
  7. 下部に複数の走行輪を備えたカート本体と該カート本体に支持されたチャイルドシートとを備えたショッピングカートであって、
    上記チャイルドシートが、座部と背もたれ部とを備えたシート本体と、該シート本体に揺動可能に取り付けたガードと、上記シート本体に両端を固定されていて中間部位が上記ガードに挿通されてガード外側に引き出されたベルトと、上記ガード内でベルトをロックするベルトロック機構と、を備え、
    上記ベルトロック機構が、ベースプレートと、該ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、該回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を備えており、
    上記ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットと、該スリットに隣接して配設した固定摩擦部と、を有し、
    上記回動部材は、可動摩擦部を有していて、
    上記回動部材が上記弾性部材によって付勢されることで、上記可動摩擦部が上記スリット及びそれに隣接した固定摩擦部に押し当てられて、上記ベースプレートの裏側から上記スリットを通して引き出された上記ベルトが上記可動摩擦部と上記固定摩擦部とに挟み込まれてロックされ、
    上記弾性部材の付勢力に抗して上記回動部材を回動させ上記可動摩擦部を上記スリット及び上記固定摩擦部から離れるように移動させると、上記ベルトのロックが解除されることを特徴とする、ショッピングカート。
  8. 下部に複数の走行輪を備えたカート本体と該カート本体に支持されたチャイルドシートとを備えたショッピングカートであって、
    上記チャイルドシートが、座部と背もたれ部とを備えたシート本体と、該シート本体に揺動可能に取り付けたガードと、上記シート本体に両端を固定されていて中間部位が上記ガードに挿通されてガード外側に引き出されたベルトと、上記ガード内でベルトをロックするベルトロック機構と、を備え、
    上記ベルトロック機構が、ベースプレートと、該ベースプレートに回動可能に支持された回動部材と、該回動部材に付勢力を与える弾性部材と、を備えており、
    上記ベースプレートは、ベルト挿通用のスリットと、該スリットに隣接してプレート表面から膨出し上記回動部材を回動可能に支持する支持部と、該支持部に対して上記スリットを挟んで対向する位置でプレート表面から膨出し斜面を有する傾斜部と、を有し、
    上記回動部材は、摩擦部を有していて、
    上記回動部材が上記弾性部材によって付勢されることで、上記摩擦部が上記スリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部に押し当てられて、上記ベースプレートの裏側から上記スリットを通して引き出された上記ベルトが上記摩擦部と上記スリットに隣接した支持部並びに傾斜部とに挟み込まれてロックされ、
    上記弾性部材の付勢力に抗して上記回動部材を回転させて、上記摩擦部を上記スリット及びそれに隣接した支持部並びに傾斜部から離れるように移動させると、上記ベルトのロックが解除されることを特徴とする、ショッピングカート。
  9. 前記ガードが、ロック機構収容凹部と、該ロック機構収容凹部を閉塞するリッドと、を備え、
    前記ベースプレートと前記回動部材と前記弾性部材とが、上記ロック機構収容凹部と上記リッドとで画成される空間内に収容されており、
    前記回動部材に突出部が形成され、前記弾性部材が上記突出部の裏面と前記ベースプレートの表面とに圧縮した状態で挟持され、
    ガード表面に上記突出部が現れるように窓部が上記リッドに開設されていて、
    前記弾性部材の付勢力に抗して上記突出部を押すことで前記回動部材が回動して、上記ベルトのロックが解除されることを特徴とする、請求項7又は8に記載のショッピングカート。
  10. 前記弾性部材がコイル状のバネであることを特徴とする、請求項7乃至9の何れかに記載のショッピングカート。
  11. 前記固定摩擦部が前記ベースプレートと一体に形成されていることを特徴とする、請求項7に記載のショッピングカート。
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