JP2007236314A - 粥の素 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、製造工程を大幅に簡略化しながら、栄養価及び食味に優れた粥の素を得ることを課題とする。
【解決手段】 この発明の粥の素は、生の米類及び豆類を粉末化して適宜割合で混合したものに、粉末状の調味料、例えば昆布及び削り節を添加したものである。
米類にはうるち米及びもち米を、豆類には大豆を用いるものとし、前記うるち米及びもち米は50〜70メッシュに、前記大豆は100〜300メッシュに粉末化するのが好ましい。
【選択図】 なし

Description

この発明は、粉末状の粥の素に関するものである。
従来より、多量の水で米などを柔らかく煮た粥は、消化吸収が良いために高齢者や病人に適した食事として知られているが、その調理には水洗米を弱火で40〜50分かけて煮る必要があり、手間がかかるものとなっている。
今日では、かかる手間を解消するものとして、アルファ化した米などを粉末状にしたものに水や湯を注ぐだけで粥を得ることができる粥の素が提案されている。
例えば、特開2003−47415号公報には、乾燥アルファ化米の粉末を焙煎した即席粥の素の発明が記載されている。この発明によれば、お湯を注ぐだけでただちに食味が優れた粥状ないし重湯状の食品を得ることができる。
また、特開2002−51712号公報には、加水及び加熱処理によりアルファ化された米又は米粉を乾燥して粉末、顆粒又はフレーク状に形成した乾燥食品の発明が記載されている。この発明によれば、お湯を注ぐだけで容易にペースト状の粥を得ることができる。
特開2003−47415号公報 特開2002−51712号公報
上掲の発明のように、従来の粥の素にあっては、お湯を注ぐだけで容易に粥を得るために、予めアルファ化された米等を原料として使用している。アルファ化とは、自然状態では消化吸収に適していないベータ状態にある米の主成分である澱粉を加水及び加熱処理して消化吸収しやすいアルファ状体の澱粉に状態変化させることをいうが、従来の粥の素の製造過程においては、米等をアルファ化するための加水及び加熱処理が必要となっている。
また、アルファ化工程において加水処理がされているのに伴い、粉末状の粥の素を得るためには乾燥処理工程が必要となり、製造工程が煩雑で、コストもかかるという問題があった。
この発明は、製造工程を大幅に簡略化しながら、栄養価及び食味に優れた粥の素を得ることを課題とする。
この発明の粥の素は、生の米類及び豆類を粉末化して適宜割合で混合したものに、粉末状の調味料、例えば昆布及び削り節を添加したものである。
米類にはうるち米及びもち米を、豆類には大豆を用いるものとし、前記うるち米及びもち米は50〜70メッシュに、前記大豆は100〜300メッシュに粉末化するのが好ましい。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の粥の素をぬるま湯に攪拌混合し、電子レンジで加熱することを特徴とした、粥の製造方法である。
なお、米類は滑らかな食感を得るためにもち米を加えることが好ましいが、このうち1種類のみ使用するものとしてもよい。
また、豆類を混合するのは、豆類に含まれる植物性の脂肪分や脂肪に溶け込んでいるビタミンEなどを補給する目的である。この意味で、大豆を用いるのが好ましいが、小豆、隠元豆、えんどう豆、そら豆、ヒヨコマメ、黒豆等粥に入れたときに粥の食味を壊さないものであれば他の豆類でもよく、このうち1種類のみ使用するものとしてもよいが、複数種類を混合して使用するものとしてもよい。
この発明によれば、原料として生の米類及び豆類を用いるものとしたので、製造工程における加水及び加熱工程、さらにはこれに伴う乾燥工程を要することなく簡易な製造工程によって粥の素を得ることができる。
また、米類及び豆類を粉末状にしてあるので、米類及び豆類の水の吸収及び熱の伝達が早く、調理の際に水分を加えて短時間加熱することで素早くアルファ化して容易に粥を得ることができるとともに、豆類を混合しているので植物性たんぱく質や植物性脂肪分を多く含む栄養価に優れた粥を得ることができる。
また、粉末調味料(例えば粉末状の昆布及び削り節)を添加したので、風味に優れた粥を得ることができる。
請求項2に記載された発明によれば、うるち米は50〜70メッシュと比較的粗い粉末としてあるので米の食感が得られ、もち米を混合したので滑らかな食感が得られる。そして大豆粉末は100〜300メッシュの微細粉末としたのでこれが米の食感を阻害することもない。すなわち、程よい滑らかさと共に米粒の食感を残した粥を短時間で得ることができる。また、原材料が全て粉末なので消化吸収がよく、老人、病人等の食事に適している。
この発明の実施例の粥の素(1食分50g)の構成を表1に示す。米粉とほぼ同量の大豆粉を加えたのは良質の植物性タンパク質を得るためである。また、もち米粉を加えたのは、もち米の持つ粘り気を利用して粥に滑らかさを得るためである。さらに、調味料として昆布粉及び削り節粉を添加したのは風味を増すためである。
Figure 2007236314
この粥の素の製造方法の概要は次の通りである。
うるち米、もち米、大豆は予め水洗した後、乾燥させておく。乾燥後これらを粉砕機にかけて、うるち米及びもち米は60メッシュの粉末に、大豆は200メッシュの粉末に加工する。うるち米の粉末をやや大きめの60メッシュとしたのは食感を残すためである。乾燥昆布及びさば、かつおなどの削り節を粉砕機にかけて粉末に加工しておく。なお、粉末状の昆布及び削り節は市販のものを用いてもよい。上記の粉末を表1の構成表の通りに混合して個別の袋に収納して1食分の粥の素を製造する。
この粥の素の調理方法を以下説明する。まず、1食分の粥の素を椀などに開けて35℃〜43℃のぬるま湯約250ccを注ぐ。ダマができないようによく撹拌した後、椀に電子レンジ用のラップをかけ、電子レンジ(500W)に入れて2分程度加熱する。この加水及び加熱によって米及び大豆に含まれる澱粉が短時間でアルファ化される。加熱終了後、電子レンジから椀を取り出してラップを除去すれば、粥を得ることができる。なお、ぬるま湯の量を増やせば流動食状の粥とすることができ、減ずれば固めの粥とすることができる。
したがって、従来のように生米から40〜50分かけて粥を調理する必要もなく、また、従来の粥の素のように、製造過程において米などをアルファ化する工程を経ることなく、粥を得ることができる。
この実施例の粥の素の栄養素成分を表2に示す。この粥の素は、表1に示すように米粉とほぼ同量の大豆粉とを混合してなるので、糖質だけでなく大豆に含まれる良質の植物性タンパク質やビタミンEを含有する植物性脂肪等をバランスよく含んでおり、栄養価に優れたものとなっている。また、原材料は何れも粉末なので体内への吸収もよい。
Figure 2007236314
さらに、生の米類及び豆類をそのまま乾燥して粉末化しているので、長期保存にも適している。
この発明は、ぬるま湯を入れて電子レンジで加熱調理して粥を得ることができる粉末状の粥の素として提供されるものであり、産業上の利用可能性を有するものである。

Claims (3)

  1. 生の米類及び豆類を粉末化して適宜割合で混合したものに、粉末調味料を添加してなる粥の素
  2. 米類にはうるち米及びもち米を、豆類には大豆を用いるものとし、前記うるち米及びもち米は50〜70メッシュに、前記大豆は100〜300メッシュに粉末化した請求項1記載の粥の素
  3. 請求項1又は2に記載の粥の素をぬるま湯に攪拌混合し、電子レンジで加熱することを特徴とした、粥の製造方法
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