JP2007236220A - 振動発電式水中集魚灯装置 - Google Patents

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司 吉光
Miki Mikami
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Abstract

【課題】釣り糸を上下動する際に同時に発電して発光すると共に、発電用の磁石又はコイルを効率よく振動させて発電効率を高める。
【解決手段】釣り糸S1,S2に取り付ける水中集魚灯本体1内に設けた発電用筒体2と、発電用筒体2に、発電用筒体2の周囲に巻き付けるように取り付けたコイル3と、発電用筒体2内に、その長手方向へ移動自在に収納した磁石4と、コイル3の出力線に接続した発光素子5と、から成り、水中集魚灯本体1が揺れ動くときに、発電用筒体2内に収納した磁石4が、コイル3部分を通過(鎖交)するときに、コイル3から誘起された電流により発光素子5を点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、魚を光で誘集するための漁具である水中集魚灯に係り、特に電源に電池を用いない振動発電式水中集魚灯装置に関するものである。
太刀魚、鯵、イカ類、鯖、メバル、細魚等の捕食魚は、光に集まってくるプランクトン、小魚を捕食するため、大光量の水中集魚灯を用いるとこれらの魚を大量に釣り上げることができる。また、点滅などにより魚の注意を喚起して釣果を向上させる小光量の集魚灯もある。この小光量の水中集魚灯は、密閉容器内に豆電球と電源となる電池とを水密状に収納したものである。このような豆電球を用いた水中集魚灯は、豆電球の電力消費量が大きいため頻繁に乾電池を交換する必要があった。また、豆電球の寿命も短かった。
そこで、豆電球を使用しないで省電力化を図る集魚灯に関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1の特開平11−299393号「水中集魚灯用電球」において、豆電球のフィラメントとガラス球を取り除いた金属スクリュウ部分に、青色光発光ダイオード、白色光発光ダイオード、緑色光発光ダイオード或いは青色光と白色光と緑色光の発光ダイオードを複数個組み合わせた発光ダイオードを接合した水中集魚灯用電球が提案されている。
特開平11−299393号公報
しかし、特許文献1に記載されている「水中集魚灯用電球」は、従来の豆電球の代わりに、低電力消費の発光ダイオードを用いただけで、電源として電池を利用することにかわりなく、電池が消耗すると水中集魚灯を点灯させることができなくなる。充電池を使用した集魚灯でも、度々充電する必要があり大変煩雑であるという問題を有していた。
また、電池を収納した水中集魚灯では、冷たい海中で使用するときにその出力が低下して十分な光量を確保できなくなることを防止するために、収納した電池が海水で冷却されないような構造にする必要があり、水中集魚灯の装置全体が嵩張りやすいという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、釣り糸を上下動する際に同時に発電して発光することができる振動発電式水中集魚灯装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、釣り糸(S1,S2)に取り付ける水中集魚灯本体(1)内に、設けた筒状の発電用筒体(2)と、前記発電用筒体(2)に、該発電用筒体(2)の周囲に巻き付けるように取り付けたコイル(3)と、前記発電用筒体(2)内に、その長手方向へ往復動自在に収納した磁石(4)と、前記コイル(3)の出力線に接続した発光素子(5)と、から成り、前記水中集魚灯本体(1)が揺れ動くときに、前記発電用筒体(2)内に収納した磁石(4)が、前記コイル(3)部分を通過することで、該コイル(3)から誘起された電流により前記発光素子(5)を点灯させる、ことを特徴とする。
また、前記発電用筒体(2)の内部空間の横断面形状を多角形状に形成し、かつ該磁石(4)の横断面形状を円形状に形成することが好ましい。
前記水中集魚灯本体(1)内において、前記発電用筒体(2)が長手方向へ可動するように、該発電用筒体(2)の上端と下端にそれぞれ弾性部材(10)を架け止めることが好ましい。
前記磁石(4)の一端又は両端に弾性部材(10)を取り付けることが好ましい。
前記発電用筒体(2)内部の上端と前記磁石(4)の上端とを弾性部材(11)で連結することが好ましい。
前記発電用筒体(2)内部の上端と前記磁石(4)の上端とを弾性部材(11)で連結し、かつ該磁石(4)の下端も該発電用筒体(2)内部の下端とを弾性部材(11)で連結することが好ましい。
前記水中集魚灯本体(1)は、その長手方向の一端が揺動自在になるように、その他端を釣り糸(S1,S2)に掛け止める構成にすることが好ましい。
また、本発明は、釣り糸(S1,S2)に取り付ける水中集魚灯本体(1)内に、設けた筒状の発電用筒体(2)と、前記発電用筒体(2)内に固定した固定磁石(12)と、前記発電用筒体(2)の周囲に、その長手方向へ往復動自在に配置した略リング状の可動コイル(13)と、前記可動コイル(13)の出力線に接続した発光素子(5)と、から成り、前記水中集魚灯本体(1)が揺れ動くときに、前記可動コイル(13)が前記発電用筒体(2)に固定した磁石(4)部分を通過することで、該可動コイル(13)から誘起された電流により前記発光素子(5)を点灯させるように構成することができる。
前記発電用筒体(2)の外周において、該可動コイル(13)の上端と下端それぞれに可動コイル用弾性部材(14)を取り付けることが好ましい。
前記発光素子(5)は、異なる色調のものに交換可能に構成することが好ましい。
前記発光素子(5)は、異なる色調のものが交互に点灯又は点滅するように構成することが好ましい。
本発明の振動発電式水中集魚灯装置では、釣竿を振る際、又はしゃくりの際に、釣り糸(道糸)(S1,S2)が上下動し、水中集魚灯本体(1)が揺れ動く。この揺れにより発電用筒体(2)内の磁石(4)がコイル(3)部分を通過、即ち鎖交することで、コイル(3)から電流が誘起され、この起電力を利用して発光素子(5)を点灯させることができる。
横断面形状が多角形状の内部空間を有する発電用筒体(2)内で、横断面形状が円形状の磁石(4)を収納した構造では、発電用筒体(2)の角部に大きな隙間(C)が形成され、発電用筒体(2)内部の空気が容易に移動して、磁石(4)を発電用筒体(2)内で円滑に移動させることができる。そこで、磁石(4)がコイル(3)部分を通過(鎖交)する回数が増大して起電力を高めることができる。
水中集魚灯本体(1)内において、発電用筒体(2)の上端と下端にそれぞれコイルばね等の弾性部材(10)を取り付けることにより、釣り糸(道糸)(S1,S2)が上下動する際に水中集魚灯本体(1)が上下動する。この発電用筒体(2)の上下の変位を位置エネルギーとして一旦蓄積した後、上方又は下方へ移動させようとするので、水中集魚灯本体(1)内において発電用筒体(2)が上下に移動しやすくなり、磁石(4)も発電用筒体(2)内で円滑に往復動するようになる。
発電用筒体(2)内において、磁石(4)の一端に、又は上端と下端にそれぞれコイルばね等の弾性部材(10)を取り付けることにより、一旦発電用筒体(2)が上下動すれば、磁石(4)の弾性部材(10)が発電用筒体(2)内の下端に、又は上下端に当たり、その反動で磁石(4)が発電用筒体(2)内で円滑に上下動する。
発電用筒体(2)内において、磁石(4)の一端に、又は上端と下端にそれぞれゴムひも等の弾性部材(11)を連結することにより、一旦発電用筒体(2)が上下動すれば、磁石(4)を吊り下げている弾性部材(11)が伸縮する際に所定の振幅を保ちながら磁石(4)が発電用筒体(2)内で円滑に上下動する。
水中集魚灯本体(1)は、その長手方向の一端が揺動自在になるように、その他端を釣り糸(S1,S2)に掛け止めることにより、道糸(S1)の緩慢な上下動により水中集魚灯本体(1)は振られるようにその発電用筒体(2)の一端を中心にして、多端が円弧形状に上下するように振れると、内部の磁石(4)もこの発電用筒体(2)内を往復動する。
前記発電用筒体(2)内に固定磁石(12)を固定し、この固定磁石(12)に可動コイル(13)が通過するように構成したものでも、可動コイル(13)から誘起された電流により発光素子(5)を点灯させることができる。
前記可動コイル(13)の上端と下端それぞれに可動コイル用弾性部材(14)を取り付けることにより、可動コイル(13)が固定磁石(12)部分を通過(鎖交)する回数が増大して起電力を高めることができる。
前記発光素子(5)は、異なる色調のものに交換可能に構成し、この発光素子(5)を交互に点灯又は点滅するように構成することにより、釣りをしているの日の天候や潮の色、狙う魚の種類によって、魚を誘集しやすい色調の発光素子(5)に使い分けることができる。
本発明の振動発電式水中集魚灯装置は、水中集魚灯本体内に設けた発電用筒体と、発電用筒体に、発電用筒体の周囲に巻き付けるように取り付けたコイルと、発電用筒体内に、その長手方向へ往復動自在に収納した磁石と、コイルの出力線に接続した発光素子と、から成るものである。釣り糸に付けた水中集魚灯本体が揺れ動くときに、発電用筒体内に収納した磁石がコイル部分を通過(鎖交)することで、コイルから電流が誘起され、この起電力を利用して発光素子を点灯させるものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は実施例1の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。
本発明の実施例1の振動発電式水中集魚灯装置は、図1に示すように、釣り糸S1,S2に取り付ける水中集魚灯本体1内に発電用筒体2を設け、この発電用筒体2に、発電用筒体2の周囲に巻き付けるようにコイル3を取り付け、この発電用筒体2内にはその長手方向へ往復動自在に永久磁石等の磁石4を収納したものである。このコイル3の出力線(図示していない)に発光素子5を接続したものである。
水中集魚灯本体1は、略円筒形状の部材の一端(図示では上端)に釣り糸の道糸S1を掛け止める掛止部6を、他端(図示では下端)に発光部7を設けたものである。この発光部7は、その内部に発光ダイオード、発光チップ、発光ダイオードチップ(LEDチップ)、EL、半導体レーザー素子等の発光素子5を内蔵したものである。発光素子5には、色調の異なる複数の発光ダイオード等を使用する。図示例では、2個の発光素子5を配置した状態を示しているが、この個数に限定されるものではない。
この発光部7は、発光素子5を覆うように散光構造のカバーレンズ8を取り付けたものである。また、発光部7の一部に道糸S1又は仕掛け糸S2を掛け止める掛止部9を設けた。
発電用筒体2のコイル3の出力線には、図示していないが、整流器を接続し、この整流器に蓄電用コンデンサーを接続し、この蓄電用コンデンサーより定電流ダイオードと発光ダイオード等の発光素子5を直列接続したものである。蓄電用コンデンサーに代えて、二次電池を組み込むことも可能である。また、定電流ダイオードやブリッジの整流器等についてもICに代えることができる。発光素子5は点滅するように構成したり、複数の異なる色調の発光色が交互に点滅するように構成することも可能である。このように、釣りをしているの日の天候や潮の色、狙う魚の種類に応じて魚を誘集しやすい色調の発光素子5に使い分けることができる。
このように構成した振動発電式水中集魚灯装置では、釣竿を振る際、又はしゃくりの際に、釣り糸(道糸)S1が上下動するときに、水中集魚灯本体1と共に発電用筒体2が揺れ動く。この発電用筒体2内の磁石4がコイル3部分を通過、即ち鎖交することで、コイル3から電流が誘起され、この起電力を利用して発光素子5を点灯させることができる。
図2は発電用筒体の他の実施例を示す横断面図であり、(a)は発電用筒体の横断面形状が略四角形状のものであり、(b)は発電用筒体の横断面形状が略六角形状のものである。
横断面形状が円形状の発電用筒体2内に、同じ横断面形状が円形状の磁石4を収納したものでは、磁石4は内部の空気抵抗により発電用筒体2内で円滑に移動しないことがある。なお、磁石4の空気抵抗を低下させるために、発電用筒体2の内径に比較して、磁石4の外径を短くすると、発電用筒体2内で磁石4がガタつくことがあり、却って、磁石4を円滑に往復動させることができない。そこで、この実施例では、発電用筒体2内における磁石4の空気抵抗を下げ、円滑に往復動させるために、多角形状になる発電用筒体2内に、横断面形状が円形状の磁石4を収納した。
このようにすれば、発電用筒体2の内部空間の角部に大きな隙間Cが形成されるので、その内部の空気が容易に移動して、磁石4が発電用筒体2内で円滑に往復動するようになる。そこで、磁石4がコイル3部分を通過(鎖交)する回数が増大して起電力を高めることができる。図示例では、発電用筒体2の横断面形状が略四角形状(図2(a))又は略六角形状(図2(b))のものを示しているが、この角数に限定されるものではない。更に、磁石4の横断面形状を多角形状にし、発電用筒体2の横断面形状を円形状に形成することも可能である。逆の構成でも所定の隙間が形成される構造であれば円滑に磁石4を往復動させることができる。
図3は実施例2の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。
実施例2の振動発電式水中集魚灯装置は、水中集魚灯本体1内において、発電用筒体2のみが長手方向へ往復動するように、発電用筒体2の上端と下端にそれぞれコイルばねのような弾性部材10を架け止めたものである。
このように、釣り糸S1,S2が上下動するときに水中集魚灯本体1も上下動するが、その上下の変位の位置エネルギーを一旦蓄積した後、発電用筒体2の上端と下端にそれぞれ架け止めたコイルばね等の弾性部材10が、上方又は下方へ移動させようとするので、水中集魚灯本体1内において発電用筒体2が上下に振動しやすくなり、磁石4も発電用筒体2内で円滑に往復動するようになる。
図4は実施例3の磁石と発電用筒体を示す拡大縦断面図である。図5は実施例3の変形例を示す磁石と発電用筒体の拡大縦断面図である。
実施例3の振動発電式水中集魚灯装置は、磁石4の一端(下端)にコイルばね等の弾性部材10を取り付けた(図4参照)。または、磁石4の両端にコイルばね等の弾性部材10を取り付けた(図5参照)。このように、磁石4の一端に、又は上端と下端にそれぞれコイルばね等の弾性部材10を取り付けることにより、一旦発電用筒体2が上下動すれば、磁石4の弾性部材10が発電用筒体2内の下端に、又は上下端に当たり、その反動で所定の振幅を保ちながら磁石4が発電用筒体2内で円滑に上下動するようになる。
図6は実施例4の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。
実施例4の振動発電式水中集魚灯装置は、発電用筒体2内において、磁石4がコイル3部分を通過しやすいように、磁石4の一端にゴムひものような弾性部材11を連結したものである。緩やかな発電用筒体2の上下動では、磁石4を発電用筒体2のコイル3を通過しないことがある。例えば、磁石4が常に発電用筒体2の下部に位置していることがある。そこで、磁石4をゴムひも又はコイルばね弾性部材11で発電用筒体2内の上下端に連結した。
このように、発電用筒体2内において、磁石4の上端と下端にそれぞれ弾性部材11を連結することにより、一旦発電用筒体2が上下動すれば、磁石4を吊り下げている弾性部材11が伸縮する際に所定の振幅を保ちながら磁石4がコイル3部分を通過(鎖交)しやすくなる。
図7は実施例4の振動発電式水中集魚灯装置の変形例を示す縦断面図である。
ゴム糸又はコイルばねのような弾性部材11は、磁石4の上端と下端それぞれに連結する必要はなく、発電用筒体2内のコイル3の位置に磁石4がくるように、1本のゴムひも又は1本のコイルばねからなる弾性部材11のみで磁石4を吊り下げるように、構成することも可能である。
図8は実施例5の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。
実施例5では、水中集魚灯本体1の長手方向の一端が揺動自在になるように、その他端を釣り糸S1,S2に掛け止めたものである。本発明の水中集魚灯本体1の上下端(両端)を常に道糸S1又は仕掛け糸S2に繋げる必要はない。「しゃくり」のような釣竿の上下の振りにより、水中集魚灯本体1が揺れ動き、その動作が発電用筒体2に伝達され、内部の磁石4が往復動する構成であればよい。そこで、実施例4では、水中集魚灯本体1は、その長手方向の一端が揺動自在になるように、その他端のみを釣り糸S1,S2に掛けとめることにより、道糸の緩慢な上下動により水中集魚灯本体1は振られるようにその発電用筒体2の一端を中心にして、他端が円弧形状に上下するように振れると、内部の磁石4もこの発電用筒体2内を往復動するようになる。
図9は実施例6の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。
実施例6では、上述した磁石とコイルとの位置関係を逆に配置したものである。実施例6の水中集魚灯本体1は、その内部に設けた筒状の発電用筒体2内に固定磁石12を固定し、発電用筒体2の周囲に、その長手方向へ往復動自在に略リング状の可動コイル13を配置し、この可動コイル13の出力線に発光素子5を接続したものである。この水中集魚灯本体1が揺れ動くときに、可動コイル13が発電用筒体2に固定した磁石4部分を通過することで、可動コイル13から誘起された電流により発光素子5を点灯させるように構成した。
実施例6のように、磁石とコイルとの位置関係を逆に配置したものであっても、可動コイル13から誘起された電流により発光素子5を点灯させることができる。実施例6のような構成においても、発電用筒体2のコイル3の出力線に整流器を接続し、この整流器に蓄電用コンデンサーを接続し、この蓄電用コンデンサーより定電流ダイオードと発光ダイオード等の発光素子5を直列接続する。また、発光素子5は点灯又は点滅するように構成し、複数の異なる色調の発光色が交互に点滅するように構成することができる。
図10は実施例7の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。
実施例7は、実施例6の水中集魚灯本体1の発電用筒体2の外周において、この可動コイル13の上端(道糸側)と下端(仕掛け糸側)それぞれにコイルばね等の可動コイル用弾性部材14を取り付けたものである。例えば、発電用筒体2の上下端それぞれに押え板15を形成し、この押え板15と可動コイル13との間に可動コイル用弾性部材14を挟むように取り付けたものである。なお、可動コイル用弾性部材14は上側のものと下側のものの弾性力は常に同じ材質のものを取り付ける必要はなく、例えば、上側の可動コイル用弾性部材14は下側のものより弱いコイルばねを取り付けることも可能である。このように、可動コイル13の上端と下端それぞれに可動コイル用弾性部材14を取り付けることにより、可動コイル13が固定磁石12部分を通過(鎖交)する回数が増大して起電力を高めることができる。
なお、本発明は、釣り糸S1,S2を上下動する際に同時に発電して発光すると共に、発電用の磁石4又はコイル13を効率よく振動させて発電効率を高めることができれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の振動発電式水中集魚灯装置は、主に水中の集魚灯に利用できるが、船舶のように一定の振幅で揺れ動く場所であれば、水上の集魚灯装置としても利用することができる。
実施例1の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。 発電用筒体の他の実施例を示す横断面図であり、(a)は発電用筒体の横断面形状が略四角形状のものであり、(b)は発電用筒体の横断面形状が略六角形状のものである。 実施例2の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。 実施例3の磁石と発電用筒体を示す拡大縦断面図である。 実施例3の変形例を示す磁石と発電用筒体の拡大縦断面図である。 実施例4の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。 実施例4の振動発電式水中集魚灯装置の変形例を示す縦断面図である。 実施例5の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。 実施例6の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。 実施例7の振動発電式水中集魚灯装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1 水中集魚灯本体
2 発電用筒体
3 コイル
4 磁石
5 発光素子
10 弾性部材(コイルばね)
11 弾性部材(ゴム)
12 固定磁石
13 可動コイル
14 可動コイル用弾性部材
S1 釣り糸(道糸)
S2 釣り糸(仕掛け糸)
C 隙間

Claims (12)

  1. 釣り糸(S1,S2)に取り付ける水中集魚灯本体(1)内に、設けた筒状の発電用筒体(2)と、
    前記発電用筒体(2)に、該発電用筒体(2)の周囲に巻き付けるように取り付けたコイル(3)と、
    前記発電用筒体(2)内に、その長手方向へ往復動自在に収納した磁石(4)と、
    前記コイル(3)の出力線に接続した発光素子(5)と、から成り、
    前記水中集魚灯本体(1)が揺れ動くときに、前記発電用筒体(2)内に収納した磁石(4)が、前記コイル(3)部分を通過することで、該コイル(3)から誘起された電流により前記発光素子(5)を点灯させる、ことを特徴とする振動発電式水中集魚灯装置。
  2. 前記発電用筒体(2)の内部空間の横断面形状を多角形状に形成し、かつ該磁石(4)の横断面形状を円形状に形成した、ことを特徴とする請求項1の振動発電式水中集魚灯装置。
  3. 前記水中集魚灯本体(1)内において、前記発電用筒体(2)が長手方向へ可動するように、該発電用筒体(2)の上端と下端にそれぞれ弾性部材(10)を架け止めた、ことを特徴とする請求項1の振動発電式水中集魚灯装置。
  4. 前記磁石(4)の一端又は両端に弾性部材(10)を取り付けた、ことを特徴とする請求項1の振動発電式水中集魚灯装置。
  5. 前記発電用筒体(2)内部の上端と前記磁石(4)の上端とを弾性部材(11)で連結した、ことを特徴とする請求項1の振動発電式水中集魚灯装置。
  6. 前記発電用筒体(2)内部の上端と前記磁石(4)の上端とを弾性部材(11)で連結し、かつ該磁石(4)の下端も該発電用筒体(2)内部の下端とを弾性部材(11)で連結した、ことを特徴とする請求項1の振動発電式水中集魚灯装置。
  7. 前記水中集魚灯本体(1)は、その長手方向の一端が揺動自在になるように、その他端を釣り糸(S1,S2)に掛け止める構成にした、ことを特徴とする請求項1の振動発電式水中集魚灯装置。
  8. 釣り糸(S1,S2)に取り付ける水中集魚灯本体(1)内に設けた筒状の発電用筒体(2)と、
    前記発電用筒体(2)内に固定した固定磁石(12)と、
    前記発電用筒体(2)の周囲に、その長手方向へ往復動自在に配置した略リング状の可動コイル(13)と、
    前記可動コイル(13)の出力線に接続した発光素子(5)と、から成り、
    前記水中集魚灯本体(1)が揺れ動くときに、前記可動コイル(13)が前記発電用筒体(2)に固定した磁石(4)部分を通過することで、該可動コイル(13)から誘起された電流により前記発光素子(5)を点灯させる、ことを特徴とする振動発電式水中集魚灯装置。
  9. 前記発電用筒体(2)の外周において、該可動コイル(13)の上端と下端それぞれに可動コイル用弾性部材(14)を取り付けた、ことを特徴とする請求項8の振動発電式水中集魚灯装置。
  10. 前記発光素子(5)は、異なる色調のものに交換可能に構成した、ことを特徴とする請求項1又は8の振動発電式水中集魚灯装置。
  11. 前記発光素子(5)は、異なる色調のものが交互に点灯するように構成した、ことを特徴とする請求項10の振動発電式水中集魚灯装置。
  12. 前記発光素子(5)は、異なる色調のものが交互に点滅するように構成した、ことを特徴とする請求項10の振動発電式水中集魚灯装置。
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