JP2004065207A - 発電式発光ルアーと発光ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】魚に対する視覚的アピール効果を高めることを目的として自己発光するようにしてなるルアーにおいて、電源として内蔵されている電池を不要とするとともに、ルアーの動きに応じた発光パターンを実現する。
【解決手段】関節構造または可撓性構造によって屈曲可能としたルアー魚体11に、光源としての発光ダイオード21と、電源としてのシート状圧電素子22を組み込む。シート状圧電素子22は、波の強弱や道糸の張力変化に基づくルアー魚体11に対する外部応力の変化に伴って発電作用をし、発光ダイオード21は、ルアーの動きに応じて非人為的なパターンで発光する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚に対する視覚的アピール効果を高めることを目的としてルアー魚体から光を放つようにした、いわゆる発光ルアーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ルアー漁における釣果を左右する要因は多種多様であるが、何よりも先ずルアーが目的とする魚の視覚によって捕らえられ易いものであるか否か、すなわち、ルアーが魚の注目を引くことができる否かは、釣果を左右する極めて大きな要因であると言うことができる。そこで、ルアーには、視覚的に魚の注目を引くための様々な工夫が凝らされているが、その中でも目立つための最も端的な技術的手段しては、ルアーに光源を組み込み、ルアー自体が発光するようにしたものが見られる。
【0003】
発光ルアーの外観は目的とする獲物との関係において様々であるが、発光ルアーにおける光源には、一般に発光ダイオードが利用され、電源には、リチューム電池等の棒状の小型の電池が利用されている(例えば、特開平11−196716号公報、特開2000−157107号公報、特開2000−201578号公報)。ただし、電源としては、太陽電池と二次電池とを組み合わせ、太陽電池で発電した電力を二次電池に充電して使用するようにしたものもある(特開平10−257839号公報)。なお、この公報掲載の発光ルアーにおける発光ダイオードの発光態様は、電子回路技術による点滅発光であるが、その他は常時発光である。また、発光ダイオードの点灯消灯には、ルアーを分解し、電池を抜き取りまたは逆向きに差し込む等の手動手段が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記充電式のものを除き、従来の発光ルアーにおいては、電池交換作業上の必要性に基づき、または、発光ダイオードの点灯消灯操作上の必要性に基づき、発光ルアー本体がパッキンを介して連結された2分割構造となっているので、フックを取り付ける箇所が限られてしまうという問題がある。すなわち、ルアー漁では、20キログラムないし30キログラム及の獲物は珍しいことではなく、このような獲物が例えば30分間必死で暴れた場合、ルアーには想像以上のストレスが加わることがある。したがって、ルアーを引いている道糸とフックとの間にルアーの連結部分が介在すると、この部分が破損し、折角の大物を取り逃がしてしまう怖れがあるのである。
【0005】
また、上記従来の発光ルアーの発光形態に関して、発光ダイオードを常時発光させるものは、魚に対する視覚的アピール効果が希薄である。これは、発光ダイオードは、輝度が高い反面において照度が低いので、常時発光の状態では視覚的アピール効果が半減するのである。また、発光ダイオードを点灯または消灯するには、現場においてルアーを分解しなければならないので取扱いが煩雑である。一方、発光ダイオードを回路技術によって一定周期で点滅駆動するものは、視覚的アピール効果が高いものの、その点滅動作の人為的な規則正しさによって魚に警戒され、期待の釣果が得られないという問題があった。また、太陽電池は、透明度の高い浅い水中でしか発電動作しないので、また、発電動作し得る条件下であっても、常時姿勢変化するルアー使用時には、正常に太陽光線を受けることができず、現実には、使用前にルアーを十分に太陽光に当て、2次電池に電気を蓄えてから使用しなければならないという不便があった。
【0006】
本発明は、上記従来の発光ルアーにおける問題点を解決すること、特に、ルアー使用中における発電作用の実効性が少ない太陽電池を使用することなく電池交換を不要とすること、およびこの結果として、分割構造でなく大物漁に耐えられる一体性の高いルアーを実現すること。また、発光ダイオードの発光態様については、点滅発光を採用はするものの、点滅の時間間隔を単なる周期的なもの、または、予め設定された点滅パターンの反復とはせずに、使用現場におけるルアーの動きや波の動きに呼応させることによって、人為感を伴わない発光態様を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための手段として本発明は、次のような構成を採用する。
【0008】
本発明に係る発電式発光ルアーの請求項1に対応する構成は、関節構造または可撓性構造によって屈曲可能に成形したルアー魚体に、光源としての発光ダイオードを外部観察可能に組み込むとともに、発光ダイオードの電源としてのシート状圧電素子を組み込んでなり、そして、シート状圧電素子は、ルアー魚体に対する外部応力の変化によるルアー魚体の屈曲によって発電作用をし、発光ダイオードを駆動することを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、ルアー魚体は屈曲可能に成形されているので、ルアーの使用中において、道糸を介してルアー魚体を引いたときにルアー魚体に加わる水の抵抗変化や波によって様々な方向からルアー魚体に加わる外力変化等の漁現場の要因によってルアー魚体が屈曲する。ルアー魚体が屈曲するとルアー魚体に組み込まれたシート状圧電素子が歪み、発電作用をする。したがって、シート状圧電素子を電源としてルアー魚体に組み込まれた発光ダイオードは、漁現場に居合わせた魚も体感するであろうところの漁現場の波の状況等に呼応して点滅することができる。
【0010】
本発明に係る発電式発光ルアーの請求項2に対応する構成は、ルアー魚体の可撓性構造に関するものであり、ルアー魚体は、硬質材料によって複数部分に分割して成形された魚体構成部分を軟質材料によって接合した関節構造を有し、そして、シート状圧電素子は、関節構造の関節部分に組み込むことを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、ルアー魚体は、硬質材料からなる任意個数の魚体構成部分を軟質材料によって接合した関節構造となっている。また、シート状圧電素子は、いずれかの関節部分に組み込まれている。そして、このような構造のルアー魚体は、各関節部分の歪みの総和によって可撓性を獲得し屈曲することができる。この際、シート状圧電素子は、最寄りの関節部分の歪みによって発電作用を発揮し、発光ダイオードを駆動することができる。
【0012】
本発明に係る発電式発光ルアーの請求項3に対応する構成は、ルアー魚体の可撓性構造に関するものであり、ルアー魚体は、軟質樹脂材料から一体成形された可撓性構造を有し、そして、シート状圧電素子は、ルアー魚体の成形工程において組み込むことを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、ルアー魚体は、成形用に選択された軟質樹脂材料の属性として可撓性を発揮することができ、また、シート状圧電素子は、ルアー魚体の成形工程において組み込むので、ルアー魚体の一体性を害することなくその内部に埋め込むことができる。
【0014】
本発明に係る発電式発光ルアーの請求項4に対応する構成は、ルアー魚体が透明または半透明の樹脂材料から成形されるとともに、光源である発光ダイオードは、ルアー魚体の内部に埋め込むことを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、発光ダイオードからの光線は、透明または半透明のルアー魚体を透過して外部に放たれる。この結果、ルアー魚体の外部から観察される発光ダイオードの発光態様を、例えば、蛍の光のようにやわらかな特有の発光態様とすることができる。
【0016】
本発明に係る発電式発光ルアーの請求項5に対応する構成は、一対の発光ダイオードをルアー魚体の両眼として組み込むことを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、通常形態の発光ダイオードは、ルアー用の義眼と外形が似ているので、ルアー用の義眼およびその取り付け工程を省略することができる。
【0018】
本発明に係る発電式発光ルアーの請求項6に対応する構成は、ルアー魚体に発光色の異なる複数の発光ダイオードを切り替えスイッチを介して選択使用可能に組み込むことを特徴とする。
【0019】
この構成によれば、同一のルアー魚体を使用する場合においても、漁の時刻や漁現場の状況に応じて魚の注目を引き易い発光色を選択して使用することができるので、ルアー漁の時間経過に伴ってルアーを異なる発光色のものと取り替える手数を省くことができる。
【0020】
本発明に係る発光ユニットの請求項7に対応する構成は、両端を一対の透明蓋体によって密閉した固定筒部と、一端を固定筒部に固定した可撓性の揺動板部とを備え、透明蓋体の内側に一対の発光ダイオードを配設するとともに、揺動板部の内部に屈曲応力によって発光ダイオードを駆動するシート状圧電素子を封入することを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、ルアー魚体を成形する際に、固定筒部をルアー魚体の頭部側に位置決めし、また、揺動板部をルアー魚体の尾部側に位置決めして発光ユニット全体をルアー魚体内部に埋め込めば、固定筒部の両端の一対の透明蓋体は、ルアー魚体の両眼を形成することができる。そして、透明蓋体の内部に配設された一対の発光ダイオードは、ルアーの使用中においてルアー魚体に屈曲応力が加わったときに一対の発光ダイオードを駆動し、ルアー魚体の両眼から光を放つことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
発電式発光ルアー10は、ルアー魚体11の内部に発光ダイオード21および発光ダイオード21の電源としてのシート状圧電素子22を組み込むとともに、ルアー魚体11の外部に獲物を釣るための一対のフック15,15と、ルアーの用途に応じてリップ16を取り付けてなる(図1(A),(B))。なお、発光ダイオード21は、ルアー魚体11の両眼としてペアで用いられている(図2)。
【0024】
ルアー魚体11は、例えば、亜鉛ダイカスト製の硬質材料からなる骨格13と、骨格13を取り囲んでルアー魚体11のプロフィールを決定する、例えば、シリコン樹脂の形成材料12とからなり、中央部分において屈曲可能に構成されている(図1,図2)。すなわち、骨格13は、ルアー魚体11の中央位置において2分割され、一方側の骨格13のナックル部13bが他方側の骨格13の凹部13aに揺動可能に嵌合した関節部分Aになっており(図1(B),図2)、この関節部分Aは、前後の骨格13,13間に設定された、間隙h1の範囲で屈曲することができる。
【0025】
なお、骨格13の前半部には、2個のアイ金具14,14が強固に固定され、骨格13の後半部にも1個のアイ金具14が取り付けられている。リップ16は、前半部の骨格13に嵌め込み方式で取り付けられ、2個のフック15,15は前腹部のアイ金具14と尾部のアイ金具14とに取り付けられている。また、形成材料12の表面には、反射製の表面部材12a,12aが麟片文様を形成するように接着されている。
【0026】
そして、シート状圧電素子22は、この関節部分Aの下方に形成材料12に埋め込まれた状態で位置決めされ、整流器23を介して発光ダイオード21に接続されている。なお、シート状圧電素子22は、市販に供されており、屈曲応力を受けることによって発電作用をするものである。
【0027】
整流器23は、4個のダイオードD1,D1…でブリッジを組んだホイートストンタイプであり(図3)、シート状圧電素子22が発電する交流を整流して効率よく発光ダイオード21,21を駆動するためのものである。したがって、整流器23は、必須の要素ではない。また、整流器23には、コンデンサC1と抵抗R1とからなる充放電回路23Eが付設され、発光ダイオード21,21の発光時間を適度に調整することができる。
【0028】
このような形態の発電式発光ルアー10は、通常のルアーと同様の要領によって頭部側のアイ金具14に連結する道糸を介してルアー魚体11を水中で操作して使用することができる。水中におけるルアー魚体11には、波の強弱や道糸を介しての操作力等による様々な外部応力が加わり、ルアー魚体11は、その外部応力に呼応して屈曲することとなる。そして、ルアー魚体11が屈曲すれば関節部分Aに位置するシート状圧電素子22がその屈曲力を受け、発光ダイオード21,21が点灯し、集魚効果を発揮することができる。すなわち、発電式発光ルアー10は、人為的に設定された周期で点滅するのではなく、漁現場の状況に呼応して発光するので魚に警戒されることが少ないのである。
【0029】
以下、順次に他の実施の形態について説明する。
【0030】
発電式発光ルアー10におけるルアー魚体11は、透明または半透明の樹脂材料によって成形し、発光ダイオード21,21…は、ルアー魚体の内部に埋め込むことができる(図4)。また、発電式発光ルアー10におけるルアー魚体11に発光色の異なる複数の発光ダイオード21,21…を切り替えスイッチ24を介して選択使用可能に組み込むこともできる(同図)。
【0031】
ルアー魚体11の骨格13は、金属板を打ち抜き加工してなる2部からなり、骨格13の前半部と後半部とは、ヒンジ13jによって屈曲可能に連結されている。この際、アイ金具14,14は、骨格13と一体に成形され、その取付け工程を省略することができるように工夫されている。また、骨格13の4箇所には抜き孔h2,h2…が形成され、4個の抜き孔h2には、各対ごとに並列結線された発光色の異なる2対の発光ダイオード21,21…が配設されている(図2)。切り替えスイッチ24は、骨格13の背部にマウントされ、シート状圧電素子22は、ヒンジ13jによって形成される関節部部分Aに配置されている。
【0032】
骨格13全体は、この状態において軟質の透明樹脂材料からなる形成材料によって被覆され、切り替えスイッチ24は、整流器23と発光ダイオード21,21との間に介装され(図5)、軟質の形成材料12上から操作することができる。この切り替えスイッチ24は、各対の発光ダイオード21,21に対応する接続ポイントP1,P1を切り替える簡単なものであり、外部からの操作よって使用する発光ダイオード21,21を選択することができる。
【0033】
このような形態の発電式発光ルアー10は、透明の形成材料12を介して光が放たれるので、自然の発光動物に見られるような軟らかい光輝状態を実現できる他、漁時刻等の状況に応じて発光ダイオード21,21の発光色を選択使用することができるので、1個のルアーで最大の釣果を挙げることが可能である。なお、形成材料12は、適度に着色した半透明材料でもよく、金属粉や蓄光剤を混入したものであってもよい。
【0034】
発電式発光ルアー10におけるルアー魚体11は、軟質樹脂材料から一体成形された可撓性構造を有し、シート状圧電素子22は、ルアー魚体11の成形工程において組み込むようにしてもよい(図6)。すなわち、この形態のルアー魚体11は、骨格13を有しない。また、ルアー魚体11に組み込む際のシート状圧電素子22および発光ダイオード21,21等は、1部材の発光ユニット25としてユニット化することができる(図7)。
【0035】
ルアー魚体11は、全体が軟質樹脂材料の形成材料12からなり、アイ金具14,14…は、ループを形成するようにルアー魚体11内に埋設するワイヤ17に固定されている(図7)。これによって特定のアイ金具14が抜け取れるのを防止することができる。
【0036】
発光ユニット25は、両端を一対の透明蓋体25b,25bによって密閉した固定筒部25aと、一端をこの固定筒部25aに固定した可撓性の揺動板部25Fとを備える(図7)。固定筒部25aは、亜鉛ダイカスト製であり、透明蓋体25b,25bには、ガラス製のレンズが用いられている。そして、透明蓋体25b,25bの内側には、発光ダイオード21,21および図示しない整流器が内装されている。一方、揺動板部25Fは、適度の弾性を有するシリコン樹脂からなり、その内部には、屈曲応力によって発電作用を営むシート状圧電素子22が封入されている。この発光ユニット25は、ルアー魚体11を成形する際に、一対の透明蓋体25b,25bがルアー魚体11の両眼となるように位置決めして一体成形される。
【0037】
このような形態の発電式発光ルアー10は、ルアー魚体11にシート状圧電素子22等を個別に組み込む必要がないためルアー魚体11の製造効率を大幅に向上させることができるとともに、同一の発光ユニット25を用いながら任意の形状のルアー魚体11簡単に形成することができる。
【0038】
なお、以上の説明におけるルアー魚体11は、魚形のものについてのみ説明しているが、ルアー魚体11は、魚形に限るものではなく、ルアー漁の目的とする獲物に応じて、例えば、エビの形態、カニの形態、その他の水性動物の形態をとることができるものとする。
【0039】
【発明の効果】
本発明に係る発電式発光ルアーは、関節構造または可撓性構造によって屈曲可能としたルアー魚体に、光源としての発光ダイオードと、電源としてのシート状圧電素子を組み込み、ルアー魚体に対する外部応力の変化をシート状圧電素子に伝達して発光ダイオードを駆動するようにしたので、発光ダイオード駆動用の電池および電池交換が不要であるとともに、ルアー魚体に組み込まれた発光ダイオードは、波の強弱や道糸の張力変化に基づいて非人為的なパターンで発光するので、魚に警戒される怖れなく魚に対するルアーの視覚的アピール効果を高めることができる。
【0040】
また、本発明に係る発光ユニットは、発電式発光ルアーを構成するための発光ダイオードとシート状圧電素子が作動可能な状態でユニット化されているので、このユニットを組み込むのみで様々な形態のルアー魚体を備える発電式発光ルアーを簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1 】(A)本発明の実施の形態を示す側面図である。
(B)本発明の実施の形態を示す図1の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図1の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における電気系統図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す透視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態における電気系統図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図7】別の発明の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A     関節部分
10    発電式発光ルアー
11    ルアー魚体
21    発光ダイオード
22    シート状圧電素子
24    切り替えスイッチ
25    発光ユニット
25a   固定筒部
25b   透明蓋体
25F   揺動板部

Claims (7)

  1. 関節構造または可撓性構造によって屈曲可能に成形したルアー魚体に、光源としての発光ダイオードを外部観察可能に組み込むとともに、該発光ダイオードの電源としてのシート状圧電素子を組み込んでなり、
    前記シート状圧電素子は、前記ルアー魚体に対する外部応力の変化による前記ルアー魚体の屈曲によって発電作用をし、前記発光ダイオードを駆動することを特徴とする発電式発光ルアー。
  2. 前記ルアー魚体は、硬質材料によって複数部分に分割して成形された魚体構成部分を軟質材料によって接合した関節構造を有し、前記シート状圧電素子は、該関節構造の関節部分に組み込むことを特徴とする請求項1に記載の発電式発光ルアー。
  3. 前記ルアー魚体は、軟質樹脂材料から一体成形された可撓性構造を有し、前記シート状圧電素子は、前記ルアー魚体の成形工程において組み込むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電式発光ルアー。
  4. 前記ルアー魚体は、透明または半透明の樹脂材料から成形され、前記発光ダイオードは、ルアー魚体の内部に埋め込むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発電式発光ルアー。
  5. 一対の前記発光ダイオードを前記ルアー魚体の両眼として組み込むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の発電式発光ルアー。
  6. 前記ルアー魚体に発光色の異なる複数の発光ダイオードを切り替えスイッチを介して選択使用可能に組み込むことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の発電式発光ルアー。
  7. 両端を一対の透明蓋体によって密閉した固定筒部と、一端を該固定筒部に固定した可撓性の揺動板部とを備え、前記透明蓋体の内側に一対の発光ダイオードを配設するとともに、前記揺動板部の内部に屈曲応力によって前記発光ダイオードを駆動するシート状圧電素子を封入してなる発光ユニット。
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