JP2007235452A - 固体撮像素子 - Google Patents

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    • G02B5/00Optical elements other than lenses
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Abstract

【課題】撮像光学系の収差により生じる像面湾曲を補償し、広角に入射する光も確実に受光することができる固体撮像素子を提供する。
【解決手段】固体撮像素子100における各画素(画素サイズ□2.2μm)は、第1の屈折率分布を有する光透過膜1、第2の屈折率分布を有する光透過膜2、受光素子3、配線4、波長選択フィルタ5およびSi基板6を備える。画素(1)は固体撮像素子100のほぼ中央部に、画素(n)は固体撮像素子100の周辺部に、画素(n−x)は上記画素(1)と画素(n)の間にそれぞれ配置された画素を表す。各画素の前記光透過膜2は、集光すべき波長帯毎にほぼ同一の屈折率分布を有し、受光素子側の主光線角度7であるΘ0は、ほぼ同一である。撮像光学系側の主光線角度8は、画素毎に、Θ1、Θn-x、Θnと表され、Θ0/Θ1<Θ0/Θn-x<Θ0/Θnとなるように、画素毎の前記光透過膜1が異なる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等に使用される固体撮像素子に関し、特に撮像光学系の収差により生じる像面湾曲を補正する機能を有する固体撮像素子に関する。
デジタルカメラやカメラ付携帯電話等の急速な普及に伴い、固体撮像素子の市場規模は著しく拡大してきた。そして、デジタルカメラやカメラ付携帯電話などの薄型化の要望に伴い、カメラモジュール部の薄型化に対する要望も強くなっている。これは言い換えれば、カメラ部分に用いるレンズ系の構成枚数を減らし、短い光学系を構成すること、レンズ系が短焦点になることを意味する。さらに言い換えれば、レンズ系は構成枚数の減少により、収差により生じる像面湾曲の補正が困難になること、固体撮像素子に入射する光は広角(固体撮像素子の入射面の垂直軸から測定して大きな角度)になることを意味する。
このため、上記の撮像光学系の収差より生じる像面湾曲を補正する固体撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特許文献1の固体撮像装置では、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲に対応した湾曲面に対応するように、薄膜化した固体撮像素子を湾曲形状に沿わせて貼り合わせた構成となっている。この構成により、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、解像度良く撮像することができる。また、この構成では、固体撮像素子が湾曲しているので、固体撮像素子に入射する光の入射角も緩和される。
また、特許文献2の光学系では、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲に対応した湾曲面に対応するように、段差形状が設けられ、それに合わせて焦点距離の異なるマイクロレンズが設けられた構成となっている。この構成により、像面湾曲を補正する構成となっている。また、別の開示では、固体撮像素子に設けられたマイクロレンズの口径を固体撮像素子の周辺にいくほど大きくし、焦点距離を変化させて像面湾曲を補正する構成をなっている。この場合は、周辺部で口径が大きいので、広角に入射する光も比較的受光することができる。
特開2003―188366号公報 特表2004―526300号公報
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、固体撮像素子を薄膜化したり、湾曲させて貼り合わせたりした場合、湾曲による応力により白キズ等の画素欠陥が発生する。また、像面湾曲に合わせて、固体撮像素子を湾曲させて固定することも困難である。
また、特許文献2のマイクロレンズの作成方法では、焦点距離の異なるマイクロレンズを作成することが困難である。また、別の開示では、固体撮像素子に設けられたマイクロレンズの口径を固体撮像素子の周辺にいくほど大きくし、焦点距離を変化させて像面湾曲を補正する構成となっている。しかしながら、従来のマイクロレンズの作成方法では、口径が異なり、かつ、焦点距離の異なるマイクロレンズを作成することが困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲の補正し、さらに、固体撮像素子に広角に入射する光を受光することが可能な固体撮像素子を提供することを目的とする。さらに、波長によって結像位置が異なる色収差を防ぐことが可能な固体撮像素子を提供することを第2の目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の固体撮像素子は、単位画素が複数配置された固体撮像素子であって、前記単位画素は、撮像光学系から入射した入射光を集光する集光手段を備え、前記集光手段では、前記撮像光学系の収差を補正するように単位画素毎に焦点距離または角倍率が異なっていることを特徴とする。
これにより、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
さらに、前記集光手段では、当該固体撮像素子の中央から周辺に配置されている単位画素ほど、当該単位画素における前記焦点距離が長いことを特徴とする。
また、前記集光手段では、当該固体撮像素子の中央から周辺に配置されている単位画素ほど、当該単位画素における前記角倍率が大きいことを特徴とする。
また、前記集光手段は、少なくとも第1の屈折率分布と第2の屈折率分布とを備えることとしてもよい。
また、前記第1の屈折率分布は、部分的に形成された光透過膜によって生じる実効屈折率分布を有することとしてもよい。
また、前記第2の屈折率分布の焦点位置は、当該固体撮像素子における面内で一定であることを特徴とする。
これらにより、複数の単位画素が形成された面の中央から周辺に向って、集光手段の焦点距離長くしたり、角倍率が大きくしたりすることができ、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
さらに、前記実効屈折率分布は、当該単位画素の画素中心に対して非対称であることを特徴とする。
これにより、複数の単位画素が形成された面の中央から周辺に向って、実効屈折率分布を変心させることにより、固体撮像素子に広角に入射する光を受光することができ、かつ、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
さらに、前記集光手段は、前記第1の屈折率分布と第2の屈折率分布の間に、第3の屈折率分布を有する光透過膜を備えることを特徴とする。
これにより、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができ、かつ、第3の屈折率分布がリレーレンズの役割を果たし、光の集光を確実に行うことができる。
さらに、前記単位画素は、さらに、予め特定された波長の光を選択する波長選択フィルタを備え、前記集光手段は、前記波長選択フィルタによって選択された光に対応する屈折率分布を有することを特徴とする。
また、前記波長選択フィルタは、前記第1の屈折率分布を有する光透過膜と前記第2の屈折率分布を有する光透過膜の間に設置されていることを特徴とする。
これらにより、撮像光学系に生じる波長帯域による像面湾曲の違いや色収差があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
さらに、本発明は、上記固体撮像素子を有するカメラとして実現することもできる。
本発明の固体撮像素子は、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。さらに、固体撮像素子に広角に入射する光があっても、確実に受光することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本発明について、以下の実施の形態および添付の図面を用いて説明を行うが、これは例示を目的としており、本発明がこれらに限定されることを意図しない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る固体撮像素子100の断面構造の概略を示す図である。固体撮像素子100は、デジタルカメラやカメラ付携帯電話などに適用される撮像素子であり、単位画素(画素サイズ□2.2μm)が2次元状に配置されている。そして、各単位画素は、第1の屈折率分布を有する光透過膜1、第2の屈折率分布を有する光透過膜2、受光素子(Siフォトダイオード)3、配線4、波長選択フィルタ(カラーフィルタ)5およびSi基板6を備える。
図1に示す画素(1)は、固体撮像素子100のほぼ中央部に配置された単位画素であり、波長選択フィルタ5cを備える。また、画素(n)は、固体撮像素子100の周辺部に配置された単位画素であり、波長選択フィルタ5aを備える。なお、画素(n−x)は、画素(1)と画素(n)の間に配置された単位画素であり、波長選択フィルタ5bを備える。各単位画素に設けられている第2の屈折率分布を有する光透過膜2は、集光すべき波長帯毎にほぼ同一の屈折率分布を有し、受光素子3側の主光線角度(像側の主光線角度)7であるΘ0は、ほぼ同一である。そして、撮像光学系側の主光線角度(物体側の主光線角度)8は、画素毎に、Θ1、Θn-x又はΘnと表され、Θ0/Θ1<Θ0/Θn-x<Θ0/Θnとなるように、画素毎に第1の屈折率分布が異なる。
図2は、本実施の形態に係る固体撮像素子と撮像光学系の概略を示す図である。このように、固体撮像素子の中央部から周辺部に向って、撮像光学系の像面湾曲の収差を補正するように焦点距離が長くなるように、または、角倍率(像側の主光線角度と物体側の主光線角度の比)が大きくなるように第1の屈折率分布を有する光透過膜1と第2の屈折率分布を有する光透過膜2を設けている。この構成により、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。さらに、波長選択フィルタで選択される波長帯域であるR(赤)、G(緑)、B(青)に合わせて、第1の屈折率分布と第2の屈折率分布が設計されている。
図3は、第1の屈折率分布を有する光透過膜1および第2の屈折率分布を有する光透過膜2と、それらの光透過膜によって構成される固体撮像素子100上の集光素子機能11を概略的に示したものである。また、図4は、集光素子機能11が2次元的に配置された様子を示した図である。
さらに、図5は、第1の屈折率分布を有する光透過膜1の上面図を示す図である。図5の同心円構造で示される第1の屈折率分布を有する光透過膜1は、高屈折率材料32[SiO2(n=1.45)]と低屈折率材料33[空気(n=1.0)]で構成されており、隣り合う円型光透過膜の外周の半径差(T0)34は200nmである。また、膜厚は1.2μmである。
図6は、第1の屈折率分布を有する光透過膜1の断面構造を示す図である。図6において、任意の円形光透過膜における高屈折率材料32の円周幅(「線幅」ともいう。)35をT1で示す。同心円状の高屈折率材料32の円周幅35は、円の中心部分が最も大きく、外側のリングになるに従って順に小さくなっていく。光透過膜の周期(即ち、隣り合う円型光透過膜の外周の半径差34)が入射光21の波長と同程度かその波長より小さいときには、光が感じる有効屈折率は、高屈折率材料と低屈折率材料の体積比によって算出できる。本構造の最大の特長は、円周幅35を変えるだけで、屈折率分布を自由自在に制御できることである。
図7(a)〜(c)は、第1の屈折率分布を示す図である。図7(c)は、固体撮像素子100のほぼ中央部に配置された画素(1)の屈折率分布を示している。図7(a)は、固体撮像素子100の周辺部に配置された画素(n)の屈折率分布を示している。図7(b)は、画素(1)と画素(n)の間に配置された画素(n−x)の屈折率分布を示している。
固体撮像素子100の中央部では、図7(c)に示すように屈折率変化が大きく、短焦点設計となっている。さらに、固体撮像素子100の周辺部では、図7(a)に示すように屈折率変化が小さく長焦点設計となっており、第1の屈折率分布を有する光透過膜1の構造を像面湾曲に合わせて設計している。
光透過膜の周期が入射光21の波長と同程度か小さいときには、光が感じる有効屈折率neffは、
eff = [Wnh+(a−W) nl]/a (1)
で表すことができる。ここで、Wは同心円の円周幅35、aは隣り合う円型光透過膜の外周の半径差(「ピッチ」ともいう。)34、nhおよびnlはそれぞれ高屈折率材料および低屈折率材料の屈折率である。
第1の屈折率分布は、画素中央部分が最も高く、端になるに従って順に低くなるような放物線状の屈折率分布を持つ。以下の(2)式は、波長λの入射光21を焦点距離fで集光させるための屈折率分布を示している。
Δn(x)=Δnmax[Ax2/2π+C](A、C:定数) (2)
ここで、Δnmaxは、入射側媒質とレンズ材料との屈折率差(今回は0.45)である。また、上記(2)式は、入射側媒質の屈折率をn0、出射側媒質の屈折率をn1とするときに、
A=−(k01)/2f (3)
0=2π/λ (4)
によってパラメータを設定することができる。これにより、目的とする焦点距離や波長毎にレンズを最適化することが可能となる。なお、上記(2)式において、画素中央からの距離xの2次関数で定義されている項は集光成分を示している。
上記からも明らかなように、本発明に係る集光素子の最大の特長は、円周幅35であるWを変えるだけで、焦点を自由自在に決定できることであり、特定の波長をもつ光に対応した分布屈折率レンズを実現できることである。
半径差34であるピッチ(a)を200nm、膜厚を1.2μm、焦点距離fを4.3μmとした場合、入射波長0.45μm(青)のとき最小の円周幅Wは、約60nmとなる。また、入射波長0.55μm(緑)、入射波長0.65μm(赤)のときの最小の円周幅Wは、それぞれ約75nm、約90nmとなる。
さらに、第2の屈折率分布を有する光透過膜2は、同心円構造の高屈折率材料32[SiN(n=1.95)]と低屈折率材料33[SiO2(n=1.45)]で構成されており、隣り合う円型光透過膜の外周の半径差34は200nmである。また、膜厚は1.2μmである。各画素に設けられた第2の屈折率分布を有する光透過膜2は、RGBの入射波長ことに、ほぼ同一の屈折率分布を有するように設計されている。
また、第2の屈折率分布は、図8に示すように屈折率材料36[SiN(n=1.95)]を用いた層内レンズ12で実現してもよい。この場合は、各単位がその中央付近と周辺付近ではその厚さは異なるが、ほぼ同一の屈折率分布を有するレンズで構成する。図9は、前記層内レンズを用いた場合の固体撮像素子100と撮像光学系の概略を示す図である。このように、固体撮像素子100の中央部から周辺部に向って、焦点距離が長くなるように、または、角倍率が大きくなるように、第1の屈折率分布を有する光透過膜1と第2の屈折率分布を有する層内レンズ12とを設けることにより、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
以上のように、本発明に係る固体撮像素子は、当該素子の中央部から周辺部に向って、角倍率が大きくなるように第1の屈折率分布を有する光透過膜と、第2の屈折率分布を有する光透過膜又は層内レンズとを設けることにより、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、さらに、広角に入射する入射光21に対応した固体撮像素子の実施の形態について説明する。
図10は、第1の屈折率分布を有する光透過膜51の上面図を示す図である。第1の屈折率分布を有する光透過膜51の同心円構造は、高屈折率材料32[SiO2(n=1.45)]と低屈折率材料33[空気(n=1.0)]で構成されており、隣り合う円型光透過膜の外周の半径差(ピッチ)34は、200nmである。また、膜厚は1.2μmである。このときの屈折率の変化は図11のように表され、画素中心に対して非対称である。レンズの屈折率は、円の中心部分が最も高く、端になるに従って順に低くなるため、図12に示す入射光21のように、斜め方向(広角)から入射される光の方向を変えることができる。
この場合の第1の屈折率分布は、以下の(5)式のような形式で表される。
Δn(x)=Δnmax[(Ax2+BxSinθ)/2π+C] (5)
(A、B、C:定数)
ここで、Δnmaxは、入射側媒質とレンズ材料との屈折率差(今回は0.45)である。また、上記(5)式は、入射側媒質の屈折率をn0、出射側媒質の屈折率をn1とするときに、
A=−(k01)/2f (6)
B=−k00 (7)
0=2π/λ (8)
によってパラメータを設定することができる。これにより、目的とする焦点距離ならびに対象とする入射光の入射角度や波長に応じて最適なレンズ設計をすることが可能となる。なお、上記(5)式において、画素中央からの距離xの2次関数で定義されている項は集光成分を、xと三角関数の積で定義されている項は偏向成分をそれぞれ示している。
ここで、上記(5)式で表される放物線はもちろん連続であり、理想的な屈折率分布である。しかしながら、実際の微小光学系(サブミクロン領域)では、連続的な分布を形成することが極めて困難であり、プロセス負荷が非常に大きい。本発明では、上述のようなレンズの屈折率分布を、入射光波長の半分以下の領域で離散化することによって、同様の効果を得ている。
本実施の形態に係る第1の屈折率分布を有する光透過膜1では、入射光21の波長によって各画素のレンズ構造を最適化することが可能であることから、入射角度による集光効率の違いはなく、高効率に集光することができる。0°入射光用屈折率分布では、同心円の中心が画素中央部分にあるのに対して、入射角度が増加すると、円の中心は光の入射側にシフトしていく。
これは、上記(5)式に示されているように、屈折率分布の2次曲線の最大値が、入射角度の増加に伴って、光入射側にシフトするためである。このとき、レンズの同心円構造は画素中心に対して非対称となる(上記図11参照)。
例えば、画素サイズ□2.2μmで集光素子の焦点距離fを4.3μmとし、中心画素から800画素離れた画素に入射角を30°の光が入射する場合、円の中心は約1.4μm中心側へシフトする。
また、上記(5)式のパラメータA、B、k0の関係から明らかなように、位相変調は対象とする光の波長によって異なる。これは各画素に入射する光の色に応じて、最適なレンズ構造を持つことを意味している。本実施の形態において、波長0.45μm、0.55μmおよび0.65μmの光を、それぞれの色用のレンズ構造を有する単位画素に入射した場合、いずれも高い集光効率を示す。
以上のように、本発明に係る固体撮像素子は、複数の単位画素が形成された面の中央から周辺に向って、実効屈折率分布を変心させることにより、固体撮像素子に広角に入射する光を受光することができ、かつ、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
(実施の形態3)
図13は、本実施の形態に係る固体撮像素子300の断面構造の概略を示す図である。各単位画素(画素サイズ□2.2μm)は、第1の屈折率分布を有する光透過膜1、第2の屈折率分布を有する光透過膜2、第3の屈折率分布を有する光透過膜9、受光素子(Siフォトダイオード)3、配線4、波長選択フィルタ(カラーフィルタ)5およびSi基板6を備える。
例えば、画素(1)は、固体撮像素子のほぼ中央部に配置された単位画素であり、画素(n)は、固体撮像素子の周辺部に配置された単位画素である。画素(n−x)は、画素(1)と画素(n)の間に配置された単位画素を表す。各画素に設けられた第2の屈折率分布を有する光透過膜2は、集光すべき波長帯毎にほぼ同一の屈折率分布を有し、受光素子3側の主光線角度(像側の主光線角度)7であるΘ0は、ほぼ同一である。そして、撮像光学系側の主光線角度(物体側の主光線角度)8は、画素毎に、Θ1、Θn-x、Θnと表され、Θ0/Θ1<Θ0/Θn-x<Θ0/Θnとなるように、画素毎に第1の屈折率分布が異なる。さらに、第3の屈折率分布を有する光透過膜9が、第1の屈折率分布を有する光透過膜1と第2の屈折率分布を有する光透過膜2の間に構成され、リレーレンズの役割をしている。これにより、光の集光を確実に行うことができ、撮像光学系の収差により生じる像面湾曲があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
(実施の形態4)
図14は、本実施の形態に係る固体撮像素子400の断面構造の概略を示す図である。各単位画素(画素サイズ□2.2μm)は、第1の屈折率分布を有する光透過膜1、第2の屈折率分布を有する光透過膜2、受光素子(Siフォトダイオード)3、配線4、波長選択フィルタ(カラーフィルタ)5およびSi基板6を備える。
例えば、画素(1)は、固体撮像素子のほぼ中央部に配置された単位画素であり、画素(n)は、固体撮像素子の周辺部に配置された単位画素である。画素(n−x)は、画素(1)と画素(n)の間に配置された単位画素を表す。各画素に設けられた第2の屈折率分布を有する光透過膜2は、集光すべき波長帯毎にほぼ同一の屈折率分布を有し、受光素子側の主光線角度(像側の主光線角度)7であるΘ0は、ほぼ同一である。そして、撮像光学系側の主光線角度(物体側の主光線角度)8は、画素毎に、Θ1、Θn-x、Θnと表され、Θ0/Θ1<Θ0/Θn-x<Θ0/Θnとなるように、画素毎に第1の屈折率分布が異なる。さらに、第1の屈折率分布を有する光透過膜1、第2の屈折率分布を有する光透過膜2の間にフィルタが構成された構成としてもよい。これにより、撮像光学系に生じる波長帯域による像面湾曲の違いや色収差があっても、像面湾曲を補償し、解像度良く撮像することができる。
本発明の固体撮像素子は、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、カメラ付携帯電話などの撮像機能を有する機器に利用が可能であり、産業上有用である。
実施の形態1に係る固体撮像素子の基本構造を示す図である。 実施の形態1に係る固体撮像素子と撮像光学系の概略を示す図である。 実施の形態1に係る第1の屈折率分布を有する光透過膜および第2の屈折率分布を有する光透過膜と、それらの光透過膜によって構成される固体撮像素子上の集光素子機能を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る集光素子機能が2次元的に配置された様子を示す図である。 実施の形態1に係る第1の屈折率分布を構成する光透過膜の上面図である。 実施の形態1に係る第1の屈折率分布を構成する光透過膜の断面構造の一例を示す図である。 (a)〜(c)は、実施の形態1に係る第1の屈折率分布を示す図である。 実施の形態1に係る第2の屈折率分布を有する光透過膜にとして層内レンズ[SiN(n=1.95)]を用いた実施例を示す図である。 実施の形態1に係る第2の屈折率分布を有する光透過膜に層内レンズを用いた場合の固体撮像素子と撮像光学系の概略を示す図である。 実施の形態2に係る第1の屈折率分布を構成する光透過膜の上面図を示す図である。 実施の形態2に係る第1の屈折率分布を構成する光透過膜の実効屈折率分布を示す図である。 実施の形態2に係る斜入射特性を示す図である。 実施の形態3に係る固体撮像素子の断面構造の概略を示す図である。 実施の形態4に係る固体撮像素子の断面構造の概略を示す図である。
符号の説明
1 第1の屈折率分布を有する光透過膜
2 第2の屈折率分布を有する光透過膜
3 受光素子(Siフォトダイオード)
4 配線
5、5a、5b、5c 波長選択フィルタ
6 Si基板
7 受光素子側の主光線角度(像側の主光線角度)
8、8a、8b、8c 撮像光学系側の主光線角度(物体側の主光線角度)
9 第3の屈折率分布を有する光透過膜
10 画素
11 集光素子
12 層内レンズ
20 撮像レンズ
21 入射光
22 出射光
31 画素中心
32 高屈折率材料 [SiO2(n=1.65)]
33 低屈折率材料 [空気(n=1.0)]
34 ピッチ(a)
35 円周幅(W)
36 屈折率材料
51 光透過膜
100 固体撮像素子
300 固体撮像素子
400 固体撮像素子

Claims (11)

  1. 単位画素が複数配置された固体撮像素子であって、
    前記単位画素は、撮像光学系から入射した入射光を集光する集光手段を備え、
    前記集光手段では、前記撮像光学系の収差を補正するように単位画素毎に焦点距離または角倍率が異なっている
    ことを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記集光手段では、
    当該固体撮像素子の中央から周辺に配置されている単位画素ほど、当該単位画素における前記焦点距離が長い
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記集光手段では、
    当該固体撮像素子の中央から周辺に配置されている単位画素ほど、当該単位画素における前記角倍率が大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  4. 前記集光手段は、少なくとも第1の屈折率分布と第2の屈折率分布とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  5. 前記第1の屈折率分布は、部分的に形成された光透過膜によって生じる実効屈折率分布を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の固体撮像素子。
  6. 前記実効屈折率分布は、当該単位画素の画素中心に対して非対称である
    ことを特徴とする請求項5に記載の固体撮像素子。
  7. 前記第2の屈折率分布の焦点位置は、当該固体撮像素子における面内で一定である
    ことを特徴とする請求項4に記載の固体撮像素子。
  8. 前記集光手段は、さらに、
    前記第1の屈折率分布と第2の屈折率分布の間に、第3の屈折率分布を有する光透過膜を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の固体撮像素子。
  9. 前記単位画素は、さらに、予め特定された波長の光を選択する波長選択フィルタを備え、
    前記集光手段は、前記波長選択フィルタによって選択された光に対応する屈折率分布を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の固体撮像素子。
  10. 前記波長選択フィルタは、
    前記第1の屈折率分布を有する光透過膜と前記第2の屈折率分布を有する光透過膜の間に設置されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の固体撮像素子。
  11. 単位画素が複数配置された固体撮像素子を有するカメラであって、
    前記単位画素は、撮像光学系から入射した入射光を集光する集光手段を備え、
    前記集光手段では、前記撮像光学系の収差を補正するように単位画素毎に焦点距離または角倍率が異なっている
    ことを特徴とするカメラ。
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