JP2007234748A - 巻線部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】コアと3層絶縁電線との溶融はんだ上がりの安全距離を確保でき、高さが低く、実装面積が小さい巻線部品を提供すること。
【解決手段】第1の鍔部3Cの上段部3dと第1の鍔部3Cの下段部3eは、コア5よりも3層絶縁電線6側に突出させ、3層絶縁電線6とコア5の間にすきまを設け、第1の鍔部3Cの上段部3dに第2の溝3gを設け、第1の鍔部3Cの下段部3eのコア5に近接する側面の上端にある中央部から第1の鍔部3Cの下段部3eのピン4に近接する側面の下端の両側に向かう第1の溝3fを第1の鍔部3Cの下段部3eの側面に斜設し、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面にある2つのピン4とを連結する第3の溝3hを刻設し、ピン4を凹設する突起部3jをピン4の第3の溝3hのない側に突出させ、3層絶縁電線6が3タイプの第2の溝3g、第1の溝3f、第3の溝3hを通りピン4に固定させたこと。
【選択図】 図1

Description

本発明は、絶縁トランス等の巻線部品に関する。
従来、この種の巻線部品として、縦型巻線部品の小型化を図った巻線部品が、特許文献1に開示されている(図6参照)。図6に示すように、1次側巻線(一般的にエナメル被服線等の単層絶縁電線)と2次側巻線(一般的に3層絶縁電線)が巻回される環状の巻線部3aを形成する一対の鍔部3C,3Bが形成されたボビン3と第2の鍔部3Bの巻線部3aと反対側に立設され、巻線部3aから引き出された3層絶縁電線6の一端部が一方の鍔部3i側面を沿うように引き出され、ピン4ではんだ固定されている。この場合、3層絶縁電線6をはんだ固定する際に、溶融した一部のはんだが、1次側巻線に向かって上昇する現象が起きる。この現象は、はんだ上がりと呼ばれる。ここでは、第2の鍔部3Bを伸長する構造を備え、第2の鍔部3Bとの間に溶融したはんだ上がりを防止する隙間を形成することで、1次側巻線との安全距離を確保し、高さ方向を小さくした縦型巻線部品を実現している。
最近、巻線部品が実装される機器の小型化に伴い、巻線部品の高さのみならず実装面積を小さくすることが要望されている。
特許第3299136号公報
上述した特許文献1では、1次側巻線と3層絶縁電線6との溶融はんだ上がりの安全距離は、巻線部品の幅方向の寸法でのみ確保している。すなわち、3層絶縁電線6の溶融はんだ上がりと1次側巻線との安全距離を確保するために第2のの鍔部3Bのみを伸長する構造なので、基板実装面積を小さくするのに制約があるという問題点があった。
また、横型巻線部品では、コア5部分も溶融はんだ上がりの安全距離を確保する必要があるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたもので、その技術課題は、コア5と3層絶縁電線6との溶融はんだ上がりの安全距離を確保でき、高さが低く、実装面積が小さい巻線部品を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、電線(2)が巻回される環状の巻線部(3a)を挟んで対向する一対の鍔部(3C,3B)が形成されたボビン(3)と、前記一対の鍔部(3C,3B)を構成する第1の鍔部(3C)と第2の鍔部(3B)におけるそれぞれの上段部(3d,3k)と下段部(3e,3b)との間に介装されたコア(5)と、前記一対の鍔部(3C,3B)のそれぞれの下段部(3e,3b)の底面に立設されたピン(4)とを備え、前記巻線部(3a)から引き出された前記電線(2)の端部は、前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の上面から引き出され、前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の側面の上端へ橋絡し、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端へ橋絡して、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の底面に立設されたピン(4)に固定され、複数の系統ごとに巻回された前記電線(2)のうち少なくとも1系統は3層絶縁電線(6)で構成された巻線部品において、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端から下端に通じる第1の溝(3f)が前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面に設けられ、前記第1の溝(3f)の沿線長は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端から下端への垂線の長さより長くし、前記電線(2)が前記第1の溝(3f)に沿って配線された巻線部品である。
上記目的を達成するための第2の発明は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面から前記溝(3f)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第1の溝(3f) の深さは、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くし、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)と下段島部(3l) との間の距離で定義される前記第1の溝(3f) の幅は、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くした巻線部品である。
上記目的を達成するための第3の発明は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)における下端の側面から前記第1の溝(3f)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第1の溝(3f) の下端深さは、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)における上端の側面から前記第1の溝(3f)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第1の溝(3f) の上端深さより長くした巻線部品である。
上記目的を達成するための第4の発明は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の前記コア(5)に近接する側面の上端にある中央部から前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の前記ピン(4)に近接する側面の下端の両側に向かう二つ以上の前記第1の溝(3f)を前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面に斜設し、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の下端の両側にある前記第1の溝(3f)の両中心点間の最短距離は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面にある2つの前記ピン(4)の立設された点間の最短距離より幅広にした巻線部品である。
上記目的を達成するための第5の発明は、前記コア(5)に近接する前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の側面にある第2の溝(3g)の底面の高さと前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面にある前記第1の溝(3f)の底面の高さは、前記コア(5)の側面の高さより高くし、前記コア(5)よりも前記3層絶縁電線(6)側に前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)と下段部(3e)を突出させた巻線部品である。
上記目的を達成するための第6の発明は、前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の側面から前記第2の溝(3g)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第2の溝(3g) の深さは、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くし、前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)にある前記第2の溝(3g)の底面の幅は、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くした巻線部品である。
上記目的を達成するための第7の発明は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の下端の両側にある前記第1の溝(3f)と前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面にある2つの前記ピン(4)とを連結する第3の溝(3h)を前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面に刻設した巻線部品である。
上記目的を達成するための第8の発明は、2つの前記ピン(4)の立設された点間の最短距離より前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の下端の両側にある前記第1の溝(3f)の両中心点間の最短距離を幅広にして、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面に2つの前記ピン(4)を立設した巻線部品である。
上記目的を達成するための第9の発明は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面の前記第3の溝(3h)のない側に前記ピン(4)を凹設する突起部(3j)を突出させ、前記3層絶縁電線(6)が3タイプの前記第2の溝(3g)、前記第1の溝(3f)、前記第3の溝(3h)を通り、前記ピン(4)に固定させた巻線部品である。
本発明によれば、環状の巻線部(3a)から引き出された前記電線(2)の端部は、第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の上面から引き出され、第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の側面の上端へ橋絡し、第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端へ橋絡して、第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の底面に立設されたピン(4)に固定され、第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端から下端に通じる第1の溝(3f)が第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面に設けられ、第1の溝(3f)の沿線長は、第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端から下端への垂線の長さより長くし、電線(2)を第1の溝(3f)に沿って配線させることで、3層絶縁電線6の溶融はんだ上がりとコア(5)との沿面距離をより長くできる。
また、3層絶縁電線(6)の直径より第1の溝(3f) の深さを長くし、3層絶縁電線(6)の直径より第1の溝(3f) の幅を長くし、3層絶縁電線(6)の直径より第2の溝(3g) の深さを長くし、3層絶縁電線(6)の直径より第2の溝(3g)の底面の幅を長くすることで、3層絶縁電線(6)よりも深い第1の溝(3f)および第2の溝(3g)を構成でき、3層絶縁電線(6)に傷がつきにくい構造を実現できる。
更に、第1の溝(3f) の下端深さは、第1の溝(3f) の上端深さより長くし、第1の鍔部(3C)の下段部(3e)のコア(5)に近接する側面の上端にある中央部から第1の鍔部(3C)の下段部(3e)のピン(4)に近接する側面の下端に第1の溝(3f)を斜設し、第1の溝(3f)の両中心点間の最短距離は、第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面にある2つのピン(4)の立設された点間の最短距離より幅広にして、第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面に2つのピン(4)を立設し、第1の溝(3f)と第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面にある2つのピン(4)とを連結する第3の溝(3h)を第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面に刻設することで、第1の溝(3f)に段差をつけ、3層絶縁電線(6)が通る第1の溝(3f)、第3の溝(3h)を斜設することで、3層絶縁電線(6)の総沿面距離をより長くできる。その結果、3層絶縁電線6の溶融はんだ上がりと1次側巻線との沿面距離をより長くでき、溶融はんだ上がりの安全距離を容易に確保でき、高さが小さくかつ実装面積も小さい巻線部品の構造を実現できる。また、3層絶縁線(6)が3タイプの第2の溝(3g)、第1の溝(3f)、第3の溝(3h) を通す構造になるので、巻線部品の横方向の寸法も小さくできる。
また、第2の溝(3g)の底面の高さと第1の溝(3f)の底面の高さは、コア(5)の側面の高さより高くし、コア(5)よりも3層絶縁電線(6)側に第1の鍔部(3C)の上段部(3d)と下段部(3e)を突出させることで、コア(5)側面よりも高い位置に3層絶縁電線(6)を張ることを可能にし、コア(5)と3層絶縁電線(6)が接触しない構造を実現できる。
更に、第3の溝(3h)のない側にピン(4)を凹設する突起部(3j)を突出させることで、実装基板への位置決めガイドの役割を果たすとともに、溶融はんだがコア(5)や巻線(3a)に流れ落ちて、ショート、断線等の問題を起こすのを回避できる。
以上の結果、コア5と3層絶縁電線6との溶融はんだ上がりの安全距離を確保でき、高さが低く、実装面積が小さい巻線部品の提供が可能になる。
本発明を実施するための最良の形態に係る巻線部品を以下に図面を参照にして詳細に説明する。
図1は、本発明の巻線部品の断面を示す正面図および側面図である。図1(a)は、正面図で、図1(b)は、側面図である。図2は、図1(b)におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図である。図3は、図2のA−A'断面図におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図である。図4は、比較例の巻線部品の断面を示す側面図におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図である。図5は、図4のA−A'断面図におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図である。
図1から図5に示されるように、本発明を実施するための最良の形態における巻線部品1は、電線2が巻回される環状の巻線部3aを挟んで対向する一対の鍔部3C、3Bが形成されたボビン3と、一対の鍔部3C,3Bを構成する第1の鍔部3Cと第2の鍔部3Bにおけるそれぞれの上段部3d,3kと下段部3e,3bとの間に介装されたコア5と、一対の鍔部3C,3Bのそれぞれの下段部3e,3bの底面に立設されたピン4とを備え、環状の巻線部3aから引き出された電線2の端部は、第1の鍔部3Cの上段部3dの上面から引き出され、第1の鍔部3Cの上段部3dの側面の上端へ橋絡し、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端へ橋絡して、第1の鍔部3Cの下段部3eの底面に立設されたピン4に固定され、複数の系統ごとに巻回された電線2のうち少なくとも1系統は3層絶縁電線6で構成された巻線部品である。第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端から下端に通じる第1の溝3fが第1の鍔部3Cの下段部3eの側面に設けられ、第1の溝3fの沿線長は、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端から下端への垂線の長さより長くし、電線2を第1の溝3fに沿って配線させることで、3層絶縁電線6の溶融はんだ上がり部とコア5との沿面距離をより長くできる。
その結果、3層絶縁電線6の溶融はんだ上がり部とコア5との溶融はんだ上がりの安全距離を容易に確保でき、高さが小さくかつ実装面積も小さい巻線部品の構造を実現できる。
ここでは、3層絶縁電線6が第1の鍔部3Cの上段部3d近傍から引き出され、3タイプの第2の溝3g、第1の溝3f、第3の溝3hを通って、ピン4に絡げられる。この絡げられる部分は、はんだによって固着される。なお、第1の鍔部3Cと第2の鍔部3Bに挟まれるように巻線部3aがあり、1次側巻線と2次側巻線が巻かれている。1次側巻線は、第2の鍔部3Bのピン4に固定され、2次側巻線は、第1の鍔部3Cのピン4に固定されている。更に、巻線部3aの中心部ならびに外周部に連続した磁路を形成する一対のE型形状のコア5が装着されている。本発明を実施するための最良の形態では、コア5にフェライトコアを用いている。コアを形成する材料は、磁性材料で用途に応じた特性にあわせて選択すれば良い。
なお、ボビン3のピン4が設けられていない第1の鍔部3Cにボビン3に対する巻終わり部分を位置させる。その後、3層絶縁電線6は、第1の鍔部3Cの上段部3dの側面にある第2の溝3gを通り、第1の鍔部3Cの下段部3eのコア5に近接する側面の上端にある中央部から第1の鍔部3Cの下段部3eのピン4に近接する側面の下端の両側に向かう二つの第1の溝3fを通り、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面にある2つのピン4とを連結する第3の溝3hを通り、ピン4へ向けて配線し、このピン4に絡げることで仮止めされる。
仮止め後、ピン4は溶融はんだの浴槽内に浸され、3層絶縁電線6が絡げられた部分にはんだ付け処理を行い、3層絶縁電線6の絶縁被覆層を除去し、導体部分を露出させ、露出した導体部分とピン4とを電気的に接続させて、固定する。
なお、本発明を実施するための最良の形態では、2本の3層絶縁電線6を有するので、第1の鍔部3Cの下段部3eのコア5に近接する側面の上端の中央部から、第1の鍔部3Cの下段部3eのピン4に近接する側面の下端の両側に向かうように、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面に二つの第1の溝3fを斜設している。また、第1の溝3fに這わせた3層絶縁電線6が、第1の鍔部3Cの下段部3eのコア5に近接する側面の上端から第1の鍔部3Cの下段部3eのピン4まで最短距離にならないように斜めの第1の溝3fを設けている。
より具体的に説明すると、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端の中央付近から第1の溝3fが斜設されている。すなわち、第1の溝3fを設けている側面に隣接する下面にむかって、第1の鍔部3Cの下段部3eにおける側面の下端の両側に近づくように第1の溝3fが連続して形成される。また、第1の鍔部3Cの下段部3eにおける側面の下端で、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面に設けられた第3の溝3hと連続してつながるように形成される。更に、第1の鍔部3Cの下段部3eにおける側面の下端で第1の溝3fが形成されている位置よりも、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面に設けられたピン4は、第1の鍔部3Cの下段部3eにおける下面の中心側に位置させる。第1の溝3f、第3の溝3hを設けることにより、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面に設けられたピン4と3層絶縁電線6との仮止め部分をはんだの浴槽に浸漬する際に、はんだが3層絶縁電線6の表面被覆を溶かしながら這い上がっても、コア5とはんだ上がり部との沿面距離を十分に確保できる。
また、第1の溝3fの深さは、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端よりも、第1の鍔部3Cの下段部3eにおける側面の下端側の方が深くなるように形成している。第1の溝3fの上端側、下端側の溝の深さは、3層絶縁電線6の直径より長くしている。より具体的に説明すると、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端における第1の溝3fの始まりである中央付近の溝の深さよりも、斜設された第1の溝3fを深くしている。斜設された第1の溝3fを深くすることで、1次巻線とはんだ上がり部との沿面距離を十分に確保できる。
なお、第2の溝3gの底面の高さと第1の溝3fの底面の高さは、コア5の側面の高さより高くし、コア5よりも3層絶縁電線6側に第1の鍔部3Cの上段部3dと下段部3eを突出させることで、コア5側面よりも高い位置に3層絶縁電線6を張ることを可能にし、コア5と3層絶縁電線6が接触しないで、3層絶縁電線6を略直線になるように橋絡させる構造を実現できる。
また、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面にある第1の溝3fと第1の鍔部3Cの下段部3eの下面にある2つのピン4とを連結する第3の溝3hを刻設するのは、同一形状において3層絶縁電線6の沿面距離をより長くとるためである。更に、ピン4を凹設する突起部3jをピン4の溝3hのない側に突出させるのは、溶融はんだがコア5や巻線部3aに流れ落ちて、ショート、断線等の問題を避け、3層絶縁電線6を保護するためである。
図2に示されるように、溶融はんだ上がり部分は、3層絶縁電線6のピン4と電気的に接続させて、固定する部分から、3層絶縁電線6の表面上に沿って進む。すなわち、3層絶縁電線6のはんだ付け処理で絶縁被覆層が除去された溶融はんだ部11とコア5との安全距離は、斜めにした沿面距離(図2中のコア5と溶融はんだ部11の絶縁距離(1)=c+b+a)に対応し、図4と図5で示されるような直線の沿面距離(図5中のコア5と溶融はんだ部の絶縁距離3=c'+b')と比較される。図2と図3で示される本発明の方が、同一形状で比較した場合により長い安全距離を確保できる。図3と図5の比較では、f=f'の時に、a+b>b'になり、その差分だけ長くできる。その結果、本発明の場合は、同一形状の場合に絶縁をより比較例より強化できる。
また、3層絶縁電線6は、第1の鍔部3Cの上段部3dの側面にある第2の溝3gを通り、第1の鍔部3Cの下段部3eのコア5に近接する側面の上端にある中央部から第1の鍔部3Cの下段部3eのピン4に近接する側面の下端の両側に向かう二つの第1の溝3fを通り、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面にある2つのピン4とを連結する第3の溝3hを通る構造なので、第1の鍔部3Cの内側に3層絶縁電線6を収納でき、巻線部品10を3層絶縁電線6の厚みに相当する幅だけ幅方向に小さくできる。
本発明の実施例について、上述した図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施例の巻線部品1は、図1、図2、図3、図4、図5に示されるような構造で、約20mm×20mm×20mmの寸法を実現した。本発明の実施例の巻線部品1では、環状の巻線部3aから引き出された前記電線2の端部は、第1の鍔部3Cの上段部3dの上面から引き出され、第1の鍔部3Cの上段部3dの側面の上端へ橋絡し、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端へ橋絡して、第1の鍔部3Cの下段部3eの底面に立設されたピン4に固定され、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端から下端に通じる第1の溝3fが第1の鍔部3Cの下段部3eの側面に設けられ、第1の溝3fの沿線長は、第1の鍔部3Cの下段部3eの側面の上端から下端への垂線の長さより長くし、電線2を第1の溝3fに沿って配線させることで、3層絶縁電線6の溶融はんだ上がりとコア5との沿面距離をより長くできた。
なお、本発明の実施例の巻線部品1では、第1の鍔部3Cは、上段部3dと下段部3eで構成され、第2の鍔部3Bは、上段部3kと下段部3bで構成される。コア5は、フェライトコアを用いた。環状の巻線部3aは、1次側巻線(エナメル被服線等の単層絶縁電線)と2次側巻線(3層絶縁電線)が巻回される構造であった。
また、3層絶縁電線6の直径より第1の溝3fの深さを長くし、3層絶縁電線6の直径より第1の溝3fの幅を長くし、3層絶縁電線6の直径より第2の溝3gの深さを長くし、3層絶縁電線6の直径より第2の溝3gの底面の幅を長くすることで、3層絶縁電線6よりも深い第1の溝3fおよび第2の溝3gを構成でき、3層絶縁電線6に傷がつきにくい構造を実現した。
更に、第1の溝3fの下端深さは、第1の溝3fの上端深さより長くし、第1の鍔部3Cの下段部3eのコア5に近接する側面の上端にある中央部から第1の鍔部3Cのピン4に近接する下段部3eの側面に第1の溝3fを斜設し、第1の溝3fの両中心点間の最短距離は、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面にある2つのピン4の立設された点間の最短距離より幅広にして、第1の鍔部3Cの下段部3eの下面に2つのピン4を立設し、第1の溝3fと第1の鍔部3Cの下段部3eの下面にある2つのピン4とを連結する第3の溝3hを第1の鍔部3Cの下段部3eの下面に刻設することで、第1の溝3fに段差をつけ、3層絶縁電線6が通る第1の溝3f、第3の溝3hを斜設することで、3層絶縁電線6の総沿面距離をより長くできる。その結果、3層絶縁電線6の溶融はんだ上がりと1次側巻線との沿面距離をより長くでき、溶融はんだ上がりの安全距離を容易に確保でき、高さが小さくかつ実装面積も小さい巻線部品の構造を実現できた。また、3層絶縁線6が3タイプの第2の溝3g、第1の溝3f、第3の溝3h を通す構造になるので、巻線部品の横方向の寸法も小さくできた。
また、第2の溝3gの底面の高さと第1の溝3fの底面の高さは、コア5の側面の高さより高くし、コア5よりも3層絶縁電線6側に第1の鍔部3Cの上段部3dと下段部3eを突出させることで、コア5側面よりも高い位置に3層絶縁電線6を張ることを可能にし、コア5と3層絶縁電線6が接触しない構造を実現できた。
更に、第3の溝3hのない側にピン4を凹設する突起部3jを突出させることで、実装基板への位置決めガイドの役割を果たし、溶融はんだがコア5や巻線3aに流れ落ちて、ショート、断線等の問題を起こさなかった。
なお、本実施例はあくまでも一例を記載しているのみで、例えば、コア5にフェライトコアを用いているが、コアを形成する材料は、磁性材料で用途に応じた特性に合わせて選択すれば良く、その他の材料についても適切な材料を選択すれば良い。
また、溝、ピン、電線については、1組のみの例を説明しているが、3層絶縁電線6が、2本であれば同様の第1の溝3fを2本斜設すれば良く、n本ならば、同様の第1の溝3fをn本斜設すれば良いなど、それぞれ複数設けても本発明の主旨を損なうものではない。なお、第1の溝3fが一つの場合は、片極の電線しか這わすことができないので、2本以上に限定している。
以上に示したように、コア5と3層絶縁電線6との溶融はんだ上がりの安全距離を確保でき、高さが低く、実装面積が小さい巻線部品の提供が可能になる。
本発明の巻線部品の断面を示す正面図および側面図。図1(a)は、正面図。図1(b)は、側面図。 図1(b)におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図。 図2のA−A' 断面図におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図。 比較例の巻線部品の断面を示す側面図におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図。 図5は、図4のA−A' 断面図におけるコアと溶融はんだ部との安全距離を説明する図。 従来の縦型巻線部品の小型化を図った巻線部品を示す正面断面図。
符号の説明
1,10 巻線部品
2 電線
3 ボビン
3a 巻線部
3B 第2の鍔部
3C 第1の鍔部
3d 第1の鍔部の上段部
3e 第1の鍔部の下段部
3l 第1の鍔部の下段島部
3k 第2の鍔部の上段部
3b 第2の鍔部の下段部
3f 第1の溝
3g 第2の溝
3h 第3の溝
3i 一方の鍔部
3j ピンを凹設する突起部
4 ピン
5 コア
6 3層絶縁電線
11 溶融はんだ部
12 1次側巻線
13 2次側巻線

Claims (9)

  1. 電線(2)が巻回される環状の巻線部(3a)を挟んで対向する一対の鍔部(3C,3B)が形成されたボビン(3)と、前記一対の鍔部(3C,3B)を構成する第1の鍔部(3C)と第2の鍔部(3B)におけるそれぞれの上段部(3d,3k)と下段部(3e,3b)との間に介装されたコア(5)と、前記一対の鍔部(3C,3B)のそれぞれの下段部(3e,3b)の底面に立設されたピン(4)とを備え、前記巻線部(3a)から引き出された前記電線(2)の端部は、前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の上面から引き出され、前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の側面の上端へ橋絡し、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端へ橋絡して、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の底面に立設されたピン(4)に固定され、複数の系統ごとに巻回された前記電線(2)のうち少なくとも1系統は3層絶縁電線(6)で構成された巻線部品において、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端から下端に通じる第1の溝(3f)が前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面に設けられ、前記第1の溝(3f)の沿線長は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の上端から下端への垂線の長さより長くし、前記電線(2)が前記第1の溝(3f)に沿って配線されたことを特徴とする巻線部品。
  2. 前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面から前記溝(3f)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第1の溝(3f)の深さは、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くし、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)と下段島部(3l) との間の距離で定義される前記第1の溝(3f)の幅は、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くしたことを特徴とする請求項1記載の巻線部品。
  3. 前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)における下端の側面から前記第1の溝(3f)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第1の溝(3f)の下端深さは、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)における上端の側面から前記第1の溝(3f)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第1の溝(3f)の上端深さより長くしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の巻線部品。
  4. 前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の前記コア(5)に近接する側面の上端にある中央部から前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の前記ピン(4)に近接する側面の下端の両側に向かう二つ以上の前記第1の溝(3f)を前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面に斜設し、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の下端の両側にある前記第1の溝(3f)の両中心点間の最短距離は、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面にある2つの前記ピン(4)の立設された点間の最短距離より幅広にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の巻線部品。
  5. 前記コア(5)に近接する前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の側面にある第2の溝(3g)の底面の高さと前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面にある前記第1の溝(3f)の底面の高さは、前記コア(5)の側面の高さより高くし、前記コア(5)よりも前記3層絶縁電線(6)側に前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)と下段部(3e)を突出させたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の巻線部品。
  6. 前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)の側面から前記第2の溝(3g)の底面への垂直直線の距離で定義される前記第2の溝(3g) の深さは、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くし、前記第1の鍔部(3C)の上段部(3d)にある前記第2の溝(3g)の底面の幅は、前記3層絶縁電線(6)の直径より長くしたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の巻線部品。
  7. 前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の下端の両側にある前記第1の溝(3f)と前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面にある2つの前記ピン(4)とを連結する第3の溝(3h)を前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面に刻設したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載の巻線部品。
  8. 2つの前記ピン(4)の立設された点間の最短距離より前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の側面の下端の両側にある前記第1の溝(3f)の両中心点間の最短距離を幅広にして、前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面に2つの前記ピン(4)を立設したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載の巻線部品。
  9. 前記第1の鍔部(3C)の下段部(3e)の下面の前記第3の溝(3h)のない側に前記ピン(4)を凹設する突起部(3j)を突出させ、前記3層絶縁電線(6)が3タイプの前記第2の溝(3g)、前記第1の溝(3f)、前記第3の溝(3h)を通り、前記ピン(4)に固定させたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8記載の巻線部品。
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