JP2007234177A - 光ディスク - Google Patents

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英治 野田
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Abstract

【課題】光ディスクに関する各種製造情報の識別の容易化を図る。
【解決手段】外周端面に可視情報を有し、この可視情報が、メーカー名、産地名、生産ライン、生産日時、生産ロット番号、生産シリアル番号、ディスク品種、スタンパ番号の少なくともいずれかを含む製造情報であるものとした光ディスク10を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板の外周端面に可視情報が付された光ディスクに関するものである。
従来、光ディスクの中心孔の内周クランプ部に、英数字等による製造番号等の情報がインクジェットやレーザーマーカーにより記録されているものが知られている。例えば、中心孔の側面に、光学的手段により読み取りが可能な記号(バーコード)が記録された光ディスクについての提案がなされている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2002−288883号公報
しかしながら、上記特許文献1に提案されている光ディスクは、例えばスピンドルケース、バルク、及び生産工程中におけるスタックポール等により重ねて載置された状態にあると、製造番号等の情報が見えなくなってしまうという問題を有している。
特に、ピクチャタイプと称されているディスクにおいては、中心孔周辺までレーベルデザイン印刷がなされているため、デザインの印刷に隠れて一層製造番号等の読み取りが困難になる。
また、従来公知のCDRWにおいては、ディスク基板に形成されている案内溝が浅いので、レジスト膜厚も薄くなっている。そのため必然的に内周ミラー部に設けられるスタンパ番号も同様の深さになり、目視での判読が困難となっていた。
また、上記特許文献1に開示されている光ディスクは、上述したように、中心孔の内周クランプ部に、各種情報がインクジェットやレーザーマーカーによって記録されているので、中心孔を3点で支持するスリムタイプのドライブを用いると、偏心が生じることにより、記録再生特性の不具合の発生原因になるという問題がある。
また更には、中心孔の内周のクランプ部に、上記各種情報が記録されていると、例えばケースやドライブへの装着時の中心孔勘合の際、機械的に力が加わって磨耗で情報が破損し、読み取り不良が生じるおそれがあるという問題もある。
そこで本発明においては、上述したような従来技術における問題点に鑑み、光ディスクに関する各種情報が容易に識別でき、かつ製造工程、管理工程中における記録情報の破損を回避できる光ディスクに関する提案を行うこととした。
本発明においては、基板の外周端面に可視情報を有しており、この可視情報が、メーカー名、産地名、生産ライン、生産日時、生産ロット番号、生産シリアル番号、ディスク品種、スタンパ番号の少なくともいずれかを含む製造情報であるものとした光ディスクを提供する。
請求項2の発明においては、前記製造情報には、記号化されている情報が含まれているものとした請求項1の光ディスクを提供する。
請求項3の発明においては、前記製造情報が、レーザーマーカーの刻印により形成されたものであることとした請求項1又は2の光ディスクを提供する。
請求項4の発明においては、前記製造情報が、複数回印字されているものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項の光ディスクを提供する。
請求項5の発明においては、基板の外周端面に、回転原点マークが付されていることとした請求項1乃至4のいずれかの光ディスクを提供する。
請求項6の発明においては、前記回転原点マークが、射出成形金型外周リングにより設けられたものである請求項5の光ディスクを提供する。
本発明によれば、ディスク基板の外周端面に各種製造情報を付したので、生産工程内における外周端面しか見えない状況下でも、各種管理情報を外部から容易に識別することができ、トレーサビリティに優れた生産管理が可能となり、異品種混入の防止や異常品の分別も容易になった。
特にDVDのような複数基板を重層する構成の光ディスクに本発明を適用すると、基板の管理上極めて能率的である。
請求項2の発明によれば、ディスク基板の外周端面の各種製造情報が、バーコード等のように記号化されているので、バーコードリーダー等を用いて工程内で容易に機械的に判別することができるようになった。
請求項3の発明によれば、製造情報がレーザーマーカー等の刻印で形成されているので、溶剤洗浄やハンドリングによるインクの溶出の心配がなく、各種管理情報の欠落を回避できた。
請求項4の発明によれば、ディスク基板の外周端面へ同一の情報の印字を複数回繰り返して行ったので、読み取りの際、ディスクを回転させて情報を探す手間が不要となった。
また、仮に一部に欠落があっても、他の情報で容易に補えるようになった。
請求項5の発明によれば、外周端面に回転原点マークを設けたので、複数工程で印字を行っても印字が重ならないように、制御することができるようになった。
また、複数のディスクを重ねる際に、情報の印字位置を揃えることが容易になった。
請求項6の発明によれば、上記回転原点マークを射出成形金型外周リングにより設けたので、成形基板の周方向の特性管理を容易に行うことができるようになった。
本発明について、以下具体的に説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
本発明の光ディスクは、基板の外周端面に可視情報を有しているものとし、この可視情報は、メーカー名、産地名、生産ライン、生産日時、生産ロット番号、生産シリアル番号、ディスク品種、スタンパ番号の少なくともいずれかを含む製造情報であるものとする。
本発明の光ディスク用の基板は、最終的に目的とする光ディスクの機能に応じて選定することができ、従来公知の材料をいずれも適用できる。例えば汎用性のある材料としてはポリカーボネート等の光透過性樹脂が挙げられ、これを射出成形することにより作製してもよく、ガラス基板を適用してもよい。
次に、従来公知の光ディスクについて図を参照して説明する。なお、以下においては、図1のディスク基板1を共通図面として使用する。
(CDRの製造工程)
(a)図1中、Φ44〜Φ118の領域に対応する位置に深さ150nmの所定の案内溝を設けたスタンパを一方の面に転写し、内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmのポリカーボネート製の円盤状の基板を射出成形法により作製する。
(b)フタロシアニン色素の記録層(図示せず)を、スピンコート法により基板の案内溝を転写した面(グルーブ面)の、図1中、Φ42〜Φ120の領域に形成した。
(c)Ag反射膜(図示せず)をスパッタ法によりグルーブ面の、図1中、Φ40〜Φ118の領域に形成した。
(d)図1中、Φ118〜Φ120の領域の反射膜(図示せず)から露出した面および反グルーブ面、外周端面の色素をエタノールにより洗浄する。
(e)紫外線硬化樹脂を用いてスピンコート法及び紫外線硬化法によりグルーブ面のΦ39〜Φ120の領域に保護層を形成する。
(f)紫外線硬化樹脂のレーベルインク層をスクリーン印刷法及び紫外線硬化法によりグルーブ面のΦ40〜Φ118に設ける。
(CDRWの製造工程)
(a)図1中、Φ44〜Φ118の領域に相当する位置に深さ30nmの案内溝を設けたスタンパを一方の面に転写し、内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmのポリカーボネート製の円盤状の基板を射出成形法により作製する。
(b)無機誘電体層、相変化記録層、無機誘電体層、Al反射層を、順次スパッタ法により、グルーブ面の図1中Φ40〜Φ118の領域に形成する。
(c)紫外線硬化樹脂を用い、スピンコート法及び紫外線硬化法によりグルーブ面のΦ39〜Φ120の領域に保護層を形成する。
(d)Φ44〜Φ118の領域の相変化記録層(図示せず)をレーザービームにより初期化する。
(e)紫外線硬化樹脂のレーベルインク層をスクリーン印刷法及び紫外線硬化法によりグルーブ面のΦ40〜Φ118に設ける。
(CDの製造工程)
(a)図1中、Φ44〜Φ118の領域に相当する位置に、深さ180nmのピット列を設けたスタンパを一方の面に転写し、内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmのポリカーボネート製の円盤状の基板を射出成形法により作製する。
(b)Al反射層(図示せず)をスパッタ法によりグルーブ面のΦ40〜Φ118の領域に形成する。
(c)紫外線硬化樹脂を用い、スピンコート法及び紫外線硬化法によりグルーブ面のΦ39〜Φ120の領域に保護層を形成する。
(d)紫外線硬化樹脂のレーベルインク層をスクリーン印刷法及び紫外線硬化法によりグルーブ面のΦ40〜Φ118に設ける。
上記各光ディスクにおいて、いわゆるピクチャタイプとする場合には、それぞれのレーベルインク層を、図1中、Φ17〜Φ118の領域に形成する。
上述のようにして作製された各種光ディスクの基板に所定の可視情報を記録する。
図2、図3に、可視情報の記録を行う印字装置の概略図を示す。
先ず、図2に示すように、オペレータからの外部入力により所定の情報、生産ライン制御部からの情報、時間情報あるいはカウンタ情報をもとにした製造情報等、各種必要な情報を、制御部21により管理し、これらの情報により、ターンテーブルを具備する回転制御部22で回転速度・角度情報をもとに位置制御する。続いて制御部21からレーザ光を照射する発光部23に所定の情報を送り、図1に示したΦ15〜Φ34のクランプ部に所望の情報の記録を行う。
次に、図3に示すように、光ディスク10の外周端面にレーザ光が照射されるように発光部23の位置制御を行う。
印字装置としては、キーエンス社製「高品位CO2レーザマーカー ML」を用いることができる。
先ず、オペレータからの外部入力による情報、生産ライン制御部からの情報、時間情報あるいはカウンタ情報をもとにした各種製造情報を制御部21により管理する。続いてこれらの情報により、ターンテーブルを具備する回転制御部22で回転速度・角度情報をもとに位置制御する。そして制御部21からレーザ光を照射する発光部23に所定の情報を送り、ディスク基板の外周端面に、所定の文字、数字、各種記号等を、高さ1.0mm、幅0.7mm、ピッチ1.0mmで、90度間隔で4回繰り返して印字する。
なお、印字には、キーエンス社製「高品位インクジェットプリンタ MK」を用いてもよい。
なお、印字する製造情報は、文字や数字の他、バーコード等、所望の形式に記号化されたものであってもよい。
また、複数回繰り返して記号を印字することにより、それを例えば目視で読み取る際にディスクを回して印字位置を探す手間を省略することができるようになる。更には、複数個の印字記号のうちの一部が破損により欠落した場合でも、他の印字記号により補填することができるようになる。
また、最初の印字時、もしくは射出成形時における金型の外周リングに所定のマーク(回転原点マーク)を予め設けておくことにより、基板に回転原点マークを付すようにしてもよい。これにより、読み取り手段を併用することで、複数の工程で印字を行っても印字が重ならないように制御することができるようになる。また、複数の光ディスクを重層させたときに、印字位置を揃えることもできるようになる。
光ディスクを構成する基板の概略断面図を示す。 印字装置の一使用形態を示す。 本発明の光ディスクを得るための印字装置の使用形態を示す。
符号の説明
1 基板
10 光ディスク
20 印字装置
21 制御部
22 回転制御部
23 発光部

Claims (6)

  1. 基板の外周端面に可視情報を有し、当該可視情報が、メーカー名、産地名、生産ライン、生産日時、生産ロット番号、生産シリアル番号、ディスク品種、スタンパ番号の少なくともいずれかを含む製造情報であることを特徴とする光ディスク。
  2. 前記製造情報には、記号化されている情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク。
  3. 前記製造情報が、レーザーマーカーの刻印により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク。
  4. 前記製造情報が、複数回印字されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光ディスク。
  5. 前記基板の外周端面に、回転原点マークが付されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光ディスク。
  6. 前記回転原点マークが、射出成形時の金型の外周リングにより付されたものであることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012123891A (ja) * 2010-10-14 2012-06-28 Sony Corp 隠しマークを用いる損失防止システム及びその製造方法
KR20190048402A (ko) * 2017-10-31 2019-05-09 엘지디스플레이 주식회사 표시장치

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