JP2007233413A - トナー補給容器 - Google Patents

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公啓 吉野
Hiroshi Yamazaki
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Abstract

【課題】常圧下で密閉状態に保持され、輸送時の振動や衝撃に対しても容器本体やキャップ部材を破損することがなく、トナーの漏出、飛散の発生が防止されるトナー補給容器を提供する。
【解決手段】トナーを収容する容器本体と、該容器本体の補給口周縁の封止面に接着されて前記補給口を密封する封止部材とから成り、封止部材が接着される封止面の端部に切り欠き部を設けたトナー補給容器。
【選択図】図8

Description

本発明は、粉体状の現像用トナーを充填収容するトナー補給容器の改良に関し、例えば電子写真複写機やレーザプリンタ等の静電画像形成装置の現像装置に、トナーを補給するために着脱可能に装着して使用される交換可能なトナー補給容器の改良に関するものである。
従来、飛散しやすい粉体を粉体受入装置内に補給する手段として、粉体を容器内に収容し、該容器の粉体取り出し開口部をフィルム状シール材により密封した粉体容器が使用されている。粉体補給に際しては、上記粉体容器を倒立させて開口部を下にして粉体受入装置の装着部に取り付けた後、上記シール材を剥がすことにより開口部から粉体を流出させて受入装置のホッパ内に補給する。上述のような粉体容器は、蓋によって開口部を密栓する容器に比べて、開口部の構造を簡単にできて、しかも密閉がより完全に行われることから広く用いられている。
静電画像形成装置にあっては、回動する電荷担持体上の静電潜像を現像装置によって現像し、静電潜像部にトナー中の粉体トナーを付着させてトナー像としたのち、これを記録紙上に転写定着することがなされている。上記粉体トナーは現像と共に消費されるので、消費に応じて該トナーを現像装置に補給することが必要で、補給するトナーの貯蔵部としてトナーホッパが設けられている。
トナーホッパには大量のトナーを内蔵させておいて、これが消費しつくされる前に、トナー補給容器(トナー補給カートリッジ)から前記トナーホッパにトナーの補給がなされる。
以上は乾式の二成分現像剤を用いる静電記録装置のトナー補給であるが、一成分トナーを用いる静電画像形成装置についても同様のトナー補給が必要である。
上記何れのトナーにおいても、トナー補給は一般に、トナーを収容するトナー補給容器からトナーホッパー内に投入することによってなされている。
上記粉体トナーは飛散しやすく、トナー補給時にトナー補給カートリッジ開口部やトナーホッパ開口部から外部に飛散、容器本体下部に接続する口金部材、容器本体下部の開口を剥離可能にするフィルム状シール部材、前記口金部材に摺動するとともに該シール部材を巻回して係合するスライド蓋とから構成されている。トナー補給容器を複写機等の静電画像形成装置のトナー受入装置にセットし、スライド蓋を一方向に移動させることにより、シール部材は引っ張られて補給口を引き剥がして開口され、容器本体内のトナーが補給口から落下してトナーホッパ内に補給される。
従来のトナー補給容器のうち、容器本体の補給口(トナー排出口)の開口部が、フィルム状シール部材により密封されているものが使用されている。このトナー補給容器では、振動や衝撃等の外力により前記フィルム状シール部材が封止面から剥離して、封止面からのトナーが漏出することがある。
本発明は、トナー補給容器における上記のような問題を解決することを課題とするものである。
本課題は以下の手段により達成される。すなわち
請求項1に記載の発明は、「トナーを収容する容器本体と、該容器本体の補給口周縁の封止面に接着され前記補給口を密封する可撓性の封止部材とから成るトナー補給容器において、前記トナー補給容器の前記補給口を下にしたとき、前記補給口の上方に、前記補給口の内周壁面も内方に張り出した傾斜面部を有する部位を設けたことを特徴とするトナー補給容器。」である。
請求項1に記載の発明により、トナー補給容器に振動や衝撃等の外力が加えられても、トナー補給容器の内部に収容されたトナーが、封止面と可撓性シール部材との接着部付近を直撃することがなく、封止面と可撓性シール部材の補給前の剥離が予防される。
以下、図面に従って本発明によるトナー補給容器の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係るトナー補給容器の実施の形態を示す斜視図、図2は該トナー補給容器の縦断面図である。図1(a)は、トナー補給容器の全体斜視図、図1(b)は、前記トナー補給容器の分解斜視図である。
容器本体(ボトル)1は中空成形方法により形成し(ブロー成形加工)、口金部材2は射出成形方法により形成し、この個別に形成された容器本体1の底部に、口金部材2を挿入し接着固定したものである。なお、前記容器本体1と口金部材2とを一体成型してもよい。容器本体1及び口金部材2の材料として、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)等を用いた。
前記容器本体1の天部開口1Aは、キャップ部材3により閉蓋される。前記天部開口1Aは、トナーの製造充填工程で、該天部開口1Aから容器本体1内に注入された後、キャップ部材3により閉蓋、密封される。該キャップ部材3も高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)等を用いた。
前記容器本体1の底部開口1Bに接続する前記口金部材2の開口部2Aの周縁の外表面は封止面2Bになっていて、可撓性シール部材4により密封されている。トナー補給時には、前記口金部材2が図示しないトナー補給装置に装着され、後述のスライド蓋(可動蓋)5の移動により可撓性シール部材4を前記封止面2Bから剥離して、前記開口部2Aを開放して、容器本体1内に収容されたトナーをトナー補給装置のホッパ内に放出する。前記可撓性シール部材4は、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)とから成るラミネートフィルムで、ポリエチレン側の面が前記封止面2Bにヒートシールされる。
図3、図4は、前記トナー補給容器の底部開口1Bを開閉可能にする開閉部材の実施の形態を示し、図3は該トナー補給容器の底部開口1Bを閉じた状態の縦断面図、図4は該トナー補給容器の他の縦断面図及び正面図である。図5は該トナー補給容器の底部開口1Bを開いた状態の斜視図である。
前記口金部材2の底部は、内側がトナー補給用の開口部2Aであり、外側が図示しないトナー補給装置との連結部2Cを形成している。前記口金部材2の底部には、封止面2B、レール部2Dが形成されている。
前記可撓性シール部材4の長手方向の一方の端部は口金部材2の封止面2Bの端部に固着され、該可撓性シール部材4の他方の端部は前記口金部材2の他の面に固着されている。前記可撓性シール部材4の両端部は上述のように口金部材2に固着され、前記レール部2Dに摺動可能なスライド蓋5の周囲を摺動方向に巻回するように設けられている。前記スライド蓋5は、トナー補給前には、開口部2Aをを封止する可撓性シール部材4を保護して遮蔽する。封止面2Bに剥離可能に接着された可撓性シール部材4は、封止面2Bの内側のトナー補給用の開口部2Aを封止している。トナー補給時には、前記トナー補給容器のレール部2Dに摺動するスライド蓋5の移動により、可撓性シール部材4が封止面2Bの一方の端部から次第に剥離され、開口部2Aを開放してゆく。
図6は前記容器本体1と口金部材2の底面図である。
前記口金部材2の封止面2Bの平面形状は、内周及び外周がそれぞれ栗の実形をなす曲線から成るほぼ等間隔のリング状の突起面である。前記封止面2Bに接着された可撓性シール部材4は、前記栗の実形の尖突部2Fから封止面2Bを剥離を開始し、該尖突部2Fに対向する方向(図示の矢印方向)に剥離する。
前記封止面2Bの尖突部2Fは、半径約10mmの曲線形状をなし、かつ該尖突部2Fに接続する両側の曲線部分の接線T1,T2がなす角度θは、100°〜170°が好ましい。このように、尖突部2Fの曲線形状と接線角度θを設定することにより、前記封止面2Bに接着された可撓性シール部材4を図示の矢印方向に引き剥がしたとき、可撓性シール部材4の中央部での応力集中が緩和され、可撓性シール部材4の損傷が防止される。
図7は、前記容器本体1の底部開口1B近傍と前記口金部材2とを示す分解断面図、図8は、図7におけるA部の拡大断面図である。
前記容器本体1の底部開口1Bを形成する筒部の外周上には、リング状の溝部1Cが形成されている。一方、前記口金部材2の筒部の内周上には、リング状の突起条部2Eが形成されている。該突起条部2Eに対向する内面側には、リング状の突起壁部2Gが突出している。前記容器本体1の底部の筒部を、前記口金部材2の突起条部2Eと突起壁部2Gとの間の空間に押し込み、溝部1Cと突起条部2Eとを圧着嵌合させる強制嵌着にすることにより、ポリオレフィン樹脂から成る前記容器本体1と口金部材2とは、弾性的にきつく嵌着係止され一体化される。更に、この嵌着係止部の周囲に、ホットメルト系接着剤6によりシールし、固着することにより、この嵌着係止部におけるトナーの漏出と、外気の進入を防止する。
前記容器本体1の底部開口1Bとリング状の溝部1Cとが形成されている筒部と、前記口金部材2の突起条部2Eと突起壁部2Gとが形成されている筒部とは、何れも図6に示すように栗の実形の曲線形状をなし、円形に近い形状であるから、ブロー成型の精度が高く、前記両筒部の嵌着が確実であり、空隙を生じない特徴がある。
前記可撓性シール部材4を接着する封止面2Bの端部には、切り欠き部2Hがリング状に穿設されている。該切り欠き部2Hの形状は、C面取り、凹状R面取り、凸状R面取り等で形成される。前記封止面2Bに可撓性シール部材4を圧着してヒートシールすることにより、可撓性シール部材4の接着層が熱融着して、封止面2Bに接着するとともに、該封止面2Bの周囲の切り欠き部2Hにも熱融着して、可撓性シール部材4は封止面2Bを確実に接着する。このようにして、封止面2Bの幅を狭く設定しても、切り欠き部2Hを設けることにより、可撓性シール部材4は封止面2Bを確実に接着することができる。
前記突起壁部2Gの基部の内側には、傾斜面部2Jがリング状に形成されている。この傾斜面部2Jは、トナー補給容器に振動や衝撃等の外力が加えられ、トナー補給容器の内部に収容されたトナーが、前記封止面2Bと可撓性シール部材4との接着部付近を直撃することを防止する。これにより、封止面2Bと可撓性シール部材4の補給前の剥離が予防される。
図9は、トナー補給容器の底部近傍の縦断面図である。
図は、前記容器本体1に口金部材2を嵌着し、可撓性シール部材4をヒートシールにより熱接着して密封し、更にスライド蓋5を装着した状態を示す。可撓性シール部材4の両端は前記口金部材2の一端により固定されていて、その中間部は前記スライド蓋5の周囲をループ状に周回して保持されている。スライド蓋5は口金部材のレール部2Dに摺接し移動可能に支持されている。
図10(a)は、スライド蓋5を移動させて可撓性シール部材4を封止面2Bから剥離する過程を示すトナー補給容器の底部の縦断面図、図10(b)は該トナー補給容器の底面図である。可撓性シール部材4がスライド蓋5の移動により矢示方向(図示右方向)に移動することにより、可撓性シール部材4は封止面2Bの尖突部2Fから次第に剥離されて、容器本体1の底部開口1B及び口金部材2の開口部2Aを開放してゆく。
図11(a)は、スライド蓋5を更に移動させて可撓性シール部材4を封止面2Bから剥離して、容器本体1の底部開口1B及び口金部材2の開口部2Aを全開した状態を示すトナー補給容器の底部の縦断面図、図11(b)は該トナー補給容器の底面図である。この全開状態において、容器本体1内のトナーの全量が排出され、図示しないトナー補給装置内に投入される。
本発明に係るトナー補給容器の斜視図である。 上記トナー補給容器の縦断面図である。 上記トナー補給容器の底部開口を閉じた状態の縦断面図である。 上記トナー補給容器の他の縦断面図及び正面図である。 上記トナー補給容器の底部開口を開いた状態の斜視図である。 容器本体と口金部材の底面図である。 容器本体の底部開口近傍と口金部材とを示す分解断面図である。 図7におけるA部の拡大断面図である。 トナー補給容器の底部近傍の縦断面図である。 スライド蓋を移動させて可撓性シール部材を封止面から剥離する過程を示すトナー補給容器の底部の縦断面図及び該トナー補給容器の底面図である。 容器本体の底部開口及び口金部材の開口部を全開した状態を示すトナー補給容器の底部の縦断面図及び該トナー補給容器の底面図である。
符号の説明
1 容器本体
1B 底部開口(補給口)
1C リング状の溝部
2 口金部材
2A 開口部
2B,2K 封止面
2E リング状の突起条部
2F,2L 尖突部
2G 突起壁部
2H 切り欠き部
2J 傾斜面部
3 キャップ部材
4 可撓性シール部材(封止部材)
5 スライド蓋(可動蓋)
6 接着剤

Claims (1)

  1. トナーを収容する容器本体と、該容器本体の補給口周縁の封止面に接着され前記補給口を密封する可撓性の封止部材とから成るトナー補給容器において、
    前記トナー補給容器の前記補給口を下にしたとき、前記補給口の上方に、前記補給口の内周壁面も内方に張り出した傾斜面部を有する部位を設けたことを特徴とするトナー補給容器。
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