JP2007232664A - ギアードモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】マグネットと磁気センサとの距離変動による検出信号への影響を受け難く、原点位置出し制御が容易で、従来の外形寸法と同じにするギアードモータを得る。
【解決手段】ギアードモータ本体1と、この出力軸6に固定された磁性体で形成された最終の変速歯車7と、この最終の変速歯車の側面に吸着状態で取付けることができる、外周部の一部に切り欠部が形成されたマグネット10と、このマグネットの切り欠部に入って、該マグネットの位置決めをするとともに、該切り欠部の端部に急峻な磁束線が生じるように、最終の変速歯車に一体形成されたセンサ片8と、マグネットを覆い出力軸が外方へ突出するようにギアーボックスに取付けられたマグネットの切り欠部の端部に生じる急峻な磁束線を検出する磁気センサ13とでギアードモータを構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は位置検出装置を取付けたギアードモータに関する。
従来のギアードモータの位置検出には磁気センサを使用している。
このため、アキシャル方向に着磁された2極磁石のS極磁界(またはN極磁界)の強弱に対して、ON、OFFの動作を行なうセンシング方法ではマグネットと磁気センサの距離変動による検出信号への影響が大きく、精度のよいセンシングは困難であるという欠点があった。
特になし
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、マグネットと磁気センサとの距離変動による検出信号への影響を受け難く、正確に検出することができるとともに、モータの基準励磁相とセンサ信号のANDにより、原点位置出し制御が容易で、従来のギアードモータの外形寸法と同じにすることができるギアードモータを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明はギアードモータ本体と、このギアードモータ本体のギアーボックスより外方へ突出する出力軸と、この出力軸の前記ギアーボックス内に位置する部位に固定された磁性体で形成された最終の変速歯車と、この最終の変速歯車の側面に吸着状態で取付けることができる、外周部の一部に切り欠部が形成されたマグネットと、このマグネットの切り欠部に入って、該マグネットの位置決めをするとともに、該切り欠部の端部に急峻な磁束線が生じるように、前記最終の変速歯車に一体形成されたセンサ片と、前記マグネットを覆い、前記出力軸が外方へ突出するように前記ギアーボックスに取付けられた、前記マグネットの切り欠部の端部に生じる急峻な磁束線を検出する磁気センサとでギアードモータを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)ギアードモータ本体と、このギアードモータ本体のギアーボックスより外方へ突出する出力軸と、この出力軸の前記ギアーボックス内に位置する部位に固定された磁性体で形成された最終の変速歯車と、この最終の変速歯車の側面に吸着状態で取付けることができる、外周部の一部に切り欠部が形成されたマグネットと、このマグネットの切り欠部に入って、該マグネットの位置決めをするとともに、該切り欠部の端部に急峻な磁束線が生じるように、前記最終の変速歯車に一体形成されたセンサ片と、前記マグネットを覆い、前記出力軸が外方へ突出するように前記ギアーボックスに取付けられた、前記マグネットの切り欠部の端部に生じる急峻な磁束線を検出する磁気センサとで構成されているので、マグネットと磁気センサとの距離変動が生じても、急峻な磁束線を磁気センサで検出するため、正確に検出することができる。
(2)前記(1)によって、モータに内蔵されている歯車の位置を基準励磁相に合わせて組み込むことにより、モータの基準励磁相とセンサ信号のANDにより原点位置出し制御が容易にできる。
(3)前記(1)により、磁気センサをギアーボックス内に取付けることにより、従来のギアードモータと同様な外形寸法にすることができる。
(4)前記(1)により、最終の変速歯車とマグネットとの組み付けが、最終の変速歯車のセンサ片とマグネットの切り欠部との嵌合でよいので、容易にかつ正確な位置合わせ状態で行なうことができる。
(5)請求項2も前記(1) 〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図8に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は位置検出を行なうことができる本発明のギアードモータで、このギアードモータ1はギアードモータ本体2と、このギアードモータ本体2の駆動軸3が突出する部位を覆うように、該ギアードモータ本体2のケース4に取付けられたギアーボックス5と、このギアーボックス5内に位置する駆動軸3とは異なる偏心位置に配置された、該ギアーボックス5より外方へ突出する部位6aおよび最終の変速歯車取付部位6bがD字状に形成された出力軸6と、前記ギアーボックス5内に位置する前記出力軸6の最終の変速歯車取付部位に位置決め状態で取付けられる磁性体で形成され、先端部側の軸孔が円形状で、後端部側がD字状で、直線部に爪片7aが形成された最終の変速歯車7と、この最終の変速歯車7の外側面の外周部寄りの部位に外方へ突出するように一体形成された扇状のセンサ片8と、前記最終の変速歯車7の外側面と吸着状態で、前記出力軸6に取付けられる外周部に前記センサ片8が嵌合する切り欠部9が形成されたマグネット10と、前記ギアーボックス5の外側面に取付けられた基盤11と、この基盤11の前記センサ片8部位で生じる急峻な磁束波形12を検出できる部位に取付けられたホールIC等の磁気センサ13と、前記駆動軸3の駆動を前記出力軸6の最終の変速歯車7に伝達する複数個の変速歯車14、14A、14B、14C、14Dとで構成されている。
上記構成のギアードモータ1は複数個の変速歯車14、14A、14B、14C、14Dおよび最終の変速歯車7の位置を基準励磁相に合わせて組み込むことにより、基準励磁相とセンサ信号のANDによる出力軸6の原点位置出し制御が可能となる。
このように組み立てられたギアードモータ1はギアードモータ本体2の駆動軸3の回転が複数個の変速歯車14、14A、14B、14C、14D、7を介して出力軸6に伝わって回転する。
この出力軸6が回転する最終の変速歯車7の回転によりマグネット10も一体的に回転し、マグネット10の切り欠部9に挿入されている最終の変速歯車7と一体成形されたセンサ片8間に生じる急峻な磁束波形12部分がホールICを用いた磁気センサ13が位置する部位を通過することにより、センサ片8と磁気センサ13との間の寸法誤差が生じても、出力軸6の位置を確実に検出することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図9ないし図14に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9ないし図11に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、最終の変速歯車7Aに台形状のセンサ片8Aを一体成形するとともに、該センサ片8Aが嵌合される切り欠部9Aを形成したマグネット10Aを用いた点で、このように構成したマグネット10Aと最終の変速歯車7Aとを用いて構成したギアードモータ1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図12ないし図14に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、磁気センサ13が取付けられた基盤11をギアーボックス5Aの外側壁5aの内壁面に取付けた点で、このように構成したギアードモータ1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明はギアードモータを製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の一部破断正面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の左側面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の出力軸の説明図。 図3の4−4線に沿う断面図。 図3の5−5線に沿う断面図。 マグネットが取付けられた最終の変速歯車の正面図。 図6の7−7線に沿う断面図。 センサ片間に生じる急峻な磁束波形の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の一部破断正面図。 マグネットが取付けられた最終の変速歯車の正面図。 図10の11−11線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の一部破断正面図。 図12の13−13線に沿う断面図。 磁気センサを取付けたギアーボックスの説明図。
符号の説明
1、1A、1B:ギアードモータ、
2:ギアードモータ本体、 3:駆動軸、
4:ケース、 5、5A:ギアーボックス、
6:出力軸、 7、7A:最終の変速歯車、
8、8A:センサ片、 9、9A:切り欠部、
10、10A:マグネット、 11:基盤、
12:急峻な磁束波形、 13:磁気センサ、
14、14A、14B、14C、14D:変速歯車。

Claims (2)

  1. ギアードモータ本体と、このギアードモータ本体のギアーボックスより外方へ突出する出力軸と、この出力軸の前記ギアーボックス内に位置する部位に固定された磁性体で形成された最終の変速歯車と、この最終の変速歯車の側面に吸着状態で取付けることができる、外周部の一部に切り欠部が形成されたマグネットと、このマグネットの切り欠部に入って、該マグネットの位置決めをするとともに、該切り欠部の端部に急峻な磁束線が生じるように、前記最終の変速歯車に一体形成されたセンサ片と、前記マグネットを覆い、前記出力軸が外方へ突出するように前記ギアーボックスに取付けられた、前記マグネットの切り欠部の端部に生じる急峻な磁束線を検出する磁気センサとからなることを特徴とするギアードモータ。
  2. マグネットに形成された切り欠部は弧状あるいは台形状で、最終の変速歯車に一体成形されたセンサ片は隙間なく嵌合する弧状あるいは台形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のギアードモータ。
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