JP2007232293A - 出口ダンパ付き換気扇用シロッコファン - Google Patents
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Abstract
【課題】
ダクト接続管入口下部角隅の位置に発生する渦損の発生を有効的に抑止し、運転停止時には気流の逆流を閉止するダンパ板を設ける出口ダンパ付き換気扇用シロッコファンを提供する。
【解決手段】
シロッコファンの排気口にディフューザ機能を持つダンパ板を設けることによりダクト接続管の入口角隅の位置に渦損の発生を抑止し、運転停止時に外気の逆流が防止できる出口ダンパ付き換気扇用シロッコファンを提供する。
【選択図】図2
ダクト接続管入口下部角隅の位置に発生する渦損の発生を有効的に抑止し、運転停止時には気流の逆流を閉止するダンパ板を設ける出口ダンパ付き換気扇用シロッコファンを提供する。
【解決手段】
シロッコファンの排気口にディフューザ機能を持つダンパ板を設けることによりダクト接続管の入口角隅の位置に渦損の発生を抑止し、運転停止時に外気の逆流が防止できる出口ダンパ付き換気扇用シロッコファンを提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、住宅など室内換気を目的とする換気扇に装置されるシロッコファンに関する。
従来の出口ダンパ付きシロッコファンの構造として、図1に示すようなものがあり、参照しながら説明する。
本体5の外部上方にモータ6設置されている。モータ6の回転軸に多数の羽根を環状に配設する羽根車7が固定され、モータ6と羽根車7からシロッコファンを構成する。シロッコファンの下方に吸気口4が開口している。
本体5の側面にシロッコファン排気口2が開口し、そこに気流断面積が拡大させる(羽根車から吹き出された空気の速度を低下させることにより圧力上昇を図るため)ダクト接続管3が取り付けられている。ダクト接続管3の末端に外気侵入を防ぐための自重閉止又は、コイルバネ付きダンパ板1を設けている。
本体5の外部上方にモータ6設置されている。モータ6の回転軸に多数の羽根を環状に配設する羽根車7が固定され、モータ6と羽根車7からシロッコファンを構成する。シロッコファンの下方に吸気口4が開口している。
本体5の側面にシロッコファン排気口2が開口し、そこに気流断面積が拡大させる(羽根車から吹き出された空気の速度を低下させることにより圧力上昇を図るため)ダクト接続管3が取り付けられている。ダクト接続管3の末端に外気侵入を防ぐための自重閉止又は、コイルバネ付きダンパ板1を設けている。
しかしながら、従来の換気扇用シロッコファンの技術では、シロッコファン排気口より排気する気流の速度を下げるため、上記排気口に取り付けているダクト接続管は急拡大した形状になり、結果として流れの境界層が剥離し、ダクト接続管入口下部角隅の位置に渦が発生し、渦損失を引き起こすという問題が生じる。
そこで、本発明は上記問題の解決を目的とし、ダクト接続管入口下部角隅の位置に発生する渦損の発生を有効的に抑止し、運転停止時には気流の逆流を閉止するダンパ板を設ける出口ダンパ付き換気扇用シロッコファンを提供する。
そこで、本発明は上記問題の解決を目的とし、ダクト接続管入口下部角隅の位置に発生する渦損の発生を有効的に抑止し、運転停止時には気流の逆流を閉止するダンパ板を設ける出口ダンパ付き換気扇用シロッコファンを提供する。
請求項1記載の発明については、シロッコファンとシロッコファンの排気口に設ける運転時換気流流動渦損が抑止できるダンパ板とを装置したことを特徴とするものである。この発明によれば、ダンパ板がシロッコファンの排気口に装着されたため、構造上流れの剥離を防ぐ変流板としてディフューザ機能を持たせ、従来の技術におけるダクト接続管入口下部の角隅の位置に渦損を発生する現象を有効的に抑止し送風性能を向上させる換気扇用シロッコファンを提供することができる。
また、ダンパ板は上記排気口に設けるため、ダクト接続管の構造が簡単となる。
ダンパ板は、コイルバネ付きとすることにより、シロッコファンの吸込口が下方の場合でも、運転停止時に流路を閉止できる。設置方向により、コイルバネを使用せず、自重で閉止するダンパ板としても良い。
また、ダンパ板は上記排気口に設けるため、ダクト接続管の構造が簡単となる。
ダンパ板は、コイルバネ付きとすることにより、シロッコファンの吸込口が下方の場合でも、運転停止時に流路を閉止できる。設置方向により、コイルバネを使用せず、自重で閉止するダンパ板としても良い。
ダンパ板はシロッコファンの排気口に装着された構成を実施することで、運転時は、開放位置になっているダンパ板は構造上流れの剥離を防ぐための変流板をとして渦損発生が抑止でき、送風性能を向上させる。運転停止時では、ダンパ板に装着されるコイルバネの機械力か自重により通風路を閉鎖し外気の侵入を防止できる。また、従来のダクト接続管の中にダンパ板を装着する構成に較べ、ダクト接続管の構造を容易にできる。
以下、この発明を図示の実施形態により詳しく説明する。
図2は、本発明の実施形態としての換気扇用シロッコファンの構造を示す概略図である。
ダンパ板1は、図中実線で運転状態を示し、点線で運転停止状態を示す。
本発明においてダンパ板1は、シロッコファンの排気口2に設置されている(従来ダクト接続管3の端末に装着)。まず、図2を参照しながら、換気扇を運転している場合の実態を説明する。運転時、シロッコファン排気口2からの排気気流により、ダンパ板1が押され、閉止状態からに開放状態になっている。この開放位置のダンパ1は構造上、流れの剥離を防ぐための変流板とし、シロッコファン排気口2とダクト接続管3との間は漸次拡大構造となる。従って、従来、断面の急拡大によりダクト接続管3の入口下部角隅の位置に渦が発生して渦損を引き起こす現象が抑止され、送風性能を向上させることができる。
次は、換気扇を運転停止している場合の実態を説明する。ダンパ板1は自身の回転軸の中央にねじりコイルバネを装着されているかシロッコファンの取付状態によっては自重閉式の構造をとる。ねじりコイルバネの場合は、機械的な復元力の働きで、自重閉止式の場合は、重力によりダンパ板1が受け面とする上記排気口2の縁まで押し上げられ、(図中点線の状態)通風路は閉鎖状態になってそのまま保持される。そのため、外部空気の逆流が防止される。
図2は、本発明の実施形態としての換気扇用シロッコファンの構造を示す概略図である。
ダンパ板1は、図中実線で運転状態を示し、点線で運転停止状態を示す。
本発明においてダンパ板1は、シロッコファンの排気口2に設置されている(従来ダクト接続管3の端末に装着)。まず、図2を参照しながら、換気扇を運転している場合の実態を説明する。運転時、シロッコファン排気口2からの排気気流により、ダンパ板1が押され、閉止状態からに開放状態になっている。この開放位置のダンパ1は構造上、流れの剥離を防ぐための変流板とし、シロッコファン排気口2とダクト接続管3との間は漸次拡大構造となる。従って、従来、断面の急拡大によりダクト接続管3の入口下部角隅の位置に渦が発生して渦損を引き起こす現象が抑止され、送風性能を向上させることができる。
次は、換気扇を運転停止している場合の実態を説明する。ダンパ板1は自身の回転軸の中央にねじりコイルバネを装着されているかシロッコファンの取付状態によっては自重閉式の構造をとる。ねじりコイルバネの場合は、機械的な復元力の働きで、自重閉止式の場合は、重力によりダンパ板1が受け面とする上記排気口2の縁まで押し上げられ、(図中点線の状態)通風路は閉鎖状態になってそのまま保持される。そのため、外部空気の逆流が防止される。
1 ダンパ板
2 排気口
3 ダクト接続管
4 吸気口
5 本体
6 モータ
7 羽根車
2 排気口
3 ダクト接続管
4 吸気口
5 本体
6 モータ
7 羽根車
Claims (1)
- 排気口に設け、運転時に流動渦損が抑止でき、運転停止時に気流の逆流を防止できるダンパ板を、装置したことを特徴とする出口ダンパ付き換気扇用シロッコファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055723A JP2007232293A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 出口ダンパ付き換気扇用シロッコファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055723A JP2007232293A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 出口ダンパ付き換気扇用シロッコファン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007232293A true JP2007232293A (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=38553060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006055723A Pending JP2007232293A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 出口ダンパ付き換気扇用シロッコファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007232293A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101673869B1 (ko) * | 2015-12-31 | 2016-11-08 | (주)센도리 | 여닫이식 댐퍼 송풍장치 |
KR102118622B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2020-06-03 | 서진공조(주) | 바닥형 공기순환기 |
KR102118621B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2020-06-26 | 서진공조(주) | 바닥형 공기순환기 |
-
2006
- 2006-03-02 JP JP2006055723A patent/JP2007232293A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101673869B1 (ko) * | 2015-12-31 | 2016-11-08 | (주)센도리 | 여닫이식 댐퍼 송풍장치 |
KR102118622B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2020-06-03 | 서진공조(주) | 바닥형 공기순환기 |
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